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    元スレ苗木「どきどき修学旅行?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    551 = 484 :

    モノクマ「いやぁ、まるでキミ達みたいだね! 最後にはポトッって落ちるのに一生懸命輝いちゃってさ!」

    苗木「……キミはボクにクロになってほしいみたいだね」

    モノクマ「そんな事は言ってないよ! むしろボク的には苗木クンは終盤まで生き残ってほしいくらいさ!」

    モノミ「不吉な事を言わないでくだちゃい! 皆さんは一人も死なせまちぇん!」

    モノクマ「はいはい、妹の戯言は聞き流すのが兄だよね。うぷぷ、苗木君。ボクはキミに期待しているんだよ」

    苗木「それはありがとう。だけど、ボクはあくまでキミの敵だ。それだけは覚えていてよ」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷ。うん、分かったよ」


    モノクマは満足気に笑いながらどこかへ消えてしまった。

    これで落ち着いて……と思ったらモノミがまだ居た。


    苗木「……で、キミはいつまでそこに居るのかな?」

    モノミ「先生は……少しだけ心配なんでちゅ……」

    苗木「はは、ボクが? 参ったな、そんなに人を殺しそうな顔してる?」

    モノミ「そういう事ではありまちぇん! ですが……」

    苗木「なに?」

    553 = 484 :

    モノミ「……いえ、何でもないでちゅ」

    苗木「そういうのって、後になってちゃんと言っておくべきだったっていうパターンが多いと思うよ?」

    モノミ「…………すみません、あちしは他の生徒達の事を見てきまちゅね」


    そう言ってモノミは離れていった。

    彼女はボクに何を言いたかったのか。それは何となく分かるから聞く必要もないんだけどね。


    ……でも、あまり担任の先生を心配させるのは良くないかな。

    ここは一人じゃなくて他の人達とも遊ぼう。



    誰と遊ぶ?(複数可) >>555

    555 :

    舞園残姉ちーたん

    556 = 484 :

    昼間で爆睡するわ

    557 :

    2はキャラが微妙だったから2を1のキャラと動機付けでやると面白そうだなあ

    558 :

    この>>1はできる

    もしおちたら是非SS速報で書いて欲しい

    560 :

    こんなにしっかりした面白いSSは初めて

    561 :

    寝る

    562 :

    568 :

    追い付いた
    いいねいいね

    571 = 558 :

    まさかいないとは思うけど2未プレイの奴は今のところ流れが2のそれに近いものがあるからネタバレに気をつけた方がいいほ

    573 :

    >>571
    そういう発言が1番ネタバレなのしらんのかね

    574 :

    >>573
    まあ良かれとおもって言ったことなんだからいいじゃあないか

    575 :

    ちょっと口滑っちゃうのは仕方ないにしても苗木に聞かれてまんま言っちゃうセレスアホすぎワロタ

    576 = 485 :

    577 = 485 :

    578 = 485 :

    587 = 485 :

    589 :

    追いついちった…

    590 = 484 :

    舞園「あ、苗木君!」ニコニコ

    戦刃「っ!!///」ビクッ


    舞園さんと不二咲クンと戦刃さんはオーソドックスな手持ち花火で遊んでいた。

    といっても朝日奈さんのように振り回したりする事もなく、大人しくしている。


    苗木「ボクも同じやつやろうかな」

    不二咲「あ、うん! ここにあるよぉ!」

    戦刃「…………」モジモジ

    苗木「ん、どうしたの戦刃さん?」

    戦刃「な、なんでもないよっ!///」

    苗木「??」


    挙動不審な戦刃さんに首を傾げるけど、よく分からない。

    とりあえず取り出した花火に舞園さんの花火の火を貰って点火すると、その先端から様々な色の綺麗な光が溢れ出る。

    591 :

    来たか

    593 = 484 :

    苗木「綺麗だね……」

    舞園「私がですか!?」ビクッ

    苗木「いや花火が」

    舞園「……ですよね。苗木君はそうですもんね」プイッ

    苗木「もちろん舞園さんも綺麗だよ」ニコ

    舞園「えっ!!/// あ、そ、その、そうですか……ありがとうございます……えへへ……///」ポワポワ


    舞園さんの白に何かの花が描かれている浴衣姿はよく似合っていた。さすがはアイドル。


    不二咲「ぼ、僕はどうかなぁ?」


    次は不二咲クンがおずおずと尋ねてくる。

    シンプルな灰色の男物で、大和田クンにでも習ったのか袖を捲り上げている。

    ……これはなんというか。


    苗木「か、かわいいね」

    不二咲「えぇ!?」ガーン

    594 :

    ちーたん可愛いよちーたん支援

    595 = 484 :

    苗木「ご、ごめん……なんていうか小さい子供が無理して大人っぽくしてるみたいで……」

    不二咲「うぅ……いいよぉ、これから似合うようになってみせるからぁ……」

    苗木「でも似合ってる事は似合ってるよ!」

    不二咲「……えへへ、ありがと」


    ダメだ、危うく陥落するところだ。。

    でも、不二咲クンは不二咲クンで頑張っている。

    男らしさという所でもそうだけど、こうして女子とも仲良くしようとしている。

    そういう前向きな所は見ていて凄く嬉しい。


    戦刃「あ、あの、苗木君!」

    苗木「う、うん!」


    戦刃さんが話しかけてきた。

    そのあまりにも必死な様子に、思わず背筋が伸びる。


    戦刃「この浴衣……ど、どうかな……?///」

    596 = 484 :

    涼し気な水色に、金魚。若干子供っぽい印象を受けるものだ。

    でも、そういうのを戦刃さんが着ていると考えると…………。


    苗木「すごく……いいかも……」ゴクリ

    戦刃「ほ、ほんと!?」

    苗木「うん、よく似合ってるよ!」ニコ

    戦刃「//////」カァァ


    戦刃さんは照れているようで耳まで真っ赤になっている。


    舞園「……なーんか、私の時より反応良くないですか?」ジト

    苗木「えっ、そ、そう!? そんな事ないよ!!」ビクッ

    不二咲「ふふ、戦刃さんは苗木君にどう思われるのか心配してたから。良かったね!」

    戦刃「う、うん///」

    苗木「そんな心配しなくていいのに。戦刃さんならボクじゃなくても他の男子もみんな褒めるよ!」

    戦刃「…………」ムスッ

    苗木「え、な、なに?」

    597 = 484 :

    舞園「苗木君はほーんと分かってないですね」

    不二咲「あはは……で、でも、それが苗木君だから……」

    苗木「えーと……?」


    なんだろう、この諦められてる感は。


    戦刃「……でも、こんな夜に火で遊ぶなんて初めて」ニコ

    苗木「あれ、そうなの?」

    戦刃「うん。戦場では夜中に明かりなんてもってのほかだし」

    苗木「な、なるほど……」

    不二咲「でもここは戦場じゃないから大丈夫だよぉ」ニコニコ

    舞園「えぇ。モノクマさんの言うことなんて無視しちゃえばいいんです!」

    戦刃「ふふ、そうだね。ここから出たら、またみんなで花火やりたいな」

    舞園「あ、いいですね! 街ではもっと大きな花火大会もありますよ」ニコ

    不二咲「それ、学園の屋上から見られるって聞いたことあるよぉ」

    苗木「はは、帰った時の楽しみが増えたね」

    598 = 484 :

    まだ何日も経っていないのに、いつもの日々が遠いもののように感じる。

    何気ない日常も、離れてみればかけがえの無い大切なモノだった。

    どこかのJPOPの歌詞のようだけど、ボクはそれを痛感していた。


    このままコロシアイなど起きずにハッピーエンド。

    例えばこれがゲームで、ボクが製作者だったらそういう展開にする。

    この逆境を乗り越えてクラスが一つになっていく学園青春ものだ。


    ……これを聞けば、きっと十神クンに鼻で笑われるのだろう。

    世の中はそんなに甘くできていないって。


    何となく分かったんだ。

    そんなハッピーエンドの為には、みんながそれぞれ強い希望を持っていなくてはいけない。

    でも……それを持っているのは霧切さんや石丸クンだけのようだ。十神クンは特殊なタイプだけど。


    だから。

    599 :

    >>532
    右端クソワロタ

    600 = 484 :

    舞園「……苗木君? どうしましたぼーっとして」

    苗木「ん、ごめん、ちょっと考え事」

    不二咲「な、なにか悩みでもあるのぉ?」

    戦刃「大丈夫、苗木君? 悩みなら聞くよ?」

    苗木「ううん、大丈夫大丈夫。ちょっとぼーっとしてただけだよ」ハハ


    ボクはいつからこんな卑屈になってしまったのだろう。これではモノクマの思惑通りだ。

    前向きに、前向きに。それがボクの唯一の取り柄なんだから。


    さて、他にも誰かと遊ぼうかな。



    誰と遊ぶ?(複数可) >>602


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