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    元スレ一方通行「一方一家・初夏の旅行計画……ふざけてンのか」芳川「いたってまじめよ」

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    みんなの評価 : ★★
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    151 :

    もどりました。レスありがとうございます。励みになります


    >>136>>142

    すっかり前スレの案内を忘れていました。本来なら>>2に書くべきことだったのに……
    不出来な>>1で申し訳ありません。あちらもこちらも大分ズレてますが愉しんでもらえたら幸いです

    >>143
    屋さンシリーズは大好きです超リスペクトですがあそこまでいけません
    速筆ではないと思います
    黒子愛は趣味です


    >>144
    そんなコーヒーを扱う芳川……ゴクリ


    >>147
    そんな店があるのですか。都会ってすごい
    鹿児島の有名な店ってなんだ……むじゃきくらいしか予定してないよどうしよ



    さてさて一向に学園都市から出発しないこの旅行編もようやく出立のようです

    メンバー顔あわせで早速あれな人があれな琴を言い出しますがいつものことです


    途中レスはどうぞお好きに。一方さんと突っ込んであげてください

    それでは投下します

    152 = 1 :

    空港

    一方通行「……」

    番外個体「……」

    黄泉川「……」

    芳川「……」

    アレイスター星野「やっ、ぐ~ぜ~ん」

    一方通行「見え透いた嘘ついてンじゃねェェェェェ!!!」

    打ち止め「わーいおねぇさまだ!!おねぇさま達も一緒なの!?ってミサカはミサカは思わぬサプライズに飛びついてみたり!!!」

    御坂「あっはは……なんかそういうことになっちゃって」

    上条「いや、お邪魔するつもりはないのでございますよ!!あれなら俺達は全然別行動で」

    黄泉川「まぁいいじゃん。せっかくだから一緒にいけばいいよ」

    芳川「家族団らんってわけにはいかなくなったけど、多いほうがなにかと楽しいしね」

    上条「あ、ありがとうございます!」

    153 = 1 :

    番外個体「え~~~」ブッスー

    一方通行「……別にかまわねェけどよ、お前が昨日何食わぬ顔で見送ったのが気にくわねェンだよこら星野こら」ギリギリギリ

    アレイスター星野「ふふふ、いい演出だろう。ちょっと待ってそれギブ、ギブ」ギリギリギリ タップタップ

    佐天「いやぁ昨日突然星野さんから電話があったときはびっくりしちゃいました。お世話になりま~すアクセラさんご一家!」アッハハハ

    一方通行「はいはい……俺としても当麻がいるのはありがたいからな」

    御坂「え?それはもしかして  あいつとたった数日でも離れてるなんて……  的な!?」ササッ

    一方通行「ちげェよ男手的な意味だよなンだそのメモ帳」

    御坂「いやぁ今度の新刊につかうネタがなくってぇ」

    一方通行「なんのことかは聞かないでやる」

    御坂「サークルGE☆KO☆TAの新刊『いちゃレー(いちゃいちゃアクセラレータ)15』に決まってんでしょ!!」バンッ

    一方通行「聞かねェって言ってンだろなんで言うそして現物を出すゥゥゥゥゥ!!!!バカかお前はァァァァァァァ!!!!!そしてタイトルアウトォォォォォォォ!!!!!」

    154 :

    御坂さん……もう戻ってこられないのね

    155 :

    美琴が腐ってやがる…だと…

    156 :

    遅すぎたんだ・・・

    157 = 1 :

    黄泉川「いやぁこりゃ酷いじゃん」ハハハ

    上条「上条さんはこんなに美形じゃありませんよ~」ハハハ

    佐天「最近御坂さんオープンになってきましたね」ハハハ

    一方通行「読むなァァァァァってかお前ら寛容だな!?!?!?普通ドン引きしてるとこだろ!?!?!?」

    御坂「それだけあんたたちがお似合」

    一方通行「言わせねェよバカ野郎!!!」

    番外個体「は~いおちびは目をふさいでおきましょうね~」

    打ち止め「え~なんで!ミサカだけ仲間はずれやめて!ってミサカはミサカは身をよじって脱出を試みてみたり~~~」

    一方通行「ありがとう番外個体お前が始めて良心的にみえた」


    芳川「ついてくるのはこれだけ?」

    アレイスター星野「いや、あと一人だ。もうついているはずだが……荷物に時間がかかっているようだな」




    神裂「お、お待たせしてすみません!」タッタッタッタ

    158 = 1 :

    一方通行「よォ。ンだァかンざき、お前も一員か?」

    神裂「あ、え、はい!突然ですがご同行してよろしいですか?」

    一方通行「かまわねェよ。これ以上ガキが増えるよりよっぽどましだお前なら。大歓迎だ」

    神裂「そうですか。それは……嬉しいです」テレテレ

    一方通行「ななちゃンは連れてくるの手間取ったろ」カカカ

    神裂「はい、手荷物にするのを凄く反対されたんですが、押し通しました。これはストラップですから!!!って」

    一方通行「お前強情になるな、ななちゃンのことになると」



    御坂「なぁんか私達が行くって分かったときより露骨に態度が違くない?」

    番外個体「おねぇさま、超電磁砲うつならミサカがバックアップしちゃうよ」

    芳川「やめなさいここ空港」

    佐天「これは私としても予期せぬサプライズ!写真撮って初春におっくろ~」パシャッ

    上条「い、いやがらせじゃねぇか。なんでそんなこと」





    佐天「だってこの旅行で私の今月のお小遣い全部ぶっとんじゃうんですよこれくらいさせてくださいよなんですか薩摩切子のあの相場低能力者だからってバカにしてんですか」

    上条「切れないでくださいお気持ちは分かります。上条さん無能力者です。ごめんなさいほんとごめんなさい」

    159 = 1 :

    係員「チケット拝借しま~~す」

    一方通行「ン」

    係員「はい、どうも~~~」

    ピッ

    ビーーーーーーーーー

    係員「あれ?」

    一方通行「あァ?」

    係員「お客様、こちらキャンセルになっているようですが……」

    一方通行「はァあ!?」

    番外個体「ぎゃはは!だっせぇ第一位!!なにしてんの!?海外何度目だよ!?」

    一方通行「うっせ!どういうことだよおい、キャンセルゥ?」

    係員「どういうことも、その、こちらの席はお客様自身が昨日の昼過ぎにキャンセルしたという記録が……」

    一方通行「はァァァァ!?!?」

    黄泉川「もぉ先頭のあんたがもたついてどうすんじゃん!早くしなぁ!」

    一方通行「ちょ、チョイ待て……ちょっといったん下がれお前ら下がって集合!集合!!」

    160 = 1 :

    上条「チケットがキャンセルされてたぁ?」

    一方通行「おォ。俺は絶対ンなことしてねェのに、確かに画面にはその記録が映ってた。どうなってンだよこりゃ」

    アレイスター星野「ふふふ、キミは誰かに恨まれでもしてるんじゃないかね」

    一方通行「……てめェの仕業じゃないだろうなこら星野」

    アレイスター星野「何のメリットがあって?今回はわたしではないよ」

    打ち止め「ね~~早くしないと行っちゃうよ~~ってミサカはミサカはあなたの服の裾をぐいぐい引っ張ってみる」グイグイ

    一方通行「ちょいまてガキ……あ~~~、もうお前ら俺置いて行け。時間がもったいn」

    芳川「」バッシャァァァァ

    一方通行「どっから出したてめあっつゥゥゥゥううううう!!!!」ゴロゴロゴロ

    神裂「こ、これが噂にきく芳川女史のコーヒーかけ!なんと無駄のない動き!聖人のわたしでさえ見切れるかわかりませんね……!」ゴクリ

    番外個体「あなたが一緒じゃないと意味なぁいでしょぉ!?なに言ってんのよ」

    黄泉川「そうじゃん!一方一家・初夏の旅行計画って旅のしおりにも書いてあるじゃん!!」バンバンッ

    御坂「この表紙打ち止めが描いたんだ。あんた筋いいわね、今度ベタとか手伝い……」

    上条「もだえてる親友の代わりに言おう、ビリビリちょっと黙ってなさい」

    御坂「」

    佐天「しっかたありませんねぇアクセラさん!ここはこのさてんさんが知恵を授けてあげましょう!」

    一方通行「あっつゥ……あァ?ンだよさてン。いい方法あンのか?」カチッ シュパッ カチッ

    佐天「ふっふっふ……アクセラさん」








    佐天「あなた、エスパー伊藤を知ってますか?」

    161 :

    ざわ・・・

    163 = 1 :

    荷物預かり所

    係員「次の方どうぞ~~」

    アレイスター星野「頼むよ」

    係員「はい、ありがとうございます。お飲み物などは入っていませんか?」

    アレイスター星野「あぁ、しまった。ペットボトルのものが一本入っているんだ。手荷物に入りきらなくて」

    係員「よくありますよね、よろしいですよ。ですが少量だけ検査のために使いますがそれでも?」

    アレイスター星野「かまわない」

    係員「おそれいります~。開けますね。しかし大きい鞄ですね」

    ジーーーッ

    係員「え!?!?きゃぁ!?ひ、人!?!?!?!?」

    一方通行「」

    アレイスター星野「ははは、お嬢さんよく見たまえ」

    係員「え……あ」







    係員「なんだ!超リアル・アクセラ人形ですか!驚きましたよ!!」

    一方通行「(なん……だと)」

    164 = 1 :

    係員「今はもう製造してないせいで中々手に入らないんですよね、そもそも流通している数も凄く少ないっていうし」

    アレイスター星野「たまたま手に入ってね。話の土産に、と」

    係員「学園都市でもあまりお目にかかれないですものね、第一位さんは。しかし凄い出来ですね本当の人間みたい」

    一方通行「」ジーッ

    アレイスター星野「もういいかな?」

    係員「あぁ、失礼しました。お飲み物のほう、すぐ検査しますね」

    カチッ  ポーン

    係員「はい、大丈夫です。こちらの荷物お預かりしますね」

    アレイスター星野「丁寧に扱いを頼むよ。私にとって命の次かそれ以上に大事なもの、に関わってたりなんだったりするから」

    係員「ふふふ、かしこまりました」

    ジーーーーッ ポスッ ガタガタガタガタ……



    一方通行「」

    一方通行「」

    一方通行「(一方一家にはこだわったのにその一方部分が荷物扱いってどういうことだよ)」

    一方通行「(もうやだなにこれ助けて闇咲くン)」グスン

    ゴトゴトゴト……

    165 = 1 :

    打ち止め「わぁ!ミサカ窓際!ってミサカはミサカは発射間際でドキがムネムネ!!」

    芳川「おちつきなさい。あとそれしんちゃんでしょ」

    番外個体「いやぁやっぱり空の旅は普通の旅客機にかぎるよね~。音速旅客機なんて、ミサカもう二度とこりごりだよ」

    黄泉川「音速なんて大そうなもの使わなくても、ここからならものの数時間じゃん。国内にしてよかったじゃんね」

    佐天「あっれぇ?初春からメール帰ってこないやぁ。離陸前だから切らなきゃなんだけどなぁ……まぁいっかぁ」ピッピッ

    神裂「ふふふ、ななちゃん今日はお空が多くて大変ですよね。火織ですか?そうですね、彼と会えてすぐ別れたのはさみし……ってなに言わせてるんですか」バシッバシッ

    佐天「かおりさん、添乗員さんが凄い見てますからあんまり刀は……」

    御坂「い、いい!?これは、その、星野さんが気を利かせてくれたんだからね!?私が常に発してる電磁波で機械が故障しないようにって!し、しかたなぁぁぁぁくこうするんだからね!!!勘違いしないでよ!?いい!?」

    上条「はいはい分かったからさっさと手をつなぎますよぉ」ギュッ

    御坂「は、はう……」ふにゃぁ

    上条「ったくビリビリはどこまで行ってもビリビリだなぁ」

    御坂「う、うるさぁい、馴れ馴れしくすんなぁ!もっとちゃんと握れぇ!」

    上条「はいはい、どっちなんだかまったく」




    一方通行「……」

    一方通行「……」

    一方通行「(俺、主人公なンだよな?)」

    一方通行「(あンなにがンばって、ふンばって、ダチ作って)」

    一方通行「(そしてこの仕打ちか)」

    一方通行「(ラブコメは全部当麻のものなのか)」

    一方通行「(お供はたった一本のい・ろ・は・す)」

    一方通行「(そこは芳川コーヒーよこせよ持ってただろどっかに)」



    一方通行「(こんなの、家族旅行じゃないやい)」グスン


    一路!鹿児島へ!!!

    166 :

    やっぱ闇咲くんだな

    167 = 1 :

    そんなこんなで出立のくだり、終了です

    思ってた以上に一方さんが可哀想になってしまいました

    本物の超能力者がエスパー伊藤のマネなんて恥ずかしいったらないですね


    明日は昼過ぎに来たいと思います

    ようやく鹿児島ミサカ登場です

    新幹線も考えていたんですが

    どうしても鹿児島空港ネタを入れたかったので飛行機にしました。すみません

    山はまた別の機会……があるのだろうか




    ここまでは、風が強くてなんかやばいよ怖いよな鹿児島からお送りしました

    それではまた次回

    よしなにしてやってください

    168 = 154 :

    乙!楽しみにしてるぞ鹿児島!!

    169 = 166 :

    本当凄いなぁ…次回も楽しみにしてます乙!

    170 :

     鹿児島と言えば市内の結構有名らしい喫茶店で食べた「白熊」がインパクト大だったww
    直径30センチくらいの深めのボールに山盛りのカキ氷・・・。真夏なのに半分食っただけで
    体が冷え切ってリタイヤ続出wwww

     友達5人で行ったんだが完食できたのは頭がキーンってならない俺だけで、おかわりしよう
    としたらギブした連中の分を処理してすごい満足した。

     あと、鹿児島の友人曰く「鹿児島に来たら酒は芋焼酎一択!お湯、水、氷は邪道!生(き)が常識!!」
    だそうです。実際、高級な焼酎は割るのが勿体無いと思うくらい美味いよ。

    171 :

    しろくまはコンビニに売ってるカップアイスのやつでも十分ウマイ

    172 :

    空港で買ったなめらかなスイートポテトが美味かったなぁ
    紅芋とか紫芋があるやつ

    173 :

    乙です。
    鹿児島ミサカか。なんか麦わら帽子かぶって鍬持ってそうなイメージがあるな。
    桜島大根とか作ってそうな。

    174 :

    薩摩揚げが超うまかった覚えがあるなー

    175 = 1 :

    みなさまどうもです。

    レスありがとうございます励みになります

    >>170
    そこがむじゃき……だと思うのです
    なにぶん本店のう方には長いこと足をはこんでないので、ちょっと詳しい外観とかは思い出せないのですが





    さてさて、ようやく鹿児島までやってきました

    無事一方さんたちを満足させてあげることができるでしょうか……がんばります

    それでは始めます

    きょうもよしなにどうぞ

    176 = 1 :

    ジーーーーッ

    一方通行「ぶはァっ!!」スポッ

    上条「よ!お疲れさん」

    一方通行「あァ、当麻。機内でのラブコメは楽しかったですかァ?」ブツブツ スルスル

    上条「なんのことだよ?上条さんは窓の外眺めてましたよ~鹿児島って山多いなぁ」ハハハ

    一方通行「鈍感野郎め。ンでここは……トイレか?」

    上条「おう、人目のつくとこで開けちゃまずいだろ」

    一方通行「そうな、っあァーーー体硬ェ」バキバキッ

    上条「ははは。さて、そろそろ行こうぜみんなを待たせてるし」ガチャッ

    一方通行「分ァった。表には誰もいねェだろな?男二人で個室かあらでたら……」






    カシャッ ピロリーン シャシンヲトッタゲコ!


    一方通行「」

    上条「」





    御坂「……」


    御坂「にゃ~」

    一方通行「真正面でとらえてるのにとち狂ってンのかお前」

    177 = 1 :

    一方通行「よォ、さっきぶり。荷物がお届きですよォ」

    番外個体「拗ねてる拗ねてる!無様だねぇ第一位」プププッ

    打ち止め「ごめんねあなた、ってミサカはミサカはあなたのことが気になってあまりはしゃげなかったことを報告してみる」

    一方通行「うそつけお前その手にもってる飛行機のオモチャはなンなンですかァ」

    黄泉川「あんまりごねるもんだから買っちゃったじゃん。まぁ記念記念」

    芳川「行く先々で買ってるような気がするけどね」

    佐天「可愛ぁいいなぁ打ち止めちゃん。それにしても……ここが鹿児島空港ですか」

    一方通行「あァ……なンてか、その」




    一方通行「狭ェな」

    上条「あんまりそういうこと言うんじゃありません。上条さんも最初、横に凄く長ぇ銀行みたいな見た目だな!って言ったら凄い悲しい目で見られました。怒ってないんです、悲しい目なんです」

    御坂「国際線の方明かりついてないわよ。出る日と出ない日があるのかしら。おっどろきね」

    上条「節電ですよきっと。夏に下手したら計画停電ありえるらしいんですよ察してやれよ」

    178 :

    まー地方空港ってのはね…そんなもんよね

    179 = 1 :

    神裂「お待たせしました!」タタタッ

    一方通行「おォかンざき。また止められたンか?」

    神裂「いえ、あの、見知らぬ御仁にななちゃ……あ~、刀のことを聞かれまして」

    上条「刀の?」

    神裂「はい、その方は居合道を嗜んでらっしゃるみたいで」

    佐天「居合い?ってなんです?」

    神裂「刀を用いた型の動きを通して精神を鍛える、というものらしいです。びっくりしましたよ相当なお年なのに別れ際の握手でもの凄い強さが伝わりました。決してきつく握ったとかでなくです」

    一方通行「……ンなのがその辺歩いてンのかよ怖いな鹿児島」

    上条「きっとたまたまですよ、たまたま」



    打ち止め「あ!篤姫の写真パネル発見!ってミサカはミサカは早速駆け寄ってみる!!」

    番外個体「あったねぇ篤姫」

    黄泉川「もう結構前なのに、まだ置いてあるのか。どれだけ篤姫頼りなんじゃん」

    芳川「愛穂やめなさい来てそうそう喧嘩売るのはやめなさい」

    180 = 1 :

    一方通行「星野はどうした?」

    佐天「さつま揚げ、実に興味深い。って、売店のおねぇさんと話し込んでます」

    一方通行「それガリレオじゃねぇかよ福山でも。せめて竜馬ネタにしろよあいつ」スタスタ カツカツ


    アレイスター星野「ふむふむ。では、一番の本場はこちらより西側の串木野へいかねばならない、と。良いことを聞いた。ガイドの者に是非立ち寄る暇がないか聞いておこう。ありがとう、娘さん」

    一方通行「おい星野はや……お前目茶苦茶買ったな早ェよ帰りにしろよ」

    アレイスター星野「ふふふ、なにを言うのか。これは私が今から自分で食べるようさ」ムシャムシャ

    一方通行「ビニール袋5つ分をか。お前もうほんと暴食シスターに似てきたな」

    アレスター星野「超美味しいんだよ」ムシャムシャ

    181 = 1 :

    番外個体「あ。ミサカ?ミサカだけど。私らもうついたんだけどさ、あんたどこいんの?」

    番外個体「……1番出口?あ~、ここ3番だわ。わかった行くよ……待っててって?そ、サンキュ。じゃね」

    ピッ

    番外個体「出てくるところをあっちの方と勘違いしてたってさ」

    佐天「同じような出口が横長に三つですからね~」

    一方通行「そいつは何で来てンだ?」

    番外個体「お世話になってるお家の人にレンタカー借りてもらったって。急遽増えたからね」

    一方通行「マイクロバスかなンかか。じゃ大丈夫だな」

    御坂「どんな妹かしら……あんまり外の妹のこと知らないのよねわたし」

    打ち止め「ここの個体は比較的おとなしいから平気よ、おねぇさま」




    打ち止め・番外個体「「普通にしとけば、ね」」

    182 :

    禁書目録「それは私の専売特許なんだよ」

    184 = 1 :

    一方通行「お、アレだな」



    ウィーン

    13153号「お待たせしました。どもみなさま初めまして、鹿児島ミサカことミサカ13153号、人呼んで西郷さんミサカです、とミサカははるばる関東からいらっしゃったご一行におじゃったもんさ~~~」

    一方通行「お、おう」

    芳川「不思議なイントネーションね」

    13153号「そうですね。標準語の『ミサカ』が『ミ(↑)サカ(↓)』なのに対して、わたくし鹿児島ミサカは鹿児島発音ですんで『ミ(↓)サ(↑)カ(↑)』です、聞きなれないかもしれませんがよろしくお願いします。とミサカはぺこりと頭を下げます」

    打ち止め「こちらこそよろしくね!リアルでははじめまして!ってミサカはミサカは13153号にご挨拶!」

    黄泉川「よろしくじゃん!」

    芳川「お願いするわね」

    佐天「よろしくお願いします!鹿児島御坂さん!」

    アレイスター星野「美味しい料理を頼むよ」

    一方通行「世話nなンな」

    13152号「はい!お任せください!とミサカはもう張り切ってガイドする決意を固めます」フンス


    上条「俺からもよろしく。なんか、発音以外はそんなにかわらねぇんだなぁ」

    13153号「おじゃったもんさ~は鹿児島弁で『いらっしゃいませ』等の意味合いですが、普段じゃ全くつかいませんからね、とミサカは暗にいまどき鹿児島弁をべらべら喋るような若者はいないことをお教えします」

    上条「なぁんだ。俺、ってきり……」









    上条「鹿児島の人って、みんなごわすごわす言ってるのかと思ったよ」ハハハハハ

    13153号「」

    上条「あ、あれ?どうした?」



























    13153号「ぅな今なん言ぅたけ?」(あなた今なんと言いましたか?)

    全員「!!」

    上条「あ、はは?」

    186 = 1 :

    ※ここからは濃厚な鹿児島弁となります。しかも鹿児島発音をなるべく忠実に再現していますので面倒な方は()内だけ読むといいでしょう

    13153号「じゃっどなぁ~。かごぃまぁぅんらから見れば~いっきバカにしたいいぅ気持ちになるんもまこてよぉ分かる~~」(そうですね。鹿児島はあなた達のような都会の人から見ればすぐにバカにしたくなるという気持ちも本当によく分かります)

    13153号「じゃっどなぁぁ!!!うんにゃおぃはそぃがわっぜ許せんのよ!!!わっっっぜぇはらかくぅ~!!!ないごちよ!!!!!!」(だけどですね(こういう用法もある)!!いいえ私はそれがとても許せません。とても腹が立ちます。どういうことですか)

    13153号「ぅな知っとるけ~!?!?!?かぉいまが!!!!サイゴーさんがぁおぉくぼさんがぁ~~!!!!明治の時分にどぃだけえらい事をしょったか知っとっけ~~!?!?!?!?」(あなたは知っていますか?鹿児島が、西郷さんが大久保さんが、明治の時代にどれだけ偉いことをしたのか知っていますか?)

    13153号「そぃもしやんと~!!かぉぃまを馬鹿にすっとおぃもがっど!!!!!うったくって~ぐらしかことにしてくれっがいいけ~~~!?!?EK(こんな発音)!?!?!?!?!!?」(そういうことも知らないで鹿児島のことを馬鹿にするなら私も怒りますよ。ぶん殴ってむごい状態にしてあげますがいいですか?いいですか?)



    番外個体「……(鹿児島ミサカは切れると怖い)」

    打ち止め「……(何せ、一方的に怒られると何を言ってるか分からないから)」

    番外個体「……(しかも早口)」

    打ち止め「……(ところどころ『~』で伸ばすのに超早口)」

    全員「(これは怖い)」




    ガミガミガミ

    187 = 1 :

    上条「すみませんでした……」

    13153号「だからよ~。ほんのこつほがなかツンツンがぁ~けいたくっど」(本当ですよ。ほんとに愚か者なツンツン頭ですね。蹴り散らかしますよ)

    上条「思い込みだったんです。ドラマとか、あの、そういうので……」

    13153号「ぎをゆぃなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!さっくらじまん大根なぁ鼻からいれちゃろうけ~~~~!?!?!?」(文句を言うな!桜島大根を鼻からいれましょうか?)

    上条「すみません!すみません!!!」

    13153号「かぉぃまに謝らんね」

    上条「鹿児島のみなさま誠に申し訳ありませんでした」

    13153号「サイゴーさんにも」

    上条「西郷さん……」

    13153号「サイ(↓)ゴー(↑)さん(↑↑)よ!!!!」

    上条「サイゴーさんごめんなさい生意気言ってごめんなさい」

    13153号「ん。そぃでよか」

    13153号「……」





    13153号「あ!!!す、すみません上条当麻!!ミサカ今切れちゃってましたか!?ごめんなさい!!とミサカはいつの間にか土下座しているあの人に心底慌てます!!!」アワアワ

    上条「生まれてきてごめんなさい」


    13153号「ネガティブモードに!?!?あぁぁこれだから言われてたのにぃぃぃ!絶対怒るなってみんなに言われてたのにぃぃぃとミサカはお世話になっているみなさんの忠告を思い出して涙目になります!!」ウワァァァン




    番外個体「すぐ覚めるんだよね言うだけいうと」


    一方通行「……損な性格してンなァ」

    188 = 154 :

    こえぇな

    190 = 1 :

    車内

    13153号「ほんと申し訳ないですみなさん。変な空気にさせてしまって」

    佐天「いやぁなんだかおもしろかったからいいんですよぉ妹さん」

    芳川「私も気にしてないわ。妹達の感情表現が成長していることが確認できたし」

    神裂「……大丈夫ですよ、鹿児島さん」ポンッ

    13153号「あ、ありがとうございます。とミサカはお噂のかおりおねぇさんの暖かな優しさにうるっときます」

    神裂「誰だって、ぶちきれるとうっせぇんだよ、とか、ど素人が、とか言ってしまうものですから」

    13153号「同類をみつけた目だったよちくしょう」

    黄泉川「このまま鹿児島市に向かって飛ばせばいいんじゃ~ん?」

    13153号「あ、はい。最初は研究施設に行くんですよね?とミサカは芳川女史に確認をします」

    御坂「研究所?どうしてそんなとこに行くの?」

    打ち止め「はやく遊びたいよぉ~!ってミサカはミサカは」

    芳川「仕方ないでしょう。あなたたち二人がなにかあったとき駆け寄るのはそこだから挨拶しとかなきゃだし、それに、一方通行の充電器も用意してもらってるからお礼言わないとね」

    番外個体「周波数ちがうもんねぇ~どんまい白モヤシ!あちらさんが忘れてたらあなたずっと寝たきりだ!」ギャハッ

    一方通行「うっせェ性悪。当麻、いい加減元気だせよ。な」

    上条「ごめんなさいごめんなさい」

    アレイスター星野「最後の一個食べるかね?」モシャモシャ

    一方通行「早ェよだから」

    13153号「あぁぁぁぁほんとに!!ほんとにごめんなさぁぁぁいとミサカはもうこれどうしよどうして請うなったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

    191 :

    >>189
    自虐ネタw

    193 = 1 :

    ここらで小休止です。いやぁ思った通りに鹿児島ミサカを動かせてよかった


    >>189
    だからよ~鹿児島とかマジありぇんよね~
    きょうもおれ、電車乗り過ごしてあめん中待ってたけどさ~
    朝だからよかったけどこれ時間によっては30分以上だもんね~
    最近灰ふるしさぁ~なんなのけ~~~


    それではまたあとで

    鹿児島よいとこ一度はおいで
    もう一度来たくなるかは知りませんが

    195 = 183 :

    >>194
    故郷に対してツンデレとかハードル高ェなァ―――
    鹿児島弁の勉強になった。乙です!!

    196 = 1 :

    もどりました

    >>183
    エスパー伊藤フラグでした、と言っておきます


    >>185
    13152号ってだれやねんですね……また出たよこの数字音痴め
    すみません。いるのは一人だけですから

    >>194
    今から少し、そのあたりについて触れようとおもいます
    もしもあなたが大学生で、しかも某大学の生徒なら
    ちょっと不快になる話かもしれません
    というか、こちらとしてもあまりそういう話をしたくはないのですが
    せっかくなので言っちゃおうかと思います

    みなさまにもご注意なのですが、この後どっかで大分チラ裏な内容が入ります
    読み飛ばしちゃってかまいません。多分2レスほどです

    それではいきます

    197 = 1 :

    13153号「そんなこんなでやってきました、鹿○島大学です」

    打ち止め「桜島きれいだったね!ってミサカはミサカは高速から垣間見たあの姿に大興奮!!!」

    番外個体「あとでもっと眺めがいいとこに行くってさ。おちつきながきんちょ」

    一方通行「大学の中にあンのか研究所」

    13152号「えぇ、学園都市とも連携が取りやすいですしとミサカは都合上の理由を述べます」

    佐天「うわ!?なにあの目玉!!」

    御坂「でっか!建物のガラスからもはみ出てる。凄い設計ね」

    13153号「どこ科のでしたかね……失念しましたが、鹿児島大学玄関口にあるので大学の顔のようなものですね。目だけですけどとミサカは……ふふふ」

    一方通行「別にうまくねェよ」

    上条「コンクリ性の灰色目玉。ちょっとホラーだなぁ」

    神裂「あれは図書館ですか?大きいですね。校舎も軒並み真新しそうです」

    黄泉川「まぁもちろん学園都市のものには負けてるけど、さっすが鹿児島を代表する大学じゃん!」

    13153号「……それは」




    13153号「どうですかね、とミサカは行く先に思いをはせて顔を曇らせます」

    全員「?」

    198 :

    中学~高校と鹿児島に住んでたぜ。
    ということでハイパーモードの妹の言葉もなんとなく分かった。

    199 = 1 :

    ガサカサカサ

    一方通行「……あァ」

    佐天「お、奥に行って見るとそこそこ古い建物とかあるんですねやっぱり」ハハハ

    13153号「……長くあることだけが取り得ですから、とミサカは若干のぼやきをいれます」

    芳川「?どういうこと?いくら田舎でも、ここはこの県の公立大学でしょ?」

    御坂「そ、そうよ。あの、ほら伝統とか格式、とか……」

    上条「そうだよな。地元の勇士が集うとか、俺はそういうイメージだったんだけど」

    番外個体「ミサカ達はよく分かんないや」

    打ち止め「」ウンウン

    一方通行「……」

    13153号「……やはりそう思われますか。いいでしょう。ちっとばっか過激なことを言おうかと思います」





    13153号「この大学は。いわゆる駅弁大学でしかないのですよ、所詮は」

    200 = 192 :

    駅弁は国立なんよ
    公立と同じにされたら生きていけんのよ


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