私的良スレ書庫
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元スレ八幡「やはり俺の嗜虐心は間違っている」結衣「しがくしん?」
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小町「へ、へぇ~、お兄ちゃんって私以外の写真持ってるんだぁ、ポイントひくーい」ムスッ
あの小町がこんな雌豚のような嫉妬に満ちた表情をするなんて。
俺の性癖のために少しずつ壊されていく小町を見ていると、俺は彼女を一生かけて面倒見ようとさえ思える。
八幡「ああ、だから気にすんな」
あくまでそっけなく。小町には興味ないよと言わんばかりに。
小町「ち、ちなみに誰なのかなぁ~。エッチな女優さん?」
こっちに来て確かめれば良いのに、どこかでまだ自分の写真を見ていると信じたいのだろう。
八幡「ん? 今日来てただろ、あいつの」
小町「ふぇ!?」ガタッ
驚くことじゃねぇだろ。さっきまで俺と三浦が絡みあってたの見てたくせに。
八幡「なぁ、オナニーしていいか?」
許可をとるまでもなく、俺は下半身をあらわにする。小町の匂いで俺のエクスカリバーは最強状態だ。
小町「だ、だめだよっ///」
ブンブンと両手を振って止めてくる小町。その心を問いたいところだが……いま大事なのはそれじゃない。
八幡「そうか、悪かったな」ムクッ
下半身を露出したまま、俺は自分の部屋へ帰る振りをする。
小町はしまった、という顔をして慌てて口を開く。
小町「あ、う、ううんっ、ここでしても良いよ!」
オナニーを自分の部屋で許可する妹なんて、この世界に小町くらいじゃないのか?
八幡「そうか、んじゃ遠慮なく」
と、俺は下半身に手を当てる。まぁ、本当にする訳じゃないので、どちらかというと左手は添えるだけでスマホを見る方に集中した。
小町「………」
そして、やはり獲物は何度も罠に引っ掛かる。
小町「さ、さっきから見てるのも、三浦って人?」
オナニー中に話しかけるなんてオナニストの風上にもおけないな。後で手とり足とり教えてやろう……女性のオナニーってどうやるんだ。
八幡「優美子……」ハァハァ
俺が名前を呼んだ瞬間、小町の表情がこわばった。
どうやら本当の小町はかなり嫉妬深いらしい。今後の活動のためにも、今ここでお兄ちゃんには逆らえないことを教え込んでおかないと。
小町「やっぱ、ダメっ! 許可できない!」バッ
予想通りスマホを抑えに来る小町。
俺は、驚いた振りをして小町に画面が見えるように体勢を変える。
小町「あっ///」
そう、現在の画面は“小町のオナニーシーン”である。
小町「にゃ、にゃめぇええ!」ガバッ///
その行動に下心はないのか、と問いただしたいところだが、いましたいのはセックスではない。屈服だ。
小町が俺に対して完全な敗北を認めること。
そして、ただ単純な男女愛だけでなく、こういう刺激に対しても快感を覚えることを教え込むこと。
俺は小町を無視して画面を三浦に変える。
小町「……あ///」
母親と自分以外の女性の秘部に頬を染める小町。それもそうだろう、優美子の下半身は小町と違って、綺麗に整えられていたからだ。俺はパイパンだと思っていたが。
八幡「……んで、どうすれば良いんだ? やめればいいのか?」
俺は小町の乳首をいじりたい衝動に駆られたが、必死に我慢した。小町は複雑そうな顔で答える。
小町「あの……うーん、と。……この人のでするのはダメ…かなぁ///」エヘヘ
やはり天使。
今すぐ抱きしめて、俺の中の子孫繁栄本能をぶちかましてやりたいところだが、それは前述したとおり俺の生き方を否定する行為だ。
だから俺は、徹底的に小町を苛めぬくのである。
八幡「ふーん、でも俺あと小町の写真しかないんだけど?」
小町の【自主規制】が映った写真しか、と付け加える。
小町の顔が嬉しいやら哀しいやら怒ってるやらよく分からん絶妙な表情になる。すごいそそる。
小町「……しかた…ないから…いいよ///」
八幡「あ?」
小町「仕方ないから! 小町の写真でしていいよ!!」ハァハァ///
どうやら、小町と俺のプレイは相当相性が良いらしい。とことん思い通りに動いてくれる。対極に位置するのがあの忌々しい冷徹女だ。
嫌なことを思い出した。忘れよう。
八幡「俺、別に仕方なくでやりたくないんだけど?」
小町「あう……」
ダメだ。あいつのことを思い出すとまた尖ってしまう。
暴れる俺の怒りを抑えながら、小町に対して口を開く。
八幡「じゃ、帰るわ」
もちろん帰れないことは分かっている。
小町が俺を抱きしめて離さなかった。
小町「やだ」
まったく、可愛い天使さんだこと。
八幡「んじゃ、どうしろと」
小町「な、無しで良いじゃん」
八幡「俺そんな妄想力ねーし」
あるけど、妄想界の総合商社並みにあるけど。
小町「じゃあ……ごにょごにょ///」
あ、こいつはっきりとごにょごにょって言いやがった。計算して天然になれるタイプだっ。
八幡「はっきり言ってくんねーと」
小町「……使って///」
八幡「え、なんだって?」
小町「小町の写真を使って!」カオマッカ///
八幡「使うって何に?」
小町「あっ/////」
ほんと、性癖をオナニーで例えるなら、俺が性器で小町が右手だわ。俺の気持ち良くなる部分を本能的に分かってやがる。
八幡「はっきり言ってくれないと、分からない」
小町「あ、あうぅ……///」モジモジ
こら、俺の上でモジモジするな。おっぱいの感触で射精してしまうだろ。
小町「ひ、ひとりえ「オナニー」
小町「ふぇ!?」
八幡「それオナニーって言うんだぞ。良かったな、また一つ知識を得て」
小町「小町には必要ない知識だよっ///」
ほんと、面白い。
八幡「ほら、もう一回ちゃんと言ってくれ」
小町「……わ、私の写真で……おな…して…///」モゴモゴ
口ごもって言う方が可愛いってこと分かってんのかな。マジで魔性だわ。
八幡「私の写真ってどれのことだ。プリクラか?」
小町「違うよっ、小町のおな……っ///」ハッ
この物語で訓練された兵士たちには分かってるかもしれないが、調教には飴と鞭が必要である。
だが、俺の目的は調教ではなく征服。敵に与える飴などないのである。
もちろん、必要投資と言うモノはある。それが今から言う“ご褒美”と言う名の幻想だ。
八幡「もし小町がちゃんと言えたら……今日も愛してやる」
首筋を舐めるように呟く。小町は「ふぁぁ///」と気持ちよさそうな声をあげた。こいつ全身性感帯か?
小町「………」モジモジ///
俺は人が葛藤している時間が一番好きだ。
葛藤すると言うのは自分との妥協点を模索する行為、つまり100%以下にする行為なのだ。
例えば、試算。
自分がこれだけの行動をとればこれだけの見返りがあるという計算。
これには100%以上がある。
もちろん、葛藤より試算の方が安定して狙い通りの結果を得られるだろう。なぜなら試算の多くは希望的観測が混ざっており、ただの夢なのである。(これは思春期の恋愛話であり、社会人としての仕事上のそれの話ではない)
葛藤は人間の本心しかない。綺麗汚いは別にしても、丸裸の感情だ。
だから俺は、眉をひそめてブツブツと葛藤している小町を見て、
フル勃起するのである。まる。
翌日、気まずそうにこちらをチラチラとみてくる三浦を無視して一日を過ごすと、放課後にまたもや平塚先生に呼びだされる。
平塚「八幡、今日も部活に行くぞ」
いつの間に名前呼びを許可したんですかねぇ。
八幡「性の部活動ですか?」
平塚「……は、はぁ!? ななな、何言ってるんだお前っ」アセアセ
……ん?
なんだこの違和感。
今までなら顔を赤くして慌ててる所なのに、なんでただ単に慌ててるんだ。
まぁ、この人も大人だし、色んな経験を積んできたんだろう。
俺はこんな重要な出来事を歯牙にもかけず、これからの事ばかり考えてたのである。
いつだってあいつのことを考えると行動を間違えるのだ。
平塚「雪ノ下ーいるかー」
雪乃「先生、入る前にノックをしてくださ―――」
目が合う。
雪ノ下雪乃と目が合うと、今までに経験したことのない感情が押し寄せてくる。
八幡「………」
雪乃「誰かと思えば、負け犬じゃない」
ぐっ……こいつ…。
平塚「負け犬?」
八幡「こっちの話です」
雪乃「分かりました。彼の入部を認めます」
八幡「はぁ? 誰がいつ―――」
俺は言葉を失った。
目の前の人生最大の壁、敵、悪魔が笑っていたからではない。
教室に入る爽やかな風が彼女の髪をかきわけ、隙間からのぞく澄んだ瞳が俺の心に突き刺さったからではない。
雪ノ下雪乃が笑っていたという事実。
このタイミングで笑うと言うことは、負け犬だと罵った上で入部を認めると言うことは、
―――俺に対して勝利宣言をしたということである。
八幡「……よろしくお願いします」
認めよう。
俺は事実を事実として客観的にとらえられる人間だ。
お前が俺の中に巣食う“本質”を見抜き、把握し、鮮やかに一蹴した。
俺はお前に負けたんだ雪ノ下雪乃。
雪乃「あら、死んだ魚のような目をしていると思っていたのだけれど、どうやら“本当に死んだ”みたいね」
ぐっ……。
完全降伏状態の俺をなおも殺しにかかるか雪ノ下雪乃。
だが、今は受け入れよう。
その全てを。
だが、それは俺の中で一切消化しない。
心の中に溜めこんで溜めこんで、いつかそっくりそのまま返してやる。
八幡「それで、これは何の部活なんだ?」
雪乃「あなたが一生人に与えないことをする部活よ」
やはり、間違ってもこの女と心を通わせることはない。
認めよう。
俺は事実を事実として客観的にとらえられる人間だ。
お前が俺の中に巣食う“本質”を見抜き、把握し、鮮やかに一蹴した。
俺はお前に負けたんだ雪ノ下雪乃。
雪乃「あら、死んだ魚のような目をしていると思っていたのだけれど、どうやら“本当に死んだ”みたいね」
ぐっ……。
完全降伏状態の俺をなおも殺しにかかるか雪ノ下雪乃。
だが、今は受け入れよう。
その全てを。
だが、それは俺の中で一切消化しない。
心の中に溜めこんで溜めこんで、いつかそっくりそのまま返してやる。
八幡「それで、これは何の部活なんだ?」
雪乃「あなたが一生人に与えないことをする部活よ」
やはり、間違ってもこの女と心を通わせることはない。
八幡「ご奉仕部……って、なんじゃそりゃ」
雪乃「あら、どうせあなたがいくら考えたって世の中のシステムのことなんて何一つ分からないんだからさっさと聞けばいいじゃい」
八幡「ぐっ……お前…」
平塚(なんかちょっと仲良いのがムカつくが)
平塚「それじゃあ、私は行くから後は頼むぞ」
雪乃「はい」
八幡「………」
ご奉仕部ってなんだ……。
ボランティア部とは違うのか……?
想像してみる。
ご奉仕という言葉を言うのは、たった一つ。
メイドが「ご奉仕するニャン♪」と言うときである。
八幡「まさか、お前……学校にメイド喫茶を…?」
雪乃「あなた……101回死んで100回生まれ変わった方が良いんじゃないかしら」
八幡「おい、それ俺死んでるじゃねぇか」
雪乃「あら、算数くらいはできるのね」
八幡「………」
八幡「ご奉仕なんてメイドくらいしかいわねーだろ。しかも二次元に限る」
雪乃「二次元に限るのはあなたの変態的行動だけよ」
八幡「くそっ、否定できない」
雪乃「否定しなさいよ、名前を言ってはいけないあの人より危険よ」
八幡「……エリートってことか」
雪乃「隔離するしかないってことよ」
八幡「………」
雪乃「ご奉仕部はご奉仕部よ。それ以外に何があるの」
八幡「ここ以外にご奉仕部なんてねーよ」
雪乃「あら、あなた世界全国の部活動を調べて回ったのかしら」
八幡「常識的に考えれば分かるだろうが……」
雪乃「……あなたに常識を語られたくないのだけど」
八幡「………」
あれ、何これ。
レベル1の状態で魔王と戦わされて、しかも毎ターンザオリクかけられるような……。
雪乃「不毛な会話を続ける意味はないから説明するわ」
八幡「さっさとしとけよ」
雪乃「ご奉仕部とは……」
雪乃「ご奉仕する部活よ」キリッ
八幡「だから分かんねーよバカ」パシンッ
八幡「あ……」
しまった。
頭を叩いてしまった。
呆気にとられた雪ノ下がこちらを見つめてくる。
八幡「……そ、その…」
何ていう。
謝罪か。土下座か。今すぐ逃げるか。
だが、雪ノ下の反応はやはり俺の理解の枠組みを超えていた。
雪乃「………///」ポーッ
背中の穴と言う穴から汗がわき出す。
やばいやばいやばい、なんだこれ、なんだこれ、何が起きたんだ!?
俺の中の危険警報がどんどん大きくなっていく。
八幡「ゆ、雪ノ下……?」ドキドキドキ
雪乃「………」
雪乃「ふふ……ふふふ、よくぞ見抜いたわね比企谷君」
八幡「いや、その……な、何も見抜いて―――」
雪乃「私はドMよ」
八幡「」
悪夢だった。
自分にドSのMだからこそ、最高のご主人を手に入れるために素質ある八幡をあえて叩きのめし成長させていたのか?
ドMならば自分のされたい事を避ければSの望んだ反応から逃れることができるし
ドMならば自分のされたい事を避ければSの望んだ反応から逃れることができるし
例えよう。
俺の趣味が狩りだっとする。
長年培った経験と知識で、今回の獲物は虎を狩ることにした。
予約の日は三日後の朝だ。
俺は今まで訓練した射撃技術、気配を悟られないための息遣い、生き物殺すための度胸、その全てにおいて条件を満たしていると自負していた。
毎晩想像した。
虎は素早い。正面から撃っても気配を悟られたら避けられるかもしれない。
やはり側面を狙うべきだ。
だが、やはり狩りを楽しむなら頭を狙いたい。
そうこう考えてるうちにあっという間に狩りの朝だ。
うん、天候にも恵まれ、絶好の狩り日和だ。
俺は、自前の猟銃を持って、車へと乗り込む。
すると、今回のツアーを仕切ってくれている男性が俺を呼びとめる。
「車なんて必要ないよ。はい」
目の前にいたのは虎。
殺されたがりの、虎。
雪乃「ご奉仕部とは、人が嫌がるような仕事を無理やりさせられる部活よ」
八幡「うっせーブス」バシッ
雪乃「んっ/// な、なかなかやるじゃない///」ハァハァ
男子生徒が夢にまで見た雪ノ下雪乃のエロい顔。
それを見ている俺は全く持って不幸だった。
俺は、目の前で腰を振っている雌豚に餌を与えることに喜びを感じたりはしない。
八幡「まぁいいや。それで、今までに受けた依頼は?」
雪乃「掃除当番の代わりだったり、書類作成だったり、トイレ掃除だったり、不良の呼び出しを代わりに行くことだったりいろいろよ」
八幡「おまっ、最後のだけ次元がちげーだろ」
雪乃「そう? 彼らに乱暴されるとドキドキしたわ」ハァハァ///
八幡(こいつ……生粋のMだ)
雪乃「結局、私が怖気づいて黙っていると、何故か皆去っていったわ」
八幡「そりゃ、普段のお前は怒ってるようで怖いからな」
雪乃「もっと罵って……」ハァハァ///
八幡「断る!!」
雪乃「ぁあん/// ご放置部///」
八幡(お、俺はこんな奴に脅威を感じたり、復讐を誓ったりしていたのかぁああ!)
結局、俺は自分の造った雪乃像に敗れ、本物の雪乃に粉々にされたのである。
八幡「………」カシャカシャ
雪乃「はぁはぁ……さ、流石は変態会の王子様ね。こんな教室でパンツをずらさせた上に性器を写真に残すなんて」ハァハァ///
八幡「は? 別にお前の写真なんてすぐ消すつーの」バシッ
雪乃「ひぐっ/// ふ、太もも!?///」ビクンッ
八幡(悔しいが小町とはまた別の意味で相性が良い。こいつの喜ぶことを俺は分かってしまう……)
八幡「後ろを向いて壁に両手をあてろ」
雪乃「……は、はぃ…///」スッ
雪乃(も、もしかしてこんな所で私は犯されちゃうのかしら。生で彼の白濁を受け止めて、受精に喜びを感じちゃうのかしらっ///)ハァハァ
八幡「スカートをたくしあげて、ケツをこっちに向けろ」
雪乃「んっ///」クイッ///
八幡「………」カシャカシャ
八幡(おいおい、垂れてきてるじゃねぇか)
雪乃「ど……うしたの/// ま……た、放置プレイなのかしら…///」ハァハァ
八幡「だってさぁ、
さっきから沢山の男がお前のケツ見て抜いてるぞ?」
雪乃「!?」ビクンッ///
これで分かる。
雪ノ下雪乃が生粋のマゾヒストなのかどうか。
もしここで「いやぁ!!」とスカートを隠したのなら、こいつは偽マゾヒストだ。羞恥に快感を覚えないクズだ。
俺の予想では本物のマゾヒストなら、何人いるのか、これ以上何もしないのかなど先を期待させるような言葉を吐くはずだ。
しかし、いつだって俺の予想は間違うのである。
ああ、こいつは本物だ。
俺は確信する。
雪ノ下雪乃は生粋のマゾだ。
将来確実にAV女優になるくらいの変態だ。
沢山の男が自分のケツを見ているのに、小便するだと!? まぁ実際にはいないんだけど。
小学生のころに無理やり性器を見られたことのある俺ですら引くわ。いやマジで。
雪乃「い、良いかしら」ハァハァ///
八幡「………」
考えろ八幡。
こいつが生粋のマゾヒストであることは分かった。
じゃあ俺は?
俺は自分でドSだと思ったことはないし、今までやってきたプレイもサドとは違う。
だが、ここであいつに対して引いたままというのは、いささか失礼な気がする。
俺は俺のことを変態だと自覚しているし、これからもその道を歩み続ける。小町のような理解者を得たし、責め手はこれからも道具を見つけて行くだろう。
しかし、雪ノ下雪乃にそれはいない。
彼女のクールさが、神々しさが、天から授かった才能がそれを引き離す。
とても寂しい奴だ、俺は自分事を棚に上げてそう思った。
だから、正々堂々真っすぐと、雪ノ下雪乃と戦うことにする。
八幡「さっさとしろよ、途中で飲むからな」
雪乃「!!」ゾクゾクゾクゥ///
たらり。
黄色い液体が雪ノ下の白い太ももを伝って流れ始めた。
普通、SMプレイと言えばおしっこをかける側がSでかけられる側がMであると思うだろう。
だが考えて欲しい。自分がその立場だったら?
飲む方は飲み物が汚水であると言うこと以外何も変わらない。
飲ませる方は下半身を丸出しにして、自分の汚水を見られ、飲まれる。
飲む方が自発的な場合、往々にして立場は逆転するのである。
雪乃「あふぅ……ん///」
八幡「………」
なんて、飲むはずがないだろう。俺にそういう趣味はない。
じんわり液体が床に広がっていく。雪ノ下の匂いが広がり、自然と下半身が膨らむ。
俺は雪ノ下の髪の毛を乱暴に掴むと、こちらへ引き寄せた。
雪乃「んっ///」
八幡「……教室で小便するなんて、きたねー女」ボソッ
最後に左耳を強めに噛む。
雪ノ下が後ろ手に俺の服を掴んだ。もしかしてこいつイッてねーか?
八幡「それそのまま放置な」
雪乃「舐めろとは言わないのね」ハァハァ///
八幡「いつでもお前の欲しいモノが貰えると思うな」
雪乃「はぁはぁ……/// あなた、やっぱり変態ね……///」
それは、おそらく俺が雪ノ下の性器を目の前にしながら何もしないことを指しているんだろう。
確かにお前は魅力的な肉体を持っている。顔も最高クラスだし、スタイルも良い。胸が小ぶりなのは残念だが、その分揉みがいのありそうな尻でカバーしている。
だが、俺は絶対にこいつに手を出したりしない。今は。
雪ノ下雪乃の身体に触れる時、
それは、雪ノ下雪乃が比企谷八幡に心から屈服した時である。
このまま行くとまずい方向になるので、最近妹の様子がちょっとおかしいんだがを見て落ち着いてきます。
では!
では!
その日、雪ノ下雪乃と通じ合ったようで、すれ違った日。
帰り道、駅前で由比ヶ浜結衣が俺に声をかけて来た。
結衣「やっはろー、ヒッキー何してんの?」
八幡「なんだビッチか……」
結衣「ビッチ言うなしっ」
やっぱり由比ヶ浜の反応は面白くない。
反射のような単純なツッコミ。
自分勝手な解釈。
何一つとして魅力を感じない。ああ感じないな。
結衣「ふぇ!? ちょ、ちょっとヒッキー!? 近くない!?」
あ、しまった。つい小町との距離になってしまった。
八幡「あ、わりぃ間違えた」
結衣「……あ…」シュン…
ほらな。自分が寂しいからって露骨に寂しそうな顔をする。
俺はそんな単純な思考で生きてこられたことに対して腹が立つ。
八幡「それじゃ、俺行くわ」
結衣「あ、……う、うん…」
それでも、
それでも今の人間関係の中で、予測通りの人間、由比ヶ浜結衣という存在はとても安心できた。
“自分の予測は間違えること”を知っている癖に。
一方、葉山隼人は自宅にいた。
葉山「………」
茫然と、ただ壁を見つめている。
何も考えず、ただ、ただ壁を見つめている。
無数に張られた比企谷八幡の写真を、見つめている。
葉山「八幡……お前の尻…最高……」ハァハァ…
prrrr
葉山「ちっ、ビッチからか」
葉山『ん? どうした優美子』
三浦『隼人ぉ……』
葉山(ちっ、こいつ本当にベタベタしやがって)
葉山『ん、なんか元気ないね。心配だな』
三浦『……ぐすっ、聞いて…くれる?』
葉山(あー、女のクソみてーな相談受けたくねーなー)
葉山『ああ、言ってみな、優美子(爽やかボイス)』
三浦『ヒキオが頭から離れないのぉ……(甘い声)』
葉山『』ピッ
葉山「………」ガタガタ
prrrrrr
葉山「………」ガタガタ
prrrrrr
葉山「な、なんてこった(放心)」
葉山『ひ、ヒキタニ君に何かさせられたのか?』
三浦『うん……パンツ脱がされた(すっとぼけ)』
葉山『なっ!? 羨ましい!!』
三浦『ふぇ!?』
葉山『しまった!』
三浦『そ、そんな……隼人のお願いならあーし…』
葉山『………』
三浦『ねぇ聞いてる?』
葉山『ああ、それで、無理やり脱がされたのか?』
葉山(もし同意の元だったら、優美子、お前でも……)ギリッ
三浦『本当は私から脱いだし……』
葉山「」バキッ
葉山「心の底から……羨ましい…」ガクッ
翌日。
葉山(だが、きっかけはできた。これで八幡に話しかけられる……)
八幡「………」スタスタスタ
戸部「おっ、変態くーん」
八幡「………」ジトッ
戸部「ひゅーこえー」
大和「あいつ……前より迫力あるな」
葉山「………」
戸部「隼人君どしたん?」
葉山「ちょっと屋上来いよ、ヒキタニ」ゴゴゴゴゴ
海老名「ぶはっ!」
三浦「ちょっと!?」
海老名「は、はは、ハヤ×ハチが、ハヤハチが現実に……」アハ、アハハ…
三浦「………」チラッ
三浦(ヒキオ……あんたの思い通りにはいかないんだからね…)モジモジ
屋上
葉山「ヒキタニ! 俺の尻を思い切り打ってくれ!」プリンッ
八幡「死ねっ!」ドカッ
葉山「ぐはっ! 蹴りとは分かっている!!」ドサッ
葉山(だが、きっかけはできた。これで八幡に話しかけられる……)
八幡「………」スタスタスタ
戸部「おっ、変態くーん」
八幡「………」ジトッ
戸部「ひゅーこえー」
大和「あいつ……前より迫力あるな」
葉山「………」
戸部「隼人君どしたん?」
葉山「ちょっと屋上来いよ、ヒキタニ」ゴゴゴゴゴ
海老名「ぶはっ!」
三浦「ちょっと!?」
海老名「は、はは、ハヤ×ハチが、ハヤハチが現実に……」アハ、アハハ…
三浦「………」チラッ
三浦(ヒキオ……あんたの思い通りにはいかないんだからね…)モジモジ
屋上
葉山「ヒキタニ! 俺の尻を思い切り打ってくれ!」プリンッ
八幡「死ねっ!」ドカッ
葉山「ぐはっ! 蹴りとは分かっている!!」ドサッ
八幡「お前……本当に葉山隼人か?」
葉山「……くっ、君のイメージを崩してしまったならすまない、裸で詫びよう」
八幡「キモい、やめろ」
葉山「その蔑んだ目! 最高だ!!」ハァハァ
八幡(雪ノ下雪乃とは種類の違うマゾヒスト……)
葉山「……三浦」
八幡「?」
葉山「三浦優美子の下半身を見たそうだね」
八幡「あ? どうした、お前も見たかったのか?」
葉山「ふざけるな!」
八幡「っ!」ビクッ
八幡(くそっ、どうしてもこいつには本能的にビビってしまう……)
葉山「僕は見せたかったんだ! 間違えないでくれ!」
八幡「」
葉山「……くっ、君のイメージを崩してしまったならすまない、裸で詫びよう」
八幡「キモい、やめろ」
葉山「その蔑んだ目! 最高だ!!」ハァハァ
八幡(雪ノ下雪乃とは種類の違うマゾヒスト……)
葉山「……三浦」
八幡「?」
葉山「三浦優美子の下半身を見たそうだね」
八幡「あ? どうした、お前も見たかったのか?」
葉山「ふざけるな!」
八幡「っ!」ビクッ
八幡(くそっ、どうしてもこいつには本能的にビビってしまう……)
葉山「僕は見せたかったんだ! 間違えないでくれ!」
八幡「」
葉山「ヒキタニ……いや、八幡」
八幡「勝手に名前を呼ぶな」
葉山「僕は今まで君が想像もしないような恵まれた生き方をしてきた!」
八幡「あそ、興味ねーよ」
葉山「だが、そのどれもが僕の上辺だけの部分で得ることができた! 一度だって満たされたことがないんだ!」
八幡「ふーん、おめでとさん」クルッ
葉山「君は“他人を満たすことができる”」
八幡「誤解だ」スタスタスタ
八幡(本当に誤解だ。俺は自分を満たすことしか考えてねーよ)
葉山「僕は、君に出会うために生まれて来たのかもしれない」
八幡「俺はお前と一生話さないために生まれて来たのかもな」
がちゃり。
八幡「うぉおおおお! こえぇえええええ!!」ダダダダッ
八幡(なんだあいつ!? ホモか!? ホモだったのか?!)ダダダッ
三浦「………」キョロキョロ
八幡「げっ、三浦?」ダダダッ
三浦「へっ!?」
―――どんっ!
八幡「てて……」
三浦「………」モジモジ///
八幡「勝手に名前を呼ぶな」
葉山「僕は今まで君が想像もしないような恵まれた生き方をしてきた!」
八幡「あそ、興味ねーよ」
葉山「だが、そのどれもが僕の上辺だけの部分で得ることができた! 一度だって満たされたことがないんだ!」
八幡「ふーん、おめでとさん」クルッ
葉山「君は“他人を満たすことができる”」
八幡「誤解だ」スタスタスタ
八幡(本当に誤解だ。俺は自分を満たすことしか考えてねーよ)
葉山「僕は、君に出会うために生まれて来たのかもしれない」
八幡「俺はお前と一生話さないために生まれて来たのかもな」
がちゃり。
八幡「うぉおおおお! こえぇえええええ!!」ダダダダッ
八幡(なんだあいつ!? ホモか!? ホモだったのか?!)ダダダッ
三浦「………」キョロキョロ
八幡「げっ、三浦?」ダダダッ
三浦「へっ!?」
―――どんっ!
八幡「てて……」
三浦「………」モジモジ///
八幡「わりぃ、ちょっとスカート入るぞ」ガバッ
三浦「ちょっ、何するしてるし!?///」
三浦(人のスカートの中に……ぁっ、当たってるし///)モジモジ
葉山「……優美子」ハァハァ
三浦「隼人? どうしたし?」
葉山「ヒキタニ君どこへいったか分かるかな?」
三浦「……し、しらねーし///」プイッ
葉山「……そうか」チラッ
葉山(君は今……僕を必要としていないようだね…)
葉山「ちょっとトイレに……」
葉山(でもいつか、君は僕を求める)
葉山「だって僕は……君のことを愛してるからね」ボソッ
八幡(あー聞こえない聞こえないクンカクンカスーハースーハー)
三浦「んっ///」ビクッ
三浦(ひ、ヒキオっ///)
戸塚「あ、三浦さん、……って、あ、頭突っ込まれてるよ!?」ビクッ
三浦「あ」
八幡「こいつミニスカートだった……」
戸塚「あれ? 比企谷くん!?」ビクッ
八幡「と、戸塚!!」フガフガ
三浦「んっ///」ビクビク
八幡(俺の絶対領域に変態行為を見られた!!)バッ
戸塚「あ……あのね……ごめんっ!」ダッ
八幡「……さらば、俺のベストプレイス……」
三浦「つーか、あーしのこと無視すんの?」
八幡「………」
三浦「来いっ」グイッ
八幡「………」ズルズル
三浦「あ」
八幡「こいつミニスカートだった……」
戸塚「あれ? 比企谷くん!?」ビクッ
八幡「と、戸塚!!」フガフガ
三浦「んっ///」ビクビク
八幡(俺の絶対領域に変態行為を見られた!!)バッ
戸塚「あ……あのね……ごめんっ!」ダッ
八幡「……さらば、俺のベストプレイス……」
三浦「つーか、あーしのこと無視すんの?」
八幡「………」
三浦「来いっ」グイッ
八幡「………」ズルズル
最近、あまりに人間関係がごちゃごちゃしていて目的を見失いがちだが、俺の目的は『嗜虐心を満たす』ということである。
嗜虐という言葉通りではないが、俺は順調に様々な人間を屈服させ、恥辱と屈辱の目を見て来た。
それのツケが回ってきたということだろうか。
三浦「……んっ、ちゅばっ…あむっ」ジュプジュプ
八幡「………っ」クッ…
屈辱と恥辱にまみれているのは俺の方だ。
下半身を露出し、それを良いように弄ばれている。
三浦「もう絶対に許してやんねーし」シュシュッ
八幡「お、おい、それ以上は出る……」クッ
三浦「ふーん」パッ
八幡「………?」
三浦「じゃあな、ヒキオ」テクテクテク
八幡「……何だったんだ…」
それから毎日、三浦は昼休みに俺を拉致した。
その度に射精寸前で三浦は帰っていく。
俺の身体は三浦に管理されていた。
小町「ねぇお兄ちゃん、何で最近してくれないの?」
八幡「……してるじゃねぇか」
小町「これじゃあオナニーと変わんないよ!」
八幡「小町もだいぶ変態的になってきたな」
小町「だ、誰のせいだよゴミィちゃん! ポイントマイナス!」プクーッ
八幡「総ポイントは?」
小町「……無限大だよ///」モジモジ
八幡「はいはい」ナデナデ
八幡(そろそろ一段階上げるか)
俺は、三浦に弄られるようになってから、まだ一度も射精をしていない。
それは、“あの程度”の人間に負けないという決意の現れであり、俺自身が楽しんでいるということもあった。
初めてできた“敵”。
俺は三浦優美子を屈服させるために、自身の快楽を我慢する。三浦は俺を屈服させるために、自身の快楽を我慢する。
お互いがお互いの事想い、我慢し、耐える。
これが比企谷八幡の求める、理想形の一つだった。
あかん。ここからはどうしても18禁を軽く超えるレベルに発展してしまう。
と言う訳で、一旦置いて戸塚祭りへ移動します。
と言う訳で、一旦置いて戸塚祭りへ移動します。
昼休みに敵と戦って、放課後は変態の相手。
いつの間にか比企谷八幡の学生生活は三流ラノベに負けないそれになってしまった。
雪乃「……ふ、んっ/// そ、そうよっ/// 悪くないわっ///」ビクビク
一応、依頼人が来た時のために、見た目上問題がある行為は行っていない。
今日は雪ノ下が買ってきた震えるおもちゃを全身の感覚が鋭敏な場所へセロテープで張り付けただけだ。
もちろん、張り付けるのも俺の役目だったが、まさかノーブラで登校してたとは驚きだ。ノーパンの日もあるらしい。
八幡「………」ハァ…
こいつはどんなタイミングだろうと喜ぶ。
俺はこいつが喜ばないタイミングを探すが、探せば探すほど向こうにとっては予想外の刺激となり喜ばれる。
八方ふさがりとはまさにこのことだった。
雪乃「ね、ねぇ比企谷様……キスをしましょう」ハァハァ
俺はよく雪ノ下にキスをせがまれる。
八幡「ぜってー嫌だ」
世の男子全員から批判を浴びると思うが、俺は一度も雪ノ下とキスをしていない。
なぜなら、雪ノ下の快楽は“自分を汚す”ことであり、俺とキスをしたいというこはつまりそういうことなのだ。
雪乃「はぁはぁ……んっ///」ビクッ
くそっ、どんなタイミングならこいつを嫌がらせることができるんだよ。
そんな健全な学生生活とは正反対の思考をしていると、
―――ガラッ!
俺が参加して、初めての依頼人がやってきた。
戸塚「えへへ……ここがご奉仕部ですか?」ニコッ
俺のベストプレイスが、自らやってきたのだ。
ちょっと過激になり過ぎた展開を抑えるために、マケン姫とのうりんを見てきます!
後、息抜きに似たようなss書いてきます! では!
後、息抜きに似たようなss書いてきます! では!
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