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元スレ八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」
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別に雑談もかまわないし>>1もいいって言ってるけど
更新して30とかレス増えてるのに全部雑談だった時の悲しさ
更新して30とかレス増えてるのに全部雑談だった時の悲しさ
>>501
そういうこと言うなよ、なんだか申し訳ない気持ちになって気持ちよくなるだろ
そういうこと言うなよ、なんだか申し訳ない気持ちになって気持ちよくなるだろ
川島さんの声が東山さんなのは知ってたけど早見さんが楓さんの声やってたのは知らんかったわ。
楓ちゃんマジ25歳
楓ちゃんマジ25歳
あれ、モバマスって机の下に潜り込む人多くない?もう一人いなかった?
>>509
むーりぃー
むーりぃー
>>513
反応してんなカス
反応してんなカス
こういう流れになるから雑談きつい奴は専ブラ使うかエレ速とかでまとめられるの待っとけ
自治厨まで沸いてるのかよwwwwwwwwwwwwww
雑談"控えれば"いいだけの話なのに
「まとめられるのまっとけ」キリッ
とかwwwwwwww
雑談"控えれば"いいだけの話なのに
「まとめられるのまっとけ」キリッ
とかwwwwwwww
せめてゆきのんくらいはレギュラーにしてほしいんだけど
クロスSSなのに俺ガイル側のキャラがすくなすぎる
クロスSSなのに俺ガイル側のキャラがすくなすぎる
遅くなってしまって申し訳ありません!
11時くらいには投下していきますので。
11時くらいには投下していきますので。
今日は急用でもできたのかと思いって寝る前にリロードした時に来た!!!
俺は何時間でも起きてるぞ!!1
俺は何時間でも起きてるぞ!!1
*
八幡「さて、今日の反省会の時間だ」
凛「うん」
輝子「フ、フヒ…」
ちひろ「やっぱり、ここでやるんですね……」
場所は我がシンデレラプロダクションの事務スペース。
プロダクション内での臨時奉仕部を引き受けた報酬で手に入れた場所だ。使わない理由はない。
正直ここに入り浸っている所を他の一般Pに見られると、あまり良い印象は与えないのだが……
まぁ、ぼっちスキルを持っている俺からすればどうってことはない。
……自分で言ってて悲しい気もするが。
八幡「ちなみに配置はちひろさんの前に俺、隣に凛、(デスクの)下に輝子、といった具合だ」
凛「誰に説明してるの?」
もういいんだよそのくだりは。いい加減察しろ。
あと輝子、お前は結局その位置なのね。ちひろさんの隣とか、凛の隣とか空いてるよ?
輝子「フフ…今日もキノコは元気……そろそろ収穫の時期か……」
相変わらず下でキノコと戯れておられる。ていうかやっぱり食べるんだ……
八幡「んで、今日のレッスンだが……」
凛「……色々と大変だったね」
輝子「フ、フヒヒ…………疲れた」
ちひろ「な、何かあったんですか?」
遠慮なく俺たちの反省会に介入してくるちひろさん。
もうあれですね、開き直ってますよね。
まぁこっちとしてはアドバイスを貰えるのは助かるんですが。
八幡「色々あったんですよ。実は……」
ちひろ「……」ゴクリ
八幡「……説明すんの面倒なんで、回想シーンに移りますね」
ちひろ「いやいいんですかそれ!?」
× × ×
東京にある某レッスン場。
トレーナー「えー、それではあまり余裕もないですし、合同レッスンを始めたいと思います。
「「「はいっ!」」」
壁が鏡張りにされた、いかにもなトレーニングルーム。
その部屋の奥で、若い女性のトレーナーが説明をしている。
それに返事をする十数人の若手アイドルたち。通称モブドルである。
凛「……今日は結構な人数がいるね」
八幡「うちのアイドルだけで100人以上いるからな。いちいち個人個人でレッスンしてたらキリがないんだろ」
基礎的なレッスンは大人数でも出来る。逆に言えば、早く仕事を見付けステップアップすれば、もっと本格的なレッスンを受けられるという事だ。そうすれば、こんな大人数ではなく、個人で指導を受ける事だって出来るだろう。
周りを見れば、アイドルに対してプロデューサーの数は少ない。大方営業にでも向かっているのだろう。
……やっぱり俺も行った方が良いのだろうか。
い、いやほら、ちひろさんも「営業に行って仕事を見つけるのも大切です。ですがアイドルのレッスンにも付き添わないと、自分のアイドルの実力、適正を測る事は出来ませんよ?」って言ってたし。うん。
八幡「……そろそろ営業の方にも手を回してみるか」
凛「プロデューサー?」
俺の独り言に反応する凛。
ちなみに格好はTシャツにハーフパンツというレッスン用のラフな格好だ。
……うむ。何故かは分からんが目線が泳いでしまう。何故かは分からんが。
八幡「何でもねぇよ。それよりも、輝子はどこ行ったんだ? もうレッスン始まるぞ」
さっきから姿が見えないので、凛に訊いてみる。
さすがにまだ着替えてるって事はないだろうが、他に見当たらない理由も無いしな。
凛「あれ、おかしいな。着替え終わる所までは一緒だったんだけど……」
つられて凛もキョロキョロと辺りを見回す。
お花でも摘みに行っているのだろうか。いやあいつの場合はキノコか。
と、下らない事を考えていたら、凛に袖を引っ張られる。
どうでもいいけど、その仕草はホントに男心をくすぐるから止めて頂きたい。でもやって貰うと嬉しいから困る。
凛「プロデューサー、あそこ」
凛の指差す方向を見ると、鏡の横に設置された纏められたカーテン。その中が……妙に膨らんでいる。それも、人間サイズで。
八幡「……あれだな」
凛「あれだね……」
トレーナーさんの説明中だが、仕方なく俺たちはそのカーテンの方へと静かに向かう。
八幡「おい」
カーテン「……!」ビクッ
声をかけると、面白いくらいに反応する。そりゃ隠れている時に突然声をかけられたら驚くだろう。
八幡「お前は完全に包囲されている。大人しく投降しろ。というかレッスンしろ」
脅しをかけてみたが、良く考えたらコイツは輝子だという確証もない。……これ人違いだったら恥ずかしいってレベルじゃないな。
カーテン「ひ、人前は、ヤバイ…ヤバイ…」
間違いなかった。
八幡「いいから出ろ! 身内同士でそんな事言ってたらこの先やってけねぇぞ!」
カー子(半分出てる)「だ、だって、皆誰だコイツ…みたいな目で見てくるし……!」
無理矢理カーテンを剥がそうとするが、向こうも抵抗してくる。お前、意外と力あるな!
八幡「そりゃお前の事知らないから当然だろ! そんな事言ったら俺だって、油断したらすぐにモドリ玉使いたくなるくらい緊張してるわ!」
ぼっち舐めんな! この仕事始めてから三度の飯より帰りたい精神だぞ!
俺がカーテンと格闘していると、またも凛に袖を引かれる。引かれる思いとはこの事か。
凛「プロデューサー、プロデューサー」
八幡「なんだよ。お前もコイツを引きずり出すの手伝…」
凛「周り」
八幡「え?」
言われて気づく。
周りを見渡してみると、トレーナーやモブドル、一般Pの奴らまでこっちを訝しむような目で見ている。
八幡「……」
凛「……」
カーょう子(ほぼ出てる)「……」
……うむ。
八幡「はぁー、だから止めといた方が良いって言っただろ凛」
カーテンを掴む輝子(出た)「フヒヒ……凛ちゃんはお茶目……」
凛「えっ!? わ、私なの!?」ガーン
とりあえず、ここはあれだ。この空気が耐えられないので誤摩化すように茶化す。凛は犠牲になったのだ。
つーか、これに乗るあたり輝子は分かってるな。
八幡「合同レッスンで緊張しているのも分かるけどな、うん」
輝子「フ、フフ……そんなに怖がらなくても、いい…」
凛「いやいやいやいや」
どうだ。これでどうにか……?
トレーナー「あなたたち」
八幡・凛・輝子「はい」
トレーナー「今日の所は……ね?」ニッコリ
八幡・凛・輝子「…………はい」
俺たちは静かに退室した。
トレーナーさんが怖かった。
× × ×
八幡「とまぁそんなわけで、レッスンも受けられずに今日は帰ってきました」
ちひろ「ダメダメじゃないですか!?」
回想、終了。
ちひろ「それに色々も何も、レッスンやってないじゃないですか!」
八幡「ぐうの音も出ない……」
いやマジで何してんだろうね? 小学生か俺らは。
ちひろ「全く……それで? この時間に帰って来たって事は、何か他にやっていたんでしょう?」
呆れたように言うちひろさん。
おお、さすがだな。今こっちから弁解しようとしていたんだが、まさか見越されるとは。
八幡「フッ……当然ですよ。俺たちが何もせずに帰ってくるとでも?」
なのであえて俺も上から言ってみる。
八幡「自主的に練習出来る良い所がありましてね……まぁ言ってしまえば」
ちひろ「言ってしまえば?」
八幡「カラオケに行ってきました」
どれだけ歌っても踊っても大丈夫!
俺も小町に付き合わされてよく行ったものだ。……一人でも。
凛「プロデューサーが結構上手くてビックリしたよ」
輝子「フ、フフ…きのこの唄が歌えて満足……」
八幡「めっちゃ懐かしかったな。あれ」
ちひろ「いや遊んでるじゃないですかっ!?」
全力で突っ込まれてしまった。
八幡「何言ってるんですか、ちゃんと練習してるでしょう」
自分に合った歌と歌い、聴いてもらい、しかも点数までつけてくれる。これが練習と言わずなんと言うのか。
ちひろ「じゃあなんで比企谷くんも歌ってるんですか?」
八幡「……」
ちひろ「……」
八幡「……すみませんでした」
凛「認めたっ!?」ガーン
どうやら凛はホントに練習だと思っていたらしい。真面目である。
いやまぁ練習のつもりだったよ? でもあんだけ勧められたら、ねぇ?
八幡「まぁ合同レッスンは明日もある。明日こそはレッスンすればいい」
輝子「フ、フヒ……」
凛「……私、遊んでたんだ…」
ちひろ「が、頑張って凛ちゃん!」
前途多難であった。
*
八幡「さぁ、今日も反省会するぞー……」
凛「……うん」
輝子「……フ、フフ」
ちひろ「なんか、今日は妙にやつれてますね」
手痛い失敗をした翌日。
今日も今日とて反省会だ。
各々の位置は……もう分かっていると思うから割愛。
ちひろ「それで? 今日はどうだったんですか?」
話す前にちひろさんに訊かれてしまった。
もうあなたがプロデューサーでいいんじゃないですかね。
八幡「結論から言うと、レッスンは出来ました。けど……」
ちひろ「……けど?」
八幡「めんどいので、回想シーンを見てください」
ちひろ「薄々察してましたよ! ええ!!」
× × ×
トレーナー「いいですか? 今日は真面目に受けてくださいね?」
凛「はい……」
輝子「は、はい……」
昨日と同じトレーニングルーム。
レッスンを受ける手前、トレーナーさんから注意を受けてしまった。
全く、プロデューサーとして情けないぞ。もっとしっかりしてほしいものである。
トレーナー「プロデューサーさんも、ですよ?」ニッコリ
八幡「……はい」
いや、ホントすいません、調子に乗ってました。
やはり、トレーナーさんは怖かった。
トレーナー「それじゃあ、レッスンを始めますよー」
「「「はいっ!」」」
今日もモブドルの皆さんは元気が良い。
その点うちのアイドルを見ると……元気無さそうだなおい。
八幡「大丈夫か、お前ら」
凛「私は大丈夫だけど?」
まぁお前はな。なんだかんだでメンタルは強そうだし。
問題はお前だキノ子。
輝子「フ、フヒヒ……」カタカタ
八幡「おい、輝子。大丈夫か?」
輝子「フ、フヒヒ……」カタカタ
八幡「……」
ヤベェ……なんか知らんがヤベェ……
もしかして意識失ってる? さっきから笑いしか零してねぇぞ。
あと前から思ってたけど、女の子がしていい笑い方じゃないよね。
仕方ない。ここは強引に現世に引き戻すか。
八幡「おい輝子。もしこのレッスンを無事乗り切れたら、焼き肉に連れてってやる」
輝子「フ、フヒヒ……」カタカタ
八幡「そこの焼き肉屋な、野菜が食べ放題なんだ」
輝子「フ、フヒッ!」ピタッ
八幡「……キノコも、食べ放題だぞ」
まぁそうは言っても種類に限りはあるけどな。
けど興味は持ってくれた。さぁ、食いつくか……?
輝子「……ヒ…」
凛「ひ?」
輝子「ヒャッハァァ「うるさいですよっ!」……すいません」
びっくりしたー……
いきなり叫んだ輝子もだが、間髪入れずにお叱りしてきたトレーナーさんにびっくりした。
トレーナー「もう、真剣にやる気あるんですか?」
プンプンと怒った様子のトレーナーさん。
何故だろう。笑いながら怒っている時よりそうしている方が可愛い。
八幡「す、すいません。ちょっとやる気が空回りしているみたいで。ほら、声を上げて気合いを入れるみたいな?」
輝子「す、すいません……」
「ほらお姉ちゃん、謝ってるんだし、そんなに怒らなくても」
まさかのフォローに誰かと思って見てみると、トレーナーさんとそっくりな女の子がいる。誰?
トレーナー「あ、こっちの子は妹です。まだまだルーキーですが、今回一緒にレッスンをやってトレーナーの勉強をしてもらおうと思って……」
「よろしくお願いします♪」
眩しい笑顔を見せるトレーナーの妹さん。ふむ、ここはルーキートレーナーとしておこうか。
とすれば、小町がプロデューサーになったら、ルーキープロデューサー?
いや、俺がもう既にルーキーじゃねぇか。
そんなどうでもいい思考は放っておいて、トレーナー姉妹が仲睦まじく会話をしている。
ルーキートレーナー「そんなに怒ってたら、怖い人だと思われちゃうよ?」
トレーナー「えっ! い、いや、別に怒ってるわけじゃないんですよ? ただ、少し注意しただけで…」
顔を赤くして弁解するトレーナーさん(可愛い)。
八幡「いえいえ、これからは気をつけますんで。な、輝子」
輝子「……は、はい」
さっきの歓喜は何処へやら。
しおらしく謝る輝子。気のせいかアホ毛も項垂れている。いつもか。
反省していると思ってくれたのか、トレーナー姉妹はレッスンの準備に戻っていく。
八幡「まぁ元気出せ。焼き肉はホントだからな」
輝子「うん……が、頑張る…!」
うんうん。そういう普段大人しい子が健気に頑張る姿、八幡的にポイント高いぞ。
けどさっきの叫びは何か狂気じみたものを感じた。……嫌な予感がするなぁ。
やる気を出した輝子を応援していると、隣から視線を感じる。
凛「……」ジーッ
凛ちゃんなう。
凛「……プロデューサー、私は?」
八幡「へ?」
いきなりだったので、思わず変な声が出てしまう。
凛「私も、レッスンやるよ?」
あぁ、そういう事ね。
八幡「分かってるよ。レッスン終わったら焼き肉食いに行くか。凛も一緒に」
そう言ってやると、満足したのか、凛はニッコリと笑って頷いた。
凛「うんっ。私も頑張るね」
嬉しそうに笑いやがって。そんなに焼き肉食べたかったの?
……お財布大丈夫かな?
念の為お金を降ろしておこうかと俺が考えていると、トレーナーさんがレッスンを始める声を上げた。
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