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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」キョン「やれやれ」
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マミ「そうだ、お茶しましょ。私、杏子ちゃんとお話がしたいわ」
杏子「その呼び方やめろってば。話なんてねえよ。
なんでおまえと仲良く茶しなきゃなんねえんだよ」
マミ「ねえねえ、何でもお奢るから、ね?」
杏子「なに?」ピク
マミ「本当に何でも良いわよ?」
杏子「食い物頼んでもいいのか?」
マミ「もちろんよ」
杏子「よし判った。店はどこだ?」
~杏子の回想おわり~
杏子「その呼び方やめろってば。話なんてねえよ。
なんでおまえと仲良く茶しなきゃなんねえんだよ」
マミ「ねえねえ、何でもお奢るから、ね?」
杏子「なに?」ピク
マミ「本当に何でも良いわよ?」
杏子「食い物頼んでもいいのか?」
マミ「もちろんよ」
杏子「よし判った。店はどこだ?」
~杏子の回想おわり~
杏子(で、今に至る、と)
マミ「曲がりなりにもいままで一人でこの町を守ってきた魔法少女なのよ?
先輩にもう少し敬意を表してもいいんじゃないかなって。
なのに、みんな私に隠れてこそこそと……」
杏子(結局、誰かに愚痴りたかっただけじゃねえか)
杏子(ま、タダ飯食えたからしゃあないか)
マミ「曲がりなりにもいままで一人でこの町を守ってきた魔法少女なのよ?
先輩にもう少し敬意を表してもいいんじゃないかなって。
なのに、みんな私に隠れてこそこそと……」
杏子(結局、誰かに愚痴りたかっただけじゃねえか)
杏子(ま、タダ飯食えたからしゃあないか)
ほむら「……相席、いいかしら?」
杏子「なんだイレギュラーじゃないか」
ほむら「私は暁美ほむらよ。引き受けてくれなかったから自己紹介しそびれたわ」
杏子「なんだい? 手の内を見せてくれる気になったのかい?」
ほむら「あら、きっぱり断ったのではなくて? まだ望みはあるのかしら?」
マミ「暁美さん、いったい何のお話?」
ほむら「失礼するわ」
杏子「おい。なんであたしの隣に座る?」
ほむら「私は巴マミに用があるのよ」
杏子「あたしはあんたの味方になった覚えなんて無いんだけどな」
ほむら「用が済むまでよ」
杏子「なんだイレギュラーじゃないか」
ほむら「私は暁美ほむらよ。引き受けてくれなかったから自己紹介しそびれたわ」
杏子「なんだい? 手の内を見せてくれる気になったのかい?」
ほむら「あら、きっぱり断ったのではなくて? まだ望みはあるのかしら?」
マミ「暁美さん、いったい何のお話?」
ほむら「失礼するわ」
杏子「おい。なんであたしの隣に座る?」
ほむら「私は巴マミに用があるのよ」
杏子「あたしはあんたの味方になった覚えなんて無いんだけどな」
ほむら「用が済むまでよ」
~~
杏子「……」ムスッ
マミ「この町にワルプルギスの夜が?」
ほむら「ええ。だから共闘して欲しいの」
マミ「今ひとつ信用できないんだけど、あなたが嘘をつくメリットは無さそうね」
杏子「わかんねえぞ。来るのが本当だとしても、
それ利用して他の魔法少女の全滅を狙ってるのかもしれないぜ?」
ほむら「そんな甘い相手じゃないわ。負けるということは町を失うってことよ」
杏子「あんた戦ったことあんのかよ?」
ほむら「そうね。何回もこの眼で見たわ」
杏子「……」ムスッ
マミ「この町にワルプルギスの夜が?」
ほむら「ええ。だから共闘して欲しいの」
マミ「今ひとつ信用できないんだけど、あなたが嘘をつくメリットは無さそうね」
杏子「わかんねえぞ。来るのが本当だとしても、
それ利用して他の魔法少女の全滅を狙ってるのかもしれないぜ?」
ほむら「そんな甘い相手じゃないわ。負けるということは町を失うってことよ」
杏子「あんた戦ったことあんのかよ?」
ほむら「そうね。何回もこの眼で見たわ」
マミ「判ったわ。なによりあなたがこの町を守りたいと思っているのが嬉しいわ。
一緒に頑張りましょ?」
ほむら「ありがとう」
杏子「ふん、甘ちゃんだねえ。そんな簡単にコイツのこと信用して良いのか?」
マミ「あら、だってまだ時間はあるじゃない。仲良くできるチャンスなんだから私は歓迎だわ。
暁美さんのほうから歩み寄ってくれるなんて断る理由が見つからない。
それより杏子ちゃん」
杏子「その呼び方止めろって言ってんだろ」
マミ「あなたは断ったんですって?」
杏子「そうだよ。あたしはこいつ信用できねえし」
マミ「だったら受ける受けないは別にして、一週間、一緒に居てみない?」
杏子「あたしに、あんたらと仲良しろっていうのか?」
一緒に頑張りましょ?」
ほむら「ありがとう」
杏子「ふん、甘ちゃんだねえ。そんな簡単にコイツのこと信用して良いのか?」
マミ「あら、だってまだ時間はあるじゃない。仲良くできるチャンスなんだから私は歓迎だわ。
暁美さんのほうから歩み寄ってくれるなんて断る理由が見つからない。
それより杏子ちゃん」
杏子「その呼び方止めろって言ってんだろ」
マミ「あなたは断ったんですって?」
杏子「そうだよ。あたしはこいつ信用できねえし」
マミ「だったら受ける受けないは別にして、一週間、一緒に居てみない?」
杏子「あたしに、あんたらと仲良しろっていうのか?」
マミ「そうよ」
杏子「お断りだね。そもそも魔法少女が仲良くつるむなんてありえねぇ」
マミ「毎日ごちそうしても良いのよ?」
杏子「てめえ。食いもんで釣ろうってのか?」
マミ「そうだわ夜はお茶会でケーキをご馳走するわよ」
杏子「ケ、ケーキ?」ゴキュリ
ほむら「そういえば、今も涼宮ハルヒとそういうことしてるらしいわね」
マミ「あら、知ってたの? 暁美さん、今日からはあなたもよ」
杏子「うっ……」
杏子「お断りだね。そもそも魔法少女が仲良くつるむなんてありえねぇ」
マミ「毎日ごちそうしても良いのよ?」
杏子「てめえ。食いもんで釣ろうってのか?」
マミ「そうだわ夜はお茶会でケーキをご馳走するわよ」
杏子「ケ、ケーキ?」ゴキュリ
ほむら「そういえば、今も涼宮ハルヒとそういうことしてるらしいわね」
マミ「あら、知ってたの? 暁美さん、今日からはあなたもよ」
杏子「うっ……」
~~
QB「大分ショックだったようだね」
キョン「まあな」
QB「やめるかい?」
キョン「いや。ここで立ち止まるわけには行かない」
QB「キミに論理性の不具合が生じるほど感情的になられては困るからね」
キョン「大丈夫だ。覚悟はしていたからな。
ちょっと慣れない物を見てしまったってだけで」
QB「大分ショックだったようだね」
キョン「まあな」
QB「やめるかい?」
キョン「いや。ここで立ち止まるわけには行かない」
QB「キミに論理性の不具合が生じるほど感情的になられては困るからね」
キョン「大丈夫だ。覚悟はしていたからな。
ちょっと慣れない物を見てしまったってだけで」
~回想~
QB「また条件にあう魔法少女が居たよ」
キョン「ああ、ソウルジェムの破壊と魂の移動を自動化したんだっけ」
QB「この前の実験成果を形にしたんだよ。
キミが協力してくれるお陰で開発サイクルの回転が速くて助かるよ」
キョン「俺が居るくらいで?」
QB「ボク達は情報を得て妥当性を論じるのは得意だけど、
有効な実験方法を考案するのが難しいんだよ。
キミの提案はどういうわけか、いやキミが感情を持った人類だからかな?
非常に的を射た実験で、毎回有益な情報が得られている」
QB「また条件にあう魔法少女が居たよ」
キョン「ああ、ソウルジェムの破壊と魂の移動を自動化したんだっけ」
QB「この前の実験成果を形にしたんだよ。
キミが協力してくれるお陰で開発サイクルの回転が速くて助かるよ」
キョン「俺が居るくらいで?」
QB「ボク達は情報を得て妥当性を論じるのは得意だけど、
有効な実験方法を考案するのが難しいんだよ。
キミの提案はどういうわけか、いやキミが感情を持った人類だからかな?
非常に的を射た実験で、毎回有益な情報が得られている」
キョン「それで今回は?」
QB「ソウルジェムに装着するリング状の補助デバイスを用意した。
これは相転移を精密に検出して最適なタイミングでソウルジェムを破壊すると同時に、
魂を身体の中に移動する」
キョン「お前が行うのと移動方法の違いはなんだ?」
QB「大きな差はないね。ただいくつかのやり方の中から、
人間の魂に対してなるべく安全な方法を選択した。キミの目的がそうだったからね」
キョン「それは助かる。俺との付き合い方が判ってきたようだな」
QB「キミがボク達の利益との共存を考えてくれているのと同じだよ」
QB「ソウルジェムに装着するリング状の補助デバイスを用意した。
これは相転移を精密に検出して最適なタイミングでソウルジェムを破壊すると同時に、
魂を身体の中に移動する」
キョン「お前が行うのと移動方法の違いはなんだ?」
QB「大きな差はないね。ただいくつかのやり方の中から、
人間の魂に対してなるべく安全な方法を選択した。キミの目的がそうだったからね」
キョン「それは助かる。俺との付き合い方が判ってきたようだな」
QB「キミがボク達の利益との共存を考えてくれているのと同じだよ」
~~
前回同様、対象の魔法少女にはソウルジェムの真実と実験の目的を説明した。
魔法少女B「なに言ってんの? 絶望に染まりきったら魔女?」
キョン(魔法少女)「真実だ。確認するといい」
魔法少女B「QB、本当?」
QB「本当だよ。人類は成熟する前の女性を少女と呼ぶじゃないか。
だからやがて魔女になる君たちを魔法少女と呼ぶのさ。
いいネーミングだと思わないかい?」
魔法少女B「ざけんな!」
キョン(魔法少女)「QB、この場面でその言い方は完全に悪者だぞ」
QB「そうかな? そもそも善悪の概念なんて相対的だから、
ボク達には意味が無いんだけどね」
前回同様、対象の魔法少女にはソウルジェムの真実と実験の目的を説明した。
魔法少女B「なに言ってんの? 絶望に染まりきったら魔女?」
キョン(魔法少女)「真実だ。確認するといい」
魔法少女B「QB、本当?」
QB「本当だよ。人類は成熟する前の女性を少女と呼ぶじゃないか。
だからやがて魔女になる君たちを魔法少女と呼ぶのさ。
いいネーミングだと思わないかい?」
魔法少女B「ざけんな!」
キョン(魔法少女)「QB、この場面でその言い方は完全に悪者だぞ」
QB「そうかな? そもそも善悪の概念なんて相対的だから、
ボク達には意味が無いんだけどね」
魔法少女B「おい。お前、……魔女にさせない実験って」
キョン(魔法少女)「あんたが同意しなければ、俺はあんたをこのまま放置して去る」
魔法少女B「そうなったらアタシは、魔女に?」
キョン(魔法少女)「あんたが生きる希望を回復すればまだ魔女にならないかもしれない」
魔法少女B「はっ、それは無理だ。アタシの希望はもうとっくに……」
キョン(魔法少女)「まずいな」
QB「相転移しかけてる」
魔法少女B「勝手にしな。それで失敗で魔女になったら殺してくれ。
……恨みっこ無しだ」
QB「それは無理だ。君は魔女になれば全てを呪う存在になるだろう」
キョン(魔法少女)「あんたが同意しなければ、俺はあんたをこのまま放置して去る」
魔法少女B「そうなったらアタシは、魔女に?」
キョン(魔法少女)「あんたが生きる希望を回復すればまだ魔女にならないかもしれない」
魔法少女B「はっ、それは無理だ。アタシの希望はもうとっくに……」
キョン(魔法少女)「まずいな」
QB「相転移しかけてる」
魔法少女B「勝手にしな。それで失敗で魔女になったら殺してくれ。
……恨みっこ無しだ」
QB「それは無理だ。君は魔女になれば全てを呪う存在になるだろう」
キョン(魔法少女)「同意したってことだな?…QB、やってくれ」
QB「わかったよ」
魔法少女Bのソウルジェムにリングが掛かる。
リングの直径はソウルジェムの小径の倍くらい。
空中に浮かんでソウルジェムを取り巻いてる。
魔法少女B「そうだよね。……恨まないなんて、……無理。アタシは結局裏切られた……」
彼女は泣きながら事切れた。
QB「わかったよ」
魔法少女Bのソウルジェムにリングが掛かる。
リングの直径はソウルジェムの小径の倍くらい。
空中に浮かんでソウルジェムを取り巻いてる。
魔法少女B「そうだよね。……恨まないなんて、……無理。アタシは結局裏切られた……」
彼女は泣きながら事切れた。
これくらいダイレクトな地の文って読みやすいしわりとアリだな
相転移が始まり、
ここまでは前回と同じだった。
リングは相転移後のジェムの破壊まで手際よく行った。
だが魂が肉体に戻されたと思われる瞬間から、悪夢が始まった。
彼女の身体は電気ショックでも受けたかのように仰け反り、
およそこの世のものと思えないような苦悶の形相で顔を強張らせたのだ。
そして何回も跳ねるように身体を仰け反らせたかと思うと、
口から鮮血を噴出させあっという間に彼女は“もう一度”事切れた。
ここまでは前回と同じだった。
リングは相転移後のジェムの破壊まで手際よく行った。
だが魂が肉体に戻されたと思われる瞬間から、悪夢が始まった。
彼女の身体は電気ショックでも受けたかのように仰け反り、
およそこの世のものと思えないような苦悶の形相で顔を強張らせたのだ。
そして何回も跳ねるように身体を仰け反らせたかと思うと、
口から鮮血を噴出させあっという間に彼女は“もう一度”事切れた。
しばらく言葉も出なかった。
キョン(魔法少女)「……これは、どういうことだ?」
QB「魂の抱えた絶望と呪いが人間の器に収まりきれなかった、ということだろうね」
キョン(魔法少女)「前はこうはならなかったじゃないか」
QB「前回は精度が甘かったからね。汚れの大半がソウルジェムと共に砕かれていたし。
その分回収されるエネルギーも少なかったんだけどね」
キョン(魔法少女)(理論的には判っていた筈だった。
やはり両立しないのか?
エネルギー回収と魔法少女を最後に絶望させないってことは)
キョン(魔法少女)「……これは、どういうことだ?」
QB「魂の抱えた絶望と呪いが人間の器に収まりきれなかった、ということだろうね」
キョン(魔法少女)「前はこうはならなかったじゃないか」
QB「前回は精度が甘かったからね。汚れの大半がソウルジェムと共に砕かれていたし。
その分回収されるエネルギーも少なかったんだけどね」
キョン(魔法少女)(理論的には判っていた筈だった。
やはり両立しないのか?
エネルギー回収と魔法少女を最後に絶望させないってことは)
~夜~
マミの部屋に魔法少女たちが集合していた。
ハルヒ「え? 共闘?」
杏子「おう。ワルプルギスの夜が来るまでだけだけどな」
ハルヒ「へぇー。魔法は自分のために使うんじゃなかったの?」
杏子「別に。いいモン食えるし、報酬くれるっていうからな。自分の利益で動いただけさ」
ハルヒ「うん。まあそういうことにしておいてあげるわ」
杏子「気持ちわりいな。なにニヤニヤしてやがる」
ハルヒ「べーつに」
マミの部屋に魔法少女たちが集合していた。
ハルヒ「え? 共闘?」
杏子「おう。ワルプルギスの夜が来るまでだけだけどな」
ハルヒ「へぇー。魔法は自分のために使うんじゃなかったの?」
杏子「別に。いいモン食えるし、報酬くれるっていうからな。自分の利益で動いただけさ」
ハルヒ「うん。まあそういうことにしておいてあげるわ」
杏子「気持ちわりいな。なにニヤニヤしてやがる」
ハルヒ「べーつに」
ほむら「それで、みんなはワルプルギスの夜についてどのくらい知っているの?」
杏子「噂ぐらいかな。超ド級の魔女だってことくらいだ」
マミ「私もよ。災害級だってことくらいで実際に見たことはないわ」
ほむら「『級』じゃなくて災害そのものなのよ。一般の人間には自然災害に見えるの」
ハルヒ「へえー。そんな魔女がいたんだ」
マミ「魔法少女をやっていれば一度はその名前を耳にするわ」
ほむら「あれは結界の奥に身を隠す必要も無いの。
一度具現化すればそれだけで何千人何万人規模の大きな被害をもたらすわ」
杏子「で、そんなやべえ魔女相手に、どう戦おうってんだ?」
杏子「噂ぐらいかな。超ド級の魔女だってことくらいだ」
マミ「私もよ。災害級だってことくらいで実際に見たことはないわ」
ほむら「『級』じゃなくて災害そのものなのよ。一般の人間には自然災害に見えるの」
ハルヒ「へえー。そんな魔女がいたんだ」
マミ「魔法少女をやっていれば一度はその名前を耳にするわ」
ほむら「あれは結界の奥に身を隠す必要も無いの。
一度具現化すればそれだけで何千人何万人規模の大きな被害をもたらすわ」
杏子「で、そんなやべえ魔女相手に、どう戦おうってんだ?」
ほむら「これが私が用意する火力よ。もう準備に入ってるわ」バサッ
マミ「これは……」
ハルヒ「すごい量ね」
杏子「おいおい、軍隊かよ?」
ほむら「具現化してから、倒立したヤツが反転するまでが勝負なの」
ハルヒ「反転したらどうなるの?」
ほむら「もう手が付けられないわ。
もの凄い速さで広範囲をあっという間に破壊尽くしてその後何処かへ行ってしまう。
攻撃してる暇なんてないわ」
マミ「それで、この兵器の火力はどのくらい効くのかしら? 共闘を申し込んできたという事は、
これじゃ倒しきれないってことよね」
ほむら「判らない。これだけの火力をぶつけたことは無いのよ。
倒しきれればそれに越したことはないのだけれど」
マミ「これは……」
ハルヒ「すごい量ね」
杏子「おいおい、軍隊かよ?」
ほむら「具現化してから、倒立したヤツが反転するまでが勝負なの」
ハルヒ「反転したらどうなるの?」
ほむら「もう手が付けられないわ。
もの凄い速さで広範囲をあっという間に破壊尽くしてその後何処かへ行ってしまう。
攻撃してる暇なんてないわ」
マミ「それで、この兵器の火力はどのくらい効くのかしら? 共闘を申し込んできたという事は、
これじゃ倒しきれないってことよね」
ほむら「判らない。これだけの火力をぶつけたことは無いのよ。
倒しきれればそれに越したことはないのだけれど」
杏子「おまえさ、ワルプルギスの夜と戦ったことあるって言ってたよな?」
ほむら「……」
杏子「噂は幾らでも聞いたことあるけどさ。
具体的にどこに現れたなんて話聞いたことねえぜ」
ほむら「それがなに?」
杏子「お前何者なんだ? なんでそんなヤツがこの町に現れるって判るんだ?
しかもこの配置図には出現ポイントまで書いてあるじゃねえか」
ハルヒ「もしかしてほむらってさ、ワルプルギスの夜を追っかけてるハンターなの?
今度こそ倒す、って出現箇所を予測して何回もチャレンジしてるとか?」
杏子「そうなのか?」
マミ「そうだったの!?」キラキラ←そういう設定好き
ほむら「そう思ってくれてもいいわ」
ほむら「……」
杏子「噂は幾らでも聞いたことあるけどさ。
具体的にどこに現れたなんて話聞いたことねえぜ」
ほむら「それがなに?」
杏子「お前何者なんだ? なんでそんなヤツがこの町に現れるって判るんだ?
しかもこの配置図には出現ポイントまで書いてあるじゃねえか」
ハルヒ「もしかしてほむらってさ、ワルプルギスの夜を追っかけてるハンターなの?
今度こそ倒す、って出現箇所を予測して何回もチャレンジしてるとか?」
杏子「そうなのか?」
マミ「そうだったの!?」キラキラ←そういう設定好き
ほむら「そう思ってくれてもいいわ」
マミ「それで、これは一人で戦うための配置に見えるのだけど、
私たちはどう戦うのが良いのかしら?」
ほむら「大きな魔法は使える?」
マミ「大きな? どのくらい?」
ほむら「最低でもビルを一撃で全壊する位ね」
ハ・マ・杏「「「え?」」」
杏子「……最低でそれかよ」
ほむら「無理なら使い魔を始末する役割をお願いするわ」
マミ「やったことはない、というより大きな魔法は結界の中でしか使わないから判らないわ」
ハルヒ「うん。あたしも」
私たちはどう戦うのが良いのかしら?」
ほむら「大きな魔法は使える?」
マミ「大きな? どのくらい?」
ほむら「最低でもビルを一撃で全壊する位ね」
ハ・マ・杏「「「え?」」」
杏子「……最低でそれかよ」
ほむら「無理なら使い魔を始末する役割をお願いするわ」
マミ「やったことはない、というより大きな魔法は結界の中でしか使わないから判らないわ」
ハルヒ「うん。あたしも」
ほむら「あと、使い魔といってもアイツの使い魔は一体一体が魔女クラスの力持ってるわ」
杏子「おいおい。それって本当に4人で勝てるのかよ?」
ほむら「逃げてもいいのよ」
杏子「だれが」
マミ「でも、本当に厳しそうね」
ほむら「無理なら手伝わなくてもいいわ。私一人でやるから」
マミ「そんなこといわないで。まだ時間があるんだから、作戦を考えましょ」
杏子「でもどうすんだよ。単純なパワーゲームじゃ下手すると負けるぜ」
マミ「そうね。暁美さんの仕掛けプラス私達の追撃で倒せれば良いんだけれど、
もし倒せなかったら……」
杏子「おいおい。それって本当に4人で勝てるのかよ?」
ほむら「逃げてもいいのよ」
杏子「だれが」
マミ「でも、本当に厳しそうね」
ほむら「無理なら手伝わなくてもいいわ。私一人でやるから」
マミ「そんなこといわないで。まだ時間があるんだから、作戦を考えましょ」
杏子「でもどうすんだよ。単純なパワーゲームじゃ下手すると負けるぜ」
マミ「そうね。暁美さんの仕掛けプラス私達の追撃で倒せれば良いんだけれど、
もし倒せなかったら……」
杏子「……」
ほむら「……」
ハルヒ「……あのさ」
ほむら「なにかしら?」
ハルヒ「思ったんだけどさ、この面子って、作戦立てるのに向いてなくない?」
マミ「そうなのかしら?」
ハルヒ「正直、あたしは考えるより身体動かすタイプだし。杏子もどっちかっていうとそうよね?」
杏子「否定はしねえな。ってかいきなり呼び捨てかよ」
ハルヒ「いや、今更『佐倉さん』って呼ぶのもなんか気持ち悪いっていうか」
杏子「まあ、いいけどよ」
ほむら「……」
ハルヒ「……あのさ」
ほむら「なにかしら?」
ハルヒ「思ったんだけどさ、この面子って、作戦立てるのに向いてなくない?」
マミ「そうなのかしら?」
ハルヒ「正直、あたしは考えるより身体動かすタイプだし。杏子もどっちかっていうとそうよね?」
杏子「否定はしねえな。ってかいきなり呼び捨てかよ」
ハルヒ「いや、今更『佐倉さん』って呼ぶのもなんか気持ち悪いっていうか」
杏子「まあ、いいけどよ」
100ぐらいまでとりあえず読んだけどなかなか
あとで読むか
あとで読むか
ハルヒ「それで、マミさんは……ええと」
ほむら「敵を倒すより戦い方に拘るタイプね。
なまじ実力がある分戦略立てるのは苦手そうだわ」
ハルヒ「そうそんな感じ。で、ほむら。あんたは作戦立ててるみたいだけど、
自分用のだけしか考えないでしょ?」
マミ「仕方が無いわ。今まで一人で戦ってきた魔法少女が集まれば最初はこんなものよ。
でも互いの長所を生かせば連携できると思うの」
ハルヒ「でも今回の相手って、話からすると長所を生かすとかそういうレベルじゃないわよね?
なんていうか根本的に力が違うっていうか」
ほむら「それであなたはどうしたらいいと思うの?」
ハルヒ「根本的に勝つためには作戦を考えないといけないわ!」
マミ「涼宮さんにはそんな作戦があるのかしら?」
ハルヒ「いや思いつかないから、ここは頭脳をスカウトしたらどうかなって」
ほむら「敵を倒すより戦い方に拘るタイプね。
なまじ実力がある分戦略立てるのは苦手そうだわ」
ハルヒ「そうそんな感じ。で、ほむら。あんたは作戦立ててるみたいだけど、
自分用のだけしか考えないでしょ?」
マミ「仕方が無いわ。今まで一人で戦ってきた魔法少女が集まれば最初はこんなものよ。
でも互いの長所を生かせば連携できると思うの」
ハルヒ「でも今回の相手って、話からすると長所を生かすとかそういうレベルじゃないわよね?
なんていうか根本的に力が違うっていうか」
ほむら「それであなたはどうしたらいいと思うの?」
ハルヒ「根本的に勝つためには作戦を考えないといけないわ!」
マミ「涼宮さんにはそんな作戦があるのかしら?」
ハルヒ「いや思いつかないから、ここは頭脳をスカウトしたらどうかなって」
マミ「頭脳? 当てはあるの?」
ハルヒ「『ゆき』よ」
マ・ほ・杏「誰?」
ハルヒ「いや、あの白色の衣装の魔法少女よ。あいつ考えるのは得意そうじゃない」
マミ「ああ。あの子」
ほむら「そういえばそうね。戦力外だから声をかけなかったのだけど」
杏子「まあいんじゃね。あたしは会った事ないけど」
マミ「連絡は付くの?」
ハルヒ「いつも魔女狩りしてると出没するから、
魔女探ししてる時間に街中を探せばいると思うけど、
その前に、まどかが知ってるみたいだから、明日学校で聞いてみるわ」
マミ「そう。お願いね。
じゃあ、今日のところはこれで解散ね」
ハルヒ「『ゆき』よ」
マ・ほ・杏「誰?」
ハルヒ「いや、あの白色の衣装の魔法少女よ。あいつ考えるのは得意そうじゃない」
マミ「ああ。あの子」
ほむら「そういえばそうね。戦力外だから声をかけなかったのだけど」
杏子「まあいんじゃね。あたしは会った事ないけど」
マミ「連絡は付くの?」
ハルヒ「いつも魔女狩りしてると出没するから、
魔女探ししてる時間に街中を探せばいると思うけど、
その前に、まどかが知ってるみたいだから、明日学校で聞いてみるわ」
マミ「そう。お願いね。
じゃあ、今日のところはこれで解散ね」
翌日学校にて。
廊下でまどかがキョンを呼び止めた。
まどか「キョン君」
キョン「なんだ?」
まどか「今日、キョン君の家行っても良いかな?」
キョン「ああ、かまわないが」
まどか「ちょっと相談したいことがあるの」
ほ・ハ・さ(なんですと?)
廊下でまどかがキョンを呼び止めた。
まどか「キョン君」
キョン「なんだ?」
まどか「今日、キョン君の家行っても良いかな?」
キョン「ああ、かまわないが」
まどか「ちょっと相談したいことがあるの」
ほ・ハ・さ(なんですと?)
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