元スレ幼馴染「もしかして私に話しかけてる?もう話しかけてこないでね。キモいから」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
男「え?でも俺たち保育園からの付き合いだろ・・・」
幼馴染「はぁ?」
女友「え?幼馴染ちゃん、コイツに話かけられてるの?」
女友>2「キモーイ」ププ
男「え」
幼馴染「話しかけてくんな陰キャ」
女友「次、体育だねイコー」
女友>3「幼馴染ちゃんw大丈夫?ww」
幼馴染「うん。へーき」
男「…」
男(昔はよく一緒にいたのに)
2 :
ほーん?続けて?
3 = 1 :
休み時間
男「ふー」
男(トイレはいつもDQN君たちのたまり場になってるから)
男(北校舎の方まで行かなきゃならないんだよな)
男「あ」
女友「でさー」
幼馴染「え、それはない!w」
女友>2「きもーい」
女友>3「wwww」
男(幼馴染達が俺の席の周りで会話してる)
男(っく、座りづらいぜ)
男「…」
女友>3「!」
女友>3「ねぇねぇ」コショコショ
女友「ん?」
女友>3「あいつ、こっち見てるよw」コショコショ
4 = 1 :
女友「なに!?」
男「え」
女友>2「はっきり喋んなよ」
幼馴染「…」
男「え、あのさ」
男「そ、そこ俺の席なんだけど」
女友「…」
女友>2「じゃあ座れば?」
男「え、だって」
女友「私たち席には座ってないんですが?」
幼馴染「もう良いよ。あっち行こ?」
女友「だねー」
女友>3「あ、もう座っていいよ。あっち行くからww」
女友>2「コワーイ」
男「う、うん」
5 = 1 :
男「俺が何したっていうんだ」
男友「…ガンバ」
男「ん」
男友「嫌われてんなーお前」
男友>2「なんでそんな嫌われるの」
男「…さぁな」
男友「ま、忘れろ忘れろ」
男友>2「帰りラーメンいかね?」
男「良いねぇ」
6 = 1 :
放課後
男「っと、俺掃除あるわ。今日」
男友「じゃあ待ってるよ、どこ掃除?」
男「美術室」
男友>2「結構かかるところか」
男友「俺ら校門あたりにいるから」
男「おっけー」
男友「ま、がんばれや。メンバーはクラス替えまで変わらないし」
男「おう」
男(緊張するな)
男(だって掃除のメンバーは…)
7 = 1 :
美術室
幼馴染「DQN君って音楽こういうの好きなんだ!」
DQN「コイツは幼馴染も好きなの聞くよ」
DQN2「幼馴染ちゃんってあのバンド好きなの!?」
幼馴染「チョー好き!」
DQN2「まっじで?次のライブ近いの知ってる?」
幼馴染「うん!だってウチら見に行ったし」
女友「ねー?」
女友>2「ねー」
男「あの!」
幼馴染・女友・DQN1・2「?」
男「掃除・・・」
8 = 1 :
DQN2「でねでね!俺ライブいってボーカル歌いだしたら泣いちゃって」
幼馴染「わかる!それ!私泣いたし!」
DQN「オープニングからなくの勿体なくね?」
幼馴染「いや、私エンディングでも泣くから!」
女友>2「マジで泣いてたかんね」
男(っち、こいつらが一緒だと掃除進まねぇ)
女友「ねーー!男ーーー!」
男「え、なに」ビク
女友「なんで一人で机おろしてるの?」
男「だって、床掃除終わらせたし」
女友「ウチらまだ、ちり取り持ってるの見えんの?」
男「え、え」
DQN「えwえw」
DQN2「あはは。、カオナシかよwww」ケタケタ
9 = 1 :
男「やっと終わった」
DQN2「俺幼馴染ちゃんのラインしらんのだけど」
幼馴染「まじ?教えてなかったっけ!?」
DQN2「うん、交換しよ」
幼馴染「オッケー」
男(さっさと終わりのあいさつしろよクソ)
先生「ほらー集まれーいつまで立っても終わんねーぞー」
DQN「はーい」
男(ふぅ)
DQN2「ありがと毎日送るわ」
幼馴染「それはウザいw」
DQN2「ヒド!」
女友「幼馴染ライン返すの遅いかんね」
幼馴染「そんな事ないよー!」
女友>2「いや、あるでしょw」
男(さっさと集まれ)
10 :
VIPでやるとは期待
11 = 1 :
男「やっと終わった」
DQN2「俺幼馴染ちゃんのラインしらんのだけど」
幼馴染「まじ?教えてなかったっけ!?」
DQN2「うん、交換しよ」
幼馴染「オッケー」
男(さっさと終わりのあいさつしろよクソ)
先生「ほらー集まれーいつまで立っても終わんねーぞー」
DQN「はーい」
男(ふぅ)
DQN2「ありがと毎日送るわ」
幼馴染「それはウザいw」
DQN2「ヒド!」
女友「幼馴染ライン返すの遅いかんね」
幼馴染「そんな事ないよー!」
女友>2「いや、あるでしょw」
男(さっさと集まれ)
12 :
同じの二回になってるぞ
13 = 1 :
男「お、おまたせ」
男友「おせー」
男友>2「あと5分まって来なかったら行こうかと思ってた」
男「ひでーな、俺のせいじゃねーよ遅くなったの」
男「じゃ行こうぜ」
女友「男友、男友2君!じゃねー」
女友2・3・幼馴染「ばいばーい!」
男友・2「じゃなー」
男「・・・」
男(俺だけ見えてないのかよ)
15 = 1 :
登校
男「…」トコトコ
男(今日も憂鬱だな)
男(体育あるんだよなぁ。DQN君と同じチームになるとやりづらいから違うと良いな)
男(しかも掃除もある)
男「あ」
幼馴染「!」
男「…おはよ」
幼馴染「じゃ」
男「待てよ!」
男「一緒に行こうぜ」
幼馴染「…」
16 = 10 :
妹が出てくるって信じてる
17 = 1 :
幼馴染「無理」
男「はは、薄情だな」
幼馴染「…男さ、知らないかもしれないけど」
幼馴染「もう男子にまで嫌われだしてるからね」
男「え」
幼馴染「…うちのクラスで男の味方なんて、殆どいないよ」
男「そっか。気にしてる訳じゃないけど、改めて言われるとショックだな」
幼馴染「嘘。本当はそういうの敏感なくせに」
男「バレたか。一回そういう目に合うと、どうも気になっちゃうな」
幼馴染「嫌われると性格変わるんだ。じゃ、私は嫌われたくないなぁ」
幼馴染「じゃあね。一緒に来ないでね」
男「…」
18 = 12 :
悲しい
19 = 1 :
男「はよーさん」
DQN「おっす!」ドン
男「お、おう」
クスクスクス アハハ
男「…」
男(嫌な空気だな。なんだよ)
DNQ2「えー男君いがーい」
男「は?」
女友>2「っぷ」
女友>3「wwwww」ゲラゲラ
男「??」
男友「男!背中背中!」コショコショ
男「は?」サワサワ
男(紙がはってる!?)
『特技 寝たふり』
20 = 1 :
DQN「wwwwww」ゲラゲラ
DQN2「ちょっとちょっと!」
DQN2「男君ーなんで寝たふりするのー!?はなそーよーww」
幼馴染「相手がいないんでしょ」
女友「ちょ、的確すぎw」
DQN「きっつw」
女友>2「あっはっはっはww」ケタケタ
女友>3「wwwwwwww」
男「・・・・」
21 :
良いね
22 = 1 :
先生「まぁーこの歴史上の偉人は大層イケメンだったそうだ」
先生「えーっとこのクラスのイケメンといえば誰だ?」
男(この先生の絡み結構面倒なんだよな)
DQN「はーい!男君だと思いまーす」
男「え、え」
DQN2「あー確かにw」
先生「え、あ、あー」オロオロ
幼馴染「っぷ」
女友「ふふ」クスクス
女友>2「ダッサw」
女友>3「wwwww」ケタケタ
男「は、はは」
DQN「何か笑ってるんだけどあいつ」コショコショ
女友>2「キモーイ」コショコショ
男「・・・」
23 :
先生頭おかしい
24 = 1 :
男「はぁ・・・」
男友「ため息多いぞ」
男友「理由は、わかるけどさ」
男「・・・」
男(確かに落ち込む姿を見せても、さらに人が離れてくだけか)
男(ここは無理にでも元気ださないと)
男「弁当食うか!」
男友「うっし、って、また入ってるじゃーん」
男「いや、うまいって、このおかず!」
男友>2「それはおかずじゃねーからw」
男「まぁご飯には合わないけどさ、でもアクセントなんだって!」
女友「うっさ」
女友>2「あいつ調子乗ってない?」
女友>3「ぷw」
男「・・・・」
25 :
救いの無い胸糞でお願いします
26 = 1 :
男「・・・」
男友「お前部活入ったら?」
男「は?」
男友「したら学校も楽しくなるかもよ?」
男「はは、急になんだよ」
男友「そうでもしないとお前不登校になりそうじゃん」
男「一理ある」
男友>2「うちの部入るか?」
男「あー運動部はなぁ。今からはきつくね?」
男友>2「んー」
男(部活か・・・面白い考えかもしれないな)
27 :
男友にも裏切られ始めるのかどうか
29 :
俺ガイルの雪乃ちゃんみたいなので頼む
30 = 14 :
ハードモード過ぎワロタ
31 :
覚醒はいつすんだ?
32 :
びっぷらで見たことあるぞこれ
33 = 21 :
さすがにハッピーエンドだろ...だよな
34 = 1 :
先生「じゃー今日は終わり、挨拶して」
男(部活部活っと…)
男(この後見学、って訳じゃないけど校舎周ってみようかな)
先生「おい!」
男「え!?」
先生「お前だけ挨拶ないぞ、もう一回」
DQN「えーーーーーー」
先生「連帯責任!ほらもう一回」
DQN2「はぁ」
女友「…ww」
幼馴染「…ふふ」
男(んだよ、いっつもまじめに掃除してんのは俺だろうが)
男(こういう時は俺一人が悪いのかよチクショウ)
35 :
こういうのされたらDQNに嫌がらせしたくならん?
36 = 1 :
男「んー…」トコトコ
男「お、ここの教室から声がする」
男「ここは、漫画部とか言う所が活動してるんだっけ?聞いた事あるな」
男「覗いてみよ」
漫画部「それじゃアドとれないから、こっちのが良い」
漫画部2「それ対象取れないから使えませんよ」
漫画部「え、嘘だ」
漫画部「ちょいちょいちょい、俺はひぐらしのレナじゃねーよ」
ハハハ
男「う~ん。なんとなくあそこの一員にはなりたくないような」
男(というか仲間に入っていけないような気がするし)
男(ってなに言ってんだ俺より楽しそうじゃん。あっちのやつ等の方が)
37 = 1 :
漫画部2「何か見てる人いるよ」
漫画部「」サ
男「うわ」
男「…離れよ」トコトコ
男「…素直に言えば良いのに見学って」
男(コソコソして格好悪りぃ。いつからこんなんになったんだよ俺)
男「んあ?」
男「…この教室なんだろ?習字部かな?」
男「えっと…」
男「ってあれ?」
男(1人しかいねぇ)
38 :
胸糞好きの心理って分析したら何が出てくるんだろ
39 = 1 :
男「…」
男(女の子?小さい、けど)
男(後輩か?)
書道部「…おい」
男「ッヒ」
書道部「何だお前?ジロジロみんなや」
書道部「見世物じゃねー」
男「こわ」
男(小さくて可愛い系だから大人しい子かと思ったら)
男(あの眉間の寄せ方はいつもこの表情してる怖い子なのか)
書道部「気が散るから、とっととうせろや」
男「う、うん」
40 = 1 :
男(ってそうじゃないだろ俺!)
男(こんな、コソコソしたらさっきと変わらないって!)
男(変に隠す必要ない言えば良いんだ)
書道部「あ?聞こえなかった?」
男(口悪すぎだろこの子)
男「俺、見学に着たんだ」
書道部「あ?」
男「見学。書道部の!」
書道部「私なんか見てどうするのさ?ストーカー?」
男「そうでなくて!」
男「俺、部活とか入りたいから!その見学」
41 = 1 :
男「部員は君1人なの」
書道部「馴れなれしいぞ。話かけんな」
男(なんなんだコイツは)
男(だけどこういう奴の扱いは馴れてるんだ。うちの猫でな)
男「ほら飲み物」
書道部「は?」
男「いやせっかくだからさ、さっきお前が片づけしてる時に買った」
書道部「何で私はお前から飲み物をもらう必要があるんだ」
男「…気持ちだよ。見学代だと思ってもらってくれ」
書道部「…まぁくれるなら貰う。見学代ね」
男(よしうまくいった)
書道部「後3本同じのかってこい」グビグビ
男(コイツ…)
42 = 1 :
男「…」ジー
書道部「…」トメ
男「…」ジー
書道部「…」ハネ
男「…」ジー
書道部「…」ハライ
男「…」ジー
書道部「んああああああああああああ!!!!」
男「うわ!どした!!」
書道部「気が散るわ!!こっちみんなや!!!」
男「見学のOKは貰ったじゃん」
書道部「見学は良い!見るな!」
男「ええ…」
43 = 1 :
書道部「見学ってのは見て学ぶと書く」
男「急にどうしたの?」
書道部「やってみろ」
男「は?」
男(うわ!気がついたら半紙と筆と墨がもう1セット)
書道部「私が見ててやる」
男「良いの?」
書道部「見られるよりまし」
男「じゃ、じゃあ…」
男(うわ、久しぶりだけど、がんばろう)
44 :
お前らだったら幼馴染に一緒に登校しようぜとか言わない
45 = 1 :
男「ほいほいっと」
男「できた!」
男「ど?」
男「一応冬休み明けの書道の宿題で銀賞貰った事あるんだぜ!」
書道部「…ふ」
男「んあ?」
書道部「ふふふ…この程度の実力でよく見学なんて言えるなと思って笑っただけ」
書道部「半紙が泣いてるわ」
男「んな馬鹿な、結構うまいだろ?我ながら自信あるぜ」
書道部「この程度でのぼせ上がれる、お馬鹿さんの脳みそがうらやましい」
書道部「私も馬鹿だったら、もっと人生楽しいんかな」
男「…だったら手本見せてみろよ」
46 = 1 :
男「外もう暗くない?」
書道部「んあ?…本当」
男「毎日こんな遅くまでやってんの?」
書道部「いつもはもっと早く切り上げる」
男「ふーん」
男「久々に他人と一緒で時間忘れちゃった?」
書道部「ん…」
男(あれ?突っ込んでくるかなと思ったのに)
男「じゃ、帰る準備しよっか」
書道部「おう」
47 = 1 :
男「片付け完了!帰るか!」
書道部「じゃ」スタスタ
男「待て待て待て」
書道部「うわわわ!!ストーカーに襲われています!!」
男「いや一緒に帰ろうぜ」
書道部「はは」
男「あ?」
書道部「勘違いさせちゃったかなぁ?私アンタみたいな小物な男興味ないから?」
男「勘違いしてんのはお前だ」
48 :
DQN「うおおおおおお書道部うううう」パンパンパンパン
書道部「あっあっあっあっ、DQNくん、DQNくんだめええええっ」ビクビクッ
49 = 1 :
男「ふーん、じゃあもう1人いるんだ。部員」
書道部「おう」トコトコ
男「その部員も口悪いの?」
書道部「おのれはスパイか。情報を聞き出してどないするつもりなん」
男「別に、軽口だよ」
書道部「あー私と違って言い方キツイから話てたら傷つくかも」
男「…あっそ」
書道部「用事があんのね。あの子。だから最近来てないだけ」
男「にしても1人っておかしくね?顧問は?」
書道部「私は誰にも従いたくないから追い出した」
書道部「私を縛り付ける奴は誰であっても許せねぇ」
男「豪胆ですね」
50 = 1 :
男「おっと、俺こっち」
書道部「で?」
男「…」
男「明日も行くから」
書道部「くんな、鬱陶しい」
男(本当に迷惑なら行かないけど)
男(この感じはそこまで嫌がってない感じじゃないかな)
DQN「うっわ!!この自販機あたった!!」
DQN2「はいはい!俺欲しい!」
女友「ねぇ?あれ男じゃね?」
幼馴染「…」
DQN「マジだ」
男(ゲ・・・)
みんなの評価 : ○
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