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元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」
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…………
上条「またこの部屋に呼ばれちまったのか……こっちは一刻も争う事態だってのに……」
御坂「ん?どうしたの?……何かあったの?」
上条「いや……ちょっとな、待たせてるヤツがいるんだ」
上条は、自分の部屋に居候している、白いシスターの姿を思い浮かべる。
上条「またこの部屋に呼ばれちまったのか……こっちは一刻も争う事態だってのに……」
御坂「ん?どうしたの?……何かあったの?」
上条「いや……ちょっとな、待たせてるヤツがいるんだ」
上条は、自分の部屋に居候している、白いシスターの姿を思い浮かべる。
この部屋は異常だ。いや、異常なんて言葉では片付けられない。
それはもう、前回ここに初めて来た時に、痛いほどわかっている。
天井の話では、前回のネギ星人は、難易度としてはとても優しいモノだったらしい。今回のミッションではどんな星人が選ばれるかわからない。
下手すれば、今度こそ死んでしまうかもしれない。
上条「それでも俺は、帰らなくちゃいけないんだ……アイツを地獄の底から救ってやる為に」
この世で最も地獄に近い場所。
この黒い球の部屋に囚われながらも、上条は更なる地獄の底に囚われているであろう、インデックスの身を案じていた。
それはもう、前回ここに初めて来た時に、痛いほどわかっている。
天井の話では、前回のネギ星人は、難易度としてはとても優しいモノだったらしい。今回のミッションではどんな星人が選ばれるかわからない。
下手すれば、今度こそ死んでしまうかもしれない。
上条「それでも俺は、帰らなくちゃいけないんだ……アイツを地獄の底から救ってやる為に」
この世で最も地獄に近い場所。
この黒い球の部屋に囚われながらも、上条は更なる地獄の底に囚われているであろう、インデックスの身を案じていた。
ジジジジジジジジジッ……
御坂「あ、また誰か転送されてくるみたいよ?」
黒い球から、レーザーのようなモノが伸び、FAXのように人間が転送されてくる。
新たな犠牲者が、この部屋にやってきたのだ。
??「んだぁ?ここは。確か俺は、風紀委員のガキに捕まった後……ダメだ、思い出せねぇ……ん?誰だテメェ等?」
転送されてきたのは、見るからにガラの悪そうな男である。
タンクトップに黒いズボン。
頭は金髪のオールバックで、歯はところどころ欠けている。
御坂「あ、また誰か転送されてくるみたいよ?」
黒い球から、レーザーのようなモノが伸び、FAXのように人間が転送されてくる。
新たな犠牲者が、この部屋にやってきたのだ。
??「んだぁ?ここは。確か俺は、風紀委員のガキに捕まった後……ダメだ、思い出せねぇ……ん?誰だテメェ等?」
転送されてきたのは、見るからにガラの悪そうな男である。
タンクトップに黒いズボン。
頭は金髪のオールバックで、歯はところどころ欠けている。
上条「アンタ……スキルアウトか?名前は何ていうんだ?」
??「あぁ?いきなりなんだよ?なんでテメェなんぞに名乗らなきゃいけねぇんだ?」
御坂「いいから名前くらい言いなさいよ。面倒なヤツねぇ」
??「あん…だとクソガキィィィィイイッ!!!」ダッ!!
金髪の男が御坂に向かって殴りかかる。
上条「うわ、馬鹿よせっ!!」
バチィィィィイイイッ!!!
「ギャァァァァァァァァアアアッ!!!」
しかし、案の定、御坂の電撃によって、容易く返り討ちにされる。
??「あぁ?いきなりなんだよ?なんでテメェなんぞに名乗らなきゃいけねぇんだ?」
御坂「いいから名前くらい言いなさいよ。面倒なヤツねぇ」
??「あん…だとクソガキィィィィイイッ!!!」ダッ!!
金髪の男が御坂に向かって殴りかかる。
上条「うわ、馬鹿よせっ!!」
バチィィィィイイイッ!!!
「ギャァァァァァァァァアアアッ!!!」
しかし、案の定、御坂の電撃によって、容易く返り討ちにされる。
御坂「で?アンタ名前は?」ゴゴゴゴゴゴッ……
背後から効果音が出そうな勢いで、腕を組み、踏ん反り返った御坂が再度、倒れている男に名を聞く。
??「グッ……名前なんざテメェ等に教えるつもりはねぇ。『偏光能力』(トリックアート)とでも呼んでろ」
御坂「偏光能力?それはアンタの能力名かしら?どんな能力なの?」
偏光能力「んなもん、そうホイホイと教える訳ねぇだろうが!!勝手に想像してろ!!
で、今度はこっちの質問だ。何なんだこの部屋は?どうなってんだ?」
ジジジジジジジジジッ…………
背後から効果音が出そうな勢いで、腕を組み、踏ん反り返った御坂が再度、倒れている男に名を聞く。
??「グッ……名前なんざテメェ等に教えるつもりはねぇ。『偏光能力』(トリックアート)とでも呼んでろ」
御坂「偏光能力?それはアンタの能力名かしら?どんな能力なの?」
偏光能力「んなもん、そうホイホイと教える訳ねぇだろうが!!勝手に想像してろ!!
で、今度はこっちの質問だ。何なんだこの部屋は?どうなってんだ?」
ジジジジジジジジジッ…………
上条「その話は、全員揃ってからにしようか。どうやらまだまだ転送されて来そうなんでな」
御坂「そうね。……あ、この脚は女の子ね。スカートはいてるし」
偏光能力「あぁ?来るって何が……なんだこりゃあ!?」
偏光能力の背後。
部屋の隅にある黒い球から、再び誰かが脚元からゆっくりと転送されてくる。
御坂「…………へ?」
全身が転送され、その『誰か』の姿を見た瞬間、御坂美琴は完全に思考停止状態になる。
御坂「そうね。……あ、この脚は女の子ね。スカートはいてるし」
偏光能力「あぁ?来るって何が……なんだこりゃあ!?」
偏光能力の背後。
部屋の隅にある黒い球から、再び誰かが脚元からゆっくりと転送されてくる。
御坂「…………へ?」
全身が転送され、その『誰か』の姿を見た瞬間、御坂美琴は完全に思考停止状態になる。
上条「な……み、御坂さん?貴女双子だったんでせうか?」
偏光能力「常盤台の第3位が双子……聞いたことねぇな。どういうことだぁ?」
御坂「……ど……どういうことよ……どういうことよ!!誰よ貴女!?」
双子が居たのかと問いかける上条の声など、全く入らないようだ。
御坂が、転送されてきた人物に対して、物凄い剣幕で話しかける。
自分の名前は御坂美琴。
両親である、御坂美鈴と御坂旅掛との間に生まれた一人娘。
そう。
『一人娘』なのだ。自分には姉妹がいるなど聞いたことがない。
第一両親は、そんなことを隠すような人間では無い。
では、目の前に居る彼女は一体何者なのだ?
偏光能力「常盤台の第3位が双子……聞いたことねぇな。どういうことだぁ?」
御坂「……ど……どういうことよ……どういうことよ!!誰よ貴女!?」
双子が居たのかと問いかける上条の声など、全く入らないようだ。
御坂が、転送されてきた人物に対して、物凄い剣幕で話しかける。
自分の名前は御坂美琴。
両親である、御坂美鈴と御坂旅掛との間に生まれた一人娘。
そう。
『一人娘』なのだ。自分には姉妹がいるなど聞いたことがない。
第一両親は、そんなことを隠すような人間では無い。
では、目の前に居る彼女は一体何者なのだ?
『……ここは……ここは一体どこなのでしょうか?』
転送されてきた少女が、丁寧な口調で、御坂や上条達に問いかけてくる。
『と、『ミサカ』は、いつの間にか目の前に居る、見ず知らずの方々に問いかけます』
続けて、えらく個性的な口調が飛びだした。
その少女は今、ハッキリと言ったのだ。『ミサカ』と。
御坂「質問に答えて!!誰なのよ貴女は!!そんな格好して……そんな顔をして、一体どういうつもりなのよ!?」
御坂が、更に追撃を行う。
どうやら、御坂はその少女の見た目が気に食わないようだ。
いや、気に食わないという訳ではない。
あり得ないのだ。どう考えても。
『ミサカは……ミサカは9900号です。と、ミサカは自分の検体番号を名乗ります』
少女は、御坂美琴と全く同じ顔、姿形、服装をしていた。
転送されてきた少女が、丁寧な口調で、御坂や上条達に問いかけてくる。
『と、『ミサカ』は、いつの間にか目の前に居る、見ず知らずの方々に問いかけます』
続けて、えらく個性的な口調が飛びだした。
その少女は今、ハッキリと言ったのだ。『ミサカ』と。
御坂「質問に答えて!!誰なのよ貴女は!!そんな格好して……そんな顔をして、一体どういうつもりなのよ!?」
御坂が、更に追撃を行う。
どうやら、御坂はその少女の見た目が気に食わないようだ。
いや、気に食わないという訳ではない。
あり得ないのだ。どう考えても。
『ミサカは……ミサカは9900号です。と、ミサカは自分の検体番号を名乗ります』
少女は、御坂美琴と全く同じ顔、姿形、服装をしていた。
投下終了です。
ガンツ第2ステージ。
新たなメンバー、偏光能力と御坂妹9900号でした。
番号は、正直適当です。
あとは、珍走団4人ともう一人くらい追加したいとこです。
北条入れるか入れないかで死ぬ程悩んでますけどね。
それでは、また近い内に。おやすみなさい。
ガンツ第2ステージ。
新たなメンバー、偏光能力と御坂妹9900号でした。
番号は、正直適当です。
あとは、珍走団4人ともう一人くらい追加したいとこです。
北条入れるか入れないかで死ぬ程悩んでますけどね。
それでは、また近い内に。おやすみなさい。
乙 妹達は予想してなかったけど、日々殺されてるからメンバーになる確率はひとより何千倍も高いんだな
これは続きが楽しみだ
これは続きが楽しみだ
乙
トリックアートも出てきたから絶対等速あたりもその内来そうな予感
トリックアートも出てきたから絶対等速あたりもその内来そうな予感
おおおお乙
待ってたぜーー!
トリックアートが転送されたって事は
黒子に…?
ビルごとつぶされたか
待ってたぜーー!
トリックアートが転送されたって事は
黒子に…?
ビルごとつぶされたか
上条「9900号……こ、これはまた変わったお名前だ事で……」
偏光能力「いや、明らかに名前じゃねぇだろ。まるで、どっかの実験体みてぇな……」
御坂「私にそっくりな時点で、おかしいのよ明らかに!!
私に姉妹はいない!!適当な事言ってないで誰なのかハッキリさせなさいよ!!」ガシッ!!
御坂が、9900号と名乗る少女の肩を掴み、少女に強く問いかける。
偏光能力「いや、明らかに名前じゃねぇだろ。まるで、どっかの実験体みてぇな……」
御坂「私にそっくりな時点で、おかしいのよ明らかに!!
私に姉妹はいない!!適当な事言ってないで誰なのかハッキリさせなさいよ!!」ガシッ!!
御坂が、9900号と名乗る少女の肩を掴み、少女に強く問いかける。
9900号「貴女は……なるほど。貴女はミサカ達のお姉様なのですね。初めましてお姉様。
と、ミサカは丁寧にお姉様にお辞儀をします」ペコッ
上条「ほら、御坂の事お姉様だって言ってんじゃん。仲が悪いかもしれないけど、姉妹なんだから仲良くしろよな」
御坂「だから違うって言ってんでしょうが!!初めましてって今言ったし!!
あぁ、もういい!!アンタ!!ちょっとこっち来なさい!!」グイッ!!
御坂は少女の腕を掴むと、黒い玉のある部屋から引っ張り出し、現時点では開くことの出来ない玄関の前に連れて来た。
と、ミサカは丁寧にお姉様にお辞儀をします」ペコッ
上条「ほら、御坂の事お姉様だって言ってんじゃん。仲が悪いかもしれないけど、姉妹なんだから仲良くしろよな」
御坂「だから違うって言ってんでしょうが!!初めましてって今言ったし!!
あぁ、もういい!!アンタ!!ちょっとこっち来なさい!!」グイッ!!
御坂は少女の腕を掴むと、黒い玉のある部屋から引っ張り出し、現時点では開くことの出来ない玄関の前に連れて来た。
御坂「はぁ……で?ホントにアンタは何者なのよ。私には姉妹はいない。パパとママの一人娘よ。
いい?妹なんていないの。変装だか能力だか知らないけど、人の姿形を勝手に使って……理由次第じゃタダじゃおかないわよ?
……それで?貴女は誰なの?正直に答えなさい!!」
9900号「失礼ですが、お姉様は実験の関係者ですか?
と、ミサカはお姉様に符丁の確認をとります。『ZXC741ASD852QWE963』」
突如、9900号が御坂に対し、何かの合言葉のような言葉を問いかけて来た。
いい?妹なんていないの。変装だか能力だか知らないけど、人の姿形を勝手に使って……理由次第じゃタダじゃおかないわよ?
……それで?貴女は誰なの?正直に答えなさい!!」
9900号「失礼ですが、お姉様は実験の関係者ですか?
と、ミサカはお姉様に符丁の確認をとります。『ZXC741ASD852QWE963』」
突如、9900号が御坂に対し、何かの合言葉のような言葉を問いかけて来た。
御坂「へ?え、えっと……」
9900号「……どうやらお姉様は実験の関係者では無いようですね。それでは、お姉様の問いに答えるわけにはいきません。
と、ミサカはミサカのことについて、黙秘を行うことを密かに宣言します」
御坂「じ、実験って……アンタ何か実験やらされてるの?何の実験よ!!私の姿で一体何をやってるの!?」
9900号「実験の内容については黙秘します。と、ミサカはこれ以上、実験について聞いても無駄だ。と、お姉様に宣言します」
9900号「……どうやらお姉様は実験の関係者では無いようですね。それでは、お姉様の問いに答えるわけにはいきません。
と、ミサカはミサカのことについて、黙秘を行うことを密かに宣言します」
御坂「じ、実験って……アンタ何か実験やらされてるの?何の実験よ!!私の姿で一体何をやってるの!?」
9900号「実験の内容については黙秘します。と、ミサカはこれ以上、実験について聞いても無駄だ。と、お姉様に宣言します」
御坂「この……だ、大体何で私がお姉様なのよ!!化けてるだけの赤の他人に、お姉様なんて呼ばれる筋合いないわよ!!」
9900号「いえ。御坂美琴、学園都市第3位のレベル5。貴女は紛れもなく、ミサカ達のお姉様です。
と、ミサカは初めて会うお姉様に少々緊張気味に話しかけます」
しかし、目の前の少女は全くの無表情である。緊張感の欠片も見当たらない。
そもそも、感情と言うモノが感じられないのだ。
9900号「いえ。御坂美琴、学園都市第3位のレベル5。貴女は紛れもなく、ミサカ達のお姉様です。
と、ミサカは初めて会うお姉様に少々緊張気味に話しかけます」
しかし、目の前の少女は全くの無表情である。緊張感の欠片も見当たらない。
そもそも、感情と言うモノが感じられないのだ。
御坂「はぁ……もういいわ。今はそれどころじゃないし。今回のミッションが終わったら、じっくりお話を聞かせてもらうからね!!」
9900号「お話ですか。と、ミサカはお姉様との初めてのガールズトークに、胸をときめかせます」
御坂「お話の意味が違うわよ!!……はぁ、とりあえず貴女。どうやったかわからないけど、私と顔も姿形もカブってるから周りから判断しづらいのよ。
髪ゴムあげるから、これで後ろ髪を留めといて。これから起こることを考えると、とっさの時に貴女と私で間違えられて、酷いことになるかもしれないしね」
御坂がゴムを渡すと9900号は、御坂同様女の子にしては少し短い後ろ髪を、ゴムで束ねた。
これで、少し見分けがつくようになったようだ。
9900号「お話ですか。と、ミサカはお姉様との初めてのガールズトークに、胸をときめかせます」
御坂「お話の意味が違うわよ!!……はぁ、とりあえず貴女。どうやったかわからないけど、私と顔も姿形もカブってるから周りから判断しづらいのよ。
髪ゴムあげるから、これで後ろ髪を留めといて。これから起こることを考えると、とっさの時に貴女と私で間違えられて、酷いことになるかもしれないしね」
御坂がゴムを渡すと9900号は、御坂同様女の子にしては少し短い後ろ髪を、ゴムで束ねた。
これで、少し見分けがつくようになったようだ。
9900号「ちなみにお姉様。これから起こる事というのはどういうことなのでしょうか?それに、ここは一体何処なのでしょうか?
と、ミサカはお姉様に現状を教えて欲しいとおねだりします」
御坂「ミサカはとかおねだりとかいちいち言わなくていいのよ!!」
9900号「ほう……お姉様は、ミサカ達のただ一つの個性を奪うつもりですか?
と、ミサカはお姉様に個性を奪うつもりならば容赦はしないと宣言します」
と、ミサカはお姉様に現状を教えて欲しいとおねだりします」
御坂「ミサカはとかおねだりとかいちいち言わなくていいのよ!!」
9900号「ほう……お姉様は、ミサカ達のただ一つの個性を奪うつもりですか?
と、ミサカはお姉様に個性を奪うつもりならば容赦はしないと宣言します」
御坂「何よその個性……まぁいいわ。ちなみにここは何処かって質問に答えるとね。
学園都市の第7学区の高層マンションの一室よ。現時点では外に出られないんだけどね」ツルッ、ツルッ
御坂は玄関のドアノブに手をかけようとするが、反発しあう磁石のように、ドアノブに触れないことを9900号に伝える。
9900号「開かないのでは無く、その前に触れないのですか。不思議ですね。
と、ミサカは驚愕を隠せない表情で返します」
学園都市の第7学区の高層マンションの一室よ。現時点では外に出られないんだけどね」ツルッ、ツルッ
御坂は玄関のドアノブに手をかけようとするが、反発しあう磁石のように、ドアノブに触れないことを9900号に伝える。
9900号「開かないのでは無く、その前に触れないのですか。不思議ですね。
と、ミサカは驚愕を隠せない表情で返します」
御坂「いや、さっきからずっと変わらず無表情だけどね貴女。
それと、これから起こることなんだけど……んー、なんて言ったらいいかなー……」
9900号「言葉が見つからないのですか?と、ミサカはお姉様のボキャブラリーの少なさに、落胆の溜息を密かに落とします」ハァッ……
御坂「隠しきれてないわよ。ケンカ売ってんのアンタ?
……まぁ、例えるならこんな感じかしら。これから起こることはね……」
御坂は、少し遠い目をして、数日前の事を思い出しながら、9900号へと口を開いた。
「……この世の地獄ってヤツよ。あの光景には、それが一番しっくりくる言葉ね」
それと、これから起こることなんだけど……んー、なんて言ったらいいかなー……」
9900号「言葉が見つからないのですか?と、ミサカはお姉様のボキャブラリーの少なさに、落胆の溜息を密かに落とします」ハァッ……
御坂「隠しきれてないわよ。ケンカ売ってんのアンタ?
……まぁ、例えるならこんな感じかしら。これから起こることはね……」
御坂は、少し遠い目をして、数日前の事を思い出しながら、9900号へと口を開いた。
「……この世の地獄ってヤツよ。あの光景には、それが一番しっくりくる言葉ね」
投下終了です。
予定より少し少ないですが、明日に乞うご期待です。
微妙に偏光能力が丸くなってますが、ガンツの北条ポジションにしてますので、ご容赦を。
予定より少し少ないですが、明日に乞うご期待です。
微妙に偏光能力が丸くなってますが、ガンツの北条ポジションにしてますので、ご容赦を。
ジジジジジジジジッ…………
上条「お、今度は浜面か。元気にしてたか?」
偏光能力「また人間が出てきやがった……何なんだ?あの黒い玉は。学園都市が作った兵器とかか?」
部屋の壁にもたれかかるように、座り込んでいる2人の目の前に、前回共に生き残った男、浜面仕上が転送されてきた。
どうやらスキルアウトの仲間内で酒を呑んでいたらしく、手には缶ビールが握られていた。
浜面「オイオイ……またこの部屋かよ……何か寒気がしてトイレに入り込んだら、いきなり転送されていくし、呑んでる時くらい勘弁してくれよな……」
上条「お、今度は浜面か。元気にしてたか?」
偏光能力「また人間が出てきやがった……何なんだ?あの黒い玉は。学園都市が作った兵器とかか?」
部屋の壁にもたれかかるように、座り込んでいる2人の目の前に、前回共に生き残った男、浜面仕上が転送されてきた。
どうやらスキルアウトの仲間内で酒を呑んでいたらしく、手には缶ビールが握られていた。
浜面「オイオイ……またこの部屋かよ……何か寒気がしてトイレに入り込んだら、いきなり転送されていくし、呑んでる時くらい勘弁してくれよな……」
上条「お前らと同じ、スキルアウトの浜面だ。知り合いだったりするか?」
偏光能力「知らねぇよ。何でスキルアウトが全員知り合いって前提なんだよお前は」
浜面「ん?隣のヤツは、もしかして新顔か?スキルアウトみてぇだが、お前も死んじまったのか?」
浜面が、偏光能力に近づいて挨拶代りに言葉を交わす。
偏光能力「さぁな。あんまし記憶がねぇんだ。
覚えてんのは、空間移動を使う風紀委員に殺されかけて、警備員に捕まって牢屋に入ってたってくらいだ。
そんで気がついてたらこの部屋さ。もう訳がわかんねぇよ」
偏光能力は、欠けた歯を口元から見せながら、自嘲するように微笑む。
偏光能力「知らねぇよ。何でスキルアウトが全員知り合いって前提なんだよお前は」
浜面「ん?隣のヤツは、もしかして新顔か?スキルアウトみてぇだが、お前も死んじまったのか?」
浜面が、偏光能力に近づいて挨拶代りに言葉を交わす。
偏光能力「さぁな。あんまし記憶がねぇんだ。
覚えてんのは、空間移動を使う風紀委員に殺されかけて、警備員に捕まって牢屋に入ってたってくらいだ。
そんで気がついてたらこの部屋さ。もう訳がわかんねぇよ」
偏光能力は、欠けた歯を口元から見せながら、自嘲するように微笑む。
浜面「その歯……お前クスリやってんだろ?バカだなぁ。あんなモン、ヤっても得する事なんざ欠片もねぇのに。大方それで捕まったんだろ?」
偏光能力「うっせぇんだよ!!大体、俺が捕まったのは別件だ。『レベルアッパー』ってヤツ関連でな。
お前らみてぇな無能力者やあのレベル5のガキには関係ねぇ話だがな」
上条「レベルアッパー?何だそれ?」
上条が、浜面に聞く。
偏光能力「うっせぇんだよ!!大体、俺が捕まったのは別件だ。『レベルアッパー』ってヤツ関連でな。
お前らみてぇな無能力者やあのレベル5のガキには関係ねぇ話だがな」
上条「レベルアッパー?何だそれ?」
上条が、浜面に聞く。
浜面「知らねぇのか?聞くだけで能力が強化されるって噂の音楽ソフトだよ。
本当にそんな便利なモンがあんのかは知らねぇが、コイツがそれ関連で捕まったって事は、存在するってことじゃねぇのか?」
偏光能力「あぁ、レベルアッパーは存在するぜ?何しろ、実際に能力を強化し、それをネタに色々やってたからなぁ。俺は」
偏光能力が、またも自嘲気味な笑みを浮かべる。
本当にそんな便利なモンがあんのかは知らねぇが、コイツがそれ関連で捕まったって事は、存在するってことじゃねぇのか?」
偏光能力「あぁ、レベルアッパーは存在するぜ?何しろ、実際に能力を強化し、それをネタに色々やってたからなぁ。俺は」
偏光能力が、またも自嘲気味な笑みを浮かべる。
上条「あぁ、やっぱしお前悪いヤツだったんだな。ま、捕まっちまったみたいだし、特にどうこう言う気もないけどよ。
で、そんなヤツがどうして死んじまったんだ?この部屋は、死んだヤツが集まる部屋らしいぞ」
偏光能力「死んだヤツが……ハッ、じゃあここはあの世って訳か。こんな普通の部屋がよぉ」
浜面「いや、厳密にはまだ生きてるみたいなんだけどな。俺らにもよくわからんが」
偏光能力「あぁ?今死んだヤツが集まるって言ったじゃねぇか!!意味わかんねぇんだよ!!」
で、そんなヤツがどうして死んじまったんだ?この部屋は、死んだヤツが集まる部屋らしいぞ」
偏光能力「死んだヤツが……ハッ、じゃあここはあの世って訳か。こんな普通の部屋がよぉ」
浜面「いや、厳密にはまだ生きてるみたいなんだけどな。俺らにもよくわからんが」
偏光能力「あぁ?今死んだヤツが集まるって言ったじゃねぇか!!意味わかんねぇんだよ!!」
上条「落ち着けよ。俺らだってこの部屋はまだ2回目なんだ。詳しいヤツが1人いるからソイツに……噂をすればアイツだ」
ジジジジジジジジッ……
上条達の目の前に、再び転送されてくる人間が現れた。
その人間は、白衣を着た研究員のような男である。
天井「……おや、久しぶりだな。上条君と……浜面君だったか。それに新顔もいるようだな」
過去一年以上、この異常な部屋で生き延びてきた男、天井。
最早、ライフワークと言わんばかりに、彼はこの異常な部屋においても平然としていた。
ジジジジジジジジッ……
上条達の目の前に、再び転送されてくる人間が現れた。
その人間は、白衣を着た研究員のような男である。
天井「……おや、久しぶりだな。上条君と……浜面君だったか。それに新顔もいるようだな」
過去一年以上、この異常な部屋で生き延びてきた男、天井。
最早、ライフワークと言わんばかりに、彼はこの異常な部屋においても平然としていた。
すんません、ちょっと中断します。
とりあえず次回『天井無双!!』こうご期待!!
とりあえず次回『天井無双!!』こうご期待!!
乙
ここの天井くんには原作みたいな死に方も西くんみたいな死に方もしてほしくないなぁ
ここの天井くんには原作みたいな死に方も西くんみたいな死に方もしてほしくないなぁ
…………
御坂「さて……そろそろ部屋に戻ろうかしらね。もしかしたら、他のメンバーも来てるかもしれないし。
あの天井とか言うヤツがいれば、わかりやすくこの部屋について説明してくれるかもしれないしね。」
9900号「死者が集まる部屋ですか……ミサカも、1人の人間としての魂があったということでしょうか?
と、ミサカはボソリと呟きます」ボソッ……
御坂「ん?何か言った?」
御坂と9900号は、再び黒い玉のある部屋へと戻った。
御坂「さて……そろそろ部屋に戻ろうかしらね。もしかしたら、他のメンバーも来てるかもしれないし。
あの天井とか言うヤツがいれば、わかりやすくこの部屋について説明してくれるかもしれないしね。」
9900号「死者が集まる部屋ですか……ミサカも、1人の人間としての魂があったということでしょうか?
と、ミサカはボソリと呟きます」ボソッ……
御坂「ん?何か言った?」
御坂と9900号は、再び黒い玉のある部屋へと戻った。
ガチャッ……
天井「何故私が毎回説明しなければいけないんだ?
前回君達に説明したのは君達が久しぶりに生還した人間で、少なからず好感が持てたからだ。
そんなに説明したければ、君達が自分でやればいい」
浜面「んなこと言わずに代わりに説明してくれよ。俺らの頭じゃ難しいんだよここの部屋の事は。
新しく婆さんに小さい子供、今時珍しい暴走族とかも居るんだしよぉ」
御坂が部屋の扉を開けると、先ほどとは違って浜面や天井が増えていた。
更に、お婆さんやその孫と思われる子供。更には今時珍しい特攻服を着た、暴走族風の不良が4人、新しく転送されてきたようだ。
天井「何故私が毎回説明しなければいけないんだ?
前回君達に説明したのは君達が久しぶりに生還した人間で、少なからず好感が持てたからだ。
そんなに説明したければ、君達が自分でやればいい」
浜面「んなこと言わずに代わりに説明してくれよ。俺らの頭じゃ難しいんだよここの部屋の事は。
新しく婆さんに小さい子供、今時珍しい暴走族とかも居るんだしよぉ」
御坂が部屋の扉を開けると、先ほどとは違って浜面や天井が増えていた。
更に、お婆さんやその孫と思われる子供。更には今時珍しい特攻服を着た、暴走族風の不良が4人、新しく転送されてきたようだ。
不良A「んだよココはよぉ!!何で俺らこんなとこにいんだよ!!」
子供「おばーちゃーん!!怖いよおばーちゃーん!!!」
不良B「うっせぇんだよクソガキィ!!ババァッ!!今すぐ泣き止ませないとぶっ殺すぞ!!!」
御坂「おーおー……特攻服とか。学園都市にも、今時あんな不良がいるのねぇ……」
9900号「最早、絶滅したと学びましたがいるところにはいるのですね。
と、ミサカは珍獣を見る目で彼らを見ます」
子供「おばーちゃーん!!怖いよおばーちゃーん!!!」
不良B「うっせぇんだよクソガキィ!!ババァッ!!今すぐ泣き止ませないとぶっ殺すぞ!!!」
御坂「おーおー……特攻服とか。学園都市にも、今時あんな不良がいるのねぇ……」
9900号「最早、絶滅したと学びましたがいるところにはいるのですね。
と、ミサカは珍獣を見る目で彼らを見ます」
浜面「お?御坂か!!丁度よかった。お前なら上手く説明出来るだろ?何とかこの部屋の事、説明してやってくれよ!!」
天井「おや、第3位か。噂によれば、今日はあのレベルアッパーの件で、大活躍のようだな……ッ!?」
部屋に入ってきた御坂とその側にいる9900号を見た瞬間、天井の顔が一瞬驚愕したようなになる。
天井「……流石レベル5と言ったところかな?」
しかし、すぐさま元の表情に戻った。
天井「おや、第3位か。噂によれば、今日はあのレベルアッパーの件で、大活躍のようだな……ッ!?」
部屋に入ってきた御坂とその側にいる9900号を見た瞬間、天井の顔が一瞬驚愕したようなになる。
天井「……流石レベル5と言ったところかな?」
しかし、すぐさま元の表情に戻った。
上条「…………」
偏光能力「…………」
しかし、その変化を見逃さなかった人間が2人いた。
1人は、前回の事もあって、常に天井を警戒している男。
もう1人は、比較的裏に近い世界を歩んできた者として何かしらわかるのだろう。
両者共に、天井の危険性を感じ取った者が、天井の僅かに変化した表情を見逃さなかった。
偏光能力「…………」
しかし、その変化を見逃さなかった人間が2人いた。
1人は、前回の事もあって、常に天井を警戒している男。
もう1人は、比較的裏に近い世界を歩んできた者として何かしらわかるのだろう。
両者共に、天井の危険性を感じ取った者が、天井の僅かに変化した表情を見逃さなかった。
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