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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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今日は定時ダッシュするつもりだけど金曜だからどうなるかわからない
遅かったら察してください
遅かったら察してください
まだ続いてたのかこれ
もう一週間は経つんじゃねえの
もう一週間は経つんじゃねえの
ズバッ!
氷像A「––––––––!」ズズゥン…!
勇者「おおおっ!」
ズガッ! ドシュッ!
氷像B「––––––––」
氷像C「––––––––」
ガラガラガラ…
氷像D「……」
氷像E「……」
氷像F「……」
氷像G「……」
氷像A「––––––––!」ズズゥン…!
勇者「おおおっ!」
ズガッ! ドシュッ!
氷像B「––––––––」
氷像C「––––––––」
ガラガラガラ…
氷像D「……」
氷像E「……」
氷像F「……」
氷像G「……」
ザシュッ!
勇者「はぁ、はぁ」
勇者「……いま、倒したので何体目だ?」
勇者「いくら何でも数が多すぎだろ。全然減ってる気がしねえっ」
氷像H「……」
氷像I「……」
氷像J「……」
勇者「はぁ、はぁ」
勇者「……いま、倒したので何体目だ?」
勇者「いくら何でも数が多すぎだろ。全然減ってる気がしねえっ」
氷像H「……」
氷像I「……」
氷像J「……」
勇者「一体一体は大したことないけど、この魔物たち、生き物じゃないな?」
勇者「いくらでも替えの効く量産品ってやつか」
勇者「こんなの全部相手してたらキリがない!」
ズバッ!
勇者「いくらでも替えの効く量産品ってやつか」
勇者「こんなの全部相手してたらキリがない!」
ズバッ!
勇者「はぁ、はぁ……」
勇者「いつまでもこんなこと続けられたら先にこっちが参っちまう」
勇者「……こいつら、あっちの方向からゾロゾロ来てるな。大元がそこにあるのか?」
勇者「大元叩きに行くのもアリか。一旦逃げて立て直すのもいいか」
勇者「どっちにしろ、俺の居場所がバレてる以上こいつらいつまでも湧いて来るぞ」
勇者「聖剣! 何か良い策はあるかっ」
聖剣「>>429」
勇者「いつまでもこんなこと続けられたら先にこっちが参っちまう」
勇者「……こいつら、あっちの方向からゾロゾロ来てるな。大元がそこにあるのか?」
勇者「大元叩きに行くのもアリか。一旦逃げて立て直すのもいいか」
勇者「どっちにしろ、俺の居場所がバレてる以上こいつらいつまでも湧いて来るぞ」
勇者「聖剣! 何か良い策はあるかっ」
聖剣「>>429」
これはあれか
赤ちゃんにして統率を乱すとかそういうことか
赤ちゃんにして統率を乱すとかそういうことか
聖剣「全く……手のかかるガキだ」
勇者「うるさいな! で、どうするんだよ」
聖剣「……」
勇者「……」
聖剣「…………」
勇者「…………」
勇者「……あれ? それだけ?」
勇者「うるさいな! で、どうするんだよ」
聖剣「……」
勇者「……」
聖剣「…………」
勇者「…………」
勇者「……あれ? それだけ?」
勇者「まさか、ただ文句言っただけなのか!?」
勇者「なんかないのか! こう、状況を打破する何かとか!」
聖剣「……」
勇者「……どうして何も喋ってくれないんだ」
氷像「––––––––!」ブンッ!
勇者「……くそっ!」
ガァン!
勇者「なんかないのか! こう、状況を打破する何かとか!」
聖剣「……」
勇者「……どうして何も喋ってくれないんだ」
氷像「––––––––!」ブンッ!
勇者「……くそっ!」
ガァン!
勇者「はぁ、はぁ……」
無数の氷像「……」ゾロゾロ
勇者「やべぇ、モタモタしてたら完全に囲まれちまった」
勇者「なぜ何も答えてくれないんだ聖剣!」
聖剣「……」
勇者「……まさか」
無数の氷像「……」ゾロゾロ
勇者「やべぇ、モタモタしてたら完全に囲まれちまった」
勇者「なぜ何も答えてくれないんだ聖剣!」
聖剣「……」
勇者「……まさか」
勇者「まさか、あれなのか!」
勇者「俺がパンティの安価をなかなか達成しないからって拗ねてるのかお前!」
聖剣「……………………」
勇者「くそっ、そういうことかよ」
勇者「魔物に支配された都市を攻略するとか、それどころじゃないってわけか」
勇者「そうとわかればこんな奴らを相手している暇はない」
勇者「パンティ探しに行かなくちゃ!」
勇者「俺がパンティの安価をなかなか達成しないからって拗ねてるのかお前!」
聖剣「……………………」
勇者「くそっ、そういうことかよ」
勇者「魔物に支配された都市を攻略するとか、それどころじゃないってわけか」
勇者「そうとわかればこんな奴らを相手している暇はない」
勇者「パンティ探しに行かなくちゃ!」
勇者「そこを––––––––どけぇっ!!!」
ズバッ!!
氷像「––––––––」ズズゥン…!
勇者「パンティ、パンティ……まずはこの都市で生き残りの女の子とかが居そうなところを見つけなきゃな」
勇者「火のないところに煙は立たない」
勇者「女の子のいないところにパンティは無いからな」
タタタッ
ズバッ!!
氷像「––––––––」ズズゥン…!
勇者「パンティ、パンティ……まずはこの都市で生き残りの女の子とかが居そうなところを見つけなきゃな」
勇者「火のないところに煙は立たない」
勇者「女の子のいないところにパンティは無いからな」
タタタッ
お前それを口実にパンティ探したいだけなんじゃあるまいな
おかえり
すまんが明日明後日保守できそうにない
安価なら下
すまんが明日明後日保守できそうにない
安価なら下
タタタッ
勇者「はぁ、はぁ」
勇者「あの氷像ども、足はあんまり速くないみたいで助かったな……」
勇者「一先ずは撒けたみたいだ」
勇者「えぇと、とりあえず状況を整理するか」
勇者「はぁ、はぁ」
勇者「あの氷像ども、足はあんまり速くないみたいで助かったな……」
勇者「一先ずは撒けたみたいだ」
勇者「えぇと、とりあえず状況を整理するか」
勇者「今俺がいるのは……街中の、元は商店街だったっぽいところかね。周りには店らしき建物が並んでる」
勇者「どれもこれも氷が張ってる……こんな中に人が居るもんかね。凍え死んじまうよ」
勇者「ドアなんかも凍りついてるから、人が出入りするのは難しそうだ」
勇者「都市全体があの氷のやつらの親玉に支配されてるっぽいな」
勇者「そして、その親玉ってやつは多分……」
勇者「……」
勇者「ここからでも見える、あのでっかい氷のお城にいるんだろうなぁ。如何にも!ってかんじがするし」
勇者「だが今はそんな奴を相手にしてる場合じゃないよな」
勇者「どれもこれも氷が張ってる……こんな中に人が居るもんかね。凍え死んじまうよ」
勇者「ドアなんかも凍りついてるから、人が出入りするのは難しそうだ」
勇者「都市全体があの氷のやつらの親玉に支配されてるっぽいな」
勇者「そして、その親玉ってやつは多分……」
勇者「……」
勇者「ここからでも見える、あのでっかい氷のお城にいるんだろうなぁ。如何にも!ってかんじがするし」
勇者「だが今はそんな奴を相手にしてる場合じゃないよな」
勇者「どうする。住人の生き残りを探すにしても、奴らの目の届く範囲に人なんていないと思うが……」
勇者「こんな時に頼りになりそうな安価は……」
聖剣「……」
勇者「……パンティ見つけるまではお預けか」
勇者「こんな時に頼りになりそうな安価は……」
聖剣「……」
勇者「……パンティ見つけるまではお預けか」
氷鳥「ギィ! ギィ!」バササッ
勇者「!!」
氷鳥「ギギィ! ギィ!」
勇者「あのクソドリめ……お前に落とされたの、絶対忘れないからな」
勇者「この剣が届く距離なら叩き斬ってやるところなんだが……」
勇者「……」
勇者「ところで。なんであいつ、あんな所でじっと止まってるんだ?」
氷鳥「ギギィ! ギギィ! ギギィ!」
勇者「……まさか」
氷像A「––––––––」
氷像B「––––––––」
勇者「俺の居場所を氷像どもに伝えてるのか!」
勇者「!!」
氷鳥「ギギィ! ギィ!」
勇者「あのクソドリめ……お前に落とされたの、絶対忘れないからな」
勇者「この剣が届く距離なら叩き斬ってやるところなんだが……」
勇者「……」
勇者「ところで。なんであいつ、あんな所でじっと止まってるんだ?」
氷鳥「ギギィ! ギギィ! ギギィ!」
勇者「……まさか」
氷像A「––––––––」
氷像B「––––––––」
勇者「俺の居場所を氷像どもに伝えてるのか!」
勇者「本当ムカつくなぁ! あのトリ! こんなんじゃ地上のどこにも逃げ場が無いじゃないか!」
勇者「地上のどこにも……」
勇者「!」
氷像「––––––––!」ブンッ!
勇者「っ!」バッ
ズバッ!
ズズゥン…!
勇者「地上に逃げ場が無いのなら、空から見えない所になら生き残りがいるかもしれない……?」
勇者「地上のどこにも……」
勇者「!」
氷像「––––––––!」ブンッ!
勇者「っ!」バッ
ズバッ!
ズズゥン…!
勇者「地上に逃げ場が無いのなら、空から見えない所になら生き残りがいるかもしれない……?」
某所
子ども「お母さん……おなかすいた……」
母親「ごめんね……でも、今はどうにもならないの」
母親「配給の時間までもうすぐだから、もう少し待ってね……」
子ども「……」
子ども「お母さん……おなかすいた……」
母親「ごめんね……でも、今はどうにもならないの」
母親「配給の時間までもうすぐだから、もう少し待ってね……」
子ども「……」
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