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    元スレ八幡「いや、だから終わったはずだろ、人生相談」

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    201 = 180 :

    ―某ファミレス―

    材木座「ふむぅ…なかなか筆が進まぬ」

    黒猫「口を動かす暇があるなら手を動かしなさいな」

    材木座「あ、すいません」

    黒猫「…」

    材木座「うむぅ…」

    黒猫「…」

    材木座「…」

    イチメイサマ、ゴアンナイデース

    材木座「…?…!?は!八幡!?」

    八幡(…店間違えました)

    202 = 180 :

    材木座「八幡!お主、逃がさんぞ!」

    八幡「見つけるなりこっち来るなよ、お前マジでどんだけ俺のこと好きなの?」

    材木座(た、助けて欲しいのだ)

    八幡「はぁ?なんでいきなり小声なんだよ」

    黒猫「あら、また会ったわね」

    八幡「あ?おう」

    黒猫「こんにちわ」

    八幡「じゃ、そういうことだから俺帰るわ」

    材木座「まぁ八幡、我のコーラを飲むが良い」

    八幡「汚ねぇよ、つーか服つかむな、気持ち悪い」

    黒猫「…?何をしているの、早く座ったらどうかしら」

    八幡「いや、俺帰るから」

    材木座(…だから待つでおじゃる)

    八幡「しつけぇよ、離せよ」

    203 = 180 :

    材木座(ど…どうにかして欲しいのだ、八幡)

    八幡「んだよ」

    材木座(あの小公女、我を見つけるなりこっちに来た挙句、我の小説を散々貶し倒して自作の小説を
        押し付けてきたのだ)

    八幡(だからなんだよ)

    材木座(なんとか作家モードで読み進めておったのだがもう持たないのだ)

    八幡「いや、俺関係ねぇし」

    材木座「ほぶぁ!何を言う八幡!我と貴様はあの苦しい修行を共に乗り越えたパートナーではないか!」

    八幡「だからそれただの体育だろうが」

    八幡(ぼっちは本当に体育苦手になるよな、身体能力とか関係なく)

    材木座「頼むよ八幡んんんん~」

    八幡「気持ち悪いっての、じゃあ帰るから、じゃあな」

    沙織「あら?八幡さんではありませんか」

    八幡(お前絶対影で見てたろ)

    204 = 180 :

    黒猫「あら、遅かったわね」

    沙織「少し立て込んでしまいまして」

    八幡(あれ?なんでナチュラルに俺引っ張られてんの?)

    材木座「フフウ…八幡、やはり貴様はそうなる運命なのだ…」

    八幡(殴りたい、この笑顔)

    黒猫「…あなた、帰ったんじゃなくて?」

    八幡「いや、そのつもりだったんだけどさ」

    沙織「どうせならご一緒がいいかと」

    八幡(おい、その姿で俺を見るな)

    材木座「あ…えーっと」

    八幡(ほら、材木座が我に返った途端うろたえてるじゃねぇか)

    205 = 180 :

    沙織「結局桐乃さんは来れなかったんですね」

    黒猫「ええ、あの女、撮影があると高らかに自慢していたわ」

    沙織「そうですか、なら仕方ないですね」

    黒猫「私はそのほうがせいせいするのだけれどね」

    沙織「それでは行きましょうか、ほら、八幡さんと材木座さんも」

    八幡&材木座「え?どこに?」

    沙織「中野です」

    八幡&材木座「なんで?」

    黒猫「コスプレよ」

    八幡&材木座(いや、お前(お主)もうしてんじゃん)

    沙織「それでは出ましょう」

    八幡&材木座「え?」

    206 = 180 :

    ―中野―

    八幡「え?」

    沙織「着きましたね」

    黒猫「ええ」

    八幡(いや、なんで俺まで来てんの?)

    材木座「フフフ、コスプレか…いや、実は我も…」

    八幡(何だコイツ、電車の中でもう気づいてたけど結構楽しそうじゃねぇか)

    黒猫「けれど少し時間が早いわね」

    沙織「そうですね、どこかで少し時間を潰しましょう」

    材木座「うむ」

    八幡(…材木座、お前少しずつ慣れてないか?)

    材木座「…?なんだ?八幡」

    八幡「近いって、気持ち悪い」

    207 :

    材木座がどんどんリア充になってるじゃねえかw

    208 = 180 :

    八幡(…で)

    八幡「初めて来たな」

    材木座「我は何度も来たことあるぞ?八幡」

    八幡(知らねぇよ)

    沙織「ここならいくらでも時間をつぶますね」

    黒猫「というか、目的のお店もここにあるんじゃなくて?」

    沙織「さすが黒猫さん」

    黒猫「そのくらいわかるわよ」

    八幡(これが中野ブロードウェイか…でかいな)

    材木座「それでは早速行くぞ、八幡」

    八幡「いや、俺はいいって」

    沙織「何を言っているんですの?早く行きましょう」

    八幡「おい、ちょっとは聞けって」

    209 :

    水差してすまんが少し気になることが…
    千葉の人も「~~じゃん」って言うの?

    210 = 180 :

    八幡(…で)

    材木座「見ろ八幡!このアイテムの数々を!」

    八幡「いや、俺別にそこまで興味ねぇし」

    黒猫「あら、そう言いながらゲームソングのラックを見ているじゃない」

    八幡「いや、無印のソニックアドベンチャーのサントラ探してんだよ、普通の店探しても全然ねぇからな」

    八幡(ウィンディバレーは名曲だと思いました)

    沙織「この店は流通に乗りにくいモノのバックナンバーも各種揃っていますからね」

    八幡「と言ってもやっぱりねぇな」

    材木座「八幡」

    八幡「んだよ」

    材木座「我は買い逃した雑誌を買ったぞ」

    八幡(ホントどうでもいい)

    211 = 180 :

    >>209
    自然に使ってた、わかんないから気をつける

    212 = 197 :

    >>209
    言うんじゃないか?
    原作でも八幡は「お前~してんじゃん」とかよく言ってるし
    あの千葉愛からして多分俺ガイルの作者千葉出身だろ

    213 = 180 :

    八幡(あぁ、疲れた)

    黒猫「随分歩きまわったわね」

    八幡「そうだな」

    沙織「もうそろそろ時間ですわね」

    八幡「…なぁ、それ本当に俺も行かなきゃいけないの?」

    黒猫「当然よ」

    沙織「ここまで来て何を言ってるんですか」

    八幡「やっぱいいって、興味ねぇし」

    沙織「コスプレは一度してみるとハマる方も多いんですよ?」

    黒猫「そうね、貴方は一度自分を開放したほうがいいわ」

    八幡「ハマんねぇし、開放もしたくねぇよ」

    材木座「いいではないか、八幡」

    八幡「んだよ材木座、お前だけで行けよ」

    材木座「フッハッハ!何を言う八幡!我は一人で行くくらいなら死を選ぶぞ!」

    八幡(じゃあ死ねよ)

    214 :

    寧ろ~じゃんって方言なのか?
    一般的な表現とは思わないが東北の糞田舎にいる自分でさえ昔から使ってたんだけど

    215 :

    千葉県民の俺参上!
    普通にじゃんは使う
    むしろ方言だったの?ってレベル

    216 = 183 :

    昔やたら流行ってテレビとかで良く使われてた時期があっただけで
    元々東京辺りの方言なんじゃなかったっけ?

    217 :

    原作でも普通に使ってるのに関係ない話題でスレを埋めるなよアホか

    218 = 180 :

    八幡(…で)

    材木座「おぉ!これは凄いぞ!八幡!」

    八幡「なんで一々俺の報告すんだよ」

    材木座「いや、だって喋りにくいし」

    八幡(だから知らねぇって)

    八幡「つーか五更、お前最初からコスプレしてんじゃねぇか」

    黒猫「これはただの普段着よ」

    八幡(嘘つけ)

    黒猫「それより、貴方も何か着てみなさいな」

    八幡「だからいいってば」

    沙織「八幡さん、これ絶対似合うと思いますよ」

    八幡「いや、これただのジーパンと白のTシャツじゃねぇか…ってこれまさか」

    黒猫「Lよ」

    八幡(ふざけんな)

    219 :

    千葉在住だけど普通に使うよ

    220 = 180 :

    沙織「他にもありますよ、カオスヘッドの西條拓巳とか」

    八幡(お前実はコスプレさせる気ねぇだろ)

    黒猫「これなんていいじゃないかしら、男子高校生の日常のタダクニ」

    八幡「もうなんのひねりもねぇ制服じゃねぇか」

    八幡(つーかなんでそんなんまでおいてあるんだよ)

    材木座「むぅ…」

    八幡「どうした、材木座」

    材木座「サイズが合うのがシュタインズゲートのダルしかないのだ」

    八幡(笑わす気しかねぇだろ、お前)

    八幡「あとあれなんてどうだ?鉄拳のボブ」

    材木座「お主!我を愚弄しておるのか!」

    黒猫「これなんてどう?ブレイブルーのテイガー」

    材木座「ふむ…悪くないな…」

    八幡(似合わねー)

    222 = 180 :

    ―店外―

    沙織「どうでしたか?八幡さん」

    八幡「いや、どうも何も、俺Lしかやってないし」

    八幡(なぜか店員まで乱入してきてあれだけ着せられたんだよ、クッソ)

    黒猫「最高に似合って居たわよ、メイクすらいらなかったものね」

    八幡「うるせぇ」

    材木座「しかし、時間も中途半端だな、八幡、どこかで飯でも」

    八幡「だからなんで俺に言うんだよ、それに行かねぇし」

    黒猫「相変わらず捻くれているわね」

    八幡「周りがひねくれすぎて逆に真っ直ぐな俺が曲がって見えてるんだっつーの」

    黒猫「また意味のわからない理屈を、それに貴方は正真正銘ひん曲がっているわ」

    八幡(そうですか)

    沙織「でも本当に中途半端ですね」

    八幡「帰るって選択肢はねぇの?」

    沙織「もったいないですわ」

    材木座「そうだぞ、八幡」

    八幡(うぜぇ)

    223 :

    ヒッキーだったら、ハザマ大尉だろ

    225 :

    L超似合いそうだな八幡

    226 :

    銀蟲とかいけるんじゃないか

    227 = 180 :

    八幡(…で)

    材木座「ふむ、カラオケか」

    沙織「ここなら趣味の合う者同士、楽しく遊べますしね」

    黒猫「フフ、とうとう私の目の封印を解く時がきたわね」

    材木座「グッ…我も古傷が疼く…ッ!」

    八幡(お前らいいコンビだな)

    沙織「八幡さんは何を歌うんですか?」

    八幡「え?俺はいいよ」

    黒猫「そんなこと言って、結局歌うのでしょう?それにお金ももったいないわ」

    材木座「そうだぞ、八幡」

    八幡(材木座、そろそろそれイラっとくる)

    八幡「とりあえずお前ら勝手にやってろよ、俺も後で適当に入れるから」

    沙織「そうですか、期待していますね?」

    八幡(…まぁ、気分次第だな)

    228 = 199 :

    DIOをノリノリでやってほしいなっと

    229 :

    完全にダブルデートだこれ
    八幡×沙織
    材木座×黒猫
    相性も悪くない

    230 = 180 :

    黒猫「とりあえず何か歌いましょう」

    沙織「そうですね、トップバッターはどうします?」

    材木座「…」

    八幡「おい、材木座、歌えよ」

    材木座「いや、さすがに」

    八幡(口調気にしろ)

    沙織「まぁせっかくですし」

    黒猫「そうね、こういうのは新参者が最初に入れるべきよ」

    材木座「そ…そうであるか、それでは失礼して」

    八幡(…溝ノ口太陽族?材木座のくせにセンスいいじゃねぇか)

    材木座「うむ、それでは」

    八幡(イントロがすでにいい)

    材木座「ブルゥ~ス~」

    八幡(そして意外と上手い)

    231 = 199 :

    飛行機雲と河川敷

    232 :

    そもそも千葉神奈川辺りの方言なんて聞いた事ねえわ
    というか地方でも標準語ばかりで方言なんて消えていってるぞ

    233 :

    千葉の方言の一つ「ズル込み」

    234 = 180 :

    材木座「サンレェェッドォォォォォォ!!」

    八幡(ムカつく、上手い事にムカつく)

    沙織「なかなかよかったですね」

    黒猫「そうね、意外とあっていたわ」

    材木座「そ…そうか?…フ…ハーッハッハ!」

    八幡(はしゃぐな)

    黒猫「それじゃあ、次は私が歌うわ」

    沙織「頑張ってくださいね」

    黒猫「クク…愚問ね」

    八幡(曲は…Preserved Roses、まぁ歌うとは思ってた)

    黒猫「みーじっかーいゆーめをかさーねーてー」

    八幡(西川のパートも歌うのか?まぁぼっちはデュオも楽勝で一人で歌いきるしな)

    235 :

    >>209
    ~~じゃんって方言だったんだ!初めて知った。

    236 = 180 :

    黒猫「はなさーない~!」

    八幡(結局一人で歌いきりやがった、やるな)

    沙織「素晴らしいですわ」

    黒猫「当然よ」

    材木座「…」

    八幡(材木座がずっとウズウズしてたな、歌いたかったんだろうな)

    黒猫「次は貴女の番よ」

    沙織「そうですね、それでは失礼して…」

    八幡(何歌うんだろうな、予想つかねぇな)

    沙織「行きます」

    八幡(…んなッ!brave heartだと…!)

    沙織「逃げたりーあーきらめることはー」

    八幡(これは素晴らしい、歌が)

    237 :

    つまんねーからやめろよ

    238 :

    懐かしいなあ

    239 = 180 :

    ―店外―

    沙織「意外でしたね、まさか八幡さんが本当に歌うとは」

    材木座「うむ、しかもマニ☆ラバの幸せを歌うとは」

    八幡「んぐっ…」

    材木座「いいのだぞ?八幡、名曲に間違いない」

    黒猫「ただ、貴方が歌うだなんて夢にも思わなかったけれど」

    八幡「うるせぇよ、お前だってINNOCENCEとか想像通りの歌ばっかり歌いやがって」

    黒猫「いいじゃないの」

    沙織「まぁ、いいじゃないですか」

    黒猫「貴女がシャッフルのYOUを歌い出したときは心底驚いたわ」

    沙織「ありがとうございます」

    八幡(お前、選曲がストライクすぎるんだよ、青春狂騒曲歌いだしたときは危うく俺も歌いそうに
       なったぞ)

    材木座「なににせよ、楽しかったのだからいいではないか、八幡」

    八幡「あ?あぁ、まぁそうだな」

    240 = 235 :

    バジーナのセンスが神すぎるな

    241 = 225 :

    さすが沙織わかってる

    242 = 180 :

    黒猫「あら、意外と素直に認めるのね」

    八幡(しまった)

    沙織「何よりですわ、また他の方たちも連れて来ましょう」

    黒猫「そうね」

    八幡(もう喋りません)

    材木座「うむ、いい時間だな、八幡」

    八幡「わーってるよ」

    沙織「それでは、私はこのへんで」

    黒猫「私も寄るところがあるからここでさよならよ」

    材木座「それでは帰るか、八幡」

    八幡「気持ちわりいって、あぁ、それじゃあな」

    沙織「えぇ、それでは」

    黒猫「いずれね」

    八幡(…まぁいいか)

    243 = 180 :

    材木座「八幡よ」

    八幡「んだよ」

    材木座「我は楽しかったぞ」

    八幡「気持ちわりぃって」

    材木座「照れなくてもいいのだぞ?八幡」

    八幡「照れてねぇっての」

    材木座「ただ、我らはこういうことに慣れてなさすぎるな、八幡」

    八幡「材木座のくせに偉そうなこと言うんじゃんねぇよ」

    材木座「ぐぬぅ…まぁいい、ところで八幡」

    八幡「あ?」

    材木座「今ちょうどここに我が考えた新作小説のプロットがあるのだが」

    八幡「なんでだよ、つーかプロットじゃなくて書いてから持って来い」

    材木座「読んでくれるのか?」

    八幡「読まない」

    材木座「ふぬぁ!」

    八幡(慣れてない…か、材木座のくせにわかったようなこと言いやがって、クソ)

    材木座「け…ケプコンケプコン、それでは八幡、我もここらで」

    八幡「おう」

    材木座「サラダバーッ!」

    八幡(だからうぜぇってのによ…ったく)



    終わり

    244 = 180 :

    終わった、けどちょっとほのぼのし過ぎなんじゃないの?これ
    そろそろ原点復帰というか、暗い感じのが書きたいな、最初から原作とはほど遠かったけど

    それじゃあ、前から読んでくれてる人、今日はたまたま目にした人、ありがとう、おやすみ

    246 :

    乙っす。

    248 = 183 :


    俺もそろそろほのぼのじゃない、内容のあるやつ読みたい

    250 = 180 :

    八幡(前言撤回、前にしばらく周りは放っておいてもいいとか甘いことを言ったが、そろそろ
       潮時だ、と言うか遅すぎるまである)

    八幡(いくら俺でも、ここしばらくは流されてしまった自分が悪いと言わざるを得ない)

    八幡(となれば、当然自分のケツを拭くのは自分だ、関係も何もない)

    八幡(楽しくなかったとは言わない、自分にまで嘘をつく必要はないからな、俺、自分大好きだし)

    八幡(だが、その俺が好きな俺がいつの間にか消えかかってるのが実感できる、アウトローだなんて
       今となっちゃ程遠い)

    八幡(もう満足したろ、比企谷八幡、今のうちに戻っておかないと、また同じ目にあうぞ)


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