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元スレモバP「アイドルたちが実は人間じゃなかった」
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拓海「……もういいか?」
P「あぁ、受け止めたよ……拓海はウニだったんだな。正直神様がいたことよりもびっくりしてる」
拓海「神様? あー、フレデリカか」
P「えっ」
拓海「は? ちげえのかよ」
P「……あ、でもあの適当さは神っぽいわ。うん、わかるわ」
拓海「まぁ、それはいいんだけどよ……」
P「……うん。拓海がウニとは流石に思わなかったよ」
拓海「アタシも、まさかバレる日が来るなんて思わなかったけどよ……」
P「……どうして、地上に? レディースなんかにいたのか聞いてもいいか」
拓海「……アタシはさ。遥か遠くにある――地上が、好きだったんだ」
P「あぁ、受け止めたよ……拓海はウニだったんだな。正直神様がいたことよりもびっくりしてる」
拓海「神様? あー、フレデリカか」
P「えっ」
拓海「は? ちげえのかよ」
P「……あ、でもあの適当さは神っぽいわ。うん、わかるわ」
拓海「まぁ、それはいいんだけどよ……」
P「……うん。拓海がウニとは流石に思わなかったよ」
拓海「アタシも、まさかバレる日が来るなんて思わなかったけどよ……」
P「……どうして、地上に? レディースなんかにいたのか聞いてもいいか」
拓海「……アタシはさ。遥か遠くにある――地上が、好きだったんだ」
拓海「海の底から、空を――地上を見てた。絶対に届かないってわかってたけどさ」
拓海「綺麗だったんだよ。光が降り注いで、遠くで……なにかが、声が聞こえるような気もして」
拓海「いってみたかった。でもアタシはウニだ……魚ですらねぇ。泳ぐことすらできなかった」
P「そうだろうな」
拓海「転がって、漂って。結局周りに流されることしかできなくて――そのまま、アタシはたぶん一度死んだ」
P「えっ」
拓海「ウニとしての命は終わったのかもしれないし、単純にどこかで食われたのかもしれねぇ。ぼんやりした意識の中、死んだんだなってことだけはわかった」
P「死んだって……じゃあ、やっぱり人間なんじゃ……」
拓海「いや、ちげぇよ。だってほら……」ジャキンッ
P「なんだこれ!? とんでもないツンツンヘア……どころじゃない、髪が針に……!」
拓海「アタシは今でもウニなんだ。棘もあるし、中身だって人と……たぶん違う」
P「たく、み……」
拓海「綺麗だったんだよ。光が降り注いで、遠くで……なにかが、声が聞こえるような気もして」
拓海「いってみたかった。でもアタシはウニだ……魚ですらねぇ。泳ぐことすらできなかった」
P「そうだろうな」
拓海「転がって、漂って。結局周りに流されることしかできなくて――そのまま、アタシはたぶん一度死んだ」
P「えっ」
拓海「ウニとしての命は終わったのかもしれないし、単純にどこかで食われたのかもしれねぇ。ぼんやりした意識の中、死んだんだなってことだけはわかった」
P「死んだって……じゃあ、やっぱり人間なんじゃ……」
拓海「いや、ちげぇよ。だってほら……」ジャキンッ
P「なんだこれ!? とんでもないツンツンヘア……どころじゃない、髪が針に……!」
拓海「アタシは今でもウニなんだ。棘もあるし、中身だって人と……たぶん違う」
P「たく、み……」
拓海「……話、戻してもいいか?」
P「ああ……わかった。聞かせてくれ」
拓海「アタシはたぶん、一度死んだんだ。本当のアタシも、向井拓海も」
P「拓海が、死んだ? ウニじゃない、拓海がってことか?」
拓海「……ウニとしてのアタシが『死んだ』って感じた時。いろいろと流れ込んできたんだ」
拓海「アタシ自身のことについて。向井拓海のことについて……それから、地上のことについて」
拓海「アタシが憧れてた……キラキラした光の向こうには……」
拓海「流されるためにある水流だけじゃない……『風』があるって知って……」
拓海「……『生きたい』って思ったんだ。アタシが、向井拓海が」
P「………」
拓海「結果として、アタシは……海底を転がってたウニは、地上で目を覚ました」
P「ああ……わかった。聞かせてくれ」
拓海「アタシはたぶん、一度死んだんだ。本当のアタシも、向井拓海も」
P「拓海が、死んだ? ウニじゃない、拓海がってことか?」
拓海「……ウニとしてのアタシが『死んだ』って感じた時。いろいろと流れ込んできたんだ」
拓海「アタシ自身のことについて。向井拓海のことについて……それから、地上のことについて」
拓海「アタシが憧れてた……キラキラした光の向こうには……」
拓海「流されるためにある水流だけじゃない……『風』があるって知って……」
拓海「……『生きたい』って思ったんだ。アタシが、向井拓海が」
P「………」
拓海「結果として、アタシは……海底を転がってたウニは、地上で目を覚ました」
拓海「驚いたさ、すぐそこにある光。自分で動ける事実」
拓海「嬉しかった。肌で感じる風は気持ち良かった」
拓海「だけど、怖かった。アタシは……結局のところ、人じゃなかった」
拓海「みろよ、この髪。触れば刺さっちまう……ちょっと感情が高ぶるだけで、こうなるんだ」
拓海「昔はもっとヒドかったんだ。だから、地上を楽しんでたはずのアタシは地上が嫌いになって」
拓海「海に戻れるわけもなくって、欲しかったはずのキラキラした光に追いやられて――」
拓海「……風の中にだけ、自分を見つけられる気がしたんだ」
P「……風、か。それでレディースに?」
拓海「ハハッ、ケンカだって怖くなかったさ。だからアタシは……落ちてたんだ。昔といっしょに、地べたに」
拓海「嬉しかった。肌で感じる風は気持ち良かった」
拓海「だけど、怖かった。アタシは……結局のところ、人じゃなかった」
拓海「みろよ、この髪。触れば刺さっちまう……ちょっと感情が高ぶるだけで、こうなるんだ」
拓海「昔はもっとヒドかったんだ。だから、地上を楽しんでたはずのアタシは地上が嫌いになって」
拓海「海に戻れるわけもなくって、欲しかったはずのキラキラした光に追いやられて――」
拓海「……風の中にだけ、自分を見つけられる気がしたんだ」
P「……風、か。それでレディースに?」
拓海「ハハッ、ケンカだって怖くなかったさ。だからアタシは……落ちてたんだ。昔といっしょに、地べたに」
> 拓海「みろよ、この髪。触れば刺さっちまう……ちょっと感情が高ぶるだけで、こうなるんだ」
マンガだろ?
マンガだろ?
P「………」
拓海「それで、まぁヤンチャしてたらアンタがアタシを見つけて拾い上げた」
P「……確かに、スカウトするときにはいろいろあったなぁ」
拓海「どうだい、軽蔑したろ? 結局のところ人じゃない……人もどき。海にも帰れないハンパモンさ」
P「あのな、拓海?」スッ…
拓海「お、おいちょっと待て! まだ髪が――」
ズズッ…
P「……これぐらい、なんてことない。ウニだろうが、お前は特攻隊長向井拓海だ」
拓海「バカ、血が出てんじゃねぇか! アンタ正気かよ!」
P「安心しろ、ケガには慣れてる。お前をスカウトした時に比べればよっぽど軽傷だ」
拓海「で、でもっ!」
P「それにお前はうちの自慢のアイドルたくみんなんだからな!」
拓海「……バカ、いってんじゃねぇよ」スルッ…
P「……あ。髪が元に戻った」
拓海「それで、まぁヤンチャしてたらアンタがアタシを見つけて拾い上げた」
P「……確かに、スカウトするときにはいろいろあったなぁ」
拓海「どうだい、軽蔑したろ? 結局のところ人じゃない……人もどき。海にも帰れないハンパモンさ」
P「あのな、拓海?」スッ…
拓海「お、おいちょっと待て! まだ髪が――」
ズズッ…
P「……これぐらい、なんてことない。ウニだろうが、お前は特攻隊長向井拓海だ」
拓海「バカ、血が出てんじゃねぇか! アンタ正気かよ!」
P「安心しろ、ケガには慣れてる。お前をスカウトした時に比べればよっぽど軽傷だ」
拓海「で、でもっ!」
P「それにお前はうちの自慢のアイドルたくみんなんだからな!」
拓海「……バカ、いってんじゃねぇよ」スルッ…
P「……あ。髪が元に戻った」
拓海「……ホント、アンタってバカだよな」
P「そうか? いや、いろいろと感覚がマヒしてるかもしれないな……」
拓海「アタシ、人間じゃないどころか……ウニだぞ?」
P「そりゃあ、とげとげしてるし驚いたが……いいか、拓海」
拓海「なんだよ」
P「言葉しゃべれて半人から完全に人外化まで自由にできるのにノリノリの大蛇がいる」
拓海「……マジかよ」
P「あぁ、本人はノリノリだ。先天的なものにしたって、あのエンジョイっぷりは羨ましい」
拓海「なんだよそれ……アタシ、バカみてーだな……」
P「拓海はマジメだなぁ、はっはっは」
拓海「な、撫でてんじゃねぇ!」ジャキィンッ! プスプスプスッ
P「いたい! やめて! ごめん!」
拓海「う、うるせーばーか! そんなに硬くしてねぇから刺さってねぇだろ!」
P「あ、本当だ!」
P「そうか? いや、いろいろと感覚がマヒしてるかもしれないな……」
拓海「アタシ、人間じゃないどころか……ウニだぞ?」
P「そりゃあ、とげとげしてるし驚いたが……いいか、拓海」
拓海「なんだよ」
P「言葉しゃべれて半人から完全に人外化まで自由にできるのにノリノリの大蛇がいる」
拓海「……マジかよ」
P「あぁ、本人はノリノリだ。先天的なものにしたって、あのエンジョイっぷりは羨ましい」
拓海「なんだよそれ……アタシ、バカみてーだな……」
P「拓海はマジメだなぁ、はっはっは」
拓海「な、撫でてんじゃねぇ!」ジャキィンッ! プスプスプスッ
P「いたい! やめて! ごめん!」
拓海「う、うるせーばーか! そんなに硬くしてねぇから刺さってねぇだろ!」
P「あ、本当だ!」
P「だいたい、ちょっと海から来たのがなんだっていうんだ。海の向こうから来たアイドルだってうちにはいるんだぞ?」
拓海「……妙に納得しちまった。はぁ、アタシって結局なんなんだろうな……」
P「せくしーぷりてぃーあいどるたくみん?」
拓海「おい、最高硬度の髪棘試してみるか?」
P「のーさんきゅー」
拓海「ったく……ありがとよ。アンタのおかげでちょっと楽になった気がする……」
P「それはよかった……ところでなんだが」
拓海「なんだ?」
P「なんで事務所に来たんだ?」
拓海「……あぁ、そうそう。ツーリングして土産買ってきたんだよ。事務所で開けるのと……」
P「……んー?」
拓海「……あー! そうだよアンタのだよ! 受け取れバーカ!」
P「お、おい! 投げるな!」
拓海「はっ、じゃあな!」
P「おい拓海、ちょっと……いっちゃったか」
拓海「……妙に納得しちまった。はぁ、アタシって結局なんなんだろうな……」
P「せくしーぷりてぃーあいどるたくみん?」
拓海「おい、最高硬度の髪棘試してみるか?」
P「のーさんきゅー」
拓海「ったく……ありがとよ。アンタのおかげでちょっと楽になった気がする……」
P「それはよかった……ところでなんだが」
拓海「なんだ?」
P「なんで事務所に来たんだ?」
拓海「……あぁ、そうそう。ツーリングして土産買ってきたんだよ。事務所で開けるのと……」
P「……んー?」
拓海「……あー! そうだよアンタのだよ! 受け取れバーカ!」
P「お、おい! 投げるな!」
拓海「はっ、じゃあな!」
P「おい拓海、ちょっと……いっちゃったか」
P「……ちなみに中身は……」
P「……ウニ型キーホルダーってお前、拓海ィ……」
P「いやぁ、可愛らしいけどな。まったく……」
ちひろ「そうですねー♪」
P「ち、ちひろさん!?」
ちひろ「はい、なんでしょう?」
P「いったいいつから……」
ちひろ「ずっといましたよ。ずっとずっと」
P「なにそれこわい」
P「……ウニ型キーホルダーってお前、拓海ィ……」
P「いやぁ、可愛らしいけどな。まったく……」
ちひろ「そうですねー♪」
P「ち、ちひろさん!?」
ちひろ「はい、なんでしょう?」
P「いったいいつから……」
ちひろ「ずっといましたよ。ずっとずっと」
P「なにそれこわい」
こういうスレマジできもいわ
キモオタどもはブヒブヒ楽しめるかもしれんが、一般人からしたら苦痛でしかない
キモオタどもはブヒブヒ楽しめるかもしれんが、一般人からしたら苦痛でしかない
上手くまとめたな
>>1ちゃん偉い!
>>1ちゃん偉い!
ちひろ「まぁとりあえず、お仕事は終わりました。無事に送って来ましたよ」
P「お疲れ様です……青木さんが資料取りに来てましたよ」
ちひろ「渡しておいてくれたみたいですね。ありがとうございます」
P「いえ、それほどでも……」
ちひろ「ふふふ、さーてと!」
P「なんですか?」
ちひろ「いえ、そろそろ>>331ちゃんが……帰ってきますよ。ね?」
P「お疲れ様です……青木さんが資料取りに来てましたよ」
ちひろ「渡しておいてくれたみたいですね。ありがとうございます」
P「いえ、それほどでも……」
ちひろ「ふふふ、さーてと!」
P「なんですか?」
ちひろ「いえ、そろそろ>>331ちゃんが……帰ってきますよ。ね?」
ちひろ「さぁやりなさい我がしもべ!」
P「……あの」
千佳「Pくん……あたし、負けないよ!」
P「あぁもう、わかった! いくぞ千佳!」
千佳「うん! ラブリーチカのスペシャルアタックでぇ――」キィン…
P(い、今何か光ったような……!?)
ちひろ(あ、ちなみに千佳ちゃんの正体なんですけれどね――)
>>340
千佳の正体
P「……あの」
千佳「Pくん……あたし、負けないよ!」
P「あぁもう、わかった! いくぞ千佳!」
千佳「うん! ラブリーチカのスペシャルアタックでぇ――」キィン…
P(い、今何か光ったような……!?)
ちひろ(あ、ちなみに千佳ちゃんの正体なんですけれどね――)
>>340
千佳の正体
ちひろ(正真正銘純血の――魔女です♪)
P「ま……!?」
千佳「ラブリーチカ・愛の三拍子!」フワッ…
P「は、速い――!」
千佳「いちっ!」ポゥ…
P「ぐあっ……!?」
千佳「にぃっ!」バチバチ…
P(お、俺の身体に光が……なんだこれ……)
千佳「さぁん!」ゴォゥッ!
P「ぐ、ぐああぁぁぁぁぁぁー!」
ちひろ「プ、プロデューサーさぁああああん!!」
P「ま……!?」
千佳「ラブリーチカ・愛の三拍子!」フワッ…
P「は、速い――!」
千佳「いちっ!」ポゥ…
P「ぐあっ……!?」
千佳「にぃっ!」バチバチ…
P(お、俺の身体に光が……なんだこれ……)
千佳「さぁん!」ゴォゥッ!
P「ぐ、ぐああぁぁぁぁぁぁー!」
ちひろ「プ、プロデューサーさぁああああん!!」
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