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    元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 音無 + - ぁE + - いじめ + - ペルソナ + - ヤンキー + - ヴァンガード + - 不良 + - 岩沢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 58 :



    音無「諦めて全員で出頭しろ。そしたら許してやる」

    野田「そんなことできるか!」

    椎名「あさはかなり…」

    日向「なぁ、音無。俺達いがみ合ってきたけど色々助け合ってきたじゃねぇか!もうこんなことやめようぜ」

    音無「俺はお前らに助けられた覚えはない。俺がお前らを助けてやっただけだ」

    ゆり「どうしてあなたはあんなに天使を庇うの?」

    音無「別にアイツだけ特別ってワケじゃねぇ。ただ俺は一人を大勢で嵌めるってのが嫌いなんだよ!」

    252 = 58 :



    ユイ「自分だって不良のくせに…」コ

    音無「おいそこのピンク、ちょっと来いよ」クイッ

    ユイ「へ?わ、私ですか?」アタフタ

    「諦めて行け」ドン

    ユイ「わ、ちょっと、あたっ!」

    ポスッ

    ユイ「誰だーっ!後ろから押しやがったのは?!」

    ザッ

    音無「よぉ」

    ユイ「…」

    音無「はっ!」ドスッ

    ユイ「うっ…あ…」ドサッ

    日向「ユイ!」タッ

    音無「おっと近寄るなよ?近づけばこのピンクの首が飛ぶぜ?」シャキンッ

    野田「チッ、クズが…」

    253 = 58 :



    ゆり「…不良ってのもたかが知れるわね」

    音無「あ?」

    ゆり「人質を取ってしか要求を出せないなんて最低ね…クズ、いやそれ以下よ」

    音無「…なに言ってんだこのアマ」

    ゆり「悔しいなら人質解放して見せなさいよ」

    音無「ひっかかるか!それ以前に俺が有利な状況なのにわざわざそんな選択をするバカがいるかよ!」

    日向「(確かに。何でそんな発言をしたんだゆりっぺは…?)」

    ゆり「…」チラッ

    日向「(ゆりっぺ?どこを見て…)」

    254 = 58 :



    ゆり「口だけなら何とでも言えるわ。あなた不良やってるの実は弱いからじゃないの?」

    日向「ちょ、おま」

    ゆり「汚い不良ね」

    音無「…そこまでコケにされちゃあな。なら、コイツをテメェらにぶん投げ」バッ

    ゆり「隙ありっ!」バン!

    ビスッ

    音無「くおっ!ぬお…手が!」

    日向「ユイ、今の内だ!」

    ユイ「…え?あ、はい!」タタッ

    大山「へぇー。音無君を煽ってたのは手を動かすアクションを狙ってただけだったんだね」

    ゆり「解説はいいから逃げるわよ!」ダダッ

    音無「クソが…あの芋め、どっちが汚ぇんだよ」

    音無「クックック…あの強情な面、グチャグチャにしてやらぁ」

    255 :

    まさかこんな時間に再開してるとは思わなかったぜ

    256 :

    待ってたぜ

    257 :

    なんか途中から音無が弱くみえるんだけど

    259 :

    まだかなー

    260 :

    でもこれ糞芋が原因なんだよね

    261 = 257 :

    もっと音無無双をみせろよ

    262 :



    ―翌日・対天使用本部―

    ゆり「昨日は危なかったわね。音無君が来てなかったら今頃反省室で一夜を明かすとこだったわ」

    日向「でもアイツとは完全に敵対しちまったな…オマエが銃ぶっ放したせいでなっ!」

    ゆり「じゃあ他に何かあったの?」

    日向「考えてねーが、何かあったかもしれねぇだろ!」

    松下「しかし変だな…」

    藤巻「何がだよ松下五段?」

    松下「いや、仮に音無が身体を硬くする力?のようなものを使っていればゆりっぺの弾丸を防げたんじゃないかと」

    263 = 58 :



    大山「音無君そんな力持ってたの!?」

    藤巻「いやお前も最初に見ただろうが」

    野田「何にせよ、敵となった以上は殺すだけだ」

    ゆり「音無君の力については既に手を打ってあるわ」

    椎名「…あの生徒会長代理はどうするつもりだ?」

    ゆり「直井とか言ったっけ?生徒会の奴らは音無君が大半殺っちゃって当分は動けないでしょ」

    日向「で…結局肝心の音無はどうすんだよ?襲ってくるかもだぜ?」

    ゆり「まぁ、一つだけ方法があるわ」

    日向「あるのか?!」

    ゆり「音無君を我らSSSの仲間にすればいいの」

    日向「( ゚-゚ )」

    264 = 58 :


    ゆり「どう?」キリッ

    日向「それができてたら始めっから苦労してねーだろぉがっ!!」

    ゆり「やりもしないで始めから諦めるのは一番最低なことよ」

    日向「もうやりましたから!てかお前が一番最初にやったんですから!」

    ゆり「岩沢さん…」

    ユイ「岩沢さんがどうかしました?」ガバッ

    ゆり「もし岩沢さんが居たら…説得に成功したかもね」

    竹山「そう言えば彼は彼女だけには気を許していたみたいでしたしね」

    高松「あれ、アナタ居たんですか?」

    竹山「昨日は音無君が怖かったからずっと隠れてましたよ」

    265 = 58 :


    日向「それで、まさか岩沢を呼び戻したりすんのか?」

    ゆり「言ってみただけよ。もう岩沢さんはいないし」

    ユイ「私が岩沢さんの代わりをやってみましょうか☆」

    ゆり「あなたじゃボロが出るわ…日向君、やってみなさい」

    日向「何で俺なんだよ」

    ゆり「一発叩いて説教すれば心を開いてくれるかもよ」

    日向「いや、そりゃあ岩沢はなんつーか…カリスマ性があったから何とかなったんだろうけどさ」

    ゆり「試しよ試し。命令よ、一度行ってみなさい」

    日向「…ハァ。はいはい、分かりましたよ」ザッ

    266 = 58 :



    ―屋上―

    音無「…」カチッ シュボッ

    音無「ふーっ」スパー

    音無「で?何のようだ。よく俺の前に顔を出せたもんだな」

    日向「音無…お前、自分が何したか分かってんのか!」

    音無「…ああ。お前らのリーダーに撃たれてやったよ(なに言ってんだコイツ?)」

    日向「そうだ!お前よくも……え?撃たれてやった?」

    音無「俺があんなヒョロイ弾丸かわすことワケねぇだろ」

    日向「でも手に当たってたし」

    音無「この世界に来てから『撃たれた痛み』っての味わったことなかったから撃たれてやったんだよ」

    267 = 58 :



    日向「そこまで考えてたのによけなかったのかよお前…」

    音無「因みに撃たれた瞬間は痛かったが後からはそうでもなかったな。で、用件は何だ?」

    日向「…あ、もういいぜ。悪かったな(こんな危ない奴相手してらんね~)」

    音無「オイオイ、せっかくこの俺様が僅かな時間を見つけて呼び出されてやったのにそりゃねぇんじゃねぇか?」

    日向「そんじゃ理由だけ…ゆりっぺが岩沢の真似をしたらお前がSSSに入ってくれるかもしれないからやってこいってさ」

    音無「じゃあお前は俺を殴る気だったのか?いい度胸だな」バキッバキッ

    日向「いやだから今のお前の話を訊いてやっぱやめたんだって!」

    268 = 58 :



    音無「どっちでもいい…とりあえず死んどけ」ガシッ

    日向「へ?」

    音無「屋上からアスファルトまで急転直下だオラァ!」ブン

    日向「うわあああぁぁぁぁ!」ゴオオオ

    グシャッ

    キャー!ヒトガウエカラ!

    グロッ!グロイ!

    オエエエエ!

    音無「主犯はゆりか…丁度いい、あの芋野郎には昨日の借りも返してぇしな」ザ


    ―1F・渡り廊下―


    音無「(この時間帯なら確か校長室にいるはずだよな…)」コッコッ

    直井「ちょっと失礼」

    音無「(にしても最近Demonなんたらが俺の意志じゃ出にくくなってやがるな…なぜだ?)」コッコッ

    直井「あの、聞こえてますか?」

    音無「(そういや…前にゆりと食堂で話した時にネタばらし的なもんしてやったが…まさか)」

    269 = 58 :



    直井「音無さん!」

    音無「さっきからうっせーな山田。何だ今度は何を企んでやがる」

    直井「僕は名前は直井です。そして今日はあなたにお話があってきました」

    音無「どういう風の吹き回しだ?あん?」ボキボキ

    直井「そんなに疑わないでくださいよ」

    音無「じゃあ周りに隠れさせてる奴らは何だよ?」

    直井「フッ、やはりアナタの目はごまかせませんか…」パチン

    ザザザザザ…

    …ザザザザザ

    音無「ほう。これはまた随分と手下を連れてきたもんだ。ざっと百人ぐらいか?」

    270 = 58 :



    直井「彼らは僕の催眠術で僕の言いなりになっています」

    音無「で、俺を襲わせるってわけか。いいぜ来いよ」クイックイッ

    直井「違いますよ…貴様ら、あの方に跪け!」

    NPC達「「「はっ!」」」ザザッ

    音無「…何だこりゃ」

    直井「僕は昨日確信したんですよ…神になるのはアナタだ、と」

    音無「神だと?」

    直井「最初は僕が神になるつもりでしたが、僕はアナタのその神をも打ち砕くような悪魔の力に惚れたんですよ」

    音無「ほぉ…自らを神と思うお前が俺の力を買ってるってか」

    直井「そういうことです」

    271 = 58 :



    直井「僕と組みませんか?アナタなら僕が理想とする神をも越えれる存在になれるかもしれない」

    音無「神になる、ってのも悪くねぇが…断る」

    直井「…それはなぜですか?」

    音無「神なんて俺には荷が重すぎるし、俺は自由に行動していたいんだよ」

    直井「?」

    音無「それに強すぎる力を得ちまったら獲物潰すのが楽しくなくなっちまうからよ…」

    直井「そうですか…残念です」

    音無「そうだ。あばよ」スタスタ

    直井「…」ショボン

    音無「…まぁどうしてもって言うんなら」ピタ

    直井「!」

    音無「SSSのゆりって奴を潰してこい。それができたら神にはなってやらねぇが、お前のことを認めてやってもいい」

    直井「…それは本当ですか?」

    音無「ツレは連れて行っていいが奴らと同じ人数にしとけよ」スタスタ

    272 :

    オナ井君マジ直井

    274 :

    これは期待せざる得ない

    275 :



    ―夕方・屋上―

    音無「潰せたぁ言ったが直井の奴何をやらかす気なんだろうな」

    音無「まぁ、SSS全員を検挙して反省室送りぐらいが妥当だろうが…ゆり達が抵抗しないわけない」

    音無「(いや…まてよ。あいつらはNPCには手出しできないんだ。そうかそうか)」

    音無「でも直井はNPCじゃねーよな、どう考えても。バレてたら最悪マシンガンの撃ち合いとかになってそうだな…」

    音無「ちょっくら様子見に行ってみるか」タタッ

    276 = 58 :



    ―1F・反省室前―

    直井「…?…あれは」

    コッコッ…ピタ

    音無「よぉ」

    直井「あ、音無さんですか。仕事はこなしましたよ。奴ら全員を反省室にぶち込みました」

    音無「そうか…で、何か変わったことは?」

    直井「まだ僕とアナタが手を組んでいることはバレていません」

    音無「ふーん」

    直井「立華さんが生徒会長から失脚した以上、この学校は僕の思い通りです…そしてアナタはこの世界の支配者となる」

    音無「オイてめぇ人の話訊いてたのか?俺は神なんかにはならねぇってんだよ」

    277 = 58 :



    直井「だから神とは言っていません。支配者です」

    音無「同じようなもんだろうが」

    直井「違いますよ。表向きには出さず裏ではアナタが支配するということです」

    音無「だから荷が重いと…」

    直井「ただし音無さんはいつも通りに暮らしていただいてありません」

    音無「ハッ、なら最初からそうさせてもらうぜ」

    直井「ただ、僕達生徒会はアナタの指一つで何時でも動けると言うことをお忘れなく…それでは失礼します」ザッ

    音無「…」

    278 = 58 :



    ―教室―

    音無「(この世界の支配者…か。だがその支配者とやらになった後は…何をするんだよ)」ザッザッ

    「…」トントン

    音無「…お前は本当に勉強オタだな。生徒会長じゃ無くなったってのによ」

    「もう習慣付いてるから」トントン

    音無「チッ」ドカッ

    「!」

    ガシャーン!

    子A「何々?何の音?!」

    子B「あの音無君が立華さんの机を蹴り飛ばしたのよ」ボソッ

    子A「また音無かよ…」コソッ

    「あの…どうしたの結弦?私何か悪いこと…」

    音無「テメーそんなんだからSSSにも先公にもナメられてんだよ!生徒会長って鎖が消えたならもっとはっちゃけろよ!」

    279 = 58 :



    「鎖…」

    音無「確かにお前が今現在も生徒会長ってなら生徒のことを第一に考える必要があるから仕返しはできねぇよ」

    「私はやり返しなんて…」

    音無「お前は本当につらくなかったのか?頼る人が誰一人としておらずただ歩いてるだけでSSSの奴らに狙われる毎日」

    「…」

    音無「友達と言った友達もおらず嵌められ信頼を失い、唯一の心の拠り所である好物まで奪われてよ!」

    「麻婆豆腐…何で知って…」

    音無「奴らに拾われなかった食券を集めてる時に見たんだよ…300円の麻婆豆腐の食券が一枚だけあったのをな」

    281 = 58 :



    音無「確かそれポッケの中に入れっぱなしだったな…」ゴソゴソ

    「…」

    音無「ほらよ、コレ食いたかったんだろ」ポイ

    「…あ」パシ

    音無「今から食いにでも行くか?」

    「…」コクリ


    ―学園大食堂内部―


    「…」パクパク

    音無「辛い…が、この程度なら上手いに変えられる」パク

    コッコッコッ

    ザッ

    音無「…ん?」

    直井「何してるんですか?音無さんに…立華さん」

    音無「テメェ目付いてんの?飯食ってるんだよ飯」

    直井「いえ、音無さんは良いんですが…ただ、立華さん」

    282 = 58 :



    音無「確かそれポッケの中に入れっぱなしだったな…」ゴソゴソ

    「…」

    音無「ほらよ、コレ食いたかったんだろ」ポイ

    「…あ」パシ

    音無「今から食いにでも行くか?」

    「…」コクリ


    ―学園大食堂内部―


    「…」パクパク

    音無「辛い…が、この程度なら上手いに変えられる」パク

    コッコッコッ

    ザッ

    音無「…ん?」

    直井「何してるんですか?音無さんに…立華さん」

    音無「テメェ目付いてんの?飯食ってるんだよ飯」

    直井「いえ、音無さんは良いんですが…ただ、立華さん」

    283 = 58 :

    あ、>>282間違えました



    「何?」パクパク

    直井「休み時間の食事は校則違反ですよ?」

    「…そうだったわね…忘れてたわ」

    音無「お前…仮にもほんの最近まで生徒会長だったろうが…あと直井」

    直井「何でしょうか?」

    音無「その点は多めに見てやってくれ。コイツの心の拠り所はその麻婆豆腐しかねぇんだ」

    直井「音無さんがそう言うなら…しかし意外ですね」

    音無「あ?」

    直井「いえ、音無さんともあろう人が立華さんの味方についていたことに驚いただけです」

    284 = 58 :



    音無「俺は別に誰の味方でもねぇ…ただコイツがいつも独りぼっちだからダチの一人や二人を作ってやるだけだ」

    直井「なるほど…勉強になります」

    音無「お前も何か食え。俺の余ってる分の食券やるからそれで買ってこいよ」

    直井「(同席ご飯!)いえ…流石にそこまでは」

    音無「俺の食券じゃ飯が食えないってか?」

    直井「わ、分かりました。それじゃ行ってきます」

    「何で直井君ニヤニヤしてたの?」パク

    音無「さぁな。口ではああ言ってもアイツも誰かと飯を食いたかったんだろ」

    285 = 58 :



    数十分後――

    音無「それでよー…あの校長ヅラだったんだよヅラwww」

    直井「ププww」

    「…クス」


    SSSA「お、オイ!あれ見ろよ!」

    SSSB「ん?あ、あれは音無と…元生徒会長の立華さんに…生徒会長代理が一緒に飯食ってる!?」

    SSSC「オイオイオイ、何で気が絶対合いそうのない三人が笑いながら飯食ってんだよ」

    SSSD「ゆりっぺ達に報告だ」

    SSSC「待て待て、今ゆりっぺ達は反省室に閉じ込められてるんだぞ?」

    SSSA「んなもん助けに行きゃいいだろ!行くぞっ」ダッ

    286 :

    あれSSS男Aがかっこいい

    287 :

    直井「ププwwww」

    288 :

    音無「確かそれポッケの中に入れっぱなしだったな…」




    音無「 ポッケ 」


    ('ω`*)キュン

    289 :



    ―反省室前―


    SSSA「ゆりっぺ!いるのか!」ドンドン

    ゆり『ん?その声は…SSS男A?』

    SSS男BCD「俺達もいるぞ」

    SSSA「俺達、ゆりっぺ達に伝えたいことがあっていち早く助けに来たんだ!」

    ゆり『伝えたいこと?』

    SSSB「まずはそこから出すから待っててくる」

    日向『おお、ナイス!そっちから開けられそうか?』

    SSSA「今何とかピッキングで…」ガチャガチャ

    ガチャン!

    SSSA「よし、開いたぞ」

    290 = 58 :



    SSSA「今開けるからな」ギィィ

    ゾロゾロ

    藤巻「ふー、半日ぶりのシャバの空気だぜ」コッコッ

    大山「いやー一時はどうなるかと思ったよ」コッコッ

    日向「ありがとなお前ら!」

    SSSA「気にするな…それよりゆりっぺ」

    ゆり「分かってるわ。…それで話って何かしら?」

    SSSA「お前達を身動きできないように反省室へ閉じ込めた直井文人は…音無と天使と共謀しているんだ」

    ゆり「えっ?音無君が何故あの敵対してた生徒会長代理と…それに天使まで」

    日向「それ…マジか」

    291 = 58 :



    SSSC「マジだ。俺らも見たからな。奴らが仲良く飯食ってる所をな」

    ゆり「確かあの三人が卓を囲むなんて考えられないわね…でもこれで直井文人がNPCでないことが証明されたわね」

    ざわ…ざわ…

    ゆり「とりあえず、音無君達の所に行ってみましょ。案内頼まれてくれるかしら?」

    SSSA「ああ」ザッ


    三分後――


    生徒会員A「おい、これ…」

    生徒会員B「反省室が開いてる…あいつら脱走しやがったのか!」

    生徒会員A「直ちに直井様に電報を」

    生徒会員B「おう!」

    292 = 58 :



    ―学園大食堂―


    直井「そして僕は…後一歩と言うところまで来たのに…極めることなく…死去しました」

    音無「…」

    「…」

    音無「そうか…お前にも色々とあったんだな」

    「…悲惨ね」

    直井「でも今の僕には音無さんがいるから大丈夫ですよ。その全てを潰すようなスタイルに僕は惚れましたから」

    「それは大丈夫って言わないt」

    ピピピピ

    音無「電報音?お前か直井」

    直井「そのようです、ちょっと失礼…」ポチ

    293 = 58 :



    直井「どうした?」

    (通信機)「SSSの連中が反省室から脱走しました。現在彼らはあなた方の元へ向かっていると思われます」

    直井「こちらに向かって来ている?(こんなに早く音無さんとの繋がりがバレたのか?)」

    (通信機)「私達も追っていますが気をつけていてください…それでは」プチッ

    直井「厄介なことになったな…」

    音無「奴らか…」

    直井「ええ、こちらに向かってきてるそうですよ。恐らく僕の正体に気づきましたね」

    「死んだ…世界なんとかの人達?」

    音無「食ったばっかで騒ぎを起こされんのは面倒だな。ちっと場所変えんぞ」

    294 :

    SSS男Aが有能過ぎる

    295 :

    SSS男Aに名前をあげたらどうですか?

    296 :

    そろそれ地味に名前が変わっていることにつっこんでもいいと思うんだ

    297 :

    てす

    298 :

    >>294-295
    SSS男Aは完全なサブキャラのつもりでしたが成り行きでこうなってしまいました。
    とりあえず出番終了するまで無難に『山田』で名前表記します。

    >>296
    すみませんミスです


    ―学園大食堂内部―

    タッタッタ…

    山田「確かここのテーブルにいたはずだ」ザッ

    ゆり「今は誰もいないわね。それじゃ音無君達はどこに…」

    日向「ひょっとして先に逃げられたんじゃねぇのか?」

    ユイ「えーっ、でも私達が脱走したってまだ知らないはずですよー?」

    山田「いや、お前達が脱走したことぐらい既に音無の耳に届いてるだろうな」

    藤巻「おいおい!それじゃ追っ手が来るんじゃ――」

    299 = 58 :



    ザザザザザ…

    …ザザザザザ

    ゆり「!?」

    野田「コイツら…生徒会の奴らか!」

    生徒会員A「あなた方…諦めて反省室へ戻ってくれませんかね?」

    生徒会員B「これ以上音無様達の手をわずらわせたくないんですよ」

    日向「やっぱり音無は直井とグルだったのか…何を企んでんだテメェ等はよ!」

    生徒会員C「我らはただ音無様の命令に従うのみ――」

    野田「チッ、殺すか…」ジャキンッ

    ゆり「待って!こいつら何か様子がおかしいわ…」

    300 = 58 :



    生徒会員A「さぁ、大人しくしてください。さもなくば…実力行使させてもらいます」

    藤巻「どこがおかしいってんだよゆりっぺ!」

    ゆり「みんな目に生気が無いって言うか…操られてる的な?」

    日向「操るって、誰がだよ?」

    山田「直井…もしくは天使」

    野田「俺は音無が洗脳に一枚噛んでると思うが?」

    山田「音無に意味不明な能力があるのは知ってるがアイツは洗脳なんて小細工な真似はしないタイプだ」

    ゆり「言われてみると…そうね」


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