私的良スレ書庫
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元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」姫菜「・・・いいよ」
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姫菜「単刀直入に聞くね?雪ノ下さん、貴女は比企谷くんのことどう想っているの?」
雪乃「さっきも言ったと思うけれど、同じ部活に所属していr」
姫菜「雪ノ下さん」
姫菜「さっき私は貴女の質問について、私なりに誠意を持って応えたつもりなんだ・・・
できれば貴女にもはぐらかさないでちゃんと応えてくれると嬉しいんだけど・・・」
雪乃「・・・・・そうね」
すいません、雪乃の気持ちが書ききれず今夜はここまでになります。
今後の展開にも影響するのでもう少し考えさせて下さい
続きは2日以内を目処にがんばります。
渋で、こういうの読みたいので誰か書いてくださいと殆ど同じプロットを提案したら既にあると教えていただきました。
すごく面白いです!!!
失礼ですが、1の方に他人とは思えないシンパシーを感じます。どうか、早く続きをお願いします^^
すごく面白いです!!!
失礼ですが、1の方に他人とは思えないシンパシーを感じます。どうか、早く続きをお願いします^^
お待たせして申し訳ありませんm(_ _)m
今夜、投下するつもりでと思っていましたが無理でした orz
9割方できているので明日には投下できるかと思います。
もう少々お待ちください。
なんとかできました。
何回見なおしても修正が入るので直すことを諦めます。
あと体力も限界なので投下します。
毎日投稿している作者さんは異常ですね。
何回見なおしても修正が入るので直すことを諦めます。
あと体力も限界なので投下します。
毎日投稿している作者さんは異常ですね。
周囲を包んでいた月の淡い光が、薄い雲によって遮られ、闇の密度が僅かに濃くなる
雪乃「・ ・ ・ ・私が比企谷くんのことをどう思っているか?・・・よね」
雪乃「 ・ ・ ・ まず奉仕部の部長という立場として私は彼を認めているわ、
奉仕部に来た依頼は直接的にしろ間接的にしろ実質ほとんど彼が解決している ・ ・ ・
敵味方関係なくどんな人であれ困っている人に救いの手を差し伸べる姿勢も、奉仕部の活動理念に沿っているわ
ただ・ ・ ・彼のもたらす結果に対しては納得はしている、だけどその解決手段については納得していない・ ・ ・
いえ、納得できないというのが正しいのかしら ・ ・ ・ ・
勝手に自分を傷つけて、損な役回りを引き受け、そのうえ言い訳もしないし、させてもくれない
誰かを救うために誰かが犠牲になる・・・私はそのやり方に嫌悪を抱いているのだけれど・ ・ ・
でも、私には他の解決方法を見いだせない以上、ただの負け惜しみと思われても仕方ないわね」
姫菜「敵味方関係なく救ってしまうか・ ・ ・ ・そうね彼はおそらく人の弱い部分を肯定できるんだね
人の痛みを誰よりも知っているからこそ、苦しんでいる人を理解し、優しくすることができるんじゃないかな・ ・ ・」
そう、きっと彼ならつい私のことも救ってくれるのじゃないかと期待してしまうほどに・ ・ ・
姫菜「・ ・ ・今のは同じ部活仲間として・ ・ ・だよね? 雪ノ下さん個人としてはどうなのかな?」
まだ・ ・ ・ もう少し踏み込める・ ・ ・
雪乃「・ ・ ・私個人から見た彼の人物評について言及すると・ ・ ・
そうね、まず彼の人としてのあり方における考え方については、少なからず共感出来る部分があるわね。
お互いずっと一人でいた私と彼だからこその収斂進化の結果でしょうけれど・ ・ ・
以前彼は趣味に人間観察を挙げたこともあったのだけれど、言うだけあって彼の観察眼には一目置く価値があると思うわ
こと他人の、特に負の感情や人間性に対してそれを洞察する能力は卓越しているわ、彼には人の悩みやコンプレックスが透けて見えるのかしらね」
(そう、私が抱いている「それ」にもきっと彼は気づいているのだろう・・・・)
雪乃「・ ・ ・ と、ここまでが彼を知っている一個人としての私の彼への認識よ」
彼女が言い終わるか否かの間際、薄い雲に隠れていた月がその姿を現す
その月の淡い光によって晒された彼女の表情を見てハッと息を呑む・ ・ ・
姫菜「さ、流石に一緒にいるだけあって彼のことよく理解っているのね・ ・ ・ ・ ・ 」
眼鏡に触れる手が少し震える・ ・ ・ 成果としては十分だ、これ以上はもう・ ・ ・でも
葛藤から生じる逡巡を振り払うように・ ・ ・
姫菜「で、でも、まだ肝心の部分が語られてない・ ・ ・ ・」
雪乃「・ ・ ・ ・えぇ・ ・ ・ でも・ ・ ・ ・やっぱり分からない・ ・ ・ ・ ・」
姫菜「・ ・ ・ ・ ・」
雪乃「・ ・ ・ ・ 貴女の満足のいく応えでなく非常に申し訳ないのだけれど、彼に対して抱いているこの感情についてうまく説明できない」
彼女は切なげな表情で視線を外す
雪乃「正直、私が身内以外の他人に対してここまで興味を持った人は初めてよ・ ・ ・
良し悪しの感情の差はあるものの・ ・ ・彼の行動、言動に私は時折り新鮮な驚きを感じているわ
さっきも言ったけど彼の考え方に共感できる部分もあれば、全くもって受け入れられない時もある
そんな正負の入り混じったこの気持ちが何なのか・ ・ ・ ・」
ここが最終ラインだ・ ・ ・これ以上は・ ・ ・ しかし
姫菜「・ ・ ・ ・ ・雪ノ下さん、冗談ではなく、本当に分からないの?」
つい語尾が強くなり、口調に棘が滲み出てしまう
雪乃「!?・ ・ ・ えぇ」
僅かに変化した雰囲気を読み取ったのか少しばかりその目が見開く
姫菜「よくもそんな表情をして、彼のことをどう思っているのか理解らないなんて言えたものね」
ついには声量すら抑えきれず、静寂な境内に声が響く・ ・ ・
雪乃「・ ・ ・どういうことかしら?貴女には理解るとでもいうの?」
明らかに変化した雰囲気を察知し、彼女の口調も真剣なものへと色を変える
驚きから、敵対へとシフトした彼女の鋭利な視線を見つめ返すことで、逆に冷静になれた
ここまできたら伝えるべきであろう・ ・ ・
この選択が私を後悔させる判断になるかもしれない恐怖に抗いながら、むしろこの選択ができた自分を少し好きになる・ ・ ・
姫菜「ええ理解るわ・ ・ ・雪ノ下さんが今、比企谷くんに抱いている気持ちは紛れも無く恋よ!」
三点リーダー使うんだったら…の方がいいと思うよ
とりあえず乙です
とりあえず乙です
すいません。
見ている方がいるかもしれないので生存報告です。
どうしてもゆきのんを論破できず、更新が遅れております。
一応進めてはおりますのでもう暫くお待ち下さいm(_ _)m
>>285 様
ご指摘ありがとうございます。沈黙の書き方ずっと違和感をかんじておりました。
見ている方がいるかもしれないので生存報告です。
どうしてもゆきのんを論破できず、更新が遅れております。
一応進めてはおりますのでもう暫くお待ち下さいm(_ _)m
>>285 様
ご指摘ありがとうございます。沈黙の書き方ずっと違和感をかんじておりました。
彼女が何を言うだろうか、多少の推察と予感はしていた。
好きとか恋愛とか、クラスメイトや告白してきた人達も同じようなことを聞いてきた……
そして案の定……
確かに私は彼に惹かれている。彼をもっとよく知りたいと自覚もした。
しかしそれは彼の思考や行動への驚きや感嘆から生じた 興味や好奇心といった類のもので、恋愛感情といった類のものではない
………と思う……
その証拠に彼の思考に激しい嫌悪を抱くこともあるし、彼の捻くれた考え方は私のもつ理念とは大きく乖離する。
そんな彼を好きになるなんてことはやはりありえない
……………ハズ…、いまいち自信が持てないのは…………
急に湧きでた不安を無理矢理振り払うように首を振り、思考に蓋をする
やはり私の持つこの気持ちは彼女の言う恋といった恋愛感情ではない!
自分の気持ちを半ば強引に決めつけるよう断定し、彼女の言葉を否定しようと彼女に向き直る。
姫菜「もし彼の思考に嫌悪を抱くことがあるとか、理念が異なるといった理由で気持ちを認められないならそれは違うからね」
雪乃「え?……………う、嘘……何故……?」
彼女は私が唯一拠り所にしていた、根拠をあっさりと見抜き即座に否定した
私の狼狽える反応を見た彼女は怪訝そうな表情で
姫菜「ねぇ、間違っていたら申し訳ないんだけれど…………雪ノ下さん、あなたもしかして今まで恋をしたことがないの?」
私の不安材料を探り当てピンポイントで切り込む!
雪乃「きゅ、急に、なにを言い出すの?そ、そんな…恋なんてしたこと…あるわけないでしょう」
慌てた彼女の朱に染まった表情からそれが虚言でないことが理解り、
冷たく大人びた空気を纏う彼女の雰囲気が幼いものへと変わる
そういうこと……これまで違和感を感じていた彼女の言動や行動一つ一つに辻褄が合い理解が広がる
姫菜「………いや、ふつうはあるんじゃないかな?……腐っている私でも流石に小学生の頃好きな男の子がいたよ……気になる男の子の一人や二人くらいこれまでできなかったの…?」
雪乃「嫌なことを思い出させないで頂戴、小学校の同級生なんて、意味もない幼稚な嫌がらせや、冗談という名を借りた暴言を浴びせて来るなど、もう嫌悪の対象以外のなにものでもなかったわ
しかも学年が上がるにつれて、今度は手のひらを返したように優しくして気を惹こうとするし、厚顔無恥とは彼達のためにあるような言葉ね」
姫菜「そう……ということは今の抱いているものは初恋になるのね…それなら自分の気持ちが理解らないっていうのも、まぁなんとか理解できなくもないかな。特に彼のようなタイプの人だと、貴女ならなおさらその気持ちに気付き難いのかもね」
雪乃「…だからその不愉快な前提で話を進めないでくれるかしら?た、確かに私はこれまで恋をしたことがないわ。でもだからといって比企谷くんのことを、その、す、好きだとか、それはあなたの主観でしかないじゃない、貴女の主張についてもっと論理的に説明してくれないかしら?そうすればそのふざけた推論の根拠を尽く論破してみせるわ!」
姫菜「うーん、…恋なんてものを論理的に説明するのは難しいんだけれどね……」
ついさっきの会話からヒントを紡ぎだし、彼女に問いかける
姫菜「じゃあ、さっき小学生の時に男子が嫌がらせをかけてきたと言ってたけれど、彼らは何故そんなことをしたのか動機はわかってる?」
雪乃「えぇ、好きな異性の気を惹くための行為だということみたいね、好きな相手に嫌な感情を発生させて何が得られるのかしら?私に言わせれば、幼稚で低俗な行為だわ、自覚がない分余計たちがわr」
姫菜「ストップ!それ以上は言わない方が貴女のためよ!」
雪乃「……どういうことかしら?」
私の態度が気に食わなかったからか、興を削がられたからなのか、言葉と同時に細められた冷ややかな視線を受ける。
姫菜「えーーとね。……雪ノ下さんが普段彼に発している言動を少し振り返ってみてみようか?」
努めて明るく返す。
雪乃「…何を言っている………の? え?…い、いや…あれはち、違っ…」
姫菜「自覚がない分たちが悪いよね?」ニコッ
雪乃「ち、ちがう、ちがうのよあれはそう違うから、ちょ、ちょっとまってちょうだい」
羞恥、怒り、疑問、葛藤、不安、全てがない交ぜになった表情で狼狽えている……ふふ、可愛い
雪乃「えー…えっと、そ、それは違うのよ、えぇ全然違う、全くもって勘違いよ。
そ、その証拠に ほ、ほらっ、私、初めて彼と出会ったなんとも思っていない時から、ずーーとその態度だったわ、そ、そうよ。私は一貫して彼への態度を変えていないわ、最初は彼のことを好きとかありえないのだから、その行為から恋だと決め付けるのは十分条件ではあっても必要条件にはならないわ」
生じた葛藤を無理矢理、自分自身に言い訳できたことで、安堵し強がる彼女
姫菜「えぇきっと[最初]はそうだったんだと思うよ。でも[最近]や[今]はどうなのかな?
彼を非難している時の貴女はいったいどういう気持ちなのかしら?
今でも嫌悪の延長としてその発言を言い続けているのかな?
会話を楽しんでいる自分は?彼の返答を期待している自分はいない?
……今のは答えなくてもいいよ。ただ自分の中でもう少し自問自答してみようか」
雪乃「………………」
傍目には気丈そうに振舞っているけれど、視線の先が定まっていない
心のなかに僅かばかりの嗜虐心が芽生えてくる
今回投下分は以上です
かなり間を開けてしまい申し訳ありません。
説得を試みる相手があのゆきのんなもので難易度が高い…
気づけば今回投下分以上のボツ文章が生じてしまってます…orz
あともう少し説得を試みます。
早く八幡とのカラミが見たい(トオイメ)
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