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    元スレモバP「ブスだなー」

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    351 :

    ちゃんみおになんか嫌なフラグが…

    352 = 99 :

    とりあえずここまでで。
    あと2・3話ぐらいで終わる予定です。
    どうでもいいけどミツボシ☆☆★はすっごいベタな振り付けで踊ってほしいと思う今日この頃です。
    おやすみなさい。

    353 = 351 :

    なんだ、終わり間近ならフラグは俺の杞憂か

    毎回投下量が多くて有り難いな、次も機体

    355 :

    乙。
    ライブバトルに負けてもこれぐらい普通呼ばわりされるみくにゃんに失望しました
    みくにゃんのファンやめません

    356 :

    駆け出しアイドルのちゃんみおに興味ありませんみくにゃんのファンやり通します

    357 :

    >>353
    そういうのをフラグって言うんだ……

    358 :

    飯屋のライブ見てるとちゃんみおって実際いたらこうなんだろうなって思う

    359 :





    未央(駅着いたけど、何入ってるんだろ?…手紙?)



    360 = 99 :

    色々お疲れだったな。
    お前が抱え込んできたものを考えると、15歳には少し荷が重すぎるものだったろう。
    それを支えてくれる人間がいないのは辛いもんだ。俺もそうだった。

    それでも今日まで色んなものを抱えて踏ん張ってここまで歩いてきたことは、
    お前のこれからの人生において必ず力になる。
    それがアイドルという道であっても、他の人生を歩んだとしてもだ。
    お前がこれからどういう道を選ぶかは知らん。お前が決めることだ。

    渋谷も島村も、何とか今日まで持ちこたえることが出来た。
    少しずつではあるが、前に進んでいる。明日はもっと前に進むだろう。
    そういう兆しが俺には分かる。お前もいつも二人を見ていたなら、きっと分かるはずだ。
    その上で、お前が進みたい道を決めろ。

    765プロのライブチケットを同封してある。開始までは時間がある。会場は港スタジアムだ。
    港公園駅を降りたら案内がある。間に合うように移動しろ。

    二人にも伝えておいてほしいんだが、明日はオフの予定だ。存分に楽しんで来い。

    お前らが目指す世界は、そこよりももっと先だ。本物を感じてこい。

    P

    361 = 99 :

    未央(…マジ?これチョープレミアチケットじゃん!って時間ギリギリ!移動移動!
    電話は…電車だから無理か。メールしとこう)



    ガタンゴトン



    362 = 99 :

    港公園駅前



    卯月「…あ!未央ちゃーん、こっちこっちー!」

    未央「しまむー?!どしたの?」

    ちひろ「プロデューサーさんがそろそろ未央ちゃん来るから落ち合えって」

    未央「ちひろさんまで?どういうこと?」

    卯月「未央ちゃんもチケット持ってるんだよね?」

    未央「さっきプロデューサー君に貰ったけど、二人も貰ったの?」

    卯月「うん!しかもしかも!」

    未央(…しまむー、なんか変わった?)

    卯月「なんと!あの天海春香さんから渡されちゃいました!」

    未央「へっ!?」

    卯月「へへー♪プロデューサーが調整してくれたみたいで、ライブ前の天海さんと話しちゃいました」

    ちひろ「オーラというか、雰囲気が違いましたね」

    未央「」

    363 = 99 :

    卯月「…今はまだ上手くこの気持ちを形に出来ないんだけどね、私…」

    卯月「私、前に進もうって、そう思うんだ」

    未央「…しまむー」

    卯月「未央ちゃんが必死になって私や凛ちゃんを支えててくれたから、
    今こうやって前に進む決心が出来ました。本当にありがとう」

    未央「…頭なんて下げないでよ。私は二人に支えられてここまで来たんだもん。そんなの当たり前だよ」ヘヘヘ

    卯月「…未央ちゃん」


    ちひろ「さ、そろそろ会場の時間です。行きましょー!」

    未央「そっだね。さ、行こー!」

    卯月「おー!」

    364 = 99 :

    ゾロゾロゾロゾロ



    港スタジアムS席


    社長「お、遅かったね。待ちくたびれたよ」

    ちひろ「社長!?」

    卯月「社長もプロデューサーからですか?」

    社長「ああ、今日のこの時間だけは空けておいてくれと言われてさ。是非とも本物を君たちと見てほしいとね」

    ちひろ「あれ?プロデューサーさんは一緒じゃないんですか?」

    社長「いや?私はスカウト活動をしてから来たから一緒ではないよ?」

    未央「プロデューサー君はさっきまで私と一緒にいたけど、あれ?」

    卯月「あとから遅れてくるのかなぁ?」

    ちひろ「うーん、連絡してみますね」



    プルルルルル


    365 = 99 :

    P『はーい?』

    ちひろ「お疲れ様です、無事未央ちゃんと社長とも合流できましたよ」

    P『それはなにより』

    ちひろ「プロデューサーさんはいらっしゃらないんですか?」

    P『え?なんですか?』

    ちひろ「プロデューサーさんは来ないんですかって聞いたんです!」

    P『すみません、電波が悪いみたいでよく聞こえないです。とにかく楽しんできてください』

    ちひろ「え、ちょっと!」

    P『それじゃあまた事務所で』



    ツーツーツーツー



    未央「なんて?」

    ちひろ「電波が悪いみたいでよくわからなかったです。楽しんできてくださいと」

    未央「うーん」

    社長「…」

    ちひろ「…というかなんで私だけ席が離れてるんでしょう」

    367 = 99 :

    「…え?」

    卯月「あ!!」

    未央「しぶりーん!!」

    「…なんでみんないるの?」

    未央「プロデューサー君からのご褒美だってさ!」

    卯月「ちひろさんの隣が凛ちゃんかな?」

    「そう…みたい」

    (未央の隣か…気まずい)

    未央「ほらしぶりん、こっちこっち!」

    「…うん」



    カイエジュップンマエデス!!


    368 = 99 :

    ザワザワザワザワ


    ???「みんなー!準備はいいかなー!?」


    オーーーーーーーーー!!!!!



    未央「始まるね!!」

    卯月「うん!!」

    「…」ドキドキ


    春香「それじゃあいっくよーーーー!!!!」




    ウオォォォォォォォォォォォォーーーーーーーー!!!!!




    369 = 99 :





    未央「…ん?」

    (…キラキラして、私には眩しすぎる。この光に当てられると、私の醜さがさらけ出されてしまいそう)フルフル

    未央「しーぶりん!」

    「…何?」

    未央「しまむーも!」

    卯月「ふぇ?!」

    未央「そーれ、ギュッ!」

    370 = 99 :

    卯月「…?」

    「…手なんか繋いでどうしたの?」

    未央「えへへ♪なんとなーくさ、なんとなーく。
    こうして三人で手を繋いだら、なんかあのステージまでいけそうな気がしてさ」

    「…」

    卯月「…私もそんな気がする!」ギュッ!

    未央「でしょ♪しぶりんにもも一つギュッ!」

    「はは、何それ」

    未央「なんだろね。…でもずっとこうしたかったんだと思う。こうやって三人で手を繋いでさ♪」

    卯月「…未央ちゃん」

    「…未央」

    未央「えへへー。お!次は星井さんだ!」ワーーー!!

    「…」フフフ



    社長(…彼を信じて、よかったのかもしれんな)

    ちひろ(ですね)

    社長(!?)

    371 = 99 :

    ライブ終了後


    社長「素晴らしいライブだったね」

    ちひろ「はい!」

    卯月「キラキラ輝いて、魔法みたいでした!」

    未央「流石765プロといったところですな」

    「それは誰なの?」

    未央「あ、そういえば明日は三人ともオフだってプロデューサー君から伝言」

    卯月「オフかー」

    「…」

    372 = 99 :

    社長「目指さなければいけないのはこのライブよりももっと先の世界だと、P君は言っていたよ。
    全くもって同感だ。感心してばかりはいられないな。
    このライブを糧にして、明日からの一日を変えていこうじゃないか。私ももっと頑張らねばいかんな」

    卯月・未央「はい!!」

    「…はい」

    ちひろ「さ、遅くなる前に帰りましょうか」

    「「「はーい」」」




    しぶりん事務所へ

    373 = 99 :

    765プロライブ翌日


    未央(オフとは言われたものの、流石に昨日のライブを見せられたら、
    オフなんて言ってられないよね。少しでも上手くならなきゃ!)


    卯月(春香さん、輝いてたな。あんな風になりたいけど、今の私じゃなれない。もっと練習しなきゃ!)


    (私がみんなを魔法にかける。足りないものが多いけど、それでも、私なら出来る!)




    未央・卯月・凛「あっ」

    374 = 99 :

    事務所



    P「ふぁー、眠い」ノビー

    「「「おはようございます!!!」」」

    P「おお!?って何してんだ?今日はオフだって言わなかったか?」

    未央「いやー」

    卯月「昨日のライブを見てたら」

    「このままじゃ駄目だって思ってさ」

    P「…はぁ」

    未央「少しでも積み上げなきゃ絶対にたどり着けないからさあ」

    卯月「約束を果たすために、少しでも努力したいんです!」

    「星井さんみたいにキラキラ輝くのはまだ無理だけど、
    それでもいつかあんな風にキラキラに輝いて、みんなを魔法にかけるんだ」

    375 = 99 :

    未央「…なんで星井さん?確かにキラキラしてたけどさ」

    「ファッション誌の仕事で会って色々話したの。その時も凄くキラキラ輝いてたからさ」

    未央「…え?星井さんに会ったの?」

    「うん。仕事だったけどね」

    未央「…しまむーも天海さんに会ったんだよね?」

    卯月「うん♪いっぱい話しちゃった」

    未央「…プロデューサー君?」ジトー

    P「なんだよ」

    376 = 99 :

    未央「…私会ってない」

    P「誰に?」

    未央「765プロの人にだよ!二人は会ってるのになんで私は会ってないの!?」

    P「たまたまだ、たまたま」

    未央「う…わー!私も会いたいよーーーーー!」

    P「みくにゃんに会ったからいいだろ」

    未央「みくにゃんはいいよ!」

    P「酷いな」

    未央「うー」ズーン

    377 = 99 :

    P「んで、お前ら何しに来たんだ?」

    卯月「私たち、あのステージの先の世界に行きたいんです」

    未央「みんなを熱狂させて、感動させたい!」

    「あんな煌めく世界を作りたい」

    未央「そのために、本気のプロデュースをお願いしたいんです!」

    「どんな辛いことがあっても、二人がいれば絶対に大丈夫」

    卯月「辛いことがあっても、振り返らないで、前を向いて進んでいきます」

    未央「だから、これからも本気のプロデュースをお願いします!」



    卯月・未央・凛「お願いします!」



    P「…」

    卯月・未央・凛「…」

    378 = 99 :





    P「やーっといい顔になったな」



    379 = 99 :

    信頼できる上司も仲間もいない。何年もプロダクションを転々としてきた。

    信頼出来るアイドルはいたが、彼女たちを輝かせる前にプロダクションが潰れてしまったり、
    担当を先輩プロデューサーに取られたりと、今まで功績らしい功績を残せないでいた。

    功績が無いこと自体はいいのだが、担当したアイドルたちがその後良い成績を残せず
    他のプロダクションに移籍になることが多く、それが何より悔しかった。

    彼女たちは懸命にアイドルであろうとしていたが、大人がその芽を潰してしまっていた。
    それでも、どのプロダクションにいても仕事に対して真摯でいた。
    そうでなければアイドルを目指す彼女たちに失礼だから。

    あの輝くステージを作りたかった。一人一人が宝石のように輝き、
    会場にいるすべての人を一つにしてしまうほどの力を持った彼女たちのステージに憧れた。

    しかしどのプロダクションもそれに応える熱量を持っていなかった。どこも本気ではなかった。
    理想を目指すとは言葉だけで、その実、目の前の小事に一喜一憂するだけのつまらない場所ばかりだった。

    そんな中でも俺は全力を尽くしてきた。そんな時、CGプロの社長に誘われた。

    380 = 99 :

    CGプロと言えばこの業界にいれば名前ぐらいは聞いたことあるなというぐらいの小さなプロダクションで、
    ニュージェネレーションという三人組ユニットを売り出していたなと記憶していた。

    そんなCGプロの社長から直々にお誘いを受けた。
    その時はプロダクションの事務員として働いていたが、やはりプロデュース側にいたい、
    その気持ちを汲み取ってくれた社長の熱意に惹かれた。

    社長から前職のプロデューサーが辞めてしまい色々と困っていると聞かされた時、これは天啓だと思った。

    しかし事務所に入った瞬間、どのプロダクションのアイドル達よりも酷いというのを体が感じた。
    言葉で表現すると安っぽくはなるが、彼女たちからオーラを全く感じられなかった。

    彼女たちが何かを秘めているのは分かったのだが、
    それが何かによって酷くくすんでしまって、目も当てられない状態になっていた。

    だから、

    381 = 99 :






    モバP「ブスだなー」






                            終わり

    382 :

    本格的にプロデュースが始まる第二部はよう

    383 :



    まとまってたし面白かった

    384 :

    前Pはやはり…

    385 :


    アイドル大好きないいPだった

    386 :


    名作だったな

    前Pの行方というか後日談が気になる

    387 :


    追いついたと思ったら終わってしまった
    とても良かったけど名残惜しい

    388 :

    乙 いい話だった
    みくにゃんのファンやめます

    389 :

    お前がこそ真のアイドルマスターよ!>>1

    390 :


    楽しみながら、表現方法とか色々と勉強させて貰った

    391 :

    >>1掛け値無しに乙!素晴らしかった。
    初見でタイトルを見た時はPが『ブス』と言いつつアイドルの魅力をコレでもかと挙げ連ねる
    落として上げる方式でアイドルが『あぅ…(//∇//)』ってなるのを想像してたが
    序盤でギョッとなって最後で良い意味でギョッとなった作品でした。

    もし出来るなら、後日談、そして前Pの辞めるまでの詳細な経緯(心理描写)とその後行方を見てみたいです。

    392 :

    あ、みくにゃんはいいです

    393 :

    俺はこういうの好きだが、
    ブス連呼は読む人選びそうかなって思った。

    394 :

    え?終わり?
    なんだ、普通にイイハナシダナーで終わりか。

    とりあえず乙!

    395 :

    乙です
    もう少し読んでいたかった

    396 :


    少ししか出なかったけどみくにゃんが可愛かったのでみくにゃんのファン辞めます

    397 :

    完結してたのか、乙!
    ところで、終わったならHTML化依頼しようぜ
    番外編とかの投下を期待しちゃうからさ

    398 :

    最高だった。モバマスのアイドルがキチンとアイドルしてる姿を初めて見た気がする。
    Pとの恋愛要素なんて要らんかったんや!

    399 :

    >>393 俺も最初はスレタイ見て開かずだったからな
    しかし読んでよかった。面白かった。おつ

    400 :

    ある日の事務所




    プルルルルル・プルルルルル・プルルルルル ピッ


    ちひろ「はい千川です。どうしたんですか?」

    P『すみません、パソコンの電源を切り忘れてしまっていて。申し訳ないのですが電源切っておいてください』

    ちひろ「はーい。了解です。営業頑張ってくださいね」

    P『ありがとうございます。よろしくお願いします』


    ピッ


    ちひろ「データの管理も重要な今日この頃ですしね」


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