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    元スレ怜「ワ○ミをクビになってから、その後」

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    1 :

    「ワ○ミに就職することになったでー」のつづき


    簡単なあらすじ

    超優良企業、ワ○ミに就職することが決まった怜。
    やさしい先輩達の懇切丁寧な教えにもかかわらず、仕事を上手くこなすことができない。さらに、ワ○ミの看板に泥を塗るような事故を起こしてしまい、ワ○ミをクビになってしまう。
    ニートになった怜は竜華のヒモになり、悠々自適に幸せな生活をおくっていたのだったが……

    2 = 1 :

    竜華'Sアパート

    「やっぱ竜華の体、ぬくぬくやわー」ぎゅっ

    竜華「ちょっとそう言ってどこ触ってん?」

    竜華「ひゃっ!」

    竜華「そこダメやって」

    「うりーうりー」こちょこちょ

    竜華「だからやめーって」

    竜華「うひゃっ! ちょっと!」

    竜華「あはは、ホンマにくすぐったいってクロちゃん」

    「え?」

    竜華「あ……」

    「…………」

    竜華「…………」

    3 :

    あっちもこっちもトラブルブルブル
    ぐるぐるヤー ぐるぐるニャー

    4 :

    あれか

    5 :

    前スレ貼ってくれ

    6 = 1 :

    竜華「……あのな、怜、その……」

    「…………どういうことや?」

    「クロちゃんって誰やねん!?」

    竜華「っ!」びくっ

    竜華「怜、ちょっと落ち着いてえな」

    「私は落ち着いとるわ!」

    竜華「…………」

    「あっ」

    「クロちゃんってもしかして」

    「阿智賀のドラローさんのことか?」

    竜華「…………」

    「黙ってないで答えろや!」

    竜華「そっ、そうやで……この前たまたま会ってな……」

    竜華「でもな、でもな、怜が考えてるん関係とは違うんやで」

    7 :

    ああ前の見たことあるわ

    9 = 1 :

    >>5
    前スレです。

    http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1371481309/

    10 = 1 :

    「私が考えてるんとは違うってどう違うんや?」

    「竜華は私の心が読めるんか?」

    竜華「……読めんけど、なんとなくはわかるよ……」

    竜華「クロちゃんはただの友達や。それ以上でもそれ以下でもあらへん」

    「…………」

    竜華「…………」

    「そんなんみえみえの嘘、信じられるかっ!!!」

    竜華「ひっ!」びくっ

    「浮気してるんやろっ!」ばんっ

    竜華「わっ! 物にあたるのやめてーや……」

    竜華「リモコン壊れてしまうよ……」

    11 = 1 :

    「竜華は私のこと捨てる気なんやな!」

    竜華「だからちゃうって……」

    「うわああああ」がらがらどっしゃーん

    「クロちゃんに乗り換えるつもりなんや!!!」ぱりーん

    「この裏切り者っ!」ガンっ!バリーン

    「最近帰るのが遅いと思ったら、なんやこういうことか」

    「最低や! 最低や! 竜華は人間のクズや!」ガシャーン!

    竜華「…………」

    「はあ……はあ……なんや! 黙ってないでなんかゆうたらどうなん!」

    竜華「…………」

    竜華「なあ……」

    竜華「……私が浮気してたら悪いん?」

    「は……?」

    12 :

    しょっぱなしゅらばっ!

    13 = 3 :

    ヒモの分際で!

    14 = 1 :

    「…………」

    「……なにゆうてるん?」

    竜華「…………」

    竜華「ああ、そうや。クロちゃんと浮気してたわ」

    竜華「けどそれが何か悪いん?」

    「はあああああああああああああ!!!!!?????」

    「なに開き直ってんねん!!??」ドンドン!

    「頭おかしいわ! 脳みそわいてるわ!」

    「キ○ガイ! このキ○ガイ!」

    竜華「じゃあ、そんなキ○ガイとは怜も付き合いきれんよな?」

    「ああ? なにゆうてんねん!」

    15 = 1 :

    竜華「そんなんゆうんやったらうちら別れようか、って言ってるんや」

    「はあ? なんでそうなるんや!」

    「意味わからん! 意味わからへん!」どたばた

    「別れへん! 絶対別れへん! 別れるんくらいやったら死ぬわ!」じたばた

    竜華「だからそれやめってゆうてるやろ! 学習能力ないん?」

    竜華「今度手首切ったらホントに見捨てるんよ」

    「なんやねん! なんやねんもおおおあああああああ」

    「浮気した竜華が悪いんやん竜華が悪いんやんああああああああああ」

    「なんでそんな意地悪するん? 意味わからへんわあああああ」

    「絶対別れへんからなあああああああああああ」

    「ああわあああああううああううううううああう」

    「うわああああああああああああああ」

    竜華「…………」

    竜華「…………」

    16 = 12 :

    さてどうなる

    17 = 1 :

    15分後

    「………うっ……うっ………」

    「…………ううっ……ひっくっ……」

    竜華「………………」

    「………うっ……ぅうっ………」

    18 = 1 :

    30分後

    「………うぅっ……うあっ………」

    竜華「怜、ごめんな、うちが悪かったわ」

    「………ぁぁっ……うっ………」

    19 = 12 :

    殺虫剤…インド…うっあたまが

    20 :

    久保コーチが上司だったあれか

    21 = 1 :

    一時間後

    「………うぅっ……うあっ………ひっくっ……」

    竜華「怜ー、もう泣かんといてー」

    竜華「怜に泣かれると辛いわー」

    「………ぁうっ……うっ………」

    竜華「二度と浮気なんてせえへんから、ほんまごめんなー」

    「……………ううぅぅうっ………ぁっ……」

    竜華「ごめんなー怜。バカなうちを許してなー」

    「………うぅっ……うあっ」

    22 :

    ふんふむ

    23 = 20 :

    竜華は間違いなくサゲマン

    24 = 1 :

    竜華「なあ」

    竜華「これだけはわかって欲しいんやけど、私が一番好きなのは怜やで」

    「…………ぅぅっ……竜華ぁ……」

    竜華「ん? なんやあ?」

    「…………ぅぅ……竜華は、私のこと……好き……なんよなぁ?」

    竜華「当たり前やん! うちは怜のこと、世界で一番好きやでー」

    「……………私のこと……愛してるん?」

    竜華「もちろん愛してるで!」

    「……せやったら……今回だけ……」

    「……特別に……ぅっ……許したるわ……」

    竜華「ほんまか! 怜はやさしいなあー」だきっ

    「…………」すりすり

    26 = 1 :

    竜華「ほんまに悪かったと思ってるわ。もう二度とこんなことせんからなあ」なでなで

    「……約束……やで」すりすり

    竜華「うん」ぎゅっ

    「……………」ふにふに

    27 :

    どんどん深みにハマっていきますわ

    28 = 1 :

    …………
    ……

    「……あのなー、竜華ぁ……お願いがあるんやけど……」ぎゅっ

    竜華「ん? なんやー?」ぎゅっぎゅっ

    「あんなー、私の携帯、随分前から止まってるやん?」

    竜華「うん」

    「あれなー、再契約できへんかなー?」

    竜華「あー、えっとー、ちょっと厳しいなあ」

    竜華「ごめんなあ、最近家計が厳しいんよ」

    「そうか……」

    竜華「ほんまごめんな」

    「別にええよ、私のわがままやから」

    29 = 12 :

    クロチャー…

    30 = 1 :

    竜華「でも急にどうしたん? 前は、電話とかメールが煩わしいから、携帯止まっても平気どころか、清々するゆうとったやん?」

    「あー、まあー…………なんとなくまた使いたくなってなあ……」

    竜華「そうかあ」

    「…………」

    竜華「…………」

    …………

    ……

    31 = 1 :

    …………
    ……

    竜華(ダメやなあ……)

    竜華(逆ギレして怜のこと泣かしてしもうた……)

    竜華(今回は案外あっさり許してもらうたけど……)

    竜華(はあ…………)

    竜華(私……サイテーやな……)

    竜華(…………)

    竜華(クロちゃんとの関係もはっきりさせんといかん)

    32 = 1 :

    竜華(…………)

    竜華(そいや、クロちゃんって、うちが怜と付き合ってること知っとったよな?)

    竜華(つーことは、クロちゃんはそのこと知ってて関係を続けてるってことになるなあ)

    竜華(うーん、クロちゃん、そんなことできるように見えへんけど……)

    竜華(あれ? 記憶違いやろか?)

    竜華(いやいや、確かに言っとったはずや)

    竜華(まあなんにせよ、関係を清算さなあかんのは確かや)

    竜華(今度会ったら、別れを切り出さななっ)

    33 = 1 :

    …………
    ……

    カラオケ店

    「でも、そんなんじゃダーメ! そんなんじゃほーら」

    「――――」

    竜華「クロちゃん歌うまいなー」

    「えへへー、でも竜華さんも声綺麗で素敵ですよー」

    竜華「ありがとなー」

    「えっへへ、なんか歌ってたらムラムラしてきたのです」ぐへへ

    「おっ、こんなところにいいおもちが!」ふにふに

    竜華「あふっ! ちょっとクロちゃんどうしたんっ!」

    竜華「はうぅっ! こんなんとこでイチャイチャしたら、おバカな店員さんに盗撮されてツ○ッターでアップされまうよ!」

    34 = 7 :

    照井君!

    36 = 1 :

    「ほらほら、竜華さんの歌う番ですよ、はいっ、ちゃんとマイク持ってください」

    竜華「ぅぅぅ……」

    竜華(曲始まってしもうた)

    竜華(こんなんで歌えるやろか)

    竜華「大親友、パスタのツレ~、美味しい彼女つくったお前~」

    「ほらほらー、歌詞間違ってますよー」ぱふぱふ

    竜華「きゃっ、クロちゃん、そんなんしたら歌えへんよ」

    竜華「ちょっ! あんっ! だめやってそこ! ほんとにやめっ、くふっ!」

    「ふむふむ、これは素晴らしいおもちです」もみもみ

    竜華「だから……ほんとにだめぇ……やって……あああっ……」

    …………

    ……

    37 = 1 :

    竜華(うちのあほぉ……)

    竜華(今日こそは別れ話を切り出そう思ったのに……また思いっきり流されてしもうた)

    竜華(しかし今日のクロちゃん、やけに積極的やったな……びっくりしたわ)

    竜華(…………)

    竜華(なんにせよ)

    竜華(二股なんてあかん)

    竜華(次こそははっきり言わんとなー)

    …………

    38 = 20 :

    これはダメなパターンや

    39 = 1 :

    「竜華さんって肌綺麗ですよね」

    竜華「なにゆうてんねん、あ、こらっ、くすぐったい」

    「それにすべすべですー」すりすり

    竜華「あはは、だからくすぐったいって」

    「竜華さん……」

    竜華「クロちゃん……」

    …………
    ……

    竜華(あかん、またやってもうた……)

    竜華(次会った時には必ず……)

    40 = 1 :

    …………

    竜華「クロちゃん、今日は大事な話があるねん」

    「そうですかー」

    「でもその前にどっか食べに行きません?」

    竜華「……まあ、食べながらでも話はできるしなー」

    …………

    「竜華さん、竜華さん」

    竜華「あっ……クロちゃん、そんなっ、激しいって……」

    「竜華さん、竜華さんあああああん!」

    竜華「クロちゃん、クロちゃああああああん!」

    ……


    竜華(あかん……またやってしまうた……)

    竜華(ほんま二股なんてやめなあかんのに……)

    竜華(でも次こそは、絶対に!)

    41 :

    こりゃダメだ

    42 = 1 :

    …………
    ……

    「おもち、おもちっ」

    竜華「クロちゃん、クロちゃん」

    「おもち、おもちいいいいいい!」

    竜華「クロちゃん、クロちゃあああああん!」

    …………

    ……

    竜華(…………)

    竜華(…………)

    竜華(……自分のダメさ加減に、ちょっと死にとうなってきたわ)

    43 = 1 :

    竜華(私ってこんなに流されやすかったやろか?)

    竜華(はあ……ほんまダメダメやわー)

    竜華(そして一番あかんのが、別にこのままでええんちゃう?って思えてきたことや)

    竜華(少しずつ罪悪感が薄れてきとる……)

    竜華(あかん、冗談抜きであかんわ……)

    竜華(今のうち、怜だけやなく、クロちゃんにも不誠実やわ……)

    竜華(…………)

    竜華(にしても最近のクロちゃんはえらい押し強いわー)

    44 = 1 :

    竜華(そもそもうちとクロちゃんの関係ってなんやろ?)

    竜華(恋人ではないなあ。恋人は怜やし……)

    竜華(それなのに別れ話ってなんか変な気もするなあ)

    竜華(この不健全な関係を清算せないけんことは確かやけど)

    竜華(そいやクロちゃんのほうはうちとの関係、どう考えてるんやろか)

    竜華(不義理なことが、許せる性格には思えんのやけど、今のとこ気にしてるように見えんし)

    45 = 1 :

    竜華(よく考えると、クロちゃんのことなんも知らんなあ)

    竜華(クロちゃんの高校時代をよく知ってるわけやないけど、見た目も性格も雰囲気もインターハイで会った時と変わらんように見える)

    竜華(でもそれは上辺の印象や)

    竜華(説明は難しいんやけど、なんか変わった気ぃするわ)

    竜華(うーん……)

    竜華(年相応に、少し大人っぽくなったやろか?)

    竜華(いや、それはないなあ、むしろ子供っぽいし)

    竜華(多少ドライになったんやろか?)

    竜華(うーん、ドライとはちゃうなあ……むしろ、その逆やし……)

    竜華(…………)

    竜華(どこがどう変わったのかは、上手く説明できへんけど)

    竜華(少なくともあの頃のクロちゃんは、不健全な関係を許容できるような子やなかったはずや……)

    …………
    ……

    46 = 1 :

    竜華「怜、セーラから電話や」

    「…………」

    竜華「怜に話したいことがあるんやって」

    「えっと……いまな、ちょっと体調が……」

    竜華「本人に、直接言いたいことがあるんやって。でてあげてや」

    「…………うん」

    竜華「ほい」

    「……もしもし」

    セーラ『おっ、怜かあー』

    セーラ『久しいなあ』

    「……うん」

    セーラ『ちょっとな、どうしても怜に報告したいことがあってな』

    48 = 7 :

    あっ・・・(察し)

    49 = 1 :

    セーラ『オレ、プロになったで』

    「プロ?!」

    「ほんまか、それ?!」

    セーラ『ほんまやほんま』

    セーラ『うちらん世代は怪物が多過ぎてな、予想以上に苦労したわ』

    セーラ『まあ今更って感じはするけどな』

    「いやいや、普通にめっちゃすごいやん!」

    セーラ『あはは、ありがとー』

    セーラ『しっかし怜がそんなん驚いた声だすの、久々に聞いたわ』

    セーラ『それだけで電話したかいがあったなあ』

    「……誰だって驚くわ……」

    セーラ『あはは』

    50 = 1 :

    セーラ『体調悪いらしいのに、話聞いてもらって悪いなあ』

    セーラ『けど、どうしても、怜には直接伝えたくてな』

    「うん……」

    セーラ『話っつーのはそれだけや、自慢話聞いてくれてありがとな』

    セーラ『じゃあ、ちょっと竜華に代わってや』

    「うん……」

    セーラ『またなっ、怜』

    「うん……」

    …………
    ……


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