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元スレQB「ボクと契約して魔法少女になってよ!」上条恭介「えっ」
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上条「さやかは……僕をいじめてるのかい?」
さやか「そんなっ……諦めなければまだ!」
上条「諦めろって言われたのさ……もう二度と演奏は無理だって!!奇跡や魔法でもない限り!」
さやか「!!」
さやか「それでも……それでも、奇跡も魔法も、あるんだよ!!」
~~~~~~~
病院の屋上
QB「ボクを呼び出したということは、ついに決心したんだね」
さやか「うん。あたし、……魔法少女になる」
QB「そうか。キミはどんな願いでソウルジェムを輝かせるんだい?」
さやか「あたしは……恭介の腕を治したい!叶えてよ、キュゥべえ!」
QB「残念だが、それはムリだね」
さやか「えっ」
さやか「そんな……どうして!?どんな願いでもかなえられるって言ったじゃん!!」
QB「簡単なコトさ。キミの願いはエントロピーを凌駕できなかった、それだけだ」
さやか「意味わかんないよ……なに、それ……。
あたし、マミさんが死んだのを見て、それでも、魔法少女になろうって決めたのに……!」
QB「その心意気は素晴らしいものだと思うけどね。できないものは、できないんだ」
さやか「……そんな……!」
QB「他の願い事が決まったらまた呼んでよ。それじゃあボクはやることがあるからもう行くよ、またねさやか」
QB「簡単なコトさ。キミの願いはエントロピーを凌駕できなかった、それだけだ」
さやか「意味わかんないよ……なに、それ……。
あたし、マミさんが死んだのを見て、それでも、魔法少女になろうって決めたのに……!」
QB「その心意気は素晴らしいものだと思うけどね。できないものは、できないんだ」
さやか「……そんな……!」
QB「他の願い事が決まったらまた呼んでよ。それじゃあボクはやることがあるからもう行くよ、またねさやか」
QB「さて……準備はいいかい?」
???「……うん、大丈夫だよ。行こう、キュゥべえ」
~~~~~~~~~~~
帰り道
さやか「……ハア……どうして、どうしてよ……」
まどか「あっ、さやかちゃん?どうしたの……?」
さやか「まどか……」
まどか「……そんなことがあったんだ」
さやか「えへへ、まどかに何の相談もなく決めようとしたから、ばちがあたったのかな……なんて……っ、」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「っく、ひっく……きょ、恭介ぇ……あたし、なにもできないよ……」
まどか「はい、これハンカチ。これくらいしかできないけど」
さやか「ぁ、りがとう……まどかはやっぱり、優しいね」
まどか「そんなことないよ」
さやか「恭介にはきっと、まどかや仁美みたいな子の方が……って、あれ、仁美?」
まどか「ホントだ。こんな時間に出歩いてるなんて珍しいね」
さやか「しかも何か様子がヘンだよ……おーい、仁美ー!!」
仁美「あら、お二人ともごきげんよう!」
まどか「そんなことないよ」
さやか「恭介にはきっと、まどかや仁美みたいな子の方が……って、あれ、仁美?」
まどか「ホントだ。こんな時間に出歩いてるなんて珍しいね」
さやか「しかも何か様子がヘンだよ……おーい、仁美ー!!」
仁美「あら、お二人ともごきげんよう!」
さやか「仁美、今日は習い事があったんじゃないの?」
仁美「それよりももっと大切なことがありましたので、キャンセルしましたわ」
まどか「ええっ!仁美ちゃんが習い事をサボるなんて……初めてだよ」
仁美「そうですわ!せっかくですもの、お二人とも一緒にいきましょう?」
さやか「行くって……どこに、」
仁美「ここよりとぉーっても、……素晴らしいところですわ」
仁美「それよりももっと大切なことがありましたので、キャンセルしましたわ」
まどか「ええっ!仁美ちゃんが習い事をサボるなんて……初めてだよ」
仁美「そうですわ!せっかくですもの、お二人とも一緒にいきましょう?」
さやか「行くって……どこに、」
仁美「ここよりとぉーっても、……素晴らしいところですわ」
さやか(まどか、どう思う)
まどか(どう見ても様子がおかしいよ……!魔女、なのかな)
さやか(マミさん、……はもういないし……。転校生の連絡先も知らない……)
さやか「うん仁美、あたしも一緒に行くよ!」
仁美「まあ!嬉しいですわ!」
さやか「でもね、まどかは大事な用事があるんだって。だからあたしだけでいいかな?」
まどか「えっ!?」
まどか(どう見ても様子がおかしいよ……!魔女、なのかな)
さやか(マミさん、……はもういないし……。転校生の連絡先も知らない……)
さやか「うん仁美、あたしも一緒に行くよ!」
仁美「まあ!嬉しいですわ!」
さやか「でもね、まどかは大事な用事があるんだって。だからあたしだけでいいかな?」
まどか「えっ!?」
さやか(話を合わせて!まどかはお願いだから転校生を探してきて……!
あんなヤツだけど、他の魔法少女なんて知らないもん)
まどか(わ、わかった……見つけたらすぐ、電話するから!)
仁美「お二人とも、どうなさったんですか?」
さやか「えっ!いや、なんでもないよ!」
まどか「そうだよ!残念だなーって、話してたの……じゃあ私、行くね!」
仁美「本当に残念ですわ……ごきげんよう!じゃあさやかさん、行きましょう」
さやか「う、うん……」
さやか(まどか……頼んだよ……!)
あんなヤツだけど、他の魔法少女なんて知らないもん)
まどか(わ、わかった……見つけたらすぐ、電話するから!)
仁美「お二人とも、どうなさったんですか?」
さやか「えっ!いや、なんでもないよ!」
まどか「そうだよ!残念だなーって、話してたの……じゃあ私、行くね!」
仁美「本当に残念ですわ……ごきげんよう!じゃあさやかさん、行きましょう」
さやか「う、うん……」
さやか(まどか……頼んだよ……!)
「少女が一番効率がいい」だけで別に少女じゃないといけないわけじゃないからな
~~~~~~~~~~
廃工場
さやか(なにこれ……人がどんどん集まってきてる)
仁美「ふ~んふんふふ~ん♪」
さやか(みんな魔女の口付けを受けてるし……。仁美……!)
さやか「……いざという時は、せめて仁美だけでも、あたしが……」
仁美「あらさやかさん、何かおっしゃいました?」
さやか「え!ううん、なんでもないの!」
廃工場
さやか(なにこれ……人がどんどん集まってきてる)
仁美「ふ~んふんふふ~ん♪」
さやか(みんな魔女の口付けを受けてるし……。仁美……!)
さやか「……いざという時は、せめて仁美だけでも、あたしが……」
仁美「あらさやかさん、何かおっしゃいました?」
さやか「え!ううん、なんでもないの!」
工場長「俺はもうダメだ……親父から継いだ工場まで潰しちまって……」
会社員「僕ももう……周りからの期待に応えきれない……」
OL「なにもかも、どうでもいい……」
仁美「でもこれからは、違いますわ」
タプン
さやか「それ……洗剤?」
仁美「ふふふ……これをこうして、バケツの中へ……っと」
コロンコロン
さやか(これ……混ぜちゃダメなヤツじゃんか!!)
さやか「仁美!なにしてるの!こんなことしたら!」
仁美「何をおっしゃっているんですの?これは神聖な儀式なんですの……素晴らしい場所へ行くための!」
さやか「それがあの世だなんて冗談じゃない!貸してっ!!」バッ
会社員「僕ももう……周りからの期待に応えきれない……」
OL「なにもかも、どうでもいい……」
仁美「でもこれからは、違いますわ」
タプン
さやか「それ……洗剤?」
仁美「ふふふ……これをこうして、バケツの中へ……っと」
コロンコロン
さやか(これ……混ぜちゃダメなヤツじゃんか!!)
さやか「仁美!なにしてるの!こんなことしたら!」
仁美「何をおっしゃっているんですの?これは神聖な儀式なんですの……素晴らしい場所へ行くための!」
さやか「それがあの世だなんて冗談じゃない!貸してっ!!」バッ
仁美「ああっ!!さやかさん、何を……」
さやか「どりゃああああっ!!」
バリーン!! ガシャン
さやか「……はあっ、はあっ、はあっ……え?」
仁美「なんてことを……」
工場長「…………。」
OL「……ユルサナイ……」
さやか「ひっ……!に、逃げなきゃ!」
さやか「どりゃああああっ!!」
バリーン!! ガシャン
さやか「……はあっ、はあっ、はあっ……え?」
仁美「なんてことを……」
工場長「…………。」
OL「……ユルサナイ……」
さやか「ひっ……!に、逃げなきゃ!」
ガチャガチャ バタン
さやか(手がふるえて、……カギがうまくしめられない……!)
ブルブルブル カチャ
さやか「……っはあっ……!」
ドンドン!!ドンドン!!ガンガン!!!
さやか「ひいっ!!」
さやか(マミさん……マミさん……っ!た、たすけて……マミさん……!)
さやか(部屋は行き止まり……窓も開かない、どう、どうしたら)
ボウッ……
さやか「!?魔女の結界!こんな時に……!」
さやか(手がふるえて、……カギがうまくしめられない……!)
ブルブルブル カチャ
さやか「……っはあっ……!」
ドンドン!!ドンドン!!ガンガン!!!
さやか「ひいっ!!」
さやか(マミさん……マミさん……っ!た、たすけて……マミさん……!)
さやか(部屋は行き止まり……窓も開かない、どう、どうしたら)
ボウッ……
さやか「!?魔女の結界!こんな時に……!」
~~~~~~~~~~~~
箱の魔女の結界
さやか(なにこれ……テレビ?色んなものが映ってる……)
さやか(笑顔のマミさん……紅茶を淹れてるマミさん、戦ってるマミさん)
さやか「……っ、ううっ、ぐすっ」
さやか(マミさんみたいになりたかった……!なのに、なにも出来ない……!)
フヨフヨフヨ ビヨョーーン
さやか「きゃああっ!!手足が……!」
さやか(千切れちゃうよ……!あ、頭がぐるぐるする……!)
さやか「マミさん……マミ、さん……っ!!」
箱の魔女の結界
さやか(なにこれ……テレビ?色んなものが映ってる……)
さやか(笑顔のマミさん……紅茶を淹れてるマミさん、戦ってるマミさん)
さやか「……っ、ううっ、ぐすっ」
さやか(マミさんみたいになりたかった……!なのに、なにも出来ない……!)
フヨフヨフヨ ビヨョーーン
さやか「きゃああっ!!手足が……!」
さやか(千切れちゃうよ……!あ、頭がぐるぐるする……!)
さやか「マミさん……マミ、さん……っ!!」
――ザシュッ!!!
さやか「ひゃあっ!」
???「ふう、間に合った」ヒメダッコ
さやか「え、えっ!?」キョロキョロ
???「ここで大人しくしておいて。もう大丈夫だよ」
さやか「あっ、ハイ……」
???「たあぁあッ!!」
さやか(誰……?あの女の子……)
さやか(やわらかそうな灰色のセミロングに、同じ色の瞳、銀色の騎士みたいな服)
???「これで……トドメだっ!!!」
バババッ
さやか(何!?糸……!?)
キュイィイイン……バシュゥッ!!
魔女「キァアアア!!」
さやか(やわらかそうな灰色のセミロングに、同じ色の瞳、銀色の騎士みたいな服)
???「これで……トドメだっ!!!」
バババッ
さやか(何!?糸……!?)
キュイィイイン……バシュゥッ!!
魔女「キァアアア!!」
さやか(すごい……糸で魔女をからめとって、そのまま切り裂いた!)
???「はー……。やっぱり初戦だと緊張するな……」
QB「いいや、キミは十二分に良くやったと思うよ」
さやか「キュゥべえ!どうしてここに?」
QB「なに、マミがいなくなった後任の魔法少女についていたのさ」
さやか「こ、この子がそうなの……?」
QB「そうさ。といっても、まだ魔法少女になったばかりだけどね。自己紹介くらいしたらどうだい?」
???「えっ……!え、ええと……ぼ、僕は……」
さやか「僕っ子……?」
???「や、まあそこは気にしないで!その……恭子。恭子って言います!」
???「はー……。やっぱり初戦だと緊張するな……」
QB「いいや、キミは十二分に良くやったと思うよ」
さやか「キュゥべえ!どうしてここに?」
QB「なに、マミがいなくなった後任の魔法少女についていたのさ」
さやか「こ、この子がそうなの……?」
QB「そうさ。といっても、まだ魔法少女になったばかりだけどね。自己紹介くらいしたらどうだい?」
???「えっ……!え、ええと……ぼ、僕は……」
さやか「僕っ子……?」
???「や、まあそこは気にしないで!その……恭子。恭子って言います!」
さやか「その、恭子……さん。助けてくれて、ありがとう」
恭子「いや、そんなお礼を言われるようなことは何も……っていうか、呼び捨てでいいから!」
さやか「えっ?でも、いいの?」
恭子「さやかはいいんだよ」
さやか「へ?あたし、名乗ったっけ?」
恭子「!!!あっええっとその……キュゥべえに聞いたんだ!魔法少女候補の子だって……」
さやか「そ、そうなんだ」
ほむら「美樹さやか、あなたまさか魔法少女に………………えっ?」
さやか「えっ?」
恭子「えっ?」
恭子「いや、そんなお礼を言われるようなことは何も……っていうか、呼び捨てでいいから!」
さやか「えっ?でも、いいの?」
恭子「さやかはいいんだよ」
さやか「へ?あたし、名乗ったっけ?」
恭子「!!!あっええっとその……キュゥべえに聞いたんだ!魔法少女候補の子だって……」
さやか「そ、そうなんだ」
ほむら「美樹さやか、あなたまさか魔法少女に………………えっ?」
さやか「えっ?」
恭子「えっ?」
ほむら(な、何?っていうか、誰!?こんな子今までのループで一度も見なかったわよ!!)
ほむら「……あなた、何者なの?」
恭子「え、ええっと……新米魔法……少女、かな」
ほむら(なぜ少女のところで言いよどんだのかしら)
さやか「転校生こそ、何しに来たんだよ!まさか恭子からグリーフシードを奪おうと……」
ほむら「そのつもりはないわ」ファサ
ほむら「あなたが愚かにも契約していないか確かめにきただけ。杞憂だったみたいね」
さやか「…………っ」ウルウル
ほむら「!?」
ほむら「……あなた、何者なの?」
恭子「え、ええっと……新米魔法……少女、かな」
ほむら(なぜ少女のところで言いよどんだのかしら)
さやか「転校生こそ、何しに来たんだよ!まさか恭子からグリーフシードを奪おうと……」
ほむら「そのつもりはないわ」ファサ
ほむら「あなたが愚かにも契約していないか確かめにきただけ。杞憂だったみたいね」
さやか「…………っ」ウルウル
ほむら「!?」
ほむら「ど、どうして泣くの」
さやか「あっ、あ、あたし……契約しようと思ったけど、けど……!」ボロボロ
QB「……。」
さやか「で、できないって言われたんだもん……!!うぇえええん!!」
ほむら「」ポカーン
ほむら「……どういうこと、キュゥべえ。あなたが一度狙いを定めた子と契約を拒むなんて」
QB「ボクの方にも色々事情があるのさ。ただまあ簡単に言うなら、タイミングが悪かったってことさ」
さやか「うっ、うえっ、あたし、何の役にもたてな……っ、マミさああん……」エグエグ
QB「別にキミが悪いわけじゃない。例えミジンコ並だとしても、素質があることに変わりはないさ」
さやか「!!!うっ、うわああああん!!!」
QB「?どうしてもっと泣くんだろう?」
恭子「君が悪い」
ほむら「あなたのせいよ」
さやか「あっ、あ、あたし……契約しようと思ったけど、けど……!」ボロボロ
QB「……。」
さやか「で、できないって言われたんだもん……!!うぇえええん!!」
ほむら「」ポカーン
ほむら「……どういうこと、キュゥべえ。あなたが一度狙いを定めた子と契約を拒むなんて」
QB「ボクの方にも色々事情があるのさ。ただまあ簡単に言うなら、タイミングが悪かったってことさ」
さやか「うっ、うえっ、あたし、何の役にもたてな……っ、マミさああん……」エグエグ
QB「別にキミが悪いわけじゃない。例えミジンコ並だとしても、素質があることに変わりはないさ」
さやか「!!!うっ、うわああああん!!!」
QB「?どうしてもっと泣くんだろう?」
恭子「君が悪い」
ほむら「あなたのせいよ」
ほむら「……とにかく。美樹さやかは私が送って帰るわ」
恭子「僕じゃダメなのかい?」
ほむら「悪いけど、いきなり知人をまかせられるほど私、あなたの事知らないの」
恭子「……それもそうだね。さやかをよろしく頼む」
ほむら「言われなくても。ほら、行くわよ美樹さやか。涙を拭きなさい」つティッシュ
さやか「うっ……ううっ、あ、ありがとう」チーン!
さやか「転校生、あんた意外にやさしいんだね」
ほむら「い、意外に、は余計よ……」
さやか「ううん、ありがとう。それから……恭子も。ありがとね。ばいばい」
恭子「……さようなら、さやか。また会おう」
恭子「僕じゃダメなのかい?」
ほむら「悪いけど、いきなり知人をまかせられるほど私、あなたの事知らないの」
恭子「……それもそうだね。さやかをよろしく頼む」
ほむら「言われなくても。ほら、行くわよ美樹さやか。涙を拭きなさい」つティッシュ
さやか「うっ……ううっ、あ、ありがとう」チーン!
さやか「転校生、あんた意外にやさしいんだね」
ほむら「い、意外に、は余計よ……」
さやか「ううん、ありがとう。それから……恭子も。ありがとね。ばいばい」
恭子「……さようなら、さやか。また会おう」
シーン……
恭子「…………ふう。なんか疲れたな」
QB「まあ初めてにしては良くやったよ、恭子」
恭子「……なんで君までその呼び方をするんだよ」
QB「自分で名乗ったじゃないか?」
恭子「あれは……仕方無くだ」
QB「全く、人間というのは固体の識別にこだわるんだね。 ボクにはよくわからないよ」
恭子「僕からしてみれば君みたいな存在の方が謎だけどね。……ふっ、っと」ヘンシンカイジョ
恭子「…………ふう。なんか疲れたな」
QB「まあ初めてにしては良くやったよ、恭子」
恭子「……なんで君までその呼び方をするんだよ」
QB「自分で名乗ったじゃないか?」
恭子「あれは……仕方無くだ」
QB「全く、人間というのは固体の識別にこだわるんだね。 ボクにはよくわからないよ」
恭子「僕からしてみれば君みたいな存在の方が謎だけどね。……ふっ、っと」ヘンシンカイジョ
恭介「…………。やっぱりこっちの方が安心するな」
QB「その姿のまま変身出来たら一番良かったんだけどね。男の筋力に魔法少女の能力、いいとこどりだ」
恭介「けどそんなに物事ってのはうまくいかないさ。でもまあ、女の子の気持ちも少しは体感できた」
QB「それはどんな?」
恭介「……胸って案外重いし、スカートって結構脚が不安になるもんなんだな」
QB「なるほど。文化的に興味深いね」
~~~~~~~~~~
ほむら「それにしても。まどかはどうしたの?一緒じゃなかったの?」
さやか「あっ、そうだまどか!あんたを探しに行かせたまんまだった!」
ほむら「私を……?」
さやか「そうだよ。仁美が魔女の口付けを受けてて……それで、心当たりのある魔法少女はあんたしかいなかったから」
ほむら「そうなの」
ほむら(消去法だったとしても、……頼ってくれたのね)
ほむら「……ありがとう」
さやか「え?何か言った?」
ほむら「何でもないわ」
さやか「あ、あたしんちここなの。送ってくれてありがとね、……ほむら」
ほむら「!!」
さやか「……なによ、そんな顔しないでよ。マミさんのことはまだ許せないけど……でももしかしたら何か事情があったかもしれない」
ほむら「それでも、助けられなかったことに変わりはないわ」
さやか「そういう後悔の言葉が出るくらいなら、あたしはある程度あんたを信頼できる、ってことだよ」
ほむら「それにしても。まどかはどうしたの?一緒じゃなかったの?」
さやか「あっ、そうだまどか!あんたを探しに行かせたまんまだった!」
ほむら「私を……?」
さやか「そうだよ。仁美が魔女の口付けを受けてて……それで、心当たりのある魔法少女はあんたしかいなかったから」
ほむら「そうなの」
ほむら(消去法だったとしても、……頼ってくれたのね)
ほむら「……ありがとう」
さやか「え?何か言った?」
ほむら「何でもないわ」
さやか「あ、あたしんちここなの。送ってくれてありがとね、……ほむら」
ほむら「!!」
さやか「……なによ、そんな顔しないでよ。マミさんのことはまだ許せないけど……でももしかしたら何か事情があったかもしれない」
ほむら「それでも、助けられなかったことに変わりはないわ」
さやか「そういう後悔の言葉が出るくらいなら、あたしはある程度あんたを信頼できる、ってことだよ」
ほむら「……。」
さやか「まどかもあんたのこと気にしてるみたいだしさ。あの子優しいから、あんまりいじめないでやってよ」
ほむら「そんなつもりはないわ……ところで、まどかに連絡を入れなくていいの?」
さやか「ああっ!えーっと……」メルメル
ほむら「…………。ねえ、美樹さやか。さっきの魔法少女、あなたの知り合い?」
さやか「送信完了っと……。ん?恭子?知らないよ、初めて会った子。魔法少女になったばっかりなんだって」
ほむら「そう、なの……」
ほむら(本当に誰なのかしら、あの子……私よりよっぽどイレギュラーだわ。この時間軸、気を引き締めていかないと!)
さやか「まどかもあんたのこと気にしてるみたいだしさ。あの子優しいから、あんまりいじめないでやってよ」
ほむら「そんなつもりはないわ……ところで、まどかに連絡を入れなくていいの?」
さやか「ああっ!えーっと……」メルメル
ほむら「…………。ねえ、美樹さやか。さっきの魔法少女、あなたの知り合い?」
さやか「送信完了っと……。ん?恭子?知らないよ、初めて会った子。魔法少女になったばっかりなんだって」
ほむら「そう、なの……」
ほむら(本当に誰なのかしら、あの子……私よりよっぽどイレギュラーだわ。この時間軸、気を引き締めていかないと!)
~~~~~~~~~~
展望台
QB「と言う訳で、キミには無駄足だったね。この街にはもう新しい魔法少女がいるんだよ」
杏子「ふうーん……でも、こんな絶好の狩り場を新人にくれてやる訳にはいかないな」ムシャムシャ
QB「いくらキミでも、今回ばかりはどうなるかわからないよ?」
杏子「噂のイレギュラーってやつか?」モグモグ
QB「そうさ。それも二つもだ」
杏子「二つ……?どういうことだよ」ゴックン
QB「まあ、おいおい分かるさ」
杏子「ふうん……でもさ。……ぶっ潰しちゃえばいいんでしょ?そいつらまとめて、さ!」モグムシャ
~~~~~~~~~~
学校
恭介「おはよう、みんな」
クラスメイト「上条!具合、もう良くなったんだってな……!退院おめでとう!」
恭介「ありがとう」
さやか「な、なんで……どうして?」
まどか「さやかちゃん、すごいよ!良かったね……!」
さやか「まどか……どうしほう、ホントの奇跡が起こっちゃった……!うっ、ぐすっ」ボロボロ
まどか「さやかちゃん、ホラ、泣いてないで上条君のところに行っておいでよ!」ポン
さやか「うわっ、……と、とと」
学校
恭介「おはよう、みんな」
クラスメイト「上条!具合、もう良くなったんだってな……!退院おめでとう!」
恭介「ありがとう」
さやか「な、なんで……どうして?」
まどか「さやかちゃん、すごいよ!良かったね……!」
さやか「まどか……どうしほう、ホントの奇跡が起こっちゃった……!うっ、ぐすっ」ボロボロ
まどか「さやかちゃん、ホラ、泣いてないで上条君のところに行っておいでよ!」ポン
さやか「うわっ、……と、とと」
恭介「あっ、さやか!」
さやか「その……良かったね、腕、良くなって……」
恭介「うん。さやかには、お礼を言っても言い足りないな」
さやか「そんなの、あたしはただ顔出してただけだよ」
恭介「……さやか。今日の放課後、時間ある?」
さやか「え、あるけど」
恭介「じゃあ、屋上で少し話さない?」
さやか「えっ……その、……いいよ」
クラスメイト達(なにこのいい雰囲気)
クラスメイト達(リア充爆発しろ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放課後・屋上
さやか「は、話って何かな……」ドキドキ
恭介「さやかにね、謝らなきゃ、って思って……」
さやか「はっ?」
恭介「僕は自暴自棄になって、さやかにひどい事を言っただろ?」
さやか「あれは……仕方無いよ。無神経だったあたしが悪かったの」
恭介「そんなことない。さやかはいつも僕を心配してくれてたじゃないか」
さやか「きょ、恭介……」
恭介「腕が治ったら、やりたいことがあったんだ」
さやか「なに?」
恭介「……さやかに、一番に演奏を聴いてもらいたい、って。……聴いてくれる?さやか」
さやか「うん!!もちろんだよ!!」
放課後・屋上
さやか「は、話って何かな……」ドキドキ
恭介「さやかにね、謝らなきゃ、って思って……」
さやか「はっ?」
恭介「僕は自暴自棄になって、さやかにひどい事を言っただろ?」
さやか「あれは……仕方無いよ。無神経だったあたしが悪かったの」
恭介「そんなことない。さやかはいつも僕を心配してくれてたじゃないか」
さやか「きょ、恭介……」
恭介「腕が治ったら、やりたいことがあったんだ」
さやか「なに?」
恭介「……さやかに、一番に演奏を聴いてもらいたい、って。……聴いてくれる?さやか」
さやか「うん!!もちろんだよ!!」
♪~~♪♪~♪
さやか「……っ、ぐすっ」ボロボロ
恭介(さやか……いつも、ありがとう)
恭介(さやかも、この街の人たちも、僕のバイオリンを聴いてくれた、大切な人達)
恭介(……この街を守ろう)
恭介(例え戦うことになっても)
♪~~♪♪~♪
さやか「ブラボー!!すごい、すっごいよ恭介!!」パチパチパチパチ
恭介「ちょっと褒めすぎだよ……やっぱりブランクは大きいな」
さやか「そんなの、恭介ならすぐ取り戻せるよ!」
恭介「はは、……そんな訳にもいかないんだけどね」
さやか「??」
恭介「じゃあ、僕はこれで」
さやか「あっ、恭介……一緒に、帰らない?」
恭介「…………。ゴメン、さやか。今日は大事な用事があるんだ」
さやか「そう……じゃあ、また明日ね!」
恭介「うん、また明日」
恭介「ちょっと褒めすぎだよ……やっぱりブランクは大きいな」
さやか「そんなの、恭介ならすぐ取り戻せるよ!」
恭介「はは、……そんな訳にもいかないんだけどね」
さやか「??」
恭介「じゃあ、僕はこれで」
さやか「あっ、恭介……一緒に、帰らない?」
恭介「…………。ゴメン、さやか。今日は大事な用事があるんだ」
さやか「そう……じゃあ、また明日ね!」
恭介「うん、また明日」
~~~~~~~~~~
裏路地
恭介「……ホントは、練習したいんだけどな……」
QB「そこは多少なりとも融通をきかせてくれないと困るな。キミは今や、見滝原を魔女から守る魔法少女なんだよ」
恭介「少女でさえなかったらなあ……」
QB「キミは変なところにこだわるね」
恭介「誰だって気にするさ……っと、反応だ!!」ヘンシン!
恭子「これは使い魔か……成長する前にさっさと引き裂いてやる!!」
ヒュン ガキン!!
杏子「待ちな」
恭子「!?」
裏路地
恭介「……ホントは、練習したいんだけどな……」
QB「そこは多少なりとも融通をきかせてくれないと困るな。キミは今や、見滝原を魔女から守る魔法少女なんだよ」
恭介「少女でさえなかったらなあ……」
QB「キミは変なところにこだわるね」
恭介「誰だって気にするさ……っと、反応だ!!」ヘンシン!
恭子「これは使い魔か……成長する前にさっさと引き裂いてやる!!」
ヒュン ガキン!!
杏子「待ちな」
恭子「!?」
恭子「誰だ君は……魔法少女!?」
杏子「同類なら話は早いね。あんたが噂のイレギュラールーキーかい?」
恭子「噂って……キュゥべえか」
杏子「それにしたって何してんだい?今のは使い魔だろ?」
恭子「……だから何だよ」
杏子「ほっとけよあんなの。もう何人か喰えばグリーフシードも孕むだろ。卵産む前の鶏しめてどうすんだよ」
恭子「なんだよ、それ……」
杏子「同類なら話は早いね。あんたが噂のイレギュラールーキーかい?」
恭子「噂って……キュゥべえか」
杏子「それにしたって何してんだい?今のは使い魔だろ?」
恭子「……だから何だよ」
杏子「ほっとけよあんなの。もう何人か喰えばグリーフシードも孕むだろ。卵産む前の鶏しめてどうすんだよ」
恭子「なんだよ、それ……」
杏子「あんたはまだ新人でわかっちゃいないかもしれないけど、グリーフシードってのはあたしらの生命線なんだ」
恭子「……それくらい、知ってるさ」
杏子「だったら分かるだろ?今は見逃すのが正しいのさ」
恭子「わからないね」
杏子「……何?」
恭子「この街の人を殺すってわかってて、見逃すなんて出来ないって言ったんだ!」
杏子「テメェ何甘いこと言ってんだ……もしかして、正義の味方ぶりっこか?」
恭子「お前こそ、悪ぶってるんじゃないのか?」
杏子「……!!」
恭子「……それくらい、知ってるさ」
杏子「だったら分かるだろ?今は見逃すのが正しいのさ」
恭子「わからないね」
杏子「……何?」
恭子「この街の人を殺すってわかってて、見逃すなんて出来ないって言ったんだ!」
杏子「テメェ何甘いこと言ってんだ……もしかして、正義の味方ぶりっこか?」
恭子「お前こそ、悪ぶってるんじゃないのか?」
杏子「……!!」
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
恭子「僕はあの使い魔を追う。そこをどいて」
杏子「……めた真似しやがって……」
恭子「え?……ッ!!」
ガキィン!!
恭子「な、にを」
杏子「洗礼だよ!甘っちょろいこと言ってちゃこの業界じゃやってけねーぜ!」
恭子「だからって魔法少女同士で争うなんて無意味だ!!」ヒュン
杏子「何言ってんだよ、むしろ良くあることさ」ヒラリ
恭子「そうかもしれない、でも今僕はグリーフシードなんて持ってない!!なんの意味もないだろ!」キュッ
杏子「うるっせえなあ……弱いくせにピーピーいっちょ前に鳴きやがって……!」ビュッ
恭子「っ!!」ガキン!
杏子「チョロチョロうっとうしいんだよこの糸女!」ガッ
恭子「うわっ……、」ズシャッ
杏子「……終わりだよ!!」
杏子「……めた真似しやがって……」
恭子「え?……ッ!!」
ガキィン!!
恭子「な、にを」
杏子「洗礼だよ!甘っちょろいこと言ってちゃこの業界じゃやってけねーぜ!」
恭子「だからって魔法少女同士で争うなんて無意味だ!!」ヒュン
杏子「何言ってんだよ、むしろ良くあることさ」ヒラリ
恭子「そうかもしれない、でも今僕はグリーフシードなんて持ってない!!なんの意味もないだろ!」キュッ
杏子「うるっせえなあ……弱いくせにピーピーいっちょ前に鳴きやがって……!」ビュッ
恭子「っ!!」ガキン!
杏子「チョロチョロうっとうしいんだよこの糸女!」ガッ
恭子「うわっ……、」ズシャッ
杏子「……終わりだよ!!」
……フッ、
Wキョーコ「「えっ?」」
ほむら「……。」ファサ
杏子「な……にしやがったテメェ!」バッ!
ほむら「無駄よ」ヒュン
恭子(一瞬で後ろに移動した……!)
杏子「今度はまたしても噂のイレギュラーか……!」
ほむら「そんなに有名になった憶えはないのだけれど。……それとそこのあなた。なにを転がっているの?」
恭子「え、僕は……使い魔を追い掛けてて」
ほむら「そう。あなたの目的は一体なんなの?」
恭子「目的って言っても、別に……、」
杏子「それよりてめーの目的を知りたいね!お前は何者なんだよ!」
ほむら「私は無駄な戦いをするバカの敵で、冷静な人の味方。あなたはどちらかしら、佐倉杏子」
杏子「なんであたしの名前を……」
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