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    元スレモバP「俺が授業参観にですか?」

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    1 :

    先生「はい、この問題出来る人ーっ」

    ハーイハーイ!!ハーーーイ!!

    先生「ふふっ みんな元気ねー。あら?」

    雪美「………はい……」

    先生【珍しい……雪美ちゃんが頑張ってるわね!】

    先生「じゃあ……雪美ちゃん!」



    3人分書きマス。多分すぐ終わります。

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1367588947

    2 = 1 :

    雪美「………!!……」

    ガタ

    雪美「65わる13は……5……」

    先生「はい!よくできましたーっ」

    3 = 1 :

    雪美「………」クルッ

    雪美「………」ピース

    カワイイワネーウフフネー

    P【……よしよし、教えた成果が出てるな】

    P【にしても……やっぱり少し場違いな気がするな……】

    4 = 1 :

    **************************************************************


    P「俺が授業参観にですか?」

    ちひろ「ええ……どうも雪美ちゃんのご両親が行けないみたいで」

    ちひろ「そしたら雪美ちゃん寂しがっちゃったみたいですから……」

    P「それで俺って訳ですか。まぁ、雪美の実家は京都だしな……」

    雪美「………」クイッ

    P「ん、雪美は俺でいいのか?」

    5 = 1 :

    雪美「……Pが………来てくれると……嬉しい……お願い………」

    ちひろ「雪美ちゃんもこう言ってますし、ご両親もプロデューサーさんなら安心だってことなので」

    P「うん、なら行きましょう。アイドル達の生活を見ることが出来るのも、何かの発見になるかもしれませんしね」

    ちひろ「ありがとうございますっ 良かったわねー雪美ちゃん」ナデナデ

    雪美「……すごく、嬉しい………」

    P「んで、なんの授業になる予定なんだ?」

    雪美「………算数……」

    P「算数かー懐かしいなぁ……雪美は算数出来るのか?」

    6 = 1 :

    雪美「2ケタの、割り算………苦手…………」

    P「よし、じゃあ今から練習するか!」

    雪美「………嫌……」

    P「えっ なんでだ?」

    雪美「割り算、嫌い…………」

    7 = 1 :

    ちひろ「ふふっ」

    P【俺も割り算は好きじゃなかったな……余りのもやもや感とか嫌いだった】

    P「んじゃこうしよう。当日、問題を解くたびにご褒美をあげよう」

    雪美「……!!……やる……っ……」

    P「いい子だ。じゃあ、向こうでやるかー」

    ちひろ「好きになるように教えてあげてくださいねー」

    8 :

    佐城雪美(10)

    9 = 1 :

    **************************************************************


    P【あー……こういうのいいな。俺も子供が出来たら……】

    P【んー雪美みたいな娘だと甘やかしそうだなぁ……】

    P【授業参観、来て正解だったな】

    雪美「………」ポトッ

    雪美「……?………どこ……?……」

    10 = 1 :

    >>8 画像ありがとうございます!助かりマス!



    の子「はい、消しゴムー」

    雪美「ん……ありがと………」ニコッ

    P【お?撮影の時とは違う笑顔だな】

    P【同じくらいのコがいるとああいう顔もするのか……】

    P【周りは年上ばかりだもんな。今度のスカウトは雪美と同じくらいのコを狙うか】

    先生「今度はちょっと難しいよーっ 解ける人ー!」

    12 = 1 :

    シーン……

    P【雪美、がんばれ!】

    雪美【今なら……分かる……P……教えてくれたから…………】

    雪美「……はい………」

    ザワッ

    先生「雪美ちゃん!頑張ってみましょうかっ」

    13 = 1 :

    雪美「5わる1/4は……20………」

    先生「正解!いい?これは……」

    雪美「………ふふっ」

    P【雪美、嬉しそうだな。これでちょっとは算数が好きになればいいな】

    14 = 1 :

    ………


    雪美「P………今日は……ありがとう………」

    P「ああ、雪美が頑張ってる姿も見れて、俺もすごく楽しかったぞ」

    雪美「………ふふ。……うふふっ」

    P「上機嫌だな」ナデナデ

    雪美「ご褒美……2つも………貰える……」

    P「そうだな。約束だから、決まったら教えてくれ」

    雪美「もう………決めて、ある……」

    15 = 1 :

    P「ん?何がいいんだ?」

    雪美「イチゴ………………食べたい……」

    P「おお、イチゴか。なら帰り道の途中でたくさん買いに行こうな」

    雪美「あと………新しい……服………」

    P「服?」

    16 = 1 :

    雪美「ふわふわの………服………あれも、可愛い……でも………また新しいの…………」

    P「ふむ……衣装か……うん、よし!いいこと思いついた!」

    雪美「……?………」

    P「期待してていいぞ!小さなお嬢さん」



    雪美編 おしまい

    17 = 1 :

    P「また授業参観ですか?」

    ちひろ「ええ、今度はみくちゃんのをお願いしたいんです」

    みく「雪美ちゃんから聞いたにゃ!!みくの授業参観にも来るのにゃ!」

    P「ご両親はなんて言ってるんだ?」

    みく「大阪から行くのも大変だから、お願い出来るならしたいって言ってるにゃ☆」

    P「それもそうだよな……」

    18 = 1 :

    P【みくの学校生活か……語尾ににゃってつけてる女の子がいるクラス、想像出来ないな】

    P【かなり面白そうだぞ……!!】

    P「よし、俺でいいならみくの授業参観に行かせてもらうよ」

    みく「ほんと!?嬉しいにゃ~☆」

    P「それで、授業の内容は何になるんだ?」

    19 = 1 :

    みく「国語にゃっ」

    P【国語か。文読む時とかどうなるんだろうな。楽しみだ】

    みく「国語はみくは得意だから教えて貰わなくても平気にゃ☆」フンスッ

    P「よしよし、んじゃ楽しみにしてるからなー」

    20 = 1 :

    みく「待つにゃ!!!」ギュッ

    P「おお?どうした?」

    みく「教えて貰わなくても平気だけど、教えて欲しいにゃ!」

    P「なかなか難しいことを言うな。お前は……」

    21 = 1 :

    **************************************************************


    P【親御さん方の年齢も上がって、より居づらくなったな……】

    P【が、それはいいが……あれはみくなのか?】

    みく「○○くん。授業開始のチャイムはもう鳴ってますから、携帯はしまいましょうね」キリッ

    ○○君「あ、はい。………へへへ、前川さんに怒られちった」クルッ

    「マジで羨ましいわ……このこのっ」ペシペシ

    22 = 1 :

    P【みくって風紀委員なのか……ああ、だから猫耳もつけてないんだな】

    P【注意された男子は満更でもなさそうだな。まぁ、みくはスタイルもルックスもいいもんな……】

    P【俺も同じクラスにアイドルがいて、名前を呼ばれた日なんて、きっと一日中有頂天だろうな】

    23 = 8 :

    前川みく(15)

    24 = 1 :

    ………

    先生「んじゃ、120ページの一行目から誰か読んでくれ」

    みく「はいっ」スッ

    P【誰も手を上げない中、みくだけ上げるのか。真面目なんだなぁ……知らなかった】

    先生「ん、じゃあ前川さん」

    みく「~~~~。~~~~~~~。」

    25 = 8 :

    前川さん(15)

    26 = 1 :

    P【おいおい……まともに読んでるじゃないか。「にゃ」はどうした「にゃ」は!】

    P【ん?それにしても滑舌がいいんだな。すごく聴きやすい】

    先生「はい、ありがとう。それで………」

    みく「………」カリカリカリ

    27 :

    画像先輩仕事できすぎワロタ

    29 = 1 :

    >>25 おお……まさか前川さんの画像まで……感謝です



    P【うーん、これはこれで面白いな。ギャップがすごい】

    P【それを知ってるのがここのクラスだけってのも、また面白いけどな】

    P【そういう方向性も考えてみるか……】

    30 = 1 :

    みく「………」ウトウト

    P【あ、眠そうだ。その辺は無防備なんだな】

    みく「!………」フルフル

    P【学校もアイドルも頑張って、みくはいい子だな。何かしてやりたいもんだ】

    みく「………」ウトウト

    31 = 1 :

    *************************************************************


    P「おう、みくお疲れ様」

    みく「Pさん。今日は本当にありがとうございました」キリッ

    P【ああ、俺の前でも変わらないのか。面白いな】

    32 = 1 :

    みく「眠そうなところを見られてたと思うと……ちょっぴり恥ずかしいです……」モジモジ

    P【なんだこれは……妙に可愛いじゃないか】

    P「アイドルも学業も頑張ってるってのが伝わった。何か俺からしてやりたいもんだよ」

    みく「本当ですかっ?うーん……何がいいかなぁー……」

    33 = 1 :

    P【あ、そうだ】ピーンッ

    P「みく、ちょっと失礼」スッ

    みく「なんでしょう?はっ!!」カポ

    みく「だ、だめにゃ!今はネコ耳つけたらいけないのにゃぁ~!」サッ

    みく「もう……!今は学校ですから、こういうのは困りますっ」

    34 = 1 :

    イマノキイター?カワイイー

    みく「うう……///Pさんのせいですからね……?」ジトー

    P【ネコ耳次第なのか……】

    P「はははっ すまんすまん。とりあえず、何か思いついたら言ってくれな」

    みく「あ、それならっ」

    みく「学校が終わったらPさんとお魚以外を食べに行きたい……にゃ♪」



    みく編 おしまい

    35 = 1 :

    幸子「じー」

    ちひろ「あら?幸子ちゃん、どうしたの?」

    幸子「みんなPさんに授業参観に来てもらってるんですね?」

    ちひろ「そうねぇ、みくちゃんと雪美ちゃんはそうよー」

    幸子「……Pさんはどこですか?」

    ちひろ「それなら、そろそろ外回りから帰ってくるはずよ」

    36 = 1 :

    ガチャ

    P「ただいま戻りましたー」

    タタタッ

    ちひろ「あ、ちょうど帰って来たみたいね。さち……あら?」

    幸子「Pさん!ボクがせっかく事務所にいるのにほっといてちゃダメじゃないですか!」

    P「お、幸子。おはよう」

    37 = 1 :

    幸子「あ、おはようございます。じゃなくて!今日はPさんにいい情報を持って来ましたよ!」

    P「おう、なんだー?身長でも伸びたか?」

    幸子「それはこれからどんどん伸びます!もう、Pさん……ボクの話聴きたくないんですか?」イジイジ

    P「悪い悪い。どうした?聞かせてくれ」

    38 = 1 :

    幸子「ふふん♪Pさんにボクの授業参観を来ることを許可してあげますっ」

    P「お前もか。もう流石に慣れたな」

    P【幸子の学校はエスカレーター式の私立。なんだかお嬢様的なイメージがあるな】

    P「幸子の学校は俺みたいな親族じゃない人間でも入れるのか?」

    幸子「うーん?平気だと思いますよ?割りとのびのびしてる学校ですし」

    P「そうか……まぁダメなら出てけばいいか。よし、幸子の授業参観、行かせてもらうよ」

    39 = 1 :

    P【エスカレーター式の学校なんて、TVの世界でしか見たことないしな】

    幸子「ほんとですか!?うれし……っゴホゴホ!!ボクの私生活まで見れることを誇りに思ってくださいね!!」

    P「ああ、嬉しいよ。幸子を間近で見られるなんてな」

    幸子「んふふ♪そうでしょうねっ」

    P「それで、なんの授業になるんだ?」

    40 = 1 :

    幸子「えっと……当日は家庭科ですねー。家庭科……」

    P「家庭科かー……調理実習は全部女子に任せてたなぁ……」

    幸子「……まずい……家庭科ってことは、こないだ先生が言ってた調理実習の日だ……」ボソボソ

    P「なにはともあれ、もし調理実習なら幸子のエプロン姿が見られるのかな」

    41 = 1 :

    幸子「……そうですね。当日は調理実習ですよ」

    P「ほうほう。可愛い幸子がエプロンなんて着たら、もっと可愛くなっちゃうな」

    幸子「当たり前ですよ!!ボクは何を身につけても可愛くなっちゃうんですからねっ!」フンスッ

    P「ああ、当日は楽しみにしてるよ」

    42 = 1 :

    **************************************************************


    P【今までで一番居づらい……なんだか身なりが派手な親御さんが多いぞ……】

    P【それに、やっぱりお嬢様学校じゃないか。「ごきげんよう」なんて言われたことなかったぞ】

    P【色々と想像以上だ】

    幸子「………」チラッチラッ

    「幸子さん、片栗粉ってこのくらいだったかしら?」

    幸子「ふぇっ!?ああ、そ、それで大丈夫ですよっ!」

    43 = 1 :

    P【幸子のやつ、随分と落ち着きが無いな。こっちを気にしまくってる】

    幸子「えっと……ネギを2cm位の間隔に……」チラッ

    P【あの調子で包丁なんて持ったら危ないだろうなー……】ヒヤヒヤ

    44 = 1 :

    「……幸子さん、私が具材を切るわ」

    幸子「えっ ボクに任せてくれて平気ですよ?」

    「ううん、きっと分量とか細かいのは幸子さんの方が得意だと思うもの」

    幸子「ふむむ……では、ボクがそっちをやりますねっ」

    45 = 1 :

    P【いい友達がいるじゃないか。安心した】

    P【趣味が勉強ノートの清書って言うから、少しだけそういう心配をしていたけど……全く必要なかったな】

    P【あんなに無邪気な笑顔は見たことなかった。いつもは強がってたりもしてたのかな】

    P【14歳だもんな。ああ……なんだか幸子が健気に見えてきた】

    幸子「醤油を小さじ1/2……花椒を少々……少々ってどのくらいですかっ」

    P【細かいんだな……】

    46 = 1 :

    ………


    幸子「あの……Pさん……こ、これ」

    P「おお、麻婆豆腐か。調理実習にしては珍しいものを作ったな」

    幸子「は、はい。それで……食べて貰えますか?」

    P「え?貰っていいのか?……いやでも、見た感じお昼はこれなんだろ?」

    P「幸子の分が無いぞ?」

    47 = 1 :

    幸子「いいんです!元々、食べてもらうつもりだったので……」

    P「そうか……んじゃ、せっかくだから貰うよ」

    P【クラス中の子達の視線も集まりまくってるしな……断れない】

    P「いただきます」パクッ

    48 = 1 :

    モグモグ

    幸子「どう、ですか……?」ジー

    P「……旨い。いやほんと旨いぞ!」

    P「この花椒のピリピリ具合が俺の好みだ。お店で出てきてもおかしくないくらいだ!」

    49 = 1 :

    ワタシニモチョウダーイワタシモーワイワイ

    幸子「良かった……」ホッ

    P「もしかして、辛党の俺に合わせて麻婆豆腐を作ってくれたのか?」

    幸子「え、ち、ちが……!!」

    幸子「……そうです……///」カーッ

    50 = 1 :

    幸子「班のみんなに無理言ってお願いしちゃいました。でもみんないいよって言ってくれたので……」

    P「そうかそうか。いやーほんと嬉しいよ。ありがとう。班のみんなにもお礼を言っておいてくれ」

    P「幸子の手作りピリっと麻婆豆腐!!もしウチでアイドルカフェをやるならこのメニューは外せないな」

    幸子「んふふっ もっと褒めてください♪」


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