以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:51:28.341 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「もう冒険をするしかない」 <>男「よりによって最後の村に生まれてしまった」 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:51:59.418 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 高台の上、男の家―

母「起きなさい、男よ」

男「おはよう母さん」

母「男よ、あなたも今日で16歳の誕生日。冒険に旅立つ時が来たのです」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:52:05.368 ID:bFW9zyCP0.net<> 人生ハードモード <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:52:21.222 ID:mbZx2GAX0.net<> 母「まずは長老に挨拶にいきなさい」

男「ちょっとまってここ最果ての村なんだけど」

母「男よ、私は必ずお前が魔王を倒すと信じていますからね」

男「ちょっとまって村一歩出たらすごい名前の魔物が跋扈してるんだけど」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:52:52.152 ID:wg5ludRp0.net<> 最後の村なめるな。農夫がクワ持って上級モンスター倒したりするんだぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:52:56.062 ID:mbZx2GAX0.net<> 母「男よ、私は必ずお前が魔王を倒すと信じていますからね」

男「早くも固定セリフを吐く機械と化した。もうだめだ」

男「まさか16歳の誕生日がフラグになっていただなんて…」

男は裏庭の木の下を調べた。なんと階段を見つけた!

男「俺は知ってるんだ。自宅の裏に隠しダンジョンがある事も…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:53:36.123 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 男の自宅の下―

男は無造作に置いてあるタルを調べた。なんと、ガイアソードを見つけた!

男「自宅近くのタルに、ありえないくらい立派な剣が入っている事も…」

―最果ての村エンドナ 宿屋“開闢と終焉の混濁亭”―

亭主「いらっしゃい。一晩2750Gだよ。泊まっていくかね?」

男「宿屋の価格設定が終盤な事も…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:53:51.501 ID:0GjV3F8w0.net<> 何年も前に読んだぞこれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:54:07.361 ID:Gv/bxAFTa.net<> アフィでもいいや、ちょっと期待 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:54:38.624 ID:mbZx2GAX0.net<> >>8

3年ほっといたけど今度こそ完結させたい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:55:17.403 ID:R1XN/51h0.net<> SSVIPのパクリじゃん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:55:23.926 ID:bZoIhKrT0.net<> 書き溜めはしているんだろうな? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:55:30.790 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 道具屋“賢人の御用達処”―

店主「いらっしゃい!何にするかね?」

すごいやくそう 500G
奇跡のやくそう 2500G
ばんのうやく  1000G
復活のくすり  5000G

男「やくそうも毒消しも売ってない事も…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:55:35.234 ID:Gv/bxAFTa.net<> ほんとだな。検索したら2012年に同じのある。
読んでこよう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:56:35.565 ID:WbG0ko46r.net<> 昔の焼き直しか
完結させてくれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:57:08.253 ID:mbZx2GAX0.net<> >>12
さ…最後以外… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:57:50.866 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 長老宅―

長老「四柱の台座に輝きの聖石がすべて供えられる時、魔界への扉が開かれるじゃろう…」

男「長老に話しかけても、終盤のイベントメッセージしか喋らない事も…」

―最果ての村エンドナ 星がよく見える丘―

男「どうすればいいんだ…あ、そうか。でも」

男はガイアソードをそうびした! こうげきりょく 2 → 196

男「おお、凄い。これなら俺でも…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:58:21.542 ID:mbZx2GAX0.net<> ※装備を扱う必要能力値の基準に達していないので、本来の性能は発揮されません。
補正後の攻撃力 196 → 15
必要な筋力 150(現在の筋力 8)

男「がっかりだ。もうだめだ」

妖精「諦めないで!」

男「え、どなたですか」

妖精「あたしは勇者をサポートする妖精さん!あたしが来たからにはもう大丈夫!」

男「いや俺ただの村男Aなんだけど」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:58:48.380 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「いいえ。他の勇者の資質を持つものが全て倒れてしまった今、希望はあなただけよ!」

男「どういう事だってばよ」

妖精「火の集落ブレイザ、水の都ウォーティス、風の谷ウィンダ、土の要塞グラン、
   鉄の故郷アイロニア、雷の魔境サンディ、光の聖域ルクシア、闇の帝国ダーク、
   その他もろもろの繋ぎの町たちの勇者すべては、ダンジョン内でロストしました」

男「えっ?ロスト?えっ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:59:12.539 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「死亡よりも二段階ひどい状態よ。つまり消えてなくなった」

男「もうだめだ」

―最果ての村エンドナ 男の家―

母「まあ、それは妖精さまね。紛れも無い勇者の証だわ。やはり男はお父さんの子ね」

男「セリフ変わった。だが俺の親父は鉱夫だ。もうだめだ」

妖精「私がパーティーに居る事でフラグが立ったのよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:59:27.583 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「昨日まではみんな普通に喋ってくれたんだ。
  でも今は犬ですら機械的に“わん!”って鳴くんだ。もうだめだ」

妖精「それは、世界があなたを勇者に仕立て上げ…じゃなかった、勇者に選んだのよ」

男「なんてひどい本音なんだもうだめだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 10:59:40.650 ID:vrY/zjmsd.net<> ジャンプしまくるか馬殴ってればレベル上がるから大丈夫 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 10:59:48.752 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「まあまあ、いいじゃない。魔王退治して英雄になれるわよ?」

男「なんだか凄そうな出身の連中も全員ロストしたって聞いたけど」

妖精「あれは…欲をかいた結果よ」

男「詳しく話せ」

妖精「隠しダンジョンのお宝目当てでみんな死んでいったのよ。それも同じ場所の」

男「まさかウチの真下の事じゃないだろうな」

妖精「えっ」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:00:27.638 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「…な、何の話なのかよくわからないッス☆」

男「ウチの下で凄い数の人間が死んでた。もうだめだ」

―最果ての大陸 フィールド―

妖精「さて…まずはちゃちゃっとレベルを上げてみましょうか」

男「ちょっと待って。レベルって何」

妖精「ああそうね、ごめんなさい。一般人にはレベルの概念が無いんだったね。
   よ?し…“アナライズ”!」

男「うおすげえ魔法はじめてみた」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:00:42.225 ID:mbZx2GAX0.net<> 名前:男
LV:1
経験:0
称号:最後の勇者
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:19
MP:0
筋力:8
体力:7
賢さ:1
敏捷:4 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:00:54.485 ID:mbZx2GAX0.net<> そうび
E ガイアソード
E ぬののふく

攻撃力:15
防御力: 2

<おぼえたとくぎ>
なし

<つかえるじゅもん>
なし <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:01:07.596 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「これはひどいステータス…賢さ1www」

男「個人情報が筒抜けだ。もうだめだ」

妖精「しかも経験0か。チェリー乙」

男「経験ってそっちなのか。もうだめだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:01:22.195 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「冗談よ。まあ、勇者補正に期待してレベルを上げましょうか」

男「勝てないから。絶対勝てないから」

妖精「あんたガイアソード持ってるでしょ?」

男「攻撃力15だから。絶対勝てないから」

妖精「あたしもいるから大丈夫だよ。そぉれ、反復横とび!」

男「おい、やめろ! 歩いたら敵でちゃうだろ! やめろ! やめろください!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:01:38.681 ID:mbZx2GAX0.net<> * モンスターがあらわれた! *

死を告げる鳥A があらわれた!
死を告げる鳥B があらわれた!

男「すごい名前の鳥が出てきた。もうだめだ」

妖精「大丈夫だって。さ、コマンドをいれなさい」

男「コマンド?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:02:19.736 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「勇者権限で、こっちの行動が決まるまでは大人しくしててくれるから」

男「何てよくわからない理屈なんだ。もうだめだ」

 たたかう ぼうぎょ
 とくぎ   じゅもん
 どうぐ >にげる

妖精「おいコラ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:02:31.264 ID:N9pgkoAS0.net<> みてるぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:02:32.900 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「勝てないから。絶対勝てないから!」

妖精「大丈夫だから、あたしを信じて言うとおりにしなさい」

男「本当ですか」

妖精「当然よ。まずは“どうぐ”を選択なさい」

男「>どうぐ」

―男の道具袋―
>Eガイアソード <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:02:36.890 ID:xausnYRYd.net<> 勇者かわいい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:02:44.433 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ガイアソードしかないけど」

妖精「それは使ってこそ真価を発揮するアイテムなのよ」

男「マジで? …いや、ちょっと待て。敏捷に差があるから使う前にやられるのでは」

妖精「大丈夫よ。何の為にあたしがいると思ってるの」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:02:59.105 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「>じゅもん!」

―妖精の呪文―
 アナライズ ヒール
 フレイム >クイック 
 リバイブ  次へ(1/18)

男「なんか凄い数覚えてますね」

妖精「実は全部使える」

男「お前が魔王倒せよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:03:13.997 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「いいからホラ、1ターン目はじまるよ」

―ターン 1―

妖精はクイックを唱えた!

妖精「汝風の神に愛されうんちゃら。疾風韋駄天のなんちゃらかんちゃら。クイック!」

男「なんて適当な詠唱なんだ。もうだめだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:03:24.792 ID:mbZx2GAX0.net<> 男はターンの最初に動けるようになった!

男「おお、すごい」

妖精「さ、やりなさい!」

男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!

男「おっ、おお! 何だかスゴいぞ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:03:36.373 ID:mbZx2GAX0.net<> 男は“ガイアトード”を召喚した!

土蛙「…」

妖精「ガイアソードはガイアトードを召喚できるのよ!」

男「くだらなさすぎるだろ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:03:50.815 ID:mbZx2GAX0.net<> ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!

男「おお、何だか凄そう」

死を告げる鳥A には効かなかった。
死を告げる鳥B には効かなかった。

男「えっ」

妖精「あっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:04:09.154 ID:mbZx2GAX0.net<> 死を告げる鳥Aの攻撃! 頭蓋わしづかみ!

男「ひあっ」

ゴキッ ぐちょっ

男「あっあっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:04:20.295 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 男の家―

母「男よ。起きなさい、男よ…」

男「っぷはぁ!?」

母「目が覚めたのですね、勇者よ。あまり無理をしてはいけませんよ」

男「母さん…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:04:31.221 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「いやあごめんごめん」

男「一体何が…俺はどうなったんだ?」

妖精「浮遊してる敵にガイアソードは効かないんだったわ。面目ない」

男「あの、俺どうなったの」

妖精「弾けたトマトみたいになった」

男「ひぃ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:04:46.284 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 自宅の裏庭―

男「もういやだ」

妖精「まあまあ。ちょっと作戦を変えましょう」

男「もういやだ」

妖精「調べてみたら、最果ての大陸には浮遊系のモンスターしか出ないみたいなのね」

男「もういやだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:05:13.622 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「で、ガイアソードじゃ無理だから、隠しダンジョンのアイテムで何とかしましょ」

男「もういやだ」

妖精「バグったかな…?」

―最果ての村エンドナ 隠された地下洞窟―

男「全ての勇者が没した場所じゃないか。もうだめだ」

妖精「あいつらは言う事きかないからああなったの。欲を出さなきゃ大丈夫よ」

男「何か看板立ってる」

“隠されし 禁断の 聖域”

男「凄い名前だ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:05:39.444 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「さ、アイテムを回収しましょ」

男「宝箱は空なのでは」

妖精「いなくなった連中が持ってたぶんは元に戻ってるから大丈夫よ」

男「なにそれ便利」

―隠されし禁断の聖域 1F―

火吹き鳥「ギェー」

氷の霊鳥「グェー」

男「早くも越えられない難関が」

妖精「大丈夫よ。あたしを信じて行きなさい」

男「初戦でドタマかち割られたんだけど」

妖精「今度こそ必勝の策があるから。行きなさい」

男「微塵も信用できない。もうだめだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:06:03.992 ID:mbZx2GAX0.net<> * モンスターがあらわれた! *

火吹き鳥 があらわれた!
氷の霊鳥 があらわれた!

コマンド?

男「>にげる」

妖精「おいコラ」

男「いや飛んでるし勝てない」

妖精「こいつらは門番だから逃げても消えないの。いいから攻撃しろ」

男「しくしく… >たたかう」

妖精「>じゅもん! “シャッター”!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:06:20.285 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 1―

妖精「暖と冷を司る大気の霊よ!その掌で我ら守りたまえ!シャッター!」

味方パーティーはこのターン、火炎と冷氷の攻撃を受けない!

男「おお」

火吹き鳥「ギエー」

火吹き鳥は 炎のブレスを吐いた!
風の障壁がブレスを防いだ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:06:33.313 ID:mbZx2GAX0.net<> 氷の霊鳥「グエー」

氷の霊鳥は 氷のブレスを吐いた!
風の障壁がブレスを防いだ!

男「おお、これならいけるか? でやーっ」

男の攻撃!

火吹き鳥「ギェ」

火吹き鳥に1のダメージを与えた!

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:06:58.882 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「火吹き鳥はHPが785だから、あと784回で倒せるよ」

男「えっ」

妖精「氷の霊鳥も同じHPね。頑張って」

男「いやいやいや、あんたのMPが先に切れるんじゃないのか」

妖精「ううん」

妖精のMPが50回復した!

妖精「あたしターン終了時にMP回復するから大丈夫よ」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:07:12.529 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 35―

男の攻撃!

火吹き鳥「ギェ」

火吹き鳥に1のダメージを与えた!

男「腕いたい」

妖精「あと750ね。頑張れ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:07:24.239 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 102―

男の攻撃!

火吹き鳥「サッ」

ミス! 火吹き鳥にダメージを与えられない!

男「指先の感覚がもうない」

妖精「ちゃんとやらないと終わらないわよー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:07:46.423 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 398―

男の攻撃!

火吹き鳥「ギェ」

火吹き鳥に1のダメージを与えた!

男「ミ、ミス分もいれてやっと半分…」

妖精「もう一匹いるからまだ4分の1だけどね」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:08:00.134 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 812―

男の攻撃!

火吹き鳥「ギョエー」

火吹き鳥に1のダメージを与えた! 火吹き鳥を倒した!

男「ゼェハァゼェハァ」

妖精「ほら、もうひと頑張りだよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:08:12.978 ID:B1Z00vxV0.net<> つまんね
終わり <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:09:17.675 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 1612―

男の攻撃!

氷の霊鳥に1のダメージを与えた! 氷の霊鳥を倒した!

男「うぉぉおおおおおおお勝ったァァアアアアアアアアアア疲れたアアアァアアアアアアアア」

妖精「あたしだって疲れたわよ」

男「お前途中から詠唱とか完全に省いてたじゃねえか」

妖精「うんまああたしクラスだったら指先ひとつでちんちくりんだし?」

男「だからお前が魔王倒せよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:09:35.895 ID:mbZx2GAX0.net<> * 戦いに勝利した! *

男はレベルが1から18に上がった!

男「おおおおおおすげええええええ」

* レベルアップボーナス 能力値を振り分けてください *

男「おおおおお!よし、さっそく筋力に…」

妖精「体力に全振りしなさい」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:09:51.973 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「きこえなかった? 体力に全振りしろって言ったの」

男「ど、どうして…」

妖精「あんたが死ぬとリスポンポイント(自宅)まで戻されて面倒なの。とにかく死なないようにして」

男「で、でも火喰い鳥と氷の霊鳥を狩れば…」

妖精「あれは門番モンスターでもう出てこないの」

男「もうだめだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:10:04.239 ID:mbZx2GAX0.net<> ―隠されし禁断の聖域 2F―
妖精「“アナライズ”!」

名前:男
LV:18
経験:0
称号:最後の勇者
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:151
MP:0
筋力:21
体力:56
賢さ:1
敏捷:10 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:10:18.617 ID:mbZx2GAX0.net<> そうび
E ガイアソード
E ぬののふく

攻撃力:30
防御力:31

男「HPだけ高すぎる。賢さが上がらないもうだめだ」

妖精「これでいいの。後は軽い防具を探さないと…」

男「あっ、宝箱」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:10:42.220 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「ゴルァ!」

男「ひっ」

妖精「ここが全勇者をロストさせた迷宮だって事を忘れたの?」

男「すいませんでした」

妖精「その宝箱は開けたらあんたに200ダメージ入る罠がかかってるのよ」

男「なにそれこわい。でもそれなら妖精さんが開ければいいじゃない」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:11:05.686 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「あたしは見ての通り非力な妖精だから、宝箱の蓋なんて開けられません」

男「なんで中途半端に軟弱なんだチクショウ。
  っていうかダンジョンをネタバレされるから冒険感も何もあったもんじゃないもうだめだ」

妖精「もうウン十回も来てるからね。イヤでも覚えるわ」

男(っていうか、そんなに勇者を犠牲にしてるあんたは結構無能なんじゃないのか)

―隠されし禁断の聖域 3F―

妖精「あった。あの部屋の中だわ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:11:18.000 ID:mbZx2GAX0.net<> 巨人「うべー」

男「なんかすっごいのが守ってるけど」

妖精「大丈夫よ、たかがレベル65の中ボスだから」

男「俺のレベル18なんだけど」

妖精「>とくぎ “くちぶえ”! ピュー」

男「何してはるんですかね」

妖精「くちぶえは、近くのモンスターをおびき寄せる事ができるのよ」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:11:35.557 ID:mbZx2GAX0.net<> * モンスターがあらわれた! *

血まなこ巨人 があらわれた!

男「>にげる」

この戦いからは逃げられない!

男「もうだめだ」

妖精「戦え。今度はガイアソードも効くから大丈夫だって」

男「でもレベル65だって」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:12:00.930 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「レベル255のあたしがついてるんだから大丈夫だってば」

男「だからお前が魔王倒せよ」

―ターン 1―

妖精「母なる地の庇護の手よ、我ら弱き器持つ者を覆わん! “プロテクト”!」

男は守りの手を得た! 防御力が飛躍的に上昇!

男「おおすげー、手形のバリア」

血まなこ巨人「うがー」

血まなこ巨人の攻撃! 玉砕棍棒!

男「ぶべらっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:12:15.283 ID:mbZx2GAX0.net<> 男は149のダメージを受けた!

男「い、いでえよ゛ー! 骨がおれてるよぉぉおお」

妖精「しっかりしなさいよ。前の勇者なんて、HPが1でも残ってれば半身が吹っ飛んでも戦ってたわよ」

男「ひぃぃいいいい」

男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!

土蛙「よんだ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:12:31.943 ID:mbZx2GAX0.net<> ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!

血まなこ巨人「うげっ」

血まなこ巨人に205のダメージ!

妖精「よしっ。回復しながら戦えば、あと10回くらいで倒せるわ」

男「ちょ、ちょっと待て。あと10回もこれをやるのか」

妖精「男でしょ。根性見せなさいよ」

男「もうだめだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:12:44.186 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 13―

男「ひぐっ… ぐすっ…」

男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!

土蛙「めんどいのー」

ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!

血まなこ巨人「うげぁー」

血まなこ巨人に217のダメージ! 血まなこ巨人を倒した!

男「ズェーハァー ズヒュー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:13:00.208 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「はい、お疲れ様。“ヒール”ね。」

男「その呪文で傷はすぐ治るけど、まだめっちゃ痛い」

妖精「万能じゃないからねえ」

男「あとなんで妖精さんにはターゲットがいかないのかな」

妖精「あたしは回避率が高すぎるから、攻撃しても無駄だって魔物のAI…じゃなかった、魔物の頭が判断してるの」

男「なんて鬼畜仕様なんだもうだめだ」

妖精「そんな事よりレベルアップしてるから、はよ体力に振れ」

男「うう…普通に冒険したいよお…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:13:12.885 ID:mbZx2GAX0.net<> ―隠されし禁断の聖域 3F 宝箱の間―

男は宝箱を開けた! “かぜよみのころも”を手に入れた!

男「おお、かっこいい!マジックアイテムっぽい!」

妖精「それは装備制限も無いし、回避率があがる強力な防具よ。早速着てみなさいな」

男はかぜよみのころもを装備した! ぼうぎょりょく 57 → 102

男「おおおおおおおおお」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:13:26.386 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「さて、これでここに用事は無いわね…」

男「えっ? おいおいやっとこさ軌道に乗ってきただろ。レベルも23になったんだぜ、これなら…」

妖精「次の階にはキングラフレシアっていうレベル78のモンスターがいてね、その触手で生きたままはらわたを」

男「帰還するぜ。妖精よ、脱出呪文を使ってくれ」

妖精「キャラ変えんなこのぺーぺーが」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:13:38.462 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての大陸 エンドナの村前―

妖精「さて。いよいよ、他の大陸に旅立つ時が来たわ」

男「ちょっと待て。進路がおかしくないか」

妖精「おかしくないわよ」

男「だって西に20歩も歩けば魔王城に続く四柱の祭祀場がある」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:13:57.272 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「さすが現地人は詳しいわね。でもその祭祀場で使うアイテムが無いの」

男「みっつのオーブだっけ。妖精さん持ってないのかよ」

妖精「前の勇者が持ってたけどロストしたわ。元の場所にあるはずよ」

男「うぇーめんどくさーい。あ、でもワープ呪文的なのでひとっとびか」

妖精「無理です」

男「なんでよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:14:14.608 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「“テレポート”…勇者が一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」

男「使えよ」

妖精「“勇者が”一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」

男「あっ」

妖精「おわかりかしら」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:14:15.961 ID:bHCgN+L+0.net<> LV18でHP151って戦士職なら妥当じゃない?
極振りならあと50高くても問題ないと思う <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:14:25.782 ID:mbZx2GAX0.net<> ―エンドナの海辺 海竜シドラヌの上―

海竜「クェーッ」

男「こいつぁ気持ちいいやーっ」

妖精「気に入ったみたいね」

男「海竜シドラヌか、勇者になるとこんないい事もあるんだな」

妖精「気に入ってもらえて何よりだわね」

妖精(まあ、普通の勇者はもっとまともな特典がたくさんあるんだけどね) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:14:41.763 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の大陸 西の浅瀬―

男「じゃなー、シドラヌー!」

海竜「クエッ」

妖精「さて…まずは鉄の故郷アイロニアに向かうわ」

男「どこそれ。火の大陸ってくらいだから火の集落に向かうものかと」

妖精「火の集落には後で行くわ。その前にアイロニアに仲間を迎えに行くのよ」

男「え、仲間!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:14:55.391 ID:mbZx2GAX0.net<> ―武器大国 鉄の故郷アイロニア―

男「ほぁー、都会やー」

妖精「キョロキョロすんな田舎モン」

男「あっ、武器屋行こうよ武器屋」

妖精「そんなの後よ。まずは酒場に行くわ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:15:47.823 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ダルーイの酒場―

女将「ダルーイの酒場へようこそ、坊や」

男「で、何しに来たんだよ」

妖精「酒場に来たんだから仲間を増やすに決まってるでしょ。こんにちわ、おかみさん!」

女将「あらー、妖精ちゃん?久しぶりじゃないの。勇者アレックス達はどうしたの?」

妖精「えっと…アレックスは今、体を壊しちゃってて…」

男(体壊したってレベルじゃねーぞ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:15:58.809 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「今はこれが代理です」

女将「まっ。なんとも頼りがいがなさそうだけれど…」

男「ふっ…私のレベルは23です」

女将「えー、マジレベル23ー!? キモーイ!」

妖精「レベル20代が許されるのは、小学生までだよねー! キャハハハー!」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:16:10.109 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「さて、そんな事よりあいつを引き取りに来たわ」

女将「えっ…? あいつって…本気かい?」

妖精「もう他に人材がいないの。」

女将「そうかい…そこまで切迫しているなら仕方が無いね。ちょっと待ってなさい」

男「?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:16:21.578 ID:mbZx2GAX0.net<> ―10分後―

美剣士「俺に今更何の用だ…」

妖精「紹介するわ。剣士のテニーよ」

美剣士「今になって俺に泣きついてくるとは…全く、失笑を禁じえないぜ」

男(スカしたイケメンだ)

妖精「こいつは剣士のくせに、HPも筋力も僧侶以下のツワモノよ」

美剣士「そんな数字で俺の何を計れる!?」

男(えええー…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:16:32.341 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「“アナライズ”!」

名前:テニー
LV:28
経験:208262
称号:バトルマスター(笑)
性別:おとこ
年齢:?歳
HP:226
MP:86



・ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:16:44.962 ID:mbZx2GAX0.net<> 男(レベルが近くて親近感が湧くなあ)

妖精「相変わらずの貧弱ステね…」

男「何だよ、結構頼れそうじゃないか」

美剣士「! そ、そうだろ!?」

妖精「甘いわね。もっとよく見てみなさい」

男「?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:16:58.325 ID:mbZx2GAX0.net<> <おぼえたとくぎ>
かえんぎり

<つかえるじゅもん>
なし

美剣士「見るなーッ!」

男「え…これだけ…え…?」

妖精「本家よりひでーのよ、こいつは」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:17:09.809 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「正直、新米でぺーぺーな今のアンタと大差無いレベルよ」

美剣士「うおおおおお!!!」

男「おいおい、これからの旅の仲間なんだろ? そこまで言う事ないじゃないか」

妖精「…ま、それもそうね。こんなんでも役に立ってもらう事になるし」

美剣士(…! 役に立つ…だと…!?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:17:20.792 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「妖精よ…貴様がそこまで言うなら、力を貸してやらん事も無いぞ。ふっ…ふはは! ふははははは!」

男「どうしたの突然」

妖精「冒険の役に立った事が無いのよ、こいつは」

美剣士「うるさい!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:17:31.810 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の大陸 フィールド―

美剣士「フィールドに出られたのは久しぶりだぜ…」

男「ずっと酒場にいたのか?」

妖精「勇者以外には、酒場の人間を動かせないのよ」

男(なんだかすっごいかわいそうな人なんじゃないのか) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:17:51.438 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「ようし…早速腕を振るうとするか。出て来い、モンスターども!」 サッサッ

男「ああ! 美剣士がさっそく反復横飛びを!」

妖精「ちょっ…こらぁ! 勝手な真似すんなー!」

* モンスターがあらわれた! *

妖精「ああ、もう!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:18:03.350 ID:mbZx2GAX0.net<> オバケたいまつが あらわれた!

男「あっ、何かすっごいかわいいのでてきた」

妖精「そりゃあアンタがさっきまでいたのは最終大陸の隠しダンジョンだものね」

美剣士「何っ…!? キサマ、そんなレベルでエンドナに挑んだというのか!?」

男「地元なんで…」

美剣士(ず、ずるいっ…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:18:18.830 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「えーっと…んじゃあ俺は、“たたかう”で…」

美剣士「チクショオオオオオ! くらえおばけたいまつ、新必殺音速火炎斬!」

男「えっ!? 命令させてくれないの!?」

妖精「自分よりレベルの低いやつの命令なんて聞くわけないじゃない」

男「それはそうだけど…何だかなあ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:18:29.466 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「行くぞぉお!」

美剣士の攻撃! てつのつるぎが炎にうなる! 火炎斬り!

男「素早い!」

妖精「敏捷だけはまあまあなのよ」

オバケたいまつ「?」

ミス! オバケたいまつにダメージを与えられない!

美剣士「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:18:42.392 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「火属性の魔物に火属性攻撃が効くわけないじゃない。AIまでクズだったのね」

美剣士「…もうだめだ」

男(やっぱり親近感がわくなあ)

妖精「ほら、次はあんたの番よ」

男「えっ、俺!? モンスターより先に動けるの!? や、やったー!」

美剣士(ほう…敵より早く動く事に感動を覚えるとは。こいつからは、俺と同じ臭いがするぜ…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:18:59.870 ID:mbZx2GAX0.net<> 男の攻撃!

男「そういえばまともに攻撃させてもらえるのはじめてかもしれない。だりゃー!」

オバケたいまつ「ぐごっ」

オバケたいまつに126のダメージ! オバケたいまつを倒した!

男「おっ…おお、おおおおおお!!!」

妖精(そういえばオバケたいまつは土属性が弱点だったわね) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:19:13.299 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「や、やるじゃねえか… ところで、その剣はいったい?」

男「ん? ああこれ、ガイアソードっていうらしいんだ」

美剣士「なかなかの魔剣じゃないか。一体どこで手に入れたんだ?」

男「自宅近くのタルから拾ったんだ」

美剣士「なっ…!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:19:24.284 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「く、くそぉおおおおおぉっ…!」

男「ビクッ」

美剣士「俺だって…俺にだって、愛用の魔剣が、あったんだぞォオっ!」

妖精(そういえばいつだったかの勇者が剥ぎ取ってポイしてたわね)

美剣士「俺だって…! 俺だって、かつては独り身で魔物を倒して回った孤高の剣士だったんだっ…!」

男「美剣士っ…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:19:36.645 ID:mbZx2GAX0.net<> ガシッ!

美剣士「!」

男「泣かないでくれ、美剣士…!」

美剣士「お、男…?」

男「俺なんてただの村人だったんだ…俺達は、これから強くなればいいんだ!
   一緒に魔王を倒そう! 俺達で共に、伝説を作ろうっ…!」

美剣士「お、男っ…! 男ぉっ…!」

妖精(ふん、クズどもがっ…! 酔っぱらってやがるぜ、自分達にっ…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:19:52.206 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「ほらほら、もういいからさっさと目的地に行くわよ」

男「あっ、ああ…ほら、美剣士。これで涙を拭くんだ」

美剣士「グスッ…ふ、ふっ。ありがとうよ男」

男「ニコッ」

美剣士「ニカッ」

妖精(うぜえ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:20:07.472 ID:grItCnXl0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:20:09.327 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「さて… >じゅもん! “サンクリ”!」

弱い魔物が出現しなくなった!

男「えっ? おいおい妖精さんよ、レベルは上げなくていいのかよ」

妖精「こんな大陸でレベル上げなんてたるくてやってらんないわ。さっさとオーブを手に入れてオサラバよ」

美剣士「それで、向かっているのは北の “火の神殿” なのか?」

妖精「そうよ。さすが、無駄にこの大陸でくすぶってただけの事はあるわね」

美剣士(こいつの性格は相変わらず最悪だぜ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:20:38.819 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の神殿 入り口―

男「荘厳な神殿だな」

美剣士「すごい熱気だ」

妖精「相変わらず暑苦しくてかなわないところだわ」

男「このすーっごく巨大な門は、どうやったら開くんだ?」

美剣士「ふっ…わかっちゃいねえぜ男。あっちを見てみな」

男「…? あっ、脇道がある」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:20:42.681 ID:vrY/zjmsd.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:20:46.445 ID:XZuDCf6R0.net<> 見てるぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:20:55.561 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「最初からこんな巨大な門がやすやすと開いては、神殿の威厳も何もあったものではないだろう?」

男「確かに」

美剣士「ここを訪れる者達に、まずこの巨大な開かず門を印象づける。そして回り道で門を開かせる事によって、入場の際にカタルシスを与えるというわけだ」

妖精(人はそれを演出と呼ぶわね) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:21:22.785 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「そうなのかー! さすがだな、美剣士! ぜんぜんわからなかったよ!」

妖精(さすがは賢さ1ね)

美剣士「ふっ…褒める程の事ではないさ。 ニカッ」

男「ニコッ」

妖精(うぜっ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:21:32.912 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「んでもって更に言うと。その門が開く仕掛けは、その燭台の上に石像が降ってきて炎が消えるだけのごく粗末なものよ」

男(いい加減このネタバレ、何とかならないかな…)

妖精「そんでもって、そこのヘナチョコ野郎についてきてもらったのはただそれだけのためよ」

男「えっ」

美剣士「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:21:52.646 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士「お、おい妖精…? 何を言っている…?」

妖精「呪文ってのは、便利なものなんだけれどね。無い呪文っていうのは、どうしようも無いの」

男「妖精さん…? 一体何を言ってるんだ…? 何の話をしているんだっ!?」

妖精「土属性系統には、地面を揺らすシェイクから、石礫を巻き上げるブラスト…そして大地震を起こすクエイクまであるけれど」

男(ゴクッ…!)

妖精「石像を作り出す呪文なんて、無いから」

美剣士「!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:22:05.104 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「>じゅもん! “パラライ”!」

美剣士「うわあああああああっ!? か、体が動かないッ…!」 バリバリ

男「テニーっ!? な、何をするだぁーッ!?」

妖精「うるさいわね。黙って見てなさい。 >じゅもん! “フロート”!」

美剣士「うおぁっ!」

男「美剣士の体が、宙に!?」

妖精「本来は罠を避けたり、遠くの足場に移動するための呪文なんだけれどね。こういう使い方もできるわね」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:22:19.643 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「そお?れ、あっちよ」

美剣士「うわあああああっ!? あ、あつぃーッ!」

男「け、剣士を燭台にっ!? ま、まさか妖精さん…」

妖精「>じゅもん! さて…美剣士。冥土の土産に教えておいてあげるわ。あんたの石化耐性は…ゼロよ」

美剣士「やめてくれー! そっ、それだけはやめてくれえええええ!!」

妖精「“ ロ ッ ク ユ ー ”」

男「美剣士ィィイイイイイ!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:22:34.929 ID:mbZx2GAX0.net<> ドスン!!!

男「あ…あ…」

剣士は石になった…

男「う…う…、うああああああああああァアーーーーーーッ!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴ…

神殿の巨大な扉が、開いていく… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:22:46.050 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「さーて、開いた開いた。これでかなりのショートカットになったわね。行くわよ」

男「何で…何でだよ! どうしてなんだよ!?」

妖精「あ?」

男「どうして美剣士がッ! あんな、駄洒落みたいな呪文で石にされて…扉を開く犠牲にならなきゃいけなかったんだよぉっ!!!」

妖精「あまったれるんじゃないわよっ!」

ベシッ

男「ぐぉがっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:23:01.756 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「こんなところでクヨクヨして、せっかく美剣士がショートカットしてくれた時間を無駄にする気!?」

男「なっ…何を言っているんだ…!?」

妖精「こんな事をしている間にも…世界には、魔王の手によって苦しめられている人々が…いるのよっ…!」

男「!」

妖精「歴代勇者達が次々と倒れてしまって…魔王の時代は長く続きすぎた。その間酷い目にあっている人たちが、いるのよっ!!」

男(涙…!? 妖精さん…まさか、これまでの凶行はそこまで考えての事だったのか…!?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:23:15.634 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…悪かったよ、妖精さん…」

妖精「男…」

男「俺…もう、クヨクヨしないよ。行こう。一刻も早く、世界を…救うんだッ…!」

妖精「…ふっ、全く…いい面構えになったじゃない…」

男「美剣士…」

美剣士「」

男「綺麗な顔しやがって…お前、役立たず何かじゃなかったぜ…! お前は、俺の…最高の、仲間だったっ…! うう?っ…!」 ボロボロ… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:23:27.755 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「美剣士へのお別れは済んだわね…? さあ、彼の屍を乗り越えて…行くわよ…!」

男「くうぅ?っ…! う、うおおおおぉおおおっ!!」

タッタッタッタッタッタッ…!



勇者は 一つの悲しみを乗り越えて 業火の吹き荒れる火の神殿の扉を 開いた…



妖精(賢さ1は御しやすくて楽だわぁ)

美剣士(もうだめだ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:23:39.484 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の神殿 内部―

男「妖精さんっ! 俺は…俺はどうすればいいんだっ!」

妖精「神殿の中にさえ入ってしまえば…後は、オーブの守り人を倒すだけよ!」

男「守り人ぉーっ! どこだぁーっ!? 美剣士のカタキだぁーっ、出てこいーっ!!」

男は混乱している!

妖精(さすがの私もこれには苦笑い) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:23:52.067 ID:mbZx2GAX0.net<> 獅子人「はいはい何ですか、もう。暑苦しいなあ…」

男「貴様かぁっ、オーブの守り人はっ!!!」

獅子人(これまた面倒臭そうな勇者が来たなあ)

妖精「やっほー」

獅子人「また妖精さんですか。あんたの顔も見飽きましたよ」

妖精「こっちもね」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:24:02.856 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「知っているのか、妖精さん!?」

妖精「そりゃあもう何十回と倒したボスだもの。勇者ロストの度に再配置されるんだから、面倒ったらないわ」

獅子人「こっちとしてももう、いちいち起こさんで欲しいんですけどね。最近はもう魔王様や、他の二神からも連絡が無いし。あの人ら、ちゃんとお役目果たしてるんですかね」

男「他の二神…だと…!?」

妖精「ああ、言ってなかったっけ。四柱の祭壇に捧げる為のオーブは、魔王直属の三闘神が守っているのよ」

男「こんな奴がまだ、あと二体もいるっていうのか…!?」

獅子人(何なんですかこのテンションは) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:24:31.470 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「まあ、その辺はおいおい説明してあげるから。さっさとこいつ倒しちゃって」

男「! そうだな! 覚悟しろ、このライオンマン!」

獅子人「ええー…やるんですか? どうせまたあのハメくさい戦法使う気なんでしょ? もう…」

* モンスターがあらわれた! *

炎の闘神、ファイアライオンがあらわれた!

獅子人「がおー」

男「くっ、すさまじい熱気だ…!」

妖精「こいつは別名、“唯一王”…かなりの物理攻撃力を誇っているわ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:24:53.247 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何だって…!?」

妖精「今のアンタが一発でも喰らえば、一瞬で体が消し飛ぶでしょうね…」

男「くっ…!」

妖精「でも物理攻撃はしてこないっていうね。何のためのステータスなんだか」

男「なーんだ」

獅子人「あーっもー、本当に性格悪いですねーあんたはー! はよコマンド入力してくださいよー!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:25:05.862 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「美剣士…無念に散っていったお前の想い、俺が引き継ぐぜぇええええっ!!!」

バアーッ!!!

妖精「…! あれは…勇者の特性、“人の心の光”!」

獅子人「何ですかソレは」

妖精「ほら、終盤になってくると突然、主人公が“俺の体をみんなに貸すぞ”とか言って、故人の力が宿ったりするじゃない」

獅子人「ああ」

妖精「つまり…今あの男には、美剣士のパワーがやどりつつあるのよ…!」

獅子人「何かさっきから盛り上がってますけど、その美剣士って誰なんですか」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:25:16.590 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「うおおおおおおおっ!!!!」

勇者は、あの美剣士が唯一得意としていた剣技…

“かえんぎり” を、受け継いだ…!

男(やった…やったよ、美剣士…! 俺、ついに特技を覚えたんだ…!)

美剣士(男… 男よ…)

男(!? 美剣士の声が、聞こえる…!?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:25:30.940 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「美剣士!? そこにいるのか、美剣士!?」

妖精(うわ゛っ…見えちゃいけないモノ見始めたよ、こいつ…)

獅子人(さっきから置いていかれてるなあ…) ポリポリ

美剣士(男… よくやったじゃないか…)

男「美剣士っ!」

美剣士(もうお前は一人前だ…最期に、一つ。たった一つだけ、俺の遺言だと思って…聞いてくれ…)

男「…!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:25:42.577 ID:mbZx2GAX0.net<> 美剣士(火属性の敵に…火属性の攻撃は、効果が無いんだぜ…?) ニカッ

男「び、美剣士っ…」 ニコッ

美剣士(もう、お別れだ…じゃあ、世界を変えてくれよ。お前は満足か、こんな世界で…俺は…嫌だね…)

男「美剣士? どこだ、返事をしてくれよ…美剣士…美剣士ぃーっ!!!」

美剣士の魂は、遠くへ旅立っていった… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:25:59.600 ID:mbZx2GAX0.net<> 獅子人「あー、終わりました?」

男「ギロッ」

獅子人(だから、何でこっちにヘイトが向くかなあ…)

妖精「♪?」

獅子人(どうせこの人が、何かしたんだろうなあ…)

男「炎の闘神よ…俺はひとつ、大切な事を美剣士から教わったんだ」

獅子人「はいはい、何ですかー?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:26:10.056 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「特技が火炎斬りしかなくて…火属性の敵と相対した時は…! 力に任せて、物理で殴ればいいッ!」

妖精「そうだね。こいつも弱点土属性だしね」

獅子人「だからー! せめてアナライズでも何でもかけて見破ってくださいよー、そういうのはー!」

男「いくぞっ! 炎の闘神よっ! >たたかう」

獅子人「はいはい、やっとですね。…で、どうせ妖精さんは…」

妖精「>じゅもん ”シャッター”」

獅子人「これだよ(笑)」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:26:21.359 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 1―

妖精「暖と冷を司る大気のうんたん。うんたんうんたん。"シャッター”」

味方パーティーはこのターン、火炎と冷氷の攻撃を受けない!

獅子人「はい詰んだー」

男の攻撃!

男「うおおおおおおっ!!!」 ザシュッ!

獅子人「いたいー」

獅子人に124のダメージ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:26:34.314 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「これが、俺と美剣士の怒りだッ!」

獅子人「はいはい…」

男「どうした!? 次はお前のターンだぞ!?」

獅子人「はいはい。フレアドライブー」

獅子人の攻撃… 火属性最強技! "フレアドライブ”!
風の障壁が、攻撃を防いだ!

男「そんなものは、効かんッ!」

獅子人(もうこんな茶番、これっきりにしてほしいですわ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:26:49.956 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 9―

獅子人「アトミックー フーレアー」

獅子人の攻撃… 冥獄の炎が、全てを灰燼に帰す! "アトミックフレア”!
風の障壁が、攻撃を防いだ!

男「これで、最後だーッ!!!」

男の攻撃! クリティカルヒット! 獅子人に312のダメージ!

獅子人「あだっ。あー、HPが0ですね。じゃあおやすみなさいですわ。もう起こさないでくださいね」

獅子人を倒した! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:27:00.853 ID:mbZx2GAX0.net<> 獅子人はアイテムを落とした。 ”赤い瞳のオーブ”を手に入れた!

男「やった…俺、やったよ美剣士っ…!」

妖精「はいはい。じゃあ、美剣士を元に戻して次の大陸に行くわよ」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:27:11.914 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「元に…戻す…?」

妖精「うん」

男「どうやって?」

妖精「石化解除の呪文で」

男「えっ? さっきの、人の心の光がどうたらってのは? えっ?」

妖精「勝手に幻覚でも見たんじゃないの」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:27:13.108 ID:vrY/zjmsd.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:27:24.996 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の神殿 入り口―

男「何で最初に言ってくれなかったん」

妖精「何か面白かったから」

男「ていうか何ですぐ解除しないで石にしてほっといたん」

妖精「帰る時困るじゃない」

男「冷静に考えたら獅子人さんってすごくかわいそうじゃなかったん」

妖精「知った事か」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:27:42.602 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「はああ…まあ、いいや。それなら犠牲になった美剣士はどこにもいなかったって事だろ?それは今日一番のグッドニュースだ…って、あれ…?」

妖精「え…? 門が、閉まってる…?」

男「おい… どういう事なんだよ、おい…!?」

妖精(! あー、やっべ…もしかして…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:27:54.201 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(>じゅもん "ディテクト”…) ボソッ

妖精はディテクトを唱えた! 美剣士の状態が、表示されます。(妖精の脳内に)

美剣士 LV―
HP0 MP0
じょうたい:LOST <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:28:05.691 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(ああ、そうか。あいつは灰化耐性も消失耐性もゼロなんだった。そりゃ石像にして放っておいたら、死亡→灰→ロストにもなるわね。やっちゃったぜ
☆)

男「お、おい、妖精さん…? どういう事なんだよ、これ…!」

妖精(…)

妖精「えっ、えっとね。! そう! 美剣士にはあらかじめ、遅効性の石化解除呪文をかけておいたの!」

男「あ…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:28:17.456 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「それで、石化が解けても神殿の中には入れないから、歩いてアイロニアまで帰ったのよ☆」

男「あ…?」

妖精(く…さ、さすがにまずったか…!?)

男「…妖精さん。妖精さんは、いったい俺にいくつ嘘をつく気なんだ…?」

妖精(まずい…! いくらこいつが馬鹿でも…!!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:28:28.685 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「それなら何で、テレポートを使わずにわざわざここまで来たんだ…?」

妖精(ちっ…男の癖に…! こうなったらもう、魅了呪文で…)

男「すぐに美剣士に会えると思ってたのに…意味の無い嘘をつくのはやめてくれよなー、もう」

妖精「は…はっ?」

男「アイロニアの街にいるんだよな? それなら早くテレポート使ってくれよ」

妖精(こ…こいつ…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:28:45.046 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「い、いや。アイロニアにはもう戻らないわ」

男「えっ」

妖精「言いにくいけど、あいつはこれからの戦いにはついていけない。だから美剣士との旅はここまでなのよ。ねっ、ねっ?」

男「…」

妖精(ゴクッ…)

男「そうなのかー… 残念だな」

妖精(こ、これが賢さ1の思考能力… あ、あなどれない!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:28:56.525 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「じゃあ、次はどこに行くんだ?」

妖精「えっ? あ、ええ。次は水の神殿に向かうわ。その前に、火の集落でイベントを進行させないといけないの」

男「よし、わかったぜ。火の集落にはどうやって行けばいい?」

妖精「まずはテレポートで西の海岸に戻るわ。そこから少し北に歩けば、すぐよ」

男「よーし、やるぜー!」

妖精(… いくら何でも、おかしい… この男、最初はここまでのバカじゃなかった筈…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:29:09.361 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(一体何が…)

男「あ、そういえば獅子人に勝ってレベルが上がってたな! 早速体力に全振りだぜー」

妖精(! そうかッ…! おそらく、生来のバカさ加減に加えて、賢さを無視したステータス振りをさせているせいで…)

妖精「脳細胞が、筋肉に変革しているんだわっ!」

男「うわっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:29:19.942 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何だよ、いきなり大声出すなよなー」

妖精「へっ、あっいや何でもない! 何でもないから!」

男「変な妖精さんだな…じゃあ、早速テレポートで飛んでくれよ」

妖精「ええ。まかせて!」

男(何か、いつもと調子違うな…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:29:31.306 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(これは、最後の勇者にして最大の発見をしたわ…ここまで御し易ければ、ますます以ってあたしの思惑も…!)

男「何ニヤニヤしてるんだよ…」

妖精「何でもないったら! じゃあ、飛ぶわよ。 "テレポート”!」

ドンッ

―火の大陸 西の浅瀬―

妖精「ふうっ」

男「相変わらず妖精さんの呪文はすごいな…よし、行こう!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:29:46.841 ID:mbZx2GAX0.net<> ―森の奥深く 火の集落―

男「何だよ、あのテント…」

妖精「火の集落の人々は、ああいう家に住んでんの」

男「こんな原始人みたいな生活をしている奴らがまだいたんだな。HAHAHA!」

妖精(田舎者はすぐこれだ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:29:58.380 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の集落 族長のテント―

男「ハハハハ、妖精さん! 一体この小汚いテントに何があるっていうんだい?」

屈強な男A「動くな」

男「へっ」

屈強な男B「何者だ」

屈強な男C「何者だ」

屈強な男D「何者だ」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:30:13.489 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ゆ、勇者です」

屈強な男達「あぁん!?」

男「もうだめだ」

族長「みんな、待ちな。…お前、勇者だって?」

男「えっあっはい一応そうです」

族長「…本当なら、勇者の証を見せてみな。嘘だったならば、掟に従いお前を殺す」

男「妖精さーん」

妖精「ただのイベントだから。はよ出せ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:30:31.216 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何か見せれば助かるんですか!? やったー!」

妖精「見せるものを間違えたら、そこの屈強な男共に槍で後ろから刺されるけどね」

男「助からないじゃないですかー! やだー!」

族長「あんのかい? ないのかい?」

男「っ…しかし、さすがに俺でもそれ位はわかる! >どうぐ "赤い瞳のオーブ”だろ!?」

妖精「あっ」

男「えっ」

族長「…」

屈強な男達「…」 ススッ

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:30:41.521 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ああ、そうか…死んだら母さんに会えるんだったよな。母さんの固定セリフ、変わってるかな…?
  いいさ、たまには死んでみたって。それも勇者の醍醐味だもんな。はは。はははははは!」

族長「みんな、部屋から出ていっておくれ。あたしやこのお方と、大切な話がある」

屈強な男達「はっ、族長」 ゾロゾロ

男「えっ」

妖精「そのオーブ以外考えられないでしょ、常識的に考えて」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:30:53.831 ID:mbZx2GAX0.net<> 族長「さて…勇者よ。お主が来る事は予知でわかっておった」

男「えっ?」

族長「お主は三つの瞳を集めて、魔王の根城に乗り込む気じゃな」

男「あっはい、そうです」

妖精「それ固定セリフだから、いちいち返事しなくていいわよ」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:31:05.588 ID:mbZx2GAX0.net<> 族長「次は、この地より遥か西…水の都ウォーティスへと向かい、水の神殿に挑むが良い」

男「あっはいそれは聞きました」

族長「そして無事、青の瞳のオーブを手にしたならば…今度は北の、風の谷ウインダを目指すのだ」

男「風の谷かあ」

妖精(…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:31:22.939 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「じゃあ、男。あたしはもうこの話、聞き飽きてるから。外で待ってるわよ」

男「ん?ああ」

妖精「そうそう。その話の最後に特技を一つ教えてもらえるから、楽しみにしてるといいわ」

男「!」 ガタッ

族長「勇者よ…お主にはこれから、これまでよりも更に厳しい、幾多もの戦いの運命が待ち受けておる…」

男(自宅近くでの戦いより厳しい戦いが想像できない)

族長「だが、決して挫けるでないぞ。我々は信じておる。お主が魔王を倒し、そしてその先にある…この世界を歪めているものをも、断ち切ってくれると」

男(?)

族長「い、いや…少し喋りすぎたようじゃ」。今のは忘れてくれ

男(何だろう…? 魔王を倒したら、もう一人魔王がいたりするのかな…?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:31:37.934 ID:mbZx2GAX0.net<> 族長「こほん。では最後に、お主に一族秘伝の剣技を授けよう」

男「!」 ガタッ

族長「火の戦士達に伝わりし、悪しき魂を持つもの達を滅ぼし灰にする剣技…」 バッ

男(! 族長が、剣を構えた…!)

族長「それが、このッ!」 ブンッ!

族長「"かえんぎり” だッ!」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:31:54.180 ID:mbZx2GAX0.net<> ―火の大陸?水の大陸間の海上―

海竜「クエーッ」

男「はあ…」

妖精「いいじゃない。水の大陸ではきっと重宝するわよ、かえんぎり(笑)」

男「おまっ…かえんぎりなめんなし!」

妖精「まだ一回も使った事ないくせに」

男「うっ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:34:21.663 ID:mbZx2GAX0.net<> ちょっとだけ休憩します


ttp://iup.2ch-library.com/r/i1455472-1435113184.png

妖精さん
ttp://iup.2ch-library.com/r/i1455474-1435113220.png <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:35:52.262 ID:mbZx2GAX0.net<> ミスったかしら


ttp://iup.2ch-library.com/i/i1455472-1435113184.png

妖精さん
ttp://iup.2ch-library.com/i/i1455474-1435113220.png <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:37:46.242 ID:xausnYRYd.net<> 妖精さんのエロ画像はよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:38:58.121 ID:N/dVrDSA+.net<> 追いついた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:43:31.595 ID:mbZx2GAX0.net<> 獅子人さん
ttp://iup.2ch-library.com/i/i1455482-1435113716.png

火の族長さん
ttp://iup.2ch-library.com/i/i1455483-1435113716.png

これから出てくる人
ttp://iup.2ch-library.com/i/i1455484-1435113716.png <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:44:33.652 ID:h2LdLSPed.net<> 獅子人クォリティ高いな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:44:34.479 ID:N/dVrDSA+.net<> 美剣士は? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:48:10.241 ID:mbZx2GAX0.net<> >>158
テリーを意識した結果なんかうまく描けなかった…
らくがきはこれで全部
そろそろはじめます <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:49:25.943 ID:mbZx2GAX0.net<> ―水の大陸 東の海岸―

海竜「クエェ…」

男「だいぶ無理させちゃったな」

妖精「世界の端から端まで移動させたんだもの。そりゃ疲れるわよ」

男「えっ」

妖精「世界の狭さを思い知った?」

男「えっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:50:01.296 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「こんなに淡々と世界の狭さを思い知らされた。感動も何もあったもんじゃない。もうだめだ」

妖精「まあ、この世界を狭く感じたなら、それだけこの海竜が優秀だって事よ」

海竜「クエッ!」

男「あっ、そうだ。そういや世界の果てってどうなってるんだ!?」

妖精(世界の最果ての住人が何か言ってるわ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:50:11.723 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「この世界がどういう形をしているかは知ってるの?」

男「知らないから聞いてるんだよ」

妖精「お盆」

男「えっ」

妖精「世界はお盆の形なのよ。世界の果てでは、海が滝のように流れ落ちているわ」

男「滝って…その水はどこに流れているんだよ」

妖精「さあ」

男「なにそれ怖い」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:50:22.453 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「まあ、世界の形なんて今はどうだっていいでしょ。そんな事よりほら、さっさと水の都を目指すわよ」

男「えっあっはい」

海竜「クェッ!」 ズブズブ

男「おっ、帰るのかシドラヌー! じゃなー!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:50:43.791 ID:mbZx2GAX0.net<> ―水の大陸 フィールド―

男「な、何だよこれ…水の大陸だって聞いて、何か勝手に綺麗なところを想像してたけど…」

妖精「見渡す限りの毒の沼でしょ」

男「何でこんな事に」

妖精「水の三闘神の仕業ね」

男「なにそれひどい」

妖精「倒せば元通りになるわよ。何っ回も何っ回も元に戻してきたんだから」

男(…何か、妖精さんがこんな性格してる理由がちょっと理解できる気がする) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:50:54.936 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「で、これどうやって進むの。妖精さんは浮いてるからいいけどさ」

妖精「本当はね。あそこに見える洞窟の奥にある、“ペガサスのくつ”を履いて進みます」

男「…妖精さんの攻略方法は」

妖精「>じゅもん “フロート”!」

男「わっ、体が浮いた」

妖精「これで無問題ね」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:51:07.368 ID:mbZx2GAX0.net<> ―水の都ウォーティス―

男「絶望した。街の中にまで及ぶこの惨状に絶望した」

妖精「美しき水上都市だもの。水が汚染されてりゃ、そりゃきったなくなるわよ」

男「うう…で、どうしてこの街に寄ったんだ? 直接神殿に行っちゃだめなのか?」

妖精「…そろそろね」

ドンッ

少女「きゃっ!?」

男「うわっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:51:08.081 ID:qYDueGeHd.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:51:25.496 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「いってー」

少女「ごめんなさい、大丈夫ですかっ…!?」

その時、男に電流

男(!? あ、亜麻色の…長い髪を…!!)

妖精「かぜがやーさしくつつーむー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:51:41.945 ID:mbZx2GAX0.net<> 少女「だっ、大丈夫ですか…!?」

男「」 ポワワワーン

少女「あ、あの…?」

男「ひゃ、ひゃい!」

妖精(ここはこいつの好みの女が出てくる事になってるからね。無理もないでしょ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:51:59.092 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「怪我? いえっ、ありません。ありませんとも」 ニカッ

妖精(どっかで見た笑い方だわ…)

少女「あの…旅の方、ですか…?」

男「ええ、そうです。そうですとも」 ニカッ

妖精(うぜっ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:53:08.098 ID:mbZx2GAX0.net<> >>168
訂正

×その時、男に電流
○その時、男に電流走る <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:53:26.376 ID:mbZx2GAX0.net<> 少女「そうですか。あの…今、この街の宿はどこも営業していないんです」

男「そうなのか。そうなのですか」 ニカッ

少女「大陸じゅうが毒の沼地になってから、旅人なんて訪れないので…なので良かったら、私の家に泊まっていってください」

男「」 ガタッ

少女「あの…どうされました?」

男「泊まります!泊まりますとも!」 ガタガタッ

妖精(ペッ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:53:37.518 ID:mbZx2GAX0.net<> ―少女の家―

少女「ただいまー、おばあちゃん!」

老婆「うう…おかえり、少女…」

男「お邪魔します。お邪魔しますとも」

老婆「誰かえ…?」

少女「旅人さんよ。街の宿はやっていないから、うちに泊まっていってもらおうと思って」

妖精(毎度毎度思うけど…こんな都会の街に、そんなお人好しがいるわきゃねーだろ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:54:05.380 ID:mbZx2GAX0.net<> 老婆「そうかい…この子とこんな年寄りしかいない家だけど、まあゆっくりしていっておくれ…ごほっ、ごほっ」

男「お婆さん、体が悪いの?」

少女「毒にやられてしまって…直接沼に接触しなくても、体の弱いお年寄りはこの大陸に漂う毒気に耐えられないんです」

老婆「ごほっ、ごほっ…おかげでこの娘には苦労をかけっぱなしじゃよ…」

少女「もう、お婆ちゃん。それは言わない約束でしょ」

男「…」

妖精(そら来た…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:54:53.081 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「安心してください、お二人とも」

少女「えっ…?」

男「この大陸の清らかで美しい水は、この俺が元に戻してみせます」

妖精(お前は正常なこの街を見たことすらねーだろうがよ)

老婆「元に戻す…? おまえさんは、一体…」

男「何を隠そう! この俺は! いや、この俺こそが! 妖精に選ばれた、最後の勇者なのです!」

老婆「ええっ」

少女「まあっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:55:04.175 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「はい、そういう事なんで今晩は泊まらせてもらいますよっと」

男「えっ!? 泊まってもいいの!? 妖精さんの事だから、てっきりダメとか言い出すと思ってたのに!」

妖精「ここで一晩明かさなきゃ、話が進まないの」

男「ひっ…一晩を、明かすッ…!」

少女「まさか、あなたが伝説の勇者さまだったなんて…今夜はゆっくりしていってくださいね!」

男「はっ、はひっ!」

妖精(好きにしろ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:55:14.578 ID:mbZx2GAX0.net<> ―夜 少女の家、屋上―

妖精「いくら何でも鼻の下伸ばしすぎだろ、あの男…くそっ、デレデレしやがって」

妖精(…)

妖精(待っててね、みんな…もうすぐ、もうすぐだからね…)

コッ… コッ…

妖精(? 誰か、来る…? って、男とあの子…!?) ササッ

男「は、話って…何かな…?」

少女「…///」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:55:31.310 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(えっ!? おいおいおいどういう事だよ、いくらお楽しみイベントだっていっても、今までここまでの進展は…)

男「えっと…少女、さん…?」

少女「あの…わ、私っ…! 街でぶつかった時から、男さんの事が…!」

妖精「」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:55:46.202 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(いやいやいやいやいや! おかしいって! 絶対おかしいからっ!)

少女「男さんは…あたしの事、どう思ってますかっ…!?」

男「」

少女「や、やっぱり…いきなりすぎますか…?」

男「好きです」

少女「えっ?」

男「好きですとも」 ニカッ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:55:59.525 ID:mbZx2GAX0.net<> 少女「えっ…あのっ…それじゃあ、あのっ…!」

男「何ですか?何でしょうか?」

少女「…してください…」

男「はい?」

少女「ちゅー…してください…」

男「えっ」

妖精(えっ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:56:10.384 ID:mbZx2GAX0.net<> 少女「だ、だめ…ですかっ…?」

男「…ですとも」

少女「えっ?」

男「いいですとも!」 ガバッ

少女「きゃっ…!」

妖精() <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:56:21.607 ID:mbZx2GAX0.net<> 少女「そっ、それじゃあ…恥ずかしいので、目を瞑って…」

男「はっ、はひっ!」

少女「んっ…」

男「んっ、んーっ!」

妖精(えっ…ホントに? ホントにしちゃうの!?) チラッ

少女(…) ニコッ

妖精(!? こっちを見てる…!? あの笑い方、どこかで…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:56:34.498 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(! もしかして…いや、そんなまさか…その正解は、さすがの私もドン引きだわよ…!?)

少女「>じゅもん… “シェイプ”、解除だ…」

ドロローン

妖精(! あ…ああっ…!)

男「んーっ!!!」

ぴとっ

男(!? お、思ったより冷たくて、カタいな…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:56:44.837 ID:mbZx2GAX0.net<> 「どうだ、ファーストキッスの味は」

男「ひ、ひやっこくて…かたいれす…」

「そうか。思うざま吸い付いて構わないぞ」

男「!? ほ、ほんとうれすか!?」

「構わないとも。それは俺の便所サンダルだがな!」

男「えっ」 カッ

妖精「あちゃー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:56:55.582 ID:mbZx2GAX0.net<> 「ぶわっははははははは!久しぶりだな、男!」

男「なっ…なっ…なっ…」

妖精(世界一気味の悪い、感動のご対面だわ)

男「う…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

男「おっ、おっ、おっ…おっ、おやっ…親父…!? 親父ぃ!?!?」

父「よう、息子よ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:57:05.611 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ぶっ…ぶへぇっ、ペッペッ!!! ペェエッ!!!!」

妖精「子が子なら親も親ね」

男「妖精さん!? 見てたの!?」

父「あんたが俺の息子を預かってるっていう、妖精さんかい」

男「ちょっ…あの、これ…どういう事?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:57:25.378 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「勇者の特性。“父親と、必ず敵対する”」

男「えっ」

妖精「ってのが、あるわね」

父「そういう事だ、息子よ」

妖精「いやまあ、何で女の子に化けているのかはさっぱり何だけど」

父「ハッハッハ、息子をからかいたかっただけさ」

男「じゃあ…親父は今、敵って事なのか!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:57:41.545 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「そうだ。…そして、戦いは既にはじまっているんだぜ」

男「えっ」

父「俺こそが…この大陸の千の毒沼の主、水の闘神なのだ!」

男「えっ」

妖精「そのポジションで出てくるのは正直予想外だった」

父「さあ、息子よ。刃を交えよう! さあ、ターン1だ! コマンド!?」

―ターン 1―

男「ここでやるのかよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 11:57:47.324 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:58:53.004 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「くそっ…どうすればいいんだ、妖精さん!」

妖精「さあ。あたしも初めてのケースで何がなにやら」

男「えっ」

妖精「でもまあ、これで水の神殿に行く手間も省けたってもんよね。 >じゅもん…」

男「くそっ、やるしかないのか… >たたかう だ!」

父「さあ来るが良い、息子よ!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:59:06.985 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「とにかく、そのワケわかんない素性を暴かせてもらうわ。…“アナライズ”!」

妖精さんはアナライズを唱えた!

ミス! 父にはこうがかなかった!

妖精「はあっ!?」

父「ふははははは! 効かぬ! 効かぬなあ!!」

男「よ…妖精さんのじゅもんが、効かない…だと…!?」

妖精「ちょっ、どういう事!? これが効かない敵キャラなんて、古今東西どこにもいない筈なのに!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:59:21.308 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「フッフフ…お嬢さん、ちょいと頭が固いんじゃないのかい?」

妖精「なっ…賢さ1の父親のくせに、生意気なっ…!」

父「どこにもいない筈の敵がここにいる。そう考える事はできまいかな」

妖精「!」

父「そう。俺は規格外なんだよ、お嬢ちゃん…」

妖精「そんな…!?」

男(やだ…! 用務員のオッサンみたいな格好してるくせに、ちょっとかっこいい…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 11:59:34.434 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「そして! 今の1ターンで先手を打たなかったのは、致命的! フェイタリティだぜ!」

妖精「なっ…! アナライズを弾いたくらいで、調子に乗るんじゃないわよ!」

男「そうだぜ親父! 体力全振りの俺を一撃で沈めるのは無理だろうし、百戦錬磨の妖精さんに何が通じるっていうんだ!」

妖精「そうよ。あたしのレベルは255…おまけに物理回避100%、全属性・状態異常耐性も完璧。どう? 絶望したかしら?」

父「…レベル255だと?」

妖精「ええ。あなたのAIじゃ、あたしを攻撃対象に取る事すらできないでしょう?」

父「どうかな…? 次の行動の対象は、アンタだぜ…?」

男「何っ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:00:42.891 ID:mbZx2GAX0.net<> ※親父の声は藤原啓治に脳内変換してお楽しみ下さい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:01:22.560 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「は、はったりよ…!」

父「それは自分の目で確かめてみるんだな。>じゅもん… モード反転、裏コード! ザ・チートッ!!」

男「えっ」

妖精「ば、ばかなっ!? そのコードは…!」

父「そう…! 前時代的、オールドタイプな五文字制限の呪文など、俺は超越した…!」

妖精「禁忌の技を使う気なのね…!?」

父「そう! 世界の“均衡”を破壊しかねないがために、神々が封印した禁呪だ!」

男(えっと、これって誰の親父なんだっけ…?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:01:34.604 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「クックク…お前さん、レベルが255なんだってな? わざわざ教えてくれてありがとうよ!」

妖精「!? し、しまったっ!」

父「とくとテイスティングしろ! >うらじゅもん… “レベル5パラライ”ッ!!!」 バリバリバリッ

妖精「きゃああっ!?」

妖精さんは麻痺してしまった!

男「よ、妖精さーんっ!?」

妖精「くっ、くそっ…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:01:46.797 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(うかつだった…まさか、伝説の耐性無視呪文を使える者がいただなんて…!)

男(妖精さんが行動不能に陥るなんて…くそっ、一体どうすれば!?)

父「どうした息子よ。女の子のサポートがなければ、お前は戦えないのか?」

男「なっ…何だとっ」

父「ここまで一人でやってこられたのか? 相変わらず、誰かの助けがなきゃあ何にもできないガキのままか?」

男「うるさいっ! フラッと出たまま何年も帰ってこない無責任親父のくせに…俺に、説教するなあっ!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:01:58.952 ID:mbZx2GAX0.net<> 男の攻撃!

男「だりゃあああああっ!」

父「はっはは…やっぱり、ガキのまんまだな!」

水の障壁が攻撃を防いだ!
ミス! 父にダメージを与えられない!

男「なっ…!?」

父「言っただろ? 俺は水の闘神なんだぜ?」

男「くっ、くそっ… !?」 クラッ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:02:11.203 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「男っ!?」

男「な、何だ…体が…」

男の体に毒がまわる… 男は35のダメージをうけた!

男「そんな…?い、一体いつ…!?」

父「どうだ? 俺からお前に贈るハニー・トラップ…恋の罠の味、もとい、便所サンダルの味は!」

男「あっ」

妖精「うわっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:02:22.394 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「ふっはは! さあ、続けるぞ…さあ、ターン2だ! コマンド!?」

―ターン 2―

男(くそっ…このままじゃ、マズい!)

妖精「男…あたしが許すから、>にげる を選択しなさい…!」

男「妖精さん!?」

父「ほう…逃げる気か? それもいいだろう。だが、この父…ファーザーからは逃げられんぞ…?」

男「っ…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:02:55.961 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「無様にもその背中を曝したところを… 後ろから一突き、バックスタブだ…」

男「くっ… 誰が、逃げるかよっ! >どうぐ っ!」

父「ほっほう、少しはマシな面構えになったじゃないか。だが…お前に父は、越えられぬッ!」

妖精「男ぉーっ、ダメぇーっ!!」

父「はっはは。お嬢ちゃんよ。そう心配しなくても、こいつに裏呪文なんて使わんよ」

父は、身を守っている!

父「父は父らしく…こうしてどっしり構えて、息子の敗北を見学…シーイングするとしよう」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:03:12.701 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「なめるなぁっ!」

男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!

土蛙「おひさしー」

ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!

父「ハッハハハッハハ! 無駄無駄ァ!」

水の障壁が攻撃を防いだ!
ミス! 父にダメージを与えられない!

男「くそっ…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:03:24.128 ID:mbZx2GAX0.net<> 男の体に毒がまわる… 男は35のダメージをうけた!

男「っ…!」

妖精「あの毒のタイプは、分類“イベント毒”… 解毒不能の、毎ターン10%ダメージ…! あれではいずれ…!」

男「そうなのか、妖精さん…ネタバレ、ありがとうな!」

妖精「ばっ、バカっ! そんな事はどうでもいいから、早く逃げろって言ってるのよ!」

男「いや…逃げない。ターン3、コマンドだ!」

父「ほう…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:03:36.194 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「何を強がっているんだ、息子よ。お前はここで負け帰って、母さんのところで目を覚ませばいいじゃないか」

男「…」

父「勇者だって、嫌々やらされているような物なんだろ? やめちまったらいいさ、そんなもん」

男「…」

父「嫌な事があったら、別に投げ出したっていいんだ。自分の生き方を自分で決められるのもまた、大人だぜ?」

男「…あんたこそ、怖いんじゃないのか?」

父「…何?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:03:46.517 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「自分が目を背けていた息子の成長が、怖いんじゃないのかっ!」

父「…ほう。息子の癖に、生意気な事を言う。だが、成長とは一体何だ? お前はこの妖精に頼り切ってここまで来たんじゃないのか」

男「そうだ」

父「ハッハハ! そうだろうとも! …全く、お話にならない… ノープロブレムだよ、お前は」

男「だが、それだけじゃない…!」

父「何…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:03:57.858 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「この、まだまだ短い旅のはじまりでっ!」

>とくぎ!

男「俺には、確かに得た“経験値”とッ!」

“かえんぎり”!

父「むっ!?」

男「敵の弱点を教えてくれる、心強い“仲間”とッ!」

“かえんぎり”!

妖精「そうか、火炎斬り…! いや、でもただの火炎斬りじゃない。あれは…!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:04:10.036 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「志を共にして… 凄い技を教えてくれた、“友”がいたんだーッ!!」

“かえんぎり” + “かえんぎり” 一人連携、発動!!

父「バカな…何だ、その技はっ!?」

男「くらええええええっ、オヤジイイイイイイっ!!!」

男の攻撃!

男「真、必殺ッ! 音速…火炎斬ッ…!」

父「ぬおおっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:04:22.091 ID:mbZx2GAX0.net<> 水の障壁が攻撃を防いだ!
ミス! 父にダメージを与えられない!
水の障壁は消滅した!

父「ふっ…ふっはは、ふっははふっはは!」

妖精「だ、ダメなのっ!?」

父「息子よ! マイ・サンよ! 中々見事な切り札、良いショーダウンだったぞ!」

男「…」

父「だが…次のターンで障壁を貼りなおし、リペアすれば良いだけの事! 所詮は、子供の付け焼刃に過ぎなかった!」

男「…だっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:04:32.723 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「何…?」

男「まだだぁッ!」

男の追加攻撃!

妖精「えっ!?」

男「“二重音速火炎斬”…これが二重の、極みだァーーーーーッ!!!」

父「ぬおおおおおおッ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:04:47.169 ID:mbZx2GAX0.net<> クリティカルヒット! クリーンヒット! フェイタルヒット!
連続攻撃ボーナス! 障壁突破ボーナス! 弱点攻撃ボーナス! 思い出補正ボーナス!
父に6190のダメージ!!!

父「ひ、光が…!? ぐあああああああっ!?」

父を…倒した!

男「はぁっ、はぁっ、はぁっ… や、やった…やったぞーーーーっ!!!」

妖精「うそーん」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:05:01.140 ID:mbZx2GAX0.net<> 周囲の視界が、ドロドロと融けて行く…

男「えっ!?」

水の都ウォーティアは、まぼろしのヴェールに包まれていたようだ…
なんと、この場所は水の神殿だった!

妖精「そういえば、あれだけドンパチやったのに人っ子ひとり出てこなかったものね…」

父「はっはは…やるじゃねえか、息子…マイ・サンよ…」 どろどろ

妖精「!」

男「なっ…!? おっ、親父っ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:05:11.331 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「そうか…何かおかしいと思ってたけど…」

男「妖精さん!?」

父「シャーラップ…言ってくれるな、妖精さんよ… ネタバレはお断り…ノーサンキューだ…ぜ…」

男「い、いや! 構わない。続けてくれ、妖精さん!」

妖精「…これは、あなたの父親ではないわ…水の塊に、魂だけが宿ったもの…」

男「えっ…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:05:31.830 ID:mbZx2GAX0.net<> :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2012/02/08 13:06:01.55 ID:CEWH2HDM0
男「つまり…どういう事だってばよ…?」

妖精「ここには、あんたのお父さんの魂はあっても…体は、無いって事」

男「まさか…まさか、そんな…!」

父「あーあ、バレちまったか…」

男(親父…もう、何年も家に帰って来ないと思ったら…!)

男「なあ、親父…? ウソだろ? ウソなんだろ、そんなのッ!?」

父「はっはは… バーカ、嘘じゃねえよ。ノン・フィクションだ…」

男「!」

父「俺は…出稼ぎに出た土の要塞帝国・グラン近くの鉱山で…5年前、地震に巻き込まれて…そのまま、な…」

男「う…嘘だ…嘘だッ!!!」

父「そのまま…命だけは助かったんだが…足を悪くしてな…何かこう、仕事には差し支えないんだけど…遠き故郷、ファーランドまでの道のりが…しんどくて…」

男「ズコー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:05:59.513 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「まあとにかく、お前の様子が見たかっただけだ」

男「さっきまでのテンションは一体どこに振ったらいいんだ。もうだめだ」

妖精「あーくだらない…ほら、さっさと青い瞳のオーブをよこしなさい」

父「おお、そうだったな」

“青い瞳のオーブ” を受け取った!

男「やたっ!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:06:22.392 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「…元気そうで何よりだったぜ。ま、俺もそのうち帰るからよ。
  お前もさっさと魔王とやらを退治して、家で待っててくれや」

男「親父…」

父「おっと…もうこの体も限界みたいだな。じゃあな、男。達者でな」

父の体は、水に還ってしまった…

妖精「男…」

男「妖精さん…」

妖精「あたしからあんたにかけられる言葉は、たったひとつしかない…」

男「えっ…?」

妖精「…あんたのファーストキス、便所サンダルの底(笑)」

男「」

妖精「しかも父親の(笑)」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:06:43.189 ID:mbZx2GAX0.net<> ―水の大陸 フィールド―

男「最悪の大陸だった」

妖精「まあまあ。それにしても、アンタらしからぬ奮戦だったわね」

男「よ、妖精さんが俺を褒めるなんて…!?」

妖精「まあ今回は認めてやるわよ。あたしが真っ先に無力化されるなんて思いも寄らなかった」

男「それについては、俺の方がびっくりした」

妖精「かえんぎりの連続攻撃か…よく思いついたわね」

男「いやー、自分でもびっくりだよ。何か妙に頭が冴えてさ」

妖精(新手の勇者特性…? それとも、あの規格外親父の息子だから、かしら? いや、もしかして…)

男「今なら、今までわからなかった事も理解できる気がするんだぜ!」

妖精「えっ」

男「ん…あれ? そういえばずっと、頭の中で何かがひっかかってたんだよな…」

妖精「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:07:05.712 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…そういえば、火の大陸で…」

妖精「ああーっ、ほら男! 今の戦いで経験値がたっぷり入ってるわよ!」

男「おっ? おお、本当だ」

妖精「早速体力に全振りしましょう! ほらほらっ!」

ピロリーン ピロリーン

男「え、えへへ…えへ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:07:18.716 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ええっと、次は風の大陸だっけ?」

妖精「…うん」

男「どうやって行くんだ? またシドラヌに頼むのか?」

妖精「着いてきて」

-

―水の大陸の北端 海神のほこら―

妖精「到着。ここよ」

男「ここは?」

妖精「ちょっと奥に進むわ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:07:44.513 ID:mbZx2GAX0.net<> ―海神のほこら 水の祭壇―

妖精「ちーっす」

婆「…何者だ」

男「あっ、あれ? 火の集落の族長?」

婆「火の集落? ここは水の大陸じゃぞ」

妖精「男。世の中には自分と似た人が、色違いで3人はいるの。気にしないで」

男(別人なのか…)

婆「して、何用じゃ?」

妖精「男。アレ出しなさい」

男「アレって…やっぱり、これかな」

>どうぐ “青い瞳のオーブ”

婆「これは!? お主ら、まさか…!」

妖精「はいはい勇者御一行です」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:08:06.016 ID:mbZx2GAX0.net<> 婆「ふむ…では、“海蛇の道”を通って、風の大陸に行くのだな」

男「海蛇の道?」

婆「海の魔物が暴れておるせいで、船は全て止まっておるからな。
  本来、神聖なる海神の道は、誰も通ってはいけない事になっておるが…
  勇者なら話は別じゃ」

男「妖精さん、通訳」

妖精「聞いたとおりでしょ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:08:24.381 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「海で魔物が暴れてるって。今までそんな風には見えなかったけど」

妖精「シドラヌには魔物が寄ってこないからね」

男「いやだから、シドラヌに乗っていけばいいんじゃないの?」

妖精「海竜シドラヌ入手のタイミングは、本当は3つのオーブ入手後なの」

男「え?」

妖精「あれに乗っていくと風の谷のイベントが始まらないのよ」

男(ああ、インチキしてるツケが回ってきてるのか…)

婆「相談は終わったかの?」

男「あっはい」

妖精「とにかく海神の道に乗っけてちょうだい」

婆「仕方あるまい。あれは持っておるのだろうな?」

妖精「ぬかりないわよ」

男(あれって何だ?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:08:40.062 ID:mbZx2GAX0.net<> ―海蛇のほこら深部 海蛇の道前―

婆「さ、準備は良いな」

妖精「OKよ」

男「ちょっと待った」

妖精「何よ」

男「海蛇の道って…これ、何なんだよ」

妖精「見た通りでしょ」

男(穏やかに凪いでる海面に一本だけ、幅3メートルくらいの不自然な激流がある)

男「まさかこれがずーっと風の大陸まで続いてるんじゃないだろうな」

婆「そうじゃが」

男「自然とはいったい…うごごご…」

妖精「男。はい、これ」

男「えっ」

“ガラスだま”を手に入れた! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:09:00.326 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何この金魚鉢。どっから出てきたの」

妖精「アイロニアで買っておいたのよ。それ頭装備だから、はやく被って」

男「えっ」

妖精「いいからはよ」

男はガラスだまを装備した! ぼうぎょりょく 217 → 218

男「防御力1しかないんだけど。あと息で視界が曇る」

妖精「今だけだから我慢しなさい」

婆「準備は整ったな。では、海神の加護のあらん事を…」

男「おっ、出発か。それで船は?」

妖精「んなもん無いわよ」

男「えっ…まっ、まあ妖精さんも同行するって事はそれで大丈夫なんだよな」

妖精「…」

男「何で黙るの。ねえ何で黙るの」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:09:11.769 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「>じゅもん! “アミュレト”!」

妖精は男にアミュレトを唱えた!

男「わっ!? 何、何したの」

妖精「お守りよ。今回はあんた一人で行ってもらうから」

男「えっえっ」

-

男「何でよ」

妖精「何でもよ!!」

男「な、何怒ってるんだよ…」

妖精「…とにかく、風の大陸の事はあんたに任せるわ。
   あたしは後で合流するから。さっさと緑の瞳のオーブを取ってきなさい」

男「後でって…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:09:26.406 ID:mbZx2GAX0.net<> 婆「何をもたついておる? 男だったら潔く飛び込まんか」

ドンッ バシャーン

男「アバーッ!? アイエエエエ、入水!? 入水ナンデ!?!?」

男は海神の道に乗った! 不思議な力がはたらく…

男「何これぇ!? すごい勢いで沖に流されていくんですけどー!!」

妖精「そのタイルは移動速度8倍の矢印床属性だからねー! そのまま風の大陸まで止まらないわよー! じゃねー!」

男「ちょっおまっいくら何でもざっけっ段々深くなってきたよぉあばばばばばばば」

妖精「ガラスだまは呼吸装置だから大丈夫よー」

男「こんなんで息ができてたまるがぼぼぼぼぼぼぼもうだめばばばば」

男は水平線の彼方に消え去った…

妖精「…ごめんね、男」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:10:00.728 ID:mbZx2GAX0.net<> 水の大陸おわり ちょっと休憩します <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:12:50.041 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:13:50.102 ID:4slKF3GNr.net<> ほ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:14:15.899 ID:fZ2JzyVhM.net<> こんだけレスあって24レスしか他人のがないのか
今のVIPだとそんなもんか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:15:35.479 ID:N9pgkoAS0.net<> んほおお <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:16:07.133 ID:dxO261rh0.net<> 読んでるから頑張って <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:17:21.282 ID:6qZ1bdLed.net<> おれも支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:19:17.127 ID:0I21ThvE0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:22:17.486 ID:mNGmuN2Np.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:22:25.915 ID:mbZx2GAX0.net<> はじめます こっから中二入ります <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:22:38.939 ID:mbZx2GAX0.net<> ―風の大陸 浜辺―

男「ごほっごぼっべはっ…くそっ、何で死んでないんだよ…
  で、ドコなんだよ…ココは…」

男は周囲を調べた! ここは風の大陸の浜辺のようだ…

男「俺のかしこさじゃあ小学生並みの状況把握しかできない」

?「キャーッ!」

男「悲鳴!? あっちか!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:23:01.294 ID:mbZx2GAX0.net<> 盗賊A「ヘッヘッヘ…観念しなってお嬢ちゃん」

娘「いやーっ! 誰か助けてーッ!!」

盗賊B「そんなに騒いだって誰も来やしねェって…ぐへへへへ」

男「な、何だよあのテンプレ展開…まるでRPGじゃないか…!
  おいっ、お前らっ!」

盗賊A「あァ? 何だァ、テメエ」

男「俺は…勇者だ!(キリッ)」

娘「えっ?」

盗賊B「ブフォwwwww」

男「大丈夫ですかお嬢さ…って、うわあああああ!? その顔っ…おっ、親父かっ!?」

娘「えっ? あっ、あのっ…何を言ってるのか、よく…」

男(あっ…世の中には似た容姿の人が3人はいる、って奴か?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:23:16.176 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「いえ、お嬢さん。何でもないんです。これは失礼をば(ニカッ)」

盗賊A「おいィ? さっきから何ワケのわからなねー事ひとりでブッ呟いてンだ?」

盗賊B「人のデート邪魔しといてさあ、あんまりチョーシこいてるとボコにすんよ勇者クーン?」

男「うるっせええオラアアアアア!」

バキャッ

YOU WIN! テレッテッテッテーン

盗賊A「ぎにゃぁぁぁぁ!!」

盗賊B「うっぐぺぺぺぺーっ!」

男「えっ…何、コレは…」

娘「す、凄い…戦うまでもないレベル差があったから、戦闘を省略して瞬殺してしまったんですね!」

男「そ、そうなの? い、いやまあ勇者の為せる技ですとも。ハハハ。ハハハハハハ!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:23:30.681 ID:mbZx2GAX0.net<> 娘「素晴らしいです! 貴方なら村を救えるかもしれない!」

男「村を救う…? す、すげえ…RPGや…これRPGやぞ!! ウヒョ―――イ!!!」


娘「引き受けていただけますか、勇者様!」

男「ハハハ! お任せ下さいお嬢さん! 血まなこ巨人でもキングラフレシアでも、どんと来いですよ!(ニカッ!!!)」

娘「ありがとうございます! では、こっちです!!」

―風の集落―

男「ここが風の集落かあ…すごい数の風車小屋だなあ」

娘「勇者様、あれを見てください」

男「えっ? …何だこりゃあ、村中盗賊まみれだ」

娘「あの人たち、3日くらい前にやってきて…村中で好き放題やってるんです」

男「さっきの連中の仲間か。要するに俺に奴らを倒して欲しい、って事だろ?」

娘「はい。お願い、できますか?」

男「フッ…お任をば(ニカカッ)」  <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:23:49.324 ID:mbZx2GAX0.net<> ―風の集落、広場―

盗賊C「AとBが帰ってこねえな」

盗賊D「クク…奴らは俺ら盗賊団の中でも最モブ…」

盗賊E「娘一人かどわかせないとは、盗賊のツラ汚しよ…」

男「ウオオオオ!!!」 ザクーッ

盗賊CDE「ギャアアアアアアアアア!!!」

YOU WIN! テレッテッテッテーン

男「俺TUEEEEEEE!!! この調子でお前ら全滅だらァーッ!!!」

ガチャッ

黒騎士「騒がしいな…」

男「えっ…何か真っ黒いフルアーマーの騎士がいきなり民家から出てきた…」

盗賊達「おかしら!!」

男「どう見ても盗賊団の頭じゃない」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:24:11.999 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒騎士「我は漆黒の騎士…“ビューティフィリオンフェヒター”と呼ばれし者」

男「ひどい名前だ」

娘「気をつけて下さい! 村の男達が束になっても、あの騎士には敵わなかったんです!!」

男「ボスキャラかよ…でも、今の俺なら…!」

黒騎士「ほう…面白い。試してみるか?」

漆黒の騎士は、男の身の丈をゆうに越える騎士剣を構える…

男「剣でけえ」

黒騎士「これは剣というにはあまりにも大きすぎた…大きく分厚く重く、そして大雑把すぎた…」

男「なにいってんの」

黒騎士「形容する…“鉄塊”、と!」

漆黒の騎士は大地を蹴り、恐ろしいスピードで男に迫る!!

男「素早い!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:24:44.329 ID:mbZx2GAX0.net<> * モンスターがあらわれた! *

漆黒の騎士、ビューティフィリオンフェヒター があらわれた!

男(妖精さんのいない、正真正銘のタイマンははじめてだ…)

黒騎士「どうした、臆したか?」

男「あせんなって! >たたかう!」

―ターン 1―

男の攻撃!

男「だりゃあああああ!」

黒騎士の攻撃!

黒騎士「はああああああっ!」

男「えっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:25:01.748 ID:mbZx2GAX0.net<> 両者の素早さは互角! 鍔競り合いが発生!!

男「そ、そんなのあるのかよ!」

黒騎士「甘いぞ…そらあっ!」

男「ぐあっ!」

男はパワー負けして吹き飛ばされた! 27のダメージ!

男「いいってえ!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:25:13.725 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 2―

黒騎士「どうした。貴様の力はその程度か」

男「くそっ! 火力負けか…なら! >とくぎ!」

黒騎士「ほう」

男「いくぜえっ!」

男の攻撃! ガイアソードが炎にうなる! 火炎斬り!

黒騎士「フッ、火炎斬りか…ならば!」

黒騎士の攻撃! 鉄の塊が炎にうなる!

黒騎士「燃えよ…世界は命じた!」

火炎斬り!

男「何っ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:25:25.792 ID:mbZx2GAX0.net<> 両者の素早さは互角! 鍔競り合いが発生!!

男「ふぬぬぬぬぬっ!」

黒騎士「おおおおおおおっ!」

男「うぎぎぎぎぎ…お、押されているッ! 駄目だアッ―!!」

男はパワー負けして吹き飛ばされた! 45のダメージ!

男「うあっちぃいいいい!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:25:39.218 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 3―

黒騎士「くだらん」

男「な、何だと!?」

黒騎士「こんなものなのか、男!」

男「ぐぎぎ…言わせておけば! こうなったら! >とくぎ!!」

男の攻撃! “かえんぎり”+“かえんぎり” 一人連携、発動!!

男「真、必殺っ!! 二重音速火炎斬―――ッ!!!」

黒騎士「面白い! こちらも、行くぞォッ!!」

黒騎士の攻撃! “かえんぎり”+“かえんぎり” 一人連携、発動!!

男「う、嘘だろ!?」

黒騎士「最 終 警 告 ッ!“法則の崩壊”…ミラ・アンセス―――ッ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:25:52.629 ID:mbZx2GAX0.net<> 両者の素早さは互角! 打ち合いが発生!!

男「てやっ! だらっ! そりゃぁっ!!」

黒騎士「ほっ! ふっ! ハァッ!!」

1合目、攻撃は相殺した!

2合目、攻撃は相殺した!

3合目、攻撃は相殺した!

男「こなくそーっ!!」

黒騎士「オオオオオッ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:26:03.219 ID:mbZx2GAX0.net<> 盗賊C「す、すげえ…何かドラゴンボールみたいな事になってら」

盗賊D「ものすごい熱気が二人の周りを囲んでるぞ、ありゃあ何だ?」

娘「あれは…互いの闘気が互角のレベルで炸裂しているせいで、互いの体にダメージが届かず、
  周囲にエネルギーが留まり続けている状態です」

盗賊D「えっ」

娘「あのエネルギーは戦況の拮抗が崩れた瞬間、押し負けた方に一気に流れ込む筈…
  そうなれば必死のダメージは免れない!!」

盗賊E「そ、そう。お嬢ちゃん詳しいですね」

娘「モブのたしなみです」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:26:15.665 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン EXTRA―

男「お前ッ! どこでこの技をッ!!」

96合目、攻撃は相殺した!

黒騎士「知りたいかっ…はあッ!」

97合目、攻撃は相殺した!

男「俺のオリジナル技じゃ…なかったのかよ!!」

98合目、攻撃は相殺した!

黒騎士「俺は死の淵より舞い戻り、この技を得たのだ!
    それに、元はといえば…火炎斬りは、俺の技だッ!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:26:37.941 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何っ… うわっ!?」

99合目、攻撃は相殺した!

黒騎士「フッ… 終わらせるぜ、男!!」

男「お、お前…まさか!?」

黒騎士「おおおおおおおおおッ!!!」

黒騎士の攻撃! クリティカルヒット!
100合目! 男は競り負けてしまった!!

男「うわあっ!?」

場を渦巻いていたエネルギーが、一気になだれ込む!!

男「ぎゃああああああッ!!!!」

男に9709のダメージ! 男は、倒れてしまった… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:26:49.524 ID:mbZx2GAX0.net<> 娘「お、男さ―――――んっ!!」

盗賊達「SUGEEEE!!! さすがお頭!!!!」

男「く…そっ…」 ガクッ

黒騎士「お前は何も知らんのだ…男」

―くらやみ―

男「あれ…どこだここ」

妖精「やあ、男」

男「あれ、妖精さん? ここどこですか、何で俺連れてこられたんですか」

妖精「ボクはセーブ妖精。君の知ってる妖精じゃないよ」

男「あ、ああ…よく見たら色が違う。またそっくりさんなのか。一体どうなってんだ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:27:08.214 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「俺に何か用なの? セーブなんてした事ないけど」

妖精「そりゃあそうだよ。セーブ妖精はもう、ボクしか残ってないから」

男「えっ?」

妖精「それはとにかく、ちょっとじっとしててね。>じゅもん… ごにょごにょ」

妖精は男に呪文を唱えた!

男「わっ!? 何したんだ!?」

妖精「はい、おしまいだよ。んじゃ、リスポンさせるからねー」

男「ちょ、ちょっと待ってくれよ。意味わかんないんだって。何? どうなってんの?」

妖精「気にしないで。ちょっとしたおまじない。
   おっと、そろそろ切らないとやつらに気付かれちゃうな」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:27:19.961 ID:mbZx2GAX0.net<> くらやみの空間に、少しずつ光が差し込んでくる…

男「うおっまぶしっ! おい、まだ聞きたい事が…!」

妖精「またね。頑張ってね、男」

―風の集落 娘の家―

男「っぷはぁ!?」

娘「勇者さん! 目が覚めたんですね!!」

男「娘さん!? ここは…」

娘「ここは私の家です」

男「盗賊の奴らは? 黒騎士はどうなった!?」

娘「あの人達は引き上げていきました。勇者さんのおかげです」

男「そっか。…良かった、な」

娘「はい。本当に、ありがとうございました。」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:27:31.237 ID:mbZx2GAX0.net<> ―風の集落 高台―

男「風、ンギモッチイイイイイイイイ!!」

娘「くすっ、この村は気に入って貰えました?」

男「うん、牧歌的で超最高。俺の村も風は吹いてたけど、なんか終末感がすごくてさ…
  あっそうだ娘さん、緑の瞳のオーブって知ってる?」

娘「はい。緑の瞳のオーブは、あの山の頂に祀られています」

男「あの山に?」

娘「はい。あれは“妖精の山”。不思議な妖精達が住まう、おとぎの山です」

男「! 妖精の山…じゃあ、妖精がたくさんいたりするの?」

娘「そう伝えられています。もっとも、見たことがある人はいないんですけどね。
  妖精がいるなんて、不思議で素敵なお話ですよね」

男(俺が知ってる妖精さんは不思議というより理不尽で、間違っても素敵ではない) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:27:45.079 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「じゃああの山が次のダンジョンってわけだね。娘さん、俺ちょっと行ってくるよ」

娘「もう行ってしまわれるのですね。では、これをお持ちください」

男は“どうぐぶくろ”を受け取った!

男「これは?」

娘「一人旅では何かと入用かと思って。少しばかりのアイテムを入れておきました」

男「おおっ、すごい助かるよ。ありがとう娘さん」

娘「いえ、村を救っていただいた勇者さんへのせめてものお礼です。
  では勇者さん、お気をつけて」

男「うん。じゃあ、さようなら娘さん!」

男は妖精の山に向かって行った…

娘「…頑張るのですよ、男…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:27:52.482 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:28:00.994 ID:mbZx2GAX0.net<> ―妖精の山、登山道―

男「ハァ、ハァ、ハァ…ふう、結構登ったな。
  エンドナも最後の村だけあって悪路だらけだったけど、こらきっついわ。
  …ん? あれは洞窟の入り口かな」

―妖精の洞窟、入り口―

男「巨大な岩が洞窟の入り口を塞いでいる。側に立て札があるなあ。>しらべる」

“これより禁足地 何人も立ち入るべからず”

男「それじゃあ話が進まないだろ。うーん…岩を、>しらべる」

男は岩を調べた。よく見ると、岩の真ん中にはくぼみがある…

男「これでしょ! >どうぐ、“赤い瞳のオーブ!”」

男は赤い瞳のオーブを使った!

何も、おこらない。

男「詰みです \(^o^)/」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:28:17.716 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「いや、こっちか…」

男は青い瞳のオーブを使った!
岩は音を立てて崩れ始め、跡形もなく崩れ去った!

男「ふう…大ハマリかと思ったぜ。よっしゃ、行こう」

―妖精の洞窟 第一の試練の部屋―

男「いかつい扉が目の前にある。>しらべる」

扉は堅く閉ざされている。

男「で、何か床がくぼんでてこんなんなってる」

□□□
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□□□ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:28:40.209 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「これ、アレだよね… 床の上に立って、>しらべる と」

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■■■
□■□

男「やっぱりお約束のアレだこれー!」
  でも俺は知っているんだ。まずは四隅の床を踏むだろ?」

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男「そんで真ん中を踏んで、パパッとやって終わり!」

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男「いやー、賢さ上がっちゃうなー!!」

どこかで扉の開く音がした…

男「すぐそこだろ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:29:01.442 ID:mbZx2GAX0.net<> ―妖精の洞窟 第二の試練の部屋―

男「…」

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□□□□
□□□□
□□□□

男「まあ、いいけどね。これくらいなら適当に踏んでても解けるでしょ。ポチポチー」

* モンスターがあらわれた! *

どろハンドA があらわれた!
どろハンドB があらわれた!

男「えっ…敵出るのかよ、面倒臭い」

☆ 省略(ちゃんと戦った) ☆

20分後…

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男「ふう、疲れた…まあこんなの妖精さんにやらされた苦行に比べたら何でもない。
  むしろ謎解きはRPGの醍醐味だもんな! よっしゃ、次行こう!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:29:18.071 ID:mbZx2GAX0.net<> ―妖精の洞窟 第三の試練の部屋―

男「ウッソだろお前…」

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男「これ、結構時間かかるんじゃないの…」 ポチポチポチポチ

1時間後…

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男「ハァー、ハァー、ハァー… よし、頑張った。俺頑張った」
  
どこかで扉の開く音がした…

男「大丈夫。風、吹いてきてる。確実に。今までに無い冒険感を感じる。着実に俺の旅に。
  とにかく最後までやってやろうじゃん!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:29:49.883 ID:mbZx2GAX0.net<> ―妖精の洞窟 第四の試練の部屋―

男「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

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男「誰だよダンジョンには謎解きが必須みたいな風潮を生みやがったのはよ!!!!!
  そういうゲームじゃねーからこれ!!!!1111」 ポチポチポチポチポチポチポチ

* モンスターがあらわれた! *

どろハンドA があらわれた!
どろハンドB があらわれた!
どろハンドC があらわれた!
どろハンドD があらわれた!

どろハンドA「ヌトォ…」

男「しかも何でどろハンドなんだよ!!! 
  こいつら仲間呼ぶから戦闘が終わらねーんだよ!!!!
  何が妖精の試練の間だよ妖精族は人に苦痛を味あわせるのが
  生き甲斐なのかよヴボァアアアアアアア!!!!!111111」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:30:09.463 ID:mbZx2GAX0.net<> 気の遠くなるような時間が流れ…

男「ハァ゛― 、ハァ゛― 、ハァ゛」 ポチ

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どこかで扉の開く音がした…

男「次もこのギミックだったら帰る。もう勇者やめる」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:30:29.159 ID:mbZx2GAX0.net<> ―妖精の山 山頂―

男「はぁー…ひゃあ゛あ゛ぁ゛ー、空気うまいいいぃぃ…
  さすがにあれで終わりだよな。続きを作ろうなんて鬼畜の所業を越える」

―山頂のほこら―

男「あった! あれだ、緑の瞳のオーブ!!」

男は山頂のほこらに駆け寄った。

突然、凄まじい旋風が吹きすさんだ!!

男「のわっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:30:41.177 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「フン、遅っせーんだよバカが。スイッチ床でどんだけ手こずってんだよ」

男「何だお前!? …って、また妖精で、また黒かよ! もうわけわかんないよ!!」

黒妖精「また妖精? 山の途中で妖精を見たのか? そんなの有り得ないだろ、バーカ」

男「初対面で感じの悪い奴だな! だからお前は誰なんだっつーの!」

黒妖精「俺は風の闘神。魔王様の最も忠実なるしもべだよ」

男「! 三闘神か!!」

黒妖精「他のバカふたりと括るんじゃない。…さて、最後の勇者なんて言葉に踊らされてるバカめ。
    遊んでやるから来てみろよ」

男「このっ、生意気なチビスケが…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:30:51.813 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「なっ…! チッ、>じゅもん…“メタモル”!」

黒妖精はメタモルを唱えた! 黒妖精は青年の姿になった!

黒「うお、イケメンになった」

黒妖精「二度とそんな口が訊けないようにしてやるよ!」

* モンスターがあらわれた! *

風の闘神、黒き妖精があらわれた!

男「こんなガキはちゃっちゃとやっつけて、妖精さんとエンドナに帰るんだ! >たたかう!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:31:05.592 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 1―

黒き妖精の特殊能力! オートヘイスト!
黒き妖精の素早さは上昇している!

男「ちっ、風の闘神ってだけあって、先手を取るのは厳しいか…!」

黒妖精「クク…」

黒き妖精は精神を統一した! 次の攻撃は必中になる!

男「? 攻撃は、してこないのか?」

黒妖精「ほら、来いよ…」

男「言われなくてもだ! うおおおっ!」

男の攻撃! 

黒妖精「バカめ」

ミス! 黒き妖精にダメージを与えられない!

男「くっそ、あたらねえ…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:31:17.414 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 2―

男(スピード差がすごいぞ、どうする…!)

黒妖精「どうした? 来ないのかバカめ」

男「うるさいっ! >とくぎ…!」

黒妖精「カカカッ、できねえよ!!!」

黒き妖精の特殊能力! オートヘイスト!
黒き妖精の素早さは上昇している!

黒妖精「死ね。“息の根止め”」

黒き妖精の攻撃! 男の肺から空気を抜き取り絶命させる!
息の根止め! 100%デスの即死攻撃!!

男「何だソレ反則っ…がぁッ!?」

精神統一により必中! 男は死んでしまった!

黒妖精「アハハハハハハッ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:31:28.426 ID:mbZx2GAX0.net<> 加護の呪文が発動! 男は立ち直った!

男「がほっ! ごほっ! げほげほぉっ!!」

黒妖精「…ハァ?」

男「ぜぇっ! はぁっ! はぁ…っ! 俺、何で生きて…!?」

黒妖精「…あァ、わかった。おいバカお前、アミュレト付けられてるだろ」

男「アミュレト…? そういえば妖精さんが…」

黒妖精「即死肩代わり呪文なんて無駄な事しやがって…これだからアイツは」

男(妖精さんの事を知っているのか? …いや、三闘神なら当たり前か)

黒妖精「ま、どっちにしろもう1回死ねるだけだよな。ハハハハ!」

男「くそっ…この野郎っ…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:31:38.754 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン 3―

男「畜生! どうすれば…!!」

黒妖精「別に何も考えなくていいだろうが。何したって当たりゃしない。逃げられもしない。
    お前じゃ俺には絶対に勝てないんだよ!」

男「くっ… くそっ!!」

?「全く見苦しいな、男」

* 更なるモンスターがあらわれた! *

男「えっ!?」

黒妖精「あァ?」

漆黒の騎士、ビューティフィリオンフェヒター があらわれた!

黒騎士「最後の勇者とやらがこの体たらくか…全く、失笑を禁じ得ないな」

男「お前っ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:31:50.365 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「誰かと思ったら没モンスターデータの残骸が。何でこんなところをうろついてるんだよ」

男「没モンスターの残骸!?」

黒騎士「貴様の知った事ではない。俺は出現位置を持たない亡霊…どこにいようと自由だ」

黒妖精「フン。どっちにしろお前の加勢など無用だよ。そこで黙って見てろ」

黒騎士「加勢だと? 笑わせるな」

男「えっ?」

黒妖精「何を言っている?」

黒騎士「知らないのか? パーティアタックという概念を」

黒妖精「テメエ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:32:03.786 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「パーティーアタック…って、味方に攻撃するって意味だよな、確か…」

黒騎士「男。合わせろ」

男「合わせろ、って…」

黒騎士「ふたつの火炎斬りの連携が俺達の技だ。それを更に連携させれば、こやつとてひとたまりもない」

男「そうか…よし、わかった! >とくぎ!」

黒妖精「バカがバカみたいな作戦を…立ててんじゃねえッ!」

黒き妖精の特殊能力! オートヘイスト!
黒き妖精の素早さは上昇している!

黒妖精「そこのアホ面さえ殺せば…こんな茶番は、終わるんだよッ!!!」

黒妖精の攻撃! 男の肺から空気を抜き取り絶命させる!
息の根止め! 100%デスの即死攻撃!!

黒妖精「死ねェェェェ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:32:15.771 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「くっ…!」

黒騎士「臆するな! 精神統一は乗っていない!! かわせ!!!」

男「おおっ…おおおおおおおお!!!」

ミス! 男には効果がなかった!

黒妖精「何だとっ…!?」

黒騎士「よくやった! 今だ!!」

男「うおおおおおおおっ!!! 俺の両手が真っ赤に燃える!!!」

男の攻撃! “かえんぎり”+“かえんぎり”!!

黒騎士「お前を倒せと轟き叫ぶ!!!」

黒騎士の攻撃! “かえんぎり”+“かえんぎり”!!

黒妖精「何だ、このバカ熱気はッ…!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:32:35.582 ID:mbZx2GAX0.net<> 男と黒騎士の連携攻撃!!

男「真…必殺…音速、火炎ッ!!!」

黒騎士「最終…警告…法則、崩壊ッ!!!」

“かえんぎり”+“かえんぎり”+“かえんぎり”+“かえんぎり”、炸裂!!!
超高熱のエネルギーが、天を貫く柱となる!!!

男&黒騎士「エクス…カリバアアァ―――――――ッ!!!!!!!」

黒妖精「バカ…な…う、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?」

男&黒騎士「光に、なれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

クリティカルヒット! クリーンヒット! フェイタルヒット!
連続攻撃ボーナス! 素早さシンクロボーナス! 精神シンクロボーナス!
友情パワーポーナス! 限界突破ボーナス!
黒妖精に99999のダメージ!!!!!

男「すごい…や、やった…! 俺達、こんなパワーが…!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:32:53.556 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒騎士「…いや…!!!」

―ターン 4―

男「な、何だって…!?」

黒妖精「テメエらぁあああ…!!!!」

黒騎士「化け物め…」

男「え、HP10万越え…!?!?
  何なんだよ…結局こいつだって、ただのボスキャラなんじゃないのかよ!?!?」

黒妖精「バカがバカ騒ぎしやがって…!!! この落とし前はキッチリつけてもらうからなァ!!!!!」

?「そこまでよ!」

男「! この声は…!」

妖精がかけつけた! パーティーに妖精が加わった!

男「妖精さん! 今度は本物だ!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:33:05.979 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「よーう、アバズレ妖精」

妖精「アミュレトが切れたから来てみれば…あんた、何しに出てきたのよ」

黒妖精「何って? 俺は風の闘神なんだからここにいて当たり前だろ?」

妖精「HP10万の風の闘神なんざいないわよ。…本当の本当にバカなのね、あんたは」

黒妖精「そっくりそのままお返しするよ、バーカ」

男「妖精さん。その言い合いは気が抜ける」

妖精「気ぃ抜くんじゃないわよ。いいからこいつ、どかすわよ」

黒騎士「…俺はここまでにさせてもらおう」

黒騎士は様子を見ている…(1ターン放棄)

妖精「あんたは…いや、後でいいわ。>じゅもん…」

男「やるしかない…!」

妖精「男。こいつのHPは10万ぴったりよ。何でもいいからあと1発、ぶち込んでやりなさい」

男「わかった! >たたかう!」

黒妖精「…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:33:25.743 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒き妖精の特殊能力! オートヘイスト!
黒き妖精の素早さは上昇している!

妖精「無駄よ。あたしの素早さはカンストしている…!」

妖精はアミュレトを唱えた!

妖精「魔退けたる五芒の星を刻まん。護印となりて命に代われ。“アミュレト”!」

男は1度だけ、即死攻撃に耐性を得た!

男「よっしゃ!」

妖精「フ…詰みね」

黒き妖精の攻撃! 男の肺から空気を抜き取り絶命させる!
息の根止め! 100%デスの即死攻撃!!

黒妖精「…そらよ!」

男「がっふ…!」

命中! 男は死んでしまった!

加護の呪文が発動! 男は立ち直った!

男「はぁッ…! げほげほっ、キッツい…!! が、耐えたぞ!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:33:37.041 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「…クククッ!!!」

黒騎士「むっ!?」

黒き妖精の特殊能力! 手負いの獣!
HPが10%以下の時、連続行動!!

妖精「はっ…、しまった!?」

黒妖精「アハハハ―――ッ!!! バカがバカがバカが!!!!」

黒き妖精の攻撃! 男の肺から空気を抜き取り絶命させる!

黒妖精「死ねェエァ――――ッ!!!」

息の根止め! 100%デスの即死攻撃!!

黒騎士「よけろ、男―――ッ!!!」

男「だ、ダメだ…かわせなっ…」

命中! 

男「ぐっ…は…」

男は死んでしまった!

黒騎士「男!!!」

妖精「男―――っ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:33:56.222 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ごぼっ、はっ、はぁ… え…?」

加護の呪文が発動! 男は立ち直った!

黒騎士「なっ…」

妖精「ちょ…はっ? 何で?」

黒妖精「バカな!? アミュレトはひとりにつき1回ずつしかかけられない筈だ!!!!」

男「はぁっ、はぁっ…そうか、あの妖精がかけてくれたの…あれ、アミュレトか…」

妖精「あの妖精、って…」

黒妖精「妖精だと!? そんなワケねえ…俺達以外に妖精がいる筈ねェ…!」

男「何だかわかんねーけど…覚悟しろ、このガキ―――っ!!!」

男の攻撃! クリティカルヒット!!

黒妖精「づぁああああああああ!!!」

黒き妖精に120のダメージ! 黒き妖精を…倒した! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:35:35.930 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:35:49.205 ID:mbZx2GAX0.net<> 書き溜め尽きました(´・ω・`)
リアルタイム進行になります… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:36:43.736 ID:5eRNhW6u0.net<> よくここまでかきためたな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:36:47.297 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:38:33.863 ID:bZoIhKrT0.net<> ぬー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:40:23.933 ID:8ey7/jMP0.net<> 早くかけカタカタおせーぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:42:29.395 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「いょっしゃあああ! 」

黒妖精「ぐうっ…クソがっ…!」

黒妖精の体が消えていく…

男「あっ、消えちゃうぞ。妖精さん、知り合いなんだろ?何か話さなくていいのか?」

妖精「…コイツと話す事なんかないわよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:43:39.520 ID:m3ITjqM60.net<> くぅ疲 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:45:24.603 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「まさか負けるとはッ…ハッ、だが聞けバカ男! こんなのは全部茶番なんだよ!!」

男「えっ?」

妖精「…やめなさい」

黒妖精「風の闘神? 笑わせるなよ、俺の本懐はそんな所じゃねえ。
     他のバカふたりと決定的に違うのは、」

妖精「やめなさいって言ってるでしょ! とっとと消えなさい!!」

男「妖精さん…」

黒妖精「ヘッ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:46:53.424 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:47:01.432 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒き妖精は、山の頂に霧散してしまった…

男「消えた…よかったのか、妖精さん。俺最後の勇者なんだろ?もう会えないんじゃ…」

妖精「どうだっていいのよ。それより、そこのガチャガチャ黒鎧」

黒騎士「…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:48:14.019 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:49:37.477 ID:OlEnybTcd.net<> 読んでるぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:50:13.904 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「そうだ。聞く機会が無かったから忘れてた。なあお前…美剣士なんだろ?」

黒騎士「…違う」

男「いやいやどう考えてもそうだろ。俺でもわかるわ」

妖精「あんたそれ、まんま没モンスターの“黒き騎士”じゃない。
    どういう事なのよ」

黒騎士「ぬけぬけとお前が、よくもそんな事を言えたものだ…まあいい。」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:53:18.046 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:53:31.749 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒騎士「今の俺は…阿修羅すら凌駕する存在だ」

妖精「そういうのはいいから、ロストしてから今に至るまでを説明しなさいっつってんの」

男「ロスト? え??」

黒騎士「俺は、火の神殿の燭台の上で力尽き、そのままロストした。
     俺という存在はこの世界から“抹消”され、自我は虚空の中に呑まれていった…」

男(あっこの語りかっこいい) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:54:51.886 ID:IpgzeEYpd.net<> まだ最初しか読んでないけどこれ面白い <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:56:46.862 ID:AEYOF8QZp.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 12:58:22.796 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 12:58:44.189 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒騎士「冷たい水の中に沈んでいくような感覚…自分という個が塵になり、世界の闇に溶け込んでいく。
     俺のその奈落の深淵で、ひとつの騎士鎧と出会った。“漆黒の騎士、ビューティフィリオンフェヒター”…
     この世界に生まれる事なく、何ひとつ活躍する事もなく虚の海で眠り続ける、哀れな存在…
     奴は望んでいた。その漆黒を、闇の深淵から光の中へと」

妖精「あーあー大体わかったわかった没データと合体して復活したのね出番の無いクズ同士のフュージョンねはいはい」

男(あっ、もっと聞きたかった) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:01:37.656 ID:/5C1DaSTa.net<> がんばれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:03:26.014 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:03:36.836 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「それで黒騎士と融合した影響で元々ひどかった中二病がもっともっともーっと悪化してるわけね」

黒騎士「…相変わらず、人格が悪魔に支配されているかのような女だな」

男「えーっと…よくわからないけど、美剣士がパワーアップして帰ってきたって事だろ?
   よかった。俺、またお前と冒険したいなって思ってたんだ」

妖精(えっ…コイツまだあたしが美剣士をロストさせたのに気がつかないの…? こわっ)

黒騎士「フッ…変わらないな、お前は。だが、俺はお前と共に行く事は無い」

男「? な、何でだよ。また一緒に旅しようぜ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:04:34.258 ID:vfkJfuJ3p.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:05:56.645 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「男。こいつ敵データなのよ。パーティーには入りようがないわ」

男「えっ? だって今、一緒に戦ってくれたじゃないか。あんな感じでいいじゃん」

妖精「あのね、あたしたち勇者パーティー。こいつが隣を歩いてて、あたしたちが歩くとどうなるか、わかんない?」

男「あっ…もしかしてエンカウントするのか?」

黒騎士「そういう事だな」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:07:05.588 ID:sgt7/vLLp.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:08:31.762 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:08:33.660 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「そういうわけでしょ。あんたなんて居ても何の役にも立たないの。さっさと消えて」

黒騎士「お前に言われずとも、俺は俺の道を行く。もう俺は美剣士ではない」

男「そうか…じゃあ、またしばらくお別れなんだな。美剣士…えっと、今は黒騎士?」

黒騎士「何だ」

男「魔王倒したら、一緒に遊ぼうぜ(ニカッ)」

黒騎士「…! フッ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:08:59.756 ID:zJ5G0wvr0.net<> やっと追いついた
支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:10:51.047 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒騎士「覚えておこう!」

黒騎士は去っていった…

妖精「はあ…」

男「妖精さん…えっと、聞いていい?」

妖精「…何よ」

男「風の大陸には来たがってなかったじゃないか。どうして来てくれたんだ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:13:34.683 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:13:52.433 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「別に。アミュレトが切れたから、面倒なのが出たんだと思ったのよ」

男「…あいつって、妖精さんの何なの? 獅子人戦と違って明らかにシリアスだったじゃん、何あの空気」

妖精「ばっ…あんた、あたしの事まで中二病扱いする気!?」

男(いや…だって思いっきり飲み込まれてたし)

妖精「アイツは…あのバカはただの知り合いよ。他には何もないわよ」

男(そうかなあ… あと、すごく聞きたい事があるんだけど。これを聞いてもいいものか) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:15:55.119 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「何も無いなら、さっさとそこのオーブを回収してエンドナに戻るわよ」

男「なあ、妖精さん」

妖精「今度は何よ」

男「ここって…妖精の山って、妖精さんの…」

妖精「! …男、行くわよ!!」

男「あっ…ちょっと待ってよ!」

男と妖精は緑の瞳のオーブを手にし、風の大陸を後にした… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:18:27.778 ID:YAS2txZg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:18:38.410 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:19:10.191 ID:N9pgkoAS0.net<> んほ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:20:31.576 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての地 四柱の祭壇―

男「さて…いよいよ帰ってきたのか。旅の終着点、最果ての地…地元に!!」

妖精「はいはい。ここは説明いらないでしょ。ちゃちゃーっとやっちゃいなさい、男」

男「おう。まず、オーブがみっつだろ。んで中央の黒い柱を取り囲むように、赤青緑の柱があるだろ」

妖精「うんうん」

男「柱の下に各色のオーブを置くだろ。すると何かおこる!」

妖精「はいはーい、賢さ1くんよくできましたー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:23:41.089 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:24:32.733 ID:mNGmuN2Np.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:25:02.122 ID:mbZx2GAX0.net<> 男は朱の柱に、赤い瞳のオーブを置いた。
男は蒼の柱に、青い瞳のオーブを置いた。
男は翠の柱に、緑の瞳のオーブを置いた。

三つのオーブから黒き柱へと光が注がれ、
黒き柱は天へと誘う光の柱となった!

男「お、おおー…すごい」

妖精「後はこれに乗って魔王城までひとっとびよ」

男「魔王城って…曇天に阻まれて、見えないけど」

妖精「宙に浮いてんのよ」

男「ほぁー…いかにもって感じだな」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:27:47.481 ID:0alkVNR00.net<> >>251
なんで鍵を(ry <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:28:43.580 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:29:48.173 ID:mbZx2GAX0.net<> 男は光の柱に触れた。体が天空に引きずりこまれる…!

男「う、うわあああああああぁぁぁぁ!!!」

―魔王城 滅びの庭―

男「ハッ!?」

妖精「はぁー、着いた着いた。さ、あの門から入るわよ」

男「ちょっ…妖精さん、ここ最終決戦の舞台でしょ!? そんな不用意にズカズカと…」

妖精「大丈夫よ、ここはエンカウントないから。はよ行くわよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:30:41.477 ID:OlEnybTcd.net<> 書き溜めなくなったのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:31:59.824 ID:49YGhOKE0.net<> 四円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:33:45.971 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:34:34.995 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王城 ホール―

男「ガクガクブルブル…」

妖精「なにびびってんの」

男「いやだってここ魔王城」

妖精「大丈夫だって言ってんの」

男「まだレベル上げが足りないんじゃ…」

妖精「あたしレベル255。無問題です」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:37:43.078 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王城 玄武の間―

男「玄武の間!? 何!? 四天王!?」

妖精「いないいない。素通りしまーす」

―魔王城 白虎の間―

男「いかにもすぎるでしょ!? 何かいるんでしょ!?」

妖精「何もいませーん素通りしまーす」

―魔王城 朱雀の間―

男「もう駄目だぁ…おしまいだぁ…」

妖精「だから何もいないんだっての」

―魔王城 青龍の間―

男「…あ、あれぇー?」

妖精「拍子抜けよね。さ、パパーっと行きましょ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:38:16.488 ID:0alkVNR00.net<> みてる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:38:48.373 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:38:54.383 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王城 最後の間―

妖精「いやー、誰とも会わずに済んだわ。ラッキーラッキー」

男「…」

妖精「ん、どしたの男。もうこの先は魔王の間だよ、準備いいかしら?」

男「…いや、おかしくない?」

妖精「えっ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:40:40.692 ID:ZMMzC3260.net<> かしこさ1のはんげき! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:42:44.058 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「いや、いくら何でも敵いなさすぎだろ」

妖精「ほら、終盤のダンジョンだから。知ってる? 魔王の城っていうのはさ、
    本当に信頼のおける精鋭部隊しかいないから、エンカウント率が極端に低くって…」

男「いやいやいや! おかしいって、絶対おかしいって!!」
  …なあ、妖精さんこれ変だって…」

妖精「…じゃあ、何だっていうのよ?」

男「えっと…魔王の罠、とか…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:43:16.057 ID:+B0pCfZbd.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:43:24.784 ID:avUyK8T+d.net<> 紫煙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:43:53.750 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:45:33.939 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精(…こいつは、どこまでも)

男「な、妖精さん? 引き返した方がいいんじゃ…」

妖精「いいのよ。どっちにしろこの扉あけないと何も進まないじゃない。
    仮にあんたは命を絶たれたって復活できるんだから、いいでしょ」

男「うーん… うーん、うーん、うーん…」 ブスブス

妖精(知恵熱でとるわ)

男「ま、まあー…いいのかなぁ…」

妖精(! 流石やで!) グッ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:48:04.988 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「よ、よし…じゃあ開けるぞ」

妖精「うん。それで魔王倒して、…全部、終わりにしましょう」

男「ん、そうだな。世界に平和をもたらさなきゃな!
   じゃあ…」

妖精(…)

男「>しらべる!」

男は最後の間の扉を調べた。
禍々しい音を立てて扉は開いていき、背筋の凍るような冷たい風が漏れ出した…

妖精(…)

妖精(ごめんね、)

妖精(男。) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:48:56.165 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:49:14.146 ID:jIOQhxnh0.net<> 追いついた見てるぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:50:51.781 ID:0alkVNR00.net<> はよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:51:08.958 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王の間―

男「…ゴクッ」

男が魔王の間に足を踏み入れると、扉は無情な音を経てて封を閉じた。
引き返す事は、できない…

男「あの、階段の上でドクロのトゲトゲ玉座に座ってるのが魔王か…」

魔王「…」

男「ゴクッ… プッ、プレッシャァーッ…すげえぜ…」

魔王「…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:52:55.597 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「くっ…」

魔王「…」

男「…」

魔王「…」

男「…!」

妖精「何してんだよ。はよいけ」

男「えっあっ、はい」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:53:59.075 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:55:47.428 ID:mbZx2GAX0.net<> 男は一段ずつ、階段を登っていく…

男(何か…下からだとよく見えなかったけど)

一段、階段を登る。

男(黒いマントに… ヤギ…? みたいな頭した…)

また一段、階段を登る。

男(なんか、線が細くって…)

更に一段、踏みしめる。

男(何だ…すっごい老けてない…?)

そして、ついに玉座と対峙した… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:58:14.197 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「えっと…お、お前が魔王か?」

魔王「…」

男(間近で見ると、ほんとにヨッボヨボで…何つーか)

魔王「…」

男「すごく…弱そうです…」

魔王「…そうとも」

男「うっひゃぁっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:58:44.477 ID:0alkVNR00.net<> ほう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:59:00.181 ID:/R9xLJ1xa.net<> 続けたまえ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 13:59:02.612 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 13:59:59.429 ID:yWhnldBq0.net<> 追い付いた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:01:23.376 ID:mbZx2GAX0.net<> 魔王「さあ…始めよう、勇者よ。…そして、終わらせよう。
    私は待っていた…この時を。永く、永く…そしてただ、虚しく」

* モンスターが あらわれた! *

男「か、語りもそこそこに…もうかよ!?」

魔ヲ統ベル皇 と…対峙した…!!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:03:50.663 ID:0+dL4p6Y0.net<> 楽しみ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:04:05.426 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:05:40.081 ID:QHYKxhN10.net<> 面白い
気になる
はよおおおおおおおお <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:05:42.554 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ターン1―

男「くっ…いよいよ年貢の納め時か! 妖精さん、戦術は…って、」

妖精の姿は無い。

男「あれえええええええ!? あ、あれえええええええええ!?!?」

魔王「何を怯えている、勇者よ」

男「なんでいないんだよ!? 何でラスボス戦で仲間がいないんだよおおおぉぉ!?!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:07:38.413 ID:mbZx2GAX0.net<> 魔王「恐れる事は無い。…さあ、来るが良い」

男「恐れるなって…無理だよぉおおお! 村男Aひとりで魔王と戦えるわけないだろおおお」

魔王「取り乱すな。勇者、お前には最初から…」

魔王「仲 間 な ど 、 い な か っ た の だ 。」

男「えっ…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:09:08.440 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:09:14.515 ID:mbZx2GAX0.net<> 魔王「意味は自ずとわかるだろう…さあ、勇者よ」

魔ヲ統ベル皇は様子を見ている…(1ターン放棄)

勇者「はっ?」

魔王「その剣で、私を殺せ」

勇者「えっ? えっ???」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:09:38.177 ID:bZoIhKrT0.net<> むふー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:09:58.102 ID:zAcWRqnsp.net<> 面白いわ
支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:11:46.212 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「あ、わかった。あれでしょ?」

魔王「…」

勇者「今あの段階なんでしょ? 世界の半分をやろうとか言ってさ、」

魔王「…」

勇者「油断しきった所を背後から一突き…バックスタブだ! みたいな」

魔王「黙 れ」 ギロッ

勇者「ひいっ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:12:12.908 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:12:55.255 ID:mbZx2GAX0.net<> ごめんなさい気付いたら男が勇者にクラスチェンジしてましたがミスです。男は男です… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:13:55.086 ID:0alkVNR00.net<> ほい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:14:28.490 ID:/R9xLJ1xa.net<> 最終決戦だしね
ジョブチェンも不自然じゃない <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:14:47.238 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「うっ…うわぁああああ!!!」

男は恐怖にかられてしまった! 男の攻撃!

魔王「ぬっ…」

魔ヲ統ベル皇に305のダメージ!

男「はぁっ、はぁっ…えっ、何かすごいダメージでて…」

魔ヲ統ベル皇を…倒した!

男「はっ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:15:15.485 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:15:38.031 ID:zJ5G0wvr0.net<> 気になるはよはよはよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:16:15.121 ID:0alkVNR00.net<> えっ? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:16:48.325 ID:mbZx2GAX0.net<> 魔王「ふっ…」

魔王の姿は、黒い霧へと変わり霧散していく…

男「はっ…はぁ?」

あ な た は 魔 王 を 打 ち 破 っ た の だ ! ! !

男「いやお前何いって…」

魔王「これでもう…苦しまずに済む」

魔王は闇の彼方へと溶けていった… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:17:02.342 ID:yWhnldBq0.net<> 最初から考えてたオチがそれなのか? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:17:48.890 ID:CpY01Tzea.net<> 追いついた
待っていた支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:18:18.052 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:18:24.066 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…」

男「…」

男「…あれ?」

男「…」

男「…」

男「えっ?」

男「…」

男「…」

男「…」

男「………………!!!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
<> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:19:02.415 ID:mbZx2GAX0.net<> 変な文が入ったけどミスだよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:19:08.200 ID:/R9xLJ1xa.net<> 監視されてるのか・・・ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:20:08.728 ID:hcICRQr8r.net<> ああそういうオチか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:20:21.653 ID:QHYKxhN10.net<> あー、面倒くさいよな
この仕様 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:20:22.386 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何で…」

>しらべる

何も、おこらない。

男「何で何で…」

>しらべる

何も、おこらない。

男「何で何で何で!!!」

>しらべる

何も、おこらない。

男「どうして、何も起こらないんだ!?!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:21:19.541 ID:qkTs0Wt80.net<> 見たことあると思ったら完結させにきたのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:21:22.408 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:21:53.856 ID:zJ5G0wvr0.net<> つC円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:22:14.747 ID:QHYKxhN10.net<> 気になるんじゃああああああ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:23:58.ウンコ ID:mbZx2GAX0.net<> ?「それが、この世界の真実だからだよ」

男「!? なっ、な…誰!?」

?「はじまりの村から、大志を抱いて旅立って。
   仲間と共に大地を駆り、海を越え、時には空すらも翔んで。
   世界を救う英雄となる事を夢見て、ついには魔王に挑み…」

男「何言って…」

?「結果、このザマだ」」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:24:25.049 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:24:46.350 ID:rTet9+cD+.net<> (メタ方向に行きそう) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:25:54.142 ID:/R9xLJ1xa.net<> (初めからメタ全開でしたが) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:26:22.592 ID:mKv1eh6H0.net<> (元よりメタばっかだったやんけ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:26:39.125 ID:XhGcutVt0.net<> (嫌いじゃないけどなこのメタな感じ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:27:01.756 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「お、お前は…」

?「はじめまして男くん。僕はアレックス。
  はじまりの村より出でて、この地に佇む、ある者の成れの果てだ」

男「ある者って…」

?「そうだね。例えば、」

勇者「“ 勇 者 ” とか。」

男「…!?!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:27:03.231 ID:qH8+CRl2d.net<> (メタ方向に行きそうキリッ) <> ^°^<><>2015/06/24(水) 14:27:10.506 ID:Iqu9/I7o0.net<> >>1くんの奮闘ワロケル <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:27:27.648 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:27:39.288 ID:ZMMzC3260.net<> (お前ら腸内で会話すんなや) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:27:58.301 ID:5eRNhW6u0.net<> (うんこかな?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:28:16.192 ID:XhGcutVt0.net<> (屁かもしれないぞ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:28:40.850 ID:QHYKxhN10.net<> (アレックスちゃん! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:28:53.630 ID:zJ5G0wvr0.net<> (ファミチキください) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:28:56.498 ID:avUyK8T+d.net<> (メタならセーブ云々の所で言うべきだったの) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:29:06.853 ID:Kk5E4UmCd.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:29:19.341 ID:mKv1eh6H0.net<> (どうも、腸内細菌です、ああ善玉菌ですよ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:29:40.578 ID:XhGcutVt0.net<> (コンサートとかの時にヒソヒソ会話する感じだよねこれ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:29:49.947 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「い、いやっ…勇者は俺だろ!? 何言ってるんだ!?」

勇者「妖精から聞いていないのか? 勇者は一人じゃないって」

男「全員ロストしたはずじゃあ…!?」

勇者「うん。そう言えって命じたのは僕だし」

男「はっ…? 命じ、って…」

勇者「あながち嘘でもないしね。実際、」

勇者「他は全部僕が殺したよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:29:57.555 ID:/R9xLJ1xa.net<> (母ちゃんが固定セリフマシーンになった時点じゃね) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:30:19.738 ID:pddjqsY+K.net<> (母ちゃんがバグった時点でメタだったんじゃね) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:30:30.339 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:31:23.434 ID:vp2Lw+BlM.net<> 追い付いた
書くの早いな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:32:20.133 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「なっはっちょっえべべべべあばばばばばばば」

勇者「やれやれ。賢さ1じゃあ理解が追いつかないのかな。おーい、妖精」

妖精「…」

男「よ、妖精さん? 妖精さん、説明を要請するよ妖精さ――――――――んッ!!!」

妖精「うっさい! 取り乱しすぎだろこのバカ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:32:41.942 ID:QHYKxhN10.net<> (支援) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:33:32.861 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:34:51.857 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「えっちょっどういう事なのこれ」

妖精「そうね。別にこんな事、わざわざ説明してやる義理もないんだけどね」

男「義理ない、って…」

妖精「あんたがバカにも程があってあんまり哀れだしね。」

妖精「冥土の土産に教えておいてあげるわ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:35:56.356 ID:N9pgkoAS0.net<> 黒騎士はよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:36:35.494 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:37:16.923 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…!」

妖精「あんたは最後の勇者。…に、世界が仕立て上げたって言ったでしょ」

男「…あ、ああ」

妖精「そもそもあんたは勇者じゃないのよ」

男「いや、それは知ってるけど…」

妖精「そうじゃない。そもそもあんたが勇者になる可能性事態がそもそもゼロだったのよ」

男「は?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:37:42.032 ID:ZMMzC3260.net<> メイドさんですか?やったー!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:37:45.053 ID:QHYKxhN10.net<> (美剣士♀はよ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:37:55.709 ID:pVxFpP8ad.net<> 黒騎士 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:38:20.041 ID:mKv1eh6H0.net<> 冥土の土産…あっ(冊子) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:38:27.127 ID:zJ5G0wvr0.net<> 妖精さんまじビッチ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:39:01.474 ID:/R9xLJ1xa.net<> だがそこがいい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:39:03.879 ID:zJ5G0wvr0.net<> >>417
だれうま <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:39:38.079 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:42:23.463 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「勇者の枠は255人なんだよね」

男「枠…? え?」

勇者「データベース。僕がナンバー1ね。で、赤き鎧の勇者だとか、隼の盗賊の勇者だとか、
    まあぞろぞろ、ぞろぞろ。255人までまあ無駄に数がいてさ」

男「いやお前、さっきそいつら殺したって…」

勇者「うん。殺した。僕と、僕達…その仲間が、」

勇者「妖精とかね」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:42:41.274 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:43:12.578 ID:mbZx2GAX0.net<> >>422 訂正

勇者「勇者の枠は255人なんだよね」

男「枠…? え?」

勇者「データベース。僕がナンバー1ね。で、赤き鎧の勇者だとか、隼の盗賊の勇者だとか、
    まあぞろぞろ、ぞろぞろ。255人までまあ無駄に数がいてさ」

男「いやお前、さっきそいつら殺したって…」

勇者「うん。殺した。僕と、僕達…その仲間が。…例えば、」

勇者「妖精とかね」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:45:45.486 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:46:17.124 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「!!!!!!」

妖精「で、その254人を消した時点で目的は達成できる筈だったの。
    なのにあんたが出てきた」

男「な…何で」

勇者「盲点だったよ。1〜255を抹消してしまえばいいと思っていたのに。
    全ての勇者をこの世界から排除した後で、
    まさか、“0”に該当する勇者がでっち上げられるなんて」

男「それが…それが俺なのか??」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:47:08.079 ID:hcICRQr8r.net<> 2〜255じゃね? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:47:43.615 ID:QHYKxhN10.net<> (震えてきた) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:47:43.882 ID:XhGcutVt0.net<> 最後に自分も消えるつもりだったのかもよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:48:51.151 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:48:58.043 ID:mKv1eh6H0.net<> (なんかジェット・リー主演の『ザ・ワン』みたいになってきたぞ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:49:25.376 ID:zJ5G0wvr0.net<> C円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:49:44.388 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「そうよ。全く、おかげでステータスも、とくぎも、まるっきりバグった特性ばっかり持ちやがってね。
    振り回されて疲れたわよ」

男「…つ、つまり妖精さんは…俺を消すために、俺をここまで連れてきたのかよ!?」

妖精「やっとわかったの? そういう事よ」

男「何で…何でそんな事するんだよ!? 魔王倒して…世界を平和をにして、普通に暮らせばいいじゃないか!!」

?「アッハッハッハッハッハ!!!」

男「な、何だよ!? 今度は誰だ!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:51:37.245 ID:QHYKxhN10.net<> (もう誰も信用できない) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:51:53.700 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:52:28.818 ID:H1+Vyfj8M.net<> 保守しといてくれよ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:52:33.576 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「いやーお前マジでバカだよな! ほんとバカだよな!」

男「お、お前…風の大陸の…」

黒妖精「お前さぁ、たっった今、何した?」

男「えっ…」

黒妖精「今だよ、今! ほんっっとうについぞさっき! 5分くらい前!! なっ、何した!? 言ってみ!?」

男「何って…魔王を、倒して…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:54:05.673 ID:PVs9oOBA0.net<> よく分かんねえけどここまでイライラしっぱなしだから溜飲の下がる展開にしてくれよな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:54:15.631 ID:OHwffeTi0.net<> 最初のほうの展開なんかのツクール作品で見たことあるんだけどタイトルが思いだせない <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:54:22.242 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「アッハハハハハ!! で、何? どうなった?」

男「どうなったって…こ、こんな事になってなかったら、そのまま…」

黒妖精「そのままァ?」

男「世界に平和が戻ったんだから…後は帰って、普通に…暮らして…」

妖精(…)

勇者「そう。それだよ」

男「えっ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:54:31.634 ID:xausnYRYd.net<> とりあえず5時まで保守しといてね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:54:56.216 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:55:16.860 ID:mbZx2GAX0.net<> >>439
もしも最後の村の生まれだったら。ワイの作ったやつどす
そっから何かアイデア勿体無いから何かできへんかなーと思って書いたのがコレどすぁ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:55:56.578 ID:XhGcutVt0.net<> 最後の村出身って時点でバグって事か <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:56:29.365 ID:KS7B0LHP0.net<> おひさしぶり

とりあえずよみなおしてみるけれど
まあやはりもうこの板終わってんのな
旧運営にjim山下角川が共謀してから専ブラからは.netはscしかみてないしそもそもこの板にSSがなくなったからつまらないし <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 14:57:59.550 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:58:27.115 ID:DNsWwNLl0.net<> 神を信じるか? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:58:40.950 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「男くん。この世界って何?」

男「えっ…?」

勇者「思いっきりメタっていいよ。風の大陸でも叫んでたじゃないか。
    床のギミックに苦戦してさ」

男「あっ…いやっ、はずみで言ったんだけど…何かタブーっぽい風潮あったけど、ついはずみで…」

妖精「…言いなさいよ。それが世界の現実にして、あたしたちが対峙してる矛盾よ」

男「えっと…」

男「ゲーム…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 14:59:12.443 ID:mKv1eh6H0.net<> (狡兎死して走狗烹らる的な?) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:01:02.867 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:01:29.884 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「そうだね。では、この世界がロールプレイングゲームだとして。
    魔王を倒したら?」

男「魔王を倒したら…エ、エ、エ…エンディン、グ…」

勇者「…そうだね。では、今は?」

男「えっ?」

勇者「今、この時は?」

男「うっ…うっ、うっ…!」

>しらべる

何も、おこらない。 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:03:46.917 ID:zJ5G0wvr0.net<> C円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:03:48.598 ID:zXqvWq3pr.net<> しえん

そもそも、ストーリー的に最後の村であることを認識してる時点で気づいてるよね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:04:06.022 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:04:30.106 ID:8ey7/jMP0.net<> (脳筋にされてしまったから仕方ないね) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:04:30.863 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「う、嘘でしょ…?」 ダッダッダッダッ…

男「か、帰る…俺もう、帰る…」

>しらべる

男は扉を調べた! 扉は堅く閉ざされている…

男「うぐっ…ぐぅっ――――――!!!」

引き返す事は、できない…

男「うわあああああああああああああああああ!!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:05:16.990 ID:DNsWwNLl0.net<> 神は人のようなものか...どんな形か.. <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:05:46.483 ID:qwjvFTKX0.net<> チートしよう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:06:33.241 ID:h2LdLSPed.net<> >>458
既に親父が <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:07:11.834 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:08:34.108 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「な、何でぇぇぇっ!?!?」

勇者「…エンディングは、無い。出来損ないなんだよ、この世界は。
    僕は最初の勇者だったから…一番早くそれに気付いてしまった」

男「おかしいいだろおお!?!? だ、だからって!! だからって、
   妖精さんを使って…他の勇者を、皆殺しにしたのかよぉっ!?!?」

黒妖精「あーあ、そうだよ。楽しかったぜ? ハ、ハハハハハハハ!!!」

男「なあ、妖精さん! おかしいだろ妖精さん!?
  妖精さんは…妖精さんは、こんな事やりたくてやってるんじゃないんだろ!?!?」

妖精(…! くっ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:09:44.600 ID:mKv1eh6H0.net<> 修正パッチ「きたよー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:10:14.486 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:10:34.470 ID:XhGcutVt0.net<> >>462
修正内容:男の削除 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:10:41.886 ID:/R9xLJ1xa.net<> アプデはよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:11:39.069 ID:mKv1eh6H0.net<> >>457
「サンキュー神様!!」
「いいってことよー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:12:09.502 ID:qwjvFTKX0.net<> 売り切りRPGってことか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:12:23.820 ID:rP5PvyS6a.net<> (高度な自虐) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:12:36.705 ID:8ey7/jMP0.net<> >>466
ちーっす強姦魔を皆殺しにする神様 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:13:19.942 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:13:34.258 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「ほー? バカでもわかる事くらいあるんだなぁ?」

妖精「なっ…やめなさい、バカ!」

黒妖精「ハハハー!!! 言わせたくなきゃ止めてみろよ!!!
     ただし…“今”のお前じゃあもう、俺の足元にも及ばないけどな!!!」

妖精「くっ…」

男「妖精さん…何、どゆこと…?」

勇者「そこの二人に喋らせるのは忍びない。これは僕が教えてあげる。
    元凶は僕だしね…よっ、と」

男(! 鞘から剣を抜いた…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:16:22.505 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:18:44.336 ID:c3VlVmrd0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:19:09.878 ID:OCAVl+rtM.net<> おいついた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:19:25.739 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:21:28.042 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「な、何だよその…暗黒触手剣…!」

勇者「ユーモラスな名前をつけるね。これね、ロングソードの刃」

男「はっ!? ロングソード、って…絶対違うだろこれ!!」

勇者「そこ、魔王の玉座の後ろに、何だかのれんみたいなのがあるの、わかる?」

男「そっ…それが何だよ」

勇者「見つけてしまったんだよ。あそこはね、」

勇者「デバッグルームなんだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:22:28.345 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:22:42.114 ID:rJdSFvVf0.net<> これね、ミキプルーンの苗木 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:23:05.559 ID:/R9xLJ1xa.net<> デバッグは大事よね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:23:14.804 ID:dxO261rh0.net<> デバッグいけるゲームも今なくなっちゃったな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:25:16.533 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「デバッグ…えっ…?」

勇者「そこで、このロングソードは世界に“直接”干渉できるように改造したんだ。
    便利なんだ。人を消したり、閉じ込めたり」

男「なっ…」

黒妖精「言ったよな? 妖精はもう俺ら二人だけだ、ってよ」

妖精(…)

男「まさか…お前、お前ッ…!」

勇者「うん。妖精族の残りは、ここに全部入ってるんだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:27:39.417 ID:XhGcutVt0.net<> 紫炎 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:27:40.040 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…」

黒妖精「アハハハハーーーーーーッ!!! どう、男ちゃんよ? 絶望したろ?
     おうちに帰りたくて帰りたくてたまらないだろ? でももうかなわねえんだよ!
     そもそも家に帰ったってお前のかーちゃんバグってるしなああああ!!
     アハハハハーーーーーーッ!!! アハハハハハッ!!!!!」

男「…黙れよ」

黒妖精「…あァ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:29:51.000 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「男…?」

男「何だ。…これも、ただの“イベント”なんだな」

黒妖精「ハァ?」

男「身内を人質に取られての、裏切りイベント…そんなありふれたヤツだったんだろコレ」

勇者「…ほう」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:33:57.830 ID:zAcWRqnsp.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:34:15.805 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「俺は…勇者だ! 妖精さんに無理やり連れ出されて、ワケのわかんない苦行をたくさんやらされて…
   混乱したまま獅子人と戦わされたり! 堂々とチートしてくる親父と戦ったり!!
   お前みたいな本気でムカつくヤツと衝突したりして…一人じゃ何もできなかったけど、それでも!!」

男「妖精さんと一緒に、ここまで登ってきたんだ!!!」

妖精「!!!!!」

黒妖精「ハ―――――――アァ…?」

勇者「…素晴らしい」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:37:31.655 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:37:34.968 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何…!?」

勇者「いや、本当に驚いた。勇者としてこの世に産み落とされたわけでもないのに。
    君が持っているのは本物の勇者精神だよ」

男「よくもぬけぬけと…!」

勇者「男くん。…いや、最後の勇者。君に最大限の敬意を表す。そして、せめてもの慈悲として」

勇者「一太刀で殺す」

男「ぬかせえええええええ!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:38:04.456 ID:27/A6irVM.net<> いいぞがんばれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:38:24.453 ID:XhGcutVt0.net<> 盛り上がってきた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:38:29.571 ID:Xq9qbebjp.net<> はいはい親父親父 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:38:34.572 ID:/R9xLJ1xa.net<> やったれやったれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:39:28.040 ID:rP5PvyS6a.net<> 賢さなんていらなかったんや! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:39:33.466 ID:cgDTs7yAd.net<> >>491
さすが末尾p <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:40:02.489 ID:mKv1eh6H0.net<> (突然召還される正座でメシ喰ってた黒騎士) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:41:04.411 ID:ns0E4u9Ep.net<> これは母さんの分!
これは美剣士の分!

そしてこれは父さんの分だぁぁぁぁぁ!!!!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:41:34.194 ID:KTmu50qfa.net<> 獅子のおっさんは何も知らんかったんか… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:41:45.838 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「お、男っ…」

男「大丈夫。そこで見てろよ妖精さん。コイツは俺がぶっ殺してやる!」

妖精「えっ…あっ…」

男「いや、見てるだけじゃ駄目だ。妖精さん、戦術を教えてくれ!
  今までだってそうやってきたじゃないか! ターン1は、何をすれば…」

妖精「違っ…そうじゃない、駄目なの、男!」

男「えっ?」

勇者「隙あり」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:41:58.536 ID:Xq9qbebjp.net<> >>494
P2のこと言ってるのか? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:42:34.182 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:43:56.423 ID:rP5PvyS6a.net<> ナイスアシスト <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:45:38.920 ID:zJ5G0wvr0.net<> コマンドなんてなかったんや… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:46:54.089 ID:mbZx2GAX0.net<> ボッ

男「えっ…? な、何…どうなった?」

妖精「いやああああああああああああああっ!!!!」

黒妖精「アーーーーーッハハハハハハハーーーーーーーッ!!!!!
     くそ笑ったぜ!!! あれだけ啖呵きってワンパンじゃねーか!!!!」

男(何? 俺なんで地面に転がってるんだ? …立てない、足に力が入らない…)

黒妖精「おーい、男ー! 俺からも冥土の土産ってやつ、教えてやるよ!
     今どうなってるのかわかんねーんだろ!?」

男(何だ…ムカツクなあいつ、何言って…)

黒妖精「男ー! お前今さー、勇者の攻撃モロに食ってさ!」

黒妖精「下半身、消えたぞwww」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:47:37.752 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:47:49.769 ID:/R9xLJ1xa.net<> HPはまだ残ってる
構わん行け <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:48:14.922 ID:ns0E4u9Ep.net<> 下半身なんて飾り <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:49:05.883 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「な…何で…」

勇者「すまない。一太刀とはいかなかったようだ。苦しませてしまった…」

男「勇者権限で…こっちの行動が決まるまでは…大人し…く…」

勇者「勇者権限?」

ボッ

勇者「僕は、勇者だよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:49:39.702 ID:zJ5G0wvr0.net<> かなC <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:49:42.844 ID:49YGhOKE0.net<> 四円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:49:49.947 ID:rP5PvyS6a.net<> 敵側辛すぎわろた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:49:52.287 ID:XhGcutVt0.net<> >>506
偉い人にはわからないから仕方ない <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:50:58.252 ID:mKv1eh6H0.net<> どうした?まだ下半身が無くなっただけだぞ? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:51:36.914 ID:L7vQlT6B0.net<> きっしょいからss速報でやってくんねぇかな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:52:21.564 ID:J/6CvKl70.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:52:24.871 ID:M7UehXmKd.net<> 圧倒的じゃないか我が軍は <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:52:40.855 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:54:05.669 ID:zJ5G0wvr0.net<> 冷えてきたからはよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:54:11.347 ID:kO5LyKNt0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:54:22.676 ID:FHrZ9NOia.net<> お薦め知りたしくんと同一人物の名作キチは消えろ
語尾はだべ!語尾はだべ!語尾はだべ!

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1408527176/ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:54:47.466 ID:zAcWRqnsp.net<> クソゲーの勇者の気持ちになってみろ
命かけて救った世界を神々にゴミと揶揄されるんだぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:54:53.700 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「あっ…あああああ、ああああああ――――――――ッ!!!!!!!」

黒妖精「ヒャッハ――――――――ッ!!!!!!!
     跡形もなく消えやがったあァ――――――――ッ!!!!!!!」

勇者「…これで、僕の彼岸は達成された。
    全ての勇者は消した。…そして、僕さえ消えてしまえば。
    この世界はもう、狂った茶番を演じずに済む。
    未完成の部分を排除する事で、この世界は完成する。まがい物ではなくなる。
    それが…僕の勇者として考えた、救世…」

黒妖精(そう…! そして、そのイカレた野望の果てに…!) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:55:46.700 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:55:48.595 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:56:13.620 ID:/R9xLJ1xa.net<> 誤字だろうけど彼岸が達成されるって何かかっこいいな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:56:39.337 ID:qb+tNgk40.net<> >>520
なんかゆうなまでそんなこと言ってた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:57:25.835 ID:mKv1eh6H0.net<> 彼岸…救世…ハッ!!

みんな丸太は持ったな!!
行 く ぞ ォ !! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:58:01.144 ID:qkTs0Wt80.net<> 悲願だろ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 15:58:41.209 ID:DNsWwNLl0.net<> 最初から自分が消えれば退場できるんじゃねーの? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 15:58:49.534 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:01:06.095 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「…二人とも、今までよくやってくれた。
    特に君には…僕のエゴのために、辛い思いばかりさせてしまったね。
    すまない。…本当に、すまない…」

妖精「ああぁ…うっ、ううっ…!!!」

黒妖精「…さあ、いよいよ契約を果たす時が来たぜ、勇者先生。
     あんたは今から消える…
     そしてそのロングソード…もとい、デバッグ権限は…!」

勇者「うん。君に渡すという約束だったね。今渡すよ」

黒妖精(やった…ついにやった! 同族を売り、勇者に媚び、長い時を待ってついに…!
     俺は、世界を本当の意味で支配する!!!)

勇者「じゃあ、はい。」

ボッ

黒妖精「え…あ…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:01:51.916 ID:x3ml+FSg0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:01:58.633 ID:gV/ybnt9a.net<> 久々にまともなSSスレが立てば案の定寒いクソガキがさんざ湧いてくるっていうね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:01:59.039 ID:J/6CvKl70.net<> なんと <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:02:23.756 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:02:45.144 ID:mbZx2GAX0.net<> 彼岸を達成ってとってもポエティックで素敵! 誤字ですよ。 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:04:59.993 ID:mKv1eh6H0.net<> まぁ…そうなるな黒妖精 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:07:55.802 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「なっ…」

黒妖精「ぎ、ぎぃぃやぁあああアアア――――――――――ッ!?!?
     う、うでがぁっ!? 俺の腕がぁあああ!?!?」

妖精「ど、どうして…」

勇者「どうして? 君にだってわかるだろう。
    勇者のいない世界で、こんな存在が野放しになったらどうなるのか」

黒妖精「テメエエエエぁ!!!! て、テメェわぁ!!!!!
     腐っても勇者だろうがあああぁぁぁぁッ!?!?!?!?!?!
     こんな、こんな真似して…良いと思ってッ…!!!!!!」

勇者「うん。勇者だから」

ボッ

黒妖精「あ…」

勇者「悪は野放しにはできないんだ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:08:51.599 ID:zJ5G0wvr0.net<> よくも騙したなのAA <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:09:35.376 ID:mKv1eh6H0.net<> 某ーヴルコミックの某ネガティブ紫ゴリラもそうだけど
自身含めた破滅主義者って世界にとっては迷惑この上ないよね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:10:35.169 ID:QHYKxhN10.net<> いい顔芸だった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:12:04.958 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「…さて」

妖精(ビクッ!)

勇者「本当に忍びない。君のような、善良な心も持った者を裏切るのは」

妖精「なっ…何で!? 全部終わったら、みんなを解放してくれるって、約束…!!」

勇者「もう詫びようもない。…君達にはずっと、この剣の中にいてもらわなくてはならない」

妖精「どうして!?」

勇者「妖精族は…この世界の“システム”そのものだ。
    影響力が強すぎる…残していくのは、危険だ」

妖精「ば…馬鹿なっ…」」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:12:31.142 ID:D5DWDSt9d.net<> 黒妖精は何となく七つの大罪のヘルグラム?とかいう奴のイメージ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:13:24.190 ID:QHYKxhN10.net<> 黒妖精はテルミのイメージ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:13:44.891 ID:5i4nGmJ+0.net<> 続きはよバンバンバン <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:13:57.137 ID:mKv1eh6H0.net<> 黒妖精はカルラのイメージ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:15:17.085 ID:zJ5G0wvr0.net<> 勇者さん外道すぎぃ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:15:38.551 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「だが安心してくれ。君の働きと、涙に敬意を表して…
    君と、ここに囚われている妖精達を抹消したりはしない」

妖精「そ…そんなの! 殺すのと何が違うっていうのよ!!」

勇者「あの黒妖精は消した。勇者達も消した。
    だが…君達は残る。永遠に誰も訪れないこの魔王城の魂として。
    やすらかにこの世界を見守ってくれ」

妖精「ああ…あ、あああああああああ!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:16:21.790 ID:QHYKxhN10.net<> それでも勇者かよ!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:19:46.202 ID:mbZx2GAX0.net<> ―なぞのばしょ―

男(ここ…は…何、だ… 真っ黒い海のを漂っている…みたいな…
  声…が…出ねえ… 息も…してるんだかしてないんだか、わかんねえ…
  苦しい…何も感じないけど、冷たくて…苦しくて、虚しい…)

?(ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛―…ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛―…)

男(!? あれって…黒妖精、か…? 何だ…どうなってんだ、ここは…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:23:12.431 ID:zJ5G0wvr0.net<> C円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:23:31.122 ID:5i4nGmJ+0.net<> あくしろポチポチポチ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:23:40.389 ID:mbZx2GAX0.net<> 獅子人(ごぼぼぼぼ… ごぼぼぼぼぼ…)

男(! 獅子…人…!?)

獅子人(あ゛ー…お久しぶりですわー…)

男(あ、会話できるの、ここ…?)

獅子人(自我が残ってる限りは、ですがねー) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:23:40.502 ID:qb+tNgk40.net<> なぞのばしょかなるほど <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:24:18.543 ID:5i4nGmJ+0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:27:10.213 ID:bZoIhKrT0.net<> ほう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:28:35.379 ID:mbZx2GAX0.net<> 男(限りは、って…そもそもお前ここで何してるの?)

獅子人(普段は眠ってるって言うたやないですかー。この虚無の海を漂ってるんですよー。
     自分、炎の獅子なんて暑苦しい生き物ですからね。このひんやり具合がお気になんですわ)

男(お前はそれでいいのか…)

獅子人(あんたさんこそ、こんな所で何してるんですかい? ついにロストしちまったんですかー)

男(俺は…)

獅子人(何かワケありみたいですねー。ま、自分には関係ないですがな。
     それじゃ、自我が消えないよーに頑張って漂ってくださいねー)

男(えっ、ちょっと待っ…)

獅子人(好きでこんな所にいられるのはたぶん自分くらいのもんですからーねー)

男(ちょ…ちょっと待って、行かないでくれ!!!)

獅子人(ばーいばーい) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:29:44.608 ID:5EJzZ0lnp.net<> 獅子人一番好きかもしれん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:30:06.470 ID:zJ5G0wvr0.net<> ライオンのメンタルさいつよやな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:31:53.580 ID:O8oBs6czd.net<> 少し前にあった魔王が世界征服の足掛かりに魔王城の近くの村襲ってフルボッコにされるss思い出した <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:33:53.188 ID:vp2Lw+BlM.net<> >>559
何それ面白そう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:34:04.146 ID:mbZx2GAX0.net<> 男(…一人になっちゃった…)

男(時間の感覚が、全然わからない…)

男(というかそもそも、ちゃんとした“時間”の中に俺はいるのか?)

男(…)

男(黒妖精、どうしてここに居たんだ…)

男(もしかして、あの勇者に裏切られたのか…)

男(仲間…割れ…?)

男(そんな、じゃあ妖精さんは…)

男(くそっ、妖精さん…)

男(俺は…勇者なんだ。助けなきゃ)

男(俺は…)

男(俺は…)

男(…)

男(…)

男(…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:35:01.870 ID:5i4nGmJ+0.net<> 見てるぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:35:20.173 ID:XW5OATTaM.net<> 部( ゚ェ゚)σドルルルルルルルル <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:36:14.294 ID:kAs/39zgd.net<> 期待してたけどなんかあんまり面白くないから帰るね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:37:09.112 ID:06l5+esY0.net<> これずっと前に見た希ガス <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:37:10.883 ID:mbZx2GAX0.net<> ― ∴∵∴∵∴∵(・)∴∵ ―

ザバンッ!!!

男「ぶはっ!?!?」

妖精「お、やっと釣れたか」

男「はぁーっ、はぁーっ…!!! げ、げほげほ…!!!!」

妖精「落ち着いて息しろよー、あんまり動かれるとそこらへんノイズだらけんなるから」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:39:16.658 ID:zJ5G0wvr0.net<> お? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:39:35.400 ID:49YGhOKE0.net<> tanasinn... <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:40:05.133 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「な…何この、気持ち悪い部屋…ごほごほ」

妖精「そこは仕方無いから許してね。いいから深呼吸して落ち着いて、あんまり時間ないから」

男「えっ…?あ、ああ… ひっ、ひっ、ふーっ…」

妖精「おk?」

男「…うん、大分落ち着いた」

妖精「よしよし」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:41:20.142 ID:zJ5G0wvr0.net<> パンツ脱いだ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:42:36.083 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「あんたは…いつだったかのセーブ妖精」

妖精「うん。誰にも気付かれずにひっそり生きてたセーブ妖精だよ」

男「妖精は全部、とらえたって…」

妖精「ボクは予備だったんだ。世界のどこにも配置されてない。
    だからボクのセーブ容量を使って、君をサルベージする事ができた」

男「サルベージ? と、とにかく助けてくれたのか。ありがとな」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:45:36.169 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「うん。で、本題ね。今から君をロードするから」

男「ロードって…え、セーブもしてないのにか!?」

妖精「うん。あの勇者は気がついてないんだけどね。
    魔王の間の直前、オートセーブされてるんだ」

男「!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:46:34.295 ID:pxCucJ/b0.net<> ほう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:47:12.379 ID:zJ5G0wvr0.net<> ほうほうほう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:47:29.154 ID:rIm79ttv0.net<> パラレル世界を生むようなものな気がするが・・・ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:47:31.984 ID:mKv1eh6H0.net<> セーブ妖精さん最強伝説
なおボタン電池を(ry <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:49:15.349 ID:M7UehXmKd.net<> ボクッ娘と勝手に脳内変換 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:49:17.362 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「いや…俺が戻ってもあいつには、勝てない…!」

妖精「…実はそうでもないんだなー」

男「えっ?」

妖精「今までの勇者が散っていくのも、ボクはずっと見てきたんだ。
    見ているだけで何もできないのは悔しくて…何度も助けてあげたいと思ってた。
    でも、駄目だ。今までの勇者じゃアイツには勝てない」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:50:39.025 ID:QHYKxhN10.net<> そんなに僕達の力が見たいのか! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:52:21.735 ID:rIm79ttv0.net<> プレイヤーに有野課長を起用しよう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:53:19.085 ID:hTovoeUva.net<> ステ改竄しようぜ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:53:22.165 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「い、いやっ…俺よりマシな勇者なんていくらだっていただろ!?」

妖精「それは、正攻法で見ればね。でも君は決定的な切り札を持っている」

男「えっ!?」

妖精「それはね…」

バキンッ!

男「!?」

妖精「!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:55:44.530 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:55:53.926 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「な、何だっ!?」

妖精「思ったより早く気付かれちゃったか。相当気を使ったのに。
    やっぱりあの勇者は異常だなあ…」

バキ、グキッ!

男「うわあああっ!! ど、どうするんだ!?」

妖精「説明してる時間がなくなっちゃった。とりあえず、これ持って」

男「何だ…短剣?」

妖精「うん。名づけるなら…そう、“ショートソード”」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:56:44.601 ID:hTovoeUva.net<> そういえばもうダメだって言わなくなったな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 16:58:29.307 ID:zJ5G0wvr0.net<> C円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 16:59:19.179 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「ショートソードって…」

ドガガガガガガガガ!!!

男「わーっ、そ、そこら中亀裂だらけだぞ!?」

妖精「言ってる場合じゃなかった。じゃあ、今すぐ送るから」

男「ちょっ、今送られてもワケがわからんぞ!?」

妖精「大丈夫。できる限りのサポートはしておいた。あ、そうそう、最後にひとつだけ」

男「何だよ!?」

妖精「君の賢さは1じゃなくって、1をず――――――――っと下回ってるの」

男「はいっ!?」

妖精「表示上は1になっちゃってるんだけど、実際はマイナス65535とか、そんなの(笑)」

男「」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:00:36.837 ID:rIm79ttv0.net<> 俺のパスワードによく使ってる数字じゃん>65535 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:01:32.075 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「それが今、何よ!!!」

妖精「あはははは。じゃあね男、頑張ってね。」

ズガァアア―――――――――ン!!!!!

男「うわあああああああああ!?」

妖精「…お姉ちゃん、助けてあげてね?」

男「えっ!?」

妖精「会った事もないんだけどさ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:04:29.945 ID:zJ5G0wvr0.net<> ボクっ娘妖精死んでしまうん? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:04:54.834 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王の間―

男「うわあああああああああっ!?」 ドスン

妖精「!?」

男「いっつー…も、戻ってきたのか…?」

妖精「ああ…お、男っ…!」

男「妖精さん…へへ、戻ってきたよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:06:23.181 ID:OCAVl+rtM.net<> ニカッ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:06:54.959 ID:rIm79ttv0.net<> てことは-65535の先を超えると逆カンストが起こるのか? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:07:09.631 ID:avUyK8T+d.net<> 市営 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:07:29.453 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:07:41.468 ID:hTovoeUva.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:07:57.111 ID:h2LdLSPed.net<> >>593
思ったけどマイナスフローって無いんじゃね? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:08:36.174 ID:SHCQGYZG+.net<> 追い付いた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:09:35.472 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「ふう…ロングソードに不穏な光が混ざっているから、何かと思ってたら。
    まさかこんな事になるとはね」

男「…!」

勇者「ロードか…迂闊だった。でも、僕が消える前に気付かせてくれてよかった」

男「お前…あっちの妖精さんに、何した!?」

勇者「…やはり妖精族は危険か。これでは、やはりやむを得ないのか…」

男「…何したかって聞いてるんだ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:09:50.667 ID:rIm79ttv0.net<> >>597
なるほど <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:13:46.296 ID:6dOqm67g0.net<> これって何がロードされたん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:13:46.998 ID:zJ5G0wvr0.net<> C円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:14:05.782 ID:zM/7feoO0.net<> >>601
キャラデータ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:14:09.727 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「答える必要は無い。なぜなら君は、もう一度虚無に落ちるからだ」

男「この…お前だけは、本当に…本当の本当の、本当の本当の本当に!!」

男「絶ッッッッッッッッッッッッ対に、許さねぇえええええええええええ!!!!!」

勇者「これはまた、見事な啖呵だね。優劣さえはっきりしていなければね」

男「うるせえええええ!!! ショ―――――――――ト、ソォオオオ―――――――――ドっ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:17:17.825 ID:2ZOCsLQ40.net<> 処理方法とキャップミスによってはマイナスフローが存在するゲームもあるよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:19:17.698 ID:RMEB7uUO0.net<> 暫くゲームから離れてたからところどころついていけない
そんでも面白いから読んてるけど <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:19:26.397 ID:c3VlVmrd0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:20:16.005 ID:Xq+bfvtvM.net<> どうぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:24:01.092 ID:rDAcS3780.net<> エアリーを思い出した

しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:25:14.653 ID:FE6MNddZa.net<> >>609
ていうかセカンドのラストにそっくり
まあパクれるはずはないんだけど <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:25:24.745 ID:9qeNE2al0.net<> アフィアフィウンコマン <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:29:10.045 ID:/iGyf0NZM.net<> はよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:29:28.519 ID:sE8IamZrF.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:30:26.210 ID:27F0bWEma.net<> まぁ、今の時代前例の無い完全オリジナルな話ってだけで価値ある時代ですから <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:31:07.546 ID:DNsWwNLl0.net<> ん?これ書き貯めてるんじゃないのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:34:13.371 ID:zJ5G0wvr0.net<> >>615
途中からリアルタイム進行 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:34:57.519 ID:OwBEYZDX0.net<> 追いついた
支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:35:35.155 ID:QHYKxhN10.net<> はよはよはよはよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:35:44.672 ID:mbZx2GAX0.net<> ちょっとリアルトラブル <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:36:11.091 ID:h2LdLSPed.net<> おいどうした大丈夫か <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:36:38.224 ID:zJ5G0wvr0.net<> ん?どうした? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:37:15.010 ID:c3VlVmrd0.net<> トラブルて大丈夫?
のんびり待ってます <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:38:05.120 ID:QHYKxhN10.net<> 大丈夫? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:38:39.039 ID:kNbthg4d0.net<> リアルトラブル(うんこ) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:40:31.266 ID:M7UehXmKd.net<> 紫煙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:40:35.574 ID:vp2Lw+BlM.net<> うんこもらした? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:41:26.505 ID:zJ5G0wvr0.net<> うんこならしょうがない <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:42:13.396 ID:6dOqm67g0.net<> ショートソード出してるのかな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:42:20.332 ID:OwBEYZDX0.net<> なんだうんこか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:47:09.091 ID:zJ5G0wvr0.net<> うんこほ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:47:23.122 ID:zXqvWq3pr.net<> wktkしながら待機中 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:47:48.347 ID:rpsCZEJo0.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:48:21.757 ID:FgcR2w/10.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:49:27.656 ID:WfICt8B40.net<> きになる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:49:49.795 ID:OwBEYZDX0.net<> 木 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:50:18.377 ID:ZWaP3/jH0.net<> 続きはまた3年後かな? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:53:00.226 ID:D5DWDSt9d.net<> そんなー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 17:55:55.428 ID:IBCIl5Wsd.net<> 気になる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:57:40.010 ID:OwBEYZDX0.net<> ほ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:57:44.828 ID:ZWaP3/jH0.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:58:11.989 ID:FgcR2w/10.net<> バンバンバンバンバンバンバン
バン     バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
   \/___/ ̄ ̄
  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/
    ; '  ;
     \,( ⌒;;)
     (;;(:;⌒)/
    (;.(⌒ ,;))'
 (´・ω((:,( ,;;),
 ( ⊃ ⊃/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/ ̄ ̄
       /\
      / /|
     ∴\/ /
     ゜∵|/
  (ノ・ω・)ノ
  /  /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチ
ポチ (∩`・ω・) ポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/
    /_/ ̄ ̄ ̄ ̄ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 17:59:23.809 ID:a4vS+a18+.net<> 更新( ゚ェ゚)σドルルルルルルルル <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:00:17.185 ID:mbZx2GAX0.net<> ごめんね あと30分以内には帰ります <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:02:33.396 ID:yWhnldBq0.net<> 他のやつが保守してるから待ってるよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:03:41.130 ID:vp2Lw+BlM.net<> あんまり保守しすぎると完結前に埋まりそう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:10:23.809 ID:wYDtwQZzd.net<> きたい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:10:58.574 ID:kNbthg4d0.net<> 痔持ちのうんこは慎重にやらないとね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:12:08.850 ID:mbZx2GAX0.net<> ただいま ものすごく凹んでこの先もひと悶着ありそうだけどやります… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:14:45.417 ID:IBCIl5Wsd.net<> >>648

何があった? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:15:12.416 ID:Fb+OeSvhD.net<> うんこして凹むとかどんだけ便秘なんだろう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:16:12.192 ID:mS2ssnvy0.net<> うんこの勢いで便器が凹んだんだろ察してやれよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:17:07.706 ID:GC14bnUMd.net<> >>649
聞くなよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:22:31.407 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:23:29.622 ID:vp2Lw+BlM.net<> マイペースで良いから頑張れ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:25:01.170 ID:mbZx2GAX0.net<> また時間とられてしまったが強行するぞー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:25:39.944 ID:zJ5G0wvr0.net<> おかえり <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:26:23.011 ID:zXqvWq3pr.net<> 待ってた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:28:06.326 ID:n6yVaN0Pa.net<> 追いついた頑張れ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:28:25.619 ID:sR/TWMYs0.net<> 期待 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:29:02.197 ID:OlEnybTcd.net<> 頼んだぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:31:45.040 ID:UOuGfpBR0.net<> >>649
うんこ漏らしたんだろ察しろ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:32:37.187 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「来てくれ、みんなァ―――――――――――ッ!!!」

妖精「これは!?」

勇者「…眩しい光だ」

黒騎士「…呼んだか?」

男「黒騎士!」

父「おう、呼んだか男?」

男「親父!!」

娘「くすっ…呼んだの、男?」

男「娘さん…って、え? 何で?」

勇者「なるほど、ロード、ね。…ご都合主義も大概にして欲しいな」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:36:54.930 ID:kNbthg4d0.net<> 便所スリッパはよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:38:01.268 ID:l/8bO2uJM.net<> うっ……ふぅ…… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:38:35.904 ID:mbZx2GAX0.net<> ショートソードが、さらに眩い光を放つ!

妖精「! システムメッセージが、復活した!」

勇者のロングソードから、暗い波動が消えてしまった!

勇者「…ああ。デバッグモードをオフにされてしまった」

妖精「すごい…完全に理の外の力だわ。一体何が…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:40:55.274 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…妖精さんの妹が、助けれくれた」

妖精「えっ?」

男「それは後で話すよ…で、黒騎士」

黒騎士「…ああ」

男「親父」

父「どうした、マイサン?」

男「…娘さーん」

娘「はーい」

男「いや、はいじゃないが…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:42:48.759 ID:kNbthg4d0.net<> ライオンはこないのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:43:04.493 ID:rIm79ttv0.net<> 嫌なことがあったのか復帰後から打ち切り漫画的な投げやりな展開になってきたぞw <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:43:32.035 ID:OwBEYZDX0.net<> セーブ妖精やっぱ女か <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:44:53.214 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「何でここに?」

娘「えっ? だってそれは…当たり前じゃない」

父「そうだな。マイワイフがマイサンを案じるのは…至極当然、オフ・コースだな」

男「えっ」

娘「はーい」

男「いやどう見たって俺と同じくらいの年齢なんだが…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:44:53.219 ID:c3VlVmrd0.net<> 強すぎぃ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:48:51.344 ID:l/8bO2uJM.net<> たまにはこういうのも <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:49:18.190 ID:WmYT0evJp.net<> >>652
なに言ってんの? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:51:06.272 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「ハッハッハ。お前忘れたのか? 水の大陸で俺から送られた罠…ハニー・トラップ!」

男(多分一生忘れない)

母「ごめんね男。私、同じ事しか喋れなくなっちゃったから。お父さんに、助けて貰ったのよ」

父「予備のボディしか無かったから、ずいぶんとベビーフェイスになっちまったが…
   ま、良しとしよう!!」

男「いやー。ほえー。そーなんですかー」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:52:43.874 ID:5NkyjZTv0.net<> 一度諦めた者にチャンスは二度とない <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 18:54:49.384 ID:zJ5G0wvr0.net<> 勇者どこ行ったんだ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 18:56:22.473 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者の攻撃!

黒騎士「! 危ない!」

美剣士の攻撃!

両者の素早さは互角! 鍔競り合いが発生!!

黒騎士「ぬおっ…!」

黒騎士はパワー負けして吹き飛ばされた! 235のダメージ!

男「く、黒騎士っ!」

勇者「全く…やめてくれないかな。魔王城で一家団欒、なんて」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:00:22.108 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者の攻撃!

父「むっ!」

水の障壁が攻撃を防いだ!
ミス! 父にダメージを与えられない!
水の障壁は消滅した!

勇者「まだだ」

勇者の攻撃!

父「くっ…リキャストタイムが、間に合わねえ…!!」

クリティカルヒット! 父に405のダメージ!!

父「ぐおっ…!」

男「親父っ…!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:03:30.299 ID:vp2Lw+BlM.net<> さすが勇者強い <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:03:42.838 ID:c3VlVmrd0.net<> 勇者も普通に強いのね
腐っても勇者 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:06:00.014 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「一家惨殺なんて…全く、僕の徳はどこまで下がればいいんだい」

妖精(っ…正攻法でも、強い!)

黒騎士「男! 妖精! 何をぼやってしてる!!」

妖精「はっ!」

父「勇者権限で、俺達のターン常に後手…スローリィに立ち回らざるを得ない!」

娘「あなたがやるのよ、男!!」

男「そ、そうだ…よし!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:12:05.055 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者の攻撃!

男「! やばい! >ぼうぎょ!」

男はガイアソードで、勇者の太刀を受けた!

男「ふんぐぬっ…!!!」

勇者「おや? ショートソードは使わないのかい?」

男「あれはさすがに…みじっかいんだよ…!」

勇者「そうかい」

しかし、ぼうぎょは崩されてしまった!

男「うわあああ―――――っ!?」

男は吹き飛ばされた! 735のダメージ!

勇者「まあ、どっちでも変わらないけれども」

娘「男!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:13:29.179 ID:8ey7/jMP0.net<> かーちゃん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:15:49.333 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「汝風の神に愛され…省略! 疾風韋駄天、 >クイック !!!」

妖精はクイックを唱えた! 娘はこのターン、最初に動けるようになった!

娘「あら」

妖精「出てきたって事は何かできるんでしょ!?」

娘「ナイスサポートです。ありがとう、妖精さん…! >じゅもん…」

勇者「ごめん、させないよ」

勇者の攻撃!

妖精「なっ!? クイックの補正に割り込むの!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:15:53.360 ID:J/6CvKl70.net<> しえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:18:53.762 ID:zJ5G0wvr0.net<> C円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:21:53.962 ID:mbZx2GAX0.net<> 娘「きゃっ…」

父「さぁ―せぇねェエエエ―――――――ッ!!! >ガード だあああああっ!!!!」

父は娘を庇った!

娘「あなたっ…!」

勇者「美しいね。でも、水の闘神ごときでは…」

黒騎士「ならば俺もだ!!!」

黒騎士は娘を庇った!

娘「黒騎士さん!」

勇者「水の闘神、プラス黒騎士か。どちらもボスクラスのステータスだね」

勇者「それでも」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:22:49.271 ID:MXBI/17k0.net<> 追いついた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:27:25.349 ID:mbZx2GAX0.net<> 父&黒騎士「うおおおおお――――――――ッ!?!?」

しかし、ぼうぎょは崩されてしまった!
ふたりに212のダメージ!

勇者「遠く及ばない」

妖精「二人ともっ!」

娘「くっ… >ヒルオーラ !」

娘はヒルオーラを唱えた!
男のHPが半分回復した!
父のHPが半分回復した!
黒騎士のHPが半分回復した!

男「うっ…」

娘「男、気がついたわね!! なら、立ちなさい!!」

男「そうだ…止まって、られねェ――――――ッ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:27:37.041 ID:ntqBgygi0.net<> 紫煙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:31:12.607 ID:C9t6Bj5R0.net<> まだやってんのかw <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:32:07.936 ID:J/6CvKl70.net<> 紫煙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:32:42.580 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「くらえェ――――――ッ!!! >かえんぎり!!!!」

男の攻撃! ガイアソードが炎にうなる! 火炎斬り!

勇者「うん」

勇者は攻撃を防いだ!
ミス! 勇者にダメージを与えられない!

勇者「効かないんだ、すまない」

男「まだだァ――――――――――――ッ!!!!」

男の追加攻撃! 二重音速火炎斬!

勇者「それでも」

勇者は攻撃を防いだ!
ミス! 勇者にダメージを与えられない! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:34:24.058 ID:wY05mShIp.net<> バトル長いな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:34:35.675 ID:zJ5G0wvr0.net<> 勇者無双 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:34:54.880 ID:J/6CvKl70.net<> 勝てる気がしない… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:36:37.327 ID:XZuDCf6R0.net<> バーボンハウスかな? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:36:44.634 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒騎士「三撃目だ!」

黒騎士の攻撃! 鉄の塊が炎にうなる、火炎斬り!

勇者「だと、してもだ」

勇者は攻撃を防いだ!
ミス! 勇者にダメージを与えられない!

黒騎士「くっ…四撃目! 法則、崩壊…」

勇者「もういいだろう?」

勇者のカウンター魔法攻撃!

黒騎士「なっ…」

勇者「綴る」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:36:59.742 ID:bFW9zyCP0.net<> まだ残ってたのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:39:40.138 ID:h2LdLSPed.net<> 綴んな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:43:44.197 ID:JyvLe4kr0.net<> 綴っちやったかー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:44:20.026 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「…果てよ、果てよ、果てよ、果てよ。妖精に倣って、僕も省略だ」

妖精「あれは…ヤバい!」

黒騎士「! まずい!」

黒騎士は男を庇った!

男「くっ、黒騎士!!!」

勇者「第八星光魔術。 >パストゥエグザイル」

勇者は極限の光魔術を放った! 浄化の光が黒騎士を包む!

黒騎士「ぐっ…オオアアァ―――――――――ッ!!!」

黒騎士は灰になった。

男「そっ…そんな…く、黒騎士――――――――ッ!!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:45:00.097 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:45:31.617 ID:QHYKxhN10.net<> テンションあがってきた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:45:50.125 ID:yzhu1s9a0.net<> ああ黒騎士が <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:46:18.922 ID:zJ5G0wvr0.net<> 一度ならず二度までも灰になっちゃう黒騎士さんって… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:47:26.851 ID:byFSAEStp.net<> 絶対灰になるマン <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:48:05.377 ID:OlEnybTcd.net<> 黒騎士さんバイバイ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:48:58.073 ID:mbZx2GAX0.net<> 父「うろたえるな! エンドナの勇者はうろたえないッ!! モード反転!!!」

勇者「む?」

父「俺にうらじゅもんを使う隙を与えるとは迂闊だったな…!
   グンナイだぜ勇者さんよ… くらいな、“レベル?スリープ”ッ!!!

妖精「あれは…! 【?】 は所持金の末尾一桁を参照し、その倍数の敵には必中のうらじゅもん!!!」

父「眠れぇええええええッ!!!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:50:28.298 ID:DNsWwNLl0.net<> ん?弐号機のビーストモード? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:53:57.736 ID:0aLu4urG0.net<> みてる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:55:02.806 ID:mbZx2GAX0.net<> 睡魔の妖気が、勇者を眠りへと誘う…!

勇者「…ふう」

勇者は眠らなかった。

妖精「えっ…!?」

娘「そんな…夫の禁呪が通じないなんて!!」

父「バカな…俺は1ゴールドしか持ってないぞ!? これで眠らない事など、不可能…インポッシブルだ!」

勇者「勇者特性。“真の勇者”」

父「何…だと…」

勇者「皮肉だよね」

勇者のカウンター魔法攻撃!

父「…!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:57:57.273 ID:UzeW4+pG0.net<> 4えん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 19:58:32.762 ID:VEJHdsnsa.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 19:59:16.564 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「果てよ。パストゥエグザイル」

父「ぬわ――――――――――――っ!!!!!」

男「オ、オヤジイイイイイイイッ!!!!」

娘「あなたああああああっ!!!」

父は灰になった。

勇者「さて…本当に嫌だなあ。女子供しかいない」

妖精「あっ…ああ、ああああ…」

男「そんな…親父まで…」

妖精は放心している。
男は放心している。

娘「! ダメ、二人とも気を確かに!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:00:33.146 ID:c3VlVmrd0.net<> どうしてみんな消えてしまうん? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:01:35.475 ID:/tcBewYB0.net<> 倍数の敵て何 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:01:38.991 ID:DNsWwNLl0.net<> 勇者と男 2人だけにするためじゃね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:05:09.507 ID:kNbthg4d0.net<> 二人でなにをするんでしょうか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:05:11.695 ID:mbZx2GAX0.net<> 娘「じゅ、じゅもん…!」

勇者の攻撃!

娘(!)

勇者「綴る…までも無いんだよね本当は。
    こういう時、ご婦人方は後にするのがせめてもの誠意かな」

妖精「しまった、出遅れた…! 男っ…!?」

勇者「いよいよもって消えてもらうよ、男くん」

男「う…う、わ…!!!」

勇者「じゃあね。“パストゥエグザイル”」

男「うわぁ――――――――ッ!!!!!」

勇者は極限の光魔術を放った! 浄化の光が男を包む!

妖精「お、男ォ――――――――ッ!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:06:02.061 ID:mbZx2GAX0.net<> >>717 ごめんなさい 【レベルの倍数を持つ敵】 の間違いです <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:06:54.018 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:09:04.871 ID:mbZx2GAX0.net<> 娘は男を庇った!

男「あっ…だ、駄目だぁ――――ッ、母さぁ――――んッ!!!」

娘(駄目じゃないわよ。母さんだもの。
  私は必ずお前が勇者を倒すと信じていますからね、男よ…)

娘は灰になった。

男「あ…あ…」

妖精「もう…ダメよ…おしまい、よ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:11:52.943 ID:JyvLe4kr0.net<> バッタバタいくな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:12:28.127 ID:dMHoeJ8C0.net<> 今北三行 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:12:38.870 ID:hheAQ+1Yd.net<> 絶望しかないやん… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:14:01.026 ID:WQAuvSrud.net<> 追いついた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:14:37.254 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「戦意喪失かな。もうずっと僕のターンだね」

勇者の攻撃!

勇者「>うらじゅもん。 “レベル5パラライ”」

妖精「あッ…!」

妖精は麻痺してしまった!

男「あっ…よ、妖精さん…!!」

勇者「どうしたの? 君はこの子を助けに虚無から舞い戻ってきたんじゃないの?」

男「あっ…あっ…!!!」

勇者「ふうん…惜しいな。一時は君に勇者の光を見たのだけれども。>とくぎ」

勇者のこうげき!

男「!? 消え、た…」

勇者「ここだよ」

男「!? いつの間に懐に…!!!」

“せいけんづき”!!!

男「がっ…ふ!?!?!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:14:37.956 ID:V21J6dOLM.net<> 勇者つえーな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:15:07.934 ID:kNbthg4d0.net<> >>725
便所サンダル
美騎士
黒騎士 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:15:42.486 ID:5eRNhW6u0.net<>               / ̄ ̄ ̄ ̄\
        / ̄ ̄ /;;::   / ̄ ̄ ̄ ̄\
    / ̄/;;::    |;;:: ィ●/;;::   / ̄ ̄ ̄ ̄\
   /;;:::  |;;:: ィ●ァ |;;::   |;;:: ィ●/;;::       ::;ヽ
   |;;:: ィ●|;;::      |;;::   |;;::   |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|パストゥエグザイル
   |;;:::   |;;::   c{ |;;:::  |;;::   |;;::        ::;;|  
   |;;::  c|;;::  ___ヽ;;::  |;;:::  |;;::   c{ っ  ::;;|
   |;;::  __ヽ;;::  ー / ̄\;;ヽ;;::  |;;::  __  ::;;;|   
   ヽ;;:::  | ̄\;;  /    / ̄\;;ヽ;;::  ー  ::;;/
   | ̄\;;: |  |    |   | /   / ̄\;;::   ::;;/ ̄|   
   |  |   |   \   |   レ  /            |
   |   \ \  \..|  / /  /         /   |    
   .\   \ \   | ././  /        /   /
      \   \ \ .| /  /      /   /
       \   \ヽ|/  /      /   /
       (__(__(__)       (___)
      / ̄/ ̄/ ̄/              ̄ ̄ヽ
      / /  / /                     '、
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   ;' /  /     /        ヽヽ|      |
   | / ./     /           ヽ|     |
   |;/     /                 |     |
   (_____)                (_____) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:17:21.936 ID:3ysh2cVQ0.net<> >>730
何故そのチョイスなのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:18:13.696 ID:TO4EdZHv0.net<> 事の運び方が花田臭い <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>age<>2015/06/24(水) 20:21:41.875 ID:d7vYJNt2a.net<> ハッピーエンドはよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:22:42.933 ID:mbZx2GAX0.net<> 強烈なボディブローがクリーンヒット! 男は999のダメージ!!

男「う゛あ゛ッ゛…」

男は倒れた…

妖精「あ…ああっ…」

勇者「回復役がいないのだから、この程度で十分だ。
    もう、リスポンポイントも失われた。君らの勝機は、ごく僅かな状態からゼロになった。
    今からデバッグルームに行き、デバッグモードをオンにもどす」

妖精「…」

勇者「君達を消すのはそれからだ。…では死までの今ひと時を、やすらかに祈ってでもおいてくれ」

男「…」

勇者「…少しくらい君にも見せて欲しかったものだ。
    0番目の勇者、君ならではの意地を」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:23:33.522 ID:9FwogQ2f0.net<> 機内で遊べるアプリになったらプレイするよー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:25:46.578 ID:mbZx2GAX0.net<> ― どこか ―

男(…)

男(どうなった…俺はまた、虚無とかいうのに、落ちたの?)

男(本当に何も感じない。獅子人も、黒妖精もいない…何の気配も感じない)

男(冷たくすらない。苦しみすら感じない)

男(俺は…)

男(死ぬのか…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:28:15.788 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:30:21.721 ID:mbZx2GAX0.net<> 男(…大体何だよ、俺ならではの意地って…)

男(ガイアソードだぞ。水の闘神だぞ。黒騎士だぞ。レベル255の妖精さんに、
  うらじゅもんに、火炎斬りのチート奥義に、全体回復できる母さんのサポートまで込みで…
  勝てるわけないだろ…常識的に考えて…)

男(やったよ、もう。俺はよくがんばった。
  1000ターン戦わされたり、便所サンダルとチューしたり、息の根止められたり…
  散々な目にあった上で、ここまでやったんだ)

男(…もう、いいだろ…)

男(…)

?「本当にー?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:31:38.885 ID:y0SG7B7Ad.net<> 勇者は何をどうしたくてこうなったのかわからん俺に誰かおせーて <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:34:06.363 ID:mbZx2GAX0.net<> 男(!?)

妖精「はーい」

男「よ、妖精さん妹!? 生きていたの!?」

妖精「そもそもボク死んでなーい」

男「えっ…でも、隠れ家的なのは潰されたって勇者が」

妖精「今も君のポッケの中から話しかけてまーす。いえーい」

男「あっ…もしかして、ショートソードの中に!?」

妖精「うん。引越ししました」

男「よ、良かった…」

妖精「よくないよ。このままじゃ男もお姉ちゃんも死んじゃうじゃない」

男「…っ、それは…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:38:05.174 ID:jeOa4P110.net<> さるしえん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:38:15.664 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…ごめん、俺が至らなかったから…」

妖精「あるよ」

男「えっ?」

妖精「君の、意地。あるじゃない。っていうか、自分で言ったじゃない、今。」

男「な、何がだよ…」

妖精「振り返って、今までの旅を」

男「今までの旅…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:40:08.707 ID:OlEnybTcd.net<> ちゃんと1000までに終わらせるんだぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:40:40.643 ID:GC14bnUMd.net<> 1000たーん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:41:39.093 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…」

妖精「あたしは勇者をサポートする妖精さん!あたしが来たからにはもう大丈夫!
    他の勇者の資質を持つものが全て倒れてしまった今、希望はあなただけよ!」

(最初…妖精さんに、無理やり連れ出されて…)

男「っぷはぁ!?」

母「目が覚めたのですね、勇者よ。あまり無理をしてはいけませんよ」

(いきなりひどい目に会って、家のベッドで母さんに起こされて…)

土蛙「…」

妖精「ガイアソードはガイアトードを召喚できるのよ!」

(蛙さんに助けてもらって、エンドナからは何とか脱出して…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:44:48.737 ID:JF0Z1CPH0.net<> 1000スレ前には次スレ作るぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:45:56.927 ID:mbZx2GAX0.net<> 海竜「クェーッ」

男「こいつぁ気持ちいいやーっ」

(シドラヌに、火の大陸に連れて行ってもらって…)

妖精「紹介するわ。剣士のテニーよ」

美剣士「今になって俺に泣きついてくるとは…全く、失笑を禁じえないぜ」

(美剣士に出会って…)

獅子人「はいはい何ですか、もう。暑苦しいなあ…」

男「貴様かぁっ、オーブの守り人はっ!!!」

(はじめての三闘神、獅子人を倒したんだ)

族長「それが、このッ!」 ブンッ!

族長「"かえんぎり” だッ!」

(そうだ。族長にかえんぎりを教えて貰って、今度は…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:46:18.201 ID:jeOa4P110.net<> 猿 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:48:06.275 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「…そろそろね」

ドンッ

少女「きゃっ!?」

男「うわっ」

(水の大陸だ。)

父「どうだ? 俺からお前に贈るハニー・トラップ…恋の罠の味、もとい、便所サンダルの味は!」

男「あっ」

妖精「うわっ」

(そう、最悪な事にあれが親父で…)

男「“二重音速火炎斬”…これが二重の、極みだァーーーーーッ!!!」

父「ぬおおおおおおッ!?」

(でも、わけのわからない奥義を閃いて勝てたんだ)

妖精「そのタイルは移動速度8倍の矢印床属性だからねー! そのまま風の大陸まで止まらないわよー! じゃねー!」

男「ちょっおまっいくら何でもざっけっ段々深くなってきたよぉあばばばばばばば」

(で、これまた酷い方法で風の大陸に渡って) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:50:41.018 ID:jeOa4P110.net<> さるよけ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:50:58.749 ID:mbZx2GAX0.net<> 娘「いやーっ! 誰か助けてーッ!!」

盗賊B「そんなに騒いだって誰も来やしねェって…ぐへへへへ」

男「な、何だよあのテンプレ展開…まるでRPGじゃないか…!
  おいっ、お前らっ!」

(女の子が襲われてて…ってあれ、母さんだったんだよな…)

黒騎士「我は漆黒の騎士…“ビューティフィリオンフェヒター”と呼ばれし者」

男「ひどい名前だ」

娘「気をつけて下さい! 村の男達が束になっても、あの騎士には敵わなかったんです!!」

(で、何だか中二病が悪化してる美剣士と再会して)

男「いやー、賢さ上がっちゃうなー!!」

どこかで扉の開く音がした…

男「すぐそこだろ」

(妖精の試練だとかいう底意地の悪い洞窟も、なんとか突破して) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:53:01.298 ID:WQAuvSrud.net<> >>740
世界にバグがあったからその原因(自分を含めた勇者)全部消したる
で合ってる? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:53:25.831 ID:mbZx2GAX0.net<> 黒妖精「フン、遅っせーんだよバカが。スイッチ床でどんだけ手こずってんだよ」

男「何だお前!? …って、また妖精で、また黒かよ! もうわけわかんないよ!!」

(あの最悪な黒妖精も、息の根とか止められながら何とか倒して)

男は朱の柱に、赤い瞳のオーブを置いた。
男は蒼の柱に、青い瞳のオーブを置いた。
男は翠の柱に、緑の瞳のオーブを置いた。

三つのオーブから黒き柱へと光が注がれ、
黒き柱は天へと誘う光の柱となった!

男「お、おおー…すごい」

妖精「後はこれに乗って魔王城までひとっとびよ」

(ついに、最終決戦…魔王城までやってきたんだ…) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:56:26.291 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…」

妖精「色々あったよね。…ボク、全部見てたよ」

男「…そうだったんだ」

妖精「ボクにはわかる。あの苦難の数々を乗り越えながら、
    決して途中で諦める事のなかった君が、何を考えていたのか」

男「…俺が、考えていた事…」

妖精「そう…それこそが、君の意地。君の誇り。
    その思いのたけを、アイツにぶつけてやってよ、男!」

男「…そうか、そうだった…」

男「 思 い … 出 し た ! ! ! 」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:57:13.403 ID:c3VlVmrd0.net<> 覚醒きたー! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 20:58:55.005 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王の間―

勇者「願わくば、世界の安寧を」

妖精「…」

「 待 ち や が れ ェ ッ ! ! ! 」

勇者「…!」

妖精「えっ…?」

男「かしこさ高そうな台詞吐いて、消えようとしてんじゃね―――――ッ!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 20:59:41.549 ID:mprExc6cp.net<> ワルブレ好き過ぎだろww <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:01:38.311 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「…これは本当に驚愕だよ。 …“アナライズ”」

勇者はアナライズを唱えた!

男 HP:0

妖精「う…嘘…」

勇者「この世界もいよいよ終焉だね。死人が堂々と起きているようでは。
    で、何しに起きて来たのかな?」

男「思い出したんだよ…!」

勇者「…何をかな?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:02:46.816 ID:OrmwvpZ30.net<> 追いついてしまった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:05:39.756 ID:wYDtwQZzd.net<> ほ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:05:40.698 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「これまでの、旅…辛いことばっかやらされて、真面目なRPG要素なんてほとんどなくて!
  妖精さんとか獅子人とか親父とか黒騎士とか、その他もろもろの登場人物も変なヤツばっかりで…
  それでも俺はここに来て! その間、何を考えてたかっていうと…」

勇者「…」

男「 特 に ! 何 も 、 考 え て な か っ た ! ! ! 」

妖精「えっ」

勇者「…はあ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:11:38.143 ID:yn8PTz500.net<> な 、 な ん だ っ て ー ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:12:30.743 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「わけがわからないよ。君は完全に僕の理解の外に行った」

妖精「ちょっ…あ、あんた…いくら何でもふざける局面じゃない事くらいわかってるのよね…!?」

男「ふざけてなどいない(キリッ)」

妖精「ぶほっ…」

勇者「やれやれ。頭が痛くなってきた。有終の美という言葉があるだろう?
    もうすぐ真のエンディングなんだ。水をささないでくれるかな」

男「ほんとにふざけてなんかない…頭カラッポの方が、夢詰め込める…!
   何にも疑問を挟まないで! がむしゃらに勇者の道を走ってきたから!!
   俺は…みんなの気持ちが、わかるんだァ――――――――――ッ!!!」

勇者「…!」

男「行くぜぇえええええええええっ!!! アレックス――――――――――ッ!!!!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:16:17.605 ID:mbZx2GAX0.net<> 男はショートソードを振りかざした!

男「ハイパァ―――――――モオォ――――――――――――――ド!!!!」

男の全身が、黄金のオーラに包まれる!

妖精「あっ…あれって…!」

勇者「何をするつもりなのかわからないが…今の君は危険かも知れない!」

勇者の攻撃!

男「無駄ァ――――――――――――――ッ!!!!!!」

ミス! 男にダメージを与えられない!!

妖精「!!」

勇者「…何?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:17:38.431 ID:kRCnmU7A0.net<> 紫煙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:17:52.217 ID:JyvLe4kr0.net<> 時でも止めるのかね? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:19:38.446 ID:jeOa4P110.net<> ついに明鏡止水の境地に <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:19:55.148 ID:CePo43gAr.net<> 4円 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:20:15.920 ID:9rn5YST50.net<> ショートソード… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>age<>2015/06/24(水) 21:20:20.797 ID:NmEOXOwz0.net<> 男「セブンセンシズゥウウウウウウウ!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:21:35.992 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「くらええええええええッ!!!!!!!!」

男の攻撃! >かえんぎり + >かえんぎり + >かえんぎり + …
火炎斬りの100回連続攻撃!

勇者「!? これは…!」

男「火炎斬り…コンフュ―――――――――ズッ!!!!!!」

勇者「く、くッ…!」

勇者は攻撃を防いだ!

勇者「こッ…これは、いくら…何でも!! 出鱈目すぎる!!!」

勇者は攻撃を防ぎきれなかった!

勇者「うおぉッ…!?」

勇者は爆炎に吹き飛ばされた! 10735のダメージ!

妖精(ポカーン) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:21:55.324 ID:c3VlVmrd0.net<> 黄金に光るのは基本 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:23:18.101 ID:jeOa4P110.net<> カミーユwww <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:23:21.022 ID:XDhwi2wm0.net<> ゴールドセイントかな? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:23:32.683 ID:j087Kgfhp.net<> 意味わからんぞ
誰か説明してくれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:23:47.676 ID:fnSIePu5d.net<> >>776
考えるな感じろ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:23:47.637 ID:N9pgkoAS0.net<> アレックスって誰だっけ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:24:40.731 ID:monyrgFE0.net<> >>778
ナンバー1の勇者な
俺も最初少しだけ誰だっけって思ったわ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:25:24.668 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「何が、起きている…! “アナライズ”!!」

勇者はアナライズを唱えた!

名前:男
LV:ERROR
経験:ERROR
称号:勇者勇者勇者勇者勇者勇者勇者勇…
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:ERROR
MP:ERROR
筋力:ERROR
体力:ERROR
賢さ:1
敏捷:ERROR

そうび
E ショートソード
E かぜよみのころも

攻撃力:ERROR
防御力:ERROR

<おぼえたとくぎ>
火炎斬り火炎斬り火炎斬り火炎斬り火炎斬り火…

<つかえるじゅもん>
ERRORERRORERRORERRORERRORER… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:25:25.769 ID:6o60lu8d0.net<> 綴るかっ!? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:26:24.974 ID:qb+tNgk40.net<> 賢さはマイナス方向にERRORしてそう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:26:38.256 ID:yzhu1s9a0.net<> 賢さは確変時でも1なんだな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:27:01.739 ID:fnSIePu5d.net<> あはは…星があんなに近く…あれ…あれ?摑めないなぁ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:28:21.414 ID:OlEnybTcd.net<> 未だにかぜよみのころも装備してんのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:29:12.631 ID:JyvLe4kr0.net<> バグってるうー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:30:54.010 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「は…はは、ははははははは!!!!」

妖精「は…ハァ…ふえぇ?」

勇者「そうか、そういう事か…!」

男「そういう事だァ――――――――ッ!!!!!」

勇者「ロード…ロードね、は、はは、はははははは!!!!
    すごいよ…すごすぎるよ、男くん!!!!!
    くだらなさすぎる…!!!! ハハハハハ――――――ッ!!!!!」

妖精「いや、あの。すいません、通訳」

勇者「そうだろう…これは僕と彼にしかわからない…!
    教えてあげるよ、妖精!」
    
勇者「僕以外で火炎斬りを使える勇者が、彼を含めてちょうど100人なのさ!!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:33:03.887 ID:y0SG7B7Ad.net<> >>753
合ってるかどうかわからないけど
ありがとう
やっぱよくわからないや <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:35:12.007 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「…! すいません、わかんないです><」

勇者「それでもいい!!! 僕ははじまりの勇者として強くなりすぎた…
    誰よりも早く生まれ、そして腕を研磨し続けた僕に…今まで誰もかなわなかった!!!」
    この発想はなかったよ、男くん… いや、」

勇者「 2 5 5 人 の 勇 者 達 よ ! ! ! ! ! 」

妖精「えっ…?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:36:14.655 ID:mbZx2GAX0.net<> >>788
魔王倒したけどエンディング始まらなかったの
そんで閉じ込められて失望してたらデバッグルームなんて見つけちゃったの
わかりにくくてごめんね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:36:46.492 ID:M7UehXmKd.net<> 俺の体を皆に貸しちゃったのかな? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:39:02.575 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「お前のような奴にはわからないだろう! この体を通して出る力が――っ!!!」

勇者「いや…! わかる…! わかるとも…!!」

妖精「あっ…そうか。そうだわ! あの光って…!!!」

男「俺の体を―――――――ッ!!!
  皆に貸すぞォオオオ――――――――――――――ッ!!!」

妖精「勇者特性…人の心の、光…!!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:39:58.320 ID:y0SG7B7Ad.net<> >>790
おもしろいから話を理解したかったんだ
説明さんくす <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:41:54.311 ID:tx0dwKei0.net<> ショートって短絡的なやつかと思った <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:42:48.080 ID:qb+tNgk40.net<> なんという伏線回収
ただのメタネタだと思ってたのに <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:42:55.075 ID:mbZx2GAX0.net<> 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃!
男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 
男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 
男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の攻撃! 男の…!!!

男「255回………いや、もっと!!!もっと無限に、連続、攻撃ッ!!!!!!!」

勇者「はははははははは、ははははははははははははははははははは!!!!!!!!!」

勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 
勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 勇者は防いだ! 
勇者は防いだ! 勇者は防ぎ…切れなかった!!!!!! 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
<> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:43:29.669 ID:N9pgkoAS0.net<> rock54ってよく見るけどなんなん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:44:04.128 ID:yzhu1s9a0.net<> >>797
闇の魔術 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:44:23.609 ID:RvZMw6Yip.net<> 荒らしレス数える機能
そろそろ>>1に規制がかかる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:44:50.435 ID:DLYn05X30.net<> >>797
束縛系の呪法 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:45:12.709 ID:pCmf14JB0.net<> マジ不要な機能
AAもろくに貼れない <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:45:13.555 ID:RSNcACkyp.net<> >>797
自動車免許の切符みたいなもん
点数がなくなるとIP焼かれて書き込みできなくなる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:45:59.644 ID:qb+tNgk40.net<> Ro.ck54自体NGワードなのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:46:10.421 ID:s4mzTLBRM.net<> 不便だな2ch <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:46:58.880 ID:JF0Z1CPH0.net<> >>799
耐えてくれ…! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:47:13.912 ID:WmYT0evJp.net<> ┏━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┓
┃般│  │羯│  │故│是│故│依│無│菩│亦│無│無│不│空│度│観│  │摩┃
┃若│  │諦│  │説│無│知│般│有│提│無│眼│色│生│即│一│自│  │訶┃
┃心│  │  │  │般│等│般│若│恐│薩│老│界│無│不│是│切│在│  │般┃
┃経│  │羯│  │若│等│若│波│怖│陀│死│乃│受│滅│色│苦│菩│  │若┃
┃  │  │諦│  │波│呪│波│羅│遠│依│盡│至│想│不│受│厄│薩│  │波┃
┃  │  │  │  │羅│能│羅│蜜│離│般│無│無│行│垢│想│舎│行│  │羅┃
┃  │  │波│  │蜜│除│蜜│多│一│若│苦│意│識│不│行│利│深│  │蜜┃
┃  │  │羅│  │多│一│多│故│切│波│集│識│無│浄│識│子│般│  │多┃
┃  │  │羯│  │呪│切│是│得│顛│羅│滅│界│眼│不│亦│色│若│  │心┃
┃  │  │提│  │即│苦│大│阿│倒│蜜│道│無│耳│増│復│不│波│  │経┃
┃  │  │  │  │説│真│神│耨│夢│多│無│無│鼻│不│如│異│羅│  │  ┃
┃  │  │波│  │呪│実│呪│多│想│故│智│明│舌│滅│是│空│蜜│  │  ┃
┃  │  │羅│  │曰│不│是│羅│究│心│亦│亦│身│是│舎│空│多│  │  ┃
┃  │  │僧│  │  │虚│大│三│竟│無│無│無│意│故│利│不│時│  │  ┃
┃  │  │羯│  │  │  │明│藐│涅│掛│得│無│無│空│子│異│照│  │  ┃
┃  │  │諦│  │  │  │呪│三│槃│礙│以│明│色│中│是│色│見│  │  ┃
┃  │  │  │  │  │  │是│菩│三│無│無│盡│聲│  │諸│色│五│  │  ┃
┃  │  │菩│  │  │  │無│提│世│掛│所│乃│香│  │法│即│蘊│  │  ┃
┃  │  │提│  │  │  │上│  │諸│礙│得│至│味│  │空│是│皆│  │  ┃
┃  │  │薩│  │  │  │呪│  │佛│故│故│無│觸│  │相│空│空│  │  ┃
┃  │  │婆│  │  │  │  │  │  │  │  │老│法│  │  │  │  │  │  ┃
┃  │  │訶│  │  │  │  │  │  │  │  │死│  │  │  │  │  │  │  ┃
┗━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┛ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:47:26.300 ID:yWhnldBq0.net<> 次スレいきそう? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:47:29.165 ID:ns0E4u9Ep.net<> 👀
🌖
〜 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:47:50.039 ID:mbZx2GAX0.net<> 体は体力で出来ている

頭脳は子供で体は大人

幾たびの戦場を越えて惨敗

ただ一つの特技もなく、

ただ一つの魔術もなし

担い手はここに独り

魔王の城で剣を燃やす

故に、そのステータスに意味はなく、

その体は、火炎斬りで出来ていた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:48:17.183 ID:c3VlVmrd0.net<> がんばれがんばれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:48:27.669 ID:3ysh2cVQ0.net<> パロのオンパレードでワロタ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:48:33.362 ID:8ey7/jMP0.net<> このチープさ嫌いじゃないわ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>age<>2015/06/24(水) 21:48:54.245 ID:NmEOXOwz0.net<> あらしってか同じ文字連続で出るっぽい
!!!!!!とか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:49:02.321 ID:mbZx2GAX0.net<> >>807
もう終わりますぜ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:49:23.557 ID:kNbthg4d0.net<> ほ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:50:17.289 ID:yWhnldBq0.net<> >>814
終わったら3年ぶりに完結させた理由とか聞きたいかも <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:50:45.118 ID:JQ0WmeP0M.net<> 支援
アプリ化したら面白そうだけど登場人物が少ないね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:51:47.354 ID:K/azSYyKa.net<> ノリでここまで書けるのはすごい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:53:39.262 ID:mbZx2GAX0.net<> アンリミテッドフレイムワークス
 “無限の火炎斬り”

勇者「 …………………………………!!!!  」

勇者に 18456764745622345821349851952345のダメージ!!!

勇者「何が真の勇者だ…僕は、その255の中に、」

勇者を…倒した!

勇者「入って…ない…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:54:28.539 ID:c3VlVmrd0.net<> やったか!? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:57:19.321 ID:0alkVNR00.net<> お? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:57:32.109 ID:y1G4jnrS0.net<> なんというか、ださかっこいいな

こういうノリ好きだわ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:58:20.521 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「ウッソだろお前…ウッソだろお前!!!」

男「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ…」

男のハイパーモードが解けた!

男「や、やった…やった…!!!」

妖精「男…アンタ、アンタ! 今、文句無し!!
    アンタ今、最高に!! マジ勇者!! チョー勇者だわよ!!!」 ガバッ

男「ハハハハハハ! 妖精さん、キャラ変わってるよ!!」

妖精「いいわよ! デレるわよこんなの!!」

男「おいおい嬉しいじゃん!! やっと俺も一人前って事だよな、ハハハ」

勇者(ぬらっ…)

男「ハ…」

妖精「」

妖精「ア、」

妖精「アナライズ…」

勇者
HP:0 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 21:58:37.230 ID:itZIO0N2a.net<> 誰かpixiv辺りで漫画化してくれんかな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:59:48.295 ID:0alkVNR00.net<> コミコだったら上位狙えるレヴェル
月20万もらえんぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 21:59:49.191 ID:JyvLe4kr0.net<> お? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>age<>2015/06/24(水) 22:00:37.568 ID:NmEOXOwz0.net<> 勇者は復活の薬を使った

勇者「はっはっは大切なもののバックアップとっておくのは基本ですよきほん、そーれエクゾーダスエクスプロージョン全てをやきつくせええ」

男「ぎゃあああああ」

男は灰になった

fin <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:03:42.389 ID:itZIO0N2a.net<> >>827
一瞬焦ったじゃねーか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:04:37.244 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「男! もっかい! もっかいよ!!」

男「もぉマヂ無理… 立てないょ…」

妖精「/^o^\フッジサーン」

勇者「…い、いい…取り乱さなくて…
    普通ならオーバーキルで灰化どころかロストしてるダメージだ…
    もう僕には…通常攻撃をする力すら、残ってない…
    回復も…絶望的、だ…うっ…」

男「そ、そうかよ…よく立ったな…」

妖精(バ、バグでも何でもなしにコレだから、コイツには逆らえなかったのよ…!)

男「で、な、何だよ…何しに起きて来た!」

勇者「大丈夫…僕は、やっと、わかった… この世界に希望がないんじゃない…
    僕がそう思い込んでいただけだって、みんなの剣を受けて…やっと、わかった…」

男「そ、そうかよ…」

妖精「男! し、信じちゃダメよ! こいつ結局、あんたの両親も、美剣士も、妖精のみんなも…!」

勇者「リセットボタンは…ある…」

男「!? えっ!?!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:05:43.064 ID:fnSIePu5d.net<> 魔王「え?!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:05:52.499 ID:pCmf14JB0.net<> 美剣士はお前が……! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:06:35.042 ID:Xq9qbebjp.net<> えっ!?同じ値段でリセットを!? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>age<>2015/06/24(水) 22:08:20.381 ID:NmEOXOwz0.net<> 勇者はリセットボタンを押した

物語は初めから・・・・

男「もう冒険をするしかない」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:12:50.043 ID:JyvLe4kr0.net<> もうダメだ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:13:02.538 ID:WQAuvSrud.net<> 眠い <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:14:05.648 ID:OlEnybTcd.net<> 隠しダンジョンてなんだったんだろうな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:14:42.287 ID:mbZx2GAX0.net<> 勇者「デバッグ、ルーム、だ…」

妖精「!! そ、そうか!!!」

勇者「“ゲームスイッチを全てリセットする”…本当は僕が消える前に、壊しておこうと…思ってた…
    でも…君達で、押すと…いい…」

男「で、でも…それじゃあお前はまた、最初の勇者になって…」

勇者「大丈夫だ…僕は、消える…」

妖精「アンタ…」

勇者「最後の力…切り札のつもりだったが、こんな無粋なもの…挟む余地は、なかった…」 ギュアアアアアッ!!!

男「!? それ、使えたの!?」

勇者「無理やり起動した…無理にオンにすると僕自身がフリーズする可能性があったから、使わなかった…」

妖精(まだ余力残してたとか…こっ、こえー…マジこえぇ…)

勇者「ゲーム、スイッチ…管理番号…キャラクターの、1…」

男「なっ…お、お前…」

勇者「願わくば…この世界の、安息…を…」

男「ちょ、ま、待てよ!」

勇者「デリー、ト」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:15:04.116 ID:qVbDT9zq0.net<> >>78ここでアレックスって出てるんだな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:16:22.645 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:17:10.456 ID:mbZx2GAX0.net<> ボッ

男「あっ…!!!」

カラーン…(ロングソードの落ちる音)

妖精「勇者…」

男「お前…変にマジメすぎだったんだよ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:17:43.682 ID:yWhnldBq0.net<> >>78で久しぶりって出てけどアレックスが1号なら255人消費するまでとれぐらいの年月かかってるんだろう
あとアレックス以外連れていってないのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:20:29.570 ID:itZIO0N2a.net<> 支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:20:57.968 ID:mbZx2GAX0.net<> ―デバッグルーム―

男「さて…」

妖精「白地の壁の四畳半。殺風景な部屋だわ」

男「まさか旅の終着点がこんな部屋だなんてな」

妖精「はぁー、ほんとにね」

男「で、このパソコンか」

妖精「うん。>メニュー…ほんとにあった、ゲームリセット!」

男(何で旅の終着点でパソコンいじってんだ俺ら) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:22:48.653 ID:DNsWwNLl0.net<> ん?リセットしたらまた最初からループなんじゃ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:23:33.995 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「あのさ妖精さん…アレックスを復活させるのは、できそうか?」

妖精「えぇー…一応調べてみるけど」

カタカタカタ…

妖精「…無理ね。これ、>メインキャラクターデータリセット だと思うけど…2〜255になっちゃってる」

男「…ほんとに完全に自殺しちゃったのか、あいつ…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:25:05.308 ID:mACTwiTS0.net<> もぉマヂ無理…立てないょ… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:25:31.888 ID:DLYn05X30.net<> 2〜255か…0も消えるな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:26:18.349 ID:ahdfHlHeM.net<> 男は村人枠かな? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:27:20.906 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「…本当にいいのかな、リセットしちゃって」

妖精「何言ってんのよ。もう勇者いなくなっちゃったから、私達こっから出られないのよ?
    それだと、死んじゃった人達も元に戻せないし…」

男「それはそうだけど…アレックスではなく第2の勇者から冒険が始まったとして、
  同じ事を繰り返す奴がまた出てきたら…」

妖精「大丈夫よ」

男「えっ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:31:03.732 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:31:12.446 ID:JyvLe4kr0.net<> こーのーほーしのー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:33:19.305 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「あいつは後続の勇者全部殺すなんて超理論に至ってたけど…
    あたしが見た他の勇者の中に、そんな凶行に及びそうなのはいなかったわよ」

男(…そういえばこの人、脅されてたとはいえ共犯なんでした)

妖精「あいつは魔王の事、あんな使い方してたけど…あのジジイも根はひょうきんで良いヤツよ。
    きっと勇者2号、3号とだったら上手くやっていける。あたしはそう信じる」

男「…そっか」

妖精「それに、もしまた第二のアレックスが出てきたとして…255人目の勇者が倒れたときでも、」

チュッ

男「!?!?!?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:34:04.460 ID:pCmf14JB0.net<> 俺は妹の方が…… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:36:31.470 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「どっかのバカがまた勝手に0番目になって、あたしを助けに来てくれるわよ」

男「よ、妖精…さん…」

妖精「かっ、勘違いしないでよね!
    あんたの現世での記憶、便所サンダルしかないのが可哀想だったから!
    お情けでチューしてやってんのよ!!!!11111」

男「妖精さん」

妖精「ふえっ…な、何よ」

男「ありがとな。俺、バカで何も考えてなかったけど…」

男「この旅、楽しかった」

妖精「…!」 ボロボロ

男「うわっ!! な、泣くなよ妖精さん!!!」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:36:32.597 ID:qwjvFTKX0.net<> でもゲームクリアしたら再びやり直しじゃ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:37:46.003 ID:MxK0+xK20.net<> ちんちんたってきた
支援 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:39:04.934 ID:ns0E4u9Ep.net<> リセットしてもエンディングは作られてないからな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:40:31.977 ID:dt3WuCc20.net<> いや、エンディング作れよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:40:53.070 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「えぐっ…な、何言ってんのよ、バカ! 男のくせに! このぶんぶく茶釜!!」

男「ええっ…お、落ち着けよ妖精さん! こんな狭いとこで暴れんなって! 痛っ! いててててっ!!」

妖精「はぁーはぁーっ…ほら、恥ずかしいからさっさとリセット押しなさいよ!!」

男「ええっ!? そんなポンッと押せる代物じゃねーだろ!!!!」

妖精「あ、ああ…確かにそうね。…どうしましょう。どっちが押す?」

男「…」

妖精「…」

男「一緒に押すか?」

妖精「…そうね、一緒に…終わらせましょう」

男「うん。これで、」

男&妖精「ゲーム、クリア!!!」

ポチッ

>ゲームを初期化します。よろしいですか? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:42:10.351 ID:JyvLe4kr0.net<> クリアなのか? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:42:12.894 ID:mbZx2GAX0.net<> 男「じゃあ、妖精さん」

妖精「うん」

男「…また、会おうな」

妖精「うん。…また、会おうね」

>ゲームを初期化します。よろしいですか?

>はい









・ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:42:36.139 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:42:36.249 ID:QsypPwwW0.net<> ええ話や(´;ω;`) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:44:46.892 ID:QHYKxhN10.net<> ちゃんと完結する話っていいよな
ラノベは中々完結しないから駄目だ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:45:16.051 ID:dMHoeJ8C0.net<> ____   r っ    ________   _ __ 
| .__ | __| |__  |____  ,____|  ,! / | l´      く`ヽ ___| ̄|__   r‐―― ̄└‐――┐ 
| | | | | __  __ |  r┐ ___| |___ r┐  / / | |  /\   ヽ冫L_  _  |   | ┌─────┐ | 
| |_| | _| |_| |_| |_  | | | r┐ r┐ | | | /  |   | レ'´ /  く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘ 
| r┐| |___  __|. | | | 二 二 | | |く_/l |   |  , ‐'´     ∨|__  ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄ 
| |_.| |   /  ヽ    | | | |__| |__| | | |   | |  | |   __    /`〉  /  \      │ | |   ̄ ̄| 
|   | / /\ \.   | |└------┘| |   | |  | |__| |  / /  / /\ `- 、_ 丿 \| | ̄ ̄ 
 ̄ ̄ く_/   \ `フ |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |   | |  |____丿く / <´ /   `- 、_// ノ\  `ー―--┐ 
           `´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'     ̄          `  `´          `ー'    `ー───-′  <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:46:04.590 ID:JF0Z1CPH0.net<> 黒剣士と遊んで終わりそう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:46:28.688 ID:QHYKxhN10.net<> 馬鹿な主人公って好きだなぁ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:46:54.269 ID:s4mzTLBRM.net<> >>866
ホモ展開!? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:48:07.083 ID:OlEnybTcd.net<> いい話だ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:48:38.949 ID:mbZx2GAX0.net<> ―魔王の間―

エンリュウは最後の間の扉を調べた。
禍々しい音を立てて扉は開いていき、背筋の凍るような冷たい風が漏れ出した…

エンリュウ「たのもーっ! 我こそは旅の武道家、エンリュウ!!
       単身魔王を打ち倒す、拳聖と恐れられた勇者なり―――――っ!!!」

ブライアン「ドロー2」

キャロル「ドロー2」

デイジー「ドロー2」

魔王「ドロー4」

ブライアン「GYAAAAAAAAAAA!!!!!!!」

エンリュウ「えっ…?」

キャロル「おっ、新人?」

デイジー「わあ、久しぶりに知らない人と会えたー! 嬉しいですー!!」

エンリュウ「い、いや…我こそは、拳聖…」

魔王「あーあーうんうんそういうのいいから。とりあえずここ座って。ウノでもやろうず」

エンリュウ「えっえっえっ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:49:35.098 ID:tqeAgltQ0.net<> なんだそのゲーム <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:49:50.652 ID:c3VlVmrd0.net<> いい人すぎぃ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:50:16.515 ID:d7vYJNt2a.net<> なつけー全部ツクール2000のキャラと設定か <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:50:25.187 ID:EcEv0hY6d.net<> 乙です <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:50:51.683 ID:zZgrmOT8a.net<> 登場人物は基本的にツクール2000のデフォキャラなんだな
VIPRPGを思い出す <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:52:11.357 ID:Xq9qbebjp.net<> なんか見覚えあると思ったらツクールか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:52:56.751 ID:OlEnybTcd.net<> VIPRPGっぽいな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:53:39.825 ID:JyvLe4kr0.net<> ゲーム化はよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:54:22.526 ID:3ysh2cVQ0.net<> 勇者が完全なる平和を望んでいなければ普通に和解も出来てたのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:54:32.480 ID:mbZx2GAX0.net<> ―ダルーイの酒場―

美剣士「…」

美剣士「…」

美剣士「…」

美剣士「あー、あぁー、あぁああー…」

女将「ちょっと、うるさいわよニート剣士」

美剣士「誰がニートだ!!!」

美剣士「…あー、」

美剣士「冒険、してえ…」

ファルコン「たのもーっ!」

妖精「おいーっす」

女将「あら、とんがり頭のファルコンさん。盗賊勇者…でしたっけ?」

ファルコン「おうよ、やっと女将さんに覚えてもらえるとはなー…」

女将「妖精ちゃん、この間連れてた他の勇者さんはどうしたの?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:56:51.548 ID:mbZx2GAX0.net<> 妖精「それが…またなの。魔王城の扉まで行ったのは覚えてるんだけど…
    気がついたら、今度はこのサル勇者の所にいて…」

ファルコン「誰がサルじゃいわっしょい!!!!」

女将「まあ…怖いわね、魔王城」

妖精「それでこのサルあまりに戦闘力が低くて、話にならないから…」

女将「は〜ん。なるほど、ね」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:57:03.341 ID:qT9Uh6bC0.net<> 完結するまで寝れない…… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 22:57:18.507 ID:dt3WuCc20.net<> おっ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 22:58:14.295 ID:49YGhOKE0.net<> C <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:00:42.677 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村 エンドナ―

ファルコン「やった…やったぜ! ついに来た! 決戦の最終大陸! KST! KST!!!」

美剣士「ふう…相変わらずひどいテンションだな、お前は」

妖精「パーティがバカとマジバカしかいないなんて…あー、肩こるー」

ファルコン「む…匂うぜ! ビンビン匂うぜ、盗賊の鼻に…!!
       この村、あるぞ…隠しダンジョンが、あるぞ――――――ッ!!!」 ドダダー

美剣士「あっ…おい、ファルコン!」

妖精「はぁー…マジ猿だわ、あいつ」

?「ようこそ ここはエンドナの村です」

妖精「えっ?」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:01:19.054 ID:OlEnybTcd.net<> キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:01:56.064 ID:dt3WuCc20.net<> 男キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:02:01.825 ID:WQAuvSrud.net<> ちょこちょこ邦子ネタが入るな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:04:53.290 ID:mbZx2GAX0.net<> 村の男「何か ありましたか? 僕の家の裏は、旅の人達は妙に 気にかけるのですが…」

美剣士「い、いや…ちょっと連れが…って、…えっ?」

妖精「ちょっと、何モブ山モブ男と喋ってんのよ。こんなの時間の無駄…って、あれ…?」

村の男「何か ありましたか? 僕の家の裏は、旅の人達は…って、んん?」

美剣士「…」

妖精「…」

村の男「あの、な、何か…?」

美剣士「い、いや…」

妖精「べ、別に何でもないわよ…ごめんなさいね、家のそばで騒がしくして」

村の男「あ、ああ…いや、気にしないでいいよ」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:05:33.635 ID:3ysh2cVQ0.net<> 全米が泣いた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:06:05.971 ID:MlNy53Od0.net<> 美剣士ィィィィ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:07:08.684 ID:OlEnybTcd.net<> 固定セリフを吐く機械から抜け出した時の感動 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:08:05.129 ID:qb+tNgk40.net<> 固定セリフからの脱却がここまで感動的とは <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:09:33.968 ID:mbZx2GAX0.net<> ファルコン「おーい! 妖精ー! 美剣士ー! あったあったよ隠しダンジョン!!
       お宝ザックリめくるめく盗掘タイムだぜウヒョ――――!!!」

美剣士「!? 本当にあったのか…おい妖精、行くぞ」

妖精「えっ!? ああ、うん。そ、それじゃあ」

村の男「え!? あ、うん。それじゃあ」

妖精「…」

村の男「…」

二人「あっ、あのっ!」

妖精「わっ!?」

村の男「ひゃっ、ひゃい!?」

妖精「あっ、い、いいわよ先。どうぞどうぞ」

村の男「あっ…その、いや」

村の男「…気をつけて、行ってらっしゃい」

妖精「…うん、ありがとう。」

美剣士「…何だよお前、こんな旅の流浪者に気をつけてなんて。変な奴だな」 ニカッ

村の男「そ、そうかな?」 ニコッ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:10:47.880 ID:J/6CvKl70.net<> なんか知らんが泣いた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:10:47.628 ID:kBQkZxhZd.net<> なんでか泣きそうだわ… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:11:39.308 ID:mbZx2GAX0.net<> ―隠されし禁断の聖域 1F―

美剣士「なあ、妖精。さっきの村男、知り合いか?」

妖精「ううん。…あんたは?」

美剣士「いや。…でも何かおかしいな、昔の知り合いにあんなのがいたわけでもないんだが…」

妖精「あれ、あんたも?」

美剣士「えっ、お前もか?」

妖精「うん。…なんか、」

妖精「懐かしいな、って…」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:11:47.366 ID:AsCQbnTRr.net<> 時空がねじれるほど泣いたのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:14:24.774 ID:69F3VL1D0.net<> どう終わらすのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:14:51.615 ID:mbZx2GAX0.net<> ―最果ての村エンドナ 星がよく見える丘―

村の男「ふーっ」

男の母「コラッ」ポカッ

村の男「いてっ!?」

男の母「お昼ごはん時に出歩くなっていつも言ってるでしょ?」

村の男「あー、もうそんな時間だった? 親父がいつまでも寝てるからわかんなくなるよ…」

男の母「はいはいお父さんのせいにしない。先に行って待ってるから、早く来なさいね」

村の男「はーい」 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:15:01.083 ID:RvXgFu7pd.net<> 禁断の聖域の奥底には何が眠ってたんだろう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:16:03.393 ID:3ysh2cVQ0.net<> 今更だけどクリア後ダンジョン作る前にエンディング作っとけよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:16:45.859 ID:mbZx2GAX0.net<> エンドナの丘には、今日も終焉めいた冷たい風が吹く…

村の男「ぶるるっ…相変わらずひどい風の吹く村だな」

村の男「でも、ま。そこさえ目を瞑れば、」

村の男「最果ての村ったって、」

今 日 も 平 和 だ な …











…おしまい。 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:06.817 ID:c3VlVmrd0.net<> 乙!!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:09.957 ID:JyvLe4kr0.net<> 全米が泣いた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:17:13.978 ID:T+DoKJCLp.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:17:16.325 ID:mbZx2GAX0.net<> スッタフロール
書いた人 まぼ
END☆ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:26.135 ID:h2LdLSPed.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:47.879 ID:H1AupFiu0.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:50.304 ID:bZoIhKrT0.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:50.799 ID:OlEnybTcd.net<> 乙!
面白かった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:17:55.995 ID:nm8A/H/m0.net<> 悲しい終わり方だなあ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:18:11.793 ID:3ysh2cVQ0.net<> 乙
男もまたいつか駆り出されるのかね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:18:15.608 ID:MHV3KyvXd.net<> 書いた人 まぼ

って何? <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:18:18.956 ID:mbZx2GAX0.net<> 支援くれた人達、最後まで読んでくれた人達、ありがとうございました。 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:18:31.292 ID:jeOa4P110.net<> 乙! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:18:31.468 ID:RMEB7uUO0.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:18:44.072 ID:mbZx2GAX0.net<> >>914
一応クレジットしておいたけど気にしなくていい <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:18:54.342 ID:zK0ca3jV0.net<> 最果ての村設定が殆ど生きてなかったな <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:18:56.465 ID:K/azSYyKa.net<> 乙
完結させてくれてありがとう <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:19:01.257 ID:AburfrdO0.net<> 乙!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:19:06.082 ID:Gfl0uhHw0.net<> 乙! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:19:11.527 ID:49YGhOKE0.net<> おつ <> ホモネカマ<>sage<>2015/06/24(水) 23:19:16.543 ID:HFSXOaH50.net<> 逃げも隠れもしねぇから
2chのゴミクズ共が萌え声でイケメンな俺にリアル喧嘩凸で勝てたらアマギフ10万分

喧嘩凸してきたらエロイプできる女リスナー紹介してやるよ
更に負けたら裸配信してやるよ

community/co1404120

スカID:katamayo01 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:19:19.973 ID:RvXgFu7pd.net<> 3年越しに完結させたってことか
ある意味超大作だなww <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:19:21.327 ID:mbZx2GAX0.net<> もうPCでネットできないので消えますねーじゃねーまたねーありがとねー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:19:21.362 ID:y1G4jnrS0.net<> 乙!

王道RPGもいいな!面白かったぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:19:46.187 ID:dt3WuCc20.net<> 乙乙

さあて寝ますかね… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:20:06.770 ID:yzhu1s9a0.net<> 乙!
めちゃくちゃ面白かったし感動した! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:20:11.283 ID:JyvLe4kr0.net<> 長時間乙
おもしろかった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:20:11.517 ID:ZWaP3/jH0.net<> 面白かったわ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:20:22.030 ID:Iqsef1vjp.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:20:29.439 ID:yzhu1s9a0.net<> >>926
またいつかどこかでこういうの書いてくれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:20:31.059 ID:WQAuvSrud.net<> 乙
男登場「ようこそ」で終わりでもよかったかも <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:20:44.738 ID:c3VlVmrd0.net<> 書き始めてからもう12時間以上経ってるんだな
本当にお疲れ様 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:20:43.448 ID:OlEnybTcd.net<> 昼からずっと追ってた甲斐があったわ
今日はゆっくり寝られそうだ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:21:08.760 ID:Z4SAhMBtH.net<> 乙!
おもろかったー! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:21:18.866 ID:qT9Uh6bC0.net<> すごいよかったよ!
おやすみ! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:22:35.160 ID:tx0dwKei0.net<> おつ
読みごたえもあって楽しかった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:22:55.248 ID:4CdTmOKGd.net<> お疲れちゃん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:23:05.303 ID:WbcUbmOOM.net<> やっと完結させられて良かったな!すげー面白かったわ乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:23:16.735 ID:qite04U80.net<> >>1
特に何も考えてなかった!←すき <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:23:19.775 ID:h2LdLSPed.net<> いやーこのスレ開いて良かった
久しぶりに面白いSS読めてよかった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:23:47.475 ID:YAS2txZg0.net<> 乙!
面白かった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:23:51.632 ID:y1G4jnrS0.net<> これ見てからRPGツクールでRPG作りたくなってきたな...

アイディア考えるのがネックで避けてきたが... <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:24:17.896 ID:uigo3BmE0.net<> 面白かったぜ
男と妖精のその後が気になる <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:24:39.528 ID:9rn5YST50.net<> 3年越しの製作か…おつかれ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:25:41.016 ID:JF0Z1CPH0.net<> 神スレ作者の>>1に幸あれ!
今日一日ずっとたのしかったわ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:26:16.697 ID:h6a5n0x+a.net<> 一度も書き込みしてないけど昼からずっと読んでました!
お疲れ様です! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:27:07.686 ID:5h491wAU0.net<> おつー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:27:20.293 ID:pZwmXWUKr.net<> >>910
>>12以来ずっと居たんやな… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:27:47.787 ID:kBQkZxhZd.net<> 乙!
一生懸命追いかけた甲斐があった
面白かったわ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:28:05.111 ID:N9pgkoAS0.net<> スレが立った時から見てたぞ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:28:07.017 ID:NBhcHHwh0.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:28:31.309 ID:m3C9b4/Z0.net<> 全部読んじまった……
乙!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:28:31.886 ID:srghCPJN0.net<> ROMってたけど面白かった乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:29:13.289 ID:qb+tNgk40.net<> おつおつ
今更だけど獅子人ってブースt・・・ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:29:18.100 ID:zAcWRqnsp.net<> めっちゃいいスレ開いたわ
昼から見てたけど結局>>1は今日1日このスレに潰したな
>>1センスあるよ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:29:48.137 ID:NvHA3Ws80.net<> 乙

vipで長編ssは久しぶりだから楽しめた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:31:04.710 ID:6Ud7rz5kd.net<> 一日スレに張り付いてたのは初めてでした
楽しかった!! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:31:29.542 ID:6o60lu8d0.net<> 乙!
よかったよー <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:31:29.616 ID:6zs3O6dfM.net<> 転載転載ぅ〜! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:31:57.789 ID:2apdssQR0.net<> バイト行ってるうちに終わるかと思ってたら完結に立ち会えてよかった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:32:23.239 ID:yWhnldBq0.net<> おつ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:33:49.427 ID:JFze0NkfK.net<> 乙!
泣いた <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:37:22.869 ID:PVs9oOBA0.net<> 面白いSSでも半端な語録使われると不快なんだなと思った
淫夢語録とか使わなくてよかったのに
でも面白かった乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:42:14.421 ID:QsypPwwW0.net<> ____   r っ    ________   _ __
| .__ | __| |__  |____  ,____|  ,! / | l´      く`ヽ ___| ̄|__   r‐―― ̄└‐――┐
| | | | | __  __ |  r┐ ___| |___ r┐  / / | |  /\   ヽ冫L_  _  |   | ┌─────┐ |
| |_| | _| |_| |_| |_  | | | r┐ r┐ | | | /  |   | レ'´ /  く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘
| r┐| |___  __|. | | | 二 二 | | |く_/l |   |  , ‐'´     ∨|__  ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| |   /  ヽ    | | | |__| |__| | | |   | |  | |   __    /`〉  /  \      │ | |   ̄ ̄|
|   | / /\ \.   | |└------┘| |   | |  | |__| |  / /  / /\ `- 、_ 丿 \| | ̄ ̄
 ̄ ̄ く_/   \ `フ |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |   | |  |____丿く / <´ /   `- 、_// ノ\  `ー―--┐
           `´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'     ̄          `  `´          `ー'    `ー───-′ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<>sage<>2015/06/24(水) 23:43:20.658 ID:kNbthg4d0.net<> いちもつ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:43:41.965 ID:vp2Lw+BlM.net<> 面白かった
乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:44:42.787 ID:5D3ykyEZ0.net<> 乙
久々に面白いSSだった <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:45:11.271 ID:OwBEYZDX0.net<> 続き見にきたら終わってた
熱いストーリーで良かったよ>>1乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:46:03.898 ID:WfICt8B40.net<> ヨカッタ(๑º╰╯º๑) <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:47:04.546 ID:JbWALHhOd.net<> SSは良かったのに臭い奴沸きすぎだろ……
>>972とか特に <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:49:51.072 ID:/6GFIaACp.net<> SSスレで長いものとなれば当たり前の現象だろ <> 明智光秀 ◆up0uojTooY <><>2015/06/24(水) 23:49:57.321 ID:m9fy/Un50.net<> >>1
前も見てたわ

おもしろいね! <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:50:47.870 ID:zsfZRCQN0.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:51:15.987 ID:WfICt8B40.net<> なんかすまん <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:54:12.185 ID:3ysh2cVQ0.net<> SSも充分臭いけどね <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:54:34.180 ID:eTABP8uU0.net<> >>973
いやおまえが余計 <> 西田副校長
◆e67wD8MYCo <><>2015/06/24(水) 23:55:14.141 ID:mj6QPbJj0.net<> 文句言うならそっ閉じしろとわざわざ言わんと分からんのか <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:57:42.908 ID:6zs3O6dfM.net<> >>972
この程度で臭い扱いとかどんな攻撃的な人間性してんだよ… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:58:04.036 ID:qwjvFTKX0.net<> SSスレは大抵臭い奴が沸くしなぁ
まあ終わった後に沸いたから荒れずに済んだ <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:58:10.008 ID:69F3VL1D0.net<> このSSが終わった後の殺伐とした空気好き <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:58:47.165 ID:g4HYFKilM.net<> 1000ならなろうで連載 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/24(水) 23:59:43.536 ID:OlEnybTcd.net<> 1000なら映画化 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/25(木) 00:01:32.817 ID:EEXoHDOp0.net<> やっと追い付いた… <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/25(木) 00:04:46.449 ID:1y13Fyd1a.net<> 乙 <> 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします<><>2015/06/25(木) 00:05:11.977 ID:bGXu0JA80.net<> どうせなら1000まで埋めるか <>