元スレモバP「トゥルーシンデレラストーリー」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
601 :
17歳では教育実習も無理があるような…
まぁ10歳の先生もいる気にしたらアカンか
602 :
ウサミン星の17年は地球だと何年にあたるんですかね……
603 :
ウサミン星から来た17歳なら人間界の常識は通用しないってことで…
604 :
そんなつまらん事言うなよ
別に現実じゃないんだからいいだろ
605 :
ウサミンは現実じゃない!?にゃあああああうわああ(ry
606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P『(えーと、次の授業は現代文か…)』
P『(教科書、教科書…)』ゴソゴソ…
ありす『……』ゴソッ…
ありす『…!』
ありす『……』
P『(おっ、あったあった…)』
ありす『あの…モバくん』
P『ん?どうしたの、橘さん?』
ありす『……あの、えっと』
P『…?』
P『(なんだか歯切れが悪いな…)』
P『(何か言いにくいことなのかな…?)』
P『……』
607 = 606 :
P『…俺で良ければ、話ぐらい聞くよ?』
ありす『えっ?』
P『遠慮しないでよ。俺たち友達なんだからさ』
ありす『……』
ありす『…くすっ、ありがとう』
ありす『そこまで親身になってもらえると、なんだか笑っちゃう』
P『えー、酷いな。俺は橘さんの為を思って…』
P『(でも、良かった。少し肩の力が抜けたみたいで)』
ありす『だって、私…』
ありす『現代文の教科書を忘れてしまっただけだもの』
P『…えっ?』
608 = 606 :
P『教科書を忘れた?』
ありす『つい、うっかりしちゃって…』
P『…えーと?』
P『もしかして、教科書を俺に見せてもらおう思ってと声をかけたの?』
ありす『ええ』
ありす『だから…次の時間、見せてもらっても良い?』
P『…それは全然構わないんだけど』
ありす『…?どうかしたの?』
P『教科書見せてもらうのを頼むだけで、なんで最初言いよどんでたの?』
ありす『…それは』
ありす『……』
ありす『だって…こんなこと初めてで……恥ずかしくて…』
P『……』
ありす『机、寄せて良い?』
P『あ、うん…』
P『(確かに教科書を見せるだけで、あそこまで親身になった俺は笑われても仕方ないかもしれない…)』
P『(まぁでも、橘さん自身に何かあったわけじゃなくて良かった)』
P『(こうして、現代文の授業で橘さんに教科書を見せてあげた)』
609 = 606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P『(授業が始まる前だというのに、急に尿意を催してしまった…)』
P『(しょうがない、さくっと済ませに…!)』ダッ…!
『…にゃっ!?』
P『わっ…!?』
P『(危ない…危うく女の子にぶつかるところだった…)』
P『(とにかく謝らないと…)』
『……』キッ…!
P『(うわっ…凄い睨んでるよ…)』
P『(って、あれ?この子、どこかで見たことあるような…)』
みく『…廊下は走らないでもらえますか?』
P『えっ?』
P『その声は…みく…?』
P『(眼鏡をかけてるから、すぐにはわからなかった…)』
610 = 606 :
P『ご、ごめんな、みく…ちょっと急いでたもんで…』
みく『…移動教室には見えませんが?』
P『いや、ちょっとトイレに…』
みく『……』
P『……』
P『(…眼鏡をかけてるせいかはわからないが)』
P『(なんだか雰囲気がいつもと違うような…)』
みく『…そういうのは余裕を持って済ませておくべきかと思いますけど』
P『あっ…!』
P『(そうか…いつもの猫言葉じゃなくて敬語を使ってるから、そう感じるのか…)』
みく『なんですか?』
P『えっと…その口調、どうしたんだ?』
みく『……』
611 = 606 :
みく『どうしたも何も、普段通りですが?』
みく『それよりも早くお手洗いに行ってきたらどうです?』
みく『もう、授業も始まりますし』
P『あ、う、うん…』
みく『それじゃあ、私は自分の教室に戻りますので』スタスタ…
P『……』
P『(なんか「みく」というよりは「前川さん」って感じだったな…)』
P『(いや、それってつまりどっちも「みく」には違いないんだが…)』
P『(…もしかして、双子の姉か妹?)』ブルッ…
P『……』
P『(…トイレトイレ)』ダッ…!
612 = 606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菜々『モバくん、お昼休みなのに授業の教材運びをお願いしちゃって、ごめんなさいね?』
P『いや、これぐらい別に大丈夫ですよ』
P『(今日は運悪く、ウサミン語の授業後に教材運びの手伝いをお願いされてしまった)』
P『(おかげで、俺だけ昼飯を食べるのが遅れてしまうハメに…)』
P『(とは言っても、手伝いに関しては毎回菜々先生が生徒の指名を変えているので俺だけが文句を言うわけにもいかない)』
菜々『えへへ…ありがとうございますっ♪』
菜々『ナナ一人だと、教材全部を持ち運ぶの大変で…』
P『菜々先生、ちっちゃいですもんね』
菜々『むむっ、それは聞き捨てなりませんねっ!』
菜々『ナナは、こーんなに大人の色気を醸し出してるのにっ!』
P『(17歳なのに大人の色気というのはツッコミを入れるべきなのだろうか)』
613 = 606 :
菜々『まぁ…確かに体力的に教室と職員室を行き来するのは、ちょっと大変なんですけど…』
P『(体力的に…もスルーしておこう)』
菜々『だけど、大変だから手伝ってもらうっていうのは建前なんですよ』
P『えっ?』
菜々『ナナは生徒のみんな、一人一人と仲良くなりたいなって思ってます』
菜々『だからモバくんとも、こうして並んで歩いて…少しでもお話出来たらなって思うんですよ』
菜々『もしかしたら、うっとおしいかななんて思われてるかもですけど…』
P『……』
P『(そうか…菜々先生が毎回手伝いの指名を変えていたのは、その日の気分とかじゃなく…)』
P『(生徒の一人一人と、こうやって1対1で話す機会を…)』
P『…うっとおしいだなんてことはないですよ』
菜々『えっ?』
614 = 606 :
P『それだけ生徒のことを考えてくれてるってことじゃないですか』
P『少なくとも俺は…菜々先生は良い先生だなって思います』
菜々『モバくん…』
菜々『…えへっ、ありがとうございます♪』
菜々『モバくんみたいな良い子がたくさんいるから、ナナもきっと良い先生でいられるんだと思います』
菜々『これから先も、そんなナナでいられたら良いな…』
P『菜々先生…』
菜々『あっ、でもでも!』
P『?』
菜々『いくらナナが良い先生だからと言っても…』
菜々『ナナはみーんなのナナですからっ!』
菜々『ゾッコンLOVEになったりしたらダメですよぉっ♪』
菜々『キャハッ♪』
P『うわぁ』
615 = 606 :
菜々『ちょ、ちょっとぉ!?なんでそんなマジで引いてる感じなんですかぁ!?』
P『いや、せっかく生徒と教師の心が通じ合ってる場面でいきなりそのキャラを出されても…』
菜々『きゃ、キャラじゃないもんっ!これがナナの素なんですっ!!』
P『そんな無理しなくても…』
菜々『むーりーしーてーまーせーんー!!』
蘭子『…禁忌の扉を前にして臆したか?(職員室の前で何をしてるんです?)』
P『(こうして、菜々先生の教材運びを手伝った)』
P『(運び終わった後は菜々先生と一緒に教室に戻り、数人の生徒と菜々先生を囲んで昼飯を食べた)』
P『(ちなみに俺の今日の昼飯は、手伝ったお礼ということで菜々先生から貰ったウサミン焼きだった)』
P『(こう言ってはなんだが、意外にも美味しかった)』
P『(…ウサミンは通じ合う…か)』
P『(あと、職員室前で出会った熊本弁の先生にも何故か、くまもとまんじゅうを貰った)』
616 = 606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『Pちゃーんっ!』
P『むおっ?』
P『(誰かの俺を呼ぶ声が聞こえ…)』クルッ…
きらり『どーん☆』
ドーン!
P『…るっ!?』
きらり『おっす!ハピハピしてゆ?』
P『も、諸星さん…随分な挨拶だね…』
P『(学生生活で後ろから体当たりされる日が来るとは思わなかった…)』
きらり『あー!Pちゃん、諸星さん言わないのっ!』
きらり『きらりって呼んで!ぷんすか!!』
P『あ…ご、ごめん…きらり…』
617 = 606 :
きらり『むふっ☆ちゃーんと呼んでくれたから許すます☆』
P『あはは…ありがとう…』
P『それでどうしたの?俺に何か用事?』
きらり『にゅっ?』
P『……』
きらり『……』
きらり『…ハピハピしてゆー?』
P『ホントにただ挨拶しただけだったんだね…』
きらり『むーん!そんなことないもんっ!』
きらり『Pちゃんがハピハピしてるかどうかを聞きにきたんだからっ!』
P『ハピハピと言われてもなぁ…』
618 = 606 :
きらり『…もしかしてハピハピしてないにぃ?』
P『(ハッピーかと言われたら、最近暑いし疲れるし…違う気がするなぁ…)』
P『…のっとハピハピ?』
きらり『みゅーん…それはたいへーん…』
きらり『じゃあじゃあ!きらりんがぱわーをわけてあげます!!』
P『ぱわー?』
きらり『うんっ!ハピハピぱわー☆』
きらり『てことでー…Pちゃん、はぐはぐ☆』チョイチョイ…
P『……』
P『えっ!?ハグ!?』
619 = 606 :
きらり『いっぱいはぐはぐしたら元気出るますよー☆』
P『い、いや…それは…』
きらり『んっ?』
P『(とても魅力的なお誘いではあるんだが…)』
P『(……ここ教室前なんだよな)』
きらり『どしたのー?』
P『……』
P『…今はまだなんとか動けるからさ』
P『充電が完全に切れた時に改めてその時にお願いしてもらっていいかな?』
きらり『むーん…ぱわーが無くなる前に充電しなきゃーなのに…』
きらり『でも、Pちゃんがそういうならそーするっ!』
きらり『無理しちゃ、めーっよ?』
P『うん、ありがとう』
P『(ハグそのものは断り切れない俺ってヘタレだな…)』
620 = 606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P『(えーと、今日は週の5日目だったよな)』
P『(渋谷さんの話だと、今日は彼女は園芸部に顔を出す日だったはず)』
P『(相葉先輩にお呼ばれされて、それっきりだったからな)』
P『(せっかく招待してもらったんだし今日あたり見学に行ってみよう)』
P『(渋谷さんは……まだ教室にいた)』
P『渋谷さん』
凛『…ん?あぁ、アンタか』
凛『どうかした?』
P『渋谷さん、今日はこれから園芸部?』
凛『うん、そうだけど』
621 = 606 :
P『じゃあ、俺も一緒に行って良いかな? 』
凛『えっ?』
凛『…あぁ、そっか。前に言ってた見学のことか』
凛『別に私は断る理由は無いし、一緒に来ればいいよ』
P『うん。それじゃあ、頼むよ』
凛『じゃ、行くよ』スタスタ…
P『あ、う、うん…』
P『(俺が部活見学することに興味なし、って感じだな…)』
P『(やっぱり表面上はクールな子って印象だなぁ…)』
P『(けど、相葉先輩が相葉先輩だったし…)』
P『(部活になると人が変わったりして…)』
凛『…何してるの?置いてくよ』
P『あっ、ごめんごめん!』ダッ…!
622 = 606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夕美『みんなー、土はぎゅうぎゅうに固めたりしちゃダメだよー』
夕美『土はね、こうやってふんわりと…』
凛『夕美先輩、こんにちは』
夕美『あー、凛ちゃん……あっ!』
P『どうも』
夕美『モバくん!見学に来てくれたんだね!』
夕美『待ってたよっ』ニコッ
P『お伺いするのが遅くなっちゃってすいません…』
P『(相変わらず笑顔が素敵な人だな…)』
夕美『そんなの全然大丈夫だよっ!』
夕美『それよりも凛ちゃんと一緒に来たってことは…♪』
夕美『入部の決心がついたんだねっ♪』
P『…えっ?』
623 = 606 :
凛『なんだ、元々入部希望だったんだ?』
P『あ、いや…俺は…』
夕美『ねぇねぇ凛ちゃん、彼のことどう思う?』
凛『…まぁ、悪くはないかと』
凛『少なくとも花を見る目はありそうです』
P『え、ええっ?』
P『(俺、花とか全然詳しく無いんだけど…)』
夕美『うんっ!あの凛ちゃんが、そこまで言うならこれはもう入部は決定だよっ!』
P『ええっ!?』
P『(け、見学の意味は…?ていうか、まだ見学してないし…)』
夕美『…あっ、そっか。今日は見学に来たんだよね…』
P『あ、そうですそうです』
夕美『じゃあ、まずは他の部員さん…あとお花達とも挨拶をしようか♪』
P『…あくまで見学者としてですよね?』
624 = 606 :
凛『…別に今、他の部活に入っているわけでも無いんでしょ?』
凛『基本的に都合の良い時にだけ顔を出せば良いし、形だけでも入部しても良いんじゃない?』
P『いや…でも…』
P『(俺、夏休みに入ったら転校しちゃうし…)』
夕美『そうそう!』
夕美『なんだったら仮入部って形でも大丈夫だよっ』
P『仮入部…』
P『……』
P『(本入部するわけじゃないなら大丈夫かな…?)』
P『(出れる時に顔出せば良いみたいだし…)』
P『(何より相葉先輩は可愛いし、渋谷さんとも仲良くなれたら良いなとは思うし…)』
625 = 606 :
P『…じゃあ、それでお願いしても大丈夫ですか?』
夕美『うん、もちろんです!』
夕美『園芸部へ、ようこそっ♪』
凛『まぁ、そんなに不安になることは無いよ』
凛『わからないことがあっても、夕美先輩…私もフォローするしさ』
P『渋谷さん…』
凛『園芸部へ、ようこそ』
凛『これからよろしくね』
P『あ、うん…』
P『こちらこそ…』
P『(こうして俺は園芸部に仮入部することになった)』
P『(本入部じゃないなら…とは思ってみたものの…)』
P『(本当に良かったのだろうか…?)』
626 = 606 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
李衣菜『今日も1日、お疲れ様!』
李衣菜『これ、今日までのお兄ちゃんの好感度だよ!』
ありす ナカヨシ きらり シリアイ 卯月 ナカヨシ みく シリアイ まゆ シリアイ 早苗 デアイ 愛梨 デアイ 凛 シリアイ リーナ お兄ちゃん大好き
李衣菜『それじゃあ、お兄ちゃんおやすみっ!』
P「凛がシリアイにランクアップか」
P「早苗さんや愛梨もシリアイの関係まで持っていけるかな?」
627 = 606 :
13、14日目
P『(せっかくの休みの日なのに何もすることがない…)』
P『(いや、こんな時こそテスト勉強をするべきなんじゃないのか?)』
P『(そうだ!悩んでいる時間がもったいない!!)』
P『(空いてる時間を有効活用して…)』
P『……』
P『(…意気込んだだけで疲れてしまった)』
P『(とか言って、ここでゲームに走ったら一日中そのままになってしまいそうだし…)』
P『(ちょっと気分転換に散歩でも行ってみるか?)』
P「おや?休日イベントか?」
P「でも、強制イベントじゃなくて選択肢の中から選んで起こせるイベントみたいだな」
P「さて、どうしよう?」
1.散歩へ行く 登場キャラクターから一人の名前を書いて指定(李衣菜、夕美、ウサミン不可)
2.李衣菜の部屋へ行く 李衣菜
3.学校へ行く ウサミン、夕美
4.やっぱりゲームをする 15日目へ
>>630
628 :
1 凛
629 :
1
奈緒ちん、ダメなら卯月
630 :
ありす
632 = 606 :
ここで中断します
次回は休日イベント、次の日の予定決めと短めになりそうなので明日明後日には更新出来るように心がけます
あとウサミンは現実です
634 = 628 :
おつ
ところで追加キャラ出るとかの話って
どうなったんです?
635 :
>>634
追加キャラはどのキャラクターとは言えませんが、既存のキャラクターのイベントを進めると選択肢に登場するという形を考えています
なので、もしかしたら登場しないまま終わりを迎えてしまうということもあり得ますのが、そこはご了承ください
637 :
乙乙
ありすスナイパー相変わらずすごい精度だなww
638 = 635 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P『(よし!散歩にでも出かけよう!)』
P『(もしかしたら街を散策してたら新たな発見があるかもしれない!)』
P『(と、意気込んで家を出たものの…)』
ジリジリ…
P『あっちぃ…』
P『(この太陽が照り付ける中を散歩し続けていたら、熱中症で倒れてしまうんじゃないだろうか…)』
P『(無計画に外に出るもんじゃないな…)』
P『(…そういえば、この近くに市民図書館があったような)』
P『(えーと…)』キョロキョロ…
P『(あっ、あれだ)』
P『(よし、あそこでちょっと涼ませてもらおう)』
639 = 635 :
ウィーン…
P『(ふぃー…生き返るー…)』
P『(やっぱり暑い季節は室内で冷房でまったりに限るな…)』
P『(とは言っても、周りはみんな本を読んだり勉強してる人でいっぱいだな)』
P『(俺だけ、ただ涼んでるだけというのは申し訳ない気がする…)』
P『(よし。せっかく図書館に来たんだし、俺も英語の辞書でも読むか)』
P『(えーと、辞書の本棚はどこかな…?)』キョロキョロ…
?『……あっ』
P『えっ?』
ドンッ……バサッ…!
?『きゃっ……!』
P『あ、ご、ごめんなさいっ…』
P『(し、しまった…よそ見をしてたら女の人とぶつかってしまった…!)』
640 = 635 :
?『…す、すいません……』
P『いや、俺がよそ見してたから…』
?『いえ…』
?『……私も本に夢中で』
P『(あっ、本を落としてる…)』
P『…はい、どうぞ』ヒョイ…
?『…あ』
P『ホントにすいませんでした…それじゃあ』テクテク…
?『あ、あの…』
P『はい?』
?『……』
?『……いえ、すいません』
?『……』タッ…
P『……』
P『(大人しい感じの人だったな…)』
P『(俺と目を合わせようとしなかったし…人見知りなのかもしれないな)』
P『(だとしたら、尚更悪いことをしちゃったな…)』
641 = 635 :
P『(まぁ、今更気にしても仕方ないか)』
P『(えーと、英語の辞書は…)』
『…優しいのね』
P『えっ?』
ありす『……』
P『あれ?橘さん?』
ありす『こんにちは』
P『うん、こんにちは』
P『こんなところで偶然だね』
P『何か本でも借りに来たの?』
ありす『私はそんなところ』
ありす『…そういう、あなたはナンパかしら?』
P『…はい?』
642 = 635 :
ありす『無理ないわね。綺麗な人だったもの』
ありす『あなたが優しくするのもわかるわ』
P『あの…?何を言ってるの、橘さん…?』
ありす『本を拾ってあげていたじゃない』
P『あぁ…さっきの…』
P『……』
P『…えっ?ナンパ?』
ありす『違うの?』
P『いやいや!?違うって!』
P『俺がぶつかっちゃって、あの人が本を落としちゃったから…それを…』
ありす『……』じーっ…
P『拾ってあげてただけ…なんですけど…』
ありす『……』
643 = 635 :
P『…あの、橘さん?』
ありす『なに?』
P『あの、もしかしたらなんだけど…』
P『俺がさっきの人と話をしてて、怒ってたりする?』
ありす『怒ってなんかいない』
P『いや、でも…』
ありす『……』
ありす『…とりあえず、さっきの場面はそういうことにしておくわ』
ありす『でも…』
ありす『…図書館に行くなら、私を誘ってくれれば』ボソッ…
P『えっ?』
644 = 635 :
ありす『…な、なんでもないわ』
ありす『それじゃあ、また…』テクテク…
P『あっ…』
P『……』
P『(…もしかして、やきもち?)』
P『(いやいや、そんなまさかなぁ)』
P『(でも、そうだとしたらちょっと嬉しいかも…)』
P『(でも、確かにあの女の人綺麗だったし…)』
P『(名前ぐらいは聞いても…)』
P『……』
P『(いやいやイカン!これじゃまるで俺が軟派な男みたいじゃないか!)』
P『(俺はもうこっと…硬派な…)』
P『(って、自分で言ってるようじゃまだまだか…)』
P『(こうして、図書館で橘さんにやきもちを妬かれた?)』
645 = 635 :
15日目
P『さてと、今日の予定は…』
P「さてと、3週目に突入だな」
P「ここらが折り返しになるのかな?」
P「さて、休み時間1はどうしよう?」
1.渡り廊下 奈緒
2.自分の教室 凛
3.2年教室前 まゆ
4.校舎裏 みく
>>647
648 = 635 :
P「休み時間1は2年教室前…」
P「休み時間2はどうする?」
1.渡り廊下 奈緒
2.体育館 卯月
3.2年教室前 早苗
4.グラウンド きらり
>>650
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