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    元スレほむら「サイレンの音?」

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    301 :

    爺自[ピーーー]るのやめろよ!パワーアップして帰ってくるのやめろよ!

    303 :

    志村のじっちゃん…

    304 :

    いやゆまがきっと止めてくれる!きっと「銃声がしなかった」だ
    そうであってくれ!

    305 :

    あんこが横から槍で銃弾き飛ばして銃弾どっか飛んでったついでに通りがかりのQBに命中に100ガバス

    306 :

    ギャルウザすぎ。自分が良けりゃ良いと思っているから。
    気持ち悪

    308 :

    親父の自殺を止められなかった杏子の前でまた一人…

    309 :

    目の前でさやかも魔女化してたし、最早死を呼ぶ女だな

    310 :

    ウザ子がいるから大丈夫だ

    311 :

    美国織莉子 廃屋/離れ 初日/15時23分33秒

    織莉子「だいぶ歩いたけど疲れていない?」

    織莉子は畳に腰を下ろし、ゆまに微笑みかける

    ようやく周りに屍人がいないこの廃屋の離れに隠れることができた

    志村と名乗ったあの老人は確かめたいことがあると、織莉子たちをここに残して1人で出た

    ゆま「ゆまは大丈夫だよ、おりこお姉ちゃん……」

    しかし、ゆまの表情には疲れがみてとれる

    織莉子「無理はしないで 私が"視てる"から少し休んでいなさい」

    そっと頭を撫でる

    ゆま「うん、ありがとう」

    ゆまは甘えるように織莉子の膝に頭を乗せ、静に目を閉じた

    312 = 1 :

    再び頭を撫でるとゆまはくすぐったそうに笑う

    織莉子も自然と微笑みを浮かべる

    この異界に巻き込まれてから初めて心が安らぐ瞬間だった

    しかし、織莉子の微笑みは直ぐに曇ったものへと変わる

    織莉子(これは……)

    ゆまの額や頭皮、目につかないところに火傷や傷跡、殴痣があった

    織莉子(この子は……)

    虐待の文字が織莉子の脳裏に浮かぶ

    織莉子(……今は考えないようにしましょう)

    今は彼女と生き延びてここを脱出することを……


    ここで織莉子は自身の心の変化に気が付く

    313 = 1 :

    織莉子("ここ"に来るまで自棄になっていたというのに、ね……)

    父の自殺、それによる周囲の変化

    自分が何者か解らず、自殺まで考え

    白い悪魔の甘い囁きに縋ろうとした弱い自分

    それがどうだろうか?

    今の織莉子は膝の上で甘えてくる女の子を守らなければと強く思っている

    織莉子(まるで別人ね)

    織莉子は自嘲気味に笑いつつ、決意する


    この子と必ず生き延びよう


    織莉子は気を引き締め、幻視で周囲を探り始めた

    314 = 1 :

    織莉子(うそ……)

    幻視で周囲を探ってから数分後、

    飛ぶようにこちらに向かってくる何者かの視界が視えた

    織莉子「ゆまちゃん!ここから逃げるわよ!」

    急いで立ち上がるが、逃げるにはとても間に合いそうにはない

    織莉子は側にあったライターと殺虫剤を手に取る

    これで簡易的な火炎放射器が出来るはずだ

    すでに何者かは扉の前にまで来ている

    315 = 1 :

    織莉子(せめてゆまちゃんだけでも……)

    織莉子はしがみつき、震えるゆまを背中に隠す

    鍵をかけていた扉が、がたがたと揺さぶられる

    織莉子はライターを点火し、いつでも火を放てるように構え……

    瞬間、扉が弾けるように開き、黒い塊が織莉子をめがけて飛びつく

    押し倒された織莉子は火炎を放つことも、悲鳴を上げることさえ出来なかった

    そして、

    316 = 1 :



    「おりこ おりこ おりこ おりこ おりこ 織莉子だああぁぁぁああああ!
     やっぱり私の勘は正しかった!
     そうだとも、そもそも私が織莉子を間違うはずがないっ!!
     本当に無事でよかったよおぉおおお!織莉子ぉぉぉおおお!」

    317 = 1 :

    それは真っ黒な装束の少女だった

    彼女に抱きつかれ頬ずりされ、織莉子はもみくちゃにされた

    ゆま「え……?え?」

    ゆまは何が起こったのか判らずに呆然としている

    織莉子「ええと……貴女は?」

    織莉子は何とか驚きから立ち直り、困惑しつつ自分にすがりつく少女に話しかける

    「何言ってるんだよ織莉子!?私だよ!?キリカだよ!」

    少女は自分の顔を指さして訴えるが、その顔に織莉子は心当たりがない

    織莉子「その……ごめんなさい、貴女のことがわからないの……以前どこかでお会いしたかしら?」

    キリカ「酷いよ織莉子……冗談でもひどいよぉ……」

    キリカと名載った少女はぽろぽろと涙を流す

    それはまごうことなき人間の、透き通るような涙だった

    そして子供のようにわんわんと泣き出した

    318 = 1 :

    織莉子「その、何とか思い出すから泣かないで」

    困惑しつつ織莉子は取り出したハンカチをそっと差し出す

    キリカ「……うん」

    キリカはそれを受け取り涙を拭うと、

    キリカ「うん?」

    小首をかしげた

    319 = 1 :

    キリカ「ソウルジェムの指輪が……それに魔力も感じない?」

    織莉子「えっ……?」

    キリカは織莉子の顔を間近で覗き込み、うーんと腕を組んで悩みだす

    織莉子「あの……?」

    キリカ「間違いなく織莉子なんだけどなあ」

    彼女はしばらく目をつぶってうんうんと唸ったあと、

    キリカ「織莉子は織莉子なんだし、その、あれだ、ささいだ」

    ひとしきり頷いて、何か納得したように笑った

    320 = 1 :

    アーカイブNo.12 週刊誌「報道」

    週刊誌「報道」第1352号

    ・美国久臣議員の経費改竄疑惑

    美国久臣議員の経費改竄の不正疑惑について、本誌は議員と親交のあったA氏にインタビューをとるが出来た……(略)
    ……美国議員が自殺したことに関してA氏は誠に残念に思っており、行き過ぎた報道に対し……(略)

    321 = 1 :

    アーカイブNo.13 ぬいぐるみ

    呉キリカが身に着けていたマスコットチャーム
    美国織莉子からのプレゼント

    322 = 1 :

    はい、今回は織莉子です。
    スプレーの簡易火炎放射器は危ないので真似しないで下さい。火傷しました。

    次回更新は近日中の予定です。

    324 :


    些細の一言で切り捨てよったwwさすがキリカやでぇ

    スプレー火炎放射器の真似をして火傷する>>1がかわいい
    あれビビってちょろっとしか噴かないと逆に危険というね

    325 :


    視覚乗っ取りと未来視で死角はないぜっと思っていたが未契約だったという

    326 :


    ガチで屍人だと思ってしまった…

    327 :


    やっぱ時間軸が違うと反応が違うね
    まどかってどのあたりの時間から飛ばされてきたの?

    328 :


    なんか、織莉子が高遠先生ポジっぽい
    >>327
    杏子がオクタと心中したとこぐらいじゃね?

    329 :

    暁美ほむら 刈割/切通 初日/10時18分19秒

    ほむら「美国織莉子と呉キリカがこれに関わっている可能性がある……」

    ほむらにとってこれは重大な問題だった

    この二人が現れたループではまどかを失う結果しか得られていない

    特に美国織莉子はまどかの殺害、それによる救済の魔女の誕生阻止に積極的だ

    逆に言えば

    ほむら「彼女たちがここにいる以上、まどかもここにいる……」

    ほむらにはそうとしか思えなかった

    ほむら「……まどかを探すべきね」

    ほむらは行動指針を立てる

    まずはこの異界の何処かにいるであろうまどかの保護

    そして美国織莉子と呉キリカの"排除"だ


    終了条件 「友人」に会う。

    330 = 1 :

    ほむら「弾薬を使い過ぎたのが悔やまれるわね……」

    ほむらにしてみれば舞台装置の魔女を相手取った直後

    持ちうる武器の殆どは彼女との戦いのために費やしてしまった

    ほむら「こんな状況になるならロケット弾の一発でも盾に残しておくべきだったわ」

    屍人に対してのみならず、魔法少女二人を相手にしなければならない

    特に呉キリカはソウルジェムの濁りを鑑みない戦法をとってくる

    そのためすぐに魔女化して、手こずらさせる

    今回は時間停止の魔法が使えず、武器も少ないため苦戦は必至だ

    ほむらは手元にある武器を今一度確認する

    331 = 1 :


    「9mm弾拳銃」、「自動小銃」、「ボルトアクションライフル銃」がそれぞれ一挺ずつ

    それぞれに「予備弾倉」が僅か

    そして切り札は3つしかない「手製時限爆弾」

    ほむら「あとはこれね」

    魔法少女に成りたての時に使ったきりの「折れ曲がったゴルフクラブ」

    それなりに想い入れがあったため、ずっと盾に保管していた

    ほむら「この状況だとこんなものでも何だか心強く思えるわね……」

    ゴルフクラブのグリップを握り、ふとあの頃を懐かしむ

    332 = 1 :

    ちょとした懐古に浸っていると、いきなり銃弾が飛んできた

    怪我はないが長い髪が数本ハラハラと落ちる

    かなり正確な射撃だった

    ほむら「こう隠れる場所がないと避けながら進むのは難しいわね」

    盾から狙撃銃を取り出すと地面に伏せ、弾が飛んできた方向に構える

    スコープの十字線が向こうの茂みに立つ狙撃手を捉える

    ほむら「そこね!」

    両者が発砲するのはほぼ同時だった

    333 = 1 :


    ほむら「っ……!」

    相手の銃弾が肩に命中した

    肉を抉る激しい痛みと衝撃が襲う

    ほむら「く……」

    痛みを堪え、ライフルを構え直してスコープを覗く

    相手にもこちらの銃弾が命中し、丸まっているのが見えた

    ほむら「倒すことは出来たみたいね……」

    ほむら「痛い……」

    肩に開いた孔がズキズキと痛む

    334 = 1 :

    ほむら(何が起こるか判らない今、万全な状態でいないと)

    貴重な魔力を用いて傷口を修復する

    ソウルジェムが濁るが、

    ほむら「どういうこと?」

    ほんの僅かな魔力で傷の修復が出来た

    ほむら「……」

    原因は不明だが今の状況では有難い

    335 = 1 :

    しばらく周辺を探索していると不思議な建物にたどり着いた

    ほむら「不入谷教会……」

    壁の看板の文字を読み上げる

    しかし、ほむらが知っている教会とはまるで趣が違う

    十字架があるべき位置には村のそこここで見かけた奇妙なシンボルマークが掲げてある

    それに建物から漂う言い表しようのない重苦しく不吉な雰囲気

    そして、内部に感じる何者かの気配……

    ほむらが覚悟をきめて扉に近づこうとした時、突然その扉が開いた

    336 = 1 :

    ほむら「動かないで、撃つわよ」

    教会から出てきた黒い人影に拳銃を向ける

    「ひぃっ……撃たないで!」

    人影はその場に頭を抱えてしゃがみこむ

    がくがくと震えるその様子から、死を恐れない屍人ではないことは明らかだった

    ほむら「……ごめんなさい、アイツらかと思って」

    ほむらは拳銃をしまう

    「き、君は……?」

    恐る恐るといった具合に人影が立ち上がる

    ほむら「貴方は……」

    337 = 1 :

    教会から出てきた人物の顔にほむらは見覚えがあった

    あのナースシューズを持った白衣の男だ

    しかしどこか様子が違う

    あの男はほむらに銃口を向けられても動じた様子は見せなかった

    それにこの男は対照的な黒衣の救導服に身を包んでいる

    医者かと思ったが、彼はこの教会の関係者だったのだろうか?

    ほむらが訝しんでいると

    「あ、あの……女の子を見かけなかったでしょうか……?」

    おどおどと男がそう切り出した

    338 = 1 :

    「その、君ぐらいの年頃で……前田知子ちゃんって言うんだけど……」

    彼は背後、教会の中で泣いている女とそれを慰めている彼女の夫らしき人物に視線を向ける

    ほむら「残念だけど見ていないわ……」

    「そう、か……」

    救導師の男はがっくりと肩を落とすが、それを持ち直す

    「と、とにかく教会の中へ ここは安全だから」

    ほむらを中へ導こうとする

    ほむら「折角だけど、遠慮しとくわ。私も女の子を探しているから」

    探しているのは3人、助けなければならないまどか、そして"排除"すべき美国織莉子と呉キリカだ

    ほむら「その子を見かけたらここへ来るよう声をかけるわ」

    髪を払い、ほむらが踵を返そうとした時だった

    339 = 1 :





    「てん、こうせい……」




    340 = 1 :

    聞き覚えのある声をほむらは聞いた

    ほむら「……美樹、さやか」

    ほむらは声の方を振り向いた









    終了条件達成。

    341 :

    あんまり合流したくないのと合流したなこれ

    342 = 1 :

    アーカイブNo.14 M24対人狙撃銃

    レミントンアームズ製ボルトアクション狙撃銃、各国の軍隊や警察機関が装備している。
    様々なバリエーションが存在するがほむらが用いたものは、陸上自衛隊に配備されていた基本型。

    有効射程 800メートル
    使用弾薬 7.62mmNATO弾
    装弾数  5発

    343 = 1 :

    アーカイブNo.15 羽生蛇村観光ガイド

    羽生蛇村観光ガイド
    羽生蛇村役場地域振興課発行

    ・不入谷教会
    不入谷教会はバロック様式の非常に美しい建物で、眞魚教(まなきょう)の信者が祈りを捧げる神聖な教会です。
    眞魚教は来訪神である堕辰子(だたつし)様を奉じる土着信仰で、羽生蛇村の村民のほとんどが眞魚教を信仰しています。
    眞魚教のシンボルであるマナ字架は生(なま)の字を回転させたもので、堕辰子様が降臨なさった眞魚岩(まないわ)がその名前の由来です。

    344 = 1 :

    はい、久しぶりにほむらのターンです。
    作中で書いたように、ほむらの盾内の武器は引き継げる設定を採用します。
    そして今回やっと救導師様が登場です。

    次回更新は少し長く掛かりそうです。お待ちください。

    345 :


    関わっている可能性があるって言うわりにはもう確信してるじゃないですかー
    振り向いたところで切れてるのが恐い

    346 :

    こういうSIRENとのクロスSSって面白いの多いよね
    何か参考にした他のSSとかってあるの?

    347 :

    面白い
    一気に読んじゃった

    348 :

    デザートイーグルは残ってないのか…残念
    対ワルプ戦に挑むのになぜ狙撃銃を盗んだし

    349 :

    ほむほむ被弾しちゃったか…

    350 :

    >>349
    どうなるんだろうな
    被弾したら赤い水の関係でやばいけど、魔法少女にはどんな影響がでるのか
    >>1次第ではあるが気になるな


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