元スレモバP「俺が授業参観にですか?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 1 :
かな子「当日は音楽ですよー♪」
P「おお、音楽か」
P【アイドルが音楽ってのは、鬼に金棒的なものを感じるな】
P【ん?音楽だから自信あるし、見に来て欲しいってことなのか?】
P「かな子は最近かなり歌上手くなったもんな。期待してるぞ」
かな子「えへへ……」
102 = 1 :
**************************************************************
P【音楽室は……ここか】ガラガラ
ザワザワザワ
P【結構人多いな。かな子の通ってる学校がそもそも結構でかいもんな】
P【一クラスの人数も多いから、親御さん方も多いのか】
P【……かな子はまだいないな】
「げっ!!?なんで!!???」
P【ん?】
P「お?おお!?」
103 = 1 :
杏「な、なんで、プロデューサーがここに!?」
P「それは俺も聞きたいんだが、杏はなんでここに?」
杏「なんでって……杏が通ってる学校だからに決まってるじゃんか」
P「……杏って学校通ってたのか?」
杏「そりゃそうでしょ!れっきとした高校生だよっ」
P「あ、ああ……すまん」
P【びっくりした……杏っていつもぐーたらだからてっきり学校通ってないもんかと思ってたわ……】
P【杏の制服姿なんて初めて見たな……】ジロジロ
104 = 1 :
杏「ん?どしたの?」
P「いや……なんでもない」
P【ん?ここにいるってことはかな子と同じクラスなのか】
杏「んで、なんでプロデューサーはここに?まさかスカウト?」
P「ここまで入り込んでスカウトはしないさ。かな子から何も聞いてないか?」
杏「かな子?」
P「授業参観に来てくれないかってお願いされたんだ」
杏「……ふーん、なるほどね」
P「ん?なんだ?」
105 = 1 :
ガラガラ
かな子「はぁはぁ……危ない危ない、遅刻しちゃうところだった……」
P「お、来たな」
杏「もう、かな子!これはどういうことなのか、後で説明してもらうからねっ」
かな子「あ、あはは……」
キーンコーンカーンコーン……
かな子「いけないっ 早く席につかなきゃ!」
106 = 1 :
………
P【今日は合唱の練習なのか。むしろ来てくれた親御さん方に聞かせる目的のが強そうだな】
P【あー懐かしいなぁ……この曲、なんだっけ。旅立ちの時……だったか】
P【これは大地讃頌だな。俺はバスだったなぁ】
先生「さぁ、最後の曲ですから、気合入れていきますよー」
杏「やっぱり歌うのかー……」
♪~~♪~~~
P【お?初めて聞く曲だな……かなり軽快な曲だ】
107 = 1 :
アーオーイーアオイーウーミーノーナカー♪♪
P【爽やかな歌だ。ウキウキしてくる】
シオカーゼニマウーーーソラノークモモーーー
P【ん?男子二人と……かな子と杏が前に出てきたぞ?】
杏・かな子「ああ~ 風 光はたーめく~♪♪」
P【おおっ!重唱なのか!これは大役だったろうな】
P【すごく綺麗にハモったじゃないか。素晴らしい】ウンウン
P【杏も、電波曲を歌ったとは思えないような、透き通った歌声だった】
P【あ、もう終わりか……すごくいい曲だった。また聞いてみたいものだ】
108 = 1 :
パチパチ
パチパチパチパチパチパチ
かな子「大成功だね!杏ちゃんっ」
杏「うん、まぁ……悪くない気分かな♪」
109 = 1 :
**************************************************************
P「二人共、お疲れ。すごく良かったぞーっ」
かな子「えへへっ♪ありがとうございます♪」
杏「んふふ、最高だったでしょ」
P「ああいう合唱曲があるんだな。難しかっただろうに」
かな子「でも、みんな期待してくれてたので頑張れました!」
杏「これでプロデューサーの引き出しも増えたかな?」
P「ああ、合唱っていうのも悪くないな。近々大勢で歌わせたいな」
110 = 1 :
P「それで……かな子、杏には俺が来ること言ってなかったのか?」
かな子「あ、はい……」
杏「………」
かな子「杏ちゃんって北海道の生まれじゃないですか」
かな子「当然、お母さんもお父さんも来れないでしょうし……」
かな子「でも、あんないい歌のあんないい役を貰ったのに、ただ歌って終わりなのは勿体無いって思って……」
かな子「杏ちゃんをどうしても見てくれる人が欲しくて……Pさんを呼んだんです」
かな子「杏ちゃん、前もって言っておくより、こういうことは突然言ったほうがきっとやる気も出るかなって」
かな子「だから黙ってたんです……」
111 = 1 :
P「なるほどな……」
杏「ん、ありがとね。正直、プロデューサーが来なかったら、てきとーにやるつもりだったよ」
杏「案外楽しく出来たしね。かな子には感謝だよー」
かな子「杏ちゃん……良かったぁ……」
P「かな子はいい子だな」
杏「よし!じゃあ放課後になったら、プロデューサーなんか奢って!!」
P「そうだな。いいもの聞かせてくれたし、二人の食べたいものを奢ってやるよ」
かな子「ほんとですかああ!?うわー♪何にしようかなー♪あれもこれも……」
杏「んふふ♪杏は飴ね♪」
かな子編 おしまい
112 = 1 :
今日はここまでです。
ありがとうございました。
また次も誰か3人書かせてもらいますー
113 :
おつおつ
パッション勢がもっと見たいです
114 :
乙です
かな子いい子だな~
115 :
おつ
いずれでいいので
姉妹ヶ崎かちゃんみお書いて欲しいなー
116 :
乙
この設定だと大人グループに出番が無いな
ウサミン・・・、いけるか?
119 :
乙
拓海はいけるか?
120 :
大人組は参観日と言いつつ両親に挨拶させるとか?
さすがにPも引っかからないか
121 :
乙
棟方師匠は学校でもああなのか気になる
122 :
パーペキって、今の高校生は知らんだろ。きらりがサバ読んでる可能性が微レ存
123 :
蘭子が見たいかなーって
124 :
>>116
う、ウサミンは花の女子高生だから……
125 :
今更だけど【】がPの脳内だと気付いた
126 :
何故か保護者の方にいるウサミン
127 :
何故か…?
128 :
>>127
たぶんウサミンは伯母として来てるよ
129 :
あいさんと木場さんが代わりにやってきてイケメンオーラで奥様方を落とす展開は無いんですか?
130 :
ちひろ「最近は10人以上組ませることが多いんですね?」
P「ええ。こないだの授業参観で、合唱曲っていうのがかなりグッと来ましてね」
P「アイドルと合唱曲、これは来ますよ!」
ちひろ「ちょこちょこありますけど、総じて話題になってるイメージですね」
P「ウチのアイドル達はみんな頑張ってくれてますから、いけますよーー」
ちひろ「ふふっ 期待しましょう」
ちひろ「ところで、プロデューサーさんは英語は出来ますか?」
P「んー……そこまでは。海外に最近は行くので最低限はー……って感じですねぇ」
ちひろ「あそこに必死に英語を勉強してるコが居ますよ」
P「ん?」
131 :
未央「うーんうーん……この単語が……んで……あ、ちがーう!」
P「珍しいな。未央がここで勉強しなくちゃならないほど切羽詰まってるのか……」
P「ちょっと行ってきます」スタスタ
P「よ、勉強なんて珍しいな」
未央「あ!プロデューサー!!助けてぇ~~!」
P「英語のテストでもあるのか?」
未央「ううん、今度外国の英語の先生と会話するんだっ」
P「ほうほう、ALTかな?」
132 = 1 :
未央「しかも授業参観なんだ……千葉からお母さんも来るって・・・・・・」
P「お父さんは来ないのか?」
未央「お父さんはお仕事みたい!あ、ならプロデューサー来てよ!」
未央「凛がプロデューサーが授業参観来てくれたって話してたし、いいでしょ?」
P「まぁ、いいけどな。いつなんだ?」
未央「明日だよ!!」
P「明日!?急すぎるな……途中で抜けるかもしれないぞ?」
133 = 1 :
未央「えー?全部見ててくれないのー?」
P「んー……なるべくはそうしたいな」
P【見てなくても未央の慌てふためく姿が簡単に想像つくけどな】
P「とりあえず、明日な。頑張れよ」
未央「待ってぇ!!英語教えてよ~~!!」
134 = 1 :
**************************************************************
未央「~~♪」フリフリ
P【分かった分かった。もう何度目だよ】フリフリ
P【男子の視線がだんだんキツくなってるんだよなぁ……そろそろ勘弁してくれ……】
P【にしても、あのALTさん……美人だなぁ】
P【是非アイドルに……いや、これ以上公務員を巻き込むとちひろさんに怒られそうだな……】
先生「それじゃ、誰かに英会話をしてもらいましょう!えーっとー……」
未央「………」プイッ
P【露骨に顔を逸らしてる……あれじゃ逆効果なんだよなぁ】
135 = 1 :
先生「じゃあ……未央さん!」
未央「ひぃ!!あ、う、が、がんばります……///」カーッ
クスクスクスザワザワ
P【今のは恥ずかしいな。めちゃ笑われてる】ニヤニヤ
未央「……はろー!」
ALT『こんにちは。大変かもしれないけど、頑張りましょうね』*英語です
未央【何言ってるか分からないよ~~~!!】アセアセ
未央「い、いえす!アハハ!」
136 = 1 :
ALT『よろしくね。あなたのお気に入りの歌は何?』*英語
未央【え!?Sing……?歌?ああ、歌を歌うかってことかな!】
未央【私はなんたってアイドルだからねっ】
未央『あいあむあいどる!ないすあいどる☆』キラッ
ALT『アイドル?例えば、誰の歌が好きなの?』*英語
未央【フーズ?食べ物の話はしてないと思うんだけどなぁ……】
未央【しょうがないなぁ!乗ってあげよう】ヤレヤレ
未央「あいらいくあんず!ん?あぷりこ……あんず!!」
ALT『杏?ああ、杏!私も知ってるわ!可愛いものね』*英語
未央【なんかテンションあがったみたい!】
未央【キュート……確かに見た目かわいい食べ物かもー?】
未央「あいしんくそー!いえす!!」
137 = 1 :
P【なぜか会話が続いてるな……いいのかな】
P【あ、未央があんずのうた歌い出した。なんとか着地したな】
先生「はい、未央さんありがとー」
未央「ありがとうございましたー♪」
未央「………♪」ピース
P【よかったな。……もうここの学校の周辺を歩くのはやめよう】
138 = 1 :
**************************************************************
未央「プロデューサーーーー!!」ダダダダ
P「お、間に合ったか」
未央「良かった……間に合ったー」ハァハァ
未央「えへへっ 待っててくれるって思ってた♪」
P「ただ、そろそろ迎えに車出さないとまずいから急ぐぞ」
未央「はーい!」
139 = 1 :
………
車内
未央「事務所に帰ったら時間余るんじゃないのー?」
P「そうだな……17時くらいか」
未央「んふふ♪そしたらどっか連れてって欲しいなー♪」
P「んー?まぁ遅くならないくらいならいいぞ」
未央「今いいって言ったね!?私は聞き逃さなかったよ!」
未央「じゃあ、早くみんなを迎えにいこーっ!」
P「急かすな急かすな。安全運転で行くからな」
未央「プロデューサー、コレ終わったら買い物だからね! ねっ♪」
未央編 おしまい
140 = 1 :
拓海「うーす。おはようさん」ガチャ
P「おはよう拓海。今日は制服なんだな」
拓海「あ?ああ、着替えてる時間が無かったんだ」
P「かわいいぞ」
拓海「は!?アンタ誰にでもそうやって言ってるんだろ!バーカ!!」
拓海「アタシはあっち行ってるからな!付いてくるなよ!!」
141 = 1 :
スタスタ
P「怒られた……」
ちひろ「拓海ちゃんの気持ちも分かりますけどねぇ……」
P「そうですか?」
ちひろ「プロデューサーさん、女の子を褒めることに慣れすぎなんですよー」
P「そりゃ何人もプロデュースしてますからねっ」
ちひろ「やれやれ、ですねー……」
P「むむむ……」ショボーン
ガタンガタガタッ!!
P「ん?」
ちひろ「なんの音でしょう?」
P「ちょっと見てきますね」ガタ
142 = 1 :
………
拓海「こら、暴れるな!バレちまうだろっ」
拓海「よしよし、いいコだな。食パンしか食わせられなくてわりぃな」
拓海「………かわいいなー」
P「………」ジー
拓海「へへへ……こんなに小さいのにお前を捨てた奴はひどい奴だ」ナデナデ
拓海「見つけたら地獄を見せて……ハッ!!」
P「見ちゃった……」
拓海「P……いつからそこに……」
143 = 1 :
P「でかい物音した時からだな。それで、その猫は?」
拓海「さっき近くで捨てられてたから拾って来たんだよ……頼む!!事務所に置いてやってくれ!」
P「んー……そのつもりでその猫を連れてきたのか?」
拓海「……ああ。アタシがこっそりここで面倒見るつもりだった」
P「前にも拾ってきたばかりじゃないか」
拓海「あの猫とこの猫は別だろ!……なぁ、頼むよ。アタシで出来ることならなんでもするから……!!」
144 = 1 :
P「なんでも、するのか?」
拓海「そのくらいの覚悟はある!!」
P「よし、じゃあ授業参観に行かせてくれ」
拓海「はぁ!?授業参観!?なんでっ」
P「お前の熱意を見る為だ……!!!」
P【ほんとは面白そうだからだけど】
P【学校での拓海ってどんな感じなんだろうな……やっぱ喧嘩とかするのか?】
拓海「うぐぐ……ちょうど授業参観の知らせが入ったばかりだ……持ってけ!!」バシッ
P「タイミング最高だな!ところで、ご両親は来ないのか?」
145 = 1 :
拓海「呼ぶ訳ねーだろ!面子丸つぶれだっての……いいか?アタシは学校では天上天下、喧嘩上等はまだ保ってるんだよ!」
拓海「だから、学校で変なことしてみろ……ただじゃおかねーからな!」
P「はいはい、分かったよ。基本的にはこっちからは話かけないさ」
拓海「ん……まぁそれならいいけどな……チッ これもこのコの為だ。我慢するしかねぇ……」
146 = 1 :
**************************************************************
P【はぁ~~……でかい学校だなぁ……】
P【そういや拓海って今時に合わずセーラー服だもんな】
P【まぁ入るか……えーっと5階か】
………
P【えらい教室が広いな。生徒も多い】
P【あ、いたいた。おーい】フリフリ
拓海「……!!」チッ
147 = 1 :
P【ん、隣のコと会話しだしちゃったな】
P【というかサボったりはしないんだな。えらいえらい】
P【んー……?見た感じ不良っぽいコは拓海だけなんだよなぁ……】
先生「はい、では始めますよー。号令お願いします」
P【数学か。拓海は出来るのか?】
拓海「スースー……」
P【開始早々寝てるのかよ!】
先生「なので、ここは……こらっ」パシッ
拓海「いてっ!!」
先生「お前はまた開始早々に居眠りして……」
148 :
たくみんスマイル一つください!
149 = 1 :
拓海「………」
P【お、おいおい大丈夫か?掴みかかったり……】ハラハラ
拓海「すみません……気をつけます……」
先生「ん、よろしい。で、ここはこうでー……」
クスクスクス
P【お、おお……大丈夫だったか。笑われてるけど特に気にしても無さそうだな】
P【いつものことなのか?】
拓海「………」チラッ
P【お?拓海が見てきたぞ?】
拓海(み・る・な・!!)パクパク
P【お前目立ってるぞ……】
150 = 1 :
*************************************************************
拓海「はぁ~……かったるかったぜ……」
P「お疲れ。案外マジメに授業受けてたな」
拓海「サボったりとかはしねーよ。そういうのは嫌いなんだ」
P「ほうほう、そうなのか」
拓海「自分がいるとこのルールは守る!ルールを守らねーでチャラチャラしてるような奴はただのアホだ」
P「おお……ごめんな。今まで拓海を勘違いしてたかもしれない」
拓海「へっ アタシを舐めるなよっ」
みんなの評価 : ☆
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