元スレ美琴「ねぇ、今のキス…もう一回…」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 :
>>1 もうそろそろ来てくれないと、このスレ楽しみにしてる奴全員大泣きしてしまいます
355 :
お久しぶりです。>>1 です。
8巻の満足に、二期決定で美琴さん充の気配…たまりません
iPhoneに変えてしまい、データ移行し忘れと預けてたサーバ閉鎖でいまpcに打ち直し中です。ずっともしもし投下だったので、困ったもんです
誰もいないと思いましたが、ありがとうございます。
だらだら場所おかりします
またきます
356 :
まってるよ!
357 :
生存報告おつにゃんだよ!
358 :
待ってますよ~
359 :
ふぉー、良かった良かった
360 :
酉ついていないので認められないかもしれんよ
それに携帯からiPhoneに換えちゃってIPの確認のしようもないし
361 :
酉
363 :
ああ…よかった>>1来てた!
マイペースでいいから完結させてほしい
こっちものんびり付き合うさ
364 :
なかなかおもしろいんだよ!!
366 :
一応追いついたけど結構LOWペーススレなんだな
368 :
遅いな 息子が萎える
369 :
年越したぜぇ
371 :
二ヶ月以上たったな
372 :
このスレは3ヶ月まで大丈夫だったろ
377 :
おいついたー 2828がとまりませんなwww
380 :
☆★……―――――――
「……はぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」
上条は部屋で一人、長い長い長いため息をついていた。
少し遠くから聞こえる水音が耳の奥まで届いてくる。
「ばかやろう…」
身体を洗い始めたのか、さっきまでのシャワーの音がピタリと止まる。
部屋の静けさに、ドキッとした。
自分が一人、部屋のベットで腰を掛けているだけ。
そんな状況では、嫌でも小さな音を拾ってくる。
「ん、ちょっと待て」
これでは、自分からわざわざ聞き耳を立てているみたいではないか。
———…ッ!
浴室の音がここからよく聞こえると言うことは、もしかするとこっちの音も
向こうに伝わっているのかも知れない。
わざと作り出したかのような、この静けさも、美琴は感じているのかも知れない。
上条はバタバタと慌ててベットから降りると、テレビのリモコン探した。
テーブルの下に逃げ込んでいたリモコンを手に取った瞬間にスイッチを入れる。
音量のボタンを続けて押して、いつもより少しばかり音量をあげた。
381 = 1 :
「なに考えてんだよ…はぁ〜」
美琴のいる浴室のことばかり考えてる自分に、
また、ため息をつく。
———煩悩退散。煩悩退散っと…
頭の上を手のひらでサッサとはたくと、テレビのチャンネルを
ポチポチと適当にまわした。
つけたテレビに目を向けては見たものの、どの番組もまったく頭に入ってこない。
———『会えなかった分…一緒に居させてよ』———
美琴がつぶやいた言葉が頭の中で何度もこだましている。
あの時は、“わかった”とそう言うだけで精一杯だった。
上条のその返事を聞いて、美琴は安心したような柔らかな表情に変わっていた。
こう言っては何だが、幸せそうな…そう例えたくなるような笑みだった。
382 = 1 :
二人は隣に座って、会えない間の話(ほとんど美琴から上条への質問攻めだったが)
をして、お腹が空いてきたなーというころに美琴が夕食を用意した。
持ってきたスーパーの袋には、今日の夕食の食材も用意されていたことに
上条はすっかりしてやられたと思った。
美琴は最初から帰るつもりなどなかったのだ。
夕食の間も、美琴はいつもと変わらない様子だった。
美琴が夕食の片付けをしている間に上条がお風呂をすまし、
上条が上がったあとに続いて美琴が浴室に向かった。
「じゃあ、私もお風呂借りるわね」
とたんに上条の表情がなんともいえないものに変わる。
ゴクリと息を飲み込んで、そのまま立ちつくしてしまった。
美琴が浴室の扉を閉める音を確認したあとで、
自分に言い聞かすようにつぶやいた。
「よけいなことを考えるな。上条当麻」
383 = 1 :
よくよく考えてみれば、美琴が一晩泊まるというのは初めてだった。
冷静に今の現状を考えると、頭を抱えるしかない。
「さっき、やっと解決した……ばっかりだっていうのに…
この状況はやっぱりおかしいって…はぁ〜」
テレビからバラエティ番組の盛り上がった笑い声が響く。
音量を上げたせいか、その音は少々耳ざわりに感じた。
「うん。今日はとっとと寝る。そうだ!もうすぐに寝ちまえば
気にすることはなんもねえはず…!!よし、これで変なことには…ーーーー」
「なにブツブツ言ってんのよ?」
「ーーーーーッ!!!!!」
座り込み、頭を抱えた上条を覗き込むようにして
お風呂あがりの美琴が声をかけてきた。
「テレビの音、大きすぎない?下げるわよ」
片手で、濡れた髪をタオルでわしゃわしゃとしながら
上条のそばにあったリモコンをひろいあげる。
テレビの音量のせいか、美琴が浴室から出てきたことに全く気がつかなかった。
上条は驚いたままの顔で美琴の方へ向き直る。
384 = 1 :
「なんつー顔してんのよ、アンタ」
「い、いつの間に…」
美琴は何の気もなく、上条の隣にストンと腰をおろした。
自分が使っているシャンプーとは違う、甘い香りがふわりと鼻を刺激する。
その香りに、静かに胸が高鳴った。
じわりと伝わる湿った体温。
肩が触れるか、触れないかくらいの近さで美琴は上条の方を向いた。
そうされては、上条も美琴から視線を外すわけにはいかなかった。
「言っとくけど、ドライヤーの場所聞きたくって何度もアンタのこと呼んだわよ」
不機嫌そうに言いながら、濡れた毛先を両手を使ってタオルで拭き取っている。
美琴は毛先を手にとって、髪の毛の様子を何度か伺っていた。
そんな、美琴の姿から目を離せなくて…
385 = 1 :
「あーわりぃ…ぜんぜん聞こえてなかった」
どこに向けたかはっきりしない、宙に浮いたような声で上条は答えた。
見てはいけないと、心のどこかでもう一人の自分が必死に視線を逸らそうとしているが
…どうにもうまくいかない。
まだ、温もりを残した美琴の肌はほんのり赤みを帯びていて、
乾ききらない短めの髪が首筋をなぞるようにピタリと張り付いた。
しっとりと、なんて例える言葉を頭に思い浮かべると…
上条の目に映る美琴の姿が、ほんの少し性的な意味合いを増した。
「…そういや…ドライヤー…無かったかも」
目の中でぐるぐると渦が巻いているような、そんな気分だった。
386 = 1 :
とりあえずここまで
やっとパソコンからできましたよ
二期おめでとう!!!!!11
またかみことがたくさん投下される日々がきますように
また来ます
こんどはそんな間を空けないはず
何度も申し上げておりますが、このスレでは、エロないです8888
387 :
乙
盛大な乙
388 :
いやあああ!!
乙!
389 :
おちゅん
390 :
待ってた 乙
391 :
直接的な性描写もいいけど
ちょっとドキドキするくらいの今の感じもたまらん!
乙
393 :
早くヤレよks
394 :
続きはありませんでしょうか?
396 :
続きに期待
397 :
>>395,396
同じ人か?
取りあえずsageてくれ
398 :
ガッツエロが無くてもえんだぁあああ!!アリなら良し!!
399 :
泣き暮らしてます
みんなの評価 : ★
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