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    元スレ一方通行「コーヒー屋さンでェす」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ほのぼの + - コードギアス + - 一方通行 + - 黒子 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    黒子「いいですか?無理矢理連れてきてはいけませんわ」

    一方通行「じゃどォすればいいンですかァ?」

    黒子「まず高圧的な態度はNGですの!」

    一方通行「ふむふむ」

    黒子「そして、あまり強引に誘ってはいけませんの!」

    一方通行「つまり、弱気に下手に出る感じだなァ?」

    黒子「……ちょっと違いますが、そんな感じですわ」

    一方通行「任せとけェ」




    一方通行「……」オドオド

    美琴「あれ、一方通行?どうしたのこんな所で」

    一方通行「超電磁砲か……あの、さァ」ソワソワ

    美琴「な、なに?どうしたの?」

    一方通行「その、あの……よかったら……コーヒー、飲ンでいかねェか?」ウワメヅカイ

    美琴「」ズキューン

    52 = 1 :

    美琴(え?何コイツ?どーしたの?)

    美琴(なんか誘われた!なんか可愛い!)

    一方通行「ダメ……かァ?」オドオド

    美琴(ぐはっ……上目遣いなんて……!)

    美琴「い、いいわよ!行きましょ!!」

    一方通行「はい1名様ご案内ィー」スタスタ

    美琴「えっ」ズルズル


    カランカラーン


    黒子「お姉様!ご注文は何になさいますの!?」

    美琴「え!?黒子?」

    一方通行(俺呼び込みの才能あンのかなァ)ホクホク

    53 = 1 :

    美琴「はぁ……なるほど、実験ないから暇つぶしにね」

    一方通行「そォだ」

    美琴「……なんか騙された気がする」ボソ

    一方通行「あン?」

    美琴「なんでもないわ、紅茶お願いね」

    一方通行「わかりましたァ」スタスタ



    黒子「お待たせしました」コト

    美琴「ん、ありがと」

    黒子「ごゆっくりどうぞ」ペコ

    美琴「ねぇ、あんた学校とかジャッジメントは?」

    黒子「基本的にこちら優先な設定で……」

    美琴「ああ、そう……ゴメン、そういう感じね」

    54 :

    想像したらヤラレタ
    可愛過ぎだろおおおおおおおおおおおおおおおおお

    55 = 1 :

    美琴「あれ?クッキーついてる……サービスいいなー」サクサク

    美琴「美味しい……」



    一方通行「……」ニタリ

    黒子「ですから隠れてお客の反応を覗かないでくださいまし!」グイグイ

    美琴「ねぇ、このクッキー誰が作ったの?」

    黒子「マスターですわ」

    美琴「マスター?」

    一方通行「マスター」ハイ

    美琴(アタシより料理上手って事じゃない……悔しいわ)

    一方通行「ベクトルクッキーでェす」ハイ

    黒子「もうなんでもアリですのね……」

    56 = 1 :

    カランカラーン


    黒子「あ、いらっしゃいませー」トテテテ

    美琴「ふぅ、美味しかった」

    一方通行「またどォぞ」

    美琴「今度は友達連れてくるわね」

    一方通行「おォ、頼むわ」

    美琴「……それから、今日みたいな呼び込みはやめなさいよ?」

    一方通行「なンでだよ?」

    美琴「なんでもよ!」


    黒子「マスター!オーダーですの!」

    美琴「じゃ、またね」

    一方通行「ありゃりゃっしたー」ペコリ

    黒子「ありがとうございましたー」ペコ

    57 = 1 :

    閉店後―――。


    一方通行「今日は客の入り良かったなァ」

    黒子「そうですわね」

    一方通行「ま、小さい店だから2人でも充分だな」

    黒子「はい、そうだと思いますの」

    一方通行「そうだと思いますの?」

    黒子「え、ええ、そうだと思いますの」イラッ

    一方通行「明日も頑張りましょうですの!」

    黒子「ぐぬぬ……わかりましたの」

    一方通行「ジャッジメントですの!」キリッ

    黒子「うわああああああああ!もう許しませんわあああああああああ!!」

    一方通行「鍵閉めるから早く出ろ」ポイ

    黒子「なんなんですのおおおおおおお!?」

    一方通行「さようならァ」スタスタ

    黒子「ちくしょう、ちくしょうですの……」エグエグ

    58 = 1 :

    次の日---。


    黒子「コーヒーになります」コト

    黒子「紅茶になります」コト

    黒子「あ、おしぼりですか?少々お待ちくださいまし」

    黒子「え?はい、サンドイッチがお一つ……」



    一方通行「超忙しいですのォ」ゴロンゴロン

    黒子「マスターも手伝ってくださいまし!」ハァハァ

    一方通行「えェー……今日は気分が乗らねェ」ダラダラ

    黒子「ならこんな店閉店ですの!」ハァハァ

    一方通行「わかったわかったァ」スタスタ

    黒子「ああ、こんな感じで大丈夫なんでしょうか……?」

    59 :

    黒子がかわいすぎる。

    60 = 1 :

    一方通行「なンか落ち着いたなァ」

    黒子「……疲れました」

    一方通行「お前何飲む?」

    黒子「あ、ではレモンティーでお願いします」

    一方通行「まァ聞いただけなンですけどね」

    黒子「うがああああああああああ!!」

    一方通行「うるせェなァ」コト

    黒子「ああぁぁ……?こちらは?」

    一方通行「あン?レモンティーだろォが」

    黒子「あ、ありがとうございます」

    一方通行「よし、呼び込みやってくる」スタスタ

    黒子「強引はNGですわよー」

    一方通行「了解ィー」スタスタ

    61 = 1 :

    一方通行「……ン?」

    ミサカ「おや、一方通行こんにちは」ペコリ

    一方通行「よォ」

    一方通行(……知り合いは強引でも大丈夫だろォ)

    ミサカ「こんなところで会うとは偶然ですね、とミサカはg」


    ガシィッ!


    一方通行「お前だ、よし来い」スタスタ

    ミサカ「ミサカはどこに連れて行かれるのでしょう?とミサカは引き摺られながらも貴方に質問します」ズルズル

    一方通行「せっかくだからコーヒーでも飲んでけェ」スタスタ

    ミサカ「?」ズルズル

    62 = 1 :

    カランカラーン


    黒子「あら、お姉様」

    ミサカ「はじめまして、ミサカ00001号と申します」ペコリ

    黒子「え?」

    一方通行「あー、コイツ超電磁砲の妹ォ」

    黒子「お姉様に妹さんが?」

    一方通行「まァそンなとこだ」

    黒子「おかしいですわね、そんな話聞いた事が……」

    一方通行「詮索した後血流操作と、何も聞かずに接客、どっちがいィ?」

    黒子「……こちらおしぼりになりまーす」ススス

    ミサカ「?」

    63 = 1 :

    ミサカ「初めて喫茶店という所に来ました、ミサカの初めてです」

    一方通行「あンましそういう事言うンじゃありませン」

    黒子「ご注文はどうなさいますか?」

    ミサカ「……申し訳ありませんが、現在手持ちがありません」ショボン

    一方通行「好きなの選べ、金ならいらねェから」

    ミサカ「え?しかしそれは……」

    一方通行「お前らが金ないのなンか知ってるっつーの、いいから選べェ」

    ミサカ「で、ではこのカプチーノ、というものを」

    一方通行「カプチーノ入りまァす!」

    黒子「喜んでー!」

    ミサカ「???」

    64 :

    ちょびっツェ・・・

    65 = 1 :

    黒子「お待たせしました、カプチーノとシフォンケーキですの」コト

    ミサカ「あの、このケーキは……」

    黒子「マスターからのサービスですの」ニコニコ

    ミサカ「……そうですか、ありがとうございます」

    黒子「ごゆっくりどう……」クルリ


    一方通行「……」ニタリ


    黒子「ですから!それ怖いから止めてくださいまし!!」モォォ!!

    一方通行「うるっせェ!しゃがれた声で叫ぶな三下ァ!!」

    黒子「むきいいいいいいいいいいい!言ってはいけない事を!言ってはいけない事を!!」

    一方通行「ジャッジメントですの!(ババァ声)」キリッ

    黒子「気にしてる事をよくもおおおおおおおおおお!!」



    ミサカ「シフォンケーキ、美味しいですね」モキュモキュ

    ミサカ「……楽しい、お店ですね」ニヘラ

    66 = 1 :

    一方通行「向こうの客呼んでるぞバァカ」フフーン

    黒子「ぐぬぬぬ……!」スタスタ

    一方通行「よォ、味はどォだ?」

    ミサカ「とても美味しいです、とミサカは笑顔で答えます」ニヘラ

    一方通行「ぎこちねェな」

    ミサカ「しかし、貴方にはいつもご馳走になってばかりで……」ショボン

    一方通行「あン?ンな事気にすンな」

    ミサカ「ですが……」

    一方通行「せっかく実験から解放されたンだ、もっと喜べ」

    ミサカ「喜ぶ、ですか?」

    一方通行「やったー……はい、やったー!」ワーイ

    ミサカ「……?や、やったー?」ワーイ

    一方通行「そンな感じ」ウン

    ミサカ「これが喜ぶ感じ……ですか」

    67 = 1 :

    ーーー。


    ミサカ「本当にごちそうさまでした」ペコリ

    一方通行「よし、今度他の妹達も連れて来い」

    ミサカ「いいのですか?」

    一方通行「全然構わねェ、歓迎すンぜ」

    ミサカ「わかりました、では声を掛けておきます」

    一方通行「おォ、気ィつけてなァ」




    一方通行「……アイツらは普通の生活はできねェからなァ」ダラーン

    一方通行「せめて美味いもンくらいは食わせてやりてェ」ゴロゴロ

    一方通行「俺にはそれしかできねェなァ」ダラダラ

    一方通行「世知辛いねェ……」ウン



    黒子「ですから!手が空いたのなら手伝ってくださいな!」ハァハァ

    68 = 1 :

    垣根「あん?こんなとこに喫茶店なんかあったのか?」

    垣根「『コーヒー屋さン』……すげぇセンス感じるぜ!」

    垣根「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」コォォォォ



    黒子「マスター、暇ならチラシ作成手伝ってください」

    一方通行「今全力で呼吸すンのに忙しィ」ゴロゴロ

    黒子「埃つきますわよ……」


    <爆熱!メルヘンオーーープン!!


    ガバッ!

    カランカランカラーーーーン!!

    69 = 1 :

    一方通行「エアロスミスー」ゴロンゴロン

    黒子「いらっしゃいませー」

    垣根「あ?なんでお前が……」

    一方通行「俺の店だしィ」ダラダラ

    垣根「しばらく見ねぇと思ったら喫茶店なんざやってたのか」

    一方通行「うン」

    黒子「おしぼりですの」

    垣根「へー……あ、カフェオレで」

    黒子「はい、かしこまりましたー」パタパタ

    70 = 1 :

    黒子「カフェオレです」コト

    垣根「お、サンキュー」

    一方通行「ツインテール、自己紹介しろォ」

    垣根「あん?」

    黒子「え?し、白井黒子ですの……」ペコリ

    垣根「えっ」

    黒子「えっ」

    垣根「し、白井……黒子?」

    黒子「え、ええそうですわ」

    垣根「ぶはっ!し、白黒!白いのに黒って……ぷはははははは!」

    黒子「……」イラッ

    71 :

    ですの!が帰ってきた

    72 = 1 :

    垣根「し、し、白いのに!!く、黒いのにぃぃぃぃぃぃにゃはははははははっ!!」

    一方通行「お、お、オセロ、ですの!ぶはっ!」キ、キリッ

    垣根「や、やめろお前ぇぇぇぇ!オセロって……オセ、ぶはははははは!!」ダンダンダン

    一方通行「……っ!、……っ!」バンバン

    黒子「……」ヒュンッ

    垣根「ぷっははは……!?あっちいいいいい!!なんか喉あちいいいいいい!!」

    黒子「カフェオレ、冷めないうちにテレポートして差し上げましたの」

    垣根「ゴハッ!ゲ、ゲホォッ!!」バタバタ

    一方通行「オセロ、やりすぎだァ」

    黒子「やりすぎはあなたですの!!」

    一方通行「はいはい、テーブル拭いてきてェ」

    黒子「むっかあああああああ!!」

    垣根「熱いよー、これ熱いよー……」

    73 = 1 :

    垣根「ふぅ、落ち着いたぜ」

    黒子「申し訳ありませんでした、つい……」

    一方通行「あ、そいつ第二位の未元物質ね」

    垣根「第二位です」ハイ

    黒子「」

    黒子「あわわわわわわわわわ」ガタガタブルブル

    垣根「いやそんな怯えなくても」

    黒子「ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい!!」ペコペコペコ

    垣根「こっちも悪かったからな、おあいこだ」

    黒子「……あ、ありがとうございますの!!」ホッ

    一方通行「俺の店じゃなかったらァ?」

    垣根「グッバイ上半身と下半身」

    黒子「」

    74 :

    白井/黒子
    よかったなバカにされないですむぜ

    75 = 1 :

    垣根「成る程、実験ないから暇つぶしか」ズズー

    一方通行「おォ、結構楽しいぜェ?」グデー

    垣根「俺もなんかやろっかなー」

    一方通行「配達屋さンとかいいンじゃねェ?」

    垣根「運び屋か、いいなそれ」

    一方通行「聞いた話じゃ空飛べンだろォ?」

    垣根「そうだな……よし、やろう」ウン

    一方通行「メルヘン急便、とかどォよ?」

    垣根「メルヘン急便だぁ?」

    垣根「……」ウーン

    垣根「コーヒー屋さンと言い……センスの塊だな!」

    一方通行「センスも学園都市第一位でェす」ハイ

    76 = 1 :

    垣根「よし、そうと決まればさっそく行動するわ」

    一方通行「おォ、急がば回れだなァ」

    黒子「それ間違ってますの」

    垣根「会計は?」

    黒子「カフェオレなので、にひゃk」

    一方通行「3000円でェす」

    黒子「えっ」

    垣根「3000円な、オラ」サンゼンエン

    一方通行「まいどォ」

    垣根「また来るわー」スタスタ



    黒子「」

    77 :

    ていとくんからぼったくりやがったwww

    78 = 1 :

    カランカラーン……


    黒子「……マスター」

    一方通行「なンですかァ?」

    黒子「コーヒー1杯3000円はボッタクリすぎませんの?」

    一方通行「能力と財力において第二位と第三位の差なめンな」

    黒子「いやそれにしても……」

    一方通行「よし、買出し行って来い」

    黒子「ですかr」

    一方通行「必要なもんここに書いてあるからなァ」ピラ

    黒子「……わかりましたの」



    黒子「……」テクテク

    黒子「レベル5パネェ、ですの」テクテク

    79 = 1 :

    スーパー


    黒子「えーと卵と、ハムと……

    佐天「あれ?白井さん!」

    黒子「あら佐天さん、こんにちは」

    佐天「お買い物ですか?」

    黒子「ええ、店の食材を」

    佐天「店…?ああ、そういえば初春が『喫茶店でアルバイトしてる』って言ってたような」

    黒子「まあ強制的に手伝わされてると言いますか……」

    佐天「なんてお店なんですか?」

    黒子「コーヒー屋さン、ですの」

    佐天「あっはは……面白い名前ですね」

    80 :

    相変わらずペースがすげー

    81 = 1 :

    黒子「ちょっと変なマスターですが、悪い人ではありませんわ」

    佐天「へー……今度行ってみてもいいですか?」

    黒子「はい、歓迎しますわ!」

    佐天「初春誘って行こうかな」

    黒子「お姉様も誘って是非来てくださいな」

    佐天「はい、みんなでお邪魔します!」

    黒子「お待ちしておりますの」フカブカ

    佐天「えへへ、じゃまた!」

    黒子「ええ、では」

    82 = 1 :

    定休日―――。


    一方通行「店が休みだと暇だなァ」ゴロゴロ

    一方通行「他の店の偵察にでも行くかァ」



    一方通行「というわけでデパートにやってきました」ハイ

    一方通行「確かチェーンのコーヒーショップ入ってたよなァ」スタスタ

    一方通行「ン?」



    美琴「……」ジー



    一方通行「ぬいぐるみガン見して何してやがンですかァ?」

    美琴「わきゃぁ!?あ、あ、一方通行!?」ワタワタ

    一方通行「完全不審者じゃねェか」

    83 = 1 :

    美琴「ち、違うわよ……これ可愛いなーって……」

    一方通行「買えばいいじゃねェか」

    美琴「でも高いからさ、ちょっと今月ピンチなのよ……」

    一方通行「ふゥン」

    美琴「中々諦めつかなくて……」ズーン

    ガシッ

    一方通行「会計どこだァ?」

    美琴「え!?」

    一方通行「買ってやっから不審な目つきをやめろ」

    美琴「え、い、いいわよ!悪いし……」

    一方通行「その代わり、この後ちょっと店の中案内しろォ」スタスタ

    美琴「あ、うん……あ、ありがと」

    一方通行「学園都市の第三位が金欠とかカッコつかねェだろ」ア、カードテ

    84 = 1 :

    一方通行「ここかァ」

    美琴「どうしてわざわざ……」

    一方通行「定休日だからな、偵察だ偵察ゥ」

    美琴「なるほどね」

    一方通行「おら、入るぞ」スタスタ

    美琴「え、アタシもいいの?」

    一方通行「いいから来いっての」

    美琴「う、うん」トテトテ




    一方通行「……」ズズー

    美琴「どうなの?他店の味は」

    一方通行「このまろみ……そして、このまろみ……」ズズー

    美琴「アンタ意外とボキャブラリー足りないのね」

    85 = 1 :

    美琴「あ、そういえば」

    一方通行「あン?」

    美琴「こないだ00001号に会ったわ、お店行ったらしいじゃない」

    一方通行「おォ、呼び込んだ」

    美琴「悪いわね……アタシの妹なのに」

    一方通行「なンだよそンな事かよ」

    美琴「でも……」

    一方通行「今度他の妹達も連れてくるって言ってたぜェ」

    一方通行「そン時一緒に来ればァ?」

    美琴「そうね、そうさせてもらうわ」

    一方通行「おォ」ネムイ

    美琴「……ありがと」

    一方通行「はいデレましたァ」ゴロゴロ

    美琴「は、はぁ!?何言ってんの!?そ、そんなんじゃないし!」カァッ

    一方通行「ツン入りまァす」グデーン

    美琴「なんなのよもおおおおおおおおお!!」ブンブン

    86 = 2 :

    この世界では上条ってだれ?って感じなのかな原作みたいに

    87 = 1 :

    別の日―――。


    麦野「はぁ、お腹すいたわね」ノビー

    フレンダ「結局またいつものファミレスな訳?」

    絹旗「あ、私超良いお店知ってますよ!」

    滝壷「いいお店?」

    絹旗「喫茶店なんですけどね、超変なマスターでして」

    フレンダ「それ良いお店って言うの?」

    麦野「でも面白そうね」

    滝壷「うん、たまには違うところもいいかも」

    麦野「よし、絹旗案内してー」

    絹旗「超任せてください!」

    フレンダ「サバ缶持ち込めないかなぁ」

    滝壷「多分だけど、ダメだと思う」

    88 = 1 :

    カランカラーン


    一方通行「エアロッススゥー」ダラーン

    黒子「挨拶くらいしっかりしてくださいな……」

    絹旗「4人です」

    一方通行「あン?こないだのかァ」

    絹旗「はい、また来ちゃいました!」

    一方通行「ありがとなァ」ニヘラ



    フレンダ(白っ!なんか白っ!しかも目赤っ!)

    滝壷(……うさぎさんみたい)

    麦野(……どっかで見た事あるような?)

    黒子「こちらの席どうぞー」

    麦野「あ、どうも」

    89 = 1 :

    フレンダ「へー、結構メニュー豊富ね」

    絹旗「ケーキが超美味しかったです」

    滝壷「うさぎさんのケーキ食べたい」

    フレンダ(滝壷ワールドは今日も絶好調、と)

    麦野「私紅茶とサンドイッチ」

    黒子「はい」

    絹旗「私はミルクティーと苺のタルトで」

    滝壷「わたしも」

    黒子「はい」

    フレンダ「私は……エスプレッソとベーグルサンドで」

    黒子「わかりましたの、少々お待ちください」テテテ

    滝壷(……の?)

    90 = 1 :

    麦野「へぇ、雰囲気いいわね」

    絹旗「えへへ、そうですよね」

    フレンダ「結構穴場かもね」

    麦野「よく見つけたわね絹旗」

    絹旗「あーと……拉致されたと言いますか」アハハ

    滝壷「拉致?」

    フレンダ「結局それって無理矢理連れてこられたって訳?」

    絹旗「ええ、でもマスターがちょっとアレな人みたいなんで……」

    フレンダ「あー……うん、白いし」

    滝壷「雰囲気が独特だよね」

    絹旗「最初掴まった時、殺されるかと思いました」

    麦野「……」ウーン

    91 = 1 :

    一方通行「はいおまっとさン」コトコト

    絹旗(超すご……全部いっぺんに持ってきた)

    滝壷「……うさぎさん、凄いバランスだね」キラキラ

    一方通行「あン?」

    フレンダ「いえいえ、こちらの話です」

    麦野(……やっぱり、どこかで見た事ある)ジー

    一方通行「あァ?」

    麦野「あ、いえゴメンなさい、なんでもないの」

    一方通行「……」ジー

    麦野「?」

    一方通行「あ、お前原子崩しかァ、第四位の」ハッ

    92 = 1 :

    麦野「えっ、私の事知ってんの?」

    絹旗「マスター、超お知り合いですか?」

    一方通行「いや、資料で見た事あっただけだァ」

    滝壷「資料?」

    麦野「……あんた、何者?」

    一方通行「コーヒー屋さンのマスター」ウン

    麦野「いや違くて!能力者じゃないの?」

    一方通行「第一位でェす」ハイ

    麦野「」

    絹旗「」

    フレンダ「」

    滝壷「……すごい」

    93 = 1 :

    フレンダ「え?第一位!?レベル5の!?」

    絹旗「超ヤバイ人じゃないですか!!」

    麦野「第一位がこんな所で何してんのよ!?」

    一方通行「こンな所って……」

    一方通行「ここは何の店ですかァ?」

    滝壷「喫茶店」ハイ

    一方通行「喫茶店のマスターって事はァ?」

    滝壷「店主」ハイ

    一方通行「はい正解ィ」ワシワシ

    滝壷「……えへへ」ニコニコ



    麦野「えぇー……」

    絹旗「超意味わかんないですけど……」

    フレンダ「……」???

    94 = 1 :

    一方通行「と、いうわけです」

    絹旗「そんな実験があったなんて……」

    フレンダ「というより、レベル6とかヤバイと思う訳よ」

    麦野「いや、もう既に結構ヤバイわよ能力的に」

    一方通行「別に今の能力で満足だしよォ」

    一方通行「せっかくなら人生愉快に素敵にってなァ」

    麦野「愉快に素敵に、ねぇ」

    滝壷「うさぎさん、凄い人だったんだね」

    絹旗「凄い人っていうか……超凄いっていうか」

    一方通行「おら、運ンできたンだからさっさと食え」

    95 = 1 :

    滝壷「苺のタルト美味しい」モグモグ

    一方通行「じゃごゆっくりィ」スタスタ

    絹旗「……超びっくりしました」

    麦野「本当、下手したら一戦交える所だったわ」

    麦野(確実に勝てないだろうけど……ね)

    滝壷「みんな食べないの?」

    フレンダ「いや、なんか食欲が……」

    麦野「……おいし」モグモグ

    絹旗「第一位は料理も超得意、と」モグモグ

    フレンダ「えぇー……あ、ホントだ」パクパク

    滝壷「……」モグモク

    96 = 1 :

    麦野「はぁ、美味しかった」

    滝壷「……」ホクホク

    フレンダ「どうする?出る?」

    絹旗「流石にファミレスみたいにはできないですよね」

    黒子「あのー、こちらクッキーなのですが、よろしかったらどうぞ」コト

    麦野「え?いいの?」

    黒子「ええ、マスターからサービスですわ」

    絹旗「前も頂いた気がするんですけど……」

    黒子「今日は人もいないですし、ごゆっくりとの事ですの」

    滝壷「……うさぎさんは寂しがりや」ウン

    麦野「じゃ、ありがたく頂くわ」

    絹旗「あ、ミルクティーおかわり貰えます?」

    麦野「あ、私もー」ハイ

    黒子「ただいまお持ちいたしますわ」パタパタ

    97 = 1 :

    1時間後ーーー。


    麦野「よし、そろそろ行こうか」

    フレンダ「だねー」

    滝壷「大満足?」

    絹旗「超満足です!」

    一方通行「お会計はカードでェ?」

    麦野「はい、よろしく」

    絹旗「超美味しかったです!」

    滝壷「ばいばい」フリフリ

    麦野「ねぇ第一位、また来ていい?」

    一方通行「おォ、いつでも来い」


    カランカラーン


    黒子「ありがとうございましたー」ペコリ

    一方通行「あじゃじゃっしたァ」ダラーン

    98 = 1 :

    閉店後―――。


    黒子「むぅ……」ウーン

    一方通行「なにやってンだァ?」

    黒子「いえ、レジのお金が合わないんですの」

    一方通行「あン?ンなもン適当にしとけェ」ダリィ

    黒子「……店主がそれでいいんですの?」

    一方通行「この店はなァ、人に喜ばれる為にやってンだァ」

    一方通行「最初は暇つぶしだったけどなァ」ウン

    黒子「……」

    一方通行「美味しいだの、また来たいだの、笑顔で言われてみろォ」

    黒子そう、ですわね」

    一方通行「金よりも笑顔、だからレジ閉めなンざどォでもいいンだよ」

    黒子「マスター……」

    黒子「でもそれとこれとは別問題ですわ」

    一方通行「ちっ……」バレタカ

    99 = 2 :

    あじゃじゃしたーで照英を思い浮かべたのは俺だけじゃないはず

    100 = 1 :

    次の日―――。


    黒子「マスター、ジャッジメントから呼び出されたので行ってきますわ」シュンッ

    一方通行「えェー、俺が働かなきゃなンねェのかァ」ダラーン


    カランカラーン


    一方通行「はいよォこそー」ダラダラ

    インデックス「2名なんだよ!」

    上条「ああ、また出費が……」

    一方通行「ご注文はァ?」

    インデックス「えーと、サンドイッチとオレンジジュース!」

    上条「俺はメロンソーダ……ってそれだけでいいのか?」

    インデックス「とーまに迷惑になっちゃうからね」フンフン

    上条「うう、ゴメンな……」

    一方通行(貧乏は悪…だよなァ)ウンウン


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