のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,864人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレほむら「サイレンの音?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - SDK + - SIREN + - クロスオーバー + - サイレン + - 億安 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    152 :

    >>131
    ぽぽこはアレ八尾さんに赤い水いれられたか八尾さんに連れられて行った廃墟で屍人に襲われたからだったきが

    154 = 1 :

    暁美ほむら 蛇ノ首谷/事故車両付近 初日/03時45分06秒

    病院を出たあと、ほむらは辺りを捜索しながらこの異常事態の手がかりを探っていた

    ほむら「分かったことはほとんどないわね……」

    まずここは何処かの田舎の村であること

    これは病院近くの電信柱には《羽生蛇村 比良境 ××?×××》と住所らしきものが書かれたプレートがあったからだ

    次にこの異変は非常に広範囲に渡っていることだ

    もしこれが魔女の結界だとしたら大きな村一つ飲み込むほどの巨大さということになる

    そのような大規模な結界を張れるような魔女の心当たりは、ほむらには一つしかない

    ほむら「でも確証はないわね……まだ調べてみないと」

    そう呟いたとき、ほむらの耳に電子音が響いた


    終了条件 「襲撃者」の撃退。

    155 = 1 :

    音の出どころを探ると、電話ボックスの公衆電話から響いていた

    更にそのそばには猟銃を持った屍人が丸まっていた

    背後から殴打されたのか、その屍人の後頭部は陥没している

    ほむら「誰かがコイツを倒した?」

    近くにその人物がいるかもしれない

    ほむら(探してみましょう)

    霧が出ていて先があまり見通せず、ほむらは警戒しながら道を進む

    そして橋を渡り終えた時、霧のカーテンの向うに動く人影を見た

    156 = 1 :

    ほむら「止りなさい、止まらないと撃つわよ?」

    ほむらは拳銃を突きつける

    するとこちらに背を向けていた人影はぴたりとその動きを止める

    ほむら「そのまま両手を上げてこちらを向きなさい」

    ほむら「妙な真似をしたら即座に撃つわ」

    「……わかった」

    低い声の主はほむらの指示に従う

    157 = 1 :

    それは白衣を着た男だった

    手には片方だけの靴と血のついたラチェットスパナを持っている

    ほむら「まずは質問よ、貴方は人間?」

    何よりも先に確認しておくべきことだった

    「ああ、そうだ」

    男は頷く

    見たところ屍人の特徴はない

    「そういうお前はどうなんだ?妙な恰好だが?」

    ほむら「……人間よ」

    人間と呼ぶにはかけ離れている自身のカラダを考えて言葉につまる

    返答に間があった為か男は眉をよせる

    158 = 1 :

    ほむら「……手を下ろしていいわ」

    男の警戒を解くためにほむらも銃口を下ろす

    ほむら「ここで何が起きているのか貴方は知っている?」

    「いいや、わからないな……お前こそ何か知っているんじゃないのか?見たところ村の者じゃないようだが?」

    ほむら「私も分からないからこうして聞いているわ」

    どうやらこの男から得られそうな情報は無さそうだ

    しかしこうして人間に会えたことは大きな収穫だろう

    ほむら「それで貴方は……」

    その時、左の崖の上からほむらは奇襲を受けた

    159 = 1 :

    ほむら「っ……」

    間一髪でほむらはその攻撃を回避した

    「へぇー、よく避けられたね」

    聞き覚えのある声だった

    目を引く大きな鉤爪

    黒を基調とした装束

    過去の繰り返しの中で出会った白い魔法少女の片割れ

    黒い魔法少女

    ほむら「呉キリカっ!」

    ほむらは襲撃者を睨みつける

    キリカ「私とは初対面のはずだけどよく分かったね」

    キリカ「まさかこんな状況で魔法少女に遭うなんて思ってもなかったよ」

    キリカは不敵な笑を浮かべる

    160 = 1 :

    ほむら「……"これ"はあなた達の仕業ね?」

    訳が判らないこの異変

    これに美国織莉子が関わっていとすると……

    キリカ「さあ、どうだろう?私は指示通りに魔法少女を狩るだけだからね」

    キリカは笑みを崩さずに肩をすくめてみせる

    ほむら「美国織莉子は何を企んでいる!言いなさい!」

    拳銃を構える

    キリカ「……織莉子のことも知っているのか」

    キリカの表情が変わり、

    キリカ「だったら、やっぱりここで始末しなきゃいけないな!」

    戦闘態勢に入った

    161 = 1 :

    ほむらは過去のループでキリカの手の内を知っている

    爪による斬撃を主体とした近接格闘

    これは距離をとって弾幕を張ればそれほど怖ろしいものではない

    問題は彼女の固有魔法だった

    時間に干渉し、対象の時の流れを遅らせる遅延魔法

    これを使われたら弾幕を張ったとしても速度差で懐に潜り込まれ、爪刃の餌食にされてしまうだろう

    キリカもそのつもりで、なんの躊躇いもなく突撃してくる

    たとえ無駄だとしても、次の手のためにまずは弾幕で牽制をする必要がある

    ほむら「喰らいなさい!」

    盾から89式自動小銃を取り出し、ほむらはセレクタを"レ"にしてフルオート射撃を開始したのだが、

    ほむら「なっ!?」

    予想外の出来事が起きた

    162 = 1 :

    キリカ「くっ、どういう魔法を使ったんだ……」

    たなびく硝煙の向こうに足を撃ち抜かれ倒れたキリカがいた

    困惑はほむら以上にキリカの方が大きかった

    キリカ「まさか私の遅延魔法を無効にするなんて……」

    力が入らないであろう足で無理やり立ち上がる

    キリカ「魔法が効かないんじゃ仕方がない……」

    片足で橋の欄干に跳び乗り、

    キリカ「織莉子も探さなきゃいけないし、ここは逃げさせてもらう……」

    キリカ「でも次に会ったときは必ず殺すよ!」

    霧の向こうへ消えた

    163 = 1 :

    ほむら「…………」

    キリカの魔法も無効化されていた

    ほむら「……魔法自体が無効化されている?」

    しかし視力矯正の魔法は使えたのでそれは違うだろう

    ほむら「………」

    考え込んでいると

    ほむら「……あの男がいない?」

    白衣の男の姿が見当たらなかった

    ほむら「まあ、いいわ」

    そもそも彼からは有力な情報は引き出せそうになかった

    ほむら「でも、何で靴を持ってたのかしら?」


    終了条件達成。

    164 = 1 :

    アーカイブNo.07 89式5.56mm小銃

    豊和工業製の自動小銃、陸上自衛隊、海上自衛隊、海上保安庁、警察庁などが装備している。
    左右非対称のストックや通称"アタレ"と呼ばれるセレクタ、小銃てき弾発射可能、使用する弾倉弾薬が米軍と共有できるなどの特徴がある。
    ほむらが用いたのは陸上自衛隊に配備されていたもの。

    有効射程 500m
    使用弾薬 5.56mmNATO弾
    装弾数  20発/30発

    165 = 136 :


    宮田さんがいるってことはSDKも…?やったー!

    166 = 1 :

    はい、今回は外伝から呉キリカが登場です。
    そしてSIRENからは撲殺天使が降臨
    SIRENキャラもそろそろ登場し始める予定です

    167 :

    1レスで全キャラ入らなくなるかもしれないので、
    リンクナビゲーターはニ分割して問題ないですか?
    まどかキャラ用リンクナビゲーターとSIRENキャラ用リンクナビゲーターって感じで……。

    168 :

    丸腰神父の弟キタ!
    校長とかピタゴラ装置とか期待

    呉キリカとか知らないわ…
    鉤爪ってことは、ヒュドラとか無双4の張衡みたいなのでいいの?

    170 :

    時間干渉系の魔法だけが無効化されてるのかな?

    171 :

    織莉子の予知はどうなのかね
    まあ有効でもろくなことになる気がしないが

    172 :

    まあ原作のキャラはお前ら未来予知でもしてんの?って言いたくなるような行動してるがな

    173 = 169 :

    結局、SIRENシリーズで一番悲惨な末路を辿った永井より
    ひどい事にはならないだろうなっと思ってる……。

    174 :

    >>172
    公式で「無限ループしててうっすら残った以前の記憶で解決にむかってる」んじゃなかった?

    175 :

    たしか正解にたどりつかない限り永遠にループし続けるんだっけ?

    176 :

    正解とかないよ
    無数のループの中で無数の答えが出てくるだけ

    177 :

    外伝キャラが出るなら物質の再構築ができるかずみとかニコとかなら屍人を殺せるか?
    かずマギからはキャラを出す予定ありますか>>1さん

    178 :

    こんばんはです

    >>167
    リンクナビゲーターいつもありがとうございます。
    作れない私では判断がつかないのでお任せします。

    外伝おりこ☆マギカから三人登場させます。
    彼女たちについては作中で出来る限りの説明を入れていきたいと思います。
    >>168
    武器はだいたいそんな認識でOKです。

    >>177
    かずみはまだ完結していないのでなんとも調理しがたいです。
    再構築で倒せるかについては倒せる、かな……

    少ないですが投下します

    180 = 1 :

    千歳ゆま 合石岳/三隅林道 初日/11時18分49秒

    「あなた、何なのよここは!?」

    「五月蝿い!俺だって知るか!」

    ゆま「……………」

    ゆまにとっての久しぶりの家族揃っての"おでかけ"はすっかりご破算になった

    街の中にいた筈がいつの間にか鬱蒼とした森に迷い込んでしまったからだ

    「大体あなたが突然出かけようだなんて言うから!」

    「いつもお前がどこか連れてけって言うから連れてったんだろ!」

    ゆま「……………」

    両親はゆまを放って言い争いをはじめる

    いつもこうだった、ほんの些細なことで両親は……

    その時、茂みが音を立てて揺れた

    181 = 1 :


    「何かしら……」

    「お前、見てこいよ」

    「嫌よ、ゆま見て来なさい」

    ゆま「……はい」

    言われるがまま、ゆまは音がした茂みにそっと近づく

    すると

    ゆま「ひっ……」

    そこには全身から血を流し笑っている屍人がいた

    『コっちへこォオオお゛おおおおい!』

    「きゃあああああ!」

    「ひいいいい!」

    両親はゆまを置いて我先にと逃げ去る

    しかし、腰を抜かしたゆまは動けずにいた

    死が目前に迫る

    ゆま「いや……いやぁあああ!」

    屍人は鎌を振り上げ

    182 = 1 :

    銃声が轟いた

    銃弾を受けた屍人はもがいたあと勢いよく蹲る

    丸まった屍人の後方、そこには猟銃を構えた老人がいた

    その出で立ちから猟師だと思われた

    ゆま「あ……ありがとう、おじいちゃん……」

    「……………」

    老人は何も言わずに両親が逃げ去った方向へ歩いていく

    ゆま「……………」

    ゆまは少し躊躇したが、この無口な猟師らしき老人について行くことにした

    183 = 1 :

    以上……

    おりこ☆マギカから鋼鉄メンタルに定評ある幼女ゆまちゃんの登場です。
    全然説明ないじゃんってツッコミは勘弁して下さい。後の話に盛り込みますので。

    あとアーカイブは今回はありません。

    早ければ次回は水曜日に投下します。

    184 = 179 :


    ゆま参戦か

    185 = 172 :


    キャーシムラサーン
    ゆまちゃん出るなら春海ちゃんと一緒かなって思ってた

    186 :

    だんだん誰がどのポジションか分かってきて面白い

    >>1がNTも見てるってのがハラハラするなぁ。楽しみだ

    187 :

    正解のルートって「SDKが約束をし屍人殲滅、それを過去で目撃されて噂に」
    コレを達成する時でしょ?

    188 :

    以前まどか×サイレンのクロスを読んだことがあるけどこれも面白そう
    支援

    189 :

    >>188
    べぇさんの母星でSDKが無双するけどべぇさんいないから魔法少女魔女化確定でどうあがいても絶望なやつ?

    190 = 188 :

    それそれ
    最終話放送前だったしバッドエンドでも割と受け入れられてたアレ

    191 :

    SIRENで希望があるとSIRENっぽくない気がする……。
    SIRENって言ったら『どうあがいても絶望』というキャッチコピーのように
    全く救いが無いのがSIRENというか……。

    193 :

    QBが赤い水に影響うけてもさほどかわんないなきっとww

    「ぼくとけいやくしてまほうしょうじょになってよ~」

    194 :

    >>193
    むしろ、契約して屍人になるように迫ってきそうw
    しかし、固体が全て屍人になったらえらい事になりそうだ……。
    いつでも、何処でも、何処からでも無限に現れて屍人にしようとしてくる、インキュベーター屍人
    「僕ト契約シテ、屍人ニナッテヨ……」ウジャウジャウジャウジャ

    195 :

    神風見せてやるぜ!

    196 :

    美国織莉子 蛇ノ首谷/選鉱所 初日/11:56:10

    織莉子「やっぱりあの生き物は悪魔だったのね……」

    織莉子は赤い雨が降る空を仰ぎ見る

    あの白い獣は願いを叶えると言って近づき、命を奪うものだったのだろう

    織莉子「私の願いが叶うことなんて……」

    願いを口にした途端にこの地獄に引きずり込まれた

    知らず知らずに俯き体が縮こまってくる

    その時、泣き声が聞こえた

    織莉子「……子供?」

    織莉子は恐る恐る声がする方向へと歩き出した


    終了条件 「千歳ゆま」と「比良境への道」に到達

    197 = 1 :

    橋の上に猟師らしき老人と泣きわめいている子供がいた

    そして彼らの足元には血だまりに横たわるまだ若い男女の姿

    二人とも頭を撃ち抜かれて半分ほどなくなっている

    織莉子「一体何が……」

    織莉子は物陰から様子を窺うことにした

    老人は女の子の肩に手を置き、何かしら言葉をかけているようだった

    老人の言葉を聞いた女の子は首を横に振る

    すると老人は躊躇いを見せつつ頷き、女の子を残して橋の向こうへ去っていく

    ゆま「ママ……パパ……」

    どうやら倒れている男女は彼女の両親のようだ

    しばらく様子を見ていた織莉子だったが、ついに見ていられなくなり女の子に歩み寄る

    そして

    198 = 1 :






    ―オオオオオオオオオオオオオオオ―




    199 = 1 :

    けたたましくサイレンの音が轟いた

    織莉子「くっ……頭が……」

    サイレンの音と共に頭が割れるような激しい頭痛に襲われる

    ゆま「いたい……いたいよ……」

    目の前の女の子も苦しんでいた

    そして異変はそれだけではなかった

    織莉子「うそ、でしょ……」

    織莉子は我が目を疑った

    『『きゃははははははははははははははははははは』』

    倒れていた男女がおぞましい笑い声と共に立ち上がった

    200 = 1 :

    吹き飛んだ頭は再生し、顔は青白く、流す涙は赤く

    明らかにその姿は屍人であった

    ゆま「ママ……パパ……?」

    織莉子「こっちに来て!」

    織莉子は女の子の手を引いて来た道へ走る

    『まぢなざいユマあああぁ!』

    『ごっチはたのじいぞおおおぉ!』

    屍人と化した二人が追いかけてくる

    ゆま「どうして……どうして……」

    織莉子「とにかく今は走って!」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - SDK + - SIREN + - クロスオーバー + - サイレン + - 億安 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について