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    元スレ勇者「感情が無い」

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    301 = 1 :

    行商「あ~」ボリボリ

    行商「本来は不味いんだが、こればっかりは仕方が無いか」

    行商「商談成立だ。その線でいこうか」

    行商「この小瓶の蓋を開け、上に向かって撒くように振りながら目的地をイメージしてくれ」

    勇者「それだけでここから出られるのか?」

    行商「ああ。但し状況によって中の砂の量の減りが違う」

    行商「もしかしたらこの一回で尽きちまうかもしれないな」

    勇者「そうか」キュポッ

    勇者「……」ブァ

    302 = 176 :

    しえん

    303 = 1 :

    ……
    勇者「……」

    行商「ここは……そうか、ここがあの城なのか。随分様変わりしちまったな」

    側近「!?」

    側近「貴様、無事なのか……貴方は!」

    行商「よお、久しぶりだな」

    行商「にしてもわざわざここにしてくれたのか。すまんね」

    勇者「自分の足で帰ることはできるし、無理な条件ものんでくれたからな」

    304 = 211 :

    側近この後1人で長生きするんだろうか

    305 = 176 :

    しえん

    306 = 1 :

    勇者「この辺りから細くなるが道が工房まで続いている」

    行商「あいよ。暇があったら近いうちに寄らせてもらうさ」

    勇者「ああ、できる限りの持て成しはしよう」

    行商「そこまで気を使わんでいいさ。達者でな」

    勇者「そちらこそ。それとこの砂、ありがとう」カラカラン

    側近「……おい」

    勇者「ああ、お前も助かったよ。あの回復薬が無かったら万に一つ勝てなかった」

    側近「……私からも、その、ありがとう」

    側近「彼を止めてくれた事、仇を討ってくれた事……もう敵わんと諦めていたのに」

    勇者「できる事をした。それだけだ。お前も達者でな」

    307 = 176 :

    しえん

    309 = 293 :

    もうみんなで暮らせばええやないの

    310 = 1 :

    人々の与り知らぬところで災厄は払われた。
    しかしそれを知る者は世界に一握りといない。

    そして、魔王を討ったとされる者達はその後、様々な活躍をしたという。
    時に人を助け、時に悪事を裁き、末永く英雄として語り継がれた。

    一方、実の魔王を討った者のその後を詳しく知る者は多くはいなかった。
    ただその名は、高名な鍛冶師がただ一人取った弟子とし、
    更には後に師をも越える鍛冶師として一部の者達の間に広く伝えられ、
    彼もまた語り継がれたそうだ。




    勇者「ただいま、戻りました」

    312 = 211 :

    ご、後日談はありますか

    313 = 311 :

    ひのきの棒使いの勇者と同じ作者?

    314 = 122 :

    >>1
    面白かったよ

    315 = 1 :

    ……
    そして彼が作った至高の剣は王家に保管された聖剣だと言う。
    遠い遠い世界よりもたらされた一振りの輝きが、
    この世界の平和の象徴となっている。

    婆や「めでたしめでたし」

    少年「えー! あの剣がー?!」

    「本当ー?」

    婆や「そうだよ……商人さんが持ってきてくれた物なんだよ」

    少年「よーし、見に行こうぜ!」

    「えー、あたしつまんない」

    少年「じゃあ俺一人で行ってくるー!」タタタ

    「ちょっと待ってよぉ!」パタタ

    317 :

    じゃあ少女ちゃんはおじさんと遊ぼうね^^

    318 = 211 :

    D姉は結局王妃になったのだろうか

    319 = 1 :

    行商「よお、薬持って来てやったぜ」

    婆や「何時もありがとうね……はい、御代の薬よ」

    行商「世界ってのは面白いもんだよ。この世界では極々稀の発症であり不治の病が」

    行商「他の世界じゃあ風邪のように扱われる。そしてこの薬も、他の世界じゃ似たようなもんだ」

    婆や「不思議なものね……いっそその植物を持ち込む事はできないのかしら?」

    行商「生態系に支障をきたす事は禁じられててね」

    行商「もうしばらくすればもうちょい多めに持ち込めるからな。それで勘弁しちゃあもらえないか」

    婆や「勘弁も何も、わたしには今のままでも至れり尽くせりよ」

    320 :

    最近のVIPってキモいの沸いてるな+行けよなんでお前らのオナニー見なきゃいけねぇんだ

    322 :

    見てないけどss速報でやればいいと思うよ

    323 :

    >>320
    じゃあ見なきゃいいじゃん

    324 = 34 :

    最近のビーカー喋るのか

    325 :

    >>320
    そういう通ぶったお前のオナニー見せつけられんのが一番不快だわ

    支援

    326 = 1 :

    婆や「そういえば……このお話の勇者の鍛冶師さんは?」

    行商「一度でも訪れた世界は、それ以前の時間には行けないんだ……俺にはもう会う事はできんね」

    婆や「そう……」

    行商「話が気になるなら、その世界に行った事が無い仲間に頼んでおくが?」

    婆や「お願いするわ。あの子達もこのお話が好きになっちゃったみたいだから」

    行商「そうかい。じゃあ話を作るのが好きな奴にでも頼んでおくよ。その内また寄らせてもらう」スック


    行商「赤い柄の短剣……形見になっちまった以上、取引に使えなくなっちまったな」

    行商「さあて、次はどんな世界に行き着くかねぇ……」


          勇者「感情が無い」  完

    328 = 231 :

    おつ

    329 = 320 :

    >>323
    今はお前らのキモいオナニーみせるなと言う議論してるんだろわざわざ議論しますって言わなきゃだめか?荒れるしもうこの話は終わりな俺のせいでもあるが

    330 = 211 :

    行商勇者が死ぬまであの世界に居たんかな…
    面白かった!

    332 = 176 :

    おもしろかった

    335 = 29 :


    面白かった

    336 :


    よかったぜ

    339 :


    赤い柄の短剣ってのがまたにくい演出だった

    340 = 76 :

    おつ

    342 :


    wktkできた

    345 = 1 :

    >>313
    なんでひのき限定なんだよ……

    D姉→王妃
    側近→一人ひっそり城で暮らし続ける
    行商→ある時行ったら既に死んでた 短剣は存命中に、封印内での礼として渡される

    346 = 323 :

    勇者が幸せになれて良かった乙

    347 :



    最後うんこ臭い奴が湧いてたがそれさえなければ評価してやれた

    348 :



    >>347
    モナリザの隣にDQNがいたら、そのモナリザはゴミか?

    349 = 323 :

    >>345
    ひのき以外の作品良かったら教えて欲しいな

    350 = 114 :


    おもしろかった!


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