元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
451 = 58 :
ゆり「(珍しいわね…椎名さんが自分から誰かを認めるって…)」
音無「チッ、後悔すんなよっ!」シュッ
バシャン!
…シーン…
音無「…ほれみろ、やっぱりなにm」
ザザザザ…
魚?「…」プカー
音無「何あれ?魚?魚なのか?」
ゆり「野田くん!?」
野田「……」ピクピク
音無「俺は悪くない。潜ってたソイツが悪い…だよな直井?」
直井「もちろんでございます」
452 = 58 :
椎名「ぷっ…あはははは!」
音・直・ゆ「(…え?笑った?)」
椎名「やっぱりおかしいなお前は…」
野田「フッ、流石…俺様」プカー
椎名「お前には言ってない」シュッ
野田「ぐはぁっ」ザクッ
ゆり「それにしても今日の椎名さんはよく喋るわね」
椎名「そうか?」
ゆり「うん。いつもなら『あさはかなり』の一言で済ませちゃうから」
椎名「…飽きないからな」
ゆり「うん?」
椎名「あいつ、音無を見ていたらな。どうしても面白くて表情が緩んでしまう」
453 = 58 :
ゆり「…やっぱり音無君は、ただの不良なんかじゃないわ」
音無「俺はお前らが思ってるほど、甘い人間じゃねぇ…」スタスタ
ゆり「…あれ一応照れてるのかしら?」
直井「愚民めが、あの硬派な音無が照れなどあるはずないだろ?ねぇ、音無さん…ってあれ?」
音無「…笑い話のネタにされたのは生まれて初めてだ」スタスタ
音無「でも不思議だ、意外と怒りは沸いてこなかった…」スタスタ
音無「何でだろうな?」
奏「…さぁ」ポツン
音無「いや、たまたまお前がそこにいただけで聞いたわけじゃないからよ」
454 = 58 :
奏「…」
音無「お前は釣りしねぇのかよ?」
奏「あなたは?」
音無「質問を質問で返すな」
奏「私は…どっちでもいい」
音無「面倒くせーなオイ…まぁいいや、連れてきたのは俺なんだし釣りの仕方教えてやるよ」スッ
――
―
奏「こう?」
音無「そのまま川に糸を投げ込め」
奏「…」ブンッ
チャポン
奏「それから?」
音無「気長に待て」
奏「うん」
音無「(この様子なら放っといても大丈夫だな)」ザッ
455 = 58 :
奏「ねぇ、結弦」ズルズル
音無「あ?」カチッ シュボッ
奏「何か川の方に引っ張られてるんだけど…」ズルズル
音無「そりゃお前の力が足りな…」クルッ
ズズズズズ…
音無「い…?」ポロッ
奏「これ、凄い力…」ズルズル
ザバーン!
音無「あいつ、落ちやがった!?」ザッ
斎藤「おい!今のは!」ダダッ
音無「え?…誰?」
斎藤「今女の子が釣り竿引っ張られて川に引きずりこまれただろ!?」
音無「ああ、ヤバいのか?」
斎藤「ヤバいも何も…川の主だったらえらいことになるぞ…!」
456 = 58 :
今日はここまでです。次くらいに次話に入れると思います。
椎名野田のやり取りは知る人ぞ知る。
457 :
>>1は,この音無を誰かと結びつかせようと思っているの?
もしそうなら、チャーOR遊佐にしてくれッ!
それと,支援
459 :
椎名ルート俺得ひゃっほー!
460 :
ユイにゃんだろjk
461 :
ここは天使ちゃん
462 :
ユイが日向以外とイチャイチャしたら違和感バリバ(ry
463 :
やめて!
464 :
もう殺さないで!
465 :
>>464
誰だお前wwwwww
466 :
私だ。
467 :
なんだお前か。
468 :
お前だったとは。
469 :
阻止
470 :
うわつまんねえ流れ
471 :
>>1と思ったらまたお前らかよ。
てか無駄にレス消費するなよ。
472 :
斎藤「早くみんなに知らせ…」
音無「チッ」ダダッ
バシャーン!
斎藤「おい、お前死ぬ気かっ!」
――
ゴボゴボ…
音無「(暗いな…一体どこまで潜ってやがんだ?)」
音無「!?」ゴボッ
奏「…」ゴボゴボゴボゴボ
音無「ガボガボガボッ!(釣り竿から手を離せ!)」ゴボゴボ
奏「ゴボッ?ガボガボガボ?(結弦?何て言ってるの?)」ゴボゴボ
音無「ゴボゴボ!ゴボゴボゴボ!(ったく面倒くせー!もう力いっぱい持ち上げろ!)」ガシッ
473 = 58 :
奏「ゴボゴボ(力いっぱい?)」
音無「ゴボゴボ!(コイツを引き上げんだよ!)」コクリ
奏「ゴボ…(分かった…)」
―陸―
斎藤「遅いなあいつら…まさか主に食われたのか?」
ザッパァァァァァン!
斎藤「ぬおっ!こ、この水しぶきは…」
主「グォォォォォォォォッ!」ヒュルルルル
音無「馬鹿!自分まで引き上げんなよなっ!」ヒュルル
奏「力入れすぎた…」ヒュルル
主「グォォォォッ!」アーン
バクッ
斎藤「…あ、食われた」
バッシャアン!
斎藤「って、まずい!主の奴二人を食ったまま川に戻りやがった!」
474 = 58 :
―主の腹の中―
音無「食われまったな…」
奏「そうね…」
音無「分かってるなら脱出するぞ、手を貸せ…」シャキンッ!
奏「それ…」
音無「お前のhandsonicみてーな奴だよ。ギルドん時一回見てるだろ?」
奏「うん。でも前見たときと形がちょっと違う」
音無「改良を重ねたV2だからな」
奏「じゃあ…私も」
音無「私も?」
奏「GuardSkill『handsonic』」シャキンッ
音無「それが…何かなったのか?」
奏「『V2』…切れ味とか高速制に特化したフォルム」シュキンッ
475 = 58 :
音無「へぇ…お前も進化してんのか」
奏「まだ…GuardSkill『harmonics』」ヴヴンッ
音無「…たまげたな。流石に俺も分身まではできなかったよ」
奏(本)「それじゃあ…」
奏(赤)「溶かされる前にとっとと切り刻んでしまわなきゃね」ニコッ
音無「(何かコッチの方の奏は受け付けれないような気がする…)」
―陸―
斎藤「どうする、ゆり!」
ゆり「落ち着いて。別に消化されてしまってもまたしばらくすれば蘇るわ」
日向「胃の中で蘇ってもまた消化されるんじゃ…」
ゆり「今のは一般人の話よ…あの二人がそう簡単に消化されると思う?」
日向「ないな」
476 = 58 :
ブシャアアアアアッ!
バタバタバタバタ!
ユイ「うぎゃあっ!血しぶきが川から降ってきましたよぉっ!」
ヒュルルルル…ドォォォンッ!
日向「うおお、すげぇ地響きだな…」ビリビリ
ゆり「一体何が落ちて…」
斎藤「それは川の主だ!」
日向「えーっ!こんなデカい魚に食われてたのかよ音無達は!」
ゆり「でも、肝心の音無君たちがいないみたいだけど…」
椎名「いや、川を見ろ」
477 = 58 :
ザバザバ…
音無「うわ、ひっでぇ…魚の血まみれだぜ」バシャバシャ
奏「…」バシャバシャ
音無「お前白髪だから尚更目立ってんな…」
奏「大丈夫、後で修復しておくから」
音無「あれ?もう一人のお前は…?」
藤巻「おいおい何だありゃあ!」ダダッ
大山「ひょっとして川の主…ってうわっ!何で君たち血まみれなの!」
直井「貴様、音無さんに何をした!」
奏「何も…」
音無「落ち着けお前ら。ちょっとそこのデカい魚狩ってただけなんだからよ」
478 = 58 :
ゆり「…コレ、どうする?」
音無「いや、川に返すが?」
ゆり「死んでるのに?」
音無「あ…そうか。そいつのハラワタぶちまけて脱出してきたんだったな」
奏「ここで食べる?」
音無「決定」ポン
椎名「火と牧ならあるぞ?」
日向「ここに居る奴らじゃ食いきれないだろっ!」
音無「チッ、一々人の意見に茶々入れやがって」
日向「お前らの感性がおかしいからだろっ!」
直井「おい貴様…」
椎名「音無を侮辱しているのか?」
日向「何で椎名っちに怒られるの!?」
直井「…僕のセリフ取らないでください…」
479 = 58 :
―――
――
―
日向「で、結局全校生徒に配るわけになるのな」トントントン
ユイ「いいじゃないですかー料理面白いし」トントン
直井「貴様ら包丁の手さばきが遅いぞ、もっと早く動かせ」
日向「何もしてねーお前には言われたかねーよ!」
直井「僕は神だぞ?なず神g」ゴイン
音無「馬鹿言ってねーでテメェもやれ」
直井「痛たた…音無さぁん、こんな奴らを手伝うんですか?」
音無「こっちがあのデカい魚の処理を手伝ってもらってんだよ、けじめはつけなきゃなんねーだろ」
480 = 58 :
直井「はぁい…」スタスタ
音無「はぁ…やれやれ」クルッ
ゆり「音無くん」
音無「何だ?サツマイモならちゃんと揚げてあるから安心しろって」
ゆり「そんなんじゃないわよ!てか何でサツマイモなんてあるのよ!」
音無「裏の畑から取ってきた。魚と揚げた芋を一緒に食うとうまいんだぜ?」
ゆり「そう?じゃあいただこうかしら…っと危ない危ない、あなたのペースに巻き込まれそうだったわ」ブンブン
音無「はいはい、分かったから早く用件を言え」
481 = 58 :
ゆり「ちょっと校舎の影の所まで来てちょうだい」グイグイ
音無「おい、まだ調理終わってないn」
―校舎の影―
ゆり「おほんっ!…それじゃ言うわよ」
音無「ああ」
ゆり「あのね、音無くん…」
音無「何だ?」
ゆり「私、その…あなたと」
音無「俺と?」
ゆり「二人きりで…一度真面目に勝負s」
奏(赤)「あら、どうどうと不純異性行為?」
ゆり「なっ、天使?」バッ
音無「違う……お前、あいつか」
奏(赤)「…GuardSkill『handsonic』」ニヤ
482 = 58 :
不良の音無は女に興味は無い硬派と言っても>コレでもないです
一応ここで7話らへんが終了しました。
483 :
乙です!
赤目天使来たか。
原作換算すると 第7話 「Alive」 が終了。
484 :
>>482
そんならこの音無は一体何をおかずにしてるんだ?
485 :
シスコンでしょう
486 :
ショタコンでしょ。オナ井相手に
487 :
泉に自分の姿をうつしてヤってるんだろう
488 :
なんというナルシス
489 :
音無は漢なのでシ○ったりはしないとですよ。
―――
奏(赤)「おしおきね…」ザッザッ
ゆり「…音無くん、戦えるわね?」
音無「ああ」シャキンッ
奏(赤)「ふふっ」ダッ!
ゆり「来るわよっ!」
音無「分かってらぁ!」ブンッ
ガキィンッ!
キインッ!
キンッ!
ガァンッ!
音無「どうしたどうしたぁ?んなもんかよぉっ!?」キンッ
奏(赤)「チッ、しぶとい…」ガキィンッ
490 = 58 :
ゆり「隙ありっ!」ドンッ!
奏(赤)「GuardSkill『Delay』」シュンッ
ゆり「…消えっ!?」
奏(赤)「ふふ!」ビシュッ
音無「ラリアットォォッ!」ドゴォッ!
奏(赤)「ゴフッ!」ドサッ ゴロゴロ
ゆり「音無くん!」
音無「戦線メンバーのリーダー様ともあろうアマがだらしねぇな!」
ゆり「ごめんなさい、私もしっかり反撃するわ」
奏(赤)「…生徒会長に対しての暴力行為…あなた達には更なるおしおきが必要なようね」ヨロッ
491 = 58 :
――
―
音無「…おい、生きてるか?」
ゆり「片足をちょっとやられたわね…いたた」
音無「チッ、しょうがねぇ。肩貸してやるよ」ザッ
ゆり「ごめんなさい…」
奏(赤)「…ゴフッ」ピクピク
サァァァァ…
ァァァ…
ゆり「消えた…」
音無「元々分身だ。いつまでも残ってるほうがおかしい」ザッザッ
―グラウンド隅・洗面場―
ザッザッ
日向「ん?」
直井「あの髪型…音無さんと…仲村?」
藤巻「おいおいゆりっぺ!それに音無、どこに行ってたんだよ!」
492 = 58 :
野田「貴様っ!ゆりっぺとなに肩なんぞ組んで…」
ゆり「ちょっと、色々あったのよ」
日向「うおっ、その傷どうしたんだよっ?」
音無「天使と戦ってたんだよ…」
奏「…私はここにいるわ」
音無「もう一人のお前だよ」
奏「私は二人いるの?」
音無「今日分身した方のお前だよ」
奏「まだ…消えてなかった?」
音無「あぁ、そうd」
ズバッ!
音無「…だ…が…」フラッ
奏(赤)「ふふ…」ニヤ
直井「なっ!?天使!」
ゆり「音無くん!」
音無「心配するんじゃねぇよ…背中を斬られただけだ」
493 = 58 :
ゆり「分身が分身を使ってたのね…」
奏「フフッ」ダダッ
奏「GuardSkill『handsonic』」シュキンッ
奏(赤)「フッ!」ブォンッ
奏「…」ブォンッ
ザシュアァッ!
奏(赤)「…がはっ」ドサッ
音無「…いてぇ」ドクドク
奏「!?」
ゆり「音無くん」ダッ
音無「これで、奏と分身の相打ちは避けれただ、ろ…」ドクドク
ゆり「喋らないで!」
椎名「くそっ、今持ち合わせは傷薬ぐらいしか…!」
奏「…あなた、どうして!」バッ
494 = 58 :
音無「今ここでお前が死んだら、あの分身を何とかできなくなるだろうが…」
奏「…結弦、ごめん…ごめんなさい!」
椎名「誰か!身体の大きい奴は音無を保健所まで運んでくれ!」
松下「任せろっ!」バッ
TK「O.K.!」バッ
高松「この筋肉、やっと本領が発揮できますね」スッ
ゆり「頼むわよ!松下くん、TK、高松くん」
日向「しっかしこの様子だとまだ天使の分身はいっぱいいんだろーな」
藤巻「そもそも何で分身なんて使ったんだよ?」
495 = 58 :
奏「…さぁ」
藤巻「さぁって!お前なぁ!?」バッ
奏「私にも分からないわ」
日向「音無の前じゃソコソコ話してたのに、やっぱあいつが居なくなったとたん、こうなんだなぁ…」
ゆり「ていうより、元々天使は口数少なかったでしょ?あんなに喋ってた方が不思議なくらいよ」
ゆり「(それにしてもおかしい…天使もこの世界の住人なら死なない筈なんだけど…どうして音無くんは…)」
日向「…んでほんとこれからどうするよ?」
ゆり「みんな、今日は各自寮に戻って休んでちょうだい。いつまでもフラフラしてたらまた分身の天使に…」
496 = 58 :
椎名「私は朝まで音無のそばに居てやるさ」
ゆり「見張りなら松下くん達が…」
椎名「本当にあのガタイの大きい奴らがあのスピードに対応できると思うか?」
ゆり「無理…ね。でも大丈夫なの?いくら椎名さんとは言えあの凶暴な天使を…」
椎名「案ずるな、自分の身くらい自分で守れる」
奏「じゃあ、私も…私も結弦の看病してあげたい」
直井「それじゃあ僕もおt」
ゆり「あんたは催眠術かける前に死んでるわよ」グイッ
日向「ほんじゃ…椎名っちと天使以外は解散ということで!」
497 = 58 :
とりあえずここまでです。
最後に音無は○コらない漢です
498 :
乙です!
大事なことだから二回言ったんですね。わかります。
499 :
その歳で○コらないなんてすげーな
さすがっす音無さん
500 :
続きが楽しみだのぅ
みんなの評価 : ★★★
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