元スレ美琴「ちょっとアンタ!」 禁書「なぁに?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 44 :
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御坂美琴は今、人間の大いなる神秘を見ている。
お嬢様学校ではまず見られないであろう光景。
これはいったい…
美琴「どういうことだってばよ?」
禁書「ガツガツガツガツムシャムシャムシャムシャゴクゴクゴクゴク…ぷはぁ」
明日の朝ごはんにしようと取っておいた分まで平らげた銀髪。
おいおい、冗談じゃないぜ子猫ちゃn
禁書「おかわりないのかな?」
冗談じゃないぜ…。
あの時、上条当麻は言った。「後悔するなよ」と。
美琴(…こういうことか)
禁書「わたしを満足させるにはまだまだ足りないんだよ!」
なまいきだなこのやろう。
聞いてねぇよこんちくしょうめ。
美琴「予想外だったわ…。明日は多めに作るから、今日は許して?」
52 = 44 :
禁書「うーん…まぁ短髪がそう言うなら考えてあげなくもないんだよ」
回りくどいなコイツ。
美琴「それよりアンタさ、その短髪ってのやめてくれない?アタシには御坂美琴っていう名前があるんだから。」
禁書「むぅ…じゃあわたしのことも名前で呼んで欲しいかも!」
なぜかジト目で見られた。
美琴「わ、わかったわよ!……イ、インデックス?」
禁書「なぁに?美琴」ニコッ
美琴「-ッ!」ドキッ
小首をかしげ、上目遣いで笑いかける銀髪。
その無邪気なはにかみに、不覚にもときめいてしまった自分がいた。
欧ロリの上目遣いの破壊力をなめ過ぎていたかもしれない。
美琴(落ち着けアタシ!相手は女の子!黒子じゃあるまいし…)
禁書「どうしたの美琴?顔、恐いよ?」
美琴「だっ、誰の顔が恐いのよ!なんでもないわよ!」
禁書(美琴って、ちょっと面白いかも)
美琴の表情がコロコロと変わるので、いつまで見ていても飽きないインデックスであった。
53 = 44 :
ねむいよう
明日の夜は入浴~ を書いていきますノシ
56 = 44 :
★質問★
難しい漢字は平仮名にしているんですが、(例:纏う→まとう)漢字で書いた方がいいですか?
どっちの方が読みやすいですか?
57 :
>>56
漢文でも平気です
58 :
英語でも平気です
59 :
>>56
俺は画数の多い漢字の場合、小学生が読んでも平気なように平仮名で書いてる。
書いてる内容が小学生向けじゃないことは秘密だ。
まぁその場合は、目が悪い人に配慮してってことにしてるが。
60 :
すでにインさんいて上条さんも二代目になってるのに美琴が上条さんに勝負仕掛けてるが時系列はいつだ?
61 :
とりあえず俺得の極みである事は確実
インさんもみこちんもかわいいよ
62 :
>>60
勘違いされがちだが禁書さんと上条さんが出会ったときには美琴はすでに上条さんに敗北みとめてるんだよな
電撃だって妹編以降は上条さんに三回くらいしか撃ってないし
まぁそこら辺は「細けぇことはry」ってやつだ
64 :
平仮名云々の話なら
インデックスからは「とうま」、「みこと」になると思うんだが
65 = 44 :
>>64
わかった
66 :
久しぶりにインデペンデンスさんがかわいいスレを見た
67 = 44 :
0:30頃から書き始めます
悪いところがあれば改善しますので、どんどん指摘してくださいね
69 :
新刊読んだが『救った後』の世界で起きる展開かもな
71 :
美琴「で、」
禁書「ん?」
美琴「お風呂、どうすんの?」
禁書「…考えてなかったんだよ」テヘ☆
美琴「テヘ☆じゃないわよ。今から沸かす?シャワーで済ます?」
禁書「うーん…とうまはいつもシャワーだけかも。」
『とうま』と聞いてハッとする。
よくよく考えれば、私は今から上条当麻が使っている浴室を使うのか。
と、いうことは…
美琴(か、間接混浴!?ダメダメダメ、まだ早いよぅ…///)カァァ
禁書「みこと?おーいみことー?」ブンブン
顔の前で手を振るが、まったく反応しない。
それどころか顔を真っ赤にしてクネクネしているので、なんだか気色悪い。
美琴「エヘヘヘヘヘヘヘ///」クネクネ
禁書「…はぁ。じゃ、先に入ってくるんだよ。」
72 = 71 :
美琴「ちょっと待って」
禁書「ん?」
トリップから戻ってきた美琴に静止させられる。
美琴「一緒に入らないの?」
禁書「」
73 = 71 :
禁書「ななななな何をおっしゃるのかな!?もしかしてみことって…」
美琴「え!?違うわよ!アタシにそんな趣味は無いわよ!」
美琴「アイツさ、電気代とか水道代とか結構気にしてるんじゃない?あんた大食いだし。」
禁書「いや、そんなこと…」
インデックスは思い出す。
クーラーのコンセントを抜く上条当麻。
すぐにシャワーの音が止まる上条当麻。
極力ガスコンロで調理する上条当麻。
セールに命を懸ける上条当麻。etc‥
禁書「みこと…」
美琴「ん?」
禁書「何もしないって……約束してくれる…かな?」モジモジ
美琴「だぁーかーらアタシはレズじゃないって!」
74 :
ひゃっほー!
75 :
さあレズレズするんだ
76 :
このイン・・・さんかわいい
77 = 71 :
------
★嫁力アピール計画
風呂に一緒に入る
↓
電気&水道代が浮く
↓
上条さん歓喜
↓
めでたくゴールイン
……我ながら完璧だと思った。思ってた。なのに…
美琴(狭っ!)
こんなにも風呂が狭いとは。
美琴(アタシの部屋の風呂より小さいってどういうこと?なにこれ?おかしくない?)
常盤台中学学生寮の各部屋に備え付けられているユニットバスは、小柄な中学生二人なら少し余裕があるくらいの広さだった。
だからこそミスを招いた。
禁書「み、みこと…これはやっぱり…///」
美琴「ち、ちょっと無理があるわね///」
一糸まとわぬ姿で浴槽に立つ二人の少女。
その距離は二人の間に赤子を置けるか置けないかくらいのほぼ密着状態だった。
美琴(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!心臓がヤバイ!)ドキドキドキドキ
透き通る白い肌に流星のような銀髪。
少し上気した頬の赤色と瞳の碧色がとても官能的だった。
禁書「そ、そんなに見ないでほしいかも」
美琴「あ、ああゴメン!」アタフタ
サッとそっぽを向くが、鼓動はどんどん大きくなる。
美琴(だぁ~~~もう!何やってんのよアタシ!これじゃまるでホントにレズみたいじゃない!)
禁書「みこと」
美琴「はひぃ!」ビクゥッ
禁書「早くお湯出してほしいかも」
78 :
イン琴いいね
79 :
もう結婚しろww
80 = 71 :
浴槽に入って早2分が経過していた。
自称ノンケの御坂美琴は、2分間もインデックスの裸に魅入っていたのだ。
美琴「わわわわかった!」キュッ
一応言っておくが、ここはハンドルを捻ると必ずお湯が出る常盤台ではない。
お湯が出るまでタイムラグがあるのだ。
だがお嬢様がそんなこと知るよしもなく…
美琴「冷たっ!」バッ!
禁書「きゃあっ!」ガッ!
ザーーーーーーーーーー
まだぬるいシャワーが浴槽に叩きつけられてBGMのようになっている。
ザーーーーーーーーーー
禁書「みこと…」
美琴「あっ…」
背中にぬるま湯を浴びながら、御坂美琴はおのれの脊髄反射を人生で初めて恨んだ。
ザーーーーーーーーーー
81 = 74 :
ひゅーひゅー!
82 = 71 :
美琴「あ、あの、その……頭打ってない?」
禁書「あ、う、うん。だいじょうぶなんだよ。」
気の利いたことが言えない自分がイヤになる。
美琴(どうしよう……)
ザーーーーーーーーーー
今、美琴の目の前にはトロンとした目のインデックスがいる。
美琴(事故とはいえ…)
禁書「あ…う….///」カァァァァ
ザーーーーーーーーーー
美琴(押し倒しちゃった……)
83 = 71 :
2:00なのでここまでで。
ちなみにインさんは美琴の下に滑り込むように倒れました。
また明日の夜に。
それと悪いところは指摘してくださいね。
84 = 74 :
乙! 悪いところは……、強いて挙げるなら、初見だと風呂場で押し倒したシーンが何が起こったのか分かりづらかったかな
期待してる。頑張れ
85 = 71 :
>>84
ワザとだよん
何が起こったかドキドキするでしょ?
87 :
全裸待機
89 :
>>84
美琴のが入った
90 :
悪いところ…というよりいいところ、って言ったほうがいいのかな?
この焦らし魔め!
今夜は完全裸待機でいいんですよね?
91 :
いい具合に眠くなってきたので書きますね
92 = 91 :
今にも泣き出しそうな銀髪の美少女。
林檎に真っ赤な童顔が、背徳の念を煽り立てる。
美琴(ッ!)ドクン
背中に当たるぬるま湯がだんだんと熱くなっていくのを感じながら、鼻先数センチのところにある顔を出し見つめる。
美琴(ああ、もしかしたらアタシ…)
少し潤んだ碧眼が、心の奥底からドス黒い感情をズルリと引きずり出してきた。
美琴(堕ちちゃったかもしれない…)
コイツを自分のモノにしたい。
余すとこなく手に入れたい。
目も耳も鼻も口も乳房も秘所も。全部。
全部全部全部全部全部全部全部全部。
全部。
そして…
美琴「インデックス…」
そして御坂美琴は…
93 = 91 :
今にも泣き出しそうな銀髪の美少女。
林檎のように真っ赤な童顔が、背徳の念を煽り立てる。
美琴(ッ!)ドクン
背中に当たるぬるま湯がだんだんと熱くなっていくのを感じながら、鼻先数センチのところにある顔を出し見つめる。
美琴(ああ、もしかしたらアタシ…)
少し潤んだ碧眼が、心の奥底からドス黒い感情をズルリと引きずり出してきた。
美琴(堕ちちゃったかもしれない…)
コイツを自分のモノにしたい。
余すとこなく手に入れたい。
目も耳も鼻も口も乳房も秘所も。全部。
全部全部全部全部全部全部全部全部。
全部。
そして…
美琴「インデックス…」
そして御坂美琴は…
94 = 91 :
ザーーーーーーー
禁書「みこと…」
美琴「あっ…」
ザーーーーーーー
つい先ほど知り合い、友人となった少女に押し倒されてしまった。
表情から察するに、故意ではないのだろう。
さしずめ冷たい水をかぶって驚いた勢いで押し倒してしまった、というところか。
95 = 91 :
美琴「あ、あの、その……頭打ってない?」
ほら。ワザとじゃなかった。
だって気遣ってくれたもん。
ワザとじゃないって分かってる。
分かってるけど、どうして…
禁書「あ、う、うん。だいじょうぶなんだよ。」
どうして、声が震えるんだろう。
96 = 91 :
ザーーーーーーー
浴槽の底に溜まったぬるま湯を背中に感じる。
最初の冷水がまだ残っているのか、まだ少し冷たい。
禁書(ん…?)
なぜか美琴がどかない。
それどころか私の目をジッと見ている。
禁書(なんか…恥ずかしいかも…)
少し顔が熱くなった。
97 = 91 :
ザーーーーーーー
とにかく、どいてもらわないと動けない。
ちゃんと『どいて?』って言おう。
よし、3・2・1
禁書「あ…う…///」カァァァァ
言えなかった。
なんでだろう?
そういえば、さっきも声が震えた。
どうしたんだ私は?
98 = 91 :
ザーーーーーーー
顔にはりついた栗色の髪。
シャープな顎から滴り落ちる水滴。
健康的でしなやかな肢体。
少女を取り巻く大気さえもエロチシズムを奏でている。
禁書(あれ?目が…)ウルッ
押し倒されて以来、不可思議なことがよく起こる。
今度は目が潤んできた。
99 = 91 :
ザーーーーーーー
浴槽のぬるま湯は流れ、今は体温に近い温度の湯が滞留している。
禁書(もしかしたらわたし…)
一連の不可思議な現象に対する仮定。
シスターとして、女として、認めてはいけない仮定。
美琴「インデックス…」
ギラギラとしたブラウンの瞳が、潤んだ碧眼の瞳を射抜く。
そこに優しい言葉を投げかけてくれた美琴はおらず、欲望の片鱗を見せたニンゲンがいた。
禁書(やっぱり…)
仮定は、限りなく確信に近づいた。
禁書(ちょっと期待……しちゃってるかも)
100 = 91 :
美琴がゆらりと動く。
言いようの無い緊張に押し潰されないように、ギュッと目をつぶった。
禁書「~~~~~ッ」
美琴「ほら、立って」ニコッ
視界が明るくなった。
御坂美琴が手を差し伸べている。
禁書「う、うん」
強く、強くその手を握った。
心の内を悟られないように。
みんなの評価 : ★
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