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    元スレ提督「手紙に本音を書くことにした」

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    51 :

    いつも美味しい紅茶をありがとう

    本音を言うとコーヒーの方が好きです

    でも金剛はもっと好きです

    52 = 1 :



    提督「さて、明日の分の手紙を書かないと…」


    提督「……昨日よる遅くまで整備班と兵装の交渉してたから眠い」


    提督「さっさと済ませて寝よう…」


    提督「……眠い…手が、ぶれる」


    提督「…そう言えば昔記念に貰ったワープロがあったな、アレ使って見るか」

    53 = 1 :

    ー翌日ー


    提督「(今日は鈴谷と金剛に手紙を渡さないといけないな…)」


    提督「(眠い…昨日ワープロを使ってからの記憶が一切無い)」


    提督「(……大丈夫、だよな?……まあいいか、鈴谷から先に渡そう)」

    55 :

    深夜のラブレターか

    56 :



    提督「……たしか、鈴谷はここら辺に」


    鈴谷「おー、提督じゃん! ちーっす!」


    提督「鈴谷か、これ…受け取ってくれ」


    鈴谷「ほーい、って…差出人提督じゃん! なにこれぇー、ラブレター?」


    提督「ち、違う! ラブレターじゃないぞ!」


    提督「あ、あと…ここで開けるなよ、部屋で開けろよ…他人に見つからないようにして一人でな」


    鈴谷「お、これはなんか訳ありかなー」


    提督「おいおいおいおい、ここで開けるなって!」


    鈴谷「まぁ、落ち着くじゃん? 私手紙読むじゃん? カレーたべるじゃん? じゃんじゃんじゃじゃんじゃーん!」


    提督「……?」


    鈴谷「隙あり、開封だよっとー」


    提督「ばっ、やめて下さいお願いします!」

    57 = 1 :



    鈴谷「えーと、なんだって?」


    鈴谷「私は貴女を会いしています、結婚して下さい?」


    鈴谷「……いやー、それはちょっと…」


    提督「違うだろ、読むならちゃんと読め!」


    鈴谷「まあまあ、落ち着いて…ちゃんと読むから」


    『鈴谷へ

    いつも頑張ってくれてるな、ありがとう。
    特に演習ではかなりお世話になっている、おかげで潜水艦狩りがすさまじい。
    この頃は活躍出来ていないと言っていたけどそれだけで充分すぎるくらいだ。
    それと、俺が元気が無い時にカレーを持ってきてくれたり。
    笑顔で元気付けてくれたり、俺に気をかけてくれて…お前には頭が上がらないよ。
    こんな美人に気をかけて貰ってる俺は幸せ者だなと思っていつも仕事してる。
    鈴谷は本当に美人だと思う、艦娘と提督の関係で無かったら確実に一目惚れして求婚していた。
    この前カレーに誘ってくれた時なんて、一瞬勘違いして男女の仲になってくれと言われたのかと思い、心の中でかなり喜だ。
    鈴谷、本当にありがとう心から感謝してる。
    あと、今度航空巡洋艦になるがこれからもがんばってくれ。よろしく頼む。

    追伸、少ないですが、いつものお礼にカレーを作って冷蔵庫に入れて置きました。皆にバレない様にこっそり食べて下さい、特に赤城には気を付けて』


    提督「(深夜のテンションで大分痛い事書いてるー!?)」


    鈴谷「…///」


    提督「…あの、鈴谷…これは違うんだ、その……」

    58 = 1 :



    鈴谷「う、うわー! き、きききんもっー!」


    鈴谷「な、なななな何勘違いしてるの? 別に提督の事なんか好きでもなんでもないし! 気にもかけてなんか無いから!」


    鈴谷「か、勘違いしないでよね!」


    鈴谷「そそ、それに! 美人とか褒められても! これっぽっちも嬉しくないから!!」


    鈴谷「……ま、でもその…褒めてもらえるのは嬉しいかなー…その、私って褒められて伸びるタイプだから」


    提督「……………俺ってそんなに鈴谷に嫌われてたのか……鬱だ、死のう」


    鈴谷「いや! 提督、死んじゃ駄目だよ!?」

    59 :

    凄い長文になっとるwwww
    ワープロってすげえな

    60 = 1 :



    提督「……ははっ、止めてくれるな鈴谷…俺にはもう…駄目なんだ………死ぬしか無い」


    鈴谷「ちょっ、待って! 早まっちゃ駄目!」


    提督「ははは……この高さなら、頭から落ちれば即死かな…長いようで短かったなぁ………俺の人生」


    鈴谷「窓に手をかけちゃ駄目! 離れて!」


    提督「ごめんなみんな…………今まで散々迷惑かけて……」


    鈴谷「これ本格的にやばい!? …えぇいもう! 仕方ない!」


    提督「父さん、母さん………今…行きます」


    鈴谷「止まれ!」


    提督「痛っ!」

    61 = 1 :



    提督「…痛い」


    鈴谷「なんで死のうとするのさ!」


    提督「…何でも無い、忘れろ」


    鈴谷「まあ、良いけどさ……提督って以外と女ったらしだよね」


    提督「唐突に何だ、冗談を言うな」


    鈴谷「ま、良いけどさー! カレーは頂くよ!」


    提督「勝手にしろ」


    鈴谷「……この手紙本当に提督が書いたの?」


    提督「当たり前だ、俺以外に誰がいる」


    鈴谷「あ、そう…」

    62 = 1 :



    鈴谷「じゃあ…」


    鈴谷「あたし今日さ…演習でMVP取ったんだよね」


    提督「そうか、艦娘として当たり前だな」


    鈴谷「だからさー、ハグして頭撫でて」


    提督「は、ハグ!? 破廉恥な…」


    鈴谷「してくれない?」


    提督「…当たり前だ、そんな事」


    鈴谷「じゃあこの手紙の事皆にバラしちゃおっかなー、多言無用何でしょ? これ」


    提督「!」


    鈴谷「気が変わったかねぇ~?」


    提督「……分かった、やろう」


    鈴谷「…バラされたくないんでしょ? もっと言い方を改善した方が良いんかなー」


    提督「…分かりました、ヤらせて下さい」


    鈴谷「もー、提督はしょうがないじゃん?」

    63 = 1 :



    提督「……」ナデナデ


    鈴谷「後はカレーがあれば完璧だったかなぁー」


    提督「し、知るか」ナデナデ


    鈴谷「ま、今回はこれで許したげる」


    提督「……」


    提督「(なんでこんな事に…いや、別に鈴谷の頭を撫でるのが嫌なわけでは無いのだが)」


    提督「(何と言うか…腑に落ちない)」


    鈴谷「~♪」


    提督「(まあ……たまには艦娘とすきんしっぷというのを取るのも良いか)」

    64 = 1 :



    提督「さて、すっかり遅くなってしまった」


    提督「金剛は…いつもなら執務室に居るんだが、今日は俺が居なかったからな……執務室には居ないか」


    提督「…一応今の内に手紙を見ておくか? さっきみたいに痛い内容だったら心が折れてしまいそうだ」


    どうする?
    >>66

    65 :

    みない

    66 :

    見ない

    67 :

    手紙を見ない勇気ある提督にはこれを進呈しよう
    これで何が書かれていようとも不安はなくなるぞ

    /nox/remoteimages/3b/e2/cfdab0cf810b8d0143eaaeac3a5e.jpeg

    68 :

    自決用銃ですかそうですかww

    69 = 1 :

    手紙の内容考えるのに時間かかってごめんね、今からゆっくり投下するよ

    70 = 1 :



    提督「でもまあ…折角書いた訳だし、人に渡す手紙を見るっていうのも……」


    金剛「Hi!テートクゥ! どこに行ってたんデスカ!?」


    提督「……金剛か」


    金剛「相変わらずテートクはCoolデスネ!」


    提督「……丁度良い、これ」


    金剛「?」


    金剛「Latter? もしかしてLoveletterデスカ!?」


    提督「…部屋に戻って、一人でこっs……」


    金剛「Yeah! 早速開けるネ!」


    提督「またこのパターンか!?」

    71 :

    とてもよい

    72 :

    金剛、いつも主力として艦隊を引っ張ってくれてありがとう
    こんな形でしか礼を言えない私を許してくれ
    もうすぐお前も改二になるな、お祝いと言ってはなんだが前から欲しがっていた紅茶セットの家具をプレゼントしよう
    比叡や榛名、霧島、他の艦娘たちと楽しんでくれ

    73 = 72 :

    ごめん、今の見なかったことにして

    74 = 1 :

    すいません、寝落ちしました
    今日は18時くらいに更新出来たら良いかなと思ってます

    75 :

    把握

    76 :

    この>>1は焦らしプレイが好きそうだ
    把握

    77 = 1 :

    遅くなってごめんね
    投下始めます

    78 :

    待ってました!

    79 = 66 :

    投下を始める(投下を始めるとは言っていない)

    80 = 1 :



    『金剛へ

    金剛、いつも主力として艦隊を引っ張ってくれてありがとう。
    こんな形でしか礼を言えない私を許してくれ 。
    金剛は私によく紅茶を淹れてくれるな。ありがとう、助かってる。
    本音を言うとコーヒーの方が好きなのだが、お前の淹れてくれる紅茶は不思議とコーヒーより美味しく感じる…これが金剛の言う「愛の力」という物なのだろうか?
    それと、コーヒーが好きだと言ったが金剛の事はもっと好きだ。これは私の本音だ、嘘では無い。
    昨日は五月蝿いと言ってしまったがあれは本心では無いんだ、許してくれ。
    ただ、お前の事を前にしたら恥ずかしくなってしまってつい言ってしまったんだ。謝ってもとても許して貰えるとは思えないが本当にすまなかった。
    そのお詫びと言ってはなんだが、前から欲しがっていた紅茶セットの家具をプレゼントしようと思っている
    比叡や榛名、霧島、他の艦娘たちと楽しんでくれ

    追伸、この頃寝不足の様ですね。俺にできる事があれば言ってください、何でもします。』


    金剛「……テートク」ジーン


    提督「(…確認しておけば良かった)」


    82 :

    83 = 1 :



    金剛「テートクがこんなに私の事を大切に思っててくれたなんて…私感動デス!」


    提督「え……あ、あぁ…うん」


    金剛「少し被弾しただけで艦隊を戻して急いで入渠させたり…私達が暇にしてる時はゲームを買ってきてくれたり…本当にテートクは優しいデスネ!」


    提督「え…それバレてたのか!?」


    金剛「私は気付いてましたヨ!」


    金剛「この前は私が食べたいって言った茶菓子をすぐ取り寄せてくれて…とっても嬉しかったネ!」


    提督「……バレてないと思ってたのに」


    金剛「?」


    提督「何でも無い」

    84 :

    提督はかわいい(断定)

    85 = 66 :

    ツンデレ提督!ツンデレ提督!

    86 :

    一番可愛いのが提督な件、

    87 :

    ツンデレ提督が可愛すぎてヤヴァイ

    88 = 1 :



    金剛「それと…この、何でもするって……」


    提督「この頃寝不足の様だったからな…身体を壊されでもしたらこちらが迷惑だからな、湯たんぽでも抱き枕でも俺の奢りで買ってやる」


    金剛「その……この頃寝不足なのは…テートクの所為なんデース…」


    提督「俺の所為…いびきが五月蝿かったのか?」


    提督「……それはすまなかった、次からは…」


    金剛「No! テートクがこの頃寝るのが遅いから、テートクの布団に入るのが遅くなってしまってるのデス!」


    提督「………へ? 布団に入る?」


    金剛「!」


    金剛「Sit! 口が滑りマシタ…」


    提督「えと…それは、毎晩金剛が…俺が寝た後に布団に入って来てるって事なのか?」


    金剛「Yes、そうデス」


    提督「////」

    89 = 66 :

    提督、おすわり!ww

    90 = 1 :



    提督「…えーと」


    金剛「Sorry…迷惑でしたよネ」


    提督「じ、実はそんなに嫌じゃ無かったりして…」


    金剛「それは、本当デスカ!?」


    提督「でも…その、金剛……身体が冷えるとかそういう理由なら湯たんぽとかでだな…」


    金剛「なら、一緒に寝てもOKデスカ?」


    提督「……金剛が、いいなら…」


    金剛「テートクゥ! 愛してるヨ!!」


    提督「金剛! 近い近い! 当たってる!!」


    金剛「あててんのヨー」ニヤニヤ


    提督「……もういい! 戻ってくれ!!」


    金剛「もぅ、テートクは恥ずかしがり屋さんデスネ!」


    提督「うっさい! いいから戻れ!」


    金剛「good bye テートク! また夜に……ベットの上で…ネ?」


    提督「……分かった」

    91 :

    そろそろ帰投した一度手紙を出した相手に、普段のお堅い状態で相手して笑われるフェイズが必要ネー

    92 = 1 :



    提督「……どっと疲れた、やはり金剛を相手にすると疲れるな」


    提督「でも、昨日の事は謝れたし…結果的には良かった…のか?」


    提督「でも差し入れをいれてたのがばれてたのか…中々恥ずかしいな」


    提督「……でも、昨日に比べたら随分と艦娘と話せる様になったな」


    提督「よし、この調子で手紙を書いていこう」



    提督「…あ、そうだ金剛が来るから枕出しとかないとな」

    93 :

    なんだかんだで受け入れる提督まじツンデレ

    94 :

    男のツンデレでときめくなんて

    95 = 1 :

    おまけ(別に>>91が言ったから書いたわけじゃ無いよ)


    天龍「よっ! ただいま提督!」


    提督「……」


    天龍「…提督、戦果が上がったぜ。ここ置いとくな」


    提督「……なるほど、いつも通りだ」


    天龍「そう言えば、この新兵装…かなり役に立ってるぜ」


    提督「当たり前だ、きちんと使えば役に立たない兵装など存在しないだろう…例えそれがどんなに古い物だとしてもな」


    天龍「まあ、そうかもしれないな」


    天龍「それじゃ、報告終わったし。俺は戻るぜ」


    提督「あ、天龍…」


    天龍「ん? なんだ提督」


    提督「…その………天龍、今日も可愛いぞ」


    天龍「おう、提督も恰好良いぜ」


    提督「世辞を言うな……………ぁ、ありがとう」


    天龍「どういたしまして」

    96 :

    提督かわいい

    97 = 1 :

    おまけ2


    瑞鶴「提督さん、戦果が上がったよー!」


    提督「そうか」


    瑞鶴「私MVPだったんだー」


    提督「当たり前だな」


    瑞鶴「……」


    提督「……」


    瑞鶴「……」


    提督「……」


    瑞鶴「大丈夫だって、提督さん…誰も見てないから」


    提督「……何がだ?」


    瑞鶴「べつに~」


    提督「……さっきの本当だよな?」


    瑞鶴「まあねぇ」


    提督「…よく頑張った、ありがとな」ナデナデ


    瑞鶴「ふふ…」

    98 = 1 :



    提督「さて、金剛が来る前に手紙を仕上げなければいけないな」


    提督「……誰に書こうか?」


    提督「よし…>>100>>102にしよう」

    99 :

    雪風

    100 = 84 :

    摩耶


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