元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
851 = 841 :
おっぱいも揉ませずに何が聖女だ
852 :
弱体化してるずた袋さんってどのぐらいの強さなんだ?
854 :
まともなこと言う
855 = 818 :
聖女「あの氷の魔女を倒した勇者さんなら、この事態を黙って見ていることは無いはず……!」
聖女「それに、聖剣ならば悪魔とも十分に渡り合えるはず」
聖女「けど、どこにいるんでしょうか……会う手段がありません……」
聖女「どこかで戦っているとは思うのですが……」
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
聖女「!!」
ガッ!
騎士C「聖女様っ!!」
856 = 818 :
聖女「はぁっ、はぁっ……」ググッ
騎士C「も、もうその傷では無理です! 無茶をしないでください!」
騎士C「そんな体で、立ち上がれるわけが……!」
聖女「……一番傷ついているのは、前線で戦っているあなたたちの方じゃないですか」
聖女「あなたたちがまだ戦っていると言うのに、わたしが、このくらいで……!」グググッ…
騎士C「く……くそぉ……」
857 = 818 :
下級悪魔「ギャギャギャギャ!!」
聖女「ッ!?」
騎士C「そ、空からも来やがった……!?」
騎士C「こんな時に……!!」
858 = 818 :
下級悪魔「ギャギィィ!!」バッ!
騎士C「あ、悪魔め! こっちに来るなぁ!」ブンッ!
スカッ
下級悪魔「ギヒヒッ!!」
騎士C「こ、こいつ……!」
859 = 818 :
下級悪魔A「ギャギャギャギャ!!」
下級悪魔B「ギィィ!!」
下級悪魔C「ギギャハハ!!」
聖女「…………群れが……!」
騎士C「な、なんだっ!? 何でこいつら、こっちにばかり集まって来るんだ!?」
聖女「……」
860 :
しえん
862 = 860 :
私怨
863 = 860 :
流石に寝たか
864 :
1人だけお茶出されなかったら家に帰って泣くと思うわ
865 = 818 :
騎士C「く、来るなぁ! 聖女様に近寄るんじゃない!」
ブンッ! ブンッ!
下級悪魔達「ギャハハハ!!」
騎士C「くそっ、どんどん増えて来る……!」
騎士「こいつら、どうしてこっちにばかり集まって来るんだよ!!」
ザクッ!
騎士C「ぐぁっ!」
聖女「騎士さん……!」
866 = 818 :
投下ミス。>>865は気にしないで
867 :
ざんこーくな君のおかあさん
ぼーくにだけお茶のださなかった!
した
868 = 818 :
投下ミスしてなかったわ
>>865で合ってた
すまん
869 = 818 :
下級悪魔A「ギャハハハ!!」
下級悪魔B「ギャハハハハ!!」
聖女「……」
聖女「騎士さん、ここはもうダメです……」
聖女「どう言うわけか、悪魔達がどんどんこちらに向かって集まってきています……」
聖女「あの悪魔達の狙いは、私みたいですね……」
騎士C「!!」
870 = 860 :
たとえ休みだとしても寝なくて大丈夫なん?
871 = 818 :
聖女「彼らの注意がこちらに向いているのなら……」
聖女「……」
聖女「騎士さん、逃げてください。いま隻腕の悪魔と戦っているみなさんを達を連れて」
騎士C「なっ!?」
873 = 818 :
騎士C「なんてことを言っているんですかっ! 貴女を置いて逃げるだなんて!」
聖女「……隻腕の悪魔もいる状況で、このまままともに戦っていては勝ち目がありません」
聖女「みんな、集まってきた悪魔達によって殺されてしまいます」
聖女「けど、彼らの狙いが私だと言うのならば、あなたたちだけでも逃げることができるはずです」
騎士C「そ、そんな……」
875 = 818 :
聖女「早く行ってください。前で戦っているみなさんも、もう限界が近いはず」
騎士C「……」
聖女「……」
聖女「……私なら大丈夫です。これでも足は速い方なんですから。みなさんが行った後、どうにか逃げ切ってみせます」
聖女「教会にまで行ければ、手段はまだありますので……!」
騎士C「……!!」
876 = 818 :
下級悪魔の群れ「ギギャギャギャギャ!!」
騎士C「!!」
聖女「もうこんなに集まって……!」
聖女「騎士さん、行ってください! 早く!」
聖女「自分のことは自分でどうにかしますから、私のことはお気になさらず!!」
877 = 860 :
紫煙
878 = 818 :
下級悪魔達「ギャハハハハハハハハ!!」
騎士C「……」
騎士C(自分のことは自分で何とかするって……?)
騎士C(聖女様……!)
騎士C(そんな身体で、走れるわけがないじゃないかっ!!)
バッ!
騎士C「悪魔め、こっちに来るなあああ!!」
聖女「!!」
879 = 860 :
紫煙
880 = 841 :
漢だな
881 = 818 :
下級悪魔達「ギ?」
騎士C「どっか行けよおおおおおおおお!!」
ブンッ、ブンッ、ブンッ!
下級悪魔達「…………」
882 = 818 :
聖女「騎士さん!!」
騎士C「逃げないですから!!」
聖女「ッ!」
騎士C「俺が、こいつらのこと引きつけますから!!」
騎士C「聖女様、自分で逃げられるって言うんなら、聖女様の方こそ今のうちに逃げてくださいよ!!」
883 = 818 :
騎士C「貴女は王都の希望なんですから! 生きてください!」
騎士C「王都がこんなことになっていても、貴女さえいれば、まだどうにか立て直せるはずでしょう!」
聖女「ッ……それは……!」
騎士C「ここには、俺の家族もいるんです……けど、ここで俺だけが生き延びたって、こんな状況から守り切ることなんて……!」
騎士C「だから貴女が生きて王都を……俺の代わりに、家族を……!!」
騎士C「どうか、ここで諦めることなんて、しないでください……!!」
聖女「…………!!」
884 = 860 :
揉ませていればこんなことには
885 = 818 :
下級悪魔A「ギギィ!!」
ガブッ!
騎士C「うわあっ!!」
聖女「騎士さんッ!?」
887 = 841 :
おっぱいさえ揉めれば...
888 = 818 :
下級悪魔達「ギギャギャギャギャ!!」
ガブッ! ガブッ!
騎士C「はぁ、はぁ……聖女様……」
騎士C「どうか、ご無事で……」
聖女「そんな、ダメです!! 騎士さん!!」
聖女「誰か……誰か騎士さんを!!」バッ
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
ドガッ!!
騎士達「くそぉっ!!」
聖女「……!!」
889 = 852 :
勇者ー!!早く来てくれー!!
890 = 818 :
聖女「誰か……誰かいるのなら…………」
聖女「誰か、皆を助けてください!!!」
891 = 818 :
キィーーーー!!
バササッ!!
聖女「!?」
892 = 818 :
ボウッ!!
聖女「あれは……炎!?」
聖女「……こっちに、向かって来る……?」
ゴウッ!!
下級悪魔達「––––––––ギ?」
ドパァァァァァァン!!!
893 = 860 :
しえん
894 = 818 :
聖女「悪魔の群れに、炎が……!」
聖女「って、騎士さんは!?」
騎士C「……」ドサッ
聖女「大丈夫ですかッ!」タタタッ
騎士C「……」
聖女「気絶している……けど、あの炎の塊が来たというのに……火傷が……?」
聖女「これはどういう……」
勇者「あっ。暴力聖女」
聖女「!」
895 :
かっこいいはずなんだけどなぁ
896 = 818 :
勇者「急に悪魔達が一箇所に向けて集まり始めたから様子を見に来てみたけど、当たりだったみたいだな」
聖女「ゆ、勇者さん……」
勇者「良かった良かった。早く聖女の所に行けって城から追い出されたってのに、お前全然見つからないんだもん」
聖女「……」
勇者「こんな所で何やってんだ?」
勇者「と言うか、お前が戦ってたとか言う上位の悪魔だったっか。そいつはどこに––––––––」
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
勇者「あそこか」
聖女「……」
897 = 818 :
勇者「先に戦ってる騎士さん達も苦戦してるみたいだな」
勇者「ちょっと加勢してくる」
聖女「勇者さん……」
勇者「なんだよ」
聖女「…………あの……」
氷の魔女「勇者!!! お前!!!」
勇者「!」
聖女「!」
898 = 818 :
氷の魔女「鳥を燃やすなら先に言え、馬鹿者! わたしがどこにいると思っている!」
勇者「うるさいな……袋は燃えないように主が気を遣ってくれただろうが」
氷の魔女「袋が燃えなくともあの炎はわたしに効く」
勇者「でも死なないんだろ?」
氷の魔女「熱いのは嫌いだ!」
勇者「元気じゃねえか」
899 = 860 :
しえん
900 = 818 :
勇者「悪いな。なんか話があったみたいだけど」
聖女「……いえ」
勇者「今はそれどころじゃないな。騎士さん達が危ないみたいだ」
勇者「本当は俺もお前に用事があるんだけど……今は一旦忘れる。あの片腕の、デカイ悪魔をやっつけるのが優先だ」
聖女「……」
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