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元スレ橘純一「相手に尿意を催させる」
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純一「……ん?」
薫「ほらほら! アンタ達退きなさいよ! 恵子が通るのに邪魔じゃない!」
「んだようるせーなもじゃんこが」
薫「…あ”?」
梅原「ちょっと待って! 何喧嘩になりかけてんだお前ら! 前の1件はもう済んだ話だろ!」
「ちょ、押さないでよ! 足踏んでるんだけどぉ!?」
「お、おい! やめろって! 破けるから教科書!」
薫「アンタまだアタシに喧嘩売ってるわけ? 良い度胸じゃない、きなさいよ」
梅原「だぁーっもう! やめろって棚町! おい大将! こっち止めてくれ!」
ガヤガヤ ざわざわ! ざわ!
純一「た、田中さん…」
田中「ひっく…ひっく……」ぶるぶる
薫「ほらほら! アンタ達退きなさいよ! 恵子が通るのに邪魔じゃない!」
「んだようるせーなもじゃんこが」
薫「…あ”?」
梅原「ちょっと待って! 何喧嘩になりかけてんだお前ら! 前の1件はもう済んだ話だろ!」
「ちょ、押さないでよ! 足踏んでるんだけどぉ!?」
「お、おい! やめろって! 破けるから教科書!」
薫「アンタまだアタシに喧嘩売ってるわけ? 良い度胸じゃない、きなさいよ」
梅原「だぁーっもう! やめろって棚町! おい大将! こっち止めてくれ!」
ガヤガヤ ざわざわ! ざわ!
純一「た、田中さん…」
田中「ひっく…ひっく……」ぶるぶる
田中「もうおわりだよぉっ…こんなっ…こんなっ…教室の真ん中でわたしっ…」ちょろろろ…
ちょろろ…ぴちょん!
田中「こんなことして、学校生活送れないっ……うわぁあああんっ…!」
純一「……」
十年前
『ネットで跳ねたボールはどちらに落ちるか…それは神しかしらないんだ』
純一「どーいうことおとーさん?」
『そこからは神の領域だ。私達では知ることが出来ない領域なんだ』
純一「へぇー」
『という風に漫画に書いてあった。かっこいい言葉だったから使いたかっただけだ、すまん』
純一「ふーん」
純一「……漏らしてしまったのか…」
田中「ううっ…」
ちょろろ…ぴちょん!
田中「こんなことして、学校生活送れないっ……うわぁあああんっ…!」
純一「……」
十年前
『ネットで跳ねたボールはどちらに落ちるか…それは神しかしらないんだ』
純一「どーいうことおとーさん?」
『そこからは神の領域だ。私達では知ることが出来ない領域なんだ』
純一「へぇー」
『という風に漫画に書いてあった。かっこいい言葉だったから使いたかっただけだ、すまん』
純一「ふーん」
純一「……漏らしてしまったのか…」
田中「ううっ…」
純一「………田中さん…」すっ
田中「ひっ! あっ…橘くん…コレは違うんだよっ…これは…っ」ぎゅっ
純一「まだ…わからない…わからないんだ、どうなるかは」すっ
がばぁ!
田中「ふぇっ!?」
純一「──行くよ田中さん……ネットにはねたボールは……アッチ側に落ちてもらうんだ!」
田中(おひめさま、だっこ?)
純一「みんな落ち着くんだ! これがっ…この田中さんの涙が見えないのかい!?」
薫「え…」
梅原「田中さん…っ」
田中「…え、えっ…?」
田中「ひっ! あっ…橘くん…コレは違うんだよっ…これは…っ」ぎゅっ
純一「まだ…わからない…わからないんだ、どうなるかは」すっ
がばぁ!
田中「ふぇっ!?」
純一「──行くよ田中さん……ネットにはねたボールは……アッチ側に落ちてもらうんだ!」
田中(おひめさま、だっこ?)
純一「みんな落ち着くんだ! これがっ…この田中さんの涙が見えないのかい!?」
薫「え…」
梅原「田中さん…っ」
田中「…え、えっ…?」
純一「これは…みんなが争ったために起こった涙なんだよ…! なのに皆はまだ争うっていうのかい!?」
田中「……」
「──とりあえず落ち着いて、みんな」
田中「あ…」
「授業は後五分で終わるけれど、それでも、ちゃんと真っ当に過ごさなきゃ駄目なの」
絢辻「──そうでしょう? 橘くん?」
純一「うん、そうだよ! みんな争ってちゃだめだ! いいかいっ? 田中さんは僕がつれいていく!」だだっ
田中「きゃっ」
純一「みんなはちゃんと反省しておくんだ! …それでは絢辻さん、後はよろしくね」
たったった…
田中「……」
「──とりあえず落ち着いて、みんな」
田中「あ…」
「授業は後五分で終わるけれど、それでも、ちゃんと真っ当に過ごさなきゃ駄目なの」
絢辻「──そうでしょう? 橘くん?」
純一「うん、そうだよ! みんな争ってちゃだめだ! いいかいっ? 田中さんは僕がつれいていく!」だだっ
田中「きゃっ」
純一「みんなはちゃんと反省しておくんだ! …それでは絢辻さん、後はよろしくね」
たったった…
薫「そ、そうよね……なにを争ってたのかしらアタシ達…」
梅原「ほら、お前ら。乱れた机片付けるぞ」
ガタガタ…
「…あれ? あそこ何か濡れてね?」
「あー確かに、でもあれって…確か田中さんが座ってた所じゃ…」
「もしかして──……」
絢辻「…涙よ」
「涙!? あの量の!?」
絢辻「そう、涙──田中さんの涙よ」
「…そんなに泣いてたのか田中さん…」
「わかってあげられなくて…ごめんなさい…」
絢辻(案外騙せるものね)
梅原「ほら、お前ら。乱れた机片付けるぞ」
ガタガタ…
「…あれ? あそこ何か濡れてね?」
「あー確かに、でもあれって…確か田中さんが座ってた所じゃ…」
「もしかして──……」
絢辻「…涙よ」
「涙!? あの量の!?」
絢辻「そう、涙──田中さんの涙よ」
「…そんなに泣いてたのか田中さん…」
「わかってあげられなくて…ごめんなさい…」
絢辻(案外騙せるものね)
涙なら舐めるしかないな涙じゃ
俺はあくまで涙を舐めるんだからね?
俺はあくまで涙を舐めるんだからね?
キーンコーンカーンコーン
絢辻「…チャイムね、次の授業は移動教室よ! 後はもういいからみんな、ほら! 移動する!」パンパン
絢辻「……橘くん、戻ってきたらちゃんと後片付けよろしくね」
~~~
純一「ごめんね、本当にごめん…田中さん…」
田中「あ、うん…えっと…私こそごめんなさい…」
純一「…わかってあげられなくて、その」
田中「勝手に頼った私も悪いよぉ……うん…ぐすっ…」
純一「…じゃあトイレ行こうか?」
田中「えっ? あ、そっかトイレに行こうとしてたんだっけ…いろいろあったから忘れて──」キュウン!
田中「あ…」
純一「と、トイレー! トイレはやく!」
ぴちょん! >今朝に戻る
絢辻「…チャイムね、次の授業は移動教室よ! 後はもういいからみんな、ほら! 移動する!」パンパン
絢辻「……橘くん、戻ってきたらちゃんと後片付けよろしくね」
~~~
純一「ごめんね、本当にごめん…田中さん…」
田中「あ、うん…えっと…私こそごめんなさい…」
純一「…わかってあげられなくて、その」
田中「勝手に頼った私も悪いよぉ……うん…ぐすっ…」
純一「…じゃあトイレ行こうか?」
田中「えっ? あ、そっかトイレに行こうとしてたんだっけ…いろいろあったから忘れて──」キュウン!
田中「あ…」
純一「と、トイレー! トイレはやく!」
ぴちょん! >今朝に戻る
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
塚原先輩踏んでくださいお願いします
塚原先輩踏んでくださいお願いします
スト子
ラブリー
高橋先生
みゃー
梨穂子
七咲
田中さん
ひびきちゃん←イマココ
メインヒロインが半分ってどういうことだよwww
ラブリー
高橋先生
みゃー
梨穂子
七咲
田中さん
ひびきちゃん←イマココ
メインヒロインが半分ってどういうことだよwww
純一「塚原先輩か…なるほどね」トュルルルン!
純一「これは大荒れの予感だぞぉ!」
卒業式 当日 三年教室廊下
純一「……」そわそわ
塚原「あら。キミは…」
純一「あ、塚原先輩!」たたっ
塚原「どうしたの、こんなところで。はるかに用事?」
純一「い、いえ! 違います! つ、塚原先輩に用事があってきました!」
塚原「私? へぇーなにかしら…ボタンならあげないわよ? 全部はるかに上げる予定だから」
純一「………」じっ
塚原「…結構大事な話みたいね」
純一「これは大荒れの予感だぞぉ!」
卒業式 当日 三年教室廊下
純一「……」そわそわ
塚原「あら。キミは…」
純一「あ、塚原先輩!」たたっ
塚原「どうしたの、こんなところで。はるかに用事?」
純一「い、いえ! 違います! つ、塚原先輩に用事があってきました!」
塚原「私? へぇーなにかしら…ボタンならあげないわよ? 全部はるかに上げる予定だから」
純一「………」じっ
塚原「…結構大事な話みたいね」
校舎裏
塚原「それで、一体何の用事なのかしら」
純一「……塚原先輩」
塚原「うん?」
純一「ぼ、僕と付き合ってください! 結婚前提で!」ばばっ
塚原「……へ?」
純一「貴女と出会ってから! 僕は…ずっと塚原先輩のことばかり考えてました!」
塚原「っ……」
純一「何時かちゃんと告白する、なんて決めてたのに…卒業式当日にまで出来なくて…」ぐっ
塚原「橘くん…」
純一「だけど決めたんです! 先輩…僕と付き合ってください!!」
塚原「それで、一体何の用事なのかしら」
純一「……塚原先輩」
塚原「うん?」
純一「ぼ、僕と付き合ってください! 結婚前提で!」ばばっ
塚原「……へ?」
純一「貴女と出会ってから! 僕は…ずっと塚原先輩のことばかり考えてました!」
塚原「っ……」
純一「何時かちゃんと告白する、なんて決めてたのに…卒業式当日にまで出来なくて…」ぐっ
塚原「橘くん…」
純一「だけど決めたんです! 先輩…僕と付き合ってください!!」
塚原「えっと……」
純一「っ…!」ぐぐっ
塚原「その、どうして私なの? はるかとか、七咲とか、もっといい子で可愛い子は知り合いでいるのに…」
純一「何言ってるんですか! 先輩は可愛いです! 一番です!」
塚原「い、一番っ? 私が…?」
純一「はい! そのスラッとした目つきとか、繊細でサラサラな髪質とか…あと、後輩思いで優しいところもあって…」
塚原「ま、待って橘くん…! それ以上は言わないで…!」かぁぁ
純一「は、はい? そうですか? まだ言い足りないんですけど…」
塚原「…キミの気持ちは十分伝わったわ。えっと、それで…」もじっ
純一「はい! なんですか!?」
塚原「…つ、付き合いたいってのは…私と…本気でってこと…?」
純一「っ…!」ぐぐっ
塚原「その、どうして私なの? はるかとか、七咲とか、もっといい子で可愛い子は知り合いでいるのに…」
純一「何言ってるんですか! 先輩は可愛いです! 一番です!」
塚原「い、一番っ? 私が…?」
純一「はい! そのスラッとした目つきとか、繊細でサラサラな髪質とか…あと、後輩思いで優しいところもあって…」
塚原「ま、待って橘くん…! それ以上は言わないで…!」かぁぁ
純一「は、はい? そうですか? まだ言い足りないんですけど…」
塚原「…キミの気持ちは十分伝わったわ。えっと、それで…」もじっ
純一「はい! なんですか!?」
塚原「…つ、付き合いたいってのは…私と…本気でってこと…?」
純一「本気以外にありません! 不純な気持ちなんて…!」
塚原「あ……ごめんなさい、違うの、ただ少し不安で」
純一「不安ですか…?」
塚原「キミのね、気持ちは凄く分かったわ。けれど、私はもう…卒業するの」
純一「っ…はい」
塚原「キミは…この学校から居なくなる私を…す、好きでいられるのかなって…」
純一「そんなのっ…」
塚原「え?」
純一「そんなの決まってるじゃないですか! 僕は覚悟のうえです! どんなに離れてても、先輩のことを好きで居ます!」
塚原「………」ドキン
純一「絶対にです!!」
塚原「あ……ごめんなさい、違うの、ただ少し不安で」
純一「不安ですか…?」
塚原「キミのね、気持ちは凄く分かったわ。けれど、私はもう…卒業するの」
純一「っ…はい」
塚原「キミは…この学校から居なくなる私を…す、好きでいられるのかなって…」
純一「そんなのっ…」
塚原「え?」
純一「そんなの決まってるじゃないですか! 僕は覚悟のうえです! どんなに離れてても、先輩のことを好きで居ます!」
塚原「………」ドキン
純一「絶対にです!!」
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