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元スレ男「よりによって最後の村に生まれてしまった」
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―ターン 102―
男の攻撃!
火吹き鳥「サッ」
ミス! 火吹き鳥にダメージを与えられない!
男「指先の感覚がもうない」
妖精「ちゃんとやらないと終わらないわよー」
男の攻撃!
火吹き鳥「サッ」
ミス! 火吹き鳥にダメージを与えられない!
男「指先の感覚がもうない」
妖精「ちゃんとやらないと終わらないわよー」
―ターン 398―
男の攻撃!
火吹き鳥「ギェ」
火吹き鳥に1のダメージを与えた!
男「ミ、ミス分もいれてやっと半分…」
妖精「もう一匹いるからまだ4分の1だけどね」
男「えっ」
男の攻撃!
火吹き鳥「ギェ」
火吹き鳥に1のダメージを与えた!
男「ミ、ミス分もいれてやっと半分…」
妖精「もう一匹いるからまだ4分の1だけどね」
男「えっ」
―ターン 812―
男の攻撃!
火吹き鳥「ギョエー」
火吹き鳥に1のダメージを与えた! 火吹き鳥を倒した!
男「ゼェハァゼェハァ」
妖精「ほら、もうひと頑張りだよ」
男の攻撃!
火吹き鳥「ギョエー」
火吹き鳥に1のダメージを与えた! 火吹き鳥を倒した!
男「ゼェハァゼェハァ」
妖精「ほら、もうひと頑張りだよ」
―ターン 1612―
男の攻撃!
氷の霊鳥に1のダメージを与えた! 氷の霊鳥を倒した!
男「うぉぉおおおおおおお勝ったァァアアアアアアアアアア疲れたアアアァアアアアアアアア」
妖精「あたしだって疲れたわよ」
男「お前途中から詠唱とか完全に省いてたじゃねえか」
妖精「うんまああたしクラスだったら指先ひとつでちんちくりんだし?」
男「だからお前が魔王倒せよ」
男の攻撃!
氷の霊鳥に1のダメージを与えた! 氷の霊鳥を倒した!
男「うぉぉおおおおおおお勝ったァァアアアアアアアアアア疲れたアアアァアアアアアアアア」
妖精「あたしだって疲れたわよ」
男「お前途中から詠唱とか完全に省いてたじゃねえか」
妖精「うんまああたしクラスだったら指先ひとつでちんちくりんだし?」
男「だからお前が魔王倒せよ」
* 戦いに勝利した! *
男はレベルが1から18に上がった!
男「おおおおおおすげええええええ」
* レベルアップボーナス 能力値を振り分けてください *
男「おおおおお!よし、さっそく筋力に…」
妖精「体力に全振りしなさい」
男「えっ」
男はレベルが1から18に上がった!
男「おおおおおおすげええええええ」
* レベルアップボーナス 能力値を振り分けてください *
男「おおおおお!よし、さっそく筋力に…」
妖精「体力に全振りしなさい」
男「えっ」
妖精「きこえなかった? 体力に全振りしろって言ったの」
男「ど、どうして…」
妖精「あんたが死ぬとリスポンポイント(自宅)まで戻されて面倒なの。とにかく死なないようにして」
男「で、でも火喰い鳥と氷の霊鳥を狩れば…」
妖精「あれは門番モンスターでもう出てこないの」
男「もうだめだ」
男「ど、どうして…」
妖精「あんたが死ぬとリスポンポイント(自宅)まで戻されて面倒なの。とにかく死なないようにして」
男「で、でも火喰い鳥と氷の霊鳥を狩れば…」
妖精「あれは門番モンスターでもう出てこないの」
男「もうだめだ」
―隠されし禁断の聖域 2F―
妖精「“アナライズ”!」
名前:男
LV:18
経験:0
称号:最後の勇者
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:151
MP:0
筋力:21
体力:56
賢さ:1
敏捷:10
妖精「“アナライズ”!」
名前:男
LV:18
経験:0
称号:最後の勇者
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:151
MP:0
筋力:21
体力:56
賢さ:1
敏捷:10
そうび
E ガイアソード
E ぬののふく
攻撃力:30
防御力:31
男「HPだけ高すぎる。賢さが上がらないもうだめだ」
妖精「これでいいの。後は軽い防具を探さないと…」
男「あっ、宝箱」
E ガイアソード
E ぬののふく
攻撃力:30
防御力:31
男「HPだけ高すぎる。賢さが上がらないもうだめだ」
妖精「これでいいの。後は軽い防具を探さないと…」
男「あっ、宝箱」
妖精「ゴルァ!」
男「ひっ」
妖精「ここが全勇者をロストさせた迷宮だって事を忘れたの?」
男「すいませんでした」
妖精「その宝箱は開けたらあんたに200ダメージ入る罠がかかってるのよ」
男「なにそれこわい。でもそれなら妖精さんが開ければいいじゃない」
男「ひっ」
妖精「ここが全勇者をロストさせた迷宮だって事を忘れたの?」
男「すいませんでした」
妖精「その宝箱は開けたらあんたに200ダメージ入る罠がかかってるのよ」
男「なにそれこわい。でもそれなら妖精さんが開ければいいじゃない」
妖精「あたしは見ての通り非力な妖精だから、宝箱の蓋なんて開けられません」
男「なんで中途半端に軟弱なんだチクショウ。
っていうかダンジョンをネタバレされるから冒険感も何もあったもんじゃないもうだめだ」
妖精「もうウン十回も来てるからね。イヤでも覚えるわ」
男(っていうか、そんなに勇者を犠牲にしてるあんたは結構無能なんじゃないのか)
―隠されし禁断の聖域 3F―
妖精「あった。あの部屋の中だわ」
男「なんで中途半端に軟弱なんだチクショウ。
っていうかダンジョンをネタバレされるから冒険感も何もあったもんじゃないもうだめだ」
妖精「もうウン十回も来てるからね。イヤでも覚えるわ」
男(っていうか、そんなに勇者を犠牲にしてるあんたは結構無能なんじゃないのか)
―隠されし禁断の聖域 3F―
妖精「あった。あの部屋の中だわ」
巨人「うべー」
男「なんかすっごいのが守ってるけど」
妖精「大丈夫よ、たかがレベル65の中ボスだから」
男「俺のレベル18なんだけど」
妖精「>とくぎ “くちぶえ”! ピュー」
男「何してはるんですかね」
妖精「くちぶえは、近くのモンスターをおびき寄せる事ができるのよ」
男「」
男「なんかすっごいのが守ってるけど」
妖精「大丈夫よ、たかがレベル65の中ボスだから」
男「俺のレベル18なんだけど」
妖精「>とくぎ “くちぶえ”! ピュー」
男「何してはるんですかね」
妖精「くちぶえは、近くのモンスターをおびき寄せる事ができるのよ」
男「」
* モンスターがあらわれた! *
血まなこ巨人 があらわれた!
男「>にげる」
この戦いからは逃げられない!
男「もうだめだ」
妖精「戦え。今度はガイアソードも効くから大丈夫だって」
男「でもレベル65だって」
血まなこ巨人 があらわれた!
男「>にげる」
この戦いからは逃げられない!
男「もうだめだ」
妖精「戦え。今度はガイアソードも効くから大丈夫だって」
男「でもレベル65だって」
妖精「レベル255のあたしがついてるんだから大丈夫だってば」
男「だからお前が魔王倒せよ」
―ターン 1―
妖精「母なる地の庇護の手よ、我ら弱き器持つ者を覆わん! “プロテクト”!」
男は守りの手を得た! 防御力が飛躍的に上昇!
男「おおすげー、手形のバリア」
血まなこ巨人「うがー」
血まなこ巨人の攻撃! 玉砕棍棒!
男「ぶべらっ」
男「だからお前が魔王倒せよ」
―ターン 1―
妖精「母なる地の庇護の手よ、我ら弱き器持つ者を覆わん! “プロテクト”!」
男は守りの手を得た! 防御力が飛躍的に上昇!
男「おおすげー、手形のバリア」
血まなこ巨人「うがー」
血まなこ巨人の攻撃! 玉砕棍棒!
男「ぶべらっ」
男は149のダメージを受けた!
男「い、いでえよ゛ー! 骨がおれてるよぉぉおお」
妖精「しっかりしなさいよ。前の勇者なんて、HPが1でも残ってれば半身が吹っ飛んでも戦ってたわよ」
男「ひぃぃいいいい」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「よんだ?」
男「い、いでえよ゛ー! 骨がおれてるよぉぉおお」
妖精「しっかりしなさいよ。前の勇者なんて、HPが1でも残ってれば半身が吹っ飛んでも戦ってたわよ」
男「ひぃぃいいいい」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「よんだ?」
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
血まなこ巨人「うげっ」
血まなこ巨人に205のダメージ!
妖精「よしっ。回復しながら戦えば、あと10回くらいで倒せるわ」
男「ちょ、ちょっと待て。あと10回もこれをやるのか」
妖精「男でしょ。根性見せなさいよ」
男「もうだめだ」
血まなこ巨人「うげっ」
血まなこ巨人に205のダメージ!
妖精「よしっ。回復しながら戦えば、あと10回くらいで倒せるわ」
男「ちょ、ちょっと待て。あと10回もこれをやるのか」
妖精「男でしょ。根性見せなさいよ」
男「もうだめだ」
―ターン 13―
男「ひぐっ… ぐすっ…」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「めんどいのー」
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
血まなこ巨人「うげぁー」
血まなこ巨人に217のダメージ! 血まなこ巨人を倒した!
男「ズェーハァー ズヒュー」
男「ひぐっ… ぐすっ…」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「めんどいのー」
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
血まなこ巨人「うげぁー」
血まなこ巨人に217のダメージ! 血まなこ巨人を倒した!
男「ズェーハァー ズヒュー」
妖精「はい、お疲れ様。“ヒール”ね。」
男「その呪文で傷はすぐ治るけど、まだめっちゃ痛い」
妖精「万能じゃないからねえ」
男「あとなんで妖精さんにはターゲットがいかないのかな」
妖精「あたしは回避率が高すぎるから、攻撃しても無駄だって魔物のAI…じゃなかった、魔物の頭が判断してるの」
男「なんて鬼畜仕様なんだもうだめだ」
妖精「そんな事よりレベルアップしてるから、はよ体力に振れ」
男「うう…普通に冒険したいよお…」
男「その呪文で傷はすぐ治るけど、まだめっちゃ痛い」
妖精「万能じゃないからねえ」
男「あとなんで妖精さんにはターゲットがいかないのかな」
妖精「あたしは回避率が高すぎるから、攻撃しても無駄だって魔物のAI…じゃなかった、魔物の頭が判断してるの」
男「なんて鬼畜仕様なんだもうだめだ」
妖精「そんな事よりレベルアップしてるから、はよ体力に振れ」
男「うう…普通に冒険したいよお…」
―隠されし禁断の聖域 3F 宝箱の間―
男は宝箱を開けた! “かぜよみのころも”を手に入れた!
男「おお、かっこいい!マジックアイテムっぽい!」
妖精「それは装備制限も無いし、回避率があがる強力な防具よ。早速着てみなさいな」
男はかぜよみのころもを装備した! ぼうぎょりょく 57 → 102
男「おおおおおおおおお」
男は宝箱を開けた! “かぜよみのころも”を手に入れた!
男「おお、かっこいい!マジックアイテムっぽい!」
妖精「それは装備制限も無いし、回避率があがる強力な防具よ。早速着てみなさいな」
男はかぜよみのころもを装備した! ぼうぎょりょく 57 → 102
男「おおおおおおおおお」
妖精「さて、これでここに用事は無いわね…」
男「えっ? おいおいやっとこさ軌道に乗ってきただろ。レベルも23になったんだぜ、これなら…」
妖精「次の階にはキングラフレシアっていうレベル78のモンスターがいてね、その触手で生きたままはらわたを」
男「帰還するぜ。妖精よ、脱出呪文を使ってくれ」
妖精「キャラ変えんなこのぺーぺーが」
男「えっ? おいおいやっとこさ軌道に乗ってきただろ。レベルも23になったんだぜ、これなら…」
妖精「次の階にはキングラフレシアっていうレベル78のモンスターがいてね、その触手で生きたままはらわたを」
男「帰還するぜ。妖精よ、脱出呪文を使ってくれ」
妖精「キャラ変えんなこのぺーぺーが」
―最果ての大陸 エンドナの村前―
妖精「さて。いよいよ、他の大陸に旅立つ時が来たわ」
男「ちょっと待て。進路がおかしくないか」
妖精「おかしくないわよ」
男「だって西に20歩も歩けば魔王城に続く四柱の祭祀場がある」
妖精「さて。いよいよ、他の大陸に旅立つ時が来たわ」
男「ちょっと待て。進路がおかしくないか」
妖精「おかしくないわよ」
男「だって西に20歩も歩けば魔王城に続く四柱の祭祀場がある」
妖精「さすが現地人は詳しいわね。でもその祭祀場で使うアイテムが無いの」
男「みっつのオーブだっけ。妖精さん持ってないのかよ」
妖精「前の勇者が持ってたけどロストしたわ。元の場所にあるはずよ」
男「うぇーめんどくさーい。あ、でもワープ呪文的なのでひとっとびか」
妖精「無理です」
男「なんでよ」
男「みっつのオーブだっけ。妖精さん持ってないのかよ」
妖精「前の勇者が持ってたけどロストしたわ。元の場所にあるはずよ」
男「うぇーめんどくさーい。あ、でもワープ呪文的なのでひとっとびか」
妖精「無理です」
男「なんでよ」
妖精「“テレポート”…勇者が一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」
男「使えよ」
妖精「“勇者が”一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」
男「あっ」
妖精「おわかりかしら」
男「使えよ」
妖精「“勇者が”一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」
男「あっ」
妖精「おわかりかしら」
LV18でHP151って戦士職なら妥当じゃない?
極振りならあと50高くても問題ないと思う
極振りならあと50高くても問題ないと思う
―エンドナの海辺 海竜シドラヌの上―
海竜「クェーッ」
男「こいつぁ気持ちいいやーっ」
妖精「気に入ったみたいね」
男「海竜シドラヌか、勇者になるとこんないい事もあるんだな」
妖精「気に入ってもらえて何よりだわね」
妖精(まあ、普通の勇者はもっとまともな特典がたくさんあるんだけどね)
海竜「クェーッ」
男「こいつぁ気持ちいいやーっ」
妖精「気に入ったみたいね」
男「海竜シドラヌか、勇者になるとこんないい事もあるんだな」
妖精「気に入ってもらえて何よりだわね」
妖精(まあ、普通の勇者はもっとまともな特典がたくさんあるんだけどね)
―火の大陸 西の浅瀬―
男「じゃなー、シドラヌー!」
海竜「クエッ」
妖精「さて…まずは鉄の故郷アイロニアに向かうわ」
男「どこそれ。火の大陸ってくらいだから火の集落に向かうものかと」
妖精「火の集落には後で行くわ。その前にアイロニアに仲間を迎えに行くのよ」
男「え、仲間!?」
男「じゃなー、シドラヌー!」
海竜「クエッ」
妖精「さて…まずは鉄の故郷アイロニアに向かうわ」
男「どこそれ。火の大陸ってくらいだから火の集落に向かうものかと」
妖精「火の集落には後で行くわ。その前にアイロニアに仲間を迎えに行くのよ」
男「え、仲間!?」
―武器大国 鉄の故郷アイロニア―
男「ほぁー、都会やー」
妖精「キョロキョロすんな田舎モン」
男「あっ、武器屋行こうよ武器屋」
妖精「そんなの後よ。まずは酒場に行くわ」
男「ほぁー、都会やー」
妖精「キョロキョロすんな田舎モン」
男「あっ、武器屋行こうよ武器屋」
妖精「そんなの後よ。まずは酒場に行くわ」
―ダルーイの酒場―
女将「ダルーイの酒場へようこそ、坊や」
男「で、何しに来たんだよ」
妖精「酒場に来たんだから仲間を増やすに決まってるでしょ。こんにちわ、おかみさん!」
女将「あらー、妖精ちゃん?久しぶりじゃないの。勇者アレックス達はどうしたの?」
妖精「えっと…アレックスは今、体を壊しちゃってて…」
男(体壊したってレベルじゃねーぞ)
女将「ダルーイの酒場へようこそ、坊や」
男「で、何しに来たんだよ」
妖精「酒場に来たんだから仲間を増やすに決まってるでしょ。こんにちわ、おかみさん!」
女将「あらー、妖精ちゃん?久しぶりじゃないの。勇者アレックス達はどうしたの?」
妖精「えっと…アレックスは今、体を壊しちゃってて…」
男(体壊したってレベルじゃねーぞ)
妖精「今はこれが代理です」
女将「まっ。なんとも頼りがいがなさそうだけれど…」
男「ふっ…私のレベルは23です」
女将「えー、マジレベル23ー!? キモーイ!」
妖精「レベル20代が許されるのは、小学生までだよねー! キャハハハー!」
男「」
女将「まっ。なんとも頼りがいがなさそうだけれど…」
男「ふっ…私のレベルは23です」
女将「えー、マジレベル23ー!? キモーイ!」
妖精「レベル20代が許されるのは、小学生までだよねー! キャハハハー!」
男「」
妖精「さて、そんな事よりあいつを引き取りに来たわ」
女将「えっ…? あいつって…本気かい?」
妖精「もう他に人材がいないの。」
女将「そうかい…そこまで切迫しているなら仕方が無いね。ちょっと待ってなさい」
男「?」
女将「えっ…? あいつって…本気かい?」
妖精「もう他に人材がいないの。」
女将「そうかい…そこまで切迫しているなら仕方が無いね。ちょっと待ってなさい」
男「?」
―10分後―
美剣士「俺に今更何の用だ…」
妖精「紹介するわ。剣士のテニーよ」
美剣士「今になって俺に泣きついてくるとは…全く、失笑を禁じえないぜ」
男(スカしたイケメンだ)
妖精「こいつは剣士のくせに、HPも筋力も僧侶以下のツワモノよ」
美剣士「そんな数字で俺の何を計れる!?」
男(えええー…)
美剣士「俺に今更何の用だ…」
妖精「紹介するわ。剣士のテニーよ」
美剣士「今になって俺に泣きついてくるとは…全く、失笑を禁じえないぜ」
男(スカしたイケメンだ)
妖精「こいつは剣士のくせに、HPも筋力も僧侶以下のツワモノよ」
美剣士「そんな数字で俺の何を計れる!?」
男(えええー…)
妖精「“アナライズ”!」
名前:テニー
LV:28
経験:208262
称号:バトルマスター(笑)
性別:おとこ
年齢:?歳
HP:226
MP:86
・
・
・
名前:テニー
LV:28
経験:208262
称号:バトルマスター(笑)
性別:おとこ
年齢:?歳
HP:226
MP:86
・
・
・
男(レベルが近くて親近感が湧くなあ)
妖精「相変わらずの貧弱ステね…」
男「何だよ、結構頼れそうじゃないか」
美剣士「! そ、そうだろ!?」
妖精「甘いわね。もっとよく見てみなさい」
男「?」
妖精「相変わらずの貧弱ステね…」
男「何だよ、結構頼れそうじゃないか」
美剣士「! そ、そうだろ!?」
妖精「甘いわね。もっとよく見てみなさい」
男「?」
<おぼえたとくぎ>
かえんぎり
<つかえるじゅもん>
なし
美剣士「見るなーッ!」
男「え…これだけ…え…?」
妖精「本家よりひでーのよ、こいつは」
かえんぎり
<つかえるじゅもん>
なし
美剣士「見るなーッ!」
男「え…これだけ…え…?」
妖精「本家よりひでーのよ、こいつは」
妖精「正直、新米でぺーぺーな今のアンタと大差無いレベルよ」
美剣士「うおおおおお!!!」
男「おいおい、これからの旅の仲間なんだろ? そこまで言う事ないじゃないか」
妖精「…ま、それもそうね。こんなんでも役に立ってもらう事になるし」
美剣士(…! 役に立つ…だと…!?)
美剣士「うおおおおお!!!」
男「おいおい、これからの旅の仲間なんだろ? そこまで言う事ないじゃないか」
妖精「…ま、それもそうね。こんなんでも役に立ってもらう事になるし」
美剣士(…! 役に立つ…だと…!?)
美剣士「妖精よ…貴様がそこまで言うなら、力を貸してやらん事も無いぞ。ふっ…ふはは! ふははははは!」
男「どうしたの突然」
妖精「冒険の役に立った事が無いのよ、こいつは」
美剣士「うるさい!」
男「どうしたの突然」
妖精「冒険の役に立った事が無いのよ、こいつは」
美剣士「うるさい!」
―火の大陸 フィールド―
美剣士「フィールドに出られたのは久しぶりだぜ…」
男「ずっと酒場にいたのか?」
妖精「勇者以外には、酒場の人間を動かせないのよ」
男(なんだかすっごいかわいそうな人なんじゃないのか)
美剣士「フィールドに出られたのは久しぶりだぜ…」
男「ずっと酒場にいたのか?」
妖精「勇者以外には、酒場の人間を動かせないのよ」
男(なんだかすっごいかわいそうな人なんじゃないのか)
美剣士「ようし…早速腕を振るうとするか。出て来い、モンスターども!」 サッサッ
男「ああ! 美剣士がさっそく反復横飛びを!」
妖精「ちょっ…こらぁ! 勝手な真似すんなー!」
* モンスターがあらわれた! *
妖精「ああ、もう!」
男「ああ! 美剣士がさっそく反復横飛びを!」
妖精「ちょっ…こらぁ! 勝手な真似すんなー!」
* モンスターがあらわれた! *
妖精「ああ、もう!」
オバケたいまつが あらわれた!
男「あっ、何かすっごいかわいいのでてきた」
妖精「そりゃあアンタがさっきまでいたのは最終大陸の隠しダンジョンだものね」
美剣士「何っ…!? キサマ、そんなレベルでエンドナに挑んだというのか!?」
男「地元なんで…」
美剣士(ず、ずるいっ…!)
男「あっ、何かすっごいかわいいのでてきた」
妖精「そりゃあアンタがさっきまでいたのは最終大陸の隠しダンジョンだものね」
美剣士「何っ…!? キサマ、そんなレベルでエンドナに挑んだというのか!?」
男「地元なんで…」
美剣士(ず、ずるいっ…!)
男「えーっと…んじゃあ俺は、“たたかう”で…」
美剣士「チクショオオオオオ! くらえおばけたいまつ、新必殺音速火炎斬!」
男「えっ!? 命令させてくれないの!?」
妖精「自分よりレベルの低いやつの命令なんて聞くわけないじゃない」
男「それはそうだけど…何だかなあ」
美剣士「チクショオオオオオ! くらえおばけたいまつ、新必殺音速火炎斬!」
男「えっ!? 命令させてくれないの!?」
妖精「自分よりレベルの低いやつの命令なんて聞くわけないじゃない」
男「それはそうだけど…何だかなあ」
美剣士「行くぞぉお!」
美剣士の攻撃! てつのつるぎが炎にうなる! 火炎斬り!
男「素早い!」
妖精「敏捷だけはまあまあなのよ」
オバケたいまつ「?」
ミス! オバケたいまつにダメージを与えられない!
美剣士「えっ」
美剣士の攻撃! てつのつるぎが炎にうなる! 火炎斬り!
男「素早い!」
妖精「敏捷だけはまあまあなのよ」
オバケたいまつ「?」
ミス! オバケたいまつにダメージを与えられない!
美剣士「えっ」
妖精「火属性の魔物に火属性攻撃が効くわけないじゃない。AIまでクズだったのね」
美剣士「…もうだめだ」
男(やっぱり親近感がわくなあ)
妖精「ほら、次はあんたの番よ」
男「えっ、俺!? モンスターより先に動けるの!? や、やったー!」
美剣士(ほう…敵より早く動く事に感動を覚えるとは。こいつからは、俺と同じ臭いがするぜ…!)
美剣士「…もうだめだ」
男(やっぱり親近感がわくなあ)
妖精「ほら、次はあんたの番よ」
男「えっ、俺!? モンスターより先に動けるの!? や、やったー!」
美剣士(ほう…敵より早く動く事に感動を覚えるとは。こいつからは、俺と同じ臭いがするぜ…!)
男の攻撃!
男「そういえばまともに攻撃させてもらえるのはじめてかもしれない。だりゃー!」
オバケたいまつ「ぐごっ」
オバケたいまつに126のダメージ! オバケたいまつを倒した!
男「おっ…おお、おおおおおお!!!」
妖精(そういえばオバケたいまつは土属性が弱点だったわね)
男「そういえばまともに攻撃させてもらえるのはじめてかもしれない。だりゃー!」
オバケたいまつ「ぐごっ」
オバケたいまつに126のダメージ! オバケたいまつを倒した!
男「おっ…おお、おおおおおお!!!」
妖精(そういえばオバケたいまつは土属性が弱点だったわね)
美剣士「や、やるじゃねえか… ところで、その剣はいったい?」
男「ん? ああこれ、ガイアソードっていうらしいんだ」
美剣士「なかなかの魔剣じゃないか。一体どこで手に入れたんだ?」
男「自宅近くのタルから拾ったんだ」
美剣士「なっ…!?」
男「ん? ああこれ、ガイアソードっていうらしいんだ」
美剣士「なかなかの魔剣じゃないか。一体どこで手に入れたんだ?」
男「自宅近くのタルから拾ったんだ」
美剣士「なっ…!?」
美剣士「く、くそぉおおおおおぉっ…!」
男「ビクッ」
美剣士「俺だって…俺にだって、愛用の魔剣が、あったんだぞォオっ!」
妖精(そういえばいつだったかの勇者が剥ぎ取ってポイしてたわね)
美剣士「俺だって…! 俺だって、かつては独り身で魔物を倒して回った孤高の剣士だったんだっ…!」
男「美剣士っ…!」
男「ビクッ」
美剣士「俺だって…俺にだって、愛用の魔剣が、あったんだぞォオっ!」
妖精(そういえばいつだったかの勇者が剥ぎ取ってポイしてたわね)
美剣士「俺だって…! 俺だって、かつては独り身で魔物を倒して回った孤高の剣士だったんだっ…!」
男「美剣士っ…!」
ガシッ!
美剣士「!」
男「泣かないでくれ、美剣士…!」
美剣士「お、男…?」
男「俺なんてただの村人だったんだ…俺達は、これから強くなればいいんだ!
一緒に魔王を倒そう! 俺達で共に、伝説を作ろうっ…!」
美剣士「お、男っ…! 男ぉっ…!」
妖精(ふん、クズどもがっ…! 酔っぱらってやがるぜ、自分達にっ…!)
美剣士「!」
男「泣かないでくれ、美剣士…!」
美剣士「お、男…?」
男「俺なんてただの村人だったんだ…俺達は、これから強くなればいいんだ!
一緒に魔王を倒そう! 俺達で共に、伝説を作ろうっ…!」
美剣士「お、男っ…! 男ぉっ…!」
妖精(ふん、クズどもがっ…! 酔っぱらってやがるぜ、自分達にっ…!)
妖精「ほらほら、もういいからさっさと目的地に行くわよ」
男「あっ、ああ…ほら、美剣士。これで涙を拭くんだ」
美剣士「グスッ…ふ、ふっ。ありがとうよ男」
男「ニコッ」
美剣士「ニカッ」
妖精(うぜえ…)
男「あっ、ああ…ほら、美剣士。これで涙を拭くんだ」
美剣士「グスッ…ふ、ふっ。ありがとうよ男」
男「ニコッ」
美剣士「ニカッ」
妖精(うぜえ…)
妖精「さて… >じゅもん! “サンクリ”!」
弱い魔物が出現しなくなった!
男「えっ? おいおい妖精さんよ、レベルは上げなくていいのかよ」
妖精「こんな大陸でレベル上げなんてたるくてやってらんないわ。さっさとオーブを手に入れてオサラバよ」
美剣士「それで、向かっているのは北の “火の神殿” なのか?」
妖精「そうよ。さすが、無駄にこの大陸でくすぶってただけの事はあるわね」
美剣士(こいつの性格は相変わらず最悪だぜ…)
弱い魔物が出現しなくなった!
男「えっ? おいおい妖精さんよ、レベルは上げなくていいのかよ」
妖精「こんな大陸でレベル上げなんてたるくてやってらんないわ。さっさとオーブを手に入れてオサラバよ」
美剣士「それで、向かっているのは北の “火の神殿” なのか?」
妖精「そうよ。さすが、無駄にこの大陸でくすぶってただけの事はあるわね」
美剣士(こいつの性格は相変わらず最悪だぜ…)
―火の神殿 入り口―
男「荘厳な神殿だな」
美剣士「すごい熱気だ」
妖精「相変わらず暑苦しくてかなわないところだわ」
男「このすーっごく巨大な門は、どうやったら開くんだ?」
美剣士「ふっ…わかっちゃいねえぜ男。あっちを見てみな」
男「…? あっ、脇道がある」
男「荘厳な神殿だな」
美剣士「すごい熱気だ」
妖精「相変わらず暑苦しくてかなわないところだわ」
男「このすーっごく巨大な門は、どうやったら開くんだ?」
美剣士「ふっ…わかっちゃいねえぜ男。あっちを見てみな」
男「…? あっ、脇道がある」
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