元スレ女魔王「冥土の土産に一つくらい望みを叶えてやろうではないか」男「童貞卒業したい」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 95 :
終わらせる気あるのか?ゴールが見えない
152 :
しえんた
153 = 99 :
国王とか大抵宗教背負ってるだろ
154 = 42 :
明日の朝まで残しといてくれ…
155 :
いつスレタイに戻るのか
156 = 21 :
むしろ下心ありありだろ
157 = 1 :
王「何? それはそれで玉無しの腑抜け野郎なのではないか」ボソッ
王「まあ良い、しかし興味が出てきたな、その男」
王「会えるか?」
姫騎士「明日には、ここを発つかと」
王「なんだ、忙しいヤツなのか」
王「せめて一目でもな」
姫騎士「で、でしたら、発つ前に一度お伺いに」
姫騎士「私が早朝に行って参りますが」
王「……なるほど」ギリギリ
王(何かと理由をつけて会いたいと言うワケか)
王(くそがっ、気に入らんヤツだったら打ち首獄門じゃ)
王(姫をたぶからし気味の勇者と違い、そいつは殺した所で何も諸国からお咎めなど無いだろう)ヒヒヒッ
姫騎士(今日のお父様はなぜか少し恐いような)
姫騎士(前からこうだった……っけ?)
姫騎士(久しぶりと言えば久しぶりだから、気のせいかも知れないな)
姫騎士(しかし、これで最後にもう一度会えるな)
姫「……」
158 = 122 :
まだ終わらせなくていいぞ
1000までいこう
160 = 1 :
王「なんじゃ」
姫「いえ」
姫(私と勇者さまとの婚姻を、出来ればお父様に薦めて頂きたいのですけど……)
姫(しかし、お父様はきっとそれを是とはしてくれないでしょう)
姫(……それも国の為)
姫(恐らくは、どこかの大国の次男、もしくは三男の方と……)ハァ
ドドドドッ
ドドッ
バアアン
王「……うん? 何事じゃ」
兵士「き、緊急自体です」ハァハァ
……
…
男「なんだ騒がしいな」
宿屋の店主「どうしたんだい、お兄さん」
男「外が騒がしい、何かあったのか」
宿屋の店主「……んあ?」ヒョイ
宿屋の店主「なんだい、兵士が慌しいな」
161 = 99 :
城の中に魔王いたな、忘れてたわ
162 = 21 :
おもらしだもんなぁ
163 :
魔王たんprpr
164 :
男「まっ、俺には関係ねぇかな」
男(どうせ明日には発つんだ)
宿屋の店主「怪我したヤツも多い見たいだな」
男「怪我ねぇ、戦争でも起きたってかい」
宿屋の店主「そんな噂は聞いた事ねぇ」
男「ふわあああ」
宿屋の店主「肝据わってんなあ、お兄さんよぉ」
男「どうにもならない事もあるさ」テクテク
男「俺はもう寝る」
テクテク
テク
女魔王「はあ、どうしよ」
男「……ん?」
女魔王「勇者の鞄から金くすねて出て来たはいいけど」
女魔王「あいつの魔力を感じたのは何気に初めてだし、多分近いと思うんだよねえ」ブツ
女魔王「ここらで別れて一人で探索するのが吉」ブツブツ
女魔王「でも宿とったはいいけど、だいぶ取られたなあ」ブツブツ
女魔王「田舎モノだと思われてぼったくられたんじゃ……」アワワ
男(なんだあいつ、隣の部屋のヤツか?)
男(どっかで見た事あんな)ジィイ
女魔王「むっ、視線」キョロキョロ
女魔王(なんだ、あの男……どこかで)キュピン
女魔王(いや、あの魔力……とあの顔)ハッ
男(あの挙動不審な感じ……それにあのローブ、まさか)ハッ
女魔王「……」
男「……」
168 = 164 :
男「で」
女魔王「で」
男&女魔王「「出たあああーー!!!」」
宿屋の店主「なんだうるせぇな」ヒョコ
宿屋の店主「どうかなさいましたかですかねぇ」
男「いや、なんでもない」
女魔王「そ、そうですそうです!」
男「ちょ待てよ、お前なんでこんなトコいんの」ヒソッ
女魔王「そりゃこっちの台詞」ヒソッ
宿屋の店主「全く騒がしい」ブツブツ
宿屋の店主「お静かにぃ」
男「はいはい……ってか、そういや勇者一行もいたよなあ」
男「まさかお前、勇者のコレに」小指ピンッ
女魔王「違わい!」
男「じゃあなんだってんだよ。俺との約束守ってくれる為に俺を探しにでも来たのか」
女魔王「あんたを探しに来たのはそうなんだけどぉ」
女魔王「別にあの約束守る為じゃないから」
169 :
キモオタ書いてた人かな?
とりあえず何スレまたいでもいいから完結させろよ
前は打ち切りされてもやもやたんだぞ
170 = 164 :
男「じゃあ何で俺を探しに来たんだよ」
男「俺別にお前には何もしてねぇだろ」
男「もしかして魔王城の弁償しろ……とかか?」
男「あれぶっ壊したの俺ってより勇者の必殺技だからな」
女魔王「あれはもう良いし」フルフル
女魔王「それより、私と世界を征服しないか?」キリッ
男「……何言ってんの」
女魔王「お前の力と私の知略があれば可能!」
女魔王「もうちびらないわ」
男「え? お前ちびってたの?」
男「順序的に、あれか、俺が満月見た後か?」
女魔王「ち、ちびってねーし!」ズザァ
男「なんだっていいけどな」ハァ
女魔王「ってか、あれ何よ」
男「うん?」
女魔王「……あんたって、人間なの? 割と真面目な質問」
男「人間だよお」
女魔王「ふざけてる返答にしか聞こえないんだけど」
男「いやマジで人間だよ。両親もそうだしな」ポリポリ
171 :
がんばってくれ
172 = 164 :
女魔王「でもさぁ、普通の人間は変身なんかしないでしょ」
女魔王「まあ百歩譲って、変身はOKだとしても」
女魔王「二回ってそれは無いでしょ」
女魔王「どこの魔王だっつーの」
男「魔王はお前だろ」
女魔王「そうだけど、そうじゃなくて!」
男「あの力は、産まれつきだ」
女魔王「先祖がえりとか?」
男「先祖に魔族でもいたってかい」
女魔王「可能性は0ではないけど」
女魔王「でも二回変身とか普通じゃないわ」
女魔王「一回はまだ聞いた事あるけど」
女魔王「それに二回目のあれ、私がちびるほどだし……」
男「ちびってたんじゃん……」
女魔王 ハッ
女魔王「今の無し、ノーカン」
男「別にいいじゃないか、お漏らし魔王」プククッ
女魔王「殺されたいの?」ゴゴゴッ
男「また変身しようか?」
女魔王 ……ガクガク
女魔王 ……ブルッブルブル
男「ごめんごめん、ウソな、ウソ。ここで漏らすなよ?」
女魔王「は、はんっ、今の私はオムツ完備だから平気よ!」
173 :
オムツ魔王
174 :
最後は爆弾仕掛けて
空に笑顔でキメ
だろ
175 = 171 :
勝利のポーズ…決めっ!
176 = 164 :
男「恥も外聞も無くしたか……」
女魔王「名より実を取る主義だから」
男「褒めるべきか、嘆くべきか……」
女魔王「したきゃすればいいじゃない! 変身!」ガクブル
男「……」スッ
女魔王「あ、あによ!」ガクブル
男「空見てみ」
女魔王「?」
男「今日は月が出ない。あの二回目の変身は出来ねぇよ」
女魔王「え? じゃああんた今無能? 不能?」プククッ
男「腹立つわあこいつ」
男「一回目の変身なら月無くても出来るんだが」
女魔王「待ってやめてやめて」アワワ
男「分かりゃいいんだ。分かりゃな」
178 :
ん?魔王弱くね?
179 = 171 :
ん?魔王かわいくね?
180 = 171 :
ん?魔王かわいくね?
181 :
ん?魔王かわいくね?
182 = 181 :
ん?魔王かわいくね?
183 = 164 :
男「で、あの約束守る気が無いなら、とっとと消えうせろ」
女魔王「な、何よおそんな邪険にしなくても」
男「どこの世界に魔王と仲良しの人間がいるんだ」
女魔王「半分人間じゃなさそうな癖に」ボソッ
男「あ?」
女魔王「どうせ気味悪がられてたんじゃないの?」
女魔王「あんなの見たら差別する」
女魔王「それが人間」
女魔王「別に良いじゃん。それとも、そんな人間が跋扈した世界がお望みなの?」
女魔王「私と組めば、きっとあなたは必要とされる」
男「……」
女魔王「あなたの居場所を私なら作ってあげられる」フフッ
男「ちびったお漏らし魔王の癖によ」ハァ
女魔王「な、何よお!」
男「……人間だって、そう悪いもんじゃねぇ」
男「俺の事をそんなに嫌わないヤツだっている」
女魔王「どうせそいつに【あの姿】見せてないんじゃないの」
女魔王「見たらきっと、怖がって、あなたを軽蔑する」
男「……」
184 :
おっ
185 :
なんか進展した感ある
186 = 164 :
女魔王「 『恐い!』 」
男「……」
女魔王「 『人間じゃない!』 」
男「……めろ」
女魔王「 『化け物ッ!!』 」
男「……めろよ」
女魔王「 『殺して、しまえ……』 」
男「やめろっつってんだろ!!」ガンッ
女魔王「聞きたくない?」スッ
男「……」
女魔王「でもね、それが人間」ナデナデ
男「……」
女魔王「醜くて、意地汚くて、いっつも自分の事ばかり」
男「……それは、お前ら魔族の事だろ」
女魔王「どうしてそう思うの?」
女魔王「あなたは見てきたハズ」
女魔王「そんな力があるんだもの」ナデナデ
男「……」
女魔王「なんで信じられるのか、それが不思議」フフッ
女魔王「大丈夫、大丈夫、私ならあなたを救ってあげられる」
女魔王「あなたの本当にほしいモノを与えてあげられる」ナデナデ
187 = 185 :
いきなりシリアスで笑う
188 :
おもしろい
189 = 185 :
だがそれがいい
191 :
これは最終的にSS速報行って完走しないやつだわ
192 = 173 :
シリアスオムツ
193 = 164 :
男「ちっ、小便たれの小娘が」
女魔王「あなただって童貞のくせに」
男「へっ違ぇねぇ。じゃーな」ガチャ
女魔王「逃げるの?」
男「あ?」
女魔王「逃げたいのよね」
女魔王「辛くて、悲しくて、思い出しそうになったから」
女魔王「どうしてあなたは私の言葉に怒ったんだろうね」
女魔王「きっと、本当は私の言葉が真実だって、気づいてるからじゃないのかなあ」ニコッ
男「はっ、オムツ履かんでも俺の前に立てるようになってから」
男「大口叩けや」ガチャバタン
女魔王「結構高いオムツで気に入ってるんだけどね」
女魔王「でもやっぱ年頃の子がオムツは不味いか……」
……
…
男「ふぁあああ」テクテク
宿屋の店主「昨日の喧嘩は何だったんだ」
男「は?」
宿屋の店主「痴話喧嘩なら外でやってくれな」
男「別に違いますが」
宿屋の店主「おめぇさん男前だが、女にモテそうな面に見えねぇけどな」
194 = 173 :
女より男にモテそうな顔……
195 = 164 :
男「余計なお・世・話・だ。それより、結局昨日の騒ぎは」
宿屋の店主「なんでぇ、気にしてねぇって物言いだったクセに」
宿屋の店主「気になってたんかい」
男「ただの世間話さ」
宿屋の店主 ハァ
宿屋の店主「さあな。分かんねぇままさ」
宿屋の店主「城の連中なら分かるのかも知れねぇが、ここまで情報が来るのは数日後だな」
男「ふぅん」
宿屋の店主「姫騎士さまと知り合いなんだろお前さん」
宿屋の店主「俺よりお前さんの方が先に情報得てそうだがな」
男「そんな仲じゃないさ」
男「少しだけ、一緒の道を歩いただけだ」
宿屋の店主「言って見たいねぇそんな台詞」カァーッペッ
男「きったねぇ」
198 :
待ってる
199 = 164 :
宿屋の店主「けっ」
男「……はぁ、じゃあ」
宿屋の店主「で、昨日の彼女は放ってくのかい」
男「別に違う」
男「ほんと、ただの顔見知り」
宿屋の店主「ふぅん。まあなんだっていいがな」椅子クルクル
カランコロン
兵士 ザッザッザッ
男(なんだか物騒だなあ。って、あの先頭)ジィ
姫騎士「……ん?」
男「なんだお前か、どうかしたのか」
姫騎士「いや、なんでもない」
姫騎士「本当は、お前を起こしに行けたら良かったんだがな」フッ
男「ん?」
姫騎士「お父様が、お前に興味を持ったようでな」
男「お前の親父さんってーと、この国の王様か?」
姫騎士「そうなるな。私が呼び行こうかと思ってたんだが、そうも行かないらしい」
男「???」
姫騎士「私は幸運だ。まさか出発前にお前に会えるなんて」
姫騎士「旅の無事を祈っている」
男「なんだよ今生の別れみたいなことを」
男「別に勇者がいなきゃいつでも会ってもいいがな」
姫騎士「ははっ、そうか」ニコッ
200 :
支援投下
女魔王ちゃん萌え
みんなの評価 : ★
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