私的良スレ書庫
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元スレ穂乃果「廃校を食い止めよう! >>3で!」
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私は、素直に全部を話した。
海未ちゃんの胸を必要以上に攻めて弱らせて、拘束して唇を奪ったことを。
嫌がる海未ちゃんの様子から何から事細かに、包み隠さず全てを話した。
絵里ちゃんは黙って話を聞いていた。
私が話し終えると、大きく息を吐いた。
「…ことり」
乾いた音が響いた。
それが自分の頬を叩かれた音だと気づくまで、数秒かかった。
「あなた、最低よ」
そう言って絵里ちゃんは海未ちゃんのもとへと向かい、拘束を外して、まだ泣き止まない海未ちゃんを連れてお店から出て行った。
不気味な沈黙が店内に流れた。
それを破ったのは、店内に残ったもう1人。
「……ことりちゃん、今話したこと、本当、なの?」
花陽ちゃんが目に涙を溜めて聞いてきた。
恐いものを見るような目つきで私のことを見ている。その目は、夢の中にいるような気分だった私を、ようやく現実に引き戻した。
「……本当、だよ」
もう一度、頬に痛みが走った。
花陽ちゃんは何も言わずに、私を睨みつけてから走り去った。
海未ちゃんの胸を必要以上に攻めて弱らせて、拘束して唇を奪ったことを。
嫌がる海未ちゃんの様子から何から事細かに、包み隠さず全てを話した。
絵里ちゃんは黙って話を聞いていた。
私が話し終えると、大きく息を吐いた。
「…ことり」
乾いた音が響いた。
それが自分の頬を叩かれた音だと気づくまで、数秒かかった。
「あなた、最低よ」
そう言って絵里ちゃんは海未ちゃんのもとへと向かい、拘束を外して、まだ泣き止まない海未ちゃんを連れてお店から出て行った。
不気味な沈黙が店内に流れた。
それを破ったのは、店内に残ったもう1人。
「……ことりちゃん、今話したこと、本当、なの?」
花陽ちゃんが目に涙を溜めて聞いてきた。
恐いものを見るような目つきで私のことを見ている。その目は、夢の中にいるような気分だった私を、ようやく現実に引き戻した。
「……本当、だよ」
もう一度、頬に痛みが走った。
花陽ちゃんは何も言わずに、私を睨みつけてから走り去った。
騒ぎを聞きつけて穂乃果ちゃん達がやってくる頃には、私は自分のやったことの大きさを知って、その場に泣き崩れた。
現在の入学希望者数ー359人
メイド喫茶『ミナリンスキー』、臨時休業。入学希望者獲得できず。
現在の入学希望者数ー359人
メイド喫茶『ミナリンスキー』、臨時休業。入学希望者獲得できず。
ーー翌日、南家
理事長「ことりー? そろそろ起きないと遅刻するわよー?」
ことり「……うん、分かってる。ちゃんと起きるから大丈夫だよ」
理事長「……何があったかは聞かないけど、苦しかったなら誰かに相談しなさいね。穂乃果ちゃんや海未ちゃんになら素直に話せるでしょ?」
ことり「……そうだね」
理事長「……」
パタン
ことり「……学校、行きたくないな」
>>315
1.学校へ行く
2.休む
3.別の場所に行く
なんでこうなってるのか産業
廃校を阻止しようとしてた筈なのに
kskst
廃校を阻止しようとしてた筈なのに
kskst
ーーどこかの橋の上
「……」
体調不良で何度か休んだことはあったけど、自分の意志で学校に行かなかったのは、初めてだな……。
橋の上から下を見下ろすと、あんまり綺麗じゃない水の流れが見える。
それはどれだけ時間が経っても流れ続けるだろう。
いつかは汚いものが流れ切って、綺麗な流れに変わるんだろうか。
私は、自分の心を見ているような気がした。
海未ちゃんに対する汚い思いが渦巻いて、心の中はぐちゃぐちゃ。
いつか、こんな思いはなくなって私の心も綺麗になるのかな?
そんな思いを抱いて川を見つめ続けるうちに私は……
>>320
1.飛び込みたくなった
2.気持ちが落ち着いてきた
3.ますます落ち込んできた
あなたの気持ちなんて知らないよ、とでも言いたいかのように流れ続ける川を見て、私は体が引っ張られているような錯覚を覚えた。
水が私のことを呼んでいる。
ここまで来れば楽になれるよ、と。
そうだ。あそこまで行けばもう何も考えなくて済む。
海未ちゃんへの思いは水の中に溶けて、私の心に平穏が訪れる。
熱に浮かされたように私は橋の欄干から身を乗り出して、体重を前方へと移していく。目に映る水の流れが少しずつ私に近づいてくる。
このまま……私は…
水が私のことを呼んでいる。
ここまで来れば楽になれるよ、と。
そうだ。あそこまで行けばもう何も考えなくて済む。
海未ちゃんへの思いは水の中に溶けて、私の心に平穏が訪れる。
熱に浮かされたように私は橋の欄干から身を乗り出して、体重を前方へと移していく。目に映る水の流れが少しずつ私に近づいてくる。
このまま……私は…
突然、体が後ろに引き寄せられた。
誰かが私のことを引っ張って助けたと気づくまで、それほど時間はかからなかった。
私を助けた人物は息を切らせて私のことを睨んでいた。
今の私には、どうしてこんなに怒っているんだろう、としか思うことが出来なかった。
私を助けた人は…>>326
誰かが私のことを引っ張って助けたと気づくまで、それほど時間はかからなかった。
私を助けた人物は息を切らせて私のことを睨んでいた。
今の私には、どうしてこんなに怒っているんだろう、としか思うことが出来なかった。
私を助けた人は…>>326
「穂乃果ちゃん……」
幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた親友がそこにいた。
その人は目に涙を浮かべて私のことを思いきり抱きしめた。
「…心配…したんだよ…? ことりちゃんも…海未ちゃんも、学校に来てなかったから……」
穂乃果ちゃんは嗚咽まじりにぽつぽつと話した。
あんまりに強く抱きしめてくるから、小さな痛みが胸に走る。
「……ねえ、穂乃果ちゃん。どうして…なんで泣いてるの?」
「ばかっ!! ことりちゃんの大馬鹿っ!! 死んじゃったらもう何も出来ないんだよ!? 一緒に遊んだり、笑ったり……海未ちゃん達と仲直りすることだって出来ないんだよ!?」
「仲……直り?」
「そうだよ! 悪いことしたらちゃんと謝って、許して貰ったらありがとうって言うの! それだけ出来れば元に戻れるのに、何で死んじゃおうなんて考えるの!?」
「でも……私……私、海未ちゃんにも絵里ちゃんにもあんなに酷いことしたんだよ? 今更謝ったって、何も……」
「一回謝って駄目だったら、何回も謝るの!」
「……それでも駄目だったら、どうするの?」
「もっと……もーっといっぱい! 何百回でも謝ればいいんだよ!」
「……私のこと、許してくれるのかな……自分勝手にあんなことして、二人を傷つけて…」
「ことりちゃん!」
抱きしめる力がますます強くなる。
痛いよ……穂乃果ちゃん…そんなに強く抱きしめられたら、涙が出てきちゃうよ…
「私はいつだって、ことりちゃんの味方だからね!」
「……っ!」
私は、大声で泣いた。
穂乃果ちゃんに抱きしめられたまま、涙が枯れるまで泣いた。
涙と一緒に、心の中のもやもやがこぼれ落ちるまで、子供のように泣いた。
幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた親友がそこにいた。
その人は目に涙を浮かべて私のことを思いきり抱きしめた。
「…心配…したんだよ…? ことりちゃんも…海未ちゃんも、学校に来てなかったから……」
穂乃果ちゃんは嗚咽まじりにぽつぽつと話した。
あんまりに強く抱きしめてくるから、小さな痛みが胸に走る。
「……ねえ、穂乃果ちゃん。どうして…なんで泣いてるの?」
「ばかっ!! ことりちゃんの大馬鹿っ!! 死んじゃったらもう何も出来ないんだよ!? 一緒に遊んだり、笑ったり……海未ちゃん達と仲直りすることだって出来ないんだよ!?」
「仲……直り?」
「そうだよ! 悪いことしたらちゃんと謝って、許して貰ったらありがとうって言うの! それだけ出来れば元に戻れるのに、何で死んじゃおうなんて考えるの!?」
「でも……私……私、海未ちゃんにも絵里ちゃんにもあんなに酷いことしたんだよ? 今更謝ったって、何も……」
「一回謝って駄目だったら、何回も謝るの!」
「……それでも駄目だったら、どうするの?」
「もっと……もーっといっぱい! 何百回でも謝ればいいんだよ!」
「……私のこと、許してくれるのかな……自分勝手にあんなことして、二人を傷つけて…」
「ことりちゃん!」
抱きしめる力がますます強くなる。
痛いよ……穂乃果ちゃん…そんなに強く抱きしめられたら、涙が出てきちゃうよ…
「私はいつだって、ことりちゃんの味方だからね!」
「……っ!」
私は、大声で泣いた。
穂乃果ちゃんに抱きしめられたまま、涙が枯れるまで泣いた。
涙と一緒に、心の中のもやもやがこぼれ落ちるまで、子供のように泣いた。
ーー放課後、2年生の教室
穂乃果「いやー、今日は珍しく二人一緒に遅刻しちゃったね!」
ことり「あはは、そうだね。初めてだったかも」
穂乃果「えへへ……ねえ、ことりちゃん。一人で本当に大丈夫? 不安なら私もついて行くけど…」
ことり「…ありがとう、穂乃果ちゃん。でも、これは私自身の問題だから一人で解決しなきゃいけないと思うんだ」
穂乃果「…そっか。うん、分かった! それじゃあ…また明日! だね」
ことり「うん、また明日」
穂乃果(きっと…仲直りできるよね?)
ガラッ ピシャ…
ことり「…行かなくちゃ」
>>332
1.一年生の教室
2.弓道場
3.三年生の教室
4.アイドル研究部
5.音楽室
6.生徒会室
7.海未の家
8.アルパカ小屋
9.神田明神
10.その他
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「! ことりちゃん……。何しに来たの」
ことり「…海未ちゃんと話がしたくて。花陽ちゃんはどうして海未ちゃんの家に?」
花陽「…絵里ちゃんに頼まれたの。生徒会の仕事が終わるまで海未ちゃんのことを見ててくれないかって」
ことり「そっか…。」
花陽「…とりあえず、入りなよ」
ことり「…うん」
ーー海未の部屋
コンコン
海未「……はい」
花陽「海未ちゃん、ことりちゃんが話をしたいって来たよ」
海未「!? …そう、ですか」
海未(恐い……。また、何かされるんじゃ……でも…知りたい。ことりが何故あんなことをしてきたのか。普通なら絶対にやらないはず…。
何か…思うことがあったのかもしれない……それを知りたい…)
海未「……」ドクン…ドクン…
海未「…分かり、ました。どうぞ、入ってください」
花陽「……」
スーッ…
ことり「…海未ちゃん」
海未「こ、ことり……」ビクビク
ことり「>>340」
花陽「! ことりちゃん……。何しに来たの」
ことり「…海未ちゃんと話がしたくて。花陽ちゃんはどうして海未ちゃんの家に?」
花陽「…絵里ちゃんに頼まれたの。生徒会の仕事が終わるまで海未ちゃんのことを見ててくれないかって」
ことり「そっか…。」
花陽「…とりあえず、入りなよ」
ことり「…うん」
ーー海未の部屋
コンコン
海未「……はい」
花陽「海未ちゃん、ことりちゃんが話をしたいって来たよ」
海未「!? …そう、ですか」
海未(恐い……。また、何かされるんじゃ……でも…知りたい。ことりが何故あんなことをしてきたのか。普通なら絶対にやらないはず…。
何か…思うことがあったのかもしれない……それを知りたい…)
海未「……」ドクン…ドクン…
海未「…分かり、ました。どうぞ、入ってください」
花陽「……」
スーッ…
ことり「…海未ちゃん」
海未「こ、ことり……」ビクビク
ことり「>>340」
ことり「ごめん!」バッ
海未「ことり…」
ことり「私にできることなら何でもするから…だから…許して…」
海未「……理由を聞かせてくれませんか。あの時のことりは、明らかにいつもと様子が違いました。その理由を聞かせてもらえないと謝られても了承することができません」
ことり「>>344」
海未「ことり…」
ことり「私にできることなら何でもするから…だから…許して…」
海未「……理由を聞かせてくれませんか。あの時のことりは、明らかにいつもと様子が違いました。その理由を聞かせてもらえないと謝られても了承することができません」
ことり「>>344」
ことり「何かに取り憑かれていたの」
海未「……は?」
ことり「海未ちゃんのことを好き勝手したいっていう思念のようなものが私の体を動かして、あんなことをしてしまったの」
海未「…ことり、そんな理由で私が納得すると思っているんですか? 次ふざけたら私でも怒りますよ? 本当の理由を教えて下さい」
ことり「>>348」
海未「……は?」
ことり「海未ちゃんのことを好き勝手したいっていう思念のようなものが私の体を動かして、あんなことをしてしまったの」
海未「…ことり、そんな理由で私が納得すると思っているんですか? 次ふざけたら私でも怒りますよ? 本当の理由を教えて下さい」
ことり「>>348」
ことり「本当なの…信じて…」
海未「!」
海未(ことりのこの目……嘘を言っているようには思えません…。ですが何かに取り憑かれていただなんて理由であんなことを…? そもそもその何かとは…?)
海未「…ことり、あなたは先ほど何かに取り憑かれていたといいましたね…」
ことり「…うん」
海未「では…あれはあなたの意志ではなかったんですね?」
ことり「……」
海未「…正直に答えて下さい。あれはあなたの意志ではなく何かに動かされてやったことなのか。それとも……自分の意志でやったことなのか。そして…あれがあなたの意志であったのならば…あなたは…私のことをどう思っているのですか?」
花陽(……ことりちゃん)
ことり「……」
ことり「>>352」
海未「!」
海未(ことりのこの目……嘘を言っているようには思えません…。ですが何かに取り憑かれていただなんて理由であんなことを…? そもそもその何かとは…?)
海未「…ことり、あなたは先ほど何かに取り憑かれていたといいましたね…」
ことり「…うん」
海未「では…あれはあなたの意志ではなかったんですね?」
ことり「……」
海未「…正直に答えて下さい。あれはあなたの意志ではなく何かに動かされてやったことなのか。それとも……自分の意志でやったことなのか。そして…あれがあなたの意志であったのならば…あなたは…私のことをどう思っているのですか?」
花陽(……ことりちゃん)
ことり「……」
ことり「>>352」
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