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元スレP「アイドルと結婚したい」小鳥「え……?」
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その後、適当な嘘をついて伊織が俺をたぶらかした
ということにし、粛清対象となった。
春香「じゃあね伊織ちゃん」
伊織「いやあああああああああああ!!」
P(最後まで勇敢だったな伊織。立派だったぞ)
社長「……おいおい。うちの事務所はどうなっているんだね!!
こんなんじゃ明日からの仕事にも影響するじゃないか!!」
春香「あなたもですよ、社長?」
社長「え?」
春香「あなたもPを襲おうとしました。同罪です」
社長「ぬっ……ぬわああああああああああ!!」
ドラクエ5のパパスみたいな断末魔を上げて吹き飛んだ。
今日はよく人の吹き飛ぶ日だな。
P「春香……夕飯の前におまえと愛し合いたい」
ということにし、粛清対象となった。
春香「じゃあね伊織ちゃん」
伊織「いやあああああああああああ!!」
P(最後まで勇敢だったな伊織。立派だったぞ)
社長「……おいおい。うちの事務所はどうなっているんだね!!
こんなんじゃ明日からの仕事にも影響するじゃないか!!」
春香「あなたもですよ、社長?」
社長「え?」
春香「あなたもPを襲おうとしました。同罪です」
社長「ぬっ……ぬわああああああああああ!!」
ドラクエ5のパパスみたいな断末魔を上げて吹き飛んだ。
今日はよく人の吹き飛ぶ日だな。
P「春香……夕飯の前におまえと愛し合いたい」
春香「こんな時間にですか?」
P「いいだろ? 俺と春香の愛を確かめたいんだ」
春香「んっ……」
そっと春香の胸に手を伸ばし、軽く愛撫した。
春香「もうっ……Pさんったら……」
ああ、なんてすばらしい時なんだ。
抱き合ってる。密着してる。鼓動すら感じるこの距離。
何もかも忘れられるこの瞬間こそ『生きてると実感できる時だ』
ベッドに押し倒し、熱烈にキスした。
絡み合う舌、熱い吐息。
春香「Pさん……少しくるしい……」
P「春香っ……春香っ……」
春香「なんて情熱的なキス……まるで……
サバンナを駆けるシマウマのようです……」
P「いいだろ? 俺と春香の愛を確かめたいんだ」
春香「んっ……」
そっと春香の胸に手を伸ばし、軽く愛撫した。
春香「もうっ……Pさんったら……」
ああ、なんてすばらしい時なんだ。
抱き合ってる。密着してる。鼓動すら感じるこの距離。
何もかも忘れられるこの瞬間こそ『生きてると実感できる時だ』
ベッドに押し倒し、熱烈にキスした。
絡み合う舌、熱い吐息。
春香「Pさん……少しくるしい……」
P「春香っ……春香っ……」
春香「なんて情熱的なキス……まるで……
サバンナを駆けるシマウマのようです……」
春香「んんん……!!」
胸をぎゅっとと触って顔を埋めた。
春香、少しだけ汗かいてる。それに顔も真っ赤でドキドキしてるみたいだ。
俺も同じ気持ちだよ。
春香を抱いたのは好きだからさ。
好き。この気持ちだけで突っ走れるのは愚か者のすることだろうか。
春香「……焦らさないで早くして」
P「ああ、分かってるさ」
あとはイクときまでいったさ。細かいことは描かなくても大体分かるだろ?
隣で寝てる社長と伊織のことなんて気にならないほど、燃え上がったよ。
胸をぎゅっとと触って顔を埋めた。
春香、少しだけ汗かいてる。それに顔も真っ赤でドキドキしてるみたいだ。
俺も同じ気持ちだよ。
春香を抱いたのは好きだからさ。
好き。この気持ちだけで突っ走れるのは愚か者のすることだろうか。
春香「……焦らさないで早くして」
P「ああ、分かってるさ」
あとはイクときまでいったさ。細かいことは描かなくても大体分かるだろ?
隣で寝てる社長と伊織のことなんて気にならないほど、燃え上がったよ。
楽しいときは風船みたいに一瞬で弾けちまう。
思い出すよ。ソビエト時代にKGBの訪問を受けた時の緊張感を。
千早「あなた。美希がまたおかしなことを言ってて困ります」
美希「千早さんこそいい加減にするの。ハニーと結婚するのは
美希だって何回も説明してるのに」
P「」
翌朝の事務所は軽く修羅場ってた。
春風が吹くようにさわやかな修羅場だ。
やよい「プロデューサー。あの二人をなんとかしてくださいよー」
P「いやね、これはちょっと大人の問題だから、な?」
やよい「私にはまだ早すぎるってことですか? お兄ちゃん」
小鳥(お兄ちゃん!?)
伊織(あのバカ……やよいにまで手を伸ばしてたの?)
新たなる浮気相手の出現に、事務所に緊張感が走る。
思い出すよ。ソビエト時代にKGBの訪問を受けた時の緊張感を。
千早「あなた。美希がまたおかしなことを言ってて困ります」
美希「千早さんこそいい加減にするの。ハニーと結婚するのは
美希だって何回も説明してるのに」
P「」
翌朝の事務所は軽く修羅場ってた。
春風が吹くようにさわやかな修羅場だ。
やよい「プロデューサー。あの二人をなんとかしてくださいよー」
P「いやね、これはちょっと大人の問題だから、な?」
やよい「私にはまだ早すぎるってことですか? お兄ちゃん」
小鳥(お兄ちゃん!?)
伊織(あのバカ……やよいにまで手を伸ばしてたの?)
新たなる浮気相手の出現に、事務所に緊張感が走る。
P「あわわわ」
社長「きみぃ。高槻君の年齢を考えたまえよ!!
未成年に手を出して許されると思ってるのか!?」
ドゴオオオン
社長の拳が机に降ろされる。
なにかっこつけてキレてんだよ。ウホ系のくせに
やよい「Pは恋に年齢は関係ないって言ってました」
社長「なんだと!? なんて淫らな関係だ!!
Pがこんな男だったとは信じられんよ!!
罰として私と結婚し……」
春香「はい。ちょっと黙りましょうね」
ブオオオオオン!!
社長「ぬわああああああああああ!?」
ジャイアントスイングされた社長。ゴールは窓の外の世界だった。
社長「きみぃ。高槻君の年齢を考えたまえよ!!
未成年に手を出して許されると思ってるのか!?」
ドゴオオオン
社長の拳が机に降ろされる。
なにかっこつけてキレてんだよ。ウホ系のくせに
やよい「Pは恋に年齢は関係ないって言ってました」
社長「なんだと!? なんて淫らな関係だ!!
Pがこんな男だったとは信じられんよ!!
罰として私と結婚し……」
春香「はい。ちょっと黙りましょうね」
ブオオオオオン!!
社長「ぬわああああああああああ!?」
ジャイアントスイングされた社長。ゴールは窓の外の世界だった。
春香「やよい。冗談は寝てから言ってほしいよ」
やよい「えー、どうして春香さんにそんなこと言われないといけないんですか?」
小鳥(なあ……? まさかの対立?
あの二人って特に無害そうな性格だったのに)
P(最近の子供はキレやすいですからね……はは)
伊織(笑ってる場合? あんたが原因でしょうが!!)
P(わーってるよ。ちょっと仲裁してくるから待ってろ)
やよい「プロデューサー。ちょっと早いけど、これ受け取ってください」
P「」
ヴァレンタイン用に用意された『本命チョコ』でした。
疑問はいくつもある。
なぜこのタイミングで、修羅場ってる状態で、直接渡す?
社長「待ちたまえよ君たちぃ!! アイドルとPの恋愛は断固禁止するぞ!!」
やよい「うっうー……ホモ野郎は黙ってろです」
社長「なっ……? ぐあああああああ!!」
やよい「えー、どうして春香さんにそんなこと言われないといけないんですか?」
小鳥(なあ……? まさかの対立?
あの二人って特に無害そうな性格だったのに)
P(最近の子供はキレやすいですからね……はは)
伊織(笑ってる場合? あんたが原因でしょうが!!)
P(わーってるよ。ちょっと仲裁してくるから待ってろ)
やよい「プロデューサー。ちょっと早いけど、これ受け取ってください」
P「」
ヴァレンタイン用に用意された『本命チョコ』でした。
疑問はいくつもある。
なぜこのタイミングで、修羅場ってる状態で、直接渡す?
社長「待ちたまえよ君たちぃ!! アイドルとPの恋愛は断固禁止するぞ!!」
やよい「うっうー……ホモ野郎は黙ってろです」
社長「なっ……? ぐあああああああ!!」
P「ありがとな、やよい。たとえ義理でもうれしいよ」
やよい「? 本命に決まってるじゃないですか。
Pは将来お婿さんになってくれるんですよね?」
P「」
足りない頭をよく振り絞って考えてみた。
そうだ。あれは先月だったか。かすみちゃんを見にやよいの家に
遊びに行ったんだが、夕飯を一緒にした後にやよいといい関係になっちまった。
だってあの家って両親の帰りが遅いんだもん。
誰だってこうなるよな?
美希「ふざけるな、なの」
千早「まったく、Pったら好きでもない女にすぐ優しくするんですから」
美希「またその言い方。まるで自分がハニーの本命みたいな言い方するの」
千早「だって事実でしょ?」
伊織(まじでどうすんのよこの修羅場)
P「さて。そろそろ営業にでも行くか」
やよい「? 本命に決まってるじゃないですか。
Pは将来お婿さんになってくれるんですよね?」
P「」
足りない頭をよく振り絞って考えてみた。
そうだ。あれは先月だったか。かすみちゃんを見にやよいの家に
遊びに行ったんだが、夕飯を一緒にした後にやよいといい関係になっちまった。
だってあの家って両親の帰りが遅いんだもん。
誰だってこうなるよな?
美希「ふざけるな、なの」
千早「まったく、Pったら好きでもない女にすぐ優しくするんですから」
美希「またその言い方。まるで自分がハニーの本命みたいな言い方するの」
千早「だって事実でしょ?」
伊織(まじでどうすんのよこの修羅場)
P「さて。そろそろ営業にでも行くか」
社長「逃げられると思ってのかね君!!
自分でまいた種だ!! 最後までしっかり面倒みたまえ!!」
P「ぐぬぬ……。変態のくせに偉そうに」
千早「この婚姻届に必要事項を記入してください」
P(そんなことしたら雪歩がまた自殺未遂しちゃう……!!)
美希「千早さんの妄言は気にしなくていいの。ハニーは
美希のことだけ見てくれるって言ってたもんね?」
P(え? 俺そんなこと言ってたのかよ。みんなに甘い言葉
かけてるから覚えてねえし)
貴音「あなた達。喧嘩はその辺にして早く仕事場へ向かいなさい」
美希「むー、だって千早さんが」
律子「貴音の言う通りよ。仕事失ったらPとも会えなくなるんだからね」
やよい「うっうー」
千早「仕方ないですね」
春香(遊ばれてるのに気付かないなんて、千早ちゃん達バカみたい)
P(もはや事態を収拾できない俺、バカみたい)
社長(バカどもが。Pのケツは私だけのものだ)
自分でまいた種だ!! 最後までしっかり面倒みたまえ!!」
P「ぐぬぬ……。変態のくせに偉そうに」
千早「この婚姻届に必要事項を記入してください」
P(そんなことしたら雪歩がまた自殺未遂しちゃう……!!)
美希「千早さんの妄言は気にしなくていいの。ハニーは
美希のことだけ見てくれるって言ってたもんね?」
P(え? 俺そんなこと言ってたのかよ。みんなに甘い言葉
かけてるから覚えてねえし)
貴音「あなた達。喧嘩はその辺にして早く仕事場へ向かいなさい」
美希「むー、だって千早さんが」
律子「貴音の言う通りよ。仕事失ったらPとも会えなくなるんだからね」
やよい「うっうー」
千早「仕方ないですね」
春香(遊ばれてるのに気付かないなんて、千早ちゃん達バカみたい)
P(もはや事態を収拾できない俺、バカみたい)
社長(バカどもが。Pのケツは私だけのものだ)
そんなギスギスした毎日を送る日々。
地道な努力と裏金をよく織り交ぜ、
今やほとんどのアイドルがBランクを超えた。
世間的には一流のPだったけど、恋愛関係はグダグダだった。
はっきり言って今の関係が公になったら首になってるだろう。
律子「まったく……あなたは飽きやすい人なんだら、
みんなと付き合って上手くいくわけないでしょ?」
P「ああ、自分でもバカだったと思ってる。迷惑かけてすまないな」
美希や千早を売り出すと金になるので、テレビ局にも
積極的に売り出すことにした。
固定客がけっこういるので、当分売り上げに困ることは亡くなった。
P「なんていうか、すまんかった」
律子「早く美希達を説得してくださいよね」
貴音「……」
P「……ん? どうした貴音?」
地道な努力と裏金をよく織り交ぜ、
今やほとんどのアイドルがBランクを超えた。
世間的には一流のPだったけど、恋愛関係はグダグダだった。
はっきり言って今の関係が公になったら首になってるだろう。
律子「まったく……あなたは飽きやすい人なんだら、
みんなと付き合って上手くいくわけないでしょ?」
P「ああ、自分でもバカだったと思ってる。迷惑かけてすまないな」
美希や千早を売り出すと金になるので、テレビ局にも
積極的に売り出すことにした。
固定客がけっこういるので、当分売り上げに困ることは亡くなった。
P「なんていうか、すまんかった」
律子「早く美希達を説得してくださいよね」
貴音「……」
P「……ん? どうした貴音?」
>>71 うん(たぶん)
ーーー
貴音「あなた様は本当に好きな女性がいるのではないのですか?
初めからアイドルの中に本命なんていないのでは?」
P「ほう。なぜそう思うんだ?」
貴音「雪歩と付き合うきっかけが、憧れてたアイドルに似ていたからだと」
P(これは……)
するどい質問だと言わざるを得なかった。
Pが初めてアイドルに憧れたのは小学生高学年の頃だった。
あの頃はよかった。夜テレビをつければ、当たり前のように
アイドルの歌番組があった。
華やかなステージに立って歌う女性アイドル。
憧れだった。
ーーーー
親父「ちょっとPC貸してくれ」 俺「分かった」 (すまん。すぐ戻る)
ーーー
貴音「あなた様は本当に好きな女性がいるのではないのですか?
初めからアイドルの中に本命なんていないのでは?」
P「ほう。なぜそう思うんだ?」
貴音「雪歩と付き合うきっかけが、憧れてたアイドルに似ていたからだと」
P(これは……)
するどい質問だと言わざるを得なかった。
Pが初めてアイドルに憧れたのは小学生高学年の頃だった。
あの頃はよかった。夜テレビをつければ、当たり前のように
アイドルの歌番組があった。
華やかなステージに立って歌う女性アイドル。
憧れだった。
ーーーー
親父「ちょっとPC貸してくれ」 俺「分かった」 (すまん。すぐ戻る)
>>72
期待してる支援
期待してる支援
ファンにとってアイドルとは「偶像」である。
神聖にして犯すべからず。そういう存在だ。
いつか生のコンサートに行ってみたいと思っていた。
Pが中学に上がるころ、あこがれの人は結婚して引退してしまった。
(そうか。アイドルだって人間だもんな。普通に恋愛して結婚もするよな)
当たり前のことを理解するのにずいぶん時間がかかった。
失意の底から立ち上がったPは、また新たなアイドルを発見し、
ついにファンクラブにまで入ってしまった。
律子「親衛隊、会員番号000」
貴音「なんと、本当にアイドルの追っかけをしていたとは」
P「あの子は素晴らしい才能の持ち主だった。
前年に引退した、あのアイドルの後釜と期待されてたんだ」
貴音「その方は今?」
P「天国から俺たちを見守っているよ」
神聖にして犯すべからず。そういう存在だ。
いつか生のコンサートに行ってみたいと思っていた。
Pが中学に上がるころ、あこがれの人は結婚して引退してしまった。
(そうか。アイドルだって人間だもんな。普通に恋愛して結婚もするよな)
当たり前のことを理解するのにずいぶん時間がかかった。
失意の底から立ち上がったPは、また新たなアイドルを発見し、
ついにファンクラブにまで入ってしまった。
律子「親衛隊、会員番号000」
貴音「なんと、本当にアイドルの追っかけをしていたとは」
P「あの子は素晴らしい才能の持ち主だった。
前年に引退した、あのアイドルの後釜と期待されてたんだ」
貴音「その方は今?」
P「天国から俺たちを見守っているよ」
律子「その人って、○○ユキコさんですか?」
P「よく知ってるな。彼女の自殺の原因は業界じゃタブー視されてる。
二度と会えない存在。それでも俺は……今でもあの人のファンなんだ」
貴音「その方の歌う姿を見てるときは、
ソビエト時代の苦痛を忘れられたのですか」
P「ああ、癒しだったよ。俺は愚かなことに、あの人の代わりを
自分のアイドルに求めようとしてしまった。……大馬鹿だよ」
貴音「雪歩と少し名前が似てるのですね。面影を感じたのですか?」
P「まあな……。繊細な性格はそっくりだと思うが」
伊織「だったら、なんで雪歩と結ばれなかったのよ!!
あの子は自殺未遂までしたのよ?」
P「だって……ぐすん……真美が……真美が悪いんだ……」
貴音「なぜそこで真美の名前が出てくるのですか」
律子「まさか真美が誘惑したからとか言う気じゃないでしょうね?」
――そうだけど? 顔でそう答えたら、ぶん殴られた。
P「よく知ってるな。彼女の自殺の原因は業界じゃタブー視されてる。
二度と会えない存在。それでも俺は……今でもあの人のファンなんだ」
貴音「その方の歌う姿を見てるときは、
ソビエト時代の苦痛を忘れられたのですか」
P「ああ、癒しだったよ。俺は愚かなことに、あの人の代わりを
自分のアイドルに求めようとしてしまった。……大馬鹿だよ」
貴音「雪歩と少し名前が似てるのですね。面影を感じたのですか?」
P「まあな……。繊細な性格はそっくりだと思うが」
伊織「だったら、なんで雪歩と結ばれなかったのよ!!
あの子は自殺未遂までしたのよ?」
P「だって……ぐすん……真美が……真美が悪いんだ……」
貴音「なぜそこで真美の名前が出てくるのですか」
律子「まさか真美が誘惑したからとか言う気じゃないでしょうね?」
――そうだけど? 顔でそう答えたら、ぶん殴られた。
P「待て待て!! いきなり殴られたびっくりするだろうが!!」
律子「あんたが悪いんでしょ。真美がいくつだと思ってるの」
P「し、しかし……一緒に仕事してると自然とそういう関係に
なるんだって!! それに最近妙に色気づいてるじゃないか!!」
貴音「確かに真美も男性を意識する年頃ですね」
伊織「その辺が亜美とはちょっと違うわよね」
P(もちろん亜美にも手を出してるけどな)
小鳥(Pさん……底なしのクズですね)
律子「浮気ばっかり繰り返してんじゃないわよ。
どうしてこんな男が愛想突かされないのか不思議だわ」
P「ぐぬぬぬぅ……その通りなので言い返せん」
伊織「雪歩は一途なのよ。Pと結ばれたいと思ってんのよ。
あんたって無駄に競争率高いじゃない」
貴音「雪歩の元を離れたら美希や千早とくっつきそうです」
P「も、問題は、俺の気持ちがよく分からないということだ」
律子「誰とも結婚するつもりがないってことですか?」
P「そんなところだ。あやふやな気持ちで結婚したって失敗するだろう?」
律子「あんたが悪いんでしょ。真美がいくつだと思ってるの」
P「し、しかし……一緒に仕事してると自然とそういう関係に
なるんだって!! それに最近妙に色気づいてるじゃないか!!」
貴音「確かに真美も男性を意識する年頃ですね」
伊織「その辺が亜美とはちょっと違うわよね」
P(もちろん亜美にも手を出してるけどな)
小鳥(Pさん……底なしのクズですね)
律子「浮気ばっかり繰り返してんじゃないわよ。
どうしてこんな男が愛想突かされないのか不思議だわ」
P「ぐぬぬぬぅ……その通りなので言い返せん」
伊織「雪歩は一途なのよ。Pと結ばれたいと思ってんのよ。
あんたって無駄に競争率高いじゃない」
貴音「雪歩の元を離れたら美希や千早とくっつきそうです」
P「も、問題は、俺の気持ちがよく分からないということだ」
律子「誰とも結婚するつもりがないってことですか?」
P「そんなところだ。あやふやな気持ちで結婚したって失敗するだろう?」
貴音「社長にまで手を出してるのには驚きました」
P「いや、なんつーか、ちょっとした女性不振になっちまってな。
あの頃は俺も若かった」
律子「まあおかげで首にならずに済んでるんですけどね。
これだけアイドルを傷物にしてるんですから、
普通なら即解雇でしょう」
P「いざとなったら社長の欠の穴を掘ってでも首を繋いでやるさ」
伊織「なにかっこつけて言ってんのよ」
貴音「頼りになるんだかならないのかよく分からないPですね」
真美「兄ちゃん。今日はバレンタインですよ?」
P「お、おう」
真美「なにあせってるの? はい。本命のチョコ。受け取ってくれるよね?」
P(なにこの展開? もうやよいとかすみちゃんから貰ってるから
これ以上もらえないんだけど。立場的に)
真美「兄ちゃん?」
P「真美……。すまんがもう終わりにしよう」
真美「……?」
P「いや、なんつーか、ちょっとした女性不振になっちまってな。
あの頃は俺も若かった」
律子「まあおかげで首にならずに済んでるんですけどね。
これだけアイドルを傷物にしてるんですから、
普通なら即解雇でしょう」
P「いざとなったら社長の欠の穴を掘ってでも首を繋いでやるさ」
伊織「なにかっこつけて言ってんのよ」
貴音「頼りになるんだかならないのかよく分からないPですね」
真美「兄ちゃん。今日はバレンタインですよ?」
P「お、おう」
真美「なにあせってるの? はい。本命のチョコ。受け取ってくれるよね?」
P(なにこの展開? もうやよいとかすみちゃんから貰ってるから
これ以上もらえないんだけど。立場的に)
真美「兄ちゃん?」
P「真美……。すまんがもう終わりにしよう」
真美「……?」
何でりっちゃんと貴音はこんな冷静でいられるんだ?
自分たちも傷物にされてるというのに…
自分たちも傷物にされてるというのに…
伊織・小鳥(えええええ!! まさかの急展開!?)
P「突然こんなこと言ってすまないと思ってる。
でも聞いてくれ。真美と普通の関係に戻りたいんだ」
真美「どーゆーこと?」
P「俺は……真美のこと守ってやれそうにないんだ……」
真美「なにそれ……別れたいってこと?」
俺は静かに首を縦に振った。
真美は絶句し、俺が冗談じゃないことを知ると震え始めた。
P「ていうのは冗談だ」
真美「へ?」
P「実は俺の本命は伊織だったんだ。
悪いけど別れてくれないか?」
真美「いおりんと……? うそでしょ。いつの間に兄ちゃんと?」
P「実はずっと前から影で付き合ってたんだ。隠しててごめん」
伊織(ちょ!? なんでいっつもあたしが悪者に!!)
P「突然こんなこと言ってすまないと思ってる。
でも聞いてくれ。真美と普通の関係に戻りたいんだ」
真美「どーゆーこと?」
P「俺は……真美のこと守ってやれそうにないんだ……」
真美「なにそれ……別れたいってこと?」
俺は静かに首を縦に振った。
真美は絶句し、俺が冗談じゃないことを知ると震え始めた。
P「ていうのは冗談だ」
真美「へ?」
P「実は俺の本命は伊織だったんだ。
悪いけど別れてくれないか?」
真美「いおりんと……? うそでしょ。いつの間に兄ちゃんと?」
P「実はずっと前から影で付き合ってたんだ。隠しててごめん」
伊織(ちょ!? なんでいっつもあたしが悪者に!!)
真美「ひどいよいおりん……。真美のこと、応援したいって言ってたのに」
社長「まったく酷いアイドルだね。仲間を裏切るとか信じられないよ」
P「本当にごめん。真美のこともてあそぶような真似しちゃって。
伊織にやれって言われたから仕方なくな……」
伊織「いやいや、あんた達ちょっと待ちなさいよ!!」
小鳥「騙されちゃ駄目よ真美ちゃん。Pさんは全員と浮気してるんだから」
真美「え……? どゆこと?」
社長「我々が確認してるだけでも、テレビ局やレコード会社の人
も含まれてるらしい。中には所帯持ちの男性も入ってるとか?」
P「まあケツ堀り要因っすね」
伊織「アッーーー!!」
社長「高槻君の妹さんにも目がなかったらしい。
自分の妹の様に可愛がってるそうだ」
P「俺って子供の面倒見が良いんですよね」
貴音(それはロリコンの言い訳なのでは……?)
真美「兄ちゃんは最低だよ。うわきもの」ウルウル
P「……」ボッキ
社長「まったく酷いアイドルだね。仲間を裏切るとか信じられないよ」
P「本当にごめん。真美のこともてあそぶような真似しちゃって。
伊織にやれって言われたから仕方なくな……」
伊織「いやいや、あんた達ちょっと待ちなさいよ!!」
小鳥「騙されちゃ駄目よ真美ちゃん。Pさんは全員と浮気してるんだから」
真美「え……? どゆこと?」
社長「我々が確認してるだけでも、テレビ局やレコード会社の人
も含まれてるらしい。中には所帯持ちの男性も入ってるとか?」
P「まあケツ堀り要因っすね」
伊織「アッーーー!!」
社長「高槻君の妹さんにも目がなかったらしい。
自分の妹の様に可愛がってるそうだ」
P「俺って子供の面倒見が良いんですよね」
貴音(それはロリコンの言い訳なのでは……?)
真美「兄ちゃんは最低だよ。うわきもの」ウルウル
P「……」ボッキ
真美「真美のこと遊びだったんだね」ウルウル
P(まあな。今頃気づいたのか?)
といったら泣かれちゃうので、大人らしくやんわりと言い訳した。
P「真美と付き合った頃には十人くらいと交際してたかな。
そのうち半同棲状態だったのが二人。相手のマンションに
よく遊びに行ったよ。もちろん朝までな」
真美「あ、朝までって。それって……」
社長「ちなみに彼はわしの家にも遊びに来たことがある」
P「そうっすね。社長の奥さんと仲良くお茶してました」
社長「な、なにぃ!!」
P「あっ、勘違いしないでくださいね?
興味があるのは社長の娘さんですから」
社長「き、君は危険だ!! それ以上ふざけたことをぬかしたら
警察に通報するぞ!!」
P「いいですよ? そしたら獄中で阿部さん祭りですね」
貴音「アッーーー!!」
小鳥(あとで雪歩ちゃんにこのこと知らせちゃお)
P(まあな。今頃気づいたのか?)
といったら泣かれちゃうので、大人らしくやんわりと言い訳した。
P「真美と付き合った頃には十人くらいと交際してたかな。
そのうち半同棲状態だったのが二人。相手のマンションに
よく遊びに行ったよ。もちろん朝までな」
真美「あ、朝までって。それって……」
社長「ちなみに彼はわしの家にも遊びに来たことがある」
P「そうっすね。社長の奥さんと仲良くお茶してました」
社長「な、なにぃ!!」
P「あっ、勘違いしないでくださいね?
興味があるのは社長の娘さんですから」
社長「き、君は危険だ!! それ以上ふざけたことをぬかしたら
警察に通報するぞ!!」
P「いいですよ? そしたら獄中で阿部さん祭りですね」
貴音「アッーーー!!」
小鳥(あとで雪歩ちゃんにこのこと知らせちゃお)
今日も仕事帰りに病院に通うP。
最近は奇跡的に終業が早いのだ。
ロビーには見慣れた少女がいた。
春香「Pさんも来てたんですか?」
P「おまえこそ。雪歩のこと、心配してくれてるんだな」
春香「だって仲間じゃないですか」
P「そうだな。仲間だからこそ、今日でけりをつけよう」
春香「けり……ですか?」
P「ああ。俺の身の振りようについてな。
雪歩にはっきり伝えてやる」
ガラッ
雪歩「ひっ!!」
P「驚かせてすまないな。俺だ。今日は春香もいるぞ?」
春香「寝てるとこ起こしちゃってごめんね、雪歩?」
雪歩「こ、来ないで!!」
最近は奇跡的に終業が早いのだ。
ロビーには見慣れた少女がいた。
春香「Pさんも来てたんですか?」
P「おまえこそ。雪歩のこと、心配してくれてるんだな」
春香「だって仲間じゃないですか」
P「そうだな。仲間だからこそ、今日でけりをつけよう」
春香「けり……ですか?」
P「ああ。俺の身の振りようについてな。
雪歩にはっきり伝えてやる」
ガラッ
雪歩「ひっ!!」
P「驚かせてすまないな。俺だ。今日は春香もいるぞ?」
春香「寝てるとこ起こしちゃってごめんね、雪歩?」
雪歩「こ、来ないで!!」
急に身構える雪歩。猛獣におびえるペットのようだ。
一体何があったのか。
春香「なにその態度? もしかして警戒してる?」
雪歩「春香ちゃんは……私からPを奪おうとしたじゃない。
早くPから離れて」
春香「まーたそんなこと言ってるんだぁ。バッカじゃないの」
ズゴオオオオオオオン
パンツァーファウストが、わが軍のT34(戦車のこと)の側面を貫いたような音。
春香のケリがイスを吹き飛ばしたのだった。
面会者用のイスなのに……。
春香「雪歩。Pさんのこと諦めなさいよ」
雪歩「い、嫌ですぅ。私とPは結婚を誓い合った仲なんですぅ」
春香「ふーん」
この不良少女は……誰だ?
一体何があったのか。
春香「なにその態度? もしかして警戒してる?」
雪歩「春香ちゃんは……私からPを奪おうとしたじゃない。
早くPから離れて」
春香「まーたそんなこと言ってるんだぁ。バッカじゃないの」
ズゴオオオオオオオン
パンツァーファウストが、わが軍のT34(戦車のこと)の側面を貫いたような音。
春香のケリがイスを吹き飛ばしたのだった。
面会者用のイスなのに……。
春香「雪歩。Pさんのこと諦めなさいよ」
雪歩「い、嫌ですぅ。私とPは結婚を誓い合った仲なんですぅ」
春香「ふーん」
この不良少女は……誰だ?
P「まて春香、落ち着け!! 相手は病人だぞ?」
春香「分かってますよ。だから本人には手を出してないじゃないですか」
雪歩「暴力には屈しませんよ?
誰がなんと言おうとPと結婚します」
P(あっ……そんな真剣な顔されると……)ボッキ
春香「雪歩ってなんにも知らないおバカさんなんだ?
Pは雪歩以外にもたくさん愛人がいるんだよ?」
雪歩「あい……じん……?」
ICレコーダーを取り出す春香。
今日の事務所での会話が正確に記録されていた。
『あっ、勘違いしないでくださいね?
興味があるのは社長の娘さんですから」』
雪歩「こ……これは合成ですよ!!」
春香「本物だよ。小鳥さんや律子さんだって聞いてるんだからね」
P(……ばれちゃったか)ボッキ
春香「分かってますよ。だから本人には手を出してないじゃないですか」
雪歩「暴力には屈しませんよ?
誰がなんと言おうとPと結婚します」
P(あっ……そんな真剣な顔されると……)ボッキ
春香「雪歩ってなんにも知らないおバカさんなんだ?
Pは雪歩以外にもたくさん愛人がいるんだよ?」
雪歩「あい……じん……?」
ICレコーダーを取り出す春香。
今日の事務所での会話が正確に記録されていた。
『あっ、勘違いしないでくださいね?
興味があるのは社長の娘さんですから」』
雪歩「こ……これは合成ですよ!!」
春香「本物だよ。小鳥さんや律子さんだって聞いてるんだからね」
P(……ばれちゃったか)ボッキ
春香「私ね、Pさんと同棲してるから」
雪歩「……!!」
まさに一触即発。修羅と化した病室である。
雪歩「嘘ですよね?」
俺に聞いてるの?
春香「本当だよ」
雪歩「春香ちゃんには聞いてないです!!」
春香「……」ムカ
P「俺は……俺は……俺の本命は……!!」
>>102 が本命だ!! (試験的にアンカ。ストーリーとは関係ないから安心して)
雪歩「……!!」
まさに一触即発。修羅と化した病室である。
雪歩「嘘ですよね?」
俺に聞いてるの?
春香「本当だよ」
雪歩「春香ちゃんには聞いてないです!!」
春香「……」ムカ
P「俺は……俺は……俺の本命は……!!」
>>102 が本命だ!! (試験的にアンカ。ストーリーとは関係ないから安心して)
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