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元スレ上条「美琴ってMだよな……」
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以上、終了。
朝はすまん。限界だった。
今回は、ちょっと上の方で けなげ みたいなことが書かれてたので通い妻させてみた。微妙だけど。
禁書キャラとか特有のシチュを込められなかったのは勢いで書いたミス。せめて前髪から電気とばせばよかったかな・・・。
え? 続き?
ああ・・・うん。
え?
朝はすまん。限界だった。
今回は、ちょっと上の方で けなげ みたいなことが書かれてたので通い妻させてみた。微妙だけど。
禁書キャラとか特有のシチュを込められなかったのは勢いで書いたミス。せめて前髪から電気とばせばよかったかな・・・。
え? 続き?
ああ・・・うん。
え?
なお、ぴぃの人じゃありませんですよ。
あんな萌え死ねるシチュエーションは書けません。
あんな萌え死ねるシチュエーションは書けません。
乙
……上条さんはいつも風呂場で寝るんだ、
寝具一式はインデックスが使うんだよ
→つまりインデックスさんは既に上条さんの匂いを放つほどアレコレされている可能性がががが
……上条さんはいつも風呂場で寝るんだ、
寝具一式はインデックスが使うんだよ
→つまりインデックスさんは既に上条さんの匂いを放つほどアレコレされている可能性がががが
「はぁ・・・」
美琴は目の前で起立する『それ』にうっとりとした視線を当てると、熱のこもった吐息を漏らした。
瑞瑞しい唇の間を流れ出た甘い息は、ぬるりと『それ』に絡み付き、目には見えない艶化粧を施し、消える。
僅かに残るのは、空気の流れのみ。
「んっ・・・」
まるで吸い寄せられるように、少女の唇が『それ』に近付いていった。
「ちゅっ・・・」
唇を僅かに押し当て、小さく吸い込み、すぐに離す。そしてそれを繰り返す。
啄むような、いわゆるバードキスだ。
音だけはある意味無垢に、しかしそれを為す表情はどこまでも淫蕩に、『それ』と唇の挨拶が幾度も幾度も交わされた。
固い弾力を持つ幹部分、不器用な円みを持つ先端部分。
飛び石を跳ぶように、上下に唇が動く。
「はぁ・・・んぁ・・・」
そして根本近くに鼻先を埋めたところで、美琴は動きをとめた。
だがそれはキスの位置をとめただけに過ぎない。唇自体は、もう次の動きに移っている。
「はふ・・・」
顔を横に傾け、幹部分を唇で挟む。
半分も覆わない。幹周りの手前三分の一程度を浅くくわえ、ゆっくりと、小刻みに首を振った。
美琴から見れば横に、しかし実際の動きは上下に、『それ』の表面を唇で撫でる。
美琴は目の前で起立する『それ』にうっとりとした視線を当てると、熱のこもった吐息を漏らした。
瑞瑞しい唇の間を流れ出た甘い息は、ぬるりと『それ』に絡み付き、目には見えない艶化粧を施し、消える。
僅かに残るのは、空気の流れのみ。
「んっ・・・」
まるで吸い寄せられるように、少女の唇が『それ』に近付いていった。
「ちゅっ・・・」
唇を僅かに押し当て、小さく吸い込み、すぐに離す。そしてそれを繰り返す。
啄むような、いわゆるバードキスだ。
音だけはある意味無垢に、しかしそれを為す表情はどこまでも淫蕩に、『それ』と唇の挨拶が幾度も幾度も交わされた。
固い弾力を持つ幹部分、不器用な円みを持つ先端部分。
飛び石を跳ぶように、上下に唇が動く。
「はぁ・・・んぁ・・・」
そして根本近くに鼻先を埋めたところで、美琴は動きをとめた。
だがそれはキスの位置をとめただけに過ぎない。唇自体は、もう次の動きに移っている。
「はふ・・・」
顔を横に傾け、幹部分を唇で挟む。
半分も覆わない。幹周りの手前三分の一程度を浅くくわえ、ゆっくりと、小刻みに首を振った。
美琴から見れば横に、しかし実際の動きは上下に、『それ』の表面を唇で撫でる。
「ん・・・」
ちろり、と僅かに舌を伸ばす美琴。
唇の隙間に内側から差し込まれた舌先が『それ』に触れる。
顔の動きにあわせ、幹部分に唾液による湿り気が付加されていった。
「ん・・・ふ・・・んむ・・・」
薄く目を開ける。
そそり立つ『それ』を視界の端に捉らえながら、美琴は己の髪を一房、右手でつまんだ。
髪は長くない。いや、どちらかと言えば短い方だろう。
しかしそれでも十分だった。
目の前に立つ『それ』を、くすぐる程度であるならば。
「んふっ」
幹部分を唇と舌であやしながら、美琴はつまんだ髪の一房を、『それ』の先端にあわせた。
小さく、指を左右に動かし、表面を撫でる。
美琴の髪質は固い。
だがそれ以上に固く張り詰めた『それ』の先端は、間違いなくくすぐるような感触を快楽のひとさじに変えるだろう。
唇と、髪。
ぬるりと、サラリと。
異なる刺激による奉仕の時間が、ゆるゆると過ぎていく。
そして美琴の首の上下回数が三桁に達しようしたとき、
「ふあ・・・」
すっ、と少女は首を引いた。
唇と舌が幹部分から離れ、極細の唾液の糸が、プツリと切れる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
『それ』の根本に指を絡めた左手。変わらず髪で撫でる右手。
美琴はねっとりとした視線を『それ』に注ぎ、そして、こくっ、と唾を飲み込んだ。
視線の中に色濃い欲望を滲ませながら、美琴は口を開いた。
「んっ・・・」
餌をねだるように、舌を出す。
たっぷりと乗った唾液が、軽く回された舌の上で、ぬらぁっ、と踊る。
少女の頬は赤く染まり、瞳には隷属の悦びが浮かんでいる。だらしなく開いた口から漏れる吐息は、熱く濡れていた。
淫靡。
そう形容するに、相応しい顔だ。
「はぁ、はぁ、はぁ」
唾液が零れないよう、舌がゆっくりと上下された。
小刻みに震える美琴の顔が、引っ張られるように『それ』に近付いていく。
「んっ・・・」
ピチャ、という水音が、小さく、しかし確かに響いた。
『それ』の根本に指を絡めた左手。変わらず髪で撫でる右手。
美琴はねっとりとした視線を『それ』に注ぎ、そして、こくっ、と唾を飲み込んだ。
視線の中に色濃い欲望を滲ませながら、美琴は口を開いた。
「んっ・・・」
餌をねだるように、舌を出す。
たっぷりと乗った唾液が、軽く回された舌の上で、ぬらぁっ、と踊る。
少女の頬は赤く染まり、瞳には隷属の悦びが浮かんでいる。だらしなく開いた口から漏れる吐息は、熱く濡れていた。
淫靡。
そう形容するに、相応しい顔だ。
「はぁ、はぁ、はぁ」
唾液が零れないよう、舌がゆっくりと上下された。
小刻みに震える美琴の顔が、引っ張られるように『それ』に近付いていく。
「んっ・・・」
ピチャ、という水音が、小さく、しかし確かに響いた。
水音は連続する。
ピチャリ、ピチャリと、ちょうど犬がそうするように舐めあげる動作。
舐め上げ、離れ、また下から。
「んっ・・・んっ・・・んんっ・・・」
塗り重ねられた唾液の上に、熱い吐息がかかる。いつのまにか余裕がなくなった美琴の右手は髪による愛撫をやめてしまっていたが、代わりに幹部分の反った側を摩る動きへと変化していた。
「んぅ・・・」
美琴は舌を強く押し当て、舐め続ける。その合間に、幹部分に柔らかな頬を当て、さらに異なる刺激も加えた。
そして、
「んふぁ・・・もう、だめ・・・」
ぼんやりとした口調で呟く美琴。
口の端にたまった唾液が、糸をひいて落ちる。
「お願い当麻・・・ご奉仕、させて・・・」
そう言って、美琴は『それ』の先端に唇を寄せ、
「はぷっ」
かわいらしく、好物でも頬張るように、くわえ込んだ。
「んっ、んっ、んっ」
美琴の頭が規則正しく上下をはじめる。
唇が幹部分を柔らかく締め付け、口内で舌が踊る。
根本まで飲み込むのにあわせて強く、先端に戻るにつれて弱く、根本まで飲み込むのに合わせて幹部分に絡め、先端に戻るにつれて舌先で円を描く。
ピチャリ、ピチャリと、ちょうど犬がそうするように舐めあげる動作。
舐め上げ、離れ、また下から。
「んっ・・・んっ・・・んんっ・・・」
塗り重ねられた唾液の上に、熱い吐息がかかる。いつのまにか余裕がなくなった美琴の右手は髪による愛撫をやめてしまっていたが、代わりに幹部分の反った側を摩る動きへと変化していた。
「んぅ・・・」
美琴は舌を強く押し当て、舐め続ける。その合間に、幹部分に柔らかな頬を当て、さらに異なる刺激も加えた。
そして、
「んふぁ・・・もう、だめ・・・」
ぼんやりとした口調で呟く美琴。
口の端にたまった唾液が、糸をひいて落ちる。
「お願い当麻・・・ご奉仕、させて・・・」
そう言って、美琴は『それ』の先端に唇を寄せ、
「はぷっ」
かわいらしく、好物でも頬張るように、くわえ込んだ。
「んっ、んっ、んっ」
美琴の頭が規則正しく上下をはじめる。
唇が幹部分を柔らかく締め付け、口内で舌が踊る。
根本まで飲み込むのにあわせて強く、先端に戻るにつれて弱く、根本まで飲み込むのに合わせて幹部分に絡め、先端に戻るにつれて舌先で円を描く。
「んぷっ、んんんっ、んむぅっ」
上下運動が激しくなる。
唇の端から泡になった唾液が溢れ、飛沫となって落下した。
そして、
「~~~っ」
美琴が一際深く頭を下ろし、『それ』を喉奥にまでくわえ込み―――
「白井さーん? いますかー?」
初春飾利の声が響き、寮室のドアがノックされた。
「んぐうっ!?」
驚いたのは美琴だ。
早く返事をしなければ、ドアを開けられてしまう。しかしこの状況を見られてしまうわけにはいかない。
焦りゆえに思わずたてられた歯が、『それ』―――舐められ続けてふやけたバナナを、あっさりとその身を切断した。
上下運動が激しくなる。
唇の端から泡になった唾液が溢れ、飛沫となって落下した。
そして、
「~~~っ」
美琴が一際深く頭を下ろし、『それ』を喉奥にまでくわえ込み―――
「白井さーん? いますかー?」
初春飾利の声が響き、寮室のドアがノックされた。
「んぐうっ!?」
驚いたのは美琴だ。
早く返事をしなければ、ドアを開けられてしまう。しかしこの状況を見られてしまうわけにはいかない。
焦りゆえに思わずたてられた歯が、『それ』―――舐められ続けてふやけたバナナを、あっさりとその身を切断した。
「んんぐっ!」
口内にある長さゆえに飲み込むこともできず、それ以前にあわててしまって咀嚼もままならない。
「えっ!? この声、御坂さん……!? だ、大丈夫ですか!? 開けますよ!?」
こちらの声がドア向こうにも届いたのだろう。飾利の声があせったものに変わり、次いでドアノブがガチャリと回された。
(―――っ、そういえば、鍵……!)
少しだけのつもりで『練習』を始めたことと、白井から遅くなるというメールを受けていたため、油断していた。
服は着ている。特に自慰のようなことをしていたわけでもない。
ただ、口淫の練習をしていたところなど、相手にわかるわけがないと思いながらも、見られるのは色々と厳しい。
「んんんんっ!!」
ちょっと待って。
そう言おうとするが、言葉にならなければ伝わらないのも道理である。
目を白黒させる美琴の祈りも空しく、ガチャリ、とドアが開き、飾利が飛び込んできた。
口内にある長さゆえに飲み込むこともできず、それ以前にあわててしまって咀嚼もままならない。
「えっ!? この声、御坂さん……!? だ、大丈夫ですか!? 開けますよ!?」
こちらの声がドア向こうにも届いたのだろう。飾利の声があせったものに変わり、次いでドアノブがガチャリと回された。
(―――っ、そういえば、鍵……!)
少しだけのつもりで『練習』を始めたことと、白井から遅くなるというメールを受けていたため、油断していた。
服は着ている。特に自慰のようなことをしていたわけでもない。
ただ、口淫の練習をしていたところなど、相手にわかるわけがないと思いながらも、見られるのは色々と厳しい。
「んんんんっ!!」
ちょっと待って。
そう言おうとするが、言葉にならなければ伝わらないのも道理である。
目を白黒させる美琴の祈りも空しく、ガチャリ、とドアが開き、飾利が飛び込んできた。
「じゃあ、ゆっくり休んでくださいね」
「う、うん。ごめんね初春さん。何もおかまいできなくって」
「なに言ってるんですか。体調悪いんですから、そんなこと気にしないでください。それじゃあ、失礼しますね」
そう言って、飾利は部屋を出て行った。
パタン、と軽い音が響き、ドアが閉まる。
「……」
美琴は一拍だけ沈黙したあと、
「はー…」
ため息をつき、ベッドに寝転がった。
「初春さんでよかった……」
体調が悪かったので、バナナを食べて寝ようと思っていた。
そんな説明に、疑うことなく頷いてくれた彼女の純真さに感謝する。
顔が赤いことも疑問に思わなかったようだ。これが白井や佐天涙子あたりならば妙な勘繰りをされたに違いない。
「……今後は、もう少し場所を考えなきゃね」
白井も時折、空間移動で帰宅する場合がある。
トイレはちょっとあれだが、それでも寮での練習は控えた方がいいだろう。
(じゃあやっぱりアイツの家、かなぁ)
だがおそらく、そういうことになれば、練習どころか実地研修になることは間違いない。
「……ん」
トクン、と胸が騒ぎ出す。
(って、だめだめ! 寮じゃ絶対危ないってさっきわかったじゃない!)
ブンブン、と頭を振り、美琴は脳裏に浮かんだ光景をかき消した。
(寝よう! 今日はもう寝ちゃおう!)
そして勢いよくベッドに横になる。
制服が皺になるだろうが、明日明後日は休日である。なんとでもなるだろう。
胸の動悸と身体の疼きを強引にごまかしながら、美琴は目を閉じた。
「う、うん。ごめんね初春さん。何もおかまいできなくって」
「なに言ってるんですか。体調悪いんですから、そんなこと気にしないでください。それじゃあ、失礼しますね」
そう言って、飾利は部屋を出て行った。
パタン、と軽い音が響き、ドアが閉まる。
「……」
美琴は一拍だけ沈黙したあと、
「はー…」
ため息をつき、ベッドに寝転がった。
「初春さんでよかった……」
体調が悪かったので、バナナを食べて寝ようと思っていた。
そんな説明に、疑うことなく頷いてくれた彼女の純真さに感謝する。
顔が赤いことも疑問に思わなかったようだ。これが白井や佐天涙子あたりならば妙な勘繰りをされたに違いない。
「……今後は、もう少し場所を考えなきゃね」
白井も時折、空間移動で帰宅する場合がある。
トイレはちょっとあれだが、それでも寮での練習は控えた方がいいだろう。
(じゃあやっぱりアイツの家、かなぁ)
だがおそらく、そういうことになれば、練習どころか実地研修になることは間違いない。
「……ん」
トクン、と胸が騒ぎ出す。
(って、だめだめ! 寮じゃ絶対危ないってさっきわかったじゃない!)
ブンブン、と頭を振り、美琴は脳裏に浮かんだ光景をかき消した。
(寝よう! 今日はもう寝ちゃおう!)
そして勢いよくベッドに横になる。
制服が皺になるだろうが、明日明後日は休日である。なんとでもなるだろう。
胸の動悸と身体の疼きを強引にごまかしながら、美琴は目を閉じた。
部屋の、外。
「……」
飾利はゆっくりとドアを閉めてから、
「んー…」
と、口元に手を当てた。
僅かに天井を見上げるその横顔は、何事かを考えているものだ。
(今日は御坂さん、いるんですね。上条さん、何かあったのかな)
連休であるし、間違いなく彼の家に泊まりこんでいると思っていたのだが。
(まぁでも、)
と、飾利は口元を隠しながら、笑みを浮かべる。
それは普段の彼女からは想像もつかないような、妖艶な笑み。
(……練習するんなら、きちんと場所を考えないと駄目ですよ、御坂さん)
「……」
飾利はゆっくりとドアを閉めてから、
「んー…」
と、口元に手を当てた。
僅かに天井を見上げるその横顔は、何事かを考えているものだ。
(今日は御坂さん、いるんですね。上条さん、何かあったのかな)
連休であるし、間違いなく彼の家に泊まりこんでいると思っていたのだが。
(まぁでも、)
と、飾利は口元を隠しながら、笑みを浮かべる。
それは普段の彼女からは想像もつかないような、妖艶な笑み。
(……練習するんなら、きちんと場所を考えないと駄目ですよ、御坂さん)
赤い頬、潤んだ瞳、布団にあった。唾液の跡。そしてバナナ。
美琴は風邪と言っていたが、それはちょっと無理があるだろう。
(きっと今頃、ナニかしてると思いますけど……)
聞き耳を立てれば、もしかしたら聞こえるかもしれないが、録音までは無理だ。
美琴のあられもない声が手に入れば、
(……白井さんの調教にも効果あるかもしれません)
それを聞かせながら攻めれば、よい反応を見せてくれるだろう。
とはいえ、盗聴器もない今では、それは無理な話だった。
飾利は、はぁ、とため息をつく。
白井の不在は予想していたが、美琴がいるとは思っていなかった。
予定では歩いて帰ってくる白井を、美琴の香りがするベッドで苛め抜くつもりだったのだが…。
(まぁ、今日は支部で我慢しますか。きっとここから迎えに行けば、そっちの方の近くで落ち合うでしょうし)
陰核にローター、肛門にアナルバールをつけられた状態での空間移動は不可能だ。
仕事が終わって同時に支部を出たが、自分の方が早く寮についたということは、間違いなく歩きだろう。
今頃、ひょこひょこと少しでも不自然にならないよう、しかしそれがゆえに不自然な歩き方になっていると気がつかずに、ゆっくりと歩いているに違いなかった。
そうと決まれば、ここには用はない。
寮監に風紀委員の仕事で迎えに来たと告げれば、外泊許可はすぐに下りるだろう。
「くすっ」
飾利は小さく含み笑いをこぼしながら、脚を踏み出した。
今夜、白井はどんな風に泣き、喘ぎ、そして懇願してくるだろう。
「白井さんって、攻められると弱いんですから……」
飾利の呟きは、誰にも聞かれることなく、静寂な廊下の中に消えていった。
美琴は風邪と言っていたが、それはちょっと無理があるだろう。
(きっと今頃、ナニかしてると思いますけど……)
聞き耳を立てれば、もしかしたら聞こえるかもしれないが、録音までは無理だ。
美琴のあられもない声が手に入れば、
(……白井さんの調教にも効果あるかもしれません)
それを聞かせながら攻めれば、よい反応を見せてくれるだろう。
とはいえ、盗聴器もない今では、それは無理な話だった。
飾利は、はぁ、とため息をつく。
白井の不在は予想していたが、美琴がいるとは思っていなかった。
予定では歩いて帰ってくる白井を、美琴の香りがするベッドで苛め抜くつもりだったのだが…。
(まぁ、今日は支部で我慢しますか。きっとここから迎えに行けば、そっちの方の近くで落ち合うでしょうし)
陰核にローター、肛門にアナルバールをつけられた状態での空間移動は不可能だ。
仕事が終わって同時に支部を出たが、自分の方が早く寮についたということは、間違いなく歩きだろう。
今頃、ひょこひょこと少しでも不自然にならないよう、しかしそれがゆえに不自然な歩き方になっていると気がつかずに、ゆっくりと歩いているに違いなかった。
そうと決まれば、ここには用はない。
寮監に風紀委員の仕事で迎えに来たと告げれば、外泊許可はすぐに下りるだろう。
「くすっ」
飾利は小さく含み笑いをこぼしながら、脚を踏み出した。
今夜、白井はどんな風に泣き、喘ぎ、そして懇願してくるだろう。
「白井さんって、攻められると弱いんですから……」
飾利の呟きは、誰にも聞かれることなく、静寂な廊下の中に消えていった。
投下終了。
二回も上げてしまった。すまん。
そして今回、ほとんどM琴じゃない。すまん。
ついでに黒春嫌いな人、すまん。
唐突に奉仕描写を書きたくなったので何も考えずに書いたのですよ。
なお、初春×黒子を書くつもりはありませぬ。ここはM琴の場所だしな……。
なんとなく今回のオチで使っただけなので、気にしないでください。
二回も上げてしまった。すまん。
そして今回、ほとんどM琴じゃない。すまん。
ついでに黒春嫌いな人、すまん。
唐突に奉仕描写を書きたくなったので何も考えずに書いたのですよ。
なお、初春×黒子を書くつもりはありませぬ。ここはM琴の場所だしな……。
なんとなく今回のオチで使っただけなので、気にしないでください。
>>1000まで行きたいな
上条の部屋には、ベランダに通じる大きな掃出窓があった。
その窓の向こうには別の学校の寮が見えるくらいで、普通に生活している分にはカーテンがなくても室内を覗かれる心配はほとんどない。
件の寮から、望遠鏡を使えば別かもしれないが、ヘテロであるならば好き好んで男子寮を覗く者もいないだろう。
それでも、上条部屋のみならず、だいたいの部屋の掃出窓にはカーテンが据え付けられている。太陽の光や音を防ぐため、必要だからだ。
だが、それも全開にしてしまっていれば、まったくカーテンは機能しない。
ついでに窓まで開けてしまえば、音まで外に漏れるだろう。
その窓の向こうには別の学校の寮が見えるくらいで、普通に生活している分にはカーテンがなくても室内を覗かれる心配はほとんどない。
件の寮から、望遠鏡を使えば別かもしれないが、ヘテロであるならば好き好んで男子寮を覗く者もいないだろう。
それでも、上条部屋のみならず、だいたいの部屋の掃出窓にはカーテンが据え付けられている。太陽の光や音を防ぐため、必要だからだ。
だが、それも全開にしてしまっていれば、まったくカーテンは機能しない。
ついでに窓まで開けてしまえば、音まで外に漏れるだろう。
「美琴」
「う、うん」
掃出窓を背にした上条に促され、美琴は頷いた。
季節は春の、時刻は夕暮れ。太陽はかなり傾いているが、まだまだ人通りが絶えるまでは時間がある。
上条の部屋は一階や二階という低い階層ではないが、それでも人の行き交う声や気配は、十分に感じられた。
カーテンが開いてなければ、あるいは窓が閉まっていたならば、また話が別だったかもしれないが。
赤く染まった美琴の顔は、カーテンから入ってくる夕焼けに照らされているから、上条という想い人と二人でいるから、というだけではなかった。
常盤台の制服姿。
いつもの格好である彼女の足元に、その原因のひとつがあった。
短パンが、落ちている。
脱いでそこに置いた、という風情ではなく、両足の甲にくしゃりと乗っかかった状態である。留めているボタンを外し、重力に任せて落とした、という感じだった。
ついさきほど、美琴が自ら、そうしたものだ。
「・・・・・・」
上条は薄い笑みを口元に張り付かせたまま、床に座り込んでいた。見上げてくる視線は優しげであるが、多分に揶揄を孕んだものだ。
その揶揄はおそらく、短パンの内側が妙に濡れていることと、無関係ではない。
「う、うん」
掃出窓を背にした上条に促され、美琴は頷いた。
季節は春の、時刻は夕暮れ。太陽はかなり傾いているが、まだまだ人通りが絶えるまでは時間がある。
上条の部屋は一階や二階という低い階層ではないが、それでも人の行き交う声や気配は、十分に感じられた。
カーテンが開いてなければ、あるいは窓が閉まっていたならば、また話が別だったかもしれないが。
赤く染まった美琴の顔は、カーテンから入ってくる夕焼けに照らされているから、上条という想い人と二人でいるから、というだけではなかった。
常盤台の制服姿。
いつもの格好である彼女の足元に、その原因のひとつがあった。
短パンが、落ちている。
脱いでそこに置いた、という風情ではなく、両足の甲にくしゃりと乗っかかった状態である。留めているボタンを外し、重力に任せて落とした、という感じだった。
ついさきほど、美琴が自ら、そうしたものだ。
「・・・・・・」
上条は薄い笑みを口元に張り付かせたまま、床に座り込んでいた。見上げてくる視線は優しげであるが、多分に揶揄を孕んだものだ。
その揶揄はおそらく、短パンの内側が妙に濡れていることと、無関係ではない。
「ぅ・・・」
その視線に、ゾクリとした何かを感じ、美琴は身を震わせた。
まるでパブロフの犬のように、身体の奥が熱くなってくる。
その熱に後押しされた美琴の指が、小さく震えながら己がスカートの裾を、ちょい、と摘んだ。
こくっ、と唾を飲む。上条の顔をしっかりと見ながら、美琴は唇を開く。
「み、見てください、ご主人様・・・」
言いながら、ゆっくりとスカートをめくりあげはじめた。
お嬢様学校ゆえにそれなりに長い裾が徐々に持ち上がる。
膝がまず、覗いた。
指や唇と同様、小さく震える膝。だがそれは緊張ゆえでは、ない。
次に太股が見えた。
普段は短パンに隠れた、まだ未成熟な曲線。だがいま、その曲線はいびつに歪んでいる。バイブレーターに繋がる、遠隔リモコン部分を固定するための、革ベルトによって。
そしてーーースカートが、腰骨の高さにまで、持ち上げられた。
下着が見える。
白い、飾り気の少ない下着が。
溢れ出した粘液によってジュクジュクに濡れ、肌に張り付いている下着が。
隠した部分から生えたバイブレータによって、クロッチ部分だけは大きく盛り上がった、下着。
上条の視線が、恥ずべき部分に向いている。
いやそれだけではない。
カーテンどころか、窓自体が開けられた状況。
赤い空と、道を挟んだ向かいの寮に、淫らな姿を晒しているのだ。
その視線に、ゾクリとした何かを感じ、美琴は身を震わせた。
まるでパブロフの犬のように、身体の奥が熱くなってくる。
その熱に後押しされた美琴の指が、小さく震えながら己がスカートの裾を、ちょい、と摘んだ。
こくっ、と唾を飲む。上条の顔をしっかりと見ながら、美琴は唇を開く。
「み、見てください、ご主人様・・・」
言いながら、ゆっくりとスカートをめくりあげはじめた。
お嬢様学校ゆえにそれなりに長い裾が徐々に持ち上がる。
膝がまず、覗いた。
指や唇と同様、小さく震える膝。だがそれは緊張ゆえでは、ない。
次に太股が見えた。
普段は短パンに隠れた、まだ未成熟な曲線。だがいま、その曲線はいびつに歪んでいる。バイブレーターに繋がる、遠隔リモコン部分を固定するための、革ベルトによって。
そしてーーースカートが、腰骨の高さにまで、持ち上げられた。
下着が見える。
白い、飾り気の少ない下着が。
溢れ出した粘液によってジュクジュクに濡れ、肌に張り付いている下着が。
隠した部分から生えたバイブレータによって、クロッチ部分だけは大きく盛り上がった、下着。
上条の視線が、恥ずべき部分に向いている。
いやそれだけではない。
カーテンどころか、窓自体が開けられた状況。
赤い空と、道を挟んだ向かいの寮に、淫らな姿を晒しているのだ。
「っ」
美琴の背筋に、小さな電撃が走った。
バイブレーターを飲み込むように膣内がうごめき、スイッチを切られて動きを止めているはずの性具が、モゾリと揺れる。
「それで? 今日はいつから、こんなことをしてたんだ?」
自らすべてを命じておきながら、上条は尋ねた。
「ん、んぅ・・・あ、朝から、です」
己の吐く息の熱を唇で感じながら、美琴が答える。
恥ずかしい。
染まった顔は、燃えるほど熱い。
恥ずかしい。
心臓は、全力で走ったとき以上に早い。
だがーーー気持ちいい。
見られる快感。
浅ましい自分を晒す快楽が、胸を、身体を、そして股間を強く疼かせる。
その疼きに追い立てられるように、美琴の秘裂からは、とろりとろりと蜜が雫として零れ、太股を伝って流れて落ちていった。
美琴の背筋に、小さな電撃が走った。
バイブレーターを飲み込むように膣内がうごめき、スイッチを切られて動きを止めているはずの性具が、モゾリと揺れる。
「それで? 今日はいつから、こんなことをしてたんだ?」
自らすべてを命じておきながら、上条は尋ねた。
「ん、んぅ・・・あ、朝から、です」
己の吐く息の熱を唇で感じながら、美琴が答える。
恥ずかしい。
染まった顔は、燃えるほど熱い。
恥ずかしい。
心臓は、全力で走ったとき以上に早い。
だがーーー気持ちいい。
見られる快感。
浅ましい自分を晒す快楽が、胸を、身体を、そして股間を強く疼かせる。
その疼きに追い立てられるように、美琴の秘裂からは、とろりとろりと蜜が雫として零れ、太股を伝って流れて落ちていった。
「いつ、これを入れたんだ?」
「あ、朝、黒子が、シャワー、浴びてる間にっ」
「どこで? トイレかどこかでか?」
「い、いいえ、んぅっ・・・自分の、ベッドで、です・・・」
「ベッドで? 白井が出てくるとか思わなかったのか?」
「あの娘、いつも時間どおりに、ぁんっ、出てきます、から」
「でもよくこんなの入ったな。ローションとか、使ったんだろ?」
「いえ、その・・・じ、自分で・・・」
「自分で、なんだよ。はっきり言えって、前に教えたよな?」
「んあっ」
上条の指が、ツン、と下着越しにバイブレーターの頭をつついた。
パチッ、と美琴の前髪から電気が弾ける。
「ご、ごめんなさい、あっ、やっ、突かないでっ、くださ、あっ」
「・・・・・・」
「ああっ、くふっ、オ、オナニーっ、あっ、オナニーしてっ、自分で濡らしっ、あっ、あっ、ああっ、ああんっ!」
「ふーん」
ひとしきり突いてから、上条の指がバイブレーターから離れた。ツツッ、と糸が、下着と彼の指先とを繋ぐ。
「ローション使ってもいいって言ったのに、自分で濡らしたんだな。なんでだ?」
上条は自分の人差し指についた蜜を親指で弄びながら、美琴を見上げた。
「あ、朝、黒子が、シャワー、浴びてる間にっ」
「どこで? トイレかどこかでか?」
「い、いいえ、んぅっ・・・自分の、ベッドで、です・・・」
「ベッドで? 白井が出てくるとか思わなかったのか?」
「あの娘、いつも時間どおりに、ぁんっ、出てきます、から」
「でもよくこんなの入ったな。ローションとか、使ったんだろ?」
「いえ、その・・・じ、自分で・・・」
「自分で、なんだよ。はっきり言えって、前に教えたよな?」
「んあっ」
上条の指が、ツン、と下着越しにバイブレーターの頭をつついた。
パチッ、と美琴の前髪から電気が弾ける。
「ご、ごめんなさい、あっ、やっ、突かないでっ、くださ、あっ」
「・・・・・・」
「ああっ、くふっ、オ、オナニーっ、あっ、オナニーしてっ、自分で濡らしっ、あっ、あっ、ああっ、ああんっ!」
「ふーん」
ひとしきり突いてから、上条の指がバイブレーターから離れた。ツツッ、と糸が、下着と彼の指先とを繋ぐ。
「ローション使ってもいいって言ったのに、自分で濡らしたんだな。なんでだ?」
上条は自分の人差し指についた蜜を親指で弄びながら、美琴を見上げた。
「あ、う・・・それは、」
「・・・・・・」
「が、我慢、できなかったんです・・・」
「・・・・・・」
「前の夜からドキドキして・・・朝起きたら、もう、その・・・アソコ、ぬ、濡れてて・・・」
「アソコ?」
上条の両目が、すうっ、と細まり、
「ああっ、ふあっ、ああんっ、オ、あぅっ、オマンコ、ですっ、ああっ、オマンコっ、濡れてましたぁっ、んんんっ」
弾けた電気の音が、艶に染まった美琴の声と重なる。
上条は、意地が悪そうに苦笑。
「おいおい美琴。そんなに大きな声だしたら、外に聞こえちまうぜ?」
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ・・・で、でも、こんな、我慢が・・・」
「まぁ聞かせたいってんならいいけどな。・・・結局美琴は、昨日からバイブを挿れたくて挿れたくて仕方なかったってわけだ」
「ぅ・・・そ、そうです・・・挿れたくて、仕方ありませんでした・・・」
「美琴」
「は、はい」
上条は口元の笑みを消し、美琴の目を見た。
「淫乱」
「んぅっ!」
言葉に反応し、とぷっ、と股間から粘液が漏れた。
今までよりも僅かに多く分泌された蜜は、太股を流れるよりも早く重力に囚われて珠となって落下する。
ポタリと、短パンに大きな染みができた。
「・・・・・・」
「が、我慢、できなかったんです・・・」
「・・・・・・」
「前の夜からドキドキして・・・朝起きたら、もう、その・・・アソコ、ぬ、濡れてて・・・」
「アソコ?」
上条の両目が、すうっ、と細まり、
「ああっ、ふあっ、ああんっ、オ、あぅっ、オマンコ、ですっ、ああっ、オマンコっ、濡れてましたぁっ、んんんっ」
弾けた電気の音が、艶に染まった美琴の声と重なる。
上条は、意地が悪そうに苦笑。
「おいおい美琴。そんなに大きな声だしたら、外に聞こえちまうぜ?」
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ・・・で、でも、こんな、我慢が・・・」
「まぁ聞かせたいってんならいいけどな。・・・結局美琴は、昨日からバイブを挿れたくて挿れたくて仕方なかったってわけだ」
「ぅ・・・そ、そうです・・・挿れたくて、仕方ありませんでした・・・」
「美琴」
「は、はい」
上条は口元の笑みを消し、美琴の目を見た。
「淫乱」
「んぅっ!」
言葉に反応し、とぷっ、と股間から粘液が漏れた。
今までよりも僅かに多く分泌された蜜は、太股を流れるよりも早く重力に囚われて珠となって落下する。
ポタリと、短パンに大きな染みができた。
「んあっ、はあっ、はあっ、そうですっ、私は、美琴は淫乱ですっ。イヤラシイんですっ」
外に聞こえるほど大きな美琴の声。耐え切れなくなったように、くるり、くるり、と少女の腰が淫らなダンスを踊り始める。
「まったく」はぁ、とため息をつく上条。「こんなイヤラシイやつには、お仕置きが必要だよな?」
「っ」
お仕置き。
その単語が耳に入った瞬間、美琴の胸が大きく鼓動をうった。円を描く股間がさらなる蜜を分泌し、触れてもいないバイブレーターが再びモゾリと動く。
なにをされるのだろう。どんな目にあうのだろう。
美琴は、口内で舌を回してから、粘度のあがった唾液を飲み込む。
「あっ、はあっ」
こくっ、と喉の動いた美琴が、淫蕩な笑みを浮かべた。
「は、はい・・・お仕置きしてください、ご主人様・・・」
外に聞こえるほど大きな美琴の声。耐え切れなくなったように、くるり、くるり、と少女の腰が淫らなダンスを踊り始める。
「まったく」はぁ、とため息をつく上条。「こんなイヤラシイやつには、お仕置きが必要だよな?」
「っ」
お仕置き。
その単語が耳に入った瞬間、美琴の胸が大きく鼓動をうった。円を描く股間がさらなる蜜を分泌し、触れてもいないバイブレーターが再びモゾリと動く。
なにをされるのだろう。どんな目にあうのだろう。
美琴は、口内で舌を回してから、粘度のあがった唾液を飲み込む。
「あっ、はあっ」
こくっ、と喉の動いた美琴が、淫蕩な笑みを浮かべた。
「は、はい・・・お仕置きしてください、ご主人様・・・」
ネタ切れー。
紳士たちはネクタイと靴下以外も身につけてください。
この後、美琴の恥ずかしい報告のつもりだったけど、会話だけになりそうだしどうしようかなー。
お仕置き内容思い付いたら続きを書きますかねぇ。
紳士たちはネクタイと靴下以外も身につけてください。
この後、美琴の恥ずかしい報告のつもりだったけど、会話だけになりそうだしどうしようかなー。
お仕置き内容思い付いたら続きを書きますかねぇ。
「こら、もうちょっと緩めろよ美琴」
少女の左太股に右手を添え、上条は少女の脚を撫であげた。
「んあっ、はっ、はいぃ」
その言葉に、美琴は喘ぎまじりの返事を返す。
膝ほどまでずり下げられた、彼女の下着。
すでにべっとりと濡れた下着に、新たにポタリ、ポタリと粘液が落ちていった。
秘裂が根本までくわえこんでいたバイブレーター。それに上条の左手が添えられ、不規則に動かされていた。
押し込む動きではない。
左右に小刻みに震わされながらも、バイブレーターは僅かずつ引き抜かれていく。
「あっ、あっ、ああっ」
ずっ、ずっ、と性具が膣壁を擦っていく度に、美琴に口から艶めかしい嬌声が漏れる。
よほど強い力で締め付けているせいか、バイブレーターは中々秘裂から解放されない。
それを言葉では叱りながらも、上条の口元には笑みが浮かぶ。いくら貪欲に締め付けようが、その気になれば引き抜くのは容易だ。
それをしない理由など、ひとつしかない。
「あくっ、あはあっ、ひあっ、ああっ」
時に円を描き、時に押し戻す。
そんなことを繰り返しようやく、バイブレーターの先端が秘裂から抜け落ちた。
「ふああんっ」
ビクッ、と美琴の腰が跳ねる。膣内に溜まっていた白濁の愛液が、下着に、床に、大粒の雫を降らせていく。
「はあっ、はあっ、はあっ」
身体を苛んでいた快楽の源泉がなくなり、荒い息をつく美琴。
今朝からずっと身を凌辱し、恥辱を与えられ続けていたモノをなくした秘裂は、だが、ヒクヒクと物欲しそうに震えていた。
「美琴。お前のここ、また突っ込んでほしいって言ってるみたいだぜ?」
ツン、と上条の指が濡れた膣口を突く。
「ああんっ」
ビクッ、と美琴が震え、腰がひけた。
欲情の汗に濡れた少女の頬。そこに張り付いた髪がパチパチと音をたてるが、太股に添えられた右手のせいか、直ぐさま掻き消える。
「ん・・・んんぅ・・・ご主人様ぁ・・・」
スカートを持ち上げたまま、美琴はむずがるように、しゃがみこむ上条を見た。
見下ろす視線に含まれているのは精一杯の媚び。
彼の右手に触られている限り、美琴には抵抗する術はない。能力は封じられ、力では上条に叶わない。それに、彼の携帯電話には、もう何枚もの己の恥態が納められている。
(あぁ・・・私、絶対に逆らえないんだ・・・)
抵抗するつもりはない。
だが「抵抗すらできない」という状況を思うだけで、美琴の胸中は被虐の悦びに彩られる。
これからどんなお仕置きをされるのだろう。どんな恥ずかしいことをされるのだろう。
それを考えるだけで太股をゆるりと蜜が滑り、すりすりと両膝がすり合わされる。
ニチャ、と下着が、粘質の音をたてた。
「まったく、イヤラシイやつだな」
それを目の端に捉えながら、上条が立ち上がる。
そして彼は右手を美琴の頬に添えると、美琴の唇に左手のバイブレーターが押し当てた。
「んむっ!」
美琴はそれに逆らわない。
大きく口をあけ、自分の愛液でぬめぬめとするバイブレーターを先端からくわえ込んだ。さらに、上条が押し込むまでもなく、自分から奥まで飲み込んでいく。
(あぁ、私の味がするぅ・・・イヤラシイよぉ・・・)
美琴の表情が自虐の悦楽にとろりと溶ける。
バイブレーターと唇の隙間から愛液交じりの唾液が漏れ、顎にまで伝っていった。
「どうだ? 美味いかよ美琴」
「んぁんっ」
バイブレーターの表面をなめ回しながら頷く彼女の表情に、嫌悪感はまったくない。それどころか、口内でも快楽を得ているかのように、とぷっ、と秘裂から新たな雫が落ちていった。
「よぉし、じゃあ離すなよ? それから、動くな」
「んぅ」
んふー、んふー、と鼻だけで呼吸を繰り返す美琴。
スカートを持ち上げたまま、ブラジャーをつけていない胸に掻き抱かれた両手には、固くしこりたった乳首の感触がある。
股間からの快楽のない今、すぐに刺激したかった。
しかし「動くな」と命令された以上、そんな勝手なことはできない。
自分で貪ることもできない、目の前にある快楽に、美琴の瞳が濁りかすんでいく。
「いい子だ、美琴」
ニヤリと笑う上条。
彼は触れるか触れないかの加減を保ちながら、頬、顎、首と、下に下に右手を滑らせた。
ふぅんふぅんと美琴が鳴く。やがて、右手は、美琴の慎ましやかな胸の曲線にまで達した。
「んんんっ・・・んんっ、むふんっ・・・」
ブラウス越しに、彼の右手。
揉みしだかれる、あるいは摘まれる期待に、美琴はさらにバイブレーターをなめ回す。
右手がゆっくりと、確かめるようになだらかな膨らみをさすりーー
「・・・・・・」
深くなる上条の笑み。
次の瞬間、空いていた彼の左手中指が、一息に美琴の秘裂に滑り込んだ。
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