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元スレP「おはようございます、星井さん」 美希「……ハニー?」
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響「な、なんだよ!? 『やっぱ辞ーめた』なんて言うのはナシだぞ!?」
P「いや、まだ彼が来ると正式に決まってないので、決まってから個別に話そうと思います」
雪歩「い、いったいなんの話なんですかぁ?」
P「んー、まぁ、今後についての話ということで」
春香「今後……」
P「それでも、彼が来てもしばらくは私もいますから、急いで話す必要もないことです」
真「その言い方、なんか引っ掛かるんですけど?」
P「そうですか?」
響「そうだぞ! 言いたいことがあるならはっきり言えばいいぞ!」
雪歩「プロデューサー、気になりなすぅ」
P「まぁまぁ……とにかく、今日は以上です」
P「いや、まだ彼が来ると正式に決まってないので、決まってから個別に話そうと思います」
雪歩「い、いったいなんの話なんですかぁ?」
P「んー、まぁ、今後についての話ということで」
春香「今後……」
P「それでも、彼が来てもしばらくは私もいますから、急いで話す必要もないことです」
真「その言い方、なんか引っ掛かるんですけど?」
P「そうですか?」
響「そうだぞ! 言いたいことがあるならはっきり言えばいいぞ!」
雪歩「プロデューサー、気になりなすぅ」
P「まぁまぁ……とにかく、今日は以上です」
-ファミレス-
真「プロデューサー、絶対怪しいよ」
雪歩「私たちに隠し事してるみたいだし……」
真「絶対そうだって! ボクたちに言えないことって、一体なんなのさ!?」
響「自分、ポテサラパケットステーキにするぞー! 皆はどうする?」
真「響はマイペースだなぁ……ボクもそれにしようかな?」
響「あぁ! これが一番うまそうだからな!」
春香「………………」
雪歩「……春香ちゃん?」
春香「……あ……ごめん、ぼーっとしちゃった」
雪歩「大丈夫? 考えごと?」
真「プロデューサー、絶対怪しいよ」
雪歩「私たちに隠し事してるみたいだし……」
真「絶対そうだって! ボクたちに言えないことって、一体なんなのさ!?」
響「自分、ポテサラパケットステーキにするぞー! 皆はどうする?」
真「響はマイペースだなぁ……ボクもそれにしようかな?」
響「あぁ! これが一番うまそうだからな!」
春香「………………」
雪歩「……春香ちゃん?」
春香「……あ……ごめん、ぼーっとしちゃった」
雪歩「大丈夫? 考えごと?」
春香「うん……どうしても悪いほうに考えちゃって」
真「春香……」
春香「もし……もしも、プロデューサーさんがいなくなったり、一緒にお仕事出来なくなったら……」
響「でも辞めないって言ってたぞ?」
春香「辞めなくても、プロデューサーさんが私たちをプロデュースしないってなったら……」
真「あ……そういう意味か」
春香「私……ずっとプロデューサーさんとお仕事したい」
響「そんなの自分だって……」
雪歩「……あの」
真「雪歩?」
雪歩「あの人が来なかったら、プロデューサーはずっと私たちを見ていてくれるのかなぁ……?」
真「春香……」
春香「もし……もしも、プロデューサーさんがいなくなったり、一緒にお仕事出来なくなったら……」
響「でも辞めないって言ってたぞ?」
春香「辞めなくても、プロデューサーさんが私たちをプロデュースしないってなったら……」
真「あ……そういう意味か」
春香「私……ずっとプロデューサーさんとお仕事したい」
響「そんなの自分だって……」
雪歩「……あの」
真「雪歩?」
雪歩「あの人が来なかったら、プロデューサーはずっと私たちを見ていてくれるのかなぁ……?」
春香「……!」
真「雪歩!? そんなこと……」
雪歩「ご、ごめんなさいぃ! でも私……」
響「うん、自分もそうかもって思う」
真「響まで!? そういうことって……」
春香「その可能性はあるよ、きっと」
真「そ、そうかな?」
春香「あの人が来るかどうかまだ決まってないってことは、プロデューサーさんと私たちの今後もまだ決まってるわけじゃないってことだし」
響「でもさ春香、一体どうするんだ?」
春香「……あの人には悪いけど」
真「ま、まさか……」
春香「765プロには入らないって思わせれば……!」
真「雪歩!? そんなこと……」
雪歩「ご、ごめんなさいぃ! でも私……」
響「うん、自分もそうかもって思う」
真「響まで!? そういうことって……」
春香「その可能性はあるよ、きっと」
真「そ、そうかな?」
春香「あの人が来るかどうかまだ決まってないってことは、プロデューサーさんと私たちの今後もまだ決まってるわけじゃないってことだし」
響「でもさ春香、一体どうするんだ?」
春香「……あの人には悪いけど」
真「ま、まさか……」
春香「765プロには入らないって思わせれば……!」
真「そんなこと……出来る訳ないよ!? 雪歩だってそう思うだろ!?」
雪歩「えっと私……私ぃ……」
真「………………」
響「嫌がらせするってことか? 自分もそれはちょっと……」
春香「そこまでは……私だって、嫌な思いさせるのは違うと思うし」
響「うーん、自分じゃいい考えが思いつかないや。とりあえずボタン押すぞ?」
雪歩「あ! 響ちゃん、私決めてないよぅ……」
響「もう押したから、早く決めないと店員が来ちゃうぞ?」
雪歩「えっとぉ……えぇっとぉ……」
店員「ご注文、お決まりでしょうか?」
雪歩「あ、えっと……うぅ……どうしよう真ちゃん……」
真「え? ボク? ボクは響と同じやつだから」
雪歩「えっと私……私ぃ……」
真「………………」
響「嫌がらせするってことか? 自分もそれはちょっと……」
春香「そこまでは……私だって、嫌な思いさせるのは違うと思うし」
響「うーん、自分じゃいい考えが思いつかないや。とりあえずボタン押すぞ?」
雪歩「あ! 響ちゃん、私決めてないよぅ……」
響「もう押したから、早く決めないと店員が来ちゃうぞ?」
雪歩「えっとぉ……えぇっとぉ……」
店員「ご注文、お決まりでしょうか?」
雪歩「あ、えっと……うぅ……どうしよう真ちゃん……」
真「え? ボク? ボクは響と同じやつだから」
雪歩「えへへ……これおいしいね」
響「ポテトサラダがハンバーグに入ってるの、初めて食べたけどうまいな!」
真「四人いて三人が同じものってなんか変な感じ……春香、ごめんね?」
春香「ううん、全然謝ることじゃないよ」
真「そうだけど、なんかね……」
響「なぁ春香。さっきの話だけど、ほんとにやるのか?」
春香「うん、私はやろうと思ってる。だけど、三人は?」
真「ボクは……ちょっと恥ずかしいな」
雪歩「私も……」
春香「じゃあプロデューサーさんは私だけのもの――」
響「自分もやるぞ! 春香だけがやったら不公平だからな」
響「ポテトサラダがハンバーグに入ってるの、初めて食べたけどうまいな!」
真「四人いて三人が同じものってなんか変な感じ……春香、ごめんね?」
春香「ううん、全然謝ることじゃないよ」
真「そうだけど、なんかね……」
響「なぁ春香。さっきの話だけど、ほんとにやるのか?」
春香「うん、私はやろうと思ってる。だけど、三人は?」
真「ボクは……ちょっと恥ずかしいな」
雪歩「私も……」
春香「じゃあプロデューサーさんは私だけのもの――」
響「自分もやるぞ! 春香だけがやったら不公平だからな」
真「不公平ってどういう意味?」
響「あ、いや違くて……は、春香だけじゃ大変だろうなって思ってぇ」
雪歩「そ、そうだよ。春香ちゃんだけじゃ大変だし、私もプロデューサーに……」
春香「雪歩は大丈夫なの? プロデューサーも男の人だよ?」
雪歩「プロデューサーはもう大丈夫だし……特別だから」
春香「………………」
真「三人ともやるんだ……じゃ、じゃあボクも」
響「イヤイヤならやらなくていいぞ、真?」
真「イヤイヤじゃ! ……ないけど」
響「じゃあ四人ともやるっていうことで」
雪歩「うぅ……緊張するぅ」
真「いや、明日からでしょ? 今から緊張するの?」
響「あ、いや違くて……は、春香だけじゃ大変だろうなって思ってぇ」
雪歩「そ、そうだよ。春香ちゃんだけじゃ大変だし、私もプロデューサーに……」
春香「雪歩は大丈夫なの? プロデューサーも男の人だよ?」
雪歩「プロデューサーはもう大丈夫だし……特別だから」
春香「………………」
真「三人ともやるんだ……じゃ、じゃあボクも」
響「イヤイヤならやらなくていいぞ、真?」
真「イヤイヤじゃ! ……ないけど」
響「じゃあ四人ともやるっていうことで」
雪歩「うぅ……緊張するぅ」
真「いや、明日からでしょ? 今から緊張するの?」
響「自分もちょっとドキドキする……」
真「そ、そうなんだ……ボクもちょっと……ね」
雪歩「ふふっ、真ちゃんも?」
春香「よし……じゃあ明日からね? 恨みっこなしだからね?」
真「へへっ、わかってるよ」
響「自分、完璧だからな! 大丈夫だぞ!」
雪歩「が、頑張りますぅ」
春香「うん、プロデューサーさんを引き止めるために、皆で頑張ろう!」
真「そ、そうなんだ……ボクもちょっと……ね」
雪歩「ふふっ、真ちゃんも?」
春香「よし……じゃあ明日からね? 恨みっこなしだからね?」
真「へへっ、わかってるよ」
響「自分、完璧だからな! 大丈夫だぞ!」
雪歩「が、頑張りますぅ」
春香「うん、プロデューサーさんを引き止めるために、皆で頑張ろう!」
-765プロ事務所-
高木「オホン、紹介しよう。彼は我が765プロのプロデューサー候補である『P候補』くんだ」
P候補「よろしくお願い致します」
高木「今日から三日、765プロのアイドルたちの仕事ぶりを見学してもらうことになった。諸君、よろしく頼むよ?」
春香「はい! 質問です!」
高木「天海君、なんだね?」
春香「P候補さんは、まだ765プロに入社するって決まってないんですか?」
高木「あぁ、そうだ。この見学期間の後に決めてもらうことになっている」
春香「はい、ありがとうございます」
響「プロデューサーの言った通りだな?」
真「そうじゃないと昨日話した意味がないよ」
千早(あの人が来ると決まればプロデューサーと……)
やよい「よろしくお願いしまーす!」
高木「オホン、紹介しよう。彼は我が765プロのプロデューサー候補である『P候補』くんだ」
P候補「よろしくお願い致します」
高木「今日から三日、765プロのアイドルたちの仕事ぶりを見学してもらうことになった。諸君、よろしく頼むよ?」
春香「はい! 質問です!」
高木「天海君、なんだね?」
春香「P候補さんは、まだ765プロに入社するって決まってないんですか?」
高木「あぁ、そうだ。この見学期間の後に決めてもらうことになっている」
春香「はい、ありがとうございます」
響「プロデューサーの言った通りだな?」
真「そうじゃないと昨日話した意味がないよ」
千早(あの人が来ると決まればプロデューサーと……)
やよい「よろしくお願いしまーす!」
響「あ……」
真「響? どうしたの?」
響「やよいとかのこと、考えてなかったな……」
真「どういうこと?」
響「あのあんちゃんが、やよいとか他のアイドルを気に入っちゃったら意味ないんじゃないか……?」
真「あ……そうじゃないか! あーもう! どうするんだよぉ!」
P「じゃあ、今日は我那覇さんと菊地さんの収録に同行してもらいましょうか」
P候補「はい、わかりました」
P「我那覇さん、菊地さん、今日も私は行けませんが、普段通り仕事に向かってください」
真「あ、え? はい、わかりました……」
響「……とりあえず結果オーライ、か?」
真「まあ、そうかな?」
P候補「我那覇さんに菊地さんですね。よろしくお願い致します」
真「響? どうしたの?」
響「やよいとかのこと、考えてなかったな……」
真「どういうこと?」
響「あのあんちゃんが、やよいとか他のアイドルを気に入っちゃったら意味ないんじゃないか……?」
真「あ……そうじゃないか! あーもう! どうするんだよぉ!」
P「じゃあ、今日は我那覇さんと菊地さんの収録に同行してもらいましょうか」
P候補「はい、わかりました」
P「我那覇さん、菊地さん、今日も私は行けませんが、普段通り仕事に向かってください」
真「あ、え? はい、わかりました……」
響「……とりあえず結果オーライ、か?」
真「まあ、そうかな?」
P候補「我那覇さんに菊地さんですね。よろしくお願い致します」
春香「プロデューサーさん?」
P「はい、どうしました?」
春香「今日は、私に同行ですか?」
P「いえ、如月さんの歌の録音があるのでそちらに」
春香「私に同行ですよね?」
P「いや、違いま――」
春香「私……プロデューサーさんと一緒じゃないと……」
P「は、春香?」
春香「最近一緒じゃなくて寂しくて……いつも楽屋で泣きそうになっちゃって……」
P「あの……」
春香「うぅ……あの時を思い出したら……私……」
雪歩「春香ちゃん、演技上手……」
真「演技……かなぁ?」
響「いきなり飛ばしてるな、春香」
P「はい、どうしました?」
春香「今日は、私に同行ですか?」
P「いえ、如月さんの歌の録音があるのでそちらに」
春香「私に同行ですよね?」
P「いや、違いま――」
春香「私……プロデューサーさんと一緒じゃないと……」
P「は、春香?」
春香「最近一緒じゃなくて寂しくて……いつも楽屋で泣きそうになっちゃって……」
P「あの……」
春香「うぅ……あの時を思い出したら……私……」
雪歩「春香ちゃん、演技上手……」
真「演技……かなぁ?」
響「いきなり飛ばしてるな、春香」
千早「え……来れないんですか?」
P「えぇ、済みません」
千早「せっかく有名なエンジニアの方がいらっしゃるって張り切っていたのに」
P「私もぜひ同行したかったんですが……ちょっと春香が」
千早「春香が?」
P「最近誰も同行してないから寂しいって……だからそっちに行くことに」
千早「……私が春香と話しましょうか? プロデューサーの将来を考えたら私と行くべきだと思いますから」
P「そうしてくれるか? 俺もかなり行きたいんだよ。きっと勉強になるだろうし」
千早「春香、まだいますよね?」
P「あぁ、向こうにいるよ」
千早「行きましょう」
千早(春香……なにを考えているの? 私とプロデューサーの時間なのに!)
P「えぇ、済みません」
千早「せっかく有名なエンジニアの方がいらっしゃるって張り切っていたのに」
P「私もぜひ同行したかったんですが……ちょっと春香が」
千早「春香が?」
P「最近誰も同行してないから寂しいって……だからそっちに行くことに」
千早「……私が春香と話しましょうか? プロデューサーの将来を考えたら私と行くべきだと思いますから」
P「そうしてくれるか? 俺もかなり行きたいんだよ。きっと勉強になるだろうし」
千早「春香、まだいますよね?」
P「あぁ、向こうにいるよ」
千早「行きましょう」
千早(春香……なにを考えているの? 私とプロデューサーの時間なのに!)
春香「それで、去年は皆を海に連れて行ってくれたんです。楽しかったよねぇ?」
響「そうそう! 夜はバーベキューをやったな!」
雪歩「おいしかったですぅ」
P候補「そうなんですか」
やよい「温泉も気持ちよかったんですよー!」
春香「プロデューサーさんがいてくれたから皆で行けたんだよね?」
真「うん、全部調整して手配してくれたんです。敏腕は違うなぁ!」
P候補「そんなにすごい方なんですか。私も765プロに入れば、あの方の下で勉強出来るんですね」
真「……あれ?」
雪歩(真ちゃん……)
響(真ぉ……駄目じゃないか)
春香「そうですよ、プロデューサーさんはすごい人なんですよ」
響「そうそう! 夜はバーベキューをやったな!」
雪歩「おいしかったですぅ」
P候補「そうなんですか」
やよい「温泉も気持ちよかったんですよー!」
春香「プロデューサーさんがいてくれたから皆で行けたんだよね?」
真「うん、全部調整して手配してくれたんです。敏腕は違うなぁ!」
P候補「そんなにすごい方なんですか。私も765プロに入れば、あの方の下で勉強出来るんですね」
真「……あれ?」
雪歩(真ちゃん……)
響(真ぉ……駄目じゃないか)
春香「そうですよ、プロデューサーさんはすごい人なんですよ」
真「そ、そうなんです! クリスマスも皆のスケジュールを調整してくれてパーティしたり! ね!?」
響「あの時は皆忙しかったのに、よく集まれたよな? さすがはプロデューサーだったな」
やよい「皆してケーキ買ってきちゃって、食べ切れなかったんですよねぇ? あんなの初めてでしたー!」
P候補「皆さん楽しそうですね」
やよい「はい! 私、毎日楽しいですよ! P候補さんも、来たらきっと楽しいと思いますー!」
響「……いいのか、これ?」
真「駄目だと思う……」
春香(ここまでのやよいは予想通り……)
千早「春香、ちょっといいかしら?」
春香「あ、千早ちゃん。どうしたの?」
やよい「千早さん、千早さんも一緒にお話しましょう?」
雪歩「じゃあ私、お茶入れてきますぅ」
千早「高槻さん、萩原さん、ありがとう。後で頂くわ……春香?」
響「あの時は皆忙しかったのに、よく集まれたよな? さすがはプロデューサーだったな」
やよい「皆してケーキ買ってきちゃって、食べ切れなかったんですよねぇ? あんなの初めてでしたー!」
P候補「皆さん楽しそうですね」
やよい「はい! 私、毎日楽しいですよ! P候補さんも、来たらきっと楽しいと思いますー!」
響「……いいのか、これ?」
真「駄目だと思う……」
春香(ここまでのやよいは予想通り……)
千早「春香、ちょっといいかしら?」
春香「あ、千早ちゃん。どうしたの?」
やよい「千早さん、千早さんも一緒にお話しましょう?」
雪歩「じゃあ私、お茶入れてきますぅ」
千早「高槻さん、萩原さん、ありがとう。後で頂くわ……春香?」
春香「な、なにかな?」
千早「プロデューサーね、今日は私と一緒に行ってもらうから」
春香「え……駄目だよぅ! 今日は私と一緒に行くんだから!」
千早「今日のことは前々から決まっていたの。春香の付き添いはまた今度にしてもらうわ」
春香「だってさっきプロデューサーさん、私に付き添ってくれるって言ったもん! ですよね!?」
P「いや、あれは――」
千早「無理やり言わせたんでしょう? 誰かに付き添ってもらいたかったら、音無さんでもいいじゃない?」
春香「小鳥さんは……だって忙しそうだし……」
響「……ピヨ子、今なにやってる? ネットか?」
小鳥「今日はちゃんとやってるわ! 皆のお給料のチェックとか備品の発注とか銀行に行ったりとか……いろいろあるのぉ……ありすぎるのよぉ」
響「そ、そっか。わかったぞ……」
春香「ほら! だからプロデューサーさんに一緒に……」
千早「プロデューサーね、今日は私と一緒に行ってもらうから」
春香「え……駄目だよぅ! 今日は私と一緒に行くんだから!」
千早「今日のことは前々から決まっていたの。春香の付き添いはまた今度にしてもらうわ」
春香「だってさっきプロデューサーさん、私に付き添ってくれるって言ったもん! ですよね!?」
P「いや、あれは――」
千早「無理やり言わせたんでしょう? 誰かに付き添ってもらいたかったら、音無さんでもいいじゃない?」
春香「小鳥さんは……だって忙しそうだし……」
響「……ピヨ子、今なにやってる? ネットか?」
小鳥「今日はちゃんとやってるわ! 皆のお給料のチェックとか備品の発注とか銀行に行ったりとか……いろいろあるのぉ……ありすぎるのよぉ」
響「そ、そっか。わかったぞ……」
春香「ほら! だからプロデューサーさんに一緒に……」
千早「昨日までは一人で行ってたのよね? じゃあ今日も一人で行けるわね?」
春香「そ、それなら千早ちゃんだって、いっつも一人で行ってなかった?」
千早「今日は違うもの。プロデューサーも前々から勉強出来るって張り切ってたし」
春香「勉強?」
千早「春香は知らないでしょうけど、プロデューサーも将来のことを考えているの。春香はその障害にはなりたくないでしょう?」
春香「将来って……プロデューサーさん、何のお話ですか?」
P「それは……まだ、言えない」
春香「千早ちゃんには話してるのに?」
P「う……」
千早「そうよ? 私には教えてくれたの。私だけに」
春香「なんで……千早ちゃんに……千早ちゃんだけに……」
雪歩「はわわわわ……」
真「春香……目が怖いよぉ」
春香「そ、それなら千早ちゃんだって、いっつも一人で行ってなかった?」
千早「今日は違うもの。プロデューサーも前々から勉強出来るって張り切ってたし」
春香「勉強?」
千早「春香は知らないでしょうけど、プロデューサーも将来のことを考えているの。春香はその障害にはなりたくないでしょう?」
春香「将来って……プロデューサーさん、何のお話ですか?」
P「それは……まだ、言えない」
春香「千早ちゃんには話してるのに?」
P「う……」
千早「そうよ? 私には教えてくれたの。私だけに」
春香「なんで……千早ちゃんに……千早ちゃんだけに……」
雪歩「はわわわわ……」
真「春香……目が怖いよぉ」
P(千早だけじゃないんだが……まぁ、今はいいか)
千早「そういうことだから春香、今日は諦めて?」
春香「………………」
千早「プロデューサー、私たちは出掛ける用意をしましょう」
春香「……プロデューサーさん」
P「は、はい!」
春香「どういうことなのか、必ず話してもらいますからね?」
P「わかってます……はい」
千早「……行きましょう」
春香「………………」
真「響……見た?」
響「あぁ……千早、さり気なくプロデューサーと腕組んでたな」
真「千早……なにかあったのかな?」
雪歩「ふ、二人とも怖かった……」
P候補「あれが……歌姫の如月千早さんですか。イメージがだいぶ違いますね……」
千早「そういうことだから春香、今日は諦めて?」
春香「………………」
千早「プロデューサー、私たちは出掛ける用意をしましょう」
春香「……プロデューサーさん」
P「は、はい!」
春香「どういうことなのか、必ず話してもらいますからね?」
P「わかってます……はい」
千早「……行きましょう」
春香「………………」
真「響……見た?」
響「あぁ……千早、さり気なくプロデューサーと腕組んでたな」
真「千早……なにかあったのかな?」
雪歩「ふ、二人とも怖かった……」
P候補「あれが……歌姫の如月千早さんですか。イメージがだいぶ違いますね……」
P(当たって……あれ、当たってな、あ、いや……やっぱり当たって……る? ない?)
P「壁当てか?」
千早「は?」
P「イエナンデモナイデス……」
春香「ブッ……」
千早「は?」
P「イエナンデモナイデス……」
春香「ブッ……」
-テレビ局楽屋-
響「あんちゃんはプロデューサーになってどれくらいなんだ?」
P候補「まだ三、四年くらいです。駆け出しと言ってもいいくらいですよ」
真「じゃあ、ボクたちのプロデューサーより経験長いんですね」
P候補「え? そうなんですか? てっきりもう何年もやっている人なのかと……」
響「そう見えるか?」
P候補「えぇ、私たちの業界ではかなりの有名人ですよ。去年までほとんど無名だった765プロが、今や冠番組も持つくらい大人気ですから。
そのプロデューサーといえばあの方です」
真「へへっ、大人気なんて照れるなぁ」
響「プロデューサーも自分たちも頑張ったからな! また今度ライブやるし、もっと人気が上がるかもな!」
P候補「そんなアイドルたちをプロデュースなんて……私に出来るのか……?」
響「……ちょっと効いてるのかな?」
真「今みたいなトコがツボなのかもしれないね?」
響「攻めてみるか?」
真「ボクたちに出来るかなぁ? 春香がいればなんとかやってくれるだろうけど……」
響「やるしかないさー……やらないと後で春香が怖いし……」
響「あんちゃんはプロデューサーになってどれくらいなんだ?」
P候補「まだ三、四年くらいです。駆け出しと言ってもいいくらいですよ」
真「じゃあ、ボクたちのプロデューサーより経験長いんですね」
P候補「え? そうなんですか? てっきりもう何年もやっている人なのかと……」
響「そう見えるか?」
P候補「えぇ、私たちの業界ではかなりの有名人ですよ。去年までほとんど無名だった765プロが、今や冠番組も持つくらい大人気ですから。
そのプロデューサーといえばあの方です」
真「へへっ、大人気なんて照れるなぁ」
響「プロデューサーも自分たちも頑張ったからな! また今度ライブやるし、もっと人気が上がるかもな!」
P候補「そんなアイドルたちをプロデュースなんて……私に出来るのか……?」
響「……ちょっと効いてるのかな?」
真「今みたいなトコがツボなのかもしれないね?」
響「攻めてみるか?」
真「ボクたちに出来るかなぁ? 春香がいればなんとかやってくれるだろうけど……」
響「やるしかないさー……やらないと後で春香が怖いし……」
P候補「765プロのアイドルたちを任せられたら……今以上に売り出さないといけない……」
真「ボクたち、デビューして二年くらいですから、まだまだこれからですよ?」
P候補「え!? に、二年!?」
響「そうだぞ? ちょうど去年の今頃プロデューサーが来て、皆デビューして半年くらいだったからな」
P候補「二年も経っていないアイドルをここまでする人って……そんな人と一緒に……?」
真「P候補なら、出来ますよねー?」
響「そりゃあ当たり前さー! なんたって四年もプロデューサーやってて経験豊富なんだからな!」
真「だよねー! 頼りになるなぁ!」
響「今より人気が上がって、来年はドームライブかもな!」
真「いやぁ楽しみだなー!」
P候補「う……それは……」
響「……効いてるな?」
真「春香と雪歩にも伝えておこう。結構メンタルが弱いかもって」
真「ボクたち、デビューして二年くらいですから、まだまだこれからですよ?」
P候補「え!? に、二年!?」
響「そうだぞ? ちょうど去年の今頃プロデューサーが来て、皆デビューして半年くらいだったからな」
P候補「二年も経っていないアイドルをここまでする人って……そんな人と一緒に……?」
真「P候補なら、出来ますよねー?」
響「そりゃあ当たり前さー! なんたって四年もプロデューサーやってて経験豊富なんだからな!」
真「だよねー! 頼りになるなぁ!」
響「今より人気が上がって、来年はドームライブかもな!」
真「いやぁ楽しみだなー!」
P候補「う……それは……」
響「……効いてるな?」
真「春香と雪歩にも伝えておこう。結構メンタルが弱いかもって」
-撮影スタジオ-
春香(プロデューサーさん、寂しいですよ……送信、っと)
春香(今日も一人か……寂しいなぁ)
春香(なんで一人ばっかりなんだろう? 皆と撮影とか、たまにはあってもいいのに……)
春香(……来た!)
春香(……なんだ、真か。P候補さんの弱点? メンタルが弱い? よくわかんないなぁ……)
春香(今日もファミレス集合……時間は……)
カメラマン「天海さーん! スタンバイお願いします!」
春香「はーい! 今行きまーす!」
春香(プロデューサーさんからメール……来ないなぁ)
春香(プロデューサーさん、寂しいですよ……送信、っと)
春香(今日も一人か……寂しいなぁ)
春香(なんで一人ばっかりなんだろう? 皆と撮影とか、たまにはあってもいいのに……)
春香(……来た!)
春香(……なんだ、真か。P候補さんの弱点? メンタルが弱い? よくわかんないなぁ……)
春香(今日もファミレス集合……時間は……)
カメラマン「天海さーん! スタンバイお願いします!」
春香「はーい! 今行きまーす!」
春香(プロデューサーさんからメール……来ないなぁ)
-録音スタジオ-
エンジニア「これを調整するとハイに膨らみが出来て、もう少し太くしたければ……」
P「なるほど……」
エンジニア「逆にシャープに作る時は絞って、でもそうすると細くなるんで、少しブーストして……」
P「へぇ……! これをこう……で、こっちも?」
エンジニア「そうですそうです」
千早(プロデューサー、楽しそう。やっぱりこっちに来てもらってよかった)
千早(……あら? どこかでケータイが鳴ってる……プロデューサーの上着かしら?)
千早(………………)
千早(一瞬だけ……えっと……ここかしら? あ、あったわ……)
千早(……春香。懲りないわね)
P「あ、済みません、今のところをもう一度……」
千早(……消したいけど、そのままにしておこう)
エンジニア「これを調整するとハイに膨らみが出来て、もう少し太くしたければ……」
P「なるほど……」
エンジニア「逆にシャープに作る時は絞って、でもそうすると細くなるんで、少しブーストして……」
P「へぇ……! これをこう……で、こっちも?」
エンジニア「そうですそうです」
千早(プロデューサー、楽しそう。やっぱりこっちに来てもらってよかった)
千早(……あら? どこかでケータイが鳴ってる……プロデューサーの上着かしら?)
千早(………………)
千早(一瞬だけ……えっと……ここかしら? あ、あったわ……)
千早(……春香。懲りないわね)
P「あ、済みません、今のところをもう一度……」
千早(……消したいけど、そのままにしておこう)
P「これで……うん、よしよし。千早、ちょっと聴いてもらっていいか? 俺も試しにいじってみたから」
千早「ふふっ、プロデューサー、子供みたいですよ?」
P「夢だったからな、こうやって音楽を作り上げる作業をするのが」
千早「……あの、本当に私でいいんですか?」
P「へ? なにが?」
千早「音楽プロデュースを専門とした時、初めが私で……」
P「もちろん。何年先になるかわからないけど、必ず千早をプロデュースしたいと思ってる」
千早「……はい」
P「だからもっと勉強しないとな。プロデューサーとして恥ずかしくないように」
千早「……私、楽しみにしてます。待ってますから」
千早「ふふっ、プロデューサー、子供みたいですよ?」
P「夢だったからな、こうやって音楽を作り上げる作業をするのが」
千早「……あの、本当に私でいいんですか?」
P「へ? なにが?」
千早「音楽プロデュースを専門とした時、初めが私で……」
P「もちろん。何年先になるかわからないけど、必ず千早をプロデュースしたいと思ってる」
千早「……はい」
P「だからもっと勉強しないとな。プロデューサーとして恥ずかしくないように」
千早「……私、楽しみにしてます。待ってますから」
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- 上条「アンタは私のものになんのよ」美琴「……不幸だ」 (630) - [42%] - 2011/1/13 5:18 ★★★
- モバP「現れたな個性の権化ども」 美嘉「え、アタシも?」 (247) - [42%] - 2016/12/4 6:45 ☆
- 凛「あんたが私のサーヴァント?」 ぐだお「……イシュタル?」 (252) - [41%] - 2018/8/23 13:30 ☆
- 八幡「やはり俺の妹達は間違っている」優美子「あーしが?」 (169) - [40%] - 2014/2/6 3:30 ☆
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