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    元スレ苗木「どきどき修学旅行?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
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    251 = 249 :

    ビーチバレー

    252 = 173 :

    ビーチバレー

    253 = 166 :

    苗木「ビーチバレーでもしよっか?」

    江ノ島「お、いいねいいね。加えてポロリも狙えるってわけね!」

    苗木「そんなの狙ってないってば!」

    江ノ島「あはは、分かってる分かってる! それじゃやろっか!」


    トンッ


    苗木「おっとっと」

    トンッ

    江ノ島「ねー苗木ー」

    トンッ

    苗木「んー、なに?」

    トンッ

    江ノ島「あんた、あたしの事好き?」

    ボテッ

    苗木「い、いきなり何言ってんの!?」

    254 = 166 :

    江ノ島「はい、落としたから答えて」ニコ

    苗木「そのルール、今作ったよね!?」

    江ノ島「あはは、いいじゃんいいじゃん。ほらほら言ってみ?」ニヤニヤ

    苗木「えーと……その……友達としては好きだよ」

    江ノ島「女の子としては?」

    苗木「わ、分かんないよ」

    江ノ島「うーん……そっかそっか。ズバリ、苗木はまだ恋も知らないお子様ってわけだ!」

    苗木「そ、そういう江ノ島さんはどうなのさ!」

    江ノ島「さぁ? どうだろう……ねっ!」

    トンッ

    苗木「わっ!」

    トンッ

    江ノ島「おー、よく反応したじゃん!」

    トンッ

    苗木「ボクだって負けてばかりじゃないよ!」

    255 = 166 :

    トンッ

    江ノ島「じゃあさー、あたしは苗木の事どう思ってると思う?」

    トンッ

    苗木「そんなの分からないよ……舞園さんみたいなエスパーもないし……」

    トンッ

    江ノ島「勘でいいから……さっ!」

    バシュ!!

    苗木「へぶっ!!!」

    ボテッ


    江ノ島繰り出したアタックは綺麗にボクの顔面に決まった。


    苗木「い、いきなり何を……」ヒリヒリ

    江ノ島「アタックなしなんて言ってないじゃん。ほらほら、さっきの質問に答えてよ!」ニヤニヤ

    苗木「き、嫌いではない……とか?」

    江ノ島「ブブー、不正解」

    256 = 166 :

    苗木「えっ、じゃあ嫌いなの……」

    江ノ島「うん、嫌い。あと好きだよ」ニコ

    苗木「……意味分からないよ」ハァ

    江ノ島「えー、そう? つまり、嫌いだから好きって事だよ!!」

    苗木「???」

    江ノ島「あはは、まだまだお子様な苗木には分からないかー。うんうん、でも人生勉強だよ」ニヤニヤ

    苗木「なんだかオバサンくさいよ江ノ島さん」

    江ノ島「はぁ!? 何言っちゃってくれてんのかなー!!!」


    バシュ!!


    苗木「ぶへっ!!!」


    再びビーチボールを顔面に受けながら、ぼんやりと考える。

    嫌いだから好き。

    …………やっぱりよく分からないや。

    259 :

    苗木

    260 = 166 :

    その後は構ってくれないと言って、ハイライトの消えた目で迫ってくる舞園さんと泳いだり。

    それを見た桑田クンの追撃を泳いで何とか逃げたり。

    セレスさんに無理矢理オイル塗りをやらされそうになっている所を、霧切さんと舞園さんに助けてもらったり。

    他にもスイカ割りみたいな定番も押さえて、みんなと思い切り遊んだ。


    それは本当に楽しくて。希望に満ち溢れていて。


    だからこそ予想できた事だった。


    光があれば影ができるように。


    希望には絶望がついて回るものだから。


    『うぷぷ……うぷぷぷぷぷ…………』

    261 = 166 :

    空が暗くなった。

    雲一つ無い晴天からの明らかな変化。

    そして、それは天気だけではない。

    辺りを包み込む空気、それもどんどん冷たくなっていく気がして。


    そして、そんな中、江ノ島さんだけが口元に笑みを浮かべているのを、ボクは見逃さなかった。


    『あー、あー、マイクチェック、マイクチェック。聞こえますかー?』


    拍子抜けするほど脳天気な声。

    そしてそんな声が、この状況ではとてつもない悪意を孕んでいるように聞こえる。


    ウサミ「そ、そんな……なんでちゅかこれ……!!」ガクガク


    どこかでこっそり見ていたのだろうか。そこにはいつの間にかウサミも居て。

    そして信じられないようにガタガタと震えていた。

    絶望に、怯えていた。

    263 = 173 :

    やっとコロシアイ始まるか

    264 = 166 :

    桑田「お、おい何だよこれ! どうなってんだ!?」

    山田「むむ、これはまさか天候操作魔術…………ヤツの仕業ですか!!!」

    不二咲「え、山田君何か知ってるの!?」

    「ほっとけ、関わるな」

    石丸「し、しかし、これは非常事態ではないか!? 気を引き締めたまえ!!」

    朝日奈「そうだよそうだよ! こんな天気の変わり方、どう考えてもおかしいって!」

    大神「うむ……何か不吉な気配も感じるな……」

    腐川「ななななな何よ、あたしが何したっていうのよ!!」

    葉隠「別にオメーのせいじゃないべ。これは……天からの裁きだ!!!」ドンッ

    セレス「この状況でブレないというのは、もはや呆れを通り越して感心すらしますわ」ハァ

    舞園「な、苗木君……」ギュッ

    苗木「…………」


    ウサミの様子を見れば分かる。この展開は彼女にとっても予想外だという事だ。

    それに、あんな魔法みたいな事ができるのに、一向にこの状況に対処できないという事は。

    この相手も、同等かそれ以上の力を持っている。

    265 = 166 :

     
    ヤシの木にかかったモニターに映る黒い影。

    その脳天気な声が響き渡る。


    『うぷぷぷぷ、つまらない、絶望的につまらないんだよ!! もうオマエラも飽き飽きしてたでしょ!?』

    『だからね、ここからは真打登場って事で、ボクの好きにやらせてもらいます! 異論反論は一切認めませんっ!』

    『というわけで、オマエラ! すぐに中央の島、ジャバウォック公園までお集まりください!! まぁ行けよ、行けば分かるよ』


    プツッ


    戦刃「……盾子ちゃん」

    江ノ島「とりあえず行ってみるしかないんじゃないー? いつまでもこんな天気っていうのもアレだしさー」

    霧切「…………」

    苗木「霧切さん?」

    霧切「ウサミ、あなたは今の相手について何か知っているのかしら?」

    ウサミ「知らないでちゅ……そもそもこんなのありえないんでちゅ!」

    266 = 166 :

     
    ウサミの言葉を聞いた霧切さんはいつもと同じ冷静な表情を崩さずに。

    今得られる情報を全て処理した上で口を開く。


    霧切「とにかく、行ってみましょう。何か良くない事が起きているのは確かよ。それも学園が予期していない、ね」


    誰も反論する人は居なかった。

    ジャバウォック公園で待っているモノ。それは決して良いモノではないのだろう。

    それでも、逃げることはできない。目を逸らす事はできない。

    絶望というものは、本人の意思に関係なく、時に理不尽に襲い掛かってくる。


    苗木「大丈夫だよ!!!」


    でも、ボクは何も心配していない。

    だから、ボクは笑顔で言ってみせる。


    苗木「みんななら、きっとどんな絶望にも立ち向かえる!! 何も怖がる必要なんてないんだ!!」キラキラ

    268 = 166 :

    ねみー

    270 = 218 :

    頑張れ

    275 = 171 :

    276 = 208 :

    278 = 193 :

    279 = 193 :

    280 :

    282 :

    ワクワクさん「 このところこのコーナーで、番組放送開始20周年にちなみ私の様々の思い出を書いてきました。そこで今回は、思い出すのも悲しい辛かった思い出話です。

     以前にもこのコーナーで書いたと思いますが、番組は、木曜日と金曜日にリハーサルを行い、土曜日に本番の収録を行います。リハーサル室では、私とゴロリくんがリハーサルを行っているその横で、造形スタッフの皆さんが、
    本番で使用する工作物を作っています。私は、番組の中では、いかにも自分が、一人で考えて、一人で造ったようにやってますが、実は、な~んも考えてはいませんし、テレビで映っている部分を除いてな~んも作っていません。
    そうなんです。工作のアイデアは、ヒダオサム先生のアイデアですし、造形スタッフの皆さんが様々の工作群を力をあわせて作ってくれています。そうやって、作ってくれたものを私は、自分が作ったようにお見せしているというわけです。

     さて、リハーサルが終ると、作った作品群、セット用の作品等を翌日使用するスタジオに運んでおいておきます。そして、事件は起きました。

     土曜日、スタジオに行くと、どことなくざわついた、おかしな雰囲気が漂っているのがわかりました。「いったいなんかあったんですか?」「あっ、わくわくさん、実は・・・捨てられて・・・」「え?何が、何が捨てられたの?」
    「昨日、作ったものが・・・」「え?どういうこと?」つまり、昨日、スタジオに置いておいた作品全てが、掃除の人に捨てられていたのです。二日間かけて造形スタッフの皆さんが作った作品全部が、
    本番の当日の朝の掃除の時に全部捨てられてしまっていたのです。掃除の人たちにすれば、私たちが作ったものは、ただのゴミにしか見てもらえなかったということなのでしょうか。
    確かに、番組を見ていてくださる皆さんにはお解かりですが、作品の多くは、あき箱やトイレットペーパーの芯など普通はゴミとして捨てられてしまうものを基本材料として、様々な工作をし、素敵な作品に仕上げているのです。
    ですから、そういったものが置いてあれば、見る人によっては、単なるゴミなんですね。もの凄く悲しかった、辛かった。みんなで一生懸命、ゴミとして捨てられてしまうものたちに命を与える素晴らしい仕事をしたと思っていたのに、
    その人達には、やっぱりゴミでしかなかったのか。そう考えては、元も子もないとわかっていてもどうしてもそう考えてしまいました。何で、どうして、わかってくれなかったのだろうか。スタジオに置いてあるのだから、
    ただのゴミじゃないってわかってくれなかったのか。もうちょっとよく見てくれたなら、誰か一人ぐらい気が付いてくれたのではないか。言い出したらきりが無いのもわかっていながら、どうしても言いたくなってしまいます。

     「今から、ゴミ捨て場を探してみよう。」「今から、急いで作り直そう。」そういった声もでましたが、慌てて作ってもいいものは出来ないから、という理由でその日の収録は、中止になりました。
    その決断がディレクターさんから伝わった時のヒダオサム先生の涙が忘れることが出来ません。私も本当に泣きたかった、辛かったです。これ以来、作品のスタジオでの保管には細心の注意を払っています。」

    288 :

    こういうスレでさくらちゃんの出番が少ないのはおまえらの欲望のせい

    289 = 207 :

    それは違うよ!

    290 = 280 :

    さくらちゃんは超高校級の天使なんだ
    僕らが望まないはずがないよ!

    291 :

    さくらちゃんはむしろ恵まれてるような

    この時間軸ならジェノサイダーは苗木>十神だよな、好感度
    呼び方がアレだし

    292 :

    294 = 193 :

    295 = 280 :

    296 :

    298 :

    299 :

    これもうみんな普通の希望が峰学園のクラスメイトなの?

    300 :

    石丸と大和田のホモ展開はよ


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