元スレ勇者「魔王を倒しに行こうぜ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 70 :
ゴレ娘かわいいぞ
102 = 1 :
主「噂には聞いた事があるが……魔物とのハーフかね」
勇者「……ええ」
メイドC「おかわり要ります?」
リザ娘「す、すまない……頂きたい」
メイドD「羽……大丈夫ですか?」
ハピ娘「……凍るかと思いましたわ」
戦士「すげー打ち解けているな……」
主「可愛らしいお嬢さん達だ。流石に一目見た時は皆警戒していたようだが、少し交流を持てばそれも払拭されて当然だろう」
戦士(雪国の人は大人だな)
勇者(全くだ)
104 = 1 :
メイドA「トイレはここを出て右に行くとあります。今晩からもっと冷え込みますので、外に出る時は二人以上でお願いします」
ゴレ娘「二人?」
メイドB「いざという時に困りますので。またその時に暖炉近くのこの魔石いくつか持って行ってください」
リザ娘「魔石……? ああこれ、あっつ!!」
メイドC「炎を蓄えた魔石ですので注意して下さい。持ち運びはこちらに入れて下さいね」
メイドA「入浴は三日後の昼間のみです。……どう致しましょうか?」
主「これだけいればいいだろう。男女別々で入るとしよう」
戦士(この人、このメイド達と入っていたとか羨ましすぎる! は! 俺一人だったらもしか)
勇者「……」ドゴ
107 = 1 :
メイドA「こちらの方が人数多いですし、ご主人様方が先に入り下さい」
主「お嬢さん方もそれで構わないか?」
リザ娘「問題ない」
ゴレ娘「大丈夫ー」
ハピ娘「迷惑をお掛けしてますし、お気遣い無く」
主「一日の大半はここで過ごし、就寝は四人部屋で眠るのだがどう分けたものか」
メイドB「部屋は二部屋余っておりますし、そこでお分けすれば」
戦士「やー……それは厚かましすぎて申し訳が無いような」
勇者「流石にな」
108 = 1 :
主「ふむ……では私は彼らと共にすれば、そちらのお嬢さん方の部屋だけで済むかね?」
メイドB「そうですね」
主「お嬢さん方は一つの部屋に三人で、君達は私と相部屋になるのだがよろしいか?」
勇者「それでお願いします」
戦士「にしても、これから更に冷え込むって信じられないな」
主「魔石がなかったら越せない吹雪だからね。下手をしなくても凍死する家が出たりもするものだ」
戦士「恐ろしい地域だ」
主「全くだがこうして上手く折り合いつけて生活できてしまうからな」
主「他の地域ではこんな生活はないだろう」
勇者「それはもう……どうりでここの床はこんなにふかふかな訳だ」
ゴレ娘「寝やすいー」ゴロリ
109 = 1 :
主「勇者と言えば、王様との謁見があるそうだが、どういう話をしたのだい?」
戦士「そういやそういう話だな。気になるな、話せよ」
勇者「なんか魔王の事とか色々と聞いた気がするな……」
『魔王とはここ数十年で現れたものではない……遥か数百年前から存在していた』
『秘密裏に各国の国王と共に協議を行い、不可侵条約を取り付けていたのだ。が、何故今になってこの様な侵攻を……』
『魔王は我々人間に比べると非常に長い寿命だと言う。未だに世代交代をしていないそうだ』
『とは言え、そろそろ老人と言う年頃のはずだが……よもや呆けによるものではないと信じたい』
勇者「あー……」
戦士「歯切れ悪すぎじゃね?」
110 = 1 :
主「よほど難しい事を言われたと見る」ハッハッ
勇者「何処から話せば良いか……」ウーン
『この話は外部には漏らさぬ事。無用な不安を煽る事となるのでな』
『因みに漏らした場合、重い刑罰がある事を忘れぬようにな』
勇者「と思ったら喋ったら投獄とかありえる」
主「それはいかんなぁ……」
戦士「どんな重要機密なんだ」
112 = 96 :
ま
113 :
おさるキター
小休憩
114 = 83 :
支援のペースを上げなければ・・・
115 = 71 :
そりゃまあさるくらうよ
122 = 1 :
戦士「俺達の町は……」
主「それは中々……」
勇者(にしてもやたらと本棚が多いな……暇つぶし用か)キョロキョロ
メイドA「そちらの本はご自由にお読み下さい。土地柄の物も多いのできっと珍しいでしょう」
勇者「風土記とかですか?」
メイドB「あるにはありますが……読まれますか?」
勇者「是非とも」
メイドA「若い方がこちらを手に取るの……初めて見ました」
勇者「よく言われます」
124 = 1 :
戦士「お前伝承とか大好きだもんな」
勇者「大好物だ」
ハピ娘「そういった教養……私達にはとんとないですから羨ましいですわ」
リザ娘「時々、文字の練習とかしないといけないぐらいだしな」
ゴレ娘「使わないー」
勇者「時間はあるんだ。文字の読み書きをみっちり練習できるし、教えも出来るからな」
リザ娘「それは有り難いが果たして私達に使う機会があるのだろうか?」
126 = 1 :
主「さて、そろそろ就寝とするか、二人はこちらへ」
メイドB「お三方はこちらとなります」
ハピ娘「お二人ともお休みなさい」
リザ娘「お休み、また明日な」
ゴレ娘「ふあぁぁ……おやすみ~……」
勇者「ああ、お休み」
戦士「おう、お休み」
127 = 1 :
ハピ娘「う~ん、温いですわ幸せですわ」モゾモゾ
ゴレ娘「スー……スー……」
リザ娘「これから一週間近くここで生活か……少し気が滅入るな」
ハピ娘「体が動かせなくてかしら?」
主「……」
勇者「……」
戦士「……」
勇戦(気が滅入る)
128 = 1 :
二日目
リザ娘「……」ウズウズ
ゴレ娘「リザ娘ちゃんトレーニングしたそー」
ハピ娘「止めて下さらない? ご迷惑おかけしているのに悪臭を振りまくおつもりで?」
リザ娘「そんな事は分っている!」ウズウズ
戦士「じゃー気を紛らわせる為にも何かするか」スッ
ハピ娘「なんですの? その本は?」
戦士「簡単な学術書ってところか」
131 = 71 :
5人1部屋で良かったのではないか
132 = 1 :
リザ娘「数学、か……」ペラ
ハピ娘「見るのも久しいですわ……」
戦士「学問苦手だが流石の俺でも三人になら教えられるぜ」フフン
ゴレ娘「おおー」
ゴレ娘「次こっちの本ー」
リザ娘「ここら辺はまだ覚えているな」ペララ
ハピ娘「この辺りから怪しいですわね……解説を、あら?」
戦士「」ビクンビクン
勇者「……これ結構レベル高い本なんだよな」
135 = 1 :
メイドA「つまりここでの式は……」
リザ娘「ふむ」
ハピ娘「思い出してきましたわ」
ゴレ娘「ふむふむ。ふむ?」
戦士「なんだよあいつら……めっちゃ勉強できるんじゃねえか」グス
勇者「俺でも分からないなーあそこら辺。混じって教わってくるかな」
戦士「一人にしないで!」ガッシ
136 = 1 :
三日目
リザ娘「ご教授願います」
メイドA「はい、畏まりました♪」
勇者「とりあえず三人はこの一週間、勉強会で乗り切りそうだな」ドササ
戦士「で、お前は?」
勇者「まあ、見ての通りかな」ドサドサ
主「その本……全て読むつもりかい?」
勇者「旅で使えそうな知恵を掻い摘んで、ですかね」
138 = 1 :
メイドA「~~~」
リゴハ「……」ガリガリガリ
勇者「……」ペラ ペラ ペラ ペラ
主「……」スス
戦士「……」
戦士「な、なんだこの疎外感……」
主「? 君も紅茶を飲むかい?」
141 = 1 :
戦士「お前ら楽しそうだな……」
勇者「そりゃあ楽しいよ」
リザ娘「勉学もたまにはいいな」
ゴレ娘「お勉強ー」
ハピ娘「本当に久々の事ですからね」
戦士「こいつら……勉強苦手なの俺だけかー」
主「ふむ……ならば私とチェスでも」
戦士「結局頭使う系?!」
メイドA「ご主人様……」フゥ
142 :
勇者一人でよかったのではないか
ハーレムというのはそんなものではないか
143 = 113 :
おさるー
休憩
146 :
ゴレ娘はゴレムスと読むんだろ?
147 :
>>142
ハーレム物には引き立て役が必要なのさ
148 = 81 :
支
150 = 81 :
ばいさる
みんなの評価 : ☆
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