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    元スレ杏子「気に入らねー魔法少女どもをボコボコにしてやる」

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    651 = 1 :


    杏子「……甘えたこと言ってんじゃねーよ」

    ゆま「っ!」ビクッ

    杏子「『捨てないで』、だと? 何も分かっちゃいねーな」

    杏子「……アタシがお前の鬼畜調教を途中で止めてやるわけがねーだろうが」

    ゆま「え……?」

    杏子「調教はまだまだ続くんだ、お前が嫌だって言ってもな」

    ゆま「それって……つまり……」

    杏子「くっくっく……調教が終わるまでいっつも傍に居て監視してやる、ってことだよ」

    ゆま「……!」

    杏子「立派な鬼畜になるまでは逃がさねーからな、ゆま!」

    ゆま「……え、えへへ……ホントに、キョーコは鬼畜だね……」

    ゆま「こわくて……ゆま、涙がとまんないよ……」グスッ

    杏子「そーだろ? あーっはっはっは!」

    ゆま(キョーコ……ありがと……)

    652 = 1 :


    ~調教生活5日目~

    たっくん「パパどこー? パパー?」グスッ

    杏子「……ゆま、お前ならあの迷子をどうする?」

    ゆま「うーん、わたしなら……お菓子をムリヤリ食べさせてあげちゃうかな!」

    ゆま「知らない人からお菓子を貰ったとなれば、あの子きっと叱られるに違いないよ!」

    ゆま「えっへっへ、想像しただけで楽しくなるねっ」

    杏子「くくっ、なかなかやるようになったな」

    杏子「……ちなみに与えるお菓子ってのは?」

    ゆま「もちろん幼児でも食べられる、安心安全のオヤツだよ!」

    杏子「よぉーし完璧な解答だ! それで行け!」

    ゆま「うん!」

    653 = 1 :


    …………。

    まどパパ「この子と一緒に遊んでくれたんだね、ありがとう」

    たっくん「ありがと~」

    ゆま「えへへ、どういたしまして」

    まどパパ「お菓子まで貰っちゃって……」

    まどパパ「ほらタツヤ、ちゃんとお礼を言いなさい?」

    たっくん「ごちそうさまでした!」

    ゆま「いえいえ、おそまつさまでした!」

    まどパパ「ふふ……」

    654 = 1 :


    まどパパ「それじゃ、帰ろうかタツヤ」

    たっくん「やだ! ゆまともっと遊ぶ!」

    まどパパ「こらこら、お姉ちゃんを困らせちゃダメだろ?」

    たっくん「やーだー!」

    ゆま「ごめんね、たっくん……わたしももう行かないと」

    たっくん「うー……」

    ゆま「また今度一緒に遊ぼう? ね?」

    たっくん「……うん」

    ゆま「そーだ! 指きりして約束しようよ、ほら!」

    たっくん「ゆびきり?」

    ゆま「うん、こうやってね」

    ゆま「ゆーびきりげんまん……」

    655 = 1 :


    杏子(ほほー……実現出来るかどうか分からない約束なんかして幼児を騙すとはね)

    杏子(調教は順調だな。ゆまが一人前の鬼畜になる日もそう遠くないぞ……くっくっく!)

    杏子(……しかし、だ)

    杏子(もうすぐほむらが言ってた例の日だ)

    杏子(しばらくゆまを放置プレイしてやる必要があるな)

    杏子(さて、何処に放り出してやろうか……)

    杏子(……そーだ! こんなときこそアイツんちに行けばいいんじゃんか!)

    杏子(ゆまをアイツの家に送り込もう!)

    656 = 1 :


    ~調教生活6日目~

    仁美「杏子さん! またお会いて嬉しいですわ!」

    杏子「悪いね、急に邪魔しちゃって」

    仁美「いいえ、杏子さんならいつでも歓迎いたしますわ♪」

    仁美「ところで……そちらの方は?」

    ゆま「初めまして! わたしは千歳ゆまだよ!」

    仁美「ふふっ、元気な方ですわね」

    仁美「私は志筑仁美ですわ。よろしくおねがいしますわね」

    ゆま「うんっ!」

    657 = 1 :


    杏子「今日はさ、コイツ……ゆまのことで頼みがあって来たんだ」

    仁美「頼み、ですか?」

    杏子「ああ。しばらくの間、コイツを泊めてやってほしいんだよ」

    杏子「……いいかな?」

    仁美「……杏子さんの頼みでしたら喜んでお受けしますが……」

    仁美「でもいったいどうしてなんですの?」

    杏子「ま……ちょっと事情があってね」

    ゆま「…………」

    658 = 1 :


    仁美(……ゆまさん、あんなに悲しそうな目をされて……)

    仁美(きっと何かあったんですのね)

    仁美(…………)

    仁美「……わかりましたわ。しばらくの間、ゆまさんをお預かりいたします」

    杏子「すまないな、仁美……ほらゆま、ちゃんと御礼をいいな」

    ゆま「お姉ちゃんありがとう!」

    仁美「ふふ、どういたしまして」

    仁美「さて……それでは両親に事情を説明してきますわね」

    仁美「お二人は私の部屋でお待ちになっていてくださいな」

    ゆま「はーい」

    杏子「ん。頼むよ」

    659 = 1 :


    ~仁美の部屋~

    杏子「……それじゃ、後のことは分かるな?」

    ゆま「うんっ」

    ゆま「杏子の『用事』が済んで帰ってくるまで、この家に居座ってればいいんだね!」

    杏子「バカッ、声がでけーよ」

    ゆま「あわわ」

    杏子「まったく……そんなんでやっていけるのかよ?」

    ゆま「だ、大丈夫だよ。わたしの鬼畜な本性がバレないようにネコかぶるよ」

    ゆま「それだけじゃないよ。別れが辛く悲しくなるようにいっぱい楽しい思い出も作っちゃうよ」

    杏子「……また口だけにならないといいな?」

    ゆま「ぶー」

    660 = 1 :


    ゆま「……ね、キョーコ」

    杏子「ん? なんだ?」

    ゆま「杏子の『用事』、って……いつものバケモノ退治と関係あること?」

    杏子「……さて、どーだろーね」

    ゆま「ゆまは手伝えないの? ゆまに出来ることは……」

    杏子「ばーか、自分から手伝いを願い出るなんて鬼畜失格だぞ?」

    杏子「お前はこの家でアクギャクヒドーなことしてりゃいいんだよ」

    ゆま「……うん」

    661 = 1 :


    ゆま「……それじゃあ、さっそく鬼畜なことしちゃおうかな!」

    杏子「お、やる気まんまんだな。いいぞいいぞ」

    ゆま「キョーコ! ゆまにプレゼント買ってちょーだい!」

    杏子「……はあ? なんだそりゃ」

    ゆま「えへへ、鬼畜なわたしからの不当な命令だよ」

    杏子「オイオイ、アタシがお前の命令に大人しく従うと思ってんのか?」

    ゆま「……ふーん、そんなコト言っていいの?」

    杏子「あん?」

    ゆま「言うこと聞かないとキョーコの恥ずかしい秘密をヒトミにバラしちゃうよ?」

    杏子「な、なんだって?」

    ゆま「ゆまね、知ってるんだよ? キョーコが毎晩寝る前に、オ……」

    杏子「っ!! わ、分かった! 分かったからその先は言うな!」

    ゆま「えへっ♪」

    662 = 1 :


    杏子「クソッ、アタシとしたことが見られてたなんて……!」

    ゆま「ゆまは鬼畜だもん! 弱みを握るくらい当然のことだよ~」

    杏子「……まったく、大したヤツだよお前は」

    杏子「今回は負けを認めてやる。んで、何を買ってきて欲しいんだ?」

    ゆま「うーん、どうしようかなー」

    ゆま「……キョーコが帰ってきてから決めよっかな」

    杏子「は?」

    ゆま「うん、そうしよう。キョーコが帰ってきたら、一緒にデパートとか行って、それでプレゼントを決めるの!」

    ゆま「だから……ね? ちゃんと帰ってきてくれなきゃ、ダメなんだからね!」

    杏子「はぁ……仕方ねーな、分かったよ」

    杏子「約束してやる。アタシは必ず帰ってきて、ゆまにプレゼントをくれてやるよ」

    ゆま「わーい! 絶対だよ!」

    663 = 1 :


    仁美「あら、なんだか楽しそうですわね? 何のお話ですか?」

    ゆま「えへへ……あのね! 今度キョーコとお買いものに行く約束したんだー♪」

    ゆま「しかもキョーコがプレゼント買ってくれるんだよ!」

    仁美「まあ! 良いですわね、うらやましいですわ~」

    ゆま「じゃあヒトミも一緒に行く? キョーコに欲しいもの買ってもらいなよ!」

    杏子「お、オイ! なに勝手なこと言って……」

    ゆま「……キョーコ? 良いよね?」

    杏子「くっ……!」

    仁美「?」

    664 :

    寝る前に何をしてるんだあんこちゃん!

    665 = 1 :


    杏子「わ、わかったよ、仁美も一緒だ! なんでも買ってやるよ!」

    仁美「良いんですの? 別にそんな無理していただかなくても……」

    杏子「いいんだよ。友達に贈り物するくらいフツーだろ?」

    杏子「……コイツが迷惑掛けちまうことだしね」

    ゆま「ゆまは迷惑なんてかけないよ!」

    仁美「ふふっ……杏子さんがそうおっしゃるなら、お言葉に甘えさせていただきます」

    仁美「素敵なプレゼントを買ってもらいますわね」

    杏子「よし、決まりだな。何が欲しいかは今度出かけるときまでに決めとけよ?」

    仁美「はい♪」

    ゆま「えへへ、楽しみだな~」

    666 = 1 :


    杏子(やれやれ……まさかゆまに一本取られるなんてね)

    杏子(ここまで才能があるとは思わなかったよ、まったく)

    杏子(……ま、あれだな。ゆまもだいぶ成長したって証拠だし)

    杏子(合格祝い的なモンだと思って、なんか買ってやるとしよう)

    杏子(……その前にワルプルギスの夜を片づけなきゃなんねーけど)

    杏子(アタシにかかれば魔女の一つや二つ、どうにかなるだろ!)

    杏子(よっしゃ、いっちょ気合い入れていくとしますか!)

    667 :

    オイノリか……
    神すら困らせるとは、なんて恐ろしい子なんだ……

    668 = 1 :

    次回・『復讐の魔法少女』編へ続く

    669 :

    乙だけどゆまちゃんどうなっちゃったんだ……

    670 :

    ゆまちゃんまで鬼畜にしたてあげるとは流石杏子さん風見野最強の鬼畜

    671 :

    無垢な幼女をここまで極悪非道にするなんて…なんていうきちくなんだあんこちゃんあんあん

    672 :


    おのれあんこちゃん!
    お前のせいで幼女が1人おにちくに染まってしまった!!

    673 :

    一気に読んじまった・・・これも杏子の・・・鬼畜!鬼畜杏子!!

    674 = 673 :

    一気に読んじまった・・・これも杏子の・・・鬼畜!鬼畜杏子!!

    678 :

    ロッソファンタズマしてんじゃねーよ

    679 :


    あんこちゃんが鬼畜すぎてにやにやしながら読んでしまったじゃないか

    680 :

    鬼畜幼女……なんてもんを育ててくれたんだ……

    682 = 1 :


    ~ある日の放課後・マミの家~

    まどか「と、いうわけで、何かしてあげようと思うんだけど……どうかな?」

    ほむら「素晴らしい考えだわ。私は賛成よ、まどか」

    マミ「そうね、ワルプルギスの夜を倒せたのも彼女のおかげだし……」

    さやか「ま、御礼に何かしてやるのも良いよね」

    まどか「えへへ……じゃあ決まりだね」

    まどか「杏子ちゃんに『お返し』をしよう!」

    683 = 1 :


    まどか「何をしてあげたら喜んでもらえるかなぁ?」

    さやか「やっぱ食べ物系じゃない? 美味しい料理を作ってあげるとか」

    ほむら「そうね、佐倉杏子は食に対してこだわりがあるものね」

    まどか「きっと喜んでもらえるよね!」

    マミ「新しい洋服を買ってあげるとかはどうかしら?」

    まどか「あっ、それもいいですね!」

    さやか「うん、あたし達でコーディネートしてやるのも楽しそうじゃん?」

    ほむら「意外とアクセサリーなんかも喜んでもらえるかもしれないわね」

    684 = 1 :


    まどか「ご馳走の材料に、お洋服に、アクセサリー……」

    まどか「うーん、買いたいものがいっぱいあるねー」

    ほむら「そうね……何を買うか絞り切らないと、お金が足りなくなりそうだわ」

    さやか「平凡な女子中学生のサイフにゃ限界があるもんねぇ」

    マミ「どうしましょうかしら?」

    ほむら「いっそ佐倉杏子に欲しいものを決めてもらうのはどう?」

    さやか「えー? それはつまんないでしょ」

    まどか「杏子ちゃんには内緒にしておいて、サプライズを演出したいな」

    ほむら「なるほど……それもそうね」

    685 = 1 :


    さやか「……ところでマミさん? 今日は杏子のやつはどこ行ったんです?」

    まどか「あ、それ私も気になってたんです。杏子ちゃんはいつ頃帰って来るんですか?」

    マミ「うーん、それがね? 杏子ったら野暮用があるとかで出かけちゃったのよ」

    マミ「何処へ行ったのか、何時くらいに帰ってくるのかも聞いてなくて……」

    ほむら「……昨日のワルプルギスとの戦いの疲労が残っているとか、そういうことはなさそうだった?」

    マミ「ないみたいよ。全然元気で、朝食もモリモリ食べてたわ」

    ほむら「そう……なら良いのだけれど」



    QB「――――ああ、杏子なら今頃デートを楽しんでいるはずだよ」



    マミ「…………え?」

    さやか「なっ……!?」

    686 = 1 :


    ほむら「デート、ですって?」

    QB「そうだよ。以前から約束していたみたいだったね」

    マミ「ほ、本当に!? 相手は誰なの!?」

    QB「名前までは聞いていないけれど、年下の女の子が一緒だったよ」

    さやか「と、年下の……女の子!?」

    まどか「へぇ~、杏子ちゃんにもそんな人がいたんだ……素敵だね!」

    さやか「どこがよ! 女の子って、そんな……!」

    マミ「そ、そうよ! 私の杏子が知らない女の子と一緒だなんてありえないわ!」

    さやか「……ちょーっとマミさん? 『私の杏子』ってなんですか? 別に杏子はマミさんのじゃないでしょ?」

    マミ「あっ、そ、それはその……ほ、保護者的な意味であって別に変な意味じゃ……」

    687 = 1 :


    まどか「杏子ちゃんの彼女さんは年下かあ~、何歳くらいの子なのかな?」

    さやか「か、彼女って決まったわけじゃないでしょ」

    マミ「そ、そうね、キュゥべえの勘違いの可能性もあるんじゃないかしら」

    QB「でもプレゼントを買ってあげるとか何とか言っていたよ」

    さやか「ぷ、プレゼント……?」

    ほむら「……親しい間柄なのは確かみたいね」

    マミ「うう……」

    まどか「どんなコなんだろ、気になるね?」

    ほむら(年下の女の子……もしかしたら……?)

    688 = 1 :


    ~見滝原市・デパート~

    さやか「と、いうわけでさやかちゃん達は杏子を尾行することにしました」

    ほむら「……お返しをどうするかは決めないの?」

    さやか「まあまあそれは後で、ってことで」

    マミ「……ここに杏子が来ているのね?」

    QB「そう聞いているけど」

    さやか「デパートでデートねぇ……何を買うつもりなのかな」

    まどか「あっ! あそこにいるの杏子ちゃんじゃない?」

    さやか「ホントだ! ということは、一緒にいるあの子が……!」

    マミ「杏子の恋人……!?」

    ほむら(あれは……やっぱり……)

    689 = 1 :


    ゆま「お買い物♪ お買い物♪」

    杏子「オイオイあんまりはしゃぐなよ、転んで怪我するぞ?」

    ゆま「平気だよ~」



    さやか「……幼女じゃん!!」

    マミ「そ、そんな……まさか杏子がそういう趣味だったなんて……!」

    まどか「歳の差カップルだね♪」

    ほむら(……単純に面倒を見てあげてるだけだと思うけど)

    690 = 1 :


    ゆま「お買いも……きゃっ!?」フラッ

    杏子「危ないっ!」

    ガシッ

    杏子「……ったく、言ったそばから転ぶなよな」

    ゆま「ご、ごめんねキョーコ」



    マミ「だ、抱き着いたわ!」

    さやか「こんなとこであんな大胆な……!」

    まどか「ラブラブだね~、私も……えいっ!」ダキッ

    ほむら「きゃっ! まどかったらそんないきなり……」///

    まどか「えへへ」///

    さやか「……おい」

    691 = 1 :


    ゆま「それにしても残念だったね、ヒトミが来れないなんて」

    杏子「アイツには愛しい愛しい恋人クンがいるらしーからな」

    杏子「今頃仲良くデートしてるんじゃないか?」

    ゆま「ふーん? ……男の子と一緒に遊ぶのって楽しいのかなぁ?」

    ゆま「ゆま、そういうの良く分かんないや」

    杏子「ははっ、もーちょい大人になれば分かるかもな」

    692 = 1 :


    マミ「何を話してるのかしら……」

    さやか「シッ! 静かに、今聞き取るから!」

    さやか「……恋人……男の子……わかんない……」

    さやか「くぅっ、単語だけしか聞き取れない!」

    まどか「ううん、分かったよ! それらの言葉を繋げると――――」

    まどか「『恋人に男の子を選ぶなんてわけわかんない! やっぱり女の子同士で愛し合うのがだよねー』」

    まどか「っていう感じの会話をしてるんだよ!」

    マミ「な、なんですって……!?」

    さやか「や、やっぱり二人はそーいう関係なの!?」

    ほむら「その解釈は強引過ぎるんじゃないかしら……」

    まどか「そんなことないよ! だってほら、わ、私たちだって……」///

    ほむら「そ、そうね、私たちが愛し合ってるのと同じことよね」///

    マミ「はいはい」

    693 = 1 :


    ゆま「さてさて! 何を買ってもらおうかなー」

    杏子「あんまり高いのはダメだかんな」

    ゆま「はーい♪」

    杏子「……やけに素直だな?」

    ゆま「えへへ、そのほーがキョーコの好感度がアップするでしょ?」

    杏子「くくっ……なるほど、実に鬼畜な判断だ」

    杏子「その身体にはすっかりアタシの調教が染み付いたみたいだね?」

    ゆま「えへへ」

    694 = 1 :


    さやか「……鬼畜……調教……身体に……染み付いて……?」

    さやか「な、なによそれ……どんな会話してんのよあいつ!」

    まどか「杏子ちゃんが鬼畜な調教をあの子にして……」

    マミ「か、身体に覚え込ませたってこと!? ナニを!?」

    まどか「杏子ちゃんてば、大人だね……」///

    ほむら「佐倉杏子がそういったことに詳しいとは思えないけど……」

    まどか「……こ、今度、私たちもしてみよっか……?」///

    ほむら「えっ……そ、その、それは……」///

    さやか「ええい! いい加減にしろぉっ!!」

    まどか「ご、ごめんなさい」

    695 = 1 :


    さやか(はあ……まったく、まどかもほむらも色ボケしちゃって)

    さやか(……それにしても、なんか……杏子のやつ)

    さやか(あたし達といるときより楽しそうにしてる気がするなあ……)



    マミ(……私たちには見せない、ありのままの自分をさらけ出してる、っていう感じがするわね……)

    マミ(……やっぱりあのコは特別な関係なのかしら)

    マミ(ちょっぴり、悔しいな……)

    696 = 1 :


    さやか「……よっしゃ、決めた!」

    マミ「美樹さん?」

    さやか「杏子とあの子が……その、恋人同士だっていうならさ」

    さやか「二人で仲良く使えるようなものをプレゼントしてやろーよ!」

    まどか「あっ、それ素敵だね!」

    マミ「……そうね、それもいいわね」

    マミ「杏子たちの幸せを願って……ペアになっているものを贈りましょう!」



    ほむら(……どうしよう、完全にタイミングを逃したわ)

    ほむら(いまさら『あの二人は恋人じゃない』なんて言い出せない……)

    697 = 1 :


    さやか「んじゃ何にする? カップルが使うものって言えば……夫婦茶碗とか?」

    まどか「め、夫婦茶碗?」

    マミ「女子中学生が喜ぶものじゃないでしょう、それは……」

    さやか「あはは、確かにそーだね」

    マミ「食器を贈るなら……ティーカップとかのほうが良いんじゃないかしら」

    まどか「うん、カップなら可愛いデザインのも沢山ありそうだよね!」

    698 = 1 :


    杏子「あー、そういやアタシのお気に入りはマミが割っちゃったんだよな」

    マミ「ごめんなさい、あのときは色々あってボーッとしてたから……」

    さやか「ならカップでちょうど良さそうだね。後はどんなデザインのにするか……」

    さやか「……って杏子!?」

    まどか「あ、えっ!? い、いつの間に!?」

    杏子「よぉ、こんなトコでなにしてんだ?」

    ゆま「こんにちわー」

    699 = 1 :


    杏子「なんか買い物の相談でもしてたみたいだったけど……」

    マミ「いえっ、べ、別になんでもないわよ!」

    さやか「そ、そうそう! たまたま通り掛かっただけなんだからねっ!」

    杏子「ふーん?」

    まどか「きょ、杏子ちゃんこそどうしたの? その子とお買い物?」

    杏子「おう、ちょいと約束してたもんだからね」

    ほむら「……良かったら紹介してもらえるかしら、その子のこと」

    杏子「ん? ああ、コイツはゆま。千歳ゆまだよ」

    ゆま「初めまして!」ニパッ

    杏子「ま、なんつーかアタシの弟子みたいなモンだね」

    マミ「で、弟子!?」

    さやか「ホントに!?」

    杏子「こんなことで嘘ついてどーするよ」

    700 = 1 :


    まどか「あの……杏子ちゃんは、その子とデートしてたんじゃないの?」

    杏子「はぁ? デートぉ? アタシとゆまがか?」

    杏子「ありえねーだろ、何言ってんだ?」

    ゆま「デートって……男の人とするやつだよね?」

    さやか「……ちょっとキュゥべえ?」

    QB「あれ、おかしいな……この国では二人で買い物に行くことをデートって呼ぶんじゃなかったのかい?」

    マミ「はあ……なんだ、やっぱりキュゥべえの勘違いだったのね……」

    杏子「??」


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