元スレ承太郎「怪異だと?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
301 :
乙
神原がオラオラされる未来しか視えない
303 :
乙だ
304 :
>>299 「……空条先輩。ご武運を」 ?「戦場」ヶ原へ逝くからか?
305 :
DIO様は出るんかなー、回想でもいいから出して欲しいと思うなー(チラ
307 :
なんだこいつ…
308 :
どのssでもそうなんだけど、内容に反応しないでage sageだけに反応する奴ってなんなの?
309 = 307 :
いつから私が内容に反応していないと錯覚していた?
310 = 306 :
一応内容にも反応してんすけど・・・
311 :
俺が時を止めた・・・
312 :
>>311なん…だと…?
それはともかくもう少しで一月。
モンキー完結すると嬉しいな。
313 :
ヤバイ二ヶ月たって落ちてしまう
314 :
やばい落ちる
315 :
タイムリミットまで残り一週間
316 :
しばらく電波のない所にいたりしたせいで遅れましたが生存報告です
すみませんが更新はまだできません、もうしばらくお待ち下さい
317 :
生存報告乙
318 :
投下します
319 = 242 :
承太郎「……戦場ヶ原」
戦場ヶ原の家での試験勉強中、戦場ヶ原に話しかける。
休憩中ではないので、問題を解きながらの会話だがな。
戦場ヶ原「……なにかしら?……まさか、その程度の問題も分からないなんて言うんじゃないでしょうね」
戦場ヶ原は、目もくれず、ノートに文字を書くペースもそのままに、呼びかけに応える。
承太郎「そうじゃあない……ひとつ、訊きたいんだが……何故、今は神原とは何の関係もないんだ?」
神原と会った時に生じた疑問だ。
高校に入ってから中学の時の後輩と疎遠になることぐらいよくあること……なのかもしれない。
俺と戦場ヶ原のクラスが同じだということも偶然知っていただけなのかもしれん。
だが、以前の……蟹から解放される以前の戦場ヶ原のことを考慮すると、別の考えが浮かぶ。
320 = 242 :
戦場ヶ原「……突然ね」
戦場ヶ原の手が止まる。
承太郎「一度気になると、夜も眠れねえたちでな……」
戦場ヶ原「……見当はついているんでしょう?」
承太郎「…………」
戦場ヶ原「……神原は一年前に私の秘密に気づいたの。空条くんと似たような対処を取らせて貰ったわ。……もっとも、神原はあなたと違って二度と私の前に姿を現さなかったけれど」
承太郎「…………」
戦場ヶ原「……これで満足かしら?」
承太郎「……ああ」
予想外ではあるが、想定内だ。
俺は、てっきり戦場ヶ原から関わらないでくれと言った程度だと思っていたんだがな……。
321 = 242 :
……ん。
昼間感じた、もう一つの疑問が解消されたな。……神原はただ謝りに来たわけじゃあなかった……恐らく、俺がどんな奴なのか、知りたかったんだ。
自分をも拒絶した戦場ヶ原が、関わりを持つ男が、どんな奴なのか。
……何故関わりを持っているのかを問われなかったのは……少し気になるが……。
まあ、何にせよそんな事を考えるのは後にすべきか。
今は勉強中だ。
若干疎かになっていた勉強に、再び集中し始める。
……この調子なら、そう酷い点はとらないだろう。
322 = 242 :
戦場ヶ原「そういえば」
あれから時間が経ち、日も落ちて、そろそろ帰ろうかと思い始めた頃、突然戦場ヶ原が呟いた。
戦場ヶ原「私、まだ空条くんにお礼をしていなかったわね」
承太郎「……何のだ?」
戦場ヶ原「蟹から助けてもらったお礼よ」
承太郎「礼なんかしなくていい……特に大した事はしていない」
戦場ヶ原「空条くんが何と言おうと、私は、あなたに、お返しがしたいと思うのよ。……そうでないと、私はいつまでも引け目のようなものを感じてしまうと思うから」
引け目を感じられるほど大した事をした覚えはないし、それなら忍野に礼を言えと思うが……まあ、あいつには十万円を払うから、それはそれ……ということなのだろう。
……そういや、まだ忍野に金を渡していなかったな……勉強の予定が入ったせいで、すっかり忘れていた。
期限が有るわけじゃあないから、急がなくてもいいと言えばいいのだが……引き受けた以上はしっかりすべきだ……今日明日中に渡すか。
323 = 242 :
戦場ヶ原「そういうわけで、空条くん。何か私にして欲しいことはないかしら?一つだけ、何でも言うことを聞いてあげるわ」
承太郎「…………」
……助けてもらったお礼に言うことをきく、というのはどうなんだろうか。
何となく罪悪感のようなものを感じないこともない。
戦場ヶ原「本当になんでもいいわよ。願い事を一つ言って頂戴……望みをかなえてあげる。すぐにでも大金持ちにしてほしいとか、マンガ家にしてほしいとか、死んだ人間を生き返らせてほしいとか」
承太郎「…………」
お礼という割には上から目線な気がするが……。
しかもどれ一つとっても明らかに戦場ヶ原が叶えるのは不可能な願い事だ。
……さほど小遣いに不自由はしていないから大金持ちになりたいとは思わないし……ましてやマンガ家なんぞにはなりたいと思わん。
だが……死んだ人間を生き返らせる……この言葉は、俺の心を少しばかり、波立たせた。
この手の冗談は、少し思うところがある……。
できるものならやってみろと言いたい気分だが……。
……まあ、たかが冗談にむきになってもしょうがない……ここは軽く受け流すべきだ。
324 = 242 :
承太郎「……特に、何も思いつかんな……少し考える時間をくれ……次に会う時までに考えておく」
戦場ヶ原「そう…………それじゃあ今日はこのくらいにしておきましょうか……空条くんも、お腹が空いたでしょう?」
承太郎「……そうだな」
我慢できないほどではないが……腹は減っている、帰るとするか。
そう思い、片付けを始めた時……ドアを叩く音がした。
戦場ヶ原「…………?」
戦場ヶ原は無言で立ち上がり、ドアの方へ向かった。
……宅配便か何かか?
まあ、俺には関係ない。
そう考え、片付けを再開しようとした。
だから、俺は、振り向かなかったし、来訪者も確認しなかった。
戦場ヶ原「どちら様で──」
ドアを開ける音がした。
タイミングからして、恐らく戦場ヶ原は覗き穴を使わなかったのだろう。
それは、少し前までの戦場ヶ原では有り得ない──言ってしまえば、らしくない行動だった。
蟹から解放され警戒心が薄くなったか、もしくは俺が居たが故の油断か……理由は分からんが、とにかく気が緩んでいた。
だが、あいつを責めることはできない……少なくとも俺には。
何故なら俺もまた、気が緩んでいたからだ──彼女の身に何がおきるか、想像できなかったからだ。
だが──少し目を離した瞬間にぶっ飛ばされる──なんて、一体誰が、想像できる?
承太郎「!!」
突然の轟音に、振り向いた俺の目に映ったのは──。
壁に叩きつけられたと思われる、頭から血を流し倒れる戦場ヶ原──そして、雨合羽を着て、ゴム手袋をはめ、長靴を履いた……まるで大雨の中をやってきたかの様な、そんな格好をして、拳を突き出している、訪問者だった。
325 = 242 :
ここまでです
遅くなりすいません
326 :
どうしてここで終わるのよぉぉおおおおおお!!
乙
328 = 326 :
ジョジョに出てくる怪異って振り返ってはいけない小道と幽霊になった吉良と鈴美とアヌビス神の他にあったっけ?
329 :
全編通して怪異起こりっぱなしだろ
330 :
原作で彼氏であるアララギを襲ったっていうのは憎いからって分かるけど
何でガハラさんを襲ったんだ?
続き気になるなぁ
331 :
面白いなぁ
そういえば承太郎って不良だけど勉強はできるんでっけ?
将来は博士号とるし
332 :
ジョースター家は基本的に頭がいい
333 :
仗助も全く勉強してなくてもクラスで真ん中くらいの成績を維持できる頭はある
334 :
ジョナサン←考古学者
ジョセフ←資産家だか何だかの金持ち
承太郎←博士号
仗助←勉強しなくても成績悪くない
こんだけ見ると確かに頭悪いとは言えないな
335 :
ジョセフは不動産王じゃなかったか
336 :
ジョルノは頭良いし気転も利くけど勉強出来るかどうかは不明
蛇のこととかあるし知識は豊富そうだけどね
徐倫はよく分かんないな
337 :
体温の変化で老化の進行が違うって一目で見抜けるとか頭良いってレベルじゃない
338 :
二次盗作スレと聞いて
339 :
連載再開マダー
富樫仕事しろ
340 :
まだ来てなかったか
てか、もう初まって一年過ぎてたのね
無理せず頑張って~ノシ
341 :
落ちるまで残り10日
342 :
2ヶ月以上待たせるのは駄目だと思っていたのですが間に合わせるのは無理そうです……
再来週の月曜日までには更新します。ごめんなさい
343 :
頑張れ
345 :
短くてもOKやで、 待っている
346 :
追いついた
期待してる
347 :
承太郎の首の☆の模様に誰か気付くかな?
吸血鬼ならDIO様登場に期待せざる得ないッ!
348 :
月曜までには、と言いましたが間に合いませんでした
ですが今晩中には少ないながらも確実に更新できますので少々お待ち下さい
349 :
突然やってきた雨合羽……こいつが只の人間ではない、というのは戸の側にいた戦場ヶ原を、壁まで殴り飛ばしたことから分かる。
そして、こっちに全く視線を寄越さないことから、狙いが戦場ヶ原だということも分かる。
……俺はこいつの正体も、目的も知らない。
だが……こいつが誰であろうとも、これ以上戦場ヶ原に危害を加えようと言うのなら──
承太郎「俺が相手になるぜ……『スタープラチナ』ッ!」
『オラアァッ!』
「!」
スタープラチナが雨合羽に殴りかかる。
奴がこれ以上戦場ヶ原に手をださないように……という、足止めをするつもりでの攻撃だったのだが。
「──!」
予想に反して、雨合羽はスタープラチナの拳を受け止めきれなかったようで、腕を弾かれ──
『オララアッ!』
「──ッ!」
追撃をモロにくらってその場に崩れ落ちた。
350 = 242 :
承太郎「…………」
……何だ?
……突然やってきて、戦場ヶ原を吹っ飛ばしたものだから、かなり手ごわい奴というイメージがあったんだが……。
しかし、あっさり倒したと思った相手から結構な反撃を受けた経験もある……油断はできない。
取り敢えず奴が倒れている間に、戦場ヶ原を庇える位置に移動しておく……何があっても、守れるようにな。
ところで……ひとつ、気になったことがある。
先程、雨合羽の頭の部分を正面から見たが……顔が分からなかったのだ。
いや……正確には、暗くて『見えなかった』……だ。
……おかしい。
スタープラチナの目はかなりいい……写真の背景の暗闇からハエを見つけ出すほどにだ。
それ程の目をもってしても……見えない?
…… やはり、こいつは何らかの怪異なのか……?
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