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    元スレ上条「This way」

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    451 = 429 :

    一方、殴り飛ばされた一方通行は……












    一方通行(かーっ、上条さンくゥンつェなァ。殴り飛ばされたのは木原くン以来かァ)





    一方通行は揺れる脳をベクトル操作で止めて考える。


    一方通行(勝ちてェなァ……勝ちてェよなァ……)



    一方通行は涙を流した。

    勝利への強い願望。










    それが一方通行に変化をもたらす。

    452 = 429 :

    一方の上条さん。


    上条さん「そうか!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



    上条さんは気がついた。











    上条さん(そうか、『最強』だからこそ奴は弱いんだ! 能力任せの防御だから、殴られる事に耐性がないんだ!)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ







    上条さんは一縷の希望を見いだす。


    上条さん(もしかしたら、最弱の俺でも勝てるかも)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    上条さんは前に進む勇気を得た。

    453 = 429 :

    一方通行「なァっ!?」

    一方通行は自らの体の変化に驚く。










    一方通行(演算能力が上がった?)






    一方通行は息をのむ。










    一方通行(勝てる……勝てるぜェ!)






    学園都市最悪は立ち上がる。

    454 = 429 :

    そして、一方通行は覚醒する。












    一方通行「カキクケコカキコカカカココカケキケコカコカカキケカクカキキカキクケコカキコカカカココカケキケコカコカカキケカクカキキカカキケカクカキキカカカカッカァァァァァァァァァァァァァァァっ!」







    一方通行は奇声をあげならが立ち上がる。








    上条さん「流石最強……あの程度のダメージは影響無しか」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    上条さんは気を引き締める。

    455 :

    もう一度言おう

    最弱って何だっけ

    456 :

    >>455
    振り向かないことと躊躇わないことだな

    457 :

    >>455

    上条さんはまだまだ進化するから、今の状態が最弱なんだろう

    上条さんver2や上条さん3になれば初期は最弱だろう

    458 = 455 :

    …かみやんは無能力者だからなったのかな?
    ペンデックスさんがどーたらこーたらしてなんかそこらへんに魔翌力が漂っててそれと当麻の守る覚悟とかが超絶合体して上条さんになったと思っているのだが。

    この理論だとはまづ(電子変換

    459 :

    >>17を見ればいいと思うよ

    460 = 438 :

    >>458
    ゴンさんと同じように自分の念に制約かけて上条さん化したんだろ

    461 = 429 :

    その頃、木原数多と打ち止め、猟犬部隊、御坂クローン達は遠くまで避難していた。

    木原数多「あいつら……人間じゃねぇ」

    打ち止め「ミサカも同意してみたり……」

    猟犬部隊「いや、マジでぱねえ……」

    御坂クローン達「というか、なんなんですか……とミサカは呆れます」



    誰もが上条さんと一方通行の戦いに驚愕するのだった。

    462 = 429 :

    一方通行「くらェ! 上条さンゥン!?」


    一方通行はトラクターを上条さんに飛ばす。

    上条さん「このっ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    上条さんはトラクターを掴み、砕く。

    一方通行「なァるほど! てめェには物を飛ばすのは悪手だなァ!」


    一方通行は歪に笑う。










    一方通行「なら接近戦だァ」





    一方通行は悠々と歩き、近づく。



    上条さん「む」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    上条さんは歯を食いしばる。

    463 = 429 :

    此処で皆さんに一つの事実を知って貰いたい。












    一方通行は『幻想殺し』の存在を知っている。








    当たり前だ。

    恋人のように戦う事を望んだ相手。


    木原データベースの中に幻想殺しについても入っている。

    故に、一方通行は上条さんの右手に注意して戦う。

    464 = 429 :

    一方通行「いくぜェ! 最強!」


    上条さん「来い! 最強!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    上条さんと一方通行は互いを認め合う。


    故に二人には理解できた。



    これで決着がつくと。








    一方通行「カカカカッ!」

    上条さん「はっ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    465 = 429 :

    一方通行は血流を逆転させる戦法をとろうとしたが……





    上条さん「遅い!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




    上条さんは背後に回る。


    一方通行「速すぎるゥ!」

    466 = 429 :

    そして、呆気なく決着はつく














    上条さん「歯ぁ食いしばれ、最強(さいじゃく)。俺の最弱(さいきょう)はちょっと響くぞ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ








    一方通行「糞がァ!」



    斯くして決着はついた。

    467 = 429 :

    一方通行はビルを突き破りながら吹き飛ばされる。

    上条さんはその場に倒れ伏した。

    468 = 434 :

    あれ?上条さん倒れる要素あった?

    469 = 438 :

    >>468
    寝不足

    470 :

    >>468
    さすがに全力を出さざるをえなかったんじゃないか?

    471 = 429 :

    とある場所……


    木原数多「よお、一方通行」

    木原数多はその場に転がっている人物に話しかける。







    一方通行「オレは……負けたのかァ?」







    学園都市第一位は、無様に転がっていた。

    木原数多「引き分けだ」

    一方通行「カカっ! そォか……」

    木原数多「お前が最後の最後に叩き込んだベクトル攻撃が利いたな」

    一方通行「そォかァ」


    一方通行は無邪気に笑う。


    そう、一方通行は敗北する瞬間、上条さんに一撃を叩き込んだのだ。

    学園都市第一位の意地であった。


    一方通行「なァ……木原くン」

    木原数多「どうした、一方通行?」

    一方通行は半ベソで言った。










    一方通行「わりィな、レベル6になれなくて……」






    学園都市第一位は涙を流した。

    472 = 429 :

    木原は一方通行に言う。












    木原数多「気にすんじゃねぇよ、バーカ」







    一方通行は無言になる。

    木原数多「さ、帰るぞ。打ち止めたちと打ち上げだ」

    一方通行「ははっ。最高だァ」



    木原数多に一方通行は運ばれる。


    一人の少年の挑戦は終わった。

    473 = 429 :

    倒れ伏す上条さん。











    彼は涙を流していた。

    薄れゆく意識の中、彼はつい先日起きた出来事を思い出した。





    それは彼が自らを最弱と定義するに至った忌まわしい事件。








    幻想御手事件。




    上条さんの意識は途切れ、あの忌まわしい事件を思い出す。

    474 = 429 :









    次回より『幻想御手』編スタート!







    476 = 429 :









    強くなりたい






    それは人類が普遍的に持つ願望だ。

    だが、過ぎた願望は身を滅ぼす。






    例えば、ドーピング。

    あれは『健康』を対価にして『強さ』を手に入れる。


    これはそんなお話。

    477 = 429 :

    佐天涙子はどこにでもあふれて、どこまでもありふれている無能力者だ。

    彼女は一人ぼやく。







    佐天「上条さんかぁ」






    彼女は無能力者であるが、憧れている人物がいる。








    上条さん



    学園都市最強の無能力者である。

    478 = 435 :

    名実共に最強の無能力者だよ…

    479 = 429 :

    上条さんは彼女の友人である初春を助けた。


    能力など使わず、素手でだ。


    あの日以来彼女の頭のなかは『上条さんを超えたい』という願望しかなかった。









    あんな最強に成りたい。


    佐天涙子が抱いた願いは荒唐無稽ではあったが、強い願いだった。

    480 :

    なぜ上条さんなのかwww

    481 = 429 :

    そんな思いを佐天涙子が抱いているまさにその時。










    御坂「幻想御手?」


    黒子「はいですの」

    御坂「それ……何?」


    御坂は小首を傾げる。

    その問いに黒子は答える。

    482 = 429 :











    黒子「能力をレベルアップさせる道具ですの」







    御坂「はあ? そんな便利な物が出来たの? 時代も進歩したわね」


    そう御坂が感心したが、黒子はフルフルと首を横に振る。


    黒子「お姉さま、幻想御手には『代償』が付き物ですの」



    御坂「代償?」

    御坂はまた首を傾げる。






    黒子「使ったらしばらく昏睡状態になるのですの」




    御坂「駄目じゃん!」



    御坂は立ち上がって叫ぶ。


    黒子「ええ。だから私たちも今幻想御手を規制中ですの」

    御坂「はぁ。大変ね」

    黒子「ですの~」



    なんて会話を御坂と黒子はしていた。

    483 = 429 :

    話は再び佐天涙子に戻る。

    佐天涙子「強くなりたい……誰よりも強くなりたい……」

    佐天涙子は並大抵の強さでは納得しなくなってしまった。

    彼女の友人である『能力者最高峰』御坂美琴。

    彼女の憧れの人である『無能力者最強』上条さん。

    この二人を彼女は見てしまったが故に、佐天涙子は最強に成りたい、という願いを『信仰』という領域まで『昇華』してしまった。









    佐天涙子「絶対に……『最強』になってやる」



    佐天涙子の中に狂気が渦巻く。

    484 = 429 :

    狂気には必ずそれを利用しようとする者も現れる。













    脱ぎ「あなた、最強になりたいの?」







    最強になりたいと強く願い、信仰する佐天の元にも、『佐天涙子の狂気を利用しようとする悪意』が現れる。

    485 :

    脱ぎ女…

    一体何者なんだ…

    486 = 429 :

    佐天「あなたは?」

    佐天涙子は問う。


    脱ぎ「わたしは……ごめんなさい。暑いから脱ぐわね」


    佐天「」


    佐天の目の前の女はいきなり脱ぎはじめ、パンツとブラジャーオンリーの服装になる。

    脱ぎ「と言うわけで、私は木山春生」


    痴女は胸を張る。








    木山「あなたを最強に出来るわよ?」




    佐天「」キュン


    佐天はときめいた。

    487 = 480 :

    木山先生そんな口調じゃないぜよ

    488 :

    口調的に誰だよ
    只のミスならちょっと萎えちゃう

    489 = 435 :

    上条さんが神条かつ髪条な世界の人物が元と違う口調でも仕方ない

    490 = 429 :




    そして10分後、木山春生はベンチに座っていた。


    木山「全く、女子中学生に警戒されない喋り方は疲れるものだ」

    木山は溜息をついた。

    木山「そう思うだろう? 猫ちゃん?」


    スフィンクス「ニヤア」

    木山「ふう」





    こうして種は蒔かれた。

    491 = 488 :

    口調作ってたのか…
    早漏ですまん

    492 = 429 :

    >>491

    木山さんぶりっこモードて脳内再生すること推奨です。

    494 = 429 :

    同時刻……












    佐天さん「はは……ははははははははははははははははははははははははははは っ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




    木山春生は大誤算をした。

    佐天涙子は空力使いの素質があったから木山は佐天涙子に幻想御手を渡した。

    しかし、佐天涙子は最強を願い『考え続けた』少女だ。


    能力はレベル5相当になり、上条さんを凌駕する230センチメートルの肉体を手に入れた。











    佐天さん「わたしが……最強だ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




    佐天さんは窓から飛び出し、どこかに飛びさる。

    495 :

    名実ともに佐天さん

    496 = 438 :

    左天さん

    497 = 430 :

    佐天さんビスケみたいになったのか?wwwww

    498 = 429 :

    不良「がはっ」

    不良は生命の危機を感じた。


    なぜなら……













    佐天さん「あはははははははは。人間って一発殴ったら内臓シェイクになるんだ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    力を傍若無人に振る舞う『暴君』が居たからだ。

    不良「てめえ……上条さんか?」


    不良は『最強の無能力者』の可能性を考えた。

    しかし……



    佐天「ハズレ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    不良は遠くまで飛ばされた。


    佐天さん「私の『暴君暴風』(タイラントハリケーン)にかなうと思った?」


    佐天さんは歪に笑う。

    499 :







    『暴君暴風』





    佐天涙子が開花させたレベル5相当の空力使い能力。


    周囲の風のベクトルとスカラーを自由自在に操る能力。

    佐天涙子がこの能力を開花させることが出来たのは、『第一位はベクトル使い』という噂と、自分の友人である『電気のスカラーを操る』御坂美琴がいたからだ。

    故に、簡単にベクトルとスカラーを操作するという『イメージ』が簡単に編み出せたのだ。

    500 :

    そげぶされちまえ


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