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    元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 音無 + - ぁE + - いじめ + - ペルソナ + - ヤンキー + - ヴァンガード + - 不良 + - 岩沢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    851 :

    あるとか無いかとか誰もわかりませんから^^;

    852 :

    >>850
    >>851
    お前らきめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    853 :

    な ぜ ユ イ に ゃ ん が 消 え た ?

    854 :

    来世で幸せになるためだろ。
    言わせんな恥ずかしい。

    855 :

    来世で俺といっしょに幸せになるためだろ

    言わせんな恥ずかしい

    856 :

    え?俺とだと思ってた。

    857 :

    唯なら俺の隣で幸せそうに寝てるよ

    858 :

    >>855
    >>856
    >>857
    フジツボは黙れよ

    859 :

    >>850
    胡蝶の夢

    860 :



    音無「…」

    日向「お前も早く帰れよー!」スタスタ

    モゾモゾ…

    音無「…黒い霧?いや、違うな」

    モゾモゾ…

    音無「何だあれ…?」

    モゾモゾ モゾモゾ

    音無「おい、日向!後ろだ後ろ!」

    日向「何だ…っておわっ!?何だ、この黒いの!」

    音無「ちっ、離れてろ!」シャキンッ

    「…」モゾモゾ

    音無「おらっ!」ズバッ

    「!」シュゥゥゥ…

    日向「き、消えた?」

    音無「今の黒い物体、明らかにお前を喰おうとしてみたいだが…お前、何かして恨まれてんのか?」

    日向「それは…ない(多分)」

    音無「じゃあ、死後の世界だけに現れる新種の獣じゃねーか?」

    日向「でも、あんなん今までいなかったぞ?」

    音無「誰かが意図的に放ったっては?」

    日向「いやいやあんなの飼う場所ないでしょ」

    861 = 58 :



    音無「とりあえずお前はもう帰れ」

    日向「おい、一人にしないでくれよな」

    音無「バーカ!テメェも男なら一人で何とかしろよな」

    日向「武器も装備ねーのにあんなバケモンどうしろってんだ!」

    音無「チッ、仕方ねーな。ならこれ持っとけ」ポイッ

    日向「おっと」パシ

    音無「取り扱いには十分に注意しとけよ。当たれば跡形もなく消し炭になるぜ」

    日向「そんな物騒なヤツ持ってたのか」

    音無「前にゆりからパクった銃を遊佐から改造してもらったんだよ」

    日向「お前、前から思ってたんだけど顔が広いな。いつの間に遊佐とコンタクト取ってたんだ?」

    音無「まぁ色々とあってだな。俺のために命を張れる輩はいるっつーことだよ」

    862 = 58 :



    日向「そ、そうか(まさかな)」

    音無「じゃあお前は帰れ。さっきみてーな黒いのに食われねーうちにな」

    日向「おう。サンキュな、そんじゃ今度こそまたな」スタスタ

    音無「ああ」

    音無「…さて、と」

    音無「俺も今の内にユイのギターを回収しにいきますかね」ザッザッ


    ―学習練・空き教室―

    音無「ふーんふーん♪…ん?」ガララッ

    関根「あ」

    音無「…おいおい、お前今何時だと思ってんだよ。早く帰れ」

    関根「今、ひさ子先輩に反省日誌を書かされてるんだよぉ。それより音無さんはどうしたんですか?」

    音無「まぁちょっとな、野暮用だ」

    関根「野暮?ってどういう意味だっけ」

    863 = 58 :



    音無「よっと」スッ

    関根「ユイのギターじゃん?持ってっちゃうんです?」

    音無「おう。岩沢のギターと一緒に飾ろうかって思ってな」

    関根「岩沢さんのギターと…?あの、それってもしかしてユイが」

    音無「何だお前。どんくさそうな割に勘がいいな」

    関根「えっ!?まさか本当に?」

    音無「最期にゃ良い顔してたぜアイツ」

    関根「どうしてユイが…ガルデモのみんなは知ってるんですか?」

    音無「知るわきゃねーだろ。ついさっきいっちまったばっかなんだしさ」

    関根「…」

    音無「怒ってるか?まぁ俺が消しちまったことは事実だし、ビンタくらいは受け入れてやる」

    864 = 58 :



    関根「いや、きっとユイが自分で満足したってことなんだから…責めたりするわけないですよ」

    音無「そりゃどうも」

    関根「事情を話せばみゆきちもきっと許してくれるよ…でも」

    音無「問題は…」

    音無・関根「ひさ子(先輩)か」

    関根「特にひさ子先輩は音無さんを敵視してますからね」

    音無「説得する前にぶっ飛ばされるな」

    関根「確かに、ひさ子先輩のゲンコツは痛しなぁ…」

    音無「いや、俺が心配してんのはとっさにカウンターして逆に殴っちまうかもってことだ」

    関根「どんだけ強いんだよ」

    音無「てなわけでユイのギターは持ってくぜ」スタスタ

    関根「よろしく頼みますね」

    865 = 58 :



    ―男子寮前―

    音無「フッ、今日は何か色々あったしよく眠れそうだな」

    音無「…ん?」ピタッ

    「…」

    音無「男子寮に座り込んでるお嬢さん」

    「あなたを待ってた」スクッ

    音無「もう女子寮に鍵がかかる時間だが、帰らなくていいのかいチミ?」

    「大丈夫…多分」

    音無「で、用は?」

    「…これ」スッ

    音無「何だこれ?メリケンサック?」

    「あの子を成仏させてくれたお礼」

    音無「…ユイを成仏させた件か?」

    「うん。あなたのおかげであの子はきっと報われた気持ちになった」

    音無「何でお前が礼を言う?」

    「私はここに来た人達に報われた気持ちになって成仏してもらいたいから…」

    866 = 58 :



    音無「あーあ、結果的に手伝いしちまったワケか」

    「だからお礼を渡しににきたの」

    音無「お礼が何でメリケンサックなんだよ?チョイスおかしいだろ」

    「あなた好きそうだったから」

    音無「あ、そう。まぁいいや、手軽だしあのヘンテコな奴が出てきたらこれで」

    「…ヘンテコな奴?」

    音無「おっと、お前には関係ねー話だ。じゃあな」スタスタ

    「…」

    音無「まぁ、ひょっとするとお前がってのも考えられなくはない」ピタッ

    「私は何も」

    音無「俺もお前が無意味なことするたぁ思えんが、じきに分かることだし」

    「…何か隠してる?」

    音無「さぁね?」スタスタ スタスタ

    ガーッ、ピシャン

    「(…調べてみよっと)」

    867 = 58 :



    ―天使エリア―

    「結弦が言ってたように…何かがこの世界で起き始めてる」カタカタ

    ギャギャギャ…

    「(五月蝿いな、誰なのかしら?)」


    ―音無の部屋―

    ギャギャギャギャギャ♪

    ドギャギャギャギャギャ♪

    音無「うっひゃ、ユイの野郎こんなに良いギター使ってやがったのかよ」ギャギャ

    音無「16ビート!…なんつってなぁ!」ギャギャギャ

    ガチャッ

    音無「あーん?!」ギャギャギャギャギャ

    日向「あの、音無…今は午前3時だぜ?」
    音無「え?何?聞こえない?」ギャギャ

    藤巻「バッカヤロウ!寮中にお前のギターが鳴り響いてみんな迷惑してんだ!」

    音無「ん?なんて?」ギャギャギャ

    日向「ギター弾くの止めろ!っていつからお前そんなに上手くなったんだよ!」

    868 = 58 :

    ちょっと開いてましたが、保守してくれつたお方々どうもです(..)

    869 :

    乙なんです

    「え?何?聞こえない?」 でゆりっぺを思い出して笑ってしまった

    870 :

    続きが気になる

    871 :

    おせぇ
    はやく!

    872 :

    ひさ子フォォォォォォォォ!!!!!

    873 :

    まだすかぁ?

    874 :



    ―1階・渡り廊下―

    直井「どうしたんですか音無さん?その真紅に染まった目は」スタスタ

    椎名「指もボロボロだな。誰かに襲われたなら仕返しに行くか?」スタスタ

    音無「気にするなや」スタスタ

    「ギターの弾きすぎ」スタスタ

    音無「そうかもな…」ピタッ

    音無「で、テメェはどうしてミー達と一緒に居るんだろうかなぁ?」

    「私は部屋に帰ろうとしてるだけ」

    音無「(コイツ、まさかとは思うが俺が部屋に侵入しようとしてるの感づきやがったのか?)」

    ピンポンパンポーン

    「生徒会長の立華奏さん、至急生徒会室まで来てください。繰り返します」

    「?」

    椎名「ゆりの声か?」

    音無「早く行けよ。あいつ待たすとまたキレんぞ(ラッキー!)」

    875 = 58 :



    「分かった」テクテク

    音無「さいなら」

    音無「…よし、行ったな」

    音無「イッツ・チャンス」ダダッ

    直井「ちょっ、どこに行くんですか音無さぁん!」

    音無「お前らも来たけりゃこい!」

    椎名「女子寮の方向?」


    ―天使エリア―

    カタカタカタ

    カタカタカタ

    音無「チッ、てっきりまたコイツのPCから派生したモンかと思ったんだがな」

    椎名「…影、か」

    直井「でもその影ってもう音無さんが倒しちゃったんじゃないんですか?」

    音無「最初はそう思ったが、どうやら奴は一つだけの存在じゃないらしい」

    椎名「二つ目を倒したのか?」

    音無「一つを野田が倒した、ってのは校長室に設置してある盗聴器でゆりから聞いた」

    876 = 58 :



    直井「いつの間に盗聴器なんてセットしたんですか?」

    音無「この世界に来て二日目」

    直井「流石音無さん。用意周到ですね」

    音無「因みに俺が話した全ての人の部屋に一個ずつ設置してあるからな」

    直井「え…それって一体どんくらい前から…」

    音無「そういや、椎名は下着じゃなくてサラシ派なのか」

    椎名「貴様ッ!」

    音無「因みに直井は『※%#』で」

    直井「うわぁ!言わないでください!」

    音無「椎名とゆりのサイズは結構いい勝負だったが、安心しろ。お前の方がナイスだから」

    椎名「…」ピキッ

    音無「なーんて冗談だよ冗談!(じゃねーけど)」

    直井「何だ脅かさないでくださいよぉ」

    877 = 58 :



    椎名「…もし本当だったら失望するところだったぞ」

    直井「本当にですか?」

    音無「下手な詮索はナンセンスだ。それにここにもう用はねー、引きあげだ」

    椎名「…」ジー

    音無「何だよそのジト目は」

    椎名「何かにおうな」

    音無「そうか?ブラックストーンの良い香りだと思うが」クンクン

    椎名「そっちじゃない。お前の心だ」

    音無「だーからね、詮索はいかんとですよ」

    椎名「私の目をよく見ろ」

    音無「…あ、影!」

    椎名「なにっ!」

    音無「なわけねーだろ」ダダッ

    椎名「貴様やはり…!逃がさん!」ダッ

    直井「…」

    直井「…行ってしまった」

    直井「気乗りしませんが追いますかね」

    878 = 58 :



    ―女子寮・廊下―

    音無「邪魔だゴルァ」ドカッ

    メガネ「うわあっ」ドシャッ

    音無「(丁度いい、このメガネを踏み台に使って窓から…)」ガララッ

    椎名「(む…窓から逃げる気か?)」

    音無「とうっ」バッ

    メガネ「ぐえっ!」

    椎名「なめるな。そんな芸当は私にもできる」バッ

    メガネ「ぐえぐえっ!」

    直井「…」タッタッタッ

    直井「…」ゼーゼー

    直井「まるで忍者だな」


    ―生徒会室―

    ゆり「本当に何もしらないのね?」

    「知らない」

    ゆり「部屋を調べさせてもらってもいいわね?」

    「どうぞ」

    ゆり「竹山くん、お願い」

    竹山(インカム)「…ゲホッゲホッ」

    ゆり「あれ?竹山く…」

    879 = 58 :



    ガッシャーーン!

    ゴロゴロゴロ

    ゆり「今度はなによ!?」ガタッ

    音無「痛ってぇ…流石に女子寮からダイブしてくんのは無理あったか」ガシャッ

    ゆり「いや、普通にガラス突き破って入ってきて『痛ってぇ』だけで済まさないでよ」

    「何してるの結弦?」

    音無「椎名のヤツは撒けたかな?」

    ゆり「椎名さん?」

    音無「おっと、何でもねーよ。それよりテメェはコイツに何を尋問してやがったんだ?」

    ゆり「別に何でもないわよ」

    音無「おいおい、しらばっくれるなよなぁ?影のことは知ってるんだぜ?」

    ゆり「…なーんだ。知ってたの」

    音無「日向の野郎から聞いてなかったのかよ?」

    ゆり「日向くんの名前を出さないで」

    880 = 58 :



    音無「昨日の件まだ根に持ってんのか」

    ゆり「昨日の件?」ピクッ

    音無「あ」

    ゆり「どうしてあなたが知ってるのかしらね?」

    音無「日向から聞いたんだよ」

    ゆり「何か怪しいわね」

    ピリッ

    音無「…おい、今何かが切られる音がしたぞ?どっかで戦闘勃発中だぜ」

    ゆり「何言ってんの。はぐらかそうたって…」

    バァァン!

    音無「ほら見ろ」

    ゆり「耳良すぎでしょ!」

    「外、見て」ザッ

    音無「ほー…影が一杯だ」

    ゆり「何であんなに…」

    音無「ククッ、だんだん面白くなってきやがったな」スタスタ

    ゆり「ちょっとちょっと何処行くの?早く援護に行かないと!」

    音無「勝手にやってろ」

    881 = 58 :



    ゆり「はぁ?」

    音無「俺は自分が危ない時にだけ戦う」

    「……」

    ゆり「あなた、そんなんじゃロクな死に方しないわよ?」

    音無「いや死んでますから」

    ゆり「…いいわ。あなたには頼らない」

    音無「やけに素直に引き下がったな」

    ゆり「これでも音無くんの性格は分かってるつもりよ」

    音無「皮肉か?」

    ゆり「さぁね?じゃ私は出るから」ダッ

    音無「おい、そっちは出口じゃな…」

    ゆり「ふっ」バッ

    クルクルクル スタッ

    タタタタタッ

    音無「…やるじゃん。で、お前はどうする?」

    「私も、出る」スタスタ

    音無「行ってらっさい」

    「あなたは本当に来ないの?」

    音無「俺が居なくてもお前が居りゃ何とかなるだろ」

    882 = 58 :



    「あなたが来たほうが効率的だと思うけど?」

    音無「相変わらず理論的なヤツだ。お前と口論して勝てる気はせん」スタスタ

    「どこに行く気?」

    音無「俺と話してる暇があったら早く行ってやれよ」

    「…」

    「…」ダッ

    音無「(感づかれずに済んだ、か)」

    音無「そんじゃ…面倒くせーが、この馬鹿げたパーティーの主催者を探しに行きますかね」ザッザッ


    ―校舎裏―

    ザッザッ

    遊佐「お待ちしていました音無さん」

    音無「例のモンは?」

    遊佐「用意できています。どうぞ」スッ

    音無「よく作れたもんだな」パシ

    遊佐「作れと言ったのはあなたです」

    音無「わーってるよ。あの銃を改造してくれたのもお前だしな」

    883 = 58 :



    音無「ちゃんと感謝してるってーの」

    遊佐「別にお礼はいりませんよ」

    音無「しっかしお前も変わったヤツだよなー、普通こんなヤンキーみたいな野郎に頼まれて無料でホイホイ作るか?」

    遊佐「作ったのは私じゃなくてギルドの方々ですから」

    音無「でも設計図書いたのはお前じゃねーの?」

    遊佐「…私は人の役に立てればそれで結構ですので。それでは」スタスタ

    音無「(確かにあいつだけは初対面の俺を見て嫌な顔をしなかった気がする)」

    音無「しっかし影感知器の設計図なんてホントどーやって作ったんだよ」

    音無「ま、試して見るか。まずはグラウンドから…」ピッピッ

    音無「グラウンドに反応ゼロってことは、あいつら片付いたのか」

    884 = 58 :



    音無「まぁいい、まずはパーティーの主催者を見つけるのが先決だ」

    椎名「見つけた」

    音無「いや、まだ見つけてない…ん?」

    椎名「また会ったな」ズン

    音無「…お前、グラウンドにいる影の迎撃はどうした?」

    椎名「私はお前の仲間だ。お前の指示で動く」

    音無「(くっそ…これからだってのな、余計なこと言わなきゃよかったぜ)」

    椎名「覚悟はいいか?」スチャッ

    音無「…いいさ。この際だ、完全に服従させてやるよ」シャキンッ!


    ―翌日・渡り廊下―

    音無「…」スタスタ

    椎名「…」スタスタ

    ゆり「あ、音無くんと椎名さーん!…ってどうしたのその痣?」

    音無・椎名「影にやられた」

    ゆり「そ、そう。多分今日中にに治ると思うけど…」

    885 = 58 :



    「音無さーん!」

    音無「…!。日向、直井、テメェら生きてたのかよ」

    直井「勿論でございます」

    日向「何回か影に襲われたが、お前に昨日貰った銃が役にたったぜ」

    ゆり「それはよかったわね」

    日向「ゲッ、ゆりっぺ!」

    ゆり「悪いけど今はあなただけに構ってる時間は無いわ。とりあえずみんな今夜体育館に来てもらえるかしら?」

    直井「どうします音無さん?」

    音無「直井、椎名、日向…お前ら俺の代わりに行っといて」

    ゆり「あなたに司会をしてもらいたいんだけどね」

    音無「やだよ面倒くせ」

    ゆり「あなたにとっても影は嫌なものなんでしょ?」

    音無「俺は一人でどうにかできる。話し合う間でもねーよ」

    ゆり「そう、なら仕方ないわね」

    音無「…いや待て、一言だけ言わせろ」

    886 = 58 :



    ―夜・体育館―


    ザワザワ

    ヒソヒソ

    SSSA「何で音無の野郎が…」ヒソヒソ

    SSSA「ねぇ、見てよあの殺人鬼みたいな顔」ヒソヒソ

    音無「えー、じゃあまずは俺様の話を聞けクソムシ共」

    ザワザワ ヒソヒソ

    音無「…」ブンッ

    バキベキバキイィィッ!

    音無「…静かに」


    シーーーン


    日向「(カカトで床を叩き割るとかどんだけだよ)」

    音無「俺のこと良く思ってねー奴らもいるかもしれねーが、よく聞け」

    日向「…」ゴクリ

    音無「この世界に異変を起こした奴は俺が潰す!だからテメェらはテメェらは手だすなよ?以上!」

    日向「あら」ズルッ

    藤巻「な、何だよそれ!」

    野田「貴様ふざけるてるのか!」

    887 = 58 :



    ゆり「(…首謀者は自分で見つけるってことなのかしら?でもどうやって)」

    音無「じゃあ俺は帰るんで」スタスタ

    ゆり「あ、うん。ありがと」

    音無「けーるぞ」ザッザッ

    椎名「ああ」ザッザッ

    日向「帰りますか」ザッザッ

    直井「はい。…いや、待て貴様」ガッ

    日向「何だよ?」

    直井「貴様いつから音無さんの仲間になった?」

    日向「そんなん最初からに決まってんじゃねーか」

    直井「とか申しておりますが?」

    音無「好きにしたらいい」

    日向「お、マジか」

    直井「なっ…」

    椎名「(いつもの音無なら『冗談じゃねぇ』とか言いそうなものだが…)」

    音無「(コイツに借してる銃は使えるからな)」

    888 = 58 :



    ―外―

    椎名「今日はこのまま解散か?」

    音無「いや…これから首謀者の居る場所、叩くぞ」

    日向「場所は分かってんのか?」

    音無「一つだけ、影が一点に超集団で集中してる場所がある…恐らくそこだ」ピ

    日向「何だそれ、GPS?」

    音無「影感知器」

    直井「感知器って、そんなハイテクなもの一体どこで…」

    音無「この場所から…あっちか」ダッ

    椎名「図書館の方角か」


    ―図書館―

    ガチャッ

    椎名「…」ソーッ

    椎名「…」キョロキョロ

    椎名「(いいぞ)」チョイチョイ

    ダダダッ

    日向「…何もいねーな」ダッ

    音無「だが、確かに感知器には、この場所に影が集中している」

    直井「地下なんてあったりして?」

    日向「まさか」

    音無「…!」

    889 = 58 :

    どうも。今日は此処までです(..)

    890 :

    乙、最近の楽しみだぜ

    891 :

    乙なんです。

    892 :

    おぉ良い所で。。。
    お疲れさん

    893 :

    乙様
    さてどうなることか

    894 :

    なんでこんなにおもしろいんだ?

    897 :

    わくてか

    898 :



    音無「ありえなくは無い」

    日向「ええっ!?」

    椎名「確かに。天井に丸々部屋が一つあるとは考えずらいな」

    直井「とりあえず地面をくまなく探しましょう」

    音無「いや、そんな面倒くせーことする必要はねーよ。おい日向」

    日向「ん?」

    音無「今あの改造銃持ってるだろ?あれちょっとよこせ」

    日向「おいおい…まさか」

    音無「地面に向かってぶっ放つ」

    日向「音無が一番威力を分かってるだろ?下手すりゃ自分も吹き飛ぶかも知んねーぞ?」

    音無「なめんなよ、飛ばねーよ」

    日向「…分かった。そう言うなら任せたぜっ」スッ

    音無「お前らは外に出てろ。巻き添え喰らうぞ」パシ

    椎名「その銃がどれだけすごいかは知らんが、死体になって出てくるなよ」

    音無「ないない」

    899 = 58 :



    ―外―

    日向「本当にあいつ大丈夫か?撃った瞬間じゃ逃げれねーだろ」

    直井「貴様ちょっとは音無さんを信じたらどうだ?」

    日向「あのな、俺は心配して…」

    椎名「お前達は自分をしろ。一歩間違えば私達にも被害が来る可能性だって無いことは無い」

    日向「…一応耳をふさいどくか」

    直井「そろそろですかね…」

    椎名「……」

    カッ

    椎名「(来る!)」

    椎名「伏せろお前達!」バッ

    日向「えっ?あ、あ」バッ

    ガッシャアァァン! ガシャッバリィン!
    ドドドッ! ガシャガシャッ!

    椎名「なんて爆音だ…」

    ガシャガシャン!

    日向「うおっ!図書館の窓が全部吹き飛びやがった!」

    直井「これ本当に音無さん大丈夫なんですかね?」

    椎名「行くぞ、中に入る」ダッ

    日向「おいおい、今行ったら危ねーんじゃねぇか?」

    直井「音無さぁん!」ダッ

    日向「あ、待てよお前ら!」ダッ

    900 = 58 :



    ―図書館内―

    ガシャッ

    音無「ったく…遊佐のヤツ危ねーもん作りだしやがって」ゲホッ

    音無「まぁ頼んだのは俺なんだけど」

    ダダダッ

    椎名「音無、大丈夫か?」

    音無「ああ、生きてるぜ。死んでるが」

    日向「煙で見えねーけど、見えてるのか?」

    直井「僕にも見えませんね」キョロキョロ

    椎名「こっちだ」ザッ

    日向「お、居た居た。お前本当に大丈夫だったか?」

    音無「流石に爆風は無理だったわな。ま、この通りピンピンしてるがな」

    日向「俺はますますお前の生前が気になってきたよ…」

    椎名「それは一理ある」

    音無「俺だってお前の過去知らねーよ」

    椎名「昨日の夜、話しただろ?」

    音無「えっ、あれ本当に過去だったのか?てっきりお前がギャグに目覚めたとばかりに」

    椎名「…あさはかなり」

    直井「音無さん」

    音無「あ?」

    直井「ありましたよ、地下通路への道」


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