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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない？」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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傭兵「それで？ 何をしていた」
勇者「……明日の決戦までに、どうしても必要な物がある」
傭兵「どうしても必要な物……？」
勇者「ああ。とても重要な物なんだ。残念ながら、俺はそれを持っていなくてさ。それが無いと、俺たちに明日の勝ち目は無いかもしれない」
傭兵「そんな大事なことを、どうして言わないんだ」
勇者（言えるわけないだろ）
勇者「……明日の決戦までに、どうしても必要な物がある」
傭兵「どうしても必要な物……？」
勇者「ああ。とても重要な物なんだ。残念ながら、俺はそれを持っていなくてさ。それが無いと、俺たちに明日の勝ち目は無いかもしれない」
傭兵「そんな大事なことを、どうして言わないんだ」
勇者（言えるわけないだろ）
勇者「いやいや、いいって。大丈夫だから」
傭兵「大丈夫なものか。私と君は一蓮托生。運命共同体のようなものなんだぞ」
傭兵「こんな夜中にこっそり他人の荷を漁るくらいだ。よほど切迫しているのだろう」
傭兵「明日の切り札は、君とその聖剣なのだ。少しでも万全な状態で戦って貰わなければ私が困る」
勇者「いや本当、大丈夫なんで。勘弁してください」
傭兵「大丈夫なものか。私と君は一蓮托生。運命共同体のようなものなんだぞ」
傭兵「こんな夜中にこっそり他人の荷を漁るくらいだ。よほど切迫しているのだろう」
傭兵「明日の切り札は、君とその聖剣なのだ。少しでも万全な状態で戦って貰わなければ私が困る」
勇者「いや本当、大丈夫なんで。勘弁してください」
傭兵「そこまでして断るのか。……何か後ろ暗い物なのか？」
勇者「……」
傭兵「気にするな。多少の暗い仕事なら私にも経験はある。たとえ探している必要な物が、金品やそれに類する物だとしても、協力すると約束しよう」
勇者「……」
傭兵「氷の魔女に勝つためだ。手段を選んでいる暇はないのだろう？」
勇者「……」
勇者「……本当？」
勇者「……」
傭兵「気にするな。多少の暗い仕事なら私にも経験はある。たとえ探している必要な物が、金品やそれに類する物だとしても、協力すると約束しよう」
勇者「……」
傭兵「氷の魔女に勝つためだ。手段を選んでいる暇はないのだろう？」
勇者「……」
勇者「……本当？」
勇者「本当に良いの？ 聞いた後でドン引きしたりしない？」
傭兵「くどいぞ」
勇者「……」
傭兵「くどいぞ」
勇者「……」
勇者「うーん……」
勇者「やっぱりいいや」
傭兵「……協力は要らないと？」
勇者「ああ。でも、心配は要らないよ。手がかりは見つけた。丁度、もう少しで目当ての物が見つかりそうなところだったんだ」
傭兵「そうなのか」
勇者「やっぱりいいや」
傭兵「……協力は要らないと？」
勇者「ああ。でも、心配は要らないよ。手がかりは見つけた。丁度、もう少しで目当ての物が見つかりそうなところだったんだ」
傭兵「そうなのか」
傭兵「……ならば良いのだが」
勇者「うん。だから傭兵は先に戻って明日に備えて休んでくれれば」
傭兵「ちなみに、手がかりとはどんな物だ？」ｽﾞｲｯ
勇者「いややややややっ、だからいいって……」
傭兵「……それ、私の鞄じゃないか」
勇者「へ？」
勇者「うん。だから傭兵は先に戻って明日に備えて休んでくれれば」
傭兵「ちなみに、手がかりとはどんな物だ？」ｽﾞｲｯ
勇者「いややややややっ、だからいいって……」
傭兵「……それ、私の鞄じゃないか」
勇者「へ？」
傭兵「……うん？ 君、よく見ると何かを後ろ手に隠しているな？」
傭兵「何を見つけた？ 見せてみろ」
勇者「いや、その、あの」
傭兵「明日の決戦に必要な物なのだろう。私の荷で良ければいくらでも貸してやる。そいつを見せてみろ」
勇者「あっあっあっ……」
傭兵「何を見つけた？ 見せてみろ」
勇者「いや、その、あの」
傭兵「明日の決戦に必要な物なのだろう。私の荷で良ければいくらでも貸してやる。そいつを見せてみろ」
勇者「あっあっあっ……」
勇者「赤ちゃんになぁれ！！」ぺかーっ
傭兵「……ばぶぅ」
傭兵「……ばぶぅ」
勇者「危なかった」
勇者「と言うかこいつ、女だったのかよ」
傭兵「あうー……」
勇者「……本人の前だけど、失礼して……」
ｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿ…
勇者「あったぁ！！ パンティあったよ聖剣！！ 白いやつだ！！」
勇者「と言うかこいつ、女だったのかよ」
傭兵「あうー……」
勇者「……本人の前だけど、失礼して……」
ｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿ…
勇者「あったぁ！！ パンティあったよ聖剣！！ 白いやつだ！！」
勇者「これで安価が出せる……！」
勇者「待ってろよ、氷の魔女。明日は必ず倒してやるからな」ｷﾞｭｯ
勇者「……その前にこいつをどうにかしないとな」
傭兵「きゃっきゃっ」
勇者「待ってろよ、氷の魔女。明日は必ず倒してやるからな」ｷﾞｭｯ
勇者「……その前にこいつをどうにかしないとな」
傭兵「きゃっきゃっ」
赤ちゃん魔法ほんと便利だな
赤ちゃんプレイも無駄ではなかったか
赤ちゃんプレイも無駄ではなかったか
この勇者は後にどういう伝説が残るのかな
周りの評判が一部美化されてるけど
周りの評判が一部美化されてるけど
もうこの程よい馬鹿馬鹿しさが、やきとりと馬刺しを思い出してならない
>>582
なつかしい。あの時もなんだかんだ一週間以上張り付いてたなあ。
なつかしい。あの時もなんだかんだ一週間以上張り付いてたなあ。
魔剣カオスはキャラ立ってたのに最後まで微妙なキャラだった聖刀日光とは何だったのか
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