元スレナルト「強くてニューゲムだってばよ!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
351 = 197 :
リー「くっ…」フラッ
リー(蓮華の反動が…)
サスケ「もういいゲジマユ、下がってろ」
サスケ「ここはもともとオレたちの戦いだ」
ナルト「ああ」
サクラ「ええ」
ザク(くっそ…ドスが潰されちまった…俺の腕も)
キン(分が悪いね…)
352 = 197 :
テンテン(リー…!)シュン
ネジ「なにやってるリー!」
サスケ「!?」
リー「ネジ!テンテン!…いえ、ちょっと男の戦いを…」
テンテン(はぁ~…まったくリーは…)
ザク「チッ…木ノ葉の下忍がゴキブリみたいにわらわらと」
ネジ「気に入らないな。マイナーの音忍風情が」白眼!!
ザク「!!」
キン「!!」
サスケ「!!」
サクラ「!!」
猪鹿蝶「!!」
ザク(なんだこいつの…すべてを見透かしたような目は!)
サスケ(こいつ…!!)
サクラ(なんなの一体!!?)
テンテン(これが日向一族の血継限界…白眼!このネジに勝てる下忍なんていない)
キン「ザク…ここは引こう」シュタッ
ザク「仕方ねえ…」シュタッ
ザク「…」つ地の書
シュタッ
353 = 197 :
ネジ「行くぞ、リー、テンテン」
リー「はい」
チョウジ「はぁ…巻物奪われるのかと思ったよ」
ネジ「お前らのような弱者から奪うような真姉はしない」シュタッ
チョウジ「っ!!」
シカマル(やっぱりこっちに気づいてやがったか…)
シカマル(面倒くせぇが、俺達ものんびりしちゃいられない)
シカマル(行くぞ)シュタッ
チョウジ(うん)シュタッ
いの(わかったわ)シュタッ
354 = 197 :
―――――――――――――
―――――――――
―――――
――
サスケ「第二の試験…はじまってもう4日だな」
サクラ「ええ、そうね」
サスケ「試験開始は午後三時ごろだった…試験終了までもうあと25,6時間しかない」
サクラ「既になんチームか合格してるかも」
ナルト「別に焦ることねーだろ」
サクラ「油断大敵。あんたはいっつもそうなんだから」
サスケ「まぁ、あとは敵襲に備えつつ塔を目指すだけだ」
サスケ「俺達の手には既に両方が揃っているんだしな」ニヤ
ナルト「ああ、とにかく向かうってばよ」シュタッ
サスケ「ふん」シュタッ
サクラ「ええ、あ、待ってよー!」
355 = 197 :
カブト「やめた方がいい!」シュタッ
カブト「あれ…だれもいない」キョロキョロ
356 = 197 :
※朧/夢火/篝は分身ナルトが塵にしました。
ガチャ ギィィィ バタン
???「収穫は…どうだったの?」
カブト「いえ、自然に合流するタイミングを逃してしまいましてね…監視はしましたが」
カブト「第二試験での彼の戦闘データはちゃんと記録しておきましたよ」つカード
カブト「気になるんでしょう?大蛇丸様」
大蛇丸「お前の意見を聞きたいのよ。音隠れのスパイとしてのね」
カブト「それは必要ないでしょう…全てをお決めになるのはあなたなのですから」キラーン
大蛇丸「お前のその賢さがわたしのお気に入りよ…」ボワン
357 = 197 :
ナルト「…」ギィィィィ バタン
サクラ「誰も居ないわね」
サスケ「おい、あれを見ろ」
―――――――
――――
――
サクラ「これって…天地の巻物を開けってことに見えるんだけど」
サクラ「…」ゴクリ
ナルト「行くってばよ」
サスケ「ああ」
ベリ…バッ
スゥゥゥゥゥゥゥッゥ
サスケ「これは…口寄せの術式!?」
サスケ「ナルト!サクラ!その巻物を離せ!」
サクラ「えっ?」バシュッ
ナルト「ああ」バシュッ
ボワン
358 = 197 :
サスケ「!!」
サクラ「!!」
サスケ「あ…あんたは!?」
???「よぉ…久しぶりだな」
サクラ「い、イルカ先生!?」
ナルト「そんな気がしてたんだってばよー」
サクラ「適当な事いうなっ!」ドカッ
ナルト「」チーン
イルカ「相変わらずだな…お前たち」ハッハッハ
サクラ「でも、どういうこと…!?」
イルカ「この第二試験の最後は俺たち中忍がお前たちを迎えることになっていてな」
イルカ「オレがお前たちへの大切な伝令役を仰せつかったわけだ」
サクラ「伝令役…?」
イルカ「第二の試験。突破おめでとう」
「「「!!」」」
359 = 197 :
イルカ「合格を祝って…一楽のラーメンでもおごってやりたいところではあるが…」
ナルト「あはっ!やったってばよおお!」
イルカ「おいナルト!話は最後まで聞けって!」
サスケ「ふっ…なるほどな」
サスケ「もし俺達が試験の途中で巻物を開けていたら…イルカ先生、あんたはどうするつもりだったんだ?」
イルカ「サスケ…お前は相変わらず鋭いやつだな」
イルカ「察しのとおりだ。この試験はお前たちの確実な任務遂行能力を図るためのもの。
だから試験中ルールを破って巻物が開かれた場合…」
サクラ「開かれた場合?」
イルカ「試験終了時刻まで気絶してもらうよう命ぜられている」
サクラ「!!」
―――――――――――
――――――――
―――――
――
360 = 197 :
イルカ「中忍とは部隊長クラス。チームを導く義務がある。この中忍心得を決して忘れず、次の舞台に挑んで欲しい」
イルカ「これが…俺の仰せつかった伝令の全てだ」
ナルト「了解」
イルカ「だが…最後の第三試験…無茶はするな」
イルカ「特にナルト…お前が一番―――
ナルト「イルカ先生。この額当てを先生にもらった時から…オレってばもうアカデミーの生徒じゃねえ」
ナルト「心配いらねえってばよ。オレってばもう忍者なんだから」
イルカ「―――ふっ。そうだな」
イルカ「成長したな…ナルト」
イルカ(お前たちの力をほんとうによくわかっているのは…カカシさん。あなたの方かもしれませんね)
―――――――――――――――
―――――――――――
―――――――
―――
361 = 197 :
ヒルゼン「どうじゃ…呪印がまだ痛むか」
アンコ「いえ…おかげでだいぶ良くなりました」
イズモ「それにしても…大蛇丸ってあの伝説の木ノ葉の三忍の一人ですよね…」
イズモ「確か暗部でも手が出せなかった手配書Sクラスの抜け忍」
イズモ「既に死んだとも聞いていましたが…でも」
コテツ「なぜ今更この里なんかに…」
アンコ(…)
大蛇丸『欲しい子がいてね…』
大蛇丸『うちは一族の力を受け継ぐ少年だから…』
アンコ「多分…」
ヒルゼン「サスケじゃな?」
アンコ「!!」
試験官「アンコ様!第二の試験通過者21名を確認」
試験官「中忍試験規定により、五年ぶりに三次試験予選を行います」
試験官「第二の試験、終了です」
ヒルゼン「とりあえず、試験はこのまま続行する」
ヒルゼン「あやつの動きを見ながらじゃがな」
アンコ「…はい」
362 = 197 :
――――――――――――――――
――――――――――――
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――――
―
予選会場
アンコ「まずは、第二の試験突破おめでとう」
アンコ(開始時78名…ここまで21名か)
アンコ(半分以下にしてやるとは言ったけど…まさかここまで残るとはね)
チョウジ(腹減ったぁぁ)
シカマル(まだこんなに残ってんのかよ…めんどくせー)
いの(あはっサスケくんたちも合格してる~♪)
九喇嘛(ナルト…)
ナルト(どうした、九喇嘛)
九喇嘛(大蛇丸はあの忍の中に居るぞ)
363 = 197 :
ナルト(放っていた分身も術を解いて、今仙人化できねぇからな。助かるってばよ)
ナルト(で、どいつだ)
九喇嘛(あいつがそうだ)
ナルト(既にこの中に紛れているとはな…三代目の爺ちゃんも気づいてねえのか)
九喇嘛(おそらくな…)
ナルト(木ノ葉崩し、ぜってーにさせねえ)
九喇嘛(それよりカブトの方は、泳がせてよかったのか?)
ナルト(いまのあいつに大した脅威はねえからな。カブトは大蛇丸を捕まえればなにもできなくなる)
ナルト(先に捕まえて大蛇丸に警戒されても厄介だからな)
ナルト(未来をある程度知ってても立ちまわるのは難しいってばよ)
364 = 197 :
ガイ「なかなかやるじゃないか、お前のチーム。運がよかったかな」
ガイ「だが俺のチームがいる限り、これ以上は無理だな」
ガイ「なんせ次の試験では否応なしに実力の差が出る」
ガイ「まぁ青春とは時に甘酸っぱく時に厳しいものだよカ・カ・シ」キラーン
カカシ「…?なんか言った?」
ガイ「」
ガイ(やるじゃないか我がライバルカカシ!お前のそういうところがナウい感じがしてまたムカツク!)ゴゴゴーー
テンテン(へぇ…あれがガイ先生の永遠のライバルね)
テンテン(ビジュアル的にはガイ先生ボロ負けだけど)
リー(やはり先生方の中ではガイ先生が一番ナウいです!光ってます!ボクもやりますよおお見ていてくださいガイ先生!!)
サクラ(あのドスって人…リーさんの技を食らってまだ脱落してないなんて…)
ドス(…早く帰りたいどす)イテテテ
365 = 197 :
テマリ(26チーム中たった7チームしか残らないなんて…)
ヒナタ(ナルト君も合格したんだ…良かった!)
アンコ「それでは、火影様より試験の説明がある」デハ、ホカゲサマ
ヒルゼン「うむ」スタスタ
ヒルゼン「これから始める第三の試験。その前にお前たちにはっきり告げておきたいことがある」
ヒルゼン「この試験の真の目的についてじゃ」
サクラ(真の目的?)
ヒルゼン「なぜ同盟国同士が合同で試験を行うのか」
ヒルゼン「同盟国同士の友好、忍のレベルを高め合う」
ヒルゼン「そのほんとうの意味を履き違えてもらっては困る。この試験はいわば…」
366 = 197 :
――――――――――――――――
――――――――――――
――――――――
――――
―
ヒルゼン「己の命と里の威信をかけた戦いなのじゃ」
我愛羅「なんだっていい…それよりその命がけの試験とやらの内容を聞かせろ」
ヒルゼン「ではこれより第三の試験の内容を説明したいところなのじゃが―――
ハヤテ「…」シュタッ
ハヤテ「恐れ多くも火影様、これより先は審判を仰せつかっているこの月光ハヤテから」
ヒルゼン「任せよう」
ハヤテ「ではみなさん…ゴホン…にはこれより、第三の試験予選を行っていただきます」
サクラ「予選?」
シカマル「予選って…どういうことだよ!」
367 = 197 :
――――――――――――――――
――――――――――――
――――――――
――――
―
ハヤテ「では、これまでの説明を聞いて辞退する方は…」
カブト「あのー僕はやめときます」ハイ
ハヤテ「ええと、木ノ葉の薬師カブトくんですね。はい、下がっていいですよ」
ヒルゼン「何度か見る顔じゃな…」
ヒルゼン「確か前回も途中棄権しておったようじゃが…」
ヒルゼン「一体何を考えておるんじゃ…」
368 = 197 :
イビキ「アンコ」
アンコ「ええ、…薬師カブト」ペラペラ
アンコ「データでは、6回連続不合格になってます」
ヒルゼン「…どういう経歴じゃ?」
アンコ「アカデミー時代から余り目立つ生徒ではなく、成績も平凡」
アンコ「三度目にしてようやく卒業試験に合格」
アンコ「とりたてて目立った戦歴はありませんね」
アンコ「しかしアカデミー以前桔梗峠の…」
ヒルゼン「奴がその少年というわけか…」
ハヤテ「では、辞退者はもう出ないようですね」
ハヤテ「ではこれより第三の試験予選を行います」
―――――――
――――
――
369 = 197 :
ハヤテ「では早速ですが、予選第一組を発表します」
うちはサスケ vs 赤胴ヨロイ
サスケ「いきなりとはな…」
ヨロイ(計画とは違うが…構うものか)
ヨロイ(叩き潰してやる)
ナルト(サスケなら心配ねえな)
サクラ(サスケくん!頑張って…!!)
リー(サスケくん!がんばです!)ゴゴゴゴ
ネジ(お手並み拝見と行くか)
我愛羅「…」
ハヤテ「では他の皆さんは上の方へ移動してください」
373 :
サスケェ!お前の前の棚の乙取って乙!
374 :
おつ
375 :
お疲れ
これからどうなるか楽しみ
376 :
仲間連中は特に変わってないから単に呪印抜き状態か
377 :
乙
呪印抜き状態なら十全に戦えるしすんなり勝てそうな気がするけど果たして
378 :
呪印が足引っ張ってた頃だからむしろ余裕でしょ
379 :
おっ続きだ
380 :
そういやサクラちゃんの髪…
まあどうでもいい良いか
381 :
わたしまーつわっ
382 :
いつまでもまーっつっわっ
383 :
たとえあなーたがふーりむいてくれなくてーもー
384 :
まつわー
387 :
>>381-385まで,歌:大蛇丸で再生
389 :
なんであみんなんだ
390 :
>>1です
調子に乗って他のスレまで立ててしまったので
続きは遅くとも日曜日の夜には更新できる予定です。
お楽しみに~
391 :
おお頑張れ
392 :
他のスレとは何か
393 :
そっちもきになる
394 :
まだかよはげ
395 :
なにこれ面白ェ
欲を言うとヒルゼン、イタチ、長門、小南、自来也は生存してほしい
396 :
ハヤテ「では他の皆さんは上の方へ移動してください」
大蛇丸(呪印は入れそこねたけど…あなたは必ず力を求める)
大蛇丸(この中忍試験は絶好の機会)
大蛇丸(いくらあなたが天才一族の末裔だとしても…まだヨロイには勝てないでしょう)
大蛇丸(屈辱を味わい、必ず力を求めてわたしの元へ…)ジュルリ
397 = 197 :
ハヤテ「それでは…はじめてください!」
398 = 197 :
ヨロイ「ふうっ!」
始めの合図とともに、ヨロイは腰を落とし低い構えを見せ、
そのまま息をつく暇もなくサスケに飛びかかる。
サスケ(手に嫌なチャクラをねりこんでやがる…忍術か?)
しかし今のサスケには物足りない、遅すぎるスピードだった。
ヨロイ「なにっ!?」
サスケ「その手から嫌なチャクラを感じる…触れてどうにかする気だったんだろうが…」
サスケ「そう簡単に行くはずないだろ」チャキ
ヨロイ(くそ…!)
399 = 197 :
カカシ「成長したな…サスケ」
ナルト「サスケならあれくらい当然だ」
サクラ「そうね…音の奴らなんか相手じゃないわ」
ガイ(カカシのやつ…いつの間にあんな子を育てたんだ…)
リー「…」ワナワナ
ガイ(あの動き…リーの体術と重なる)
リー(やはりサスケくんは天才だ…もう一度君とも戦いたい)
ネジ(あれが写輪眼か…)
400 = 197 :
ヨロイ「くっ…」
サスケの拳に握られたクナイが、ヨロイの右掌を貫く。
咄嗟に左手で右手を引き、なんとかダメージを軽減しようとするも、ヨロイの右手は大きく損傷されてしまった。
ヨロイ(しまった…チャクラがうまく流れない)
ヨロイ(一旦体勢を建て直して…)シュッシュッシュ
ヨロイ「ぐはっ…」
距離を開け体勢を立て直そうとしたヨロイの足元には、既にサスケが追い付いてきていたのだ。
そのまま、以前白が自分にそうしたように、真下から顎を蹴りあげる。
みんなの評価 : ★★
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