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元スレ勇者「魔王を倒しに行こうぜ」
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主「噂には聞いた事があるが……魔物とのハーフかね」
勇者「……ええ」
メイドC「おかわり要ります?」
リザ娘「す、すまない……頂きたい」
メイドD「羽……大丈夫ですか?」
ハピ娘「……凍るかと思いましたわ」
戦士「すげー打ち解けているな……」
主「可愛らしいお嬢さん達だ。流石に一目見た時は皆警戒していたようだが、少し交流を持てばそれも払拭されて当然だろう」
戦士(雪国の人は大人だな)
勇者(全くだ)
勇者「……ええ」
メイドC「おかわり要ります?」
リザ娘「す、すまない……頂きたい」
メイドD「羽……大丈夫ですか?」
ハピ娘「……凍るかと思いましたわ」
戦士「すげー打ち解けているな……」
主「可愛らしいお嬢さん達だ。流石に一目見た時は皆警戒していたようだが、少し交流を持てばそれも払拭されて当然だろう」
戦士(雪国の人は大人だな)
勇者(全くだ)
メイドA「トイレはここを出て右に行くとあります。今晩からもっと冷え込みますので、外に出る時は二人以上でお願いします」
ゴレ娘「二人?」
メイドB「いざという時に困りますので。またその時に暖炉近くのこの魔石いくつか持って行ってください」
リザ娘「魔石……? ああこれ、あっつ!!」
メイドC「炎を蓄えた魔石ですので注意して下さい。持ち運びはこちらに入れて下さいね」
メイドA「入浴は三日後の昼間のみです。……どう致しましょうか?」
主「これだけいればいいだろう。男女別々で入るとしよう」
戦士(この人、このメイド達と入っていたとか羨ましすぎる! は! 俺一人だったらもしか)
勇者「……」ドゴ
ゴレ娘「二人?」
メイドB「いざという時に困りますので。またその時に暖炉近くのこの魔石いくつか持って行ってください」
リザ娘「魔石……? ああこれ、あっつ!!」
メイドC「炎を蓄えた魔石ですので注意して下さい。持ち運びはこちらに入れて下さいね」
メイドA「入浴は三日後の昼間のみです。……どう致しましょうか?」
主「これだけいればいいだろう。男女別々で入るとしよう」
戦士(この人、このメイド達と入っていたとか羨ましすぎる! は! 俺一人だったらもしか)
勇者「……」ドゴ
メイドA「こちらの方が人数多いですし、ご主人様方が先に入り下さい」
主「お嬢さん方もそれで構わないか?」
リザ娘「問題ない」
ゴレ娘「大丈夫ー」
ハピ娘「迷惑をお掛けしてますし、お気遣い無く」
主「一日の大半はここで過ごし、就寝は四人部屋で眠るのだがどう分けたものか」
メイドB「部屋は二部屋余っておりますし、そこでお分けすれば」
戦士「やー……それは厚かましすぎて申し訳が無いような」
勇者「流石にな」
主「お嬢さん方もそれで構わないか?」
リザ娘「問題ない」
ゴレ娘「大丈夫ー」
ハピ娘「迷惑をお掛けしてますし、お気遣い無く」
主「一日の大半はここで過ごし、就寝は四人部屋で眠るのだがどう分けたものか」
メイドB「部屋は二部屋余っておりますし、そこでお分けすれば」
戦士「やー……それは厚かましすぎて申し訳が無いような」
勇者「流石にな」
主「ふむ……では私は彼らと共にすれば、そちらのお嬢さん方の部屋だけで済むかね?」
メイドB「そうですね」
主「お嬢さん方は一つの部屋に三人で、君達は私と相部屋になるのだがよろしいか?」
勇者「それでお願いします」
戦士「にしても、これから更に冷え込むって信じられないな」
主「魔石がなかったら越せない吹雪だからね。下手をしなくても凍死する家が出たりもするものだ」
戦士「恐ろしい地域だ」
主「全くだがこうして上手く折り合いつけて生活できてしまうからな」
主「他の地域ではこんな生活はないだろう」
勇者「それはもう……どうりでここの床はこんなにふかふかな訳だ」
ゴレ娘「寝やすいー」ゴロリ
メイドB「そうですね」
主「お嬢さん方は一つの部屋に三人で、君達は私と相部屋になるのだがよろしいか?」
勇者「それでお願いします」
戦士「にしても、これから更に冷え込むって信じられないな」
主「魔石がなかったら越せない吹雪だからね。下手をしなくても凍死する家が出たりもするものだ」
戦士「恐ろしい地域だ」
主「全くだがこうして上手く折り合いつけて生活できてしまうからな」
主「他の地域ではこんな生活はないだろう」
勇者「それはもう……どうりでここの床はこんなにふかふかな訳だ」
ゴレ娘「寝やすいー」ゴロリ
主「勇者と言えば、王様との謁見があるそうだが、どういう話をしたのだい?」
戦士「そういやそういう話だな。気になるな、話せよ」
勇者「なんか魔王の事とか色々と聞いた気がするな……」
『魔王とはここ数十年で現れたものではない……遥か数百年前から存在していた』
『秘密裏に各国の国王と共に協議を行い、不可侵条約を取り付けていたのだ。が、何故今になってこの様な侵攻を……』
『魔王は我々人間に比べると非常に長い寿命だと言う。未だに世代交代をしていないそうだ』
『とは言え、そろそろ老人と言う年頃のはずだが……よもや呆けによるものではないと信じたい』
勇者「あー……」
戦士「歯切れ悪すぎじゃね?」
戦士「そういやそういう話だな。気になるな、話せよ」
勇者「なんか魔王の事とか色々と聞いた気がするな……」
『魔王とはここ数十年で現れたものではない……遥か数百年前から存在していた』
『秘密裏に各国の国王と共に協議を行い、不可侵条約を取り付けていたのだ。が、何故今になってこの様な侵攻を……』
『魔王は我々人間に比べると非常に長い寿命だと言う。未だに世代交代をしていないそうだ』
『とは言え、そろそろ老人と言う年頃のはずだが……よもや呆けによるものではないと信じたい』
勇者「あー……」
戦士「歯切れ悪すぎじゃね?」
主「よほど難しい事を言われたと見る」ハッハッ
勇者「何処から話せば良いか……」ウーン
『この話は外部には漏らさぬ事。無用な不安を煽る事となるのでな』
『因みに漏らした場合、重い刑罰がある事を忘れぬようにな』
勇者「と思ったら喋ったら投獄とかありえる」
主「それはいかんなぁ……」
戦士「どんな重要機密なんだ」
勇者「何処から話せば良いか……」ウーン
『この話は外部には漏らさぬ事。無用な不安を煽る事となるのでな』
『因みに漏らした場合、重い刑罰がある事を忘れぬようにな』
勇者「と思ったら喋ったら投獄とかありえる」
主「それはいかんなぁ……」
戦士「どんな重要機密なんだ」
戦士「俺達の町は……」
主「それは中々……」
勇者(にしてもやたらと本棚が多いな……暇つぶし用か)キョロキョロ
メイドA「そちらの本はご自由にお読み下さい。土地柄の物も多いのできっと珍しいでしょう」
勇者「風土記とかですか?」
メイドB「あるにはありますが……読まれますか?」
勇者「是非とも」
メイドA「若い方がこちらを手に取るの……初めて見ました」
勇者「よく言われます」
主「それは中々……」
勇者(にしてもやたらと本棚が多いな……暇つぶし用か)キョロキョロ
メイドA「そちらの本はご自由にお読み下さい。土地柄の物も多いのできっと珍しいでしょう」
勇者「風土記とかですか?」
メイドB「あるにはありますが……読まれますか?」
勇者「是非とも」
メイドA「若い方がこちらを手に取るの……初めて見ました」
勇者「よく言われます」
戦士「お前伝承とか大好きだもんな」
勇者「大好物だ」
ハピ娘「そういった教養……私達にはとんとないですから羨ましいですわ」
リザ娘「時々、文字の練習とかしないといけないぐらいだしな」
ゴレ娘「使わないー」
勇者「時間はあるんだ。文字の読み書きをみっちり練習できるし、教えも出来るからな」
リザ娘「それは有り難いが果たして私達に使う機会があるのだろうか?」
勇者「大好物だ」
ハピ娘「そういった教養……私達にはとんとないですから羨ましいですわ」
リザ娘「時々、文字の練習とかしないといけないぐらいだしな」
ゴレ娘「使わないー」
勇者「時間はあるんだ。文字の読み書きをみっちり練習できるし、教えも出来るからな」
リザ娘「それは有り難いが果たして私達に使う機会があるのだろうか?」
主「さて、そろそろ就寝とするか、二人はこちらへ」
メイドB「お三方はこちらとなります」
ハピ娘「お二人ともお休みなさい」
リザ娘「お休み、また明日な」
ゴレ娘「ふあぁぁ……おやすみ~……」
勇者「ああ、お休み」
戦士「おう、お休み」
メイドB「お三方はこちらとなります」
ハピ娘「お二人ともお休みなさい」
リザ娘「お休み、また明日な」
ゴレ娘「ふあぁぁ……おやすみ~……」
勇者「ああ、お休み」
戦士「おう、お休み」
ハピ娘「う~ん、温いですわ幸せですわ」モゾモゾ
ゴレ娘「スー……スー……」
リザ娘「これから一週間近くここで生活か……少し気が滅入るな」
ハピ娘「体が動かせなくてかしら?」
主「……」
勇者「……」
戦士「……」
勇戦(気が滅入る)
ゴレ娘「スー……スー……」
リザ娘「これから一週間近くここで生活か……少し気が滅入るな」
ハピ娘「体が動かせなくてかしら?」
主「……」
勇者「……」
戦士「……」
勇戦(気が滅入る)
二日目
リザ娘「……」ウズウズ
ゴレ娘「リザ娘ちゃんトレーニングしたそー」
ハピ娘「止めて下さらない? ご迷惑おかけしているのに悪臭を振りまくおつもりで?」
リザ娘「そんな事は分っている!」ウズウズ
戦士「じゃー気を紛らわせる為にも何かするか」スッ
ハピ娘「なんですの? その本は?」
戦士「簡単な学術書ってところか」
リザ娘「……」ウズウズ
ゴレ娘「リザ娘ちゃんトレーニングしたそー」
ハピ娘「止めて下さらない? ご迷惑おかけしているのに悪臭を振りまくおつもりで?」
リザ娘「そんな事は分っている!」ウズウズ
戦士「じゃー気を紛らわせる為にも何かするか」スッ
ハピ娘「なんですの? その本は?」
戦士「簡単な学術書ってところか」
リザ娘「数学、か……」ペラ
ハピ娘「見るのも久しいですわ……」
戦士「学問苦手だが流石の俺でも三人になら教えられるぜ」フフン
ゴレ娘「おおー」
ゴレ娘「次こっちの本ー」
リザ娘「ここら辺はまだ覚えているな」ペララ
ハピ娘「この辺りから怪しいですわね……解説を、あら?」
戦士「」ビクンビクン
勇者「……これ結構レベル高い本なんだよな」
ハピ娘「見るのも久しいですわ……」
戦士「学問苦手だが流石の俺でも三人になら教えられるぜ」フフン
ゴレ娘「おおー」
ゴレ娘「次こっちの本ー」
リザ娘「ここら辺はまだ覚えているな」ペララ
ハピ娘「この辺りから怪しいですわね……解説を、あら?」
戦士「」ビクンビクン
勇者「……これ結構レベル高い本なんだよな」
メイドA「つまりここでの式は……」
リザ娘「ふむ」
ハピ娘「思い出してきましたわ」
ゴレ娘「ふむふむ。ふむ?」
戦士「なんだよあいつら……めっちゃ勉強できるんじゃねえか」グス
勇者「俺でも分からないなーあそこら辺。混じって教わってくるかな」
戦士「一人にしないで!」ガッシ
リザ娘「ふむ」
ハピ娘「思い出してきましたわ」
ゴレ娘「ふむふむ。ふむ?」
戦士「なんだよあいつら……めっちゃ勉強できるんじゃねえか」グス
勇者「俺でも分からないなーあそこら辺。混じって教わってくるかな」
戦士「一人にしないで!」ガッシ
三日目
リザ娘「ご教授願います」
メイドA「はい、畏まりました♪」
勇者「とりあえず三人はこの一週間、勉強会で乗り切りそうだな」ドササ
戦士「で、お前は?」
勇者「まあ、見ての通りかな」ドサドサ
主「その本……全て読むつもりかい?」
勇者「旅で使えそうな知恵を掻い摘んで、ですかね」
リザ娘「ご教授願います」
メイドA「はい、畏まりました♪」
勇者「とりあえず三人はこの一週間、勉強会で乗り切りそうだな」ドササ
戦士「で、お前は?」
勇者「まあ、見ての通りかな」ドサドサ
主「その本……全て読むつもりかい?」
勇者「旅で使えそうな知恵を掻い摘んで、ですかね」
メイドA「~~~」
リゴハ「……」ガリガリガリ
勇者「……」ペラ ペラ ペラ ペラ
主「……」スス
戦士「……」
戦士「な、なんだこの疎外感……」
主「? 君も紅茶を飲むかい?」
リゴハ「……」ガリガリガリ
勇者「……」ペラ ペラ ペラ ペラ
主「……」スス
戦士「……」
戦士「な、なんだこの疎外感……」
主「? 君も紅茶を飲むかい?」
戦士「お前ら楽しそうだな……」
勇者「そりゃあ楽しいよ」
リザ娘「勉学もたまにはいいな」
ゴレ娘「お勉強ー」
ハピ娘「本当に久々の事ですからね」
戦士「こいつら……勉強苦手なの俺だけかー」
主「ふむ……ならば私とチェスでも」
戦士「結局頭使う系?!」
メイドA「ご主人様……」フゥ
勇者「そりゃあ楽しいよ」
リザ娘「勉学もたまにはいいな」
ゴレ娘「お勉強ー」
ハピ娘「本当に久々の事ですからね」
戦士「こいつら……勉強苦手なの俺だけかー」
主「ふむ……ならば私とチェスでも」
戦士「結局頭使う系?!」
メイドA「ご主人様……」フゥ
勇者一人でよかったのではないか
ハーレムというのはそんなものではないか
ハーレムというのはそんなものではないか
>>142
ハーレム物には引き立て役が必要なのさ
ハーレム物には引き立て役が必要なのさ
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