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元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」
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『00:07:53』
御坂「フゥ……何とか血は止まったみたいね……これで何とかなりそうだわ……」
浜面「スゲェな……今時のお嬢様ってのは、こんな大怪我の応急処置もできんのか?」
御坂「授業で習うのよ。要救助者への各種応急処置みたいなの。
それで興味あったし、暇だから医学書色々見てたら覚えちゃったのよね」
浜面「これが学園都市第3位の頭脳か……凄まじいな……」
能力以外でも、超能力者の恐ろしさの一角を垣間見た浜面であった。
御坂「フゥ……何とか血は止まったみたいね……これで何とかなりそうだわ……」
浜面「スゲェな……今時のお嬢様ってのは、こんな大怪我の応急処置もできんのか?」
御坂「授業で習うのよ。要救助者への各種応急処置みたいなの。
それで興味あったし、暇だから医学書色々見てたら覚えちゃったのよね」
浜面「これが学園都市第3位の頭脳か……凄まじいな……」
能力以外でも、超能力者の恐ろしさの一角を垣間見た浜面であった。
ヤクザ「……助かったんか……ありがとな、嬢ちゃん。ホンマなら、俺がお前らを助けなあかんのになぁ……」
御坂「いえ、いいんです。それに貴方は、浜面さんを命懸けで逃がしたんですから……とても立派な方ですよ」
浜面「そうだよオッチャン……俺は逃がしてもらった恩を返しただけだ。まぁ、実際に倒したのは御坂だけどな」
ヤクザ「ハッ……頼もしいのか情けないのか……ようわからん奴やのぉ、兄ちゃんは……」
御坂「いえ、いいんです。それに貴方は、浜面さんを命懸けで逃がしたんですから……とても立派な方ですよ」
浜面「そうだよオッチャン……俺は逃がしてもらった恩を返しただけだ。まぁ、実際に倒したのは御坂だけどな」
ヤクザ「ハッ……頼もしいのか情けないのか……ようわからん奴やのぉ、兄ちゃんは……」
御坂「本当よね。必殺人任せ!!って感じだったもんね、浜面さん」クスクス
ヤクザは笑みをこぼしながら浜面をからかう。
御坂は、それに便乗して笑っている。
浜面「何だよ、ヒデェな二人と……も……」
浜面の顔が、一気に青ざめる。
ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ…………
ネギ星人母「…………」ユラァッ……
ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ…………
ヤクザは笑みをこぼしながら浜面をからかう。
御坂は、それに便乗して笑っている。
浜面「何だよ、ヒデェな二人と……も……」
浜面の顔が、一気に青ざめる。
ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ…………
ネギ星人母「…………」ユラァッ……
ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ…………
いつの間にかネギ星人母が、御坂のすぐ後ろに立っていたのだ。
御坂とヤクザはそれに気づいていない。
ネギ星人母は、超電磁砲をマトモに喰らい、黒焦げになりながらも立ち上がり、鬼のような形相で御坂を睨んでいる。
そしてそのまま、鋭い爪を振り上げ、御坂へと振り下ろした。
浜面「危ねぇっ!!!」ドンッ!!
御坂「キャッ!!」
ズシュウッ!!!
浜面「グァアッ!!!」ブシュウウウッ!!!
御坂とヤクザはそれに気づいていない。
ネギ星人母は、超電磁砲をマトモに喰らい、黒焦げになりながらも立ち上がり、鬼のような形相で御坂を睨んでいる。
そしてそのまま、鋭い爪を振り上げ、御坂へと振り下ろした。
浜面「危ねぇっ!!!」ドンッ!!
御坂「キャッ!!」
ズシュウッ!!!
浜面「グァアッ!!!」ブシュウウウッ!!!
咄嗟に浜面が御坂を突き飛ばし、その爪はモロに、浜面の背中を斬り裂いた。
その斬り口はかなり深い。
御坂「浜面さん!!!」バッ!!
御坂は咄嗟に、負傷した浜面の元へと駆け寄る。
しかし、側ではネギ星人母が、御坂に二撃目を繰り出そうとはして、腕を振り上げている。
ヤクザ「アホんだらぁっ!!!」バッ!!
グサァッ!!!
再び、今度はヤクザに御坂は突き飛ばされた。
その斬り口はかなり深い。
御坂「浜面さん!!!」バッ!!
御坂は咄嗟に、負傷した浜面の元へと駆け寄る。
しかし、側ではネギ星人母が、御坂に二撃目を繰り出そうとはして、腕を振り上げている。
ヤクザ「アホんだらぁっ!!!」バッ!!
グサァッ!!!
再び、今度はヤクザに御坂は突き飛ばされた。
御坂「あっ……あぁっ……」ガタガタッ……
ネギ星人母「ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!!」
ヤクザ「グッ……ガハァッ……」ボタボタボタッ!!!
ネギ星人母の手刀が、御坂を庇ったヤクザの腹を貫いている。
ボタボタボタッ!!!
ネギ星人の腕からは、ヤクザの血が凄まじい勢いで流れていっている。
ヤクザ「や……やりやがったな……俺は……死なねぇ……俺は……」グググッ……
朦朧とした意識の中、ヤクザが最後の力を振り絞る。
ヤクザ「俺はタダじゃ死なねぇぞォ!?ウォォォオオオオオッ!!!!!」ガシィッ!!!
ネギ星人母「!?」
ヤクザが、腹を貫いた腕と、もう一本の腕を押さえつけ、ネギ星人を捕らえた。
ネギ星人母「ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!!」
ヤクザ「グッ……ガハァッ……」ボタボタボタッ!!!
ネギ星人母の手刀が、御坂を庇ったヤクザの腹を貫いている。
ボタボタボタッ!!!
ネギ星人の腕からは、ヤクザの血が凄まじい勢いで流れていっている。
ヤクザ「や……やりやがったな……俺は……死なねぇ……俺は……」グググッ……
朦朧とした意識の中、ヤクザが最後の力を振り絞る。
ヤクザ「俺はタダじゃ死なねぇぞォ!?ウォォォオオオオオッ!!!!!」ガシィッ!!!
ネギ星人母「!?」
ヤクザが、腹を貫いた腕と、もう一本の腕を押さえつけ、ネギ星人を捕らえた。
ヤクザ「い、今や……お前らぁ……はよ殺れぇ……」ゴポォッ……
御坂「あ、あ……」ガタガタッ……
御坂はただただ震えている。
自分のせいで2人も……自分が油断していたせいで、2人も自分の為に、傷つけてしまった。
御坂「ゴメン……なさい……ゴメンなさい……」ガタガタッ……
とうとう御坂は泣いてしまった。心が折れたのだ。
ヤクザ「嬢……ちゃん……気にしたら……アカン……やっぱり俺は……ここで死ぬ運命やったんや……せやから……早く……」ドクドクドクッ……
御坂「あ、あ……」ガタガタッ……
御坂はただただ震えている。
自分のせいで2人も……自分が油断していたせいで、2人も自分の為に、傷つけてしまった。
御坂「ゴメン……なさい……ゴメンなさい……」ガタガタッ……
とうとう御坂は泣いてしまった。心が折れたのだ。
ヤクザ「嬢……ちゃん……気にしたら……アカン……やっぱり俺は……ここで死ぬ運命やったんや……せやから……早く……」ドクドクドクッ……
ヤクザからは、絶え間なく血が流れている。
ここまで、意識がある事が、既に奇跡であろう。
ヤクザ「せやから早く!!……早く俺ごとコイツを殺らんかい!!!」
御坂「!?ウ、ウァァァアアアアアアアッ!!!!!!!」バチバチバチバチッ!!!!!
ヤクザの最期の恫喝と共に、御坂が叫ぶ。
叫びと共に生まれた超高電圧の電撃は、全てを消し炭に変えるだろう。
その電撃を纏めた槍を、ネギ星人とヤクザに飛ばす。
ここまで、意識がある事が、既に奇跡であろう。
ヤクザ「せやから早く!!……早く俺ごとコイツを殺らんかい!!!」
御坂「!?ウ、ウァァァアアアアアアアッ!!!!!!!」バチバチバチバチッ!!!!!
ヤクザの最期の恫喝と共に、御坂が叫ぶ。
叫びと共に生まれた超高電圧の電撃は、全てを消し炭に変えるだろう。
その電撃を纏めた槍を、ネギ星人とヤクザに飛ばす。
ネギ星人母「ォォ……ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!!」
ヤクザ「ゴホォッ!!……悪いな……俺も着いてって……アンタと子供に謝るさかい……あのガキ等は勘弁してくれや……」
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!
電撃の槍が、ネギ星人とヤクザを飲み込んだ。
ヤクザ「ゴホォッ!!……悪いな……俺も着いてって……アンタと子供に謝るさかい……あのガキ等は勘弁してくれや……」
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!
電撃の槍が、ネギ星人とヤクザを飲み込んだ。
『00:01:06』
タッ、タッ、タッ、タッ、タッ!!
上条「御坂!!浜面!!……なっ……」
天井「ほう……流石だな……流石第3位……これがオリジナルか……」ボソッ……
辿り着いた上条達が見た光景は、そこら一帯黒焦げの道が出来た路地であった。
壁や道路は焦げるどころか、あまりの放電による熱量で、所々溶けている。
タッ、タッ、タッ、タッ、タッ!!
上条「御坂!!浜面!!……なっ……」
天井「ほう……流石だな……流石第3位……これがオリジナルか……」ボソッ……
辿り着いた上条達が見た光景は、そこら一帯黒焦げの道が出来た路地であった。
壁や道路は焦げるどころか、あまりの放電による熱量で、所々溶けている。
御坂「…………」
御坂は、この焼け焦げた路地で、1人座り込んでいる。
近くには、浜面が転がっている。
浜面「グッ……オッチャン……チクショウ……」ポロポロッ……
涙を流し、何か呟いている。どうやらまだ、息はあるようだ。
上条「2人だけ……ネギ星人は倒したとしても、残るあと1人は……まさか……」キョロキョロッ
天井「……どうやらゲームセットのようだな……デバイスを見てみろ」
御坂は、この焼け焦げた路地で、1人座り込んでいる。
近くには、浜面が転がっている。
浜面「グッ……オッチャン……チクショウ……」ポロポロッ……
涙を流し、何か呟いている。どうやらまだ、息はあるようだ。
上条「2人だけ……ネギ星人は倒したとしても、残るあと1人は……まさか……」キョロキョロッ
天井「……どうやらゲームセットのようだな……デバイスを見てみろ」
上条「何?……時計のカウントダウンが止まってる……」
天井「ミッションクリアだ。戻るぞ、あの部屋に」ジジジジジッ……
そう天井が呟くと、天井が頭から転送されていく。
上条「あの部屋?まさかまたあの部屋に……ってうわ!!」ジジジジジッ……
次に上条が頭から転送されていく。
一足早く部屋に戻った上条の目には、こんな光景が映っていた。
●『おつかれちまでした。それではちいてんをはじめます』
天井「ミッションクリアだ。戻るぞ、あの部屋に」ジジジジジッ……
そう天井が呟くと、天井が頭から転送されていく。
上条「あの部屋?まさかまたあの部屋に……ってうわ!!」ジジジジジッ……
次に上条が頭から転送されていく。
一足早く部屋に戻った上条の目には、こんな光景が映っていた。
●『おつかれちまでした。それではちいてんをはじめます』
投下終了です。
さらばヤクザ!!
ちなみに、流れで先にガンツの採点始まってますが、生きてる人はちゃんと戻ってきます。
それでは、おやすみなさい。
さらばヤクザ!!
ちなみに、流れで先にガンツの採点始まってますが、生きてる人はちゃんと戻ってきます。
それでは、おやすみなさい。
乙
しかし
天井に介旅も残ったか…
なんとも不安の残る面子だな
しかし
天井に介旅も残ったか…
なんとも不安の残る面子だな
乙
電磁波レーダー…………ま、まぁ星人だし感知できなくても良いか
電磁波レーダー…………ま、まぁ星人だし感知できなくても良いか
ガンツ知らない俺はヤクザさんの脳内イメージが
いつの間にかブトゥームの平さんになってしまう
いつの間にかブトゥームの平さんになってしまう
そろそろ完結するからその後に一気読みした方がいい
グダグダ展開ってのはリアルタイムで追ってるとイライラするが、一気読みすればそういう気持ちは抱かなくて済む
グダグダ展開ってのはリアルタイムで追ってるとイライラするが、一気読みすればそういう気持ちは抱かなくて済む
こんばんわ、1です。
今日もゆっくり、いけるとこまで投下します。
寝落ちの恐れがあるので、0時以降投下が無ければ力尽きたと思ってください。
>>214
介旅はともかく、天井は西君ポジの割にはかなり歴戦の猛者になってます。
>>215
御坂さんならすぐ立ち直りますよきっと。
>>216
基本的に未定です。下手したら大分先に東京チームと共闘するかも……やっぱ未定です。
>>217
きっとこれから会得するんですよ、レーダー(震え声)
>>218
漫画のヤクザはただのゲスです。
>>219
その発想はなかった。参考にさせてもらいます。
>>220
ありがとうございます!!
>>221
>>222
>>223
>>224
>>225
>>226
個人的には、カタストロフィも大好きですけどね。映画みたいで。
>>1はあーいう世界崩壊後サバイバル系の映画大好きなので。
今日もゆっくり、いけるとこまで投下します。
寝落ちの恐れがあるので、0時以降投下が無ければ力尽きたと思ってください。
>>214
介旅はともかく、天井は西君ポジの割にはかなり歴戦の猛者になってます。
>>215
御坂さんならすぐ立ち直りますよきっと。
>>216
基本的に未定です。下手したら大分先に東京チームと共闘するかも……やっぱ未定です。
>>217
きっとこれから会得するんですよ、レーダー(震え声)
>>218
漫画のヤクザはただのゲスです。
>>219
その発想はなかった。参考にさせてもらいます。
>>220
ありがとうございます!!
>>221
>>222
>>223
>>224
>>225
>>226
個人的には、カタストロフィも大好きですけどね。映画みたいで。
>>1はあーいう世界崩壊後サバイバル系の映画大好きなので。
ジジジジジッ……
御坂「…………」ジジジジジッ……
上条「御坂……」
放心状態の御坂が、黒い球体の部屋に転送されてくる。
上条は、何があったのかもわからず、ただその様子を見ていることしか出来なかった。
上条「なぁ、浜面。一体あの場所で何があったんだ?御坂のヤツ、さっきからずっとあの調子なんだが」
浜面「……今はそっとしてやったほうがいいと思う。後で話してやるからさ……」
御坂「…………」ジジジジジッ……
上条「御坂……」
放心状態の御坂が、黒い球体の部屋に転送されてくる。
上条は、何があったのかもわからず、ただその様子を見ていることしか出来なかった。
上条「なぁ、浜面。一体あの場所で何があったんだ?御坂のヤツ、さっきからずっとあの調子なんだが」
浜面「……今はそっとしてやったほうがいいと思う。後で話してやるからさ……」
先程、ネギ星人に背中をバッサリと斬られていた浜面は、この部屋に帰ってくた時には、既にその傷は無かった。
どうやら、この部屋に転送される時は、どんな傷も元に戻るようだ。
天井「生きてさえいれば……だがな。あの場で死んだモノは、転送されてこない。死体も何処かへ消えてしまうのさ」
天井が横から一つ付け加える。
明らかにこの男は、この部屋の事について……この宇宙人との戦いについて、知っているようだ。
介旅「…………」ガタガタッ、ガタガタッ!!
部屋の隅では、介旅が震えながら座っている。
先程の仕置きがよほど身に応えたのだろうか、ただただ上条に怯えているようだ。
もはや、上条も浜面も、御坂も介旅の事など見ていない。
彼らの視線は、ある一点に集まっていた。
どうやら、この部屋に転送される時は、どんな傷も元に戻るようだ。
天井「生きてさえいれば……だがな。あの場で死んだモノは、転送されてこない。死体も何処かへ消えてしまうのさ」
天井が横から一つ付け加える。
明らかにこの男は、この部屋の事について……この宇宙人との戦いについて、知っているようだ。
介旅「…………」ガタガタッ、ガタガタッ!!
部屋の隅では、介旅が震えながら座っている。
先程の仕置きがよほど身に応えたのだろうか、ただただ上条に怯えているようだ。
もはや、上条も浜面も、御坂も介旅の事など見ていない。
彼らの視線は、ある一点に集まっていた。
●『ちいてん中……ちいてん中……』
黒い球体に表示された、ちいてん。恐らくは、採点のことだろう。
この部屋に戻って数分、黒い球体は、ずっとこの表示を続けている。
上条「えっと……天井サン?今これはどういう状況なんだ?」
天井「見たままの状況さ。採点してるんだよ。今回の成績をな。
GANTZ(ガンツ)の指定した宇宙人を倒せば、その宇宙人に設定された点数が手に入るんだよ」
上条「採点?点数?一体なんの為に……いや、ちょっと待て。その前に……GANTZ?」
上条は、聞き慣れぬ言葉に疑問を抱く。
黒い球体に表示された、ちいてん。恐らくは、採点のことだろう。
この部屋に戻って数分、黒い球体は、ずっとこの表示を続けている。
上条「えっと……天井サン?今これはどういう状況なんだ?」
天井「見たままの状況さ。採点してるんだよ。今回の成績をな。
GANTZ(ガンツ)の指定した宇宙人を倒せば、その宇宙人に設定された点数が手に入るんだよ」
上条「採点?点数?一体なんの為に……いや、ちょっと待て。その前に……GANTZ?」
上条は、聞き慣れぬ言葉に疑問を抱く。
天井「あの黒い球の名前だよ。誰が付けたか知らないが、ずっと昔からそう言われているそうだ。
ほら、そろそろ結果が出るぞ?」
天井の言葉と共に、ガンツと呼ばれる黒い球体の表示が変わる。
●『おまたせしました。結果発表です』
ほら、そろそろ結果が出るぞ?」
天井の言葉と共に、ガンツと呼ばれる黒い球体の表示が変わる。
●『おまたせしました。結果発表です』
『キャシャリン(笑)』1点
弱いモノいじめしすぎ。
強いモノにビビりすぎ。
あと99点。
介旅「!?…………グッ……」ガタガタッ……ガタガタッ……
キャシャリンこと介旅の結果が表示される。
名前の下の一言の意味はともかく、介旅には、1点加算されていた。
浜面「……あのネギ星人の子供が1点ってことか……」
介旅の殺戮を見ていた浜面は、ネギ星人の子供の事を思い出す。
そもそもの原因は、介旅が子供を殺したせいなのだ。アイツさえ居なければ……
弱いモノいじめしすぎ。
強いモノにビビりすぎ。
あと99点。
介旅「!?…………グッ……」ガタガタッ……ガタガタッ……
キャシャリンこと介旅の結果が表示される。
名前の下の一言の意味はともかく、介旅には、1点加算されていた。
浜面「……あのネギ星人の子供が1点ってことか……」
介旅の殺戮を見ていた浜面は、ネギ星人の子供の事を思い出す。
そもそもの原因は、介旅が子供を殺したせいなのだ。アイツさえ居なければ……
天井「気持ちはわからんでもないが、例えあの男が居なくても、誰かがミッションの全ての星人を倒さなければならない。
そうしなければ、いずれ我々が死ぬんだからな」
浜面「!?……クソッ……」
心を読まれたかのように、天井に浜面が釘を刺される。
『はーまづらぁ』0点
ビリビリに頼りすぎ。
無能力者風情がカッコつけてんじゃねぇぞぉぉおお!!はーまづらぁっ!!
お・し・お・き、確定ね。
残り100点
そうしなければ、いずれ我々が死ぬんだからな」
浜面「!?……クソッ……」
心を読まれたかのように、天井に浜面が釘を刺される。
『はーまづらぁ』0点
ビリビリに頼りすぎ。
無能力者風情がカッコつけてんじゃねぇぞぉぉおお!!はーまづらぁっ!!
お・し・お・き、確定ね。
残り100点
大丈夫、このはまづらはただのスキルアウトでアイテムに入っていない。
浜面「0点か…………何で俺だけ口調が違うんだ?何で最後が女なんだ?」
天井「気のせいだろう。気にするほどのモノでもない」
浜面「いや、気のせいじゃないだろ。しかも何か、寒気がするんだよ……あの口調の文を見ると……」ブルブルッ……
『そげぶ!!』0点
キレ過ぎ。
補正効き過ぎ。
初そげぶおめでとう!!(祝)
残り100点
上条「……だからそげぶって何だよ……」
天井「気のせいだろう。気にするほどのモノでもない」
浜面「いや、気のせいじゃないだろ。しかも何か、寒気がするんだよ……あの口調の文を見ると……」ブルブルッ……
『そげぶ!!』0点
キレ過ぎ。
補正効き過ぎ。
初そげぶおめでとう!!(祝)
残り100点
上条「……だからそげぶって何だよ……」
『ビリビリ』3点
そげぶ見過ぎ。
頼りがいあり過ぎ。
油断し過ぎ。
残り97点。
御坂「……別に見てないし……頼りがいもないわよ……」
気分的に、かなり落ち込んでいる為か、特にテンパることも無く、御坂は反応している。
『天サン』3点
淡々とし過ぎ。
1人で行動し過ぎ。
残り5点
天井「チッ、たったの3点か……」
そげぶ見過ぎ。
頼りがいあり過ぎ。
油断し過ぎ。
残り97点。
御坂「……別に見てないし……頼りがいもないわよ……」
気分的に、かなり落ち込んでいる為か、特にテンパることも無く、御坂は反応している。
『天サン』3点
淡々とし過ぎ。
1人で行動し過ぎ。
残り5点
天井「チッ、たったの3点か……」
上条「残り5点って……アンタ何回こんな事を繰り返してんだよ……」
天井「そうだな……もう一年ちょっとは続けているかな。私以外で生き残ったのは、大体二ヶ月ぶりだ。
それも、初参加でこれだけ生き残ったことなんか初めてかもな」
浜面「一年!?一年も、こんな殺し合いを続けているのかアンタ!?」
天井「まぁ、そういうことになるな。今回のミッションなんてかなり優しいレベルだぞ?
酷い時には、ある程度戦いに慣れた十数人のメンバーでも、8割殺されたことだってあったんだからな。いやー、アレは酷かった」
天井「そうだな……もう一年ちょっとは続けているかな。私以外で生き残ったのは、大体二ヶ月ぶりだ。
それも、初参加でこれだけ生き残ったことなんか初めてかもな」
浜面「一年!?一年も、こんな殺し合いを続けているのかアンタ!?」
天井「まぁ、そういうことになるな。今回のミッションなんてかなり優しいレベルだぞ?
酷い時には、ある程度戦いに慣れた十数人のメンバーでも、8割殺されたことだってあったんだからな。いやー、アレは酷かった」
西くん そう考えると優秀だったんだよなぁ
玄野来た時点で生き残り西くん一人だったんだから
玄野来た時点で生き残り西くん一人だったんだから
浜面「そ、そんな中で生き延びてきたのかアンタは……」
天井「別に真っ正面から戦うだけが能じゃない。時には、他のメンバーを犠牲にしてでも敵を仕留めることもあったよ。
そう……第3位、御坂美琴さん……だったかな?今回の君のようにね」
御坂「!?」ギリッ!!
怨念の篭った目つきで、御坂が天井を睨む。
上条「!?」
浜面「おい、アンタ!!そんな言い方……」
天井「別に責めているわけじゃない。そうしなければならなかった……そういう事もあるのだよ、この戦いにはね」
御坂「……ゥゥウ……」ポロポロ
御坂は、再び涙を流し始めた。
天井「別に真っ正面から戦うだけが能じゃない。時には、他のメンバーを犠牲にしてでも敵を仕留めることもあったよ。
そう……第3位、御坂美琴さん……だったかな?今回の君のようにね」
御坂「!?」ギリッ!!
怨念の篭った目つきで、御坂が天井を睨む。
上条「!?」
浜面「おい、アンタ!!そんな言い方……」
天井「別に責めているわけじゃない。そうしなければならなかった……そういう事もあるのだよ、この戦いにはね」
御坂「……ゥゥウ……」ポロポロ
御坂は、再び涙を流し始めた。
介旅「……うっとおしいな……メソメソしてんじゃねぇよ。これだからガキは……」
上条「何か言ったか?」
介旅「!?……いや、何でも……」ブルブルッ……
介旅の心無い一言に対し、すぐさま上条が釘を刺す。
天井「あぁ、そういえば、この部屋のドア。もう開くようになってるよ。帰りたければ好きにしたらいい」
介旅「!?く、クソォッ!!覚えてろよクズ共!!次に会った時にはお前等皆ぶっ殺してやるからな!!」バッ!!
介旅は、側にあった銃を持つと、部屋から逃げる様に飛び出していった。
上条「何か言ったか?」
介旅「!?……いや、何でも……」ブルブルッ……
介旅の心無い一言に対し、すぐさま上条が釘を刺す。
天井「あぁ、そういえば、この部屋のドア。もう開くようになってるよ。帰りたければ好きにしたらいい」
介旅「!?く、クソォッ!!覚えてろよクズ共!!次に会った時にはお前等皆ぶっ殺してやるからな!!」バッ!!
介旅は、側にあった銃を持つと、部屋から逃げる様に飛び出していった。
浜面「……最後まで小物だったな、アイツは」
天井「おや、これから色々と説明しようと思っていたのにな」クスクス
天井が邪悪な笑みを浮かべて笑っている。
上条「……アンタわざとこのタイミングで出口が開いてること言っただろ?」
天井「さて?何のことかな?では、君たちに、この戦いを生き延びる術を教えようか。
そこの泣いている第3位。君も聞いておくことだ。でなければ、せっかくあの男に救われた命を次の戦いで捨てる事になる。必ずな」
御坂「ウグッ……グスッ……」スッ……
泣きながら、御坂が部屋の中央へと歩いて行く。
何食わぬ顔で、天井がこの部屋にあった銃やスーツなどを集め、説明を始めた。
天井「おや、これから色々と説明しようと思っていたのにな」クスクス
天井が邪悪な笑みを浮かべて笑っている。
上条「……アンタわざとこのタイミングで出口が開いてること言っただろ?」
天井「さて?何のことかな?では、君たちに、この戦いを生き延びる術を教えようか。
そこの泣いている第3位。君も聞いておくことだ。でなければ、せっかくあの男に救われた命を次の戦いで捨てる事になる。必ずな」
御坂「ウグッ……グスッ……」スッ……
泣きながら、御坂が部屋の中央へと歩いて行く。
何食わぬ顔で、天井がこの部屋にあった銃やスーツなどを集め、説明を始めた。
天井が、拳銃サイズの銃を手に取る。
天井「まずは、これがXガンと呼ばれるモノだ。由来は知らんが、銃についているモニターを見ると、レントゲンの様に透けて見えるだろう?
これに因んだと思われるが、まぁそれはどうでもいい。本題はここからだ」
天井がXガンを構える。
天井「コイツで撃つと、その対象は3秒後に爆発する。破裂とも言えるかな?実際にその様子を見た者もいるだろう?」
浜面「…………」
天井「まずは、これがXガンと呼ばれるモノだ。由来は知らんが、銃についているモニターを見ると、レントゲンの様に透けて見えるだろう?
これに因んだと思われるが、まぁそれはどうでもいい。本題はここからだ」
天井がXガンを構える。
天井「コイツで撃つと、その対象は3秒後に爆発する。破裂とも言えるかな?実際にその様子を見た者もいるだろう?」
浜面「…………」
天井「使う時には気をつけることだな。一度発射されれば、標的になったモノは回避出来ない。
まぁ、実際の銃と同じように、照準から逃れればいいだけだがな。せいぜい同士討ちに気をつけることだ」ニヤリ
上条「……こんな銃、聞いたこともないんだが。これも学園都市の兵器なのか?」
天井「いや、こんなモノ私も聞いたことがない。これは完全なオーバーテクノロジーだよ。
まぁ、そういうものとして割り切ることだ。ココには理解不能なモノが多すぎるからな」
天井が説明を続ける。
まぁ、実際の銃と同じように、照準から逃れればいいだけだがな。せいぜい同士討ちに気をつけることだ」ニヤリ
上条「……こんな銃、聞いたこともないんだが。これも学園都市の兵器なのか?」
天井「いや、こんなモノ私も聞いたことがない。これは完全なオーバーテクノロジーだよ。
まぁ、そういうものとして割り切ることだ。ココには理解不能なモノが多すぎるからな」
天井が説明を続ける。
天井「この大きな銃もXガンと基本は同じだ。威力や射程が強化されたようなモノだな。Xショットガンとでも呼んでくれ。
あと、この三つ銃口がついているモノが、Yガンと言うモノだ。
この銃に殺傷能力はない。三つの弾丸が発射されると、三点を繋ぐようにレーザー網が発生し、標的を捕らえる。
そして捕獲後に、再度トリガーを引くことで、対象を転送することが出来る。何処に転送するかは、勝手に想像してくれ」
天井「そして最後……このスーツが肝心だ。これが無ければ、生存は絶望的。
今回着ていない二人は、ただ運が良かっただけだ。よかったな、生きてて」
御坂「……」
浜面「……」
天井が説明を続ける。
あと、この三つ銃口がついているモノが、Yガンと言うモノだ。
この銃に殺傷能力はない。三つの弾丸が発射されると、三点を繋ぐようにレーザー網が発生し、標的を捕らえる。
そして捕獲後に、再度トリガーを引くことで、対象を転送することが出来る。何処に転送するかは、勝手に想像してくれ」
天井「そして最後……このスーツが肝心だ。これが無ければ、生存は絶望的。
今回着ていない二人は、ただ運が良かっただけだ。よかったな、生きてて」
御坂「……」
浜面「……」
天井が説明を続ける。
天井「このスーツを着ることで、着た者は、超人的な運動能力と防御能力を得ることが出来る。
上条君は体験しただろう?ネギ星人を圧倒する力。あの男の能力による爆発などビクともしない防御力。
この戦いは、このスーツの力が基本となるのだ。着ていない人間など、足手まといでしかない。
大体説明はこんなモノだ。何か質問はあるかな?」
天井が、3人に対して質問を呼びかける。
御坂「……一つだけあるわ……」
泣き止んだ御坂が、天井を睨みながら質問する。
上条君は体験しただろう?ネギ星人を圧倒する力。あの男の能力による爆発などビクともしない防御力。
この戦いは、このスーツの力が基本となるのだ。着ていない人間など、足手まといでしかない。
大体説明はこんなモノだ。何か質問はあるかな?」
天井が、3人に対して質問を呼びかける。
御坂「……一つだけあるわ……」
泣き止んだ御坂が、天井を睨みながら質問する。
天井「ん?どーぞ」
御坂「何で私達に、このスーツのことを教えてくれなかったの?これさえ着ていれば、今回の戦いは皆生き延びれたんじゃないの?」
御坂は、3人が一番疑問に思っていた事を、天井にストレートに問う。
天井「……彼ら星人達が……いや、捕食者が一番油断する瞬間が何か知っているかい?」
天井が問う。
浜面「油断?」
上条「……まさか……」
御坂「アンタ……」
天井が、邪悪な笑みで問いに答える。
天井「それは獲物を捉えた時さ……敵と認識した者を八つ裂きにしている時、彼らは面白い程隙だらけになる」ニィィ……
プツンッ……
次の瞬間、3人の何かが同時に切れた。
御坂「何で私達に、このスーツのことを教えてくれなかったの?これさえ着ていれば、今回の戦いは皆生き延びれたんじゃないの?」
御坂は、3人が一番疑問に思っていた事を、天井にストレートに問う。
天井「……彼ら星人達が……いや、捕食者が一番油断する瞬間が何か知っているかい?」
天井が問う。
浜面「油断?」
上条「……まさか……」
御坂「アンタ……」
天井が、邪悪な笑みで問いに答える。
天井「それは獲物を捉えた時さ……敵と認識した者を八つ裂きにしている時、彼らは面白い程隙だらけになる」ニィィ……
プツンッ……
次の瞬間、3人の何かが同時に切れた。
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