元スレ提督「戦いが終わり……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
301 = 1 :
提督「────というわけでして……」
任務娘『……俄には信じがたい話ですね』
任務娘『ですが提督が言うのであれば、本当のことなのでしょう』
任務娘『……分かりました。情報操作の方は私にお任せ下さい』
提督「助かります。それと食事の方なんですけど、鎮守府に居た頃と同じ感じで発注お願いします」
任務娘『ではそちらもお任せ下さい』
提督「重ね重ねすみません」
提督「このお礼はいつか必────」
ヲ級「提督、遊ブ?」
提督「────ヲ級、今お話し中だからちょっと待って」
ヲ級「ヤッ!」
提督「ちょっとだから、な?」
ヲ級「…………ヲ……」
提督「すぐ行くから待ってろよー」
提督「……すみません。話の途中でしたね」
任務娘『……いえ、お気になさらず』
任務娘『それにしてもヲ級が言葉を喋るなんて初めて知りました。今まで言語の使用が確認されたのは海域最奥部の特別な深海棲艦だけでしたし……』
提督「俺も驚きました。それに電が言うには俺と会ったときに喋ったのが初だそうです」
提督「どうして喋るようになったのか……見当もつきません」
任務娘『……もしかすると提督に出会っていろいろと思い出したのかもしれませんね』
任務娘『深海棲艦が巷で言われているように艦娘の成れの果てであるならば、接触機会の多い提督のことを覚えていても不思議ではありませんから』
任務娘『……まあこんなことを論じていても仕方がありません』
任務娘『とにかく悪い印象を持たれないように接触をお願いします。牙を剥かれてからでは遅いですから』
提督「了解しました。それでは失礼します」
提督「………………ふぅ」
提督「問題は山積みだなあ……」
────────
───────
──────
─────
302 = 1 :
夕張「────へぇ……電話での話は本当だったのね……」
提督「まぁ見ての通りだ」
提督「遠路はるばる来てくれてありがとな、夕張」
夕張「別に気にしなくていいわ。提督の家、一度来てみたかったし」
夕張「それで頼まれてた物、これでいいのよね?」
提督「えーと……多分大丈夫」
夕張「……ちょっと、多分って何よ、多分って」
提督「いやだって仕方ないだろ。アニメの良し悪しなんて俺には一分も分からないんだから」
夕張「…………それなら何で私にアニメのDVDを持ってこさせたの?」
提督「偶然テレビで見たアニメにヲ級が反応してな。おもちゃとかよりも好きそうだな、って思って」
提督「別に買っても良かったんだけど、夕張に任せた方が堅実だろ?」
夕張「……この年からアニメを見させるなんて将来が不安だわ」
提督「……お前が言うなよ」
夕張「それもそうね」
夕張「…………さて、頼まれてた物も渡し終えたわけだけど、ゆっくりしていっていいのかしら?」
提督「もちろん。何なら泊まっていってもいいぞ? 部屋なら空いてるし」
夕張「この家広いもんね。提督1人なら部屋が空くのも分かるわ」
夕張「お泊まりは…………また今度で」
提督「了解」
提督「特に遊べる物も無いけどゆっくりどうぞ」
提督「出来ればヲ級と遊んでくれると嬉しいけどな」
夕張「…………私必要?」
島風「おっ」
ヲ級「ヲッ」
島風「おっ?」
ヲ級「ヲッ?」
島風「おっ!」
ヲ級「ヲッ!」
島風「………………」
島風「ヲッ」
ヲ級「ヲッ!?」
提督「…………必要ないかも」
303 = 1 :
夕張「はーい、ヲ級ちゃん。こっちでお姉さんと一緒にテレビ見ましょうねー?」
ヲ級「ヲ」
提督「…………お疲れ様、島風」
島風「えへへー、あの子面白いね?」
提督「そりゃあ良かった。仲良くしてやってくれ」
島風「もっちろん!」
島風「クラスの皆にも紹介したいけど……流石に駄目だよねー」
提督「………………」
島風「……提督?」
提督「……ん、ああすまん」
提督「島風がクラスに馴染んでいるということに驚いてた」
島風「うわぁ、提督ってばひっどーい……」
島風「友達くらい、ちゃんといるよ?」
提督「……うちに配属された初期の頃とは段違いに成長したんだな」
島風「あ、あれは忘れてよ! あの頃の私は……その、子供だったというか……」
提督「今でも十分子供だろう」
島風「むぅ……」
提督「そうむくれるな。島風が
成長したようで俺は嬉しいぞ。凄いな、島風」
島風「むふふー♪ もっと褒めてもいいよ?」
提督「よーしよーし」
島風「……えへへ♪」
「最初はこれでいいかしら?」
「ヲ、楽シミ」
〈交わしたやーくそく♪〉
304 = 1 :
提督「────へぇー、来月は運動会があるのか」
提督「島風はあれか、百メートル走か?」
島風「リレーとハードルも出るよ!」
島風「当然よね、だって私速いもん!」
提督「はしゃぎすぎて熱中症とかなるなよ? 来月なんて夏真っ盛りだしな」
島風「平気平気! 練習の成果、見せちゃうもんね!」
提督「練習してるのか……。意外だ────」
提督「────島風、ちょっとタンマ」
提督「もしもし?」
提督「あっ、はい。……私です」
提督「いえ、もちろん。……了解しました」
提督「ありがとうございます。では────」
島風「…………誰から?」
提督「近くの工場の社長さん。ヲ級の食料を頼んでたんだ」
提督「さっき届いたらしいから行ってくる」
島風「行ってらっしゃーい」
提督「暴れたりするなよ? あ、あと夕張呼んできてくれる?」
島風「りょうかーい!」
〈もう何も恐くない〉
「私? 良いところなのに……」
「ねーねーヲ級? こんなのより面白いの見ようよ!」
「ヲ?」
「私のオススメだよ!」
夕張「提督、呼んだ?」
305 = 1 :
提督「ああ、といっても大したことはない。留守番よろしくってことくらいだ」
夕張「それくらいなら任せて」
提督「……島風が元気にやっていけてるみたいで安心したよ」
提督「他の奴らから聞いてたけど、解体直後は落ち込んでたんだろ?」
夕張「……うん」
夕張「私もだけど、同じ学校に行く子がいなかったっていうのと、提督が行方知れずってこと……それと連装砲ちゃんが解体されたっていうのが特にこたえたみたい」
夕張「……でも」
提督「……でも?」
夕張「解体から1ヶ月くらい後に訪ねてみたら、元気になってたわ」
夕張「『私が落ち込んでたら提督も連装砲ちゃんも悲しむと思うから』だって」
提督「…………島風」
夕張「だから今日は私なんかより島風に構ってあげてよ? きっと表に出さないだけで内心では甘えたいって思ってるはずだから」
提督「ああ、分かった」
提督「…………夕張も甘えていいぞ?」
夕張「……私は今度で良い」
提督「……いいのか?」
夕張「……………んっ……」
夕張(こういうときばっかり鋭いんだから……)
夕張(相変わらずズルいなあ……)
夕張「……少しだけ、撫でて」
提督「ああ」
提督「…………寂しい思いさせてごめんな」
夕張「……いいのよ。こうやってまた会えたし、艦娘だった頃みたいに撫でてもらえたから……」
提督「……すぐ帰ってくるよ」
夕張「……ふふっ、行ってらっしゃい♪」
────────
───────
──────
─────
306 = 1 :
ヲ級「提督ニハ速サガ足リナイ!」
提督「…………何を見せた!」
夕張「あ、あはは……」
島風「え、えへへ……」
307 = 1 :
一旦投下終了。
続きは書けたら夜に。
>>300
ありがとうございます。
調べてみます。
309 :
まどマギにスクライドとかアニメ初心者にいきなりスパルタ過ぎんだろww
310 :
俺はこっちが先だわ・・・
http://lohas.nicoseiga.jp/o/c72d7252c3059555c2e13ec880ddb96033450364/1389511165/3699770
311 :
連装砲ちゃん…………
312 :
スクライドはセーフ!
サンレッドも見せよう
313 :
スクライドは良作だろ
314 :
スクライドはすぐ見るべき
315 :
まどマギとかエヴァをアニメ初心者が見ると途中でやめるかなんか拗らせちゃうかのどっちかだと思う
316 :
>>315
傑作というより衝撃作だから仕方ないね
317 :
何も言わずなるたるとエルフィンリートを見せよう(笑顔)
318 :
夕張がタ級に見えてしまう
でもタ級ちゃんもきっと良い娘だよ
4-3の南で出てくるフラタ以外は
319 :
デジモンかCCさくらあたりがちょうどいいよ多分
321 :
おじゃ魔女どれみとプリキュアが出てないのは何故や
322 :
王道魔法少女物のリリカルなのは見せようぜ
323 :
ビリーさんの作品見てたり夜ご飯作ったりアイロンかけたり洗濯してたりしたら遅くなりました。
ビリーさんの作品なにあれ面白い。どストライクです。
似てるけどあっちはあっち、こっちはこっちってことでお願いします。
ビリーさん、悪気は無かったんです。すみません。
愛宕とゴーヤ今から書きますがその前にちょい投下します。
324 :
キター!これより電探・無線封鎖を行い潜航する!
325 = 1 :
〈超重力砲、エンゲージ!〉
ヲ級「………………」
提督(また違うアニメ見てるな……)
提督(艦と人間……今回は戦争物なのか?)
提督(────って何だよそのビーム!?)
提督(あんなの撃たれたら艦娘なんてひとたまりも無いぞ……!)
提督(深海棲艦にこんなトンデモ兵器が積まれてなくて本当に良かった……)
ヲ級「…………」
ヲ級「……欲シイ」
提督(やめて!)
326 :
短いけどこんな感じで提督とヲ級の様子を合間合間に挟んでいきます。
深海棲艦が増えたらその子も出ます。
様子のネタは皆さんのレスから拾ったりするかもしれません。
それでは一時間ほどお待ちを。
328 = 310 :
ヲ級の年齢が分からないけど、空母なら大学生くらいだろうし歌プリとかテニプリとかブラザーコンフリクトとか見せればいんじゃない?
329 = 324 :
いや、ここは妖狐×僕SSをだな…。(ヒロイン役の中の人が睦月・RJと一緒だしww)
330 :
むしろ深海棲艦のほうが超重力砲の被害をですね……
331 :
>>328
文中に描写してますが、このヲ級は小学校低学年くらいの背丈です。
投下開始ー。
332 = 1 :
提督「……さーてそろそろかなー?」
提督「おっ?」
「────ーとく!」
提督「あれは…………ゴーヤと……愛宕?」
提督(ゴーヤは呼んだから分かるが……どうして愛宕まで? いや嬉しいけどさ)
ゴーヤ「────はぁ……はぁ……」
ゴーヤ「てーとく、お久しぶりでち!」
提督「久しぶりだな、ゴーヤ」
愛宕「────ご、ゴーヤちゃん……いきなり走らないで欲しいわ……」
愛宕「…………ふぅ。提督、お久しぶりですね」
提督「ああ、愛宕も久しぶり」
提督「今日はどうしたんだ?」
愛宕「実はゴーヤちゃんに頼まれて……それで来ちゃいました」
ゴーヤ「イムヤもハチもイクもシオイもまるゆもお仕事で、ゴーヤしかお休みじゃなかったんでち」
ゴーヤ「1人だと寂しいから近くに住んでた愛宕おねーさんに着いてきてもらいまちた!」
提督(そういえば潜水艦の奴らは全員艦娘のままだったな……)
提督(今は深海調査のお手伝いしてるんだったっけ? それじゃ忙しいのも仕方ないか)
提督「予想より人数は少ないが全然オーケーだ」
提督「2人ともどうぞ上がってくれ」
愛宕「お邪魔しまーす♪」
ゴーヤ「おじゃましまーす!」
333 :
ヲ級「ヲ、初メマシテ」
ゴーヤ「初めまして! ゴーヤだよ!」
愛宕「この子が……」
提督「あー……いろいろあったと思うけど、仲良くしてやってくれ」
愛宕「もちろんです♪」
愛宕「初めまして、愛宕お姉さんですよ?」
ヲ級「アナゴヲネーサン?」
愛宕「あ・た・ご」
ヲ級「……アタゴヲネーサン?」
愛宕「そうそう、覚えてね♪」
提督(流石は愛宕。適応が早い)
ゴーヤ「……てーとく、気になることがあるでち」
提督「ん、どうした?」
ゴーヤ「この子の服、近くで見るとボロボロでち。着替えないんでちか?」
提督「それなんだけどさ……」
提督「……着替えないというか着替え『が』無いというか…………」
愛宕「えっ」
ゴーヤ「えっ」
ヲ級「ヲッ?」
愛宕「…………えーと、提督?」
愛宕「まさか発見当初から一度も着替えていないんじゃ……」
提督「…………はい」
334 = 1 :
提督「で、でも一応言い訳はさせてくれっ」
提督「女の服なんて何買ったらいいか分からないし、仮に買ったとしても着替えさせるのは俺には無理だっ」
愛宕「それは確かに……そうですけど……」
ゴーヤ「それでも着替えさせないのはおかしいよぉ?」
ゴーヤ「……ちなみにお風呂は?」
提督「それもちょっと問題でな……」
提督「お風呂沸かすと勝手に入るんだ。服着たままで」
愛宕「あー……常識とかは全然身に付いていないんですね……」
愛宕「……分かりました。何とかしましょう」
提督「本当かっ」
ゴーヤ「とりあえずお風呂に入れてあげるでちか?」
愛宕「そうね、服を脱ぐこととか洗い方とかの一般的なこと、教えておいてくれる?」
愛宕「私は近くで服を買ってくるから」
ゴーヤ「任せるでち!」
ゴーヤ「てーとく、お風呂はどこでちか?」
提督「え? そこ出た廊下の突き当たりだけど……」
ゴーヤ「早速行くでち!」
ヲ級「ヲー……」
愛宕「……さて、私は買いに行ってきますね?」
提督「な、なあ愛宕?」
提督「何か俺に手伝えることとかないか?」
愛宕「えーと……お気持ちは嬉しいんですけど……」
愛宕「お店は歩いて行けますから大丈夫です。ゆっくり休んでて下さい」
愛宕「……あっ、でもお風呂に突撃したりなんかしたら……分かってますよね?」
提督「お、大人しく待ってます!」
愛宕「うふふっ♪ それならいいんです♪」
335 = 1 :
ゴーヤ「てーとくの家のお風呂は広いでちねー」
ヲ級「ヲ」
ゴーヤ(………………)
ゴーヤ(見れば見るほど人間と一緒でち)
ゴーヤ(こんなにも人間にそっくりなのに、ゴーヤ達はいっぱい沈めたんでちね……)
ゴーヤ「……ごめんなさい」
ヲ級「ヲ?」
ゴーヤ「何でもないでち」
ゴーヤ「これで体をこうやってゴシゴシ擦るんでち。やってみるでち」
ヲ級「ヲ……」
ヲ「コウ?」
ゴーヤ「そんな感じでち。それが出来たら今度は頭にいくでち」
ゴーヤ「………………」
ゴーヤ(そういえば帽子みたいなコレ、今は湯船に浮かべてるけど洗うべきでち?)
ゴーヤ(お風呂の中で触手がウネウネしててちょっと気持ち悪いでち……)
ヲ級「────ヲゥッ!?」
ゴーヤ「か、顔は擦っちゃ駄目でち!」
336 = 1 :
愛宕「ぱんぱかぱーん♪」
ヲ級「ヲ♪」
提督「おお! 可愛くなったな!」
ゴーヤ「愛宕おねーさんは流石でち」
愛宕「他にも何着か買ってきてあるから、提督はちゃんと着替えさせてあげて下さいね?」
提督「着替え方は教えたんだよな? それなら大丈夫だ」
提督「2人ともありがとな。助かったよ」
愛宕「うふふっ♪ 礼には及ばないわ♪」
ゴーヤ「困った時はお互い様でち!」
提督「お礼といっちゃあなんだけど、出前頼んであるから一緒に食べよう。時間的にもちょうどいいだろ?」
ゴーヤ「出前!? 楽しみでち!」
愛宕「それじゃあお言葉に甘えて……」
愛宕「あっ、でもその前にお風呂を借りてもいいかしら?」
愛宕「何だか汗かいちゃって……」
提督「もちろんいいぞ」
愛宕「…………覗いても良いですよ?」
提督「────ば、馬鹿なことを言うな!」
愛宕「待ってますよー……」
提督「……行かないって」
提督「……………………」
ゴーヤ「ヲ級、見るでち」
ゴーヤ「あれが欲望に満ちた男の顔でち」
ヲ級「ヲ……」
提督「い、行かないからっ!」
提督(……2人がいなけりゃ行ってたかもだけど)
愛宕(ほ、本当に来たらどうしようかしら……?)
337 = 1 :
投下終了。
いざとなるとへたれる愛宕も良いと思います。
安価は残り
赤城 加賀 長門 陸奥
であってますよね?
どちらもセットにしてお泊まりで書く予定です。
描写不足というのもありますけど、質問とかありましたら随時どうぞー。
それではまた。
338 :
乙乙
340 :
乙。
愛宕さんはいざとなると余裕の仮面がはがれたりして
341 :
愛宕さんは余裕な素振りを見せて居るが、中身は純心な乙女なんだよ
342 :
ヲ級は着替えてもアレ被ってるの?
343 :
乙
おもしろい
344 :
>>342
着替えても被ろうとはします。
でも外してても問題ないです。
なので皆様の想像にお任せします。
投下開始ー。
345 = 1 :
長門「………………」
提督「………………」
陸奥「………………」
提督(なあ……陸奥)
陸奥(……何?)
提督(会話の無い車内ほど寂しいものは無いぞ?)
陸奥(……仕方ないじゃない。長門ねえがあんな感じなんだから)
長門「……提督」
長門「陸奥と話すのは構わんが運転しているということを忘れずに頼む」
提督「り、了解っ!」
提督(……電話で話したときから思ったけど、かなりピリピリしてるな)
陸奥(これから向かうところに深海棲艦が居るんだもの。警戒するのは当然でしょ?)
提督(そりゃそうだけどさ……)
提督(……ん? でもそう言う割に陸奥は普通にしてないか?)
陸奥(私まで長門ねえに同調したら誰が長門ねえを止めるのよ)
陸奥(……まあ、私が思うに何とかなると思うけどね)
提督(おい陸奥、それはどういう────)
長門「提督、前を見ろ」
提督「────お、おうっ!」
346 = 1 :
長門「よーしよしよし!」
長門「ヲ級は読み書きも出来るのか! 凄いな、偉いぞ!」
ヲ級「ヲ♪」
陸奥「ね?」
提督「流石に予想外!」
347 :
そっち方面で緊張してたのかwwww流石に予想外!
348 = 1 :
────────
───────
──────
─────
長門「これが私の名前だ。読めるか?」
ヲ級「……ナ……ナガ…………」
長門「そう、その調子だ! 後一息だぞ!」
ヲ級「ナガ……ナガ……」
ヲ級「ナガモン?」
長門「────よし! 可愛いから正解!」
提督「それでいいのかビッグ7」
陸奥「軍にいると可愛い物と触れ合う機会なんて限られてるからねー……」
陸奥「提督は知ってた? 長門ねえの部屋って結構ぬいぐるみとかあるのよ?」
提督「マジか」
提督「……アイツって、どこか抜けてるところがあるとは常々思ってたけど、そんな趣味まであったのか…………」
陸奥「あら? 幻滅でもした?」
提督「いや、単に驚いてるだけだ」
提督「…………まあ人それぞれだしいいんじゃないか? よくよく考えてみると可愛げのあるギャップだし」
陸奥「何だかその言い方だと普段は可愛くないって言ってるようにも聞こえるわね」
提督「アイツは『可愛い』っていうより『凛々しい』だろ」
陸奥「………………」
陸奥「……ちなみに私は?」
提督「陸奥かぁ……」
提督「お前も『可愛い』ってガラじゃないよな」
陸奥(むっ……)
提督「陸奥は…………『綺麗』かな? いや、なんとなくだけどさ」
349 = 1 :
陸奥「ふ、ふーん……」
陸奥(き、綺麗…………私が?)
陸奥(そりゃいろいろとメイクとかにも気を遣ってるけど…………実際にこうやって褒められると…………嬉しいわね)
提督「どうした陸奥? いきなり俯いて」
陸奥「な、何でもないわよっ! 気にしないで!」
提督「そ、そうか……」
陸奥(────あーもう、提督の馬鹿っ!)
陸奥(……今の私の顔、流石に見せられないわ)
ナガモン「それであそこにいるのが────」
ヲ級「ムッチャン?」
ナガモン「そうだ!」
ナガモン「偉いなー、もう覚えたのかー」
ナガモン「よし、もう一度なでなでしてやろう!」
ヲ級「ヲ♪」
350 = 1 :
────────
───────
──────
─────
陸奥「女の子はねぇ、自分の身嗜みをキチンとしないと駄目よ?」
ヲ級「ヲッ」
陸奥「特に髪の毛。トリートメントくらいしなさい」
ヲ級「ヲ?」
陸奥「この容器に入ってるのがトリートメントよ」
陸奥「いい? 使い方は────」
長門「…………見苦しい姿を見せてしまったな」
提督「いやまあ本当にね」
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