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    元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」

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    205 = 204 :

    メロンパン職人「もうっ。勇者さんのおかげで昨日は大変だったんですからね」

    勇者「……一応、話を聞かせてもらおうか」

    メロンパン職人「覚えてないんですか? まあ、俺も直接見ていたわけじゃないですけど」

    メロンパン職人「勇者さん、椅子から立ち上がった拍子に滑って転んで頭をぶつけて気絶しちゃったらしいじゃないですか」


    勇者「……」

    206 = 204 :

    メロンパン職人「いやぁ、勇者さんって、意外とドジですよね。俺、それを聖女様から聞いて思わず笑っちゃいましたもん」

    勇者「……」

    メロンパン職人「あっ。もしかして、勇者さんもなんだかんだ言って聖女様の前で緊張しゃったりしてたとか?」

    メロンパン職人「興味ないふりして、素直じゃないですねぇ」


    勇者「……」

    207 = 204 :

    メロンパン職人「あっ。そうそう、そう言えば見てくださいよ、これ」ゴソゴソ

    メロンパン職人「……じゃーん! 聖女様のサイン!」

    メロンパン職人「俺は何も持ち合わせてなかったんですけどね。お願いしたら、教会の方で紙を用意してもらえたんです!」

    メロンパン職人「どうです? 羨ましいでしょう? あの図太い勇者さんですら、目の前にいると緊張して転んでしまう、あの聖女様のサインですよ!」


    勇者「……」

    208 = 204 :

    勇者「……それ、ちょっと貸してみろ」

    メロンパン職人「うん? ははぁん。やっぱり勇者さんも欲しかったんですね。でも残念ながら『メロンパン職人さんへ』って書いて貰ってますからね。あげることはできないですよ」

    勇者「……」

    メロンパン職人「今度聖女様に会えた時にお願いしたらどうですか?」

    メロンパン職人「まあ? 勇者さんがどうしてもって言うなら貸してあげるくらいは別にいいですけど?」

    スッ

    勇者「……」

    209 = 204 :

    メロンパン職人「いやぁ、さすがは聖女様ですよね。もうね。本人も超美人さんだし、その上、字まで綺麗とか。完璧かよって」

    メロンパン職人「なんと言うかこう、字からも滲み出る神聖さ? みたいな? 人柄を写すと言うか? そういうのが感じられますよね」

    メロンパン職人「いやぁ、昨日は宿が全部断られてよかった。橋の下に居て良かった。おかげで聖女様と出会うことができたんですもの」

    メロンパン職人「俺、もう完全に聖女様のファンになっちゃいましたよ。生きてて良かった。あはははは」



    勇者「何が聖女だよ」ビリビリビリッ


    メロンパン職人「あああああああああああああ!!?」

    210 = 198 :

    やると思った

    211 = 204 :

    勇者「あの暴力聖女め。人が気絶している間に調子に乗りやがって」


    メロンパン職人「ああっ!! ああっ!! ああああああああああああ!!!」


    勇者「……今に見てろよ。次に会った時は絶対おっぱい揉んでやるからな」


    メロンパン職人「ああああああああああああああ!!!」

    212 = 204 :

    氷の魔「……朝からうるさいぞ……少しは静かにしろ」モソモソ

    氷の魔「……む?」


    メロンパン職人「あぁ……ああぁぁ……」


    氷の魔「勇者、この男は何故、泣きべそをかきながら床に散らばった紙片を拾い集めている……?」

    勇者「ほっとけ」


    メロンパン職人「あああぁぁぁ……」メソメソ

    213 :

    ほぼ無理やり連れてきたメロンパン職人にこの仕打ち
    失望しました氷の魔女のファンになります

    216 :

    みせつけたメロンパン職人が阿呆なんじゃ

    218 = 213 :

    誰か氷の魔女さんに枕か毛布差し入れてやれよ
    寝ることしかやることないんだぞ

    221 :

    そろそろ新しい魔法開発するべきだなst

    223 :

    ほほほのは

    233 = 204 :

    235 :

    おはようさん
    安価下

    237 :

    全裸待機

    238 :

    オムスビワッショイ

    240 :

    オパイまち

    242 = 204 :

    神父「おはようございます、勇者さん」

    勇者「おはようございます……アンタは?」

    神父「この教会の神父です。あなた達のことは聖女様からお聞きしていますよ」

    神父「なんでも、宿に困っているとか。王都に滞在している間はいつでもここを利用してくださって構いません。部屋は余っているのでね」

    勇者「ああ。ありがとう。主を入れてくれる宿がなくて困ってたんだ。助かるよ」

    神父「……主?」

    勇者「うん」


    「キィキィ」

    メロンパン職人「うぅ……聞いてください、主よ……勇者さんが酷いんです」

    「キィ」パクパク


    勇者「まったく罰当たりな話だよな」

    神父「うぅん……」

    243 = 204 :

    勇者「なあ、聖女に会いたいんだけど。どうすれば会えるかわからないか?」

    神父「聖女様ですか……時折、教会に祈りを捧げに来ることはありますが、そう頻繁ではありませんね」

    神父「……あの方は忙しいですから。そう会えるものでは」

    神父「聖女様との面会を求めて遠くの街からいらっしゃる方も多いのですが、その全てが叶っているわけではありませんのが現状でね」

    勇者「なるほど……」

    244 = 204 :

    勇者「有名な聖女様だけあって、そう簡単に会えるわけじゃないってことか」

    勇者「まあいいさ。いずれ、王様の紹介で会えることは決まっているんだ」

    勇者「逃げられるとは思うなよ……!」


    メロンパン職人「はぁ……今度は破られたりしない頑丈な物にサイン貰おう……鉄板とかどうですかね」

    「キィ」

    247 = 204 :

    メロンパン職人「勇者さん、今日はどうするんですか?」

    勇者「うーん。聖女と会える日がまだわからないんだよな。適当に時間潰さなきゃならないわけだが」

    勇者「とりあえず街にでも出てみるか……?」

    勇者「聖女の胸もそうだが、光の安価についても考えなきゃならんしな」

    勇者「……ここに篭ってても良い案が浮かばなそうだし、出てみるか」

    248 = 204 :

    勇者「行き先、どうしようか」


    聖剣>>251

    249 = 238 :

    トイレ

    250 :

    散髪屋


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