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    元スレ兄「・・・」ペラッペラッ 妹「兄貴ーお金ちょうだい」

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    401 :

    ーーーー放課後。

    「さて、放課後だ。女さん対策に呼んだのは」

    「お兄ちゃんどうしたの?」

    「…」

    「えへへ、あ、妹ちゃんは来ませんよー。用事あるんだそうです」

    「…」コクッ

    「それでお兄ちゃん~?つまんない用事で呼んだら怒るよー?」

    「パフェ」

    「…」ピクッ

    「駅前のパフェを食べたいと言っていたな」

    「い、言ってたけどちょっと高いから今度のお小遣いで考えようって思ってたけど…なにさー」

    「つまり、今は金欠なんだな?」

    「お兄ちゃんと一緒にしないでよ!服買うために決まってるじゃん!!」

    「あーそかそか」

    「もういい!帰る!」

    「ちょ、ちょっと待ってくれ(女さん対策で壁に使うつもりなんだから逃げられると困るんだよ!)」ガシッ

    「うー!放してよ!」

    「わ、わかったから!もうちょっと話があるんだ!」

    「訳が分からないよさっきからなんなのさー?」

    「パフェ奢ってやる!」

    「えー?万年金欠のお兄ちゃんが?」

    402 :

    おつ

    409 :

    「ああ、嘘じゃない」

    「んー…嘘でしょ」ジッ

    「…」チラッ

    「…?」

    「あー!目をそらした!!」

    「ち、違う!」

    「そうやって嘘つくのって嫌い!」

    「待ってくれ」

    ガシッ。

    「もーだから放してって言ってるの…に?」

    「…」

    「…え!あ、あの…えぇ!!(お兄さんに!つ、掴まれた!!)」

    「…」カキカキ、スッ

    パフェなら兄友君がおごってくれる話だから、服は自分が買ってあげる話になってる。

    「ちょ!え!?お兄ちゃんに買ってもらうならわかりますけどお兄さんに奢ってもらったらクラスの人たちにいじめられますから!」

    「…?」

    「えーっと、その…お兄さんは人気があるので私が服を買ってもらったってバレたら大変なことになっちゃうんですよ」

    「…」カキカキ、スッ

    内緒にしとくよ。

    「そうじゃないんですー!」ヒー

    「!(閃いた…)よし兄、そのまま掴んでいてくれ!」

    「なっ!」

    「…?」コクッ

    「お兄ちゃん!何を企んでーー」

    「いいか妹よ、これはチャンスだ」

    「ちゃ、チャンス?」

    「一度でいいからデー」

    「うわぁああああ、言わないでよ!」ゲシッゲシッ

    「痛いじゃないか妹よ。ならプランBでどうだ?」

    「ないよ!そんなもの!ってまた私のゲーム勝手に!!」

    「兄よ、妹はな可愛らしい顔に似合わず。戦争物のゲームとかFPSが大好きでな」

    シュッ、ドガッ!!

    「グベラッ!」

    「私の話を勝手に言わないでよ!ばかー!」

    「…」カキカキ、スッ

    大丈夫?

    「兄、今日の色はピンクだぜ」

    「!!!」シュッ

    「アフン…そこは…やめろよ」ガクッ

    410 :

    ピンク…か……悪くない

    414 :

    ーーーー服屋。

    「って今なの!?」

    「…?」

    ーーーー服屋外。

    「頑張るのだ妹よ」グッ

    通行人「?」

    ーーーー服屋。

    「あ、あの」

    「…」コクッ

    「よ、よろしくお願いします」ペコッ

    「…」ペコッ

    女性店員1「なんだあれーすっげー負けた気分なんだけどー」

    女性店員2「こーら言葉悪い」

    417 :

    よく落ないなこれ

    418 :

    追いついたー

    419 :

    「・・・(何か良い服ないかな、あ、この服かわいい)」ジッ

    「・・・」ニコニコ

    「あ・・・あの、この服どうですか!」

    「・・・」コクコク、グッ

    「えへへ、って高い!?」

    「・・・」カキカキ、スッ

    値段は気にしなくていいよ。

    「気にしますよー彼氏彼女じゃないんですから」アハハ

    「・・・」ニコニコ

    「・・・(本当にお兄さんが彼氏だったら幸せになれそうなのになぁー、でもでも妹ちゃんが怒るだろうし・・・むぅ)」

    「・・・」ニコ

    「・・・もしかして、お兄さんは人の心読めたりします?」

    「・・・」・・・フルフル

    「・・・で、ですよね(今の間は何さ!)」

    420 :

    乙!!待ってたよ!

    422 :

    フルフルっていうとあのモンスター?

    426 :

    なかなかいけるやん。出版考えたら?
    まあ魔法のiらんどはちょっとレベル高いけど、
    ここみたいに小学生レベルが集まるエブリスタとか小説家になろうとかなら人気出て出版化もできるかもな

    427 :

    更新きたと思ったらこれだよ……

    429 :

    なかなか来ないな

    430 :

    「・・・この服、どうでしょうか?」ドキドキ

    「・・・」カキカキ

    とても似合ってるよ。でもさっきのピンクの方が気に入ってたみたいだね。

    「よ、よく分かりましたね。すごいです」パァ

    「・・・」ニコニコ

    「えへへ(いま、すごい幸せかも)」

    ーーーー数分後、服屋前。

    「ごめんなさい、まさか両方買ってもらえちゃうなんて」アセアセ

    「結構、時間掛かったな」

    「お兄ちゃんはなんでも直感で決めちゃうからでしょ」

    「良いんだよ俺は、服なんてなに着たって同じだろ?」

    「言っとくけどこの服、お兄ちゃんの四ヶ月のお小遣いでも足りないからね」ジトー

    「ゲッ、お前そんなに出させたのかよ」

    「もちろん断ったよぉ。でもいつの間にか会計終わってたんだもん」アセアセ

    「あー、なら仕方ないな。兄ーお前、店員に頼んで内緒で買ったんだろ?」

    「・・・」コク

    「・・・わりぃな」ボソッ

    「・・・」フルフル、ニコッ

    「さて、じゃあ今度は俺が奢るぞ」

    「えへへ!おー!」

    「・・・」ニコニコ

    432 :

    追いついた
    だいぶ前からあるのな

    433 :

    ーーーーカフェ。

    「おいし~!」

    「パフェがこんなに・・・高いだなんて」

    「・・・」アセアセ

    「ところでお兄ちゃん」

    「なんだ?」

    「お兄ちゃんの教室に綺麗な人が来たってほんと?」

    「あのうるさい奴か」

    「うるさいの?」

    「まぁな」

    「そうなんだー、でも綺麗な人は否定しないんだね」ジトッ

    「なんで睨むんだよ」

    「べつに」

    435 :

    おつ

    436 :

    「・・・」ニコニコ

    「ちなみにどんな人なの?」

    「やけに気になるんだな・・・直接見たほうが早いだろうに」

    「あのねぇー上級生の教室って入りづらいんだよ?それに男子はいいかもしれないけど女子はいろいろと複雑なの!」

    「そういうもんかねぇ」

    「・・・」

    「そういうものなの!」

    「うーん、そうだなぁスゲェ怖くてツインテールでクラスの中では女さんの次に・・・いや止めておこう」

    「なんでそこでやめるの!」

    「いや、今日もちょっと噂しようとしていきなり現れたからな」

    「?」

    「口は災いのもとってな」

    437 :

    お、復活してくれたのか!待っててよかったぁ
    支援

    438 :

    来てたぁ!
    支援

    439 :

    じっくり待ってる

    440 :

    乙乙

    441 :

    442 :

    ーーーー別の席。

    ツインテ「はぁ、こればっかりは仕方ないわね」ボソッ

    「付き合わせちゃって、ごめんなさい」

    ツインテ「いえ、ですがお姉様、門限までに帰ることが条件です」

    「うん、ちゃんと分かってる」ニコッ、チラッ

    「もーお兄ちゃんはそれだから彼女できないんだよー」

    「うるせぇよ!妹に説教される筋合いはねぇ!」

    「・・・」アセアセ

    「・・・周りから見たら、とても仲良さそうね」

    ツインテ「実際にクラスの方達から聞いても、よく一緒に行動してるとの事です」

    「聞いたわよ?その二人と一緒にいたらしいわね」ジト

    ツインテ「それは!その・・・」

    「・・・?貴女、もしかして何か知ってるんじゃないかしら?」

    ツインテ「・・・そうではありません。兄友さんがナンパして来たからです」

    「・・・!そうなの?」

    ツインテ「・・・はい(後で彼に謝らなくちゃ)」

    445 :

    まーだーかなー

    446 :

    「・・・どんな風にかしら?」

    ツインテ「なッ!?お姉様?もしかして・・・」アセッ

    「ち、違うわよ!ただの興味本位です!」

    ツインテ「・・・お姉様、本音が出てます」

    「・・・」アセアセ

    ツインテ「・・・(でも、どうしようかしら?嘘ついたってバレたらお姉様に何されるか)」ゴクリッ

    「・・・」ソワソワ

    ツインテ「・・・(いつの間にか女の子になってしまって・・・でもなにか・・・可愛い)」

    447 :

    おつ

    448 :

    乙です。次も待ってます!!

    449 = 448 :

    乙です。次も待ってます!!

    450 :

    まだかなー


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