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    元スレ妹「お兄ちゃん助けて・・・・・」

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    201 = 1 :

    今日は終わり

    202 :

    乙です!
    続き楽しみに待ってます!

    204 = 189 :


    ・・・全体的なヤンデレ臭は気のせいか

    205 :

    こえー

    でも楽しいてかどんどん楽しくなってきた

    続き期待してる

    206 :

    くっ……!続きを!

    207 :

    キター
    妹こわいガクブル
    というか妹は男が好きなのに男の言ったこと覚えてないんかいwwww

    208 :

    こええ・・・

    209 :

    俺は後輩派だな

    210 = 207 :

    >>209
    俺いつ書き込んだんだwwww
    妹好きだけれどこのSSは後輩だわ

    211 = 1 :

    学校

    「ごめん、一緒に帰れない」

    「えー!なんでなんで!?」

    「委員会の仕事があってさ、遅くなりそう」

    「じゃあお兄ちゃん待ってるよ」

    「いや、保護者じゃないんだからさ」

    「だってお兄ちゃんと一緒に帰りたいよ。私」

    「それよりもさ、ほら!帰って飯作ってくれよ」

    「え、えー」

    「でもぉなぁ・・・お兄ちゃんと学校帰りたいし」

    212 :

    ヤ ン デ レ し か 居 ね え !

    213 = 1 :

    「俺、妹が作った料理食べたいな」

    「・・・そうなの?」

    「うん」

    「うーん、でもー」

    「な?妹のじゃなきゃダメなんだ」

    「!」

    「そ、そう?そうかな?そうかなそうかな?」

    「おう」

    「じゃあ作る!家でお兄ちゃん待ってる!」

    「よしよし」ナデナデ

    「えへへー」ニコニコ

    214 = 1 :

    二時間後

    「ふいーやっと学校終わった・・・」

    「もう、うわ十八時か」

    後輩「遅い」

    「・・・」

    「は・・・?後輩」

    後輩「見れば分かるじゃん」

    「いや、いやいや、何で俺の学校の校門にお前が居るんだよ」

    「大体お前違う学校じゃん」

    後輩「彼氏を待ってたの!もう一々面倒くさいなぁ」

    「待ってたって・・・」

    215 = 1 :

    「そ、そっか」

    (・・・それなら普通なのかな)

    後輩「はぁ」

    後輩「全く相変わらず察しも悪いし」

    後輩「正直、男と話してるとイライラしてムカつく」

    「・・・」

    「本当に俺の彼女だよな?」

    後輩「はぁ?ボケちゃったの?」

    後輩「男ならあるかも。明日には杖付いて歩いてるんじゃない?」

    「・・・」

    216 = 1 :

    「つか今日は何か具体的な用事だったの」

    後輩「漠然と彼女が彼氏を訪ねたら悪いの?」

    「・・・」

    「ていうかどのくらい待ってた?」

    (もう部活動の生徒くらいしか居ない時間だぞ)

    後輩「「今日私の学校休みだったからお昼から待ってた」

    「お昼って何時?」

    後輩「十三時くらい」

    「は?」

    (もう五時間はたってるけど)

    217 = 1 :

    「冗談だろ?真冬だぞ?」

    後輩「私は男と違って嘘なんてついたことないし」

    後輩「別に好きな彼氏を待ってるんだから、これくらい普通だって」

    「でもさ」グイ

    後輩「!」

    (体が冷たい、嘘じゃないのか?)

    後輩「な、な、な、何?!!急に引き寄せて」

    後輩「ま、まさか・・・ダメダメ!」

    後輩「わ、わ、私だって心の準備とかしたいじゃん!」

    「・・・」

    218 = 1 :

    後輩「もう、紛らわしい事しないでよ。緊張して損した」

    後輩「で?こんなに待たせたツケは何で取ってくれるの?」

    「・・・そうだな待たせてたみたいだし、悪かったよ」

    後輩「本当だよ。あーあ、足痛い」

    「だから悪いって」

    後輩「じゃあさファミレスでも行ってご飯奢ってよ」

    「め、飯か」

    (飯は妹が・・・嫌でもとにかく暖かい所に入れないと)

    「わかった」

    219 = 1 :

    「お兄ちゃん、まだかなー」

    「今日はコロッケとーシチューとー」

    「ふふ、好きな物を全部作ってあげてー」

    「これでラブラブ!なんちゃってねーへへ」

    PRRRR

    「ん?メール?」

    「お兄ちゃんからだ。なんだろ?」

    「あ、もう終わったから家に向かってるってメールかな?」

    「どれどれ」ピッピッ

    220 = 1 :

    後輩「何かここ暑くない?」

    「お前の体が冷えてるんだよ」

    後輩「ふん。冷えさせたのは誰さ」

    「・・・悪かった」

    後輩「次やったら言う事一つ聞いてもらうからね」

    「ていうかさ、その前に連絡くれよ」

    後輩「馬鹿?」

    後輩「それじゃあロマンチックじゃないじゃん」

    後輩「好きな人を待つっていうのも楽しいもんなの」

    「・・・そうか」

    (喜んでおくべきなのか?)

    221 = 1 :

    後輩「ところで・・・さ」

    「ん?」

    後輩「それ、そのネックレス」

    「おお、これか?」

    後輩「・・うん」

    後輩「付けてるんだ」

    「お前が付けろって言ったからな」

    後輩「うん」

    後輩「私も取ってないんだ。ずっと。えへへ」

    「そ、そうか」

    222 = 1 :

    「時間も時間だな。そろそろ帰るか」

    後輩「もう?何?眠いの?」

    後輩「うっわ子供」

    「・・・わかったから行くぞ」

    「お前も明日は学校あるんだろ?」

    後輩「まぁ・・・そだけどさ」

    後輩「じゃあ家まで送っていくから」

    「は?それなら普通逆だろ」

    後輩「・・・そっか。そうだよね」

    「?」

    223 = 1 :

    後輩「ねぇ」スタスタ

    「どうした?」スタスタ

    後輩「私ね」

    後輩「私、男が好き」

    「と、唐突にどうした?」

    後輩「うん・・・何かただ言っておきたくて」

    後輩「ずっとずっと好きだったんだ」

    後輩「ずっと・・・ずっと」

    「おうそっか」

    後輩「うん。」

    224 = 1 :

    後輩「男」

    「何だ?」

    後輩「浮気とか・・・・しないよね?」

    「浮気か、考えもしなかったな」

    後輩「私、そういうの絶対に許さないから」

    後輩「絶対の絶対に」

    「はいはい」

    後輩「もう、本気で言ってるんですけど?」

    「あ、ほら付いたぞ」

    後輩「あ」

    225 = 1 :

    「何だ家に入らないのか?」

    後輩「ん・・・ん・・・」モジモジ

    後輩「ねぇ・・・・ちょっと」

    「?」

    後輩「もっと、こっち来て」

    「ほいほい」

    後輩「ん!」

    チュ

    「あ・・・」

    後輩「い、今はまだほっぺね。口には、お、男からして」

    後輩「それじゃ!!」バタン

    226 = 1 :

    「・・・後輩の奴生意気だけどあんな所もあるんだなぁ」

    「なんか意外、お、着い着いた」

    「ただいまー」

    「ってうわ!!」

    (何だ真っ暗だぞ?)

    「えっと、妹ー?って」

    (なんだこれ?シチュー?床に散らかってる)

    「まさか泥棒でも入ったんじゃ・・・・」

    「泥棒は入ってないよお兄ちゃん」

    227 = 1 :

    今日はここまで

    228 :

    ひぇっ…

    230 :

    「お兄ちゃんの心を盗んだ泥棒猫は見つけたけどね」

    231 = 228 :

    >>230
    鳥肌たったわ!www

    232 :

    俺は後輩派

    233 :

    くっそ
    気になる

    234 :

    空鍋じゃなく床にシチュー…

    兄ちゃんどいてそいつ刺せない

    235 :

    まじこえーいやホント怖い

    続き気になる、、、

    236 :

    妹怖い怖い怖い.....

    238 :

    怖すぎんよ

    240 :

    まだかな

    241 :

    続き明日
    正確には今日だけど

    244 = 239 :

    怖いけど楽しみ

    245 = 1 :

    「!」

    「い、居たのか。真っ暗で気づかなかった」

    「・・・そう」

    「・・・」

    「これどうしたんだよ?」

    「こぼしちゃったレベルじゃなくグチャグチャだぞ?」

    「まさか何かあったんじゃ」

    「お兄ちゃん」

    「何でだと思う?考えてみて?」

    「え?」

    246 = 1 :

    「あ・・・」

    (そういえば今日の料理楽しみに~とか言ったかも)

    (まさかその事で怒ってるのか?)

    「あ、あのさ!」

    「うん。なぁに?」

    「お、俺一応メールで連絡はしたんだけど、その今日はどうしても」

    「事前連絡とかそんな事はどうでもいいの」

    「・・・」

    「ねぇ」

    「お兄ちゃん。誰と食べたの?」

    247 = 1 :

    「え」

    「誰とご飯食べたの?」

    「・・・」

    「と、友達と!」

    (こんな状態の妹に言っても火に油を注ぐだけだよな)

    「・・・」

    「友達って何?」

    「学校の友達?」

    「歳は?」

    「男?女?」

    「私より好きなの?」

    248 = 1 :

    「悪かったから、落ち着けよ」

    「と、とにかく片付けようぜ?」

    「嫌だ」

    「嫌だって・・・」

    「片づける片付けない何て、そんな事どうでも良いの」

    「でも、床・・・」

    「ごまかさないで。?ごまかしたら嫌だよ?」

    「教えて?答えて?」

    「誰と食べたの?」

    「その人のことは私より好きなの?」

    249 = 1 :

    「何で好き嫌いが今関係あるんだよ」

    「質問してるのはこっちなんだけどな?お兄ちゃん」

    「う・・・」

    (もう言った方が良いのか・・・)

    「・・・」

    「もーハッキリしないなぁ!」

    「お兄ちゃん!!!!!」バン

    「な、何だよ」

    「答えてよ?答えろ」

    「私とお兄ちゃんの時間を邪魔したのは誰なの?」

    250 = 1 :

    「わかったよ、言うから落ち着けって」

    「うんうん。それでいいの」

    「それで?質問の答えは?お兄ちゃん」

    「おう、実は・・・さ」

    「ちょっと相談事うけててな」

    「相談?」

    「うん。最近彼女ができたんだけど上手くいってないって奴から」

    「・・・」

    「それでさ、あんまりにも元気ないから、ファミレス連れて行ってやったんだよ」

    「・・・ふーん」


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