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元スレ垣根「見せてやるよ・・・俺の力をな」
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御坂「あんた頭大丈夫? ナンバーセ――」
いいかけて何かが引っかかった。魚の小骨がのどに引っかかったような、靴の中に泥水が入ったような、
気になる不快感は。今この男はレベル5の順位の話をしている。そこはいい。だが、なにか引っかかる。それはなんだ――、
御坂「――ッ!!?」
垣根「どうかしたか? 」ニヤニヤ
御坂「あ、アンタは、いつ、いつの話をしてるのよ!?」
垣根「今の話しだ。順位の決め方は今も変わってないぞ」ニヤニヤ
御坂「そんなことを訊いてるわけじゃない!! アンタはいつのレベル5の話をしてるのよ!?」
垣根「今の話だ。今まで変わったことのないレベル5の強さの話だ」
いいかけて何かが引っかかった。魚の小骨がのどに引っかかったような、靴の中に泥水が入ったような、
気になる不快感は。今この男はレベル5の順位の話をしている。そこはいい。だが、なにか引っかかる。それはなんだ――、
御坂「――ッ!!?」
垣根「どうかしたか? 」ニヤニヤ
御坂「あ、アンタは、いつ、いつの話をしてるのよ!?」
垣根「今の話しだ。順位の決め方は今も変わってないぞ」ニヤニヤ
御坂「そんなことを訊いてるわけじゃない!! アンタはいつのレベル5の話をしてるのよ!?」
垣根「今の話だ。今まで変わったことのないレベル5の強さの話だ」
今まで変わったことのないレベル5の強さの話。
第二位《第四位》以下は全員面識がある。今御坂は圧倒してる。
変わったことがない。
目の前に、レベル5とさっき認定されたこの男なんだ。
今まで――――――――――――………………………………。
既視感。今まで自分の攻撃が通用しなかった人間《レベル5》。順位。強さ。ナンバーセブン。第七位。
第三次世界大戦。第三位。違和感。研究の応用。第四位。麦野沈利。研究所。妹達。第一位。
一方通行。恐怖…………………………………。
御坂「あ、あぅ……あぁ、ぅ……。あ、ああアンタは、なにものなのよ……?」 ガク ガク
垣根「俺は垣根帝督だ。さっきも言っただろう、第三位」
第三位。
己の過去の順位。
その上にいたのは化け物の第一位とまだ見ぬ第二位。
御坂「あ、ア、……一方通行は死んで、第二位も死んで……」
垣根「あの化け物がそう簡単に死ぬとは思えねえな。何せこの俺を殺しかけたんだ。どこかにいるだろう、あのチビガキといっしょに」
第二位《第四位》以下は全員面識がある。今御坂は圧倒してる。
変わったことがない。
目の前に、レベル5とさっき認定されたこの男なんだ。
今まで――――――――――――………………………………。
既視感。今まで自分の攻撃が通用しなかった人間《レベル5》。順位。強さ。ナンバーセブン。第七位。
第三次世界大戦。第三位。違和感。研究の応用。第四位。麦野沈利。研究所。妹達。第一位。
一方通行。恐怖…………………………………。
御坂「あ、あぅ……あぁ、ぅ……。あ、ああアンタは、なにものなのよ……?」 ガク ガク
垣根「俺は垣根帝督だ。さっきも言っただろう、第三位」
第三位。
己の過去の順位。
その上にいたのは化け物の第一位とまだ見ぬ第二位。
御坂「あ、ア、……一方通行は死んで、第二位も死んで……」
垣根「あの化け物がそう簡単に死ぬとは思えねえな。何せこの俺を殺しかけたんだ。どこかにいるだろう、あのチビガキといっしょに」
化け物。
一方通行《アクセラレータ》。
垣根「お前は一方通行がロシアにいって行方不明になって、第二位が消されたから、、繰上げで第一位になった。暫定的にな」
御坂「なんで、ロシアのこと、知ってんのよ……」
垣根「ん? 第三次世界大戦のときに一方通行がロシアに行ってるって聞かれたんだよ。俺にも出撃してほしいから、炊きつけとしてな。なんで知りえたのかは秘密な」ハハ
学園都市の闇。妹達のことがきっかけで見えた。
この男もそれを知りえる立場にいた。自分よりもさらに高い場所で。
垣根「さて問題。俺は一年前、レベルがいくつだったでしょうか? 答えられたらこれで戦いからお話し合いうつす。お前に拒否権はねえ」
第二位と第三位の間には決して越えられない壁がある。
認めたくはない。
だが、事実だ。
第三位じゃどうにもできない。常人との間に絶壁があるもう一人の化け物。
御坂「……何のお話をするのかしら。一年前のレベル5第二位。今の第一位さん」
一方通行《アクセラレータ》。
垣根「お前は一方通行がロシアにいって行方不明になって、第二位が消されたから、、繰上げで第一位になった。暫定的にな」
御坂「なんで、ロシアのこと、知ってんのよ……」
垣根「ん? 第三次世界大戦のときに一方通行がロシアに行ってるって聞かれたんだよ。俺にも出撃してほしいから、炊きつけとしてな。なんで知りえたのかは秘密な」ハハ
学園都市の闇。妹達のことがきっかけで見えた。
この男もそれを知りえる立場にいた。自分よりもさらに高い場所で。
垣根「さて問題。俺は一年前、レベルがいくつだったでしょうか? 答えられたらこれで戦いからお話し合いうつす。お前に拒否権はねえ」
第二位と第三位の間には決して越えられない壁がある。
認めたくはない。
だが、事実だ。
第三位じゃどうにもできない。常人との間に絶壁があるもう一人の化け物。
御坂「……何のお話をするのかしら。一年前のレベル5第二位。今の第一位さん」
話がさくさく進むのはご都合主義
気にしないでいただけると助かります
駄文を読んでくださってありがとうございます
次は平和的なお話し合いです のつもり
※結構前から文章に出してないけど、黒子は土手の端にいるよ
お姉様ぁぁあああああ――ッ!!?とか叫んでたよ
あと、明日の昼はこれません
なぜかって?
立ち読みです!! 朝から立ち読みなんです!!
夜は多分これます
気にしないでいただけると助かります
駄文を読んでくださってありがとうございます
次は平和的なお話し合いです のつもり
※結構前から文章に出してないけど、黒子は土手の端にいるよ
お姉様ぁぁあああああ――ッ!!?とか叫んでたよ
あと、明日の昼はこれません
なぜかって?
立ち読みです!! 朝から立ち読みなんです!!
夜は多分これます
そんな気にすることもないんじゃね?
なんかもうすでに>>1が色々間違ってるんだし。
なんかもうすでに>>1が色々間違ってるんだし。
読んできた続き待ってる乙
微妙に文章抜けてるきがするけどなんとなく脳内変換で補った
微妙に文章抜けてるきがするけどなんとなく脳内変換で補った
おもしろい 支援
一方さんはロシア戦後に打ち止めとひっそり山奥で幸せに暮らしてると妄想
続き待ってます
一方さんはロシア戦後に打ち止めとひっそり山奥で幸せに暮らしてると妄想
続き待ってます
>>611
お前のせいでエプロン装備の家庭的一方通行を想像しちまったじゃねーか
お前のせいでエプロン装備の家庭的一方通行を想像しちまったじゃねーか
喫茶店
垣根「はあーっ!! 疲れたー。腕が予想以上に鈍ってたなあ」ノビー
垣根は疲れ果てて喫茶店にいる。
本来、超電磁砲こと御坂美琴とお話し合いをするためだが、
ツインテールの風紀委員(以下ツインテメント)と通報する通報しないと言い合ったり、
ツインテメントが乙女の顔を肌をこんなに傷つけてお姉様の血《体液》がハアハアbbbbbbbbとしたり、
戦いでちょっと《さんざん》散らばった土手をちょくちょく修繕したりして結構精神力体力精神力時間を消費した。いや、浪費した。
戦いよりその後のほうを疲れさせられるとか、あのツインテメントスゲエ。
そして、超電磁砲は破けた制服と傷の手当てのため常盤台の寮に(テレポートで)戻っている。
垣根「暇だなー。一人で喫茶店に来るなんて久しぶりだなあ。つうか、きちんとした喫茶店に来るのは一年ぶりかもなあ」バタングテー
垣根「はあーっ!! 疲れたー。腕が予想以上に鈍ってたなあ」ノビー
垣根は疲れ果てて喫茶店にいる。
本来、超電磁砲こと御坂美琴とお話し合いをするためだが、
ツインテールの風紀委員(以下ツインテメント)と通報する通報しないと言い合ったり、
ツインテメントが乙女の顔を肌をこんなに傷つけてお姉様の血《体液》がハアハアbbbbbbbbとしたり、
戦いでちょっと《さんざん》散らばった土手をちょくちょく修繕したりして結構精神力体力精神力時間を消費した。いや、浪費した。
戦いよりその後のほうを疲れさせられるとか、あのツインテメントスゲエ。
そして、超電磁砲は破けた制服と傷の手当てのため常盤台の寮に(テレポートで)戻っている。
垣根「暇だなー。一人で喫茶店に来るなんて久しぶりだなあ。つうか、きちんとした喫茶店に来るのは一年ぶりかもなあ」バタングテー
明日宿題から逃げなら書きます
少なくてすみません
朝から晩までの立ち読み楽しかった
少なくてすみません
朝から晩までの立ち読み楽しかった
>>615
BLAZBLUEってゲームの主人公の決め台詞みたいな物
BLAZBLUEってゲームの主人公の決め台詞みたいな物
>>617
立ち読みして宿題終わんなかったら切ないぞ
立ち読みして宿題終わんなかったら切ないぞ
シュン
御坂「あら、お金がないの?」
黒子「あら、お友達いましたのね」
突然、座ってる席の通路側に超電磁砲とツインテメントがテレポートで現れ、話しかけてきた。
垣根「金は腐るほどある。口座の名義をなんか操作して戸籍上死ぬ前の金は今も俺のモンだ。
あと、友達が多すぎて一人で出かける暇ねえんだ。うらやましいだろー」
御坂「じゃあアンタのおごりでいいわよね」
垣根「疑問形ですらねえな。決定事項かよ」
黒子「あなたがお誘ったのですから当然ですわ。ところで、戸籍とか何のことですの?」
垣根「あー、すまん。気にしなくていい」ガタ スッ
御坂「あら、お金がないの?」
黒子「あら、お友達いましたのね」
突然、座ってる席の通路側に超電磁砲とツインテメントがテレポートで現れ、話しかけてきた。
垣根「金は腐るほどある。口座の名義をなんか操作して戸籍上死ぬ前の金は今も俺のモンだ。
あと、友達が多すぎて一人で出かける暇ねえんだ。うらやましいだろー」
御坂「じゃあアンタのおごりでいいわよね」
垣根「疑問形ですらねえな。決定事項かよ」
黒子「あなたがお誘ったのですから当然ですわ。ところで、戸籍とか何のことですの?」
垣根「あー、すまん。気にしなくていい」ガタ スッ
うっかり口を滑らせてしまった。暗部だったら命がないが、ここは穏便に。
垣根は手をツインテメントの前にかざし、小さな壁を作った。手の付近で小さな爆発を起こし、酸素が壁
を通過するようにした。
黒子「あ……ら?」バタ ボフッ
御坂「アンタ……!」
垣根「気にするな。ただの催眠薬に似た気体だ。強力だが人体に被害はない」
御坂「もうちょっとほかの方法はないの!?」
垣根「わりぃ。うっかりいっちまったから。黙らせるにはこれが一番手っ取り早い。
それに、どうせこいつには寝てもらう必要がある」
垣根は倒れそうになったツインテメントを抱えて、自分の斜め前の席に運んで置いた。
口を滑らせ、いきなり眠ってもらったが、これから話すことがことなので今寝かせるのも悪くはないだろう。
垣根「さっさと座れよ」ガタン
御坂「……黒子に離れてもらえばいいじゃないの」ガタン
垣根は手をツインテメントの前にかざし、小さな壁を作った。手の付近で小さな爆発を起こし、酸素が壁
を通過するようにした。
黒子「あ……ら?」バタ ボフッ
御坂「アンタ……!」
垣根「気にするな。ただの催眠薬に似た気体だ。強力だが人体に被害はない」
御坂「もうちょっとほかの方法はないの!?」
垣根「わりぃ。うっかりいっちまったから。黙らせるにはこれが一番手っ取り早い。
それに、どうせこいつには寝てもらう必要がある」
垣根は倒れそうになったツインテメントを抱えて、自分の斜め前の席に運んで置いた。
口を滑らせ、いきなり眠ってもらったが、これから話すことがことなので今寝かせるのも悪くはないだろう。
垣根「さっさと座れよ」ガタン
御坂「……黒子に離れてもらえばいいじゃないの」ガタン
垣根「俺にはこいつがお前にべったりで、離れろっつっても離れないと思うが。
それに無理に引き剥がすほうが怪しまれるぞ」スッ ペラペラ
御坂「そ、それはそうだけど。ていうか、黒子はもうアンタが戸籍上し死ぬとかいってるの聞いてるのよ。それ
に、起きた後どういうのよ。あ、メニュー貸しなさいよ」
垣根「But no problem. なんと、あの自家製催眠薬もどきは使用者が意識を失う前と起きた後しばらくの記憶がないのだ!
起きた後わけを訊かれたら貧血ってもっていえ。あと、メニューはそこにもう一部あるぞ」
御坂「わかったわよ。でも、貧血って...…。そもそも、こんな場所で機密事項とか話していいわけ?
アンタって死んでることになってるけど実は生きてるとか、聞かれていいの?」
ちっ。俺のすばらしい発音には賞賛《ツッコミ》なしかよ。
まあ、だてにレベル5、クローンども、妹達だっけ? で暗部を覗き見したわけじゃないか。
割と早く話が進めそうだ。
それに無理に引き剥がすほうが怪しまれるぞ」スッ ペラペラ
御坂「そ、それはそうだけど。ていうか、黒子はもうアンタが戸籍上し死ぬとかいってるの聞いてるのよ。それ
に、起きた後どういうのよ。あ、メニュー貸しなさいよ」
垣根「But no problem. なんと、あの自家製催眠薬もどきは使用者が意識を失う前と起きた後しばらくの記憶がないのだ!
起きた後わけを訊かれたら貧血ってもっていえ。あと、メニューはそこにもう一部あるぞ」
御坂「わかったわよ。でも、貧血って...…。そもそも、こんな場所で機密事項とか話していいわけ?
アンタって死んでることになってるけど実は生きてるとか、聞かれていいの?」
ちっ。俺のすばらしい発音には賞賛《ツッコミ》なしかよ。
まあ、だてにレベル5、クローンども、妹達だっけ? で暗部を覗き見したわけじゃないか。
割と早く話が進めそうだ。
ちまちまとした投下ですが見てくださってありがとうございます
宿題をするぜ
夜は宿題から逃げ切れたら来ます
夏休みよ
終わることなかれ……!!
宿題をするぜ
夜は宿題から逃げ切れたら来ます
夏休みよ
終わることなかれ……!!
>>625
ありがとう!!
理科の問題集終わったぜ!
喫茶店の席
|御坂 黒子
窓|テーブル ←一番端っこの席
|垣根 店内は満員の半分ほど
時間はお昼時過ぎて、3時前くらい
※能力測定日で特別に半日だよ(←勝手に決めちゃいました)
垣根くんは特別に常盤台に行ったから午後の測定になったんだよ
ここまで補足説明
ありがとう!!
理科の問題集終わったぜ!
喫茶店の席
|御坂 黒子
窓|テーブル ←一番端っこの席
|垣根 店内は満員の半分ほど
時間はお昼時過ぎて、3時前くらい
※能力測定日で特別に半日だよ(←勝手に決めちゃいました)
垣根くんは特別に常盤台に行ったから午後の測定になったんだよ
ここまで補足説明
垣根「聞かれちゃあ困るけど、こいつ《ツインテメント》がいっしょだったんじゃ、こんなところに誘うのがせいぜいだ。
大声で話さなければ何とかなるさ。なんなら俺が防音するか? あ、お前注文決まったか?」
御坂「そんなに急いで話すべきことなの、アンタの話って。わたしはアップルパイとミルクティーで」
垣根「早く情報交換したいんだ。上層部は一方的に連絡よこすだけだし、昔の知り合いにも連絡つかない、しつけない 。
手っ取り早く話が聞けそうなのはお前だけだ。俺はレアチーズケーキとレモネードだな。じゃあ、注文するぞ」
超電磁砲から注文する品を聞き、店員を呼んだ。
店員はテーブルに伏せているツインテメントを見て怪訝そうな顔をしたが、適当にずっと歩いてたから、
脱水一歩手前で疲れてるからといって、アップルパイとミルクティー、レアチーズケーキとレモネードと氷水のおかわりを注文した。
御坂「じゃあ、さっそく本題に入る?」
垣根「いや。食い物が来てからにしよう。話の途中に来たら気まずい」
大声で話さなければ何とかなるさ。なんなら俺が防音するか? あ、お前注文決まったか?」
御坂「そんなに急いで話すべきことなの、アンタの話って。わたしはアップルパイとミルクティーで」
垣根「早く情報交換したいんだ。上層部は一方的に連絡よこすだけだし、昔の知り合いにも連絡つかない、しつけない 。
手っ取り早く話が聞けそうなのはお前だけだ。俺はレアチーズケーキとレモネードだな。じゃあ、注文するぞ」
超電磁砲から注文する品を聞き、店員を呼んだ。
店員はテーブルに伏せているツインテメントを見て怪訝そうな顔をしたが、適当にずっと歩いてたから、
脱水一歩手前で疲れてるからといって、アップルパイとミルクティー、レアチーズケーキとレモネードと氷水のおかわりを注文した。
御坂「じゃあ、さっそく本題に入る?」
垣根「いや。食い物が来てからにしよう。話の途中に来たら気まずい」
御坂「それもそうね。じゃあ、改めて自己紹介しておくわ。わたしは御坂美琴。常盤台の三年生で、
元第三位で今は第二位の超電磁砲《レールガン》よ」
垣根「それじゃあ俺も。俺は垣根帝督。高二で、第二位の未元物質《ダークマター》」
御坂「あら、よろしくの一言もないのね」
垣根「よろしくする気がないんでな。ところで、そこのツインテメントは?」
御坂「白井黒子。わたしの後輩。中二でテレポーター。見ての通りジャッジメントよ。
あと、次、こんな風に気絶させたらただじゃおかないわよ」
改めて自己紹介が終わり、二人ともテーブルの上にあった氷水を一口飲んだ。
グラスを置いて、超電磁砲が話しかけてきた。
御坂「第二位って、アンタはまだあの化け物が生きてるって思ってるの?」
元第三位で今は第二位の超電磁砲《レールガン》よ」
垣根「それじゃあ俺も。俺は垣根帝督。高二で、第二位の未元物質《ダークマター》」
御坂「あら、よろしくの一言もないのね」
垣根「よろしくする気がないんでな。ところで、そこのツインテメントは?」
御坂「白井黒子。わたしの後輩。中二でテレポーター。見ての通りジャッジメントよ。
あと、次、こんな風に気絶させたらただじゃおかないわよ」
改めて自己紹介が終わり、二人ともテーブルの上にあった氷水を一口飲んだ。
グラスを置いて、超電磁砲が話しかけてきた。
御坂「第二位って、アンタはまだあの化け物が生きてるって思ってるの?」
垣根「化け物なら生きてるだろうよ。俺もあんまり詳しいことは知らされてないが、上層部のトップは何らかのプランを実行するため一方通行 が必要らしいからな」
御坂「必要なら、野放しにするかしら。それに、レベル5の代用品もいるしね」
超電磁砲の表情が変わっていた。
こいつは確かクローンを勝手に作られて、プチプチ一方通行に殺されていったっけ。
垣根「性能は高くないだろう。現に、第二候補《スペアプラン》の俺は代替品を作られずに、めんどい工程を経て蘇生されてる。それに、あれは自分のプランに必要なものを失くしたりしない。あと、俺が自由に動けてるか、泳がされてるかはさておき、スペアを確保しにこないあたり、第一候補《メインプラン》の生死や動向はつかんでるだろう」
御坂「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
第三位が叫んでテーブルを叩こうとしたから、あわてて手をつかんで止めた。
垣根「お、おい。落ち着け! 店の中だぞ。目立つな」
超電磁砲はあっ、といって周りを見た。
注目されていた。
気まずそうに二人はこほん、とわざとらしい咳払いをした。
御坂「必要なら、野放しにするかしら。それに、レベル5の代用品もいるしね」
超電磁砲の表情が変わっていた。
こいつは確かクローンを勝手に作られて、プチプチ一方通行に殺されていったっけ。
垣根「性能は高くないだろう。現に、第二候補《スペアプラン》の俺は代替品を作られずに、めんどい工程を経て蘇生されてる。それに、あれは自分のプランに必要なものを失くしたりしない。あと、俺が自由に動けてるか、泳がされてるかはさておき、スペアを確保しにこないあたり、第一候補《メインプラン》の生死や動向はつかんでるだろう」
御坂「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
第三位が叫んでテーブルを叩こうとしたから、あわてて手をつかんで止めた。
垣根「お、おい。落ち着け! 店の中だぞ。目立つな」
超電磁砲はあっ、といって周りを見た。
注目されていた。
気まずそうに二人はこほん、とわざとらしい咳払いをした。
>>1
乙
乙
とりあえず超つまらん
垣根持ってくれば伸びると思ったか?
まぁ、まだ読んでないんですけど
垣根持ってくれば伸びると思ったか?
まぁ、まだ読んでないんですけど
店員「えーと、ご注文の品をお持ちしました」ゴトゴト
御垣「ありがとうございます」フカブカ
一瞬だが、店員が天使、いや。救世主に見えた。
周りの視線と超電磁砲との雰囲気が痛い。
……チワゲンカ? コイビトカシラ? デモサンニンンダヨ ウワキ? トキワダイノオジョウサマガ?
さまざまな音が耳に入って、聴覚神経が脳に伝えるが拒否だ拒否。
このときほど自分の能力が《一方通行》だったらよかったと思う日はないだろう。
垣根「……とりあえず。落ち着け。いいな」
御坂「わ、わかったわ。ごめんなさい」
垣根「俺たちは注目されちゃまずいんだよ。わかる? これから話すことは聞かれちゃまずいんだよ。わかる?」
御坂「……わかってるわよ。でも……アンタがいきなり意味不明なこと言い出すからよ……」
御垣「ありがとうございます」フカブカ
一瞬だが、店員が天使、いや。救世主に見えた。
周りの視線と超電磁砲との雰囲気が痛い。
……チワゲンカ? コイビトカシラ? デモサンニンンダヨ ウワキ? トキワダイノオジョウサマガ?
さまざまな音が耳に入って、聴覚神経が脳に伝えるが拒否だ拒否。
このときほど自分の能力が《一方通行》だったらよかったと思う日はないだろう。
垣根「……とりあえず。落ち着け。いいな」
御坂「わ、わかったわ。ごめんなさい」
垣根「俺たちは注目されちゃまずいんだよ。わかる? これから話すことは聞かれちゃまずいんだよ。わかる?」
御坂「……わかってるわよ。でも……アンタがいきなり意味不明なこと言い出すからよ……」
そうか。こいつはアレイスターの何らかのプランを実行してることを知らないんだ。
垣根「悪かったよ。勝手に話を進めて」
御坂「ていうより、第一候補《メインプラン》とか第二候補《スペアプラン》とか、何の話よ」
垣根「学園都市のトップが企んでる計画に関するものだ。むかし、ちょっと調べてな」
御坂「……話ってそれのこと?」
垣根「いや、違う。その話は今回どうでもいい。今回の話はもっと身近だ」
思わず笑った。
どうでもいい、か。
やつの計画の全貌は知らないが、利用できるものはすべて利用してやがる。
もしかしたら今回のこと、やつが裏で糸を引いてるかもしれない。
自分を棚上げするが、表の人間を巻き込んで計画を実行してるなら、
垣根「悪かったよ。勝手に話を進めて」
御坂「ていうより、第一候補《メインプラン》とか第二候補《スペアプラン》とか、何の話よ」
垣根「学園都市のトップが企んでる計画に関するものだ。むかし、ちょっと調べてな」
御坂「……話ってそれのこと?」
垣根「いや、違う。その話は今回どうでもいい。今回の話はもっと身近だ」
思わず笑った。
どうでもいい、か。
やつの計画の全貌は知らないが、利用できるものはすべて利用してやがる。
もしかしたら今回のこと、やつが裏で糸を引いてるかもしれない。
自分を棚上げするが、表の人間を巻き込んで計画を実行してるなら、
垣根「アレイスター、もしそうだったら、ゆるさねえぞ」ボソ
なにこいつ? 急に意味のわから話をしたと思ったら、また急にあの表情になって。
でも、さっきよりもっと昏い気がする。
御坂「どうしたのよ、似合わない顔して」
垣根 ハッ「い、いや。なんでもない。気にするな」
御坂「口に出してたわよ、ふふ。先にケーキ食べるわよ」
垣根「どうぞどうぞ。あと、ませた笑いかたすんじゃねえよ」ヒョイ
嘲笑いだっての。
アップルパイに八つ当たり気味にフォークを刺した。
御坂「で、ケーキも来たし、そろそろ本題に入ってよ。できればさっきのプランも説明してくれとうれしいけど」モグモグ
垣根「はいはい。本題に入ろうか。プランは俺も詳しくは知らんが、話す必要があれば話す」モグモグ
御坂「どうでもよくないのね。本題はなに?」
垣根「常盤台にも出たらしいが、襲撃者の話だ。情報交換してほしい」
なにこいつ? 急に意味のわから話をしたと思ったら、また急にあの表情になって。
でも、さっきよりもっと昏い気がする。
御坂「どうしたのよ、似合わない顔して」
垣根 ハッ「い、いや。なんでもない。気にするな」
御坂「口に出してたわよ、ふふ。先にケーキ食べるわよ」
垣根「どうぞどうぞ。あと、ませた笑いかたすんじゃねえよ」ヒョイ
嘲笑いだっての。
アップルパイに八つ当たり気味にフォークを刺した。
御坂「で、ケーキも来たし、そろそろ本題に入ってよ。できればさっきのプランも説明してくれとうれしいけど」モグモグ
垣根「はいはい。本題に入ろうか。プランは俺も詳しくは知らんが、話す必要があれば話す」モグモグ
御坂「どうでもよくないのね。本題はなに?」
垣根「常盤台にも出たらしいが、襲撃者の話だ。情報交換してほしい」
襲撃者。
あの大柄の赤毛神父。黒子と後輩たちを傷つけた襲撃者。
御坂「どんなところから話せばいい」
乗ったわよ。
あのバカがかかわってた魔術。第三次世界大戦。かわいい後輩たちの敵。
垣根「まあ、ずいぶんとやる気だな。関わるかどうかはわからないが、とりあえず一年前のさまざまな出来事から話そうか――」
垣根はそこでいったん切って、こちらの顔をまっすぐ覗き込んで続けた。
垣根「――ただし、これから話すことは全部上層部に筒抜けで、お前を学園都市の暗部に落としかねない。俺はそれを避けたい――」
御坂「御託はいいわ。暗部に行かないと得られない情報もあるでしょう。
襲撃者もそうだけど、それに関係してるかもしれない人物《バカ》のことも多分そう。
わたしはなんとしてもそれが知りたいの」
御坂「――だから、全部話しなさい。わたしも全部話すわ」
あの大柄の赤毛神父。黒子と後輩たちを傷つけた襲撃者。
御坂「どんなところから話せばいい」
乗ったわよ。
あのバカがかかわってた魔術。第三次世界大戦。かわいい後輩たちの敵。
垣根「まあ、ずいぶんとやる気だな。関わるかどうかはわからないが、とりあえず一年前のさまざまな出来事から話そうか――」
垣根はそこでいったん切って、こちらの顔をまっすぐ覗き込んで続けた。
垣根「――ただし、これから話すことは全部上層部に筒抜けで、お前を学園都市の暗部に落としかねない。俺はそれを避けたい――」
御坂「御託はいいわ。暗部に行かないと得られない情報もあるでしょう。
襲撃者もそうだけど、それに関係してるかもしれない人物《バカ》のことも多分そう。
わたしはなんとしてもそれが知りたいの」
御坂「――だから、全部話しなさい。わたしも全部話すわ」
初めて書いたssに反応があって嬉しいんかどうかは知らないけど
不快に思うレスまで全部返さなくても良いからね?
あと合間合間の厨臭い私事報告もいらないな
不快に思うレスまで全部返さなくても良いからね?
あと合間合間の厨臭い私事報告もいらないな
自分はこんなにも小さかったんだ。
知ってるかのようで、何も知らなかった。
あの年に、こんなにもたくさんのことがあったの?
あのバカも、一方通行も、妹達も、垣根というやつも。
今日聞いた話は役に立つ。
わたしと垣根はそれぞれの話を聞くとひとつの物語ガ出来上がる。
たとえるならば人物画を人物と背景に無理やり分けていたものを重ねて一枚の絵にした感じだった。
わたしは学園都市の表側、少しの裏側。それと実際ロシアに行って見たものを話した。
垣根は学園都市の奥深くに沈んでいる暗部と上層部の話をした。
学園都市と魔術、あのバカと一方通行。
大体のことはつかめた。
もちろんすべてじゃない。たとえば、『0930』と呼ばれる事件、あのバカがイタリア旅行に行ったときのことと
か、アビニョンのこととか、一方通行がロシアに行く前のこととか。
だけど、世界の二大勢力が何を企んで、何をしたかは大体わかった。
許さない。
憶測に過ぎないがこれからしようとしているだろうことも許せないだろう。
知ってるかのようで、何も知らなかった。
あの年に、こんなにもたくさんのことがあったの?
あのバカも、一方通行も、妹達も、垣根というやつも。
今日聞いた話は役に立つ。
わたしと垣根はそれぞれの話を聞くとひとつの物語ガ出来上がる。
たとえるならば人物画を人物と背景に無理やり分けていたものを重ねて一枚の絵にした感じだった。
わたしは学園都市の表側、少しの裏側。それと実際ロシアに行って見たものを話した。
垣根は学園都市の奥深くに沈んでいる暗部と上層部の話をした。
学園都市と魔術、あのバカと一方通行。
大体のことはつかめた。
もちろんすべてじゃない。たとえば、『0930』と呼ばれる事件、あのバカがイタリア旅行に行ったときのことと
か、アビニョンのこととか、一方通行がロシアに行く前のこととか。
だけど、世界の二大勢力が何を企んで、何をしたかは大体わかった。
許さない。
憶測に過ぎないがこれからしようとしているだろうことも許せないだろう。
それにしても、
御坂「……あいつが魔術について知ってて話が早かったわ……利害が共通してて――」ボソ
黒子「あ、あのー、お姉様?」
御坂「ぇ、へっ!? 黒子呼んだ!?」
どうやら考え事に夢中になっていたようだ。
声をかけられてびっくりした。
黒子「お姉様は先ほどから何を難しい顔をなさってますの? 何かつぶやいてたようですが……」
御坂「い、いやあ、なんでもないわよ。ただ、その、そう!! あの男にリベンジしようって、イメージトレーニングしてたの!
そう、イメージトレーニングよ!!」
黒子「はあ、そうでしたの。あの殿方つよかったですわね」
御坂「そうね。一応レベル5の第一位の認定を受けただけあるわ」
御坂「……あいつが魔術について知ってて話が早かったわ……利害が共通してて――」ボソ
黒子「あ、あのー、お姉様?」
御坂「ぇ、へっ!? 黒子呼んだ!?」
どうやら考え事に夢中になっていたようだ。
声をかけられてびっくりした。
黒子「お姉様は先ほどから何を難しい顔をなさってますの? 何かつぶやいてたようですが……」
御坂「い、いやあ、なんでもないわよ。ただ、その、そう!! あの男にリベンジしようって、イメージトレーニングしてたの!
そう、イメージトレーニングよ!!」
黒子「はあ、そうでしたの。あの殿方つよかったですわね」
御坂「そうね。一応レベル5の第一位の認定を受けただけあるわ」
うまく話をそらせた……かな?
黒子「ええ。お姉様を負かせるなんて……。あ、っちょ、お姉様!? 放電してますわよ!?」
御坂「え、ああ。ごめん。ついうっかり。当たらなくてよかったわね、黒子ぉ」
黒子「そ、そうですわね。あー、ところでわたくしはなぜ貧血などで倒れたんでしょうか?」ハテ
御坂「夏に土手で長時間片付け知ったせいじゃないかしら……あはは」
話をぶり返さないでよ。
せっかく喫茶店で眼が覚めたときにごまかせたんだから。
黒子「それは脱水症状ではありませんか? それにしては二時間とは長いような……。
まあ、過ぎたことですし、仕方ありませんわ。明日、保健室の先生に見せていただきましょう」
御坂「そうしたほうがいいわね」
黒子「ええ。お姉様を負かせるなんて……。あ、っちょ、お姉様!? 放電してますわよ!?」
御坂「え、ああ。ごめん。ついうっかり。当たらなくてよかったわね、黒子ぉ」
黒子「そ、そうですわね。あー、ところでわたくしはなぜ貧血などで倒れたんでしょうか?」ハテ
御坂「夏に土手で長時間片付け知ったせいじゃないかしら……あはは」
話をぶり返さないでよ。
せっかく喫茶店で眼が覚めたときにごまかせたんだから。
黒子「それは脱水症状ではありませんか? それにしては二時間とは長いような……。
まあ、過ぎたことですし、仕方ありませんわ。明日、保健室の先生に見せていただきましょう」
御坂「そうしたほうがいいわね」
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